勇者「つくつくほーし!つくつくほーし!」僧侶「アブラゼミ?」魔法使い「...」 (3)

勇者「僧侶不正解ー!残念!」

僧侶「がーん。まあいいです、次は当てますからね」

勇者「いいねぇ、その自信。じゃあこれはどうかな?」

勇者「...めぇぇぇぇ」

僧侶「え...」

僧侶「『めぇぇぇぇ』ですか?...えっと...」

勇者「当てないと加点しないよ?」

僧侶「それは嫌です、勇者様ポイント欲しいです。ちょっと待ってください、今考えてますから」

魔法使い「...あの、少しよろしいですか?」

僧侶「犬、じゃないだろうし猫でもない...」ブツブツ

勇者「ん、どうかした?」

僧侶「もしかして大型動物?...あ、魔物の鳴き声と言う可能性も」ブツブツ

魔法使い「もしかして、勇者様ですか?」

勇者「うん、そうだよ。勇者様です」

僧侶「あ!正解は馬です」

勇者「残念」

魔法使い「いつになったら旅に出るんですか?」







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勇者「いつ、と言われても。他の勇者が頑張ってくれてるんだし、俺はもういいかなって」

僧侶「また...不正解」

魔法使い「それでは困ります、あなたは国王様より直々に『勇者』として任命されたんですよ」

勇者「まあ、はい。というか君は誰?」

魔法使い「『王立魔法研究所技術顧問』兼『王国騎士団魔法隊作戦指揮』兼『国王直属魔法使い』を務める天才魔法使い」

勇者「!す、すごい人だ」

僧侶「本当の天才です...」

魔法使い「を、母に持つ魔法使いと申します。今日は母に依頼されてあなたに会いに来ました」

勇者「ずこー」

僧侶「や、ややこしい間を作らないでください!」

期待

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