わたくしとて、こういう経験がないわけではありませぬ

もっとも、全ては目の前の殿方に刻みつけられたのですが

…クナイを模した道具が、私の至る所に触れ始めます

唇を噛みしめて…声が漏れぬように

この心と体は、貴方に愛される事を覚えている

それを堪えろと仰るのですか？

期待

わたくしは…忍びを志すといえども所詮は人の子

このままでは確実に堕落させられるでしょう

主の期待に応えるために、主を断ち切る

果たして…できるのでしょうか？

思考が定まらないまま…両胸の赤みを強く弾かれる感触が襲う

咄嗟に殿方を…睨みつけます

当然ながら、わたくしの弱点は掌握されております

首筋に唇を落とし

耳たぶを舐められ

後ろの穴を絵筆で弄ばれる

一つ一つに過去の情事がちらついて…呼吸が乱れます

ですが、この程度で達するわけにはまいりません…！

そんなわたくしをあざ笑うように…

殿方はわたくしの花びらに手を伸ばし…

皮に覆われた部分を引きずり出して…

何度も、何度も…

どんな叫びをあげようとも

…擦り続けるのです

意識を保つために、あえて達した回数を数えておりました

六回目が終わった所で、わたくしの体液を指に絡みつけて…

口へと運んできたのです

噛みちぎる力など…ありません

味もわからぬまま、殿方を貪っておりました

しかし、まだ前哨戦に過ぎないことは…理解しております

花びらの中へ指が潜り込み…

焦らすように肉を掻き分け

声が思わず漏れた、悦楽の巣を探り当てて

わたくしを遥か彼方へと誘います

既に辱めを耐える名目など斬り捨てられ

わたくしを…あやめを…孕ませて下さいませ…っ！

殿方へ、主へ、愛する人へ

わたくしが忍び以前に女でありたいと…
全てを露わにする

そうすると…プロデューサー殿は

布を巻いてわたくしの視界を遮りました

闇の中で、あの方に蹂躙される…

わずかの恐怖と

それを取り込んで、より激しく燃え上がる興奮で

わたくしは…触れられていない状態にも関わらず

…達して、淫らな雫を撒き散らしてしまいました

わたくしの中に入ってくる何か…

あやめはこれを知っております

思い焦がれる…あの方の象徴

…あやめを捕らえて離さぬ、絶対なる力

貫かれる度…闇の中に煌めきが見えます

温もりが、安らぎが、痛みが、わたくしを支配する

それはあまりにも深く、強烈で

堅く閉じた、子を成す場所を開かれるようなイメージすら浮かぶ

…わたくしは、きっとこうされるために生まれてきたのでしょう

そしていつしか…あの方の子を身ごもり、産み落とす…

暗闇のせいで加速する妄想

わたくしの砦は、注がれる精を…自ら受け入れていく

…未来を作るために

２０回辺りで、数えるのは諦めました

…自分が起きてるのか、途中で眠ってしまったのかもわからない

…拘束は解かれていました

今度はわたくしが、闇に愛される喜びを…

教えて差し上げましょうか？

忍ドルならぬ、妊ドルになるまでに…

眠りに落ちる前に、受け売りのような冗談を言うのが限界でした

まだまだ…未熟です

おしまい
新しい秘孔の究明だ

他スレの気分転換にやってみましたが
やっぱり難しいですな

乙ですな

まあそこそこスムーズに書けたとは思います
ﾄﾄｷｨとあやめは即席でやれたけど
他にパッと書けそうな子はいるだろうか…

よかった

が

＞忍ドルならぬ、妊ドルになるまでに…

これはズルいｗｗｗｗｗｗ