小関麗奈「アタシに乱暴する気でしょ!エロ同人みたいに!!」キッ (26)


前回
南条光「改造手術なんかに絶対負けない!」キリッ

※レイナサマのPがアポロガイストという特殊設定。
ご容赦を。



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前回から引き続き期待


……
-事務所内部

ドダダダダダダダ……
コラー! マツノダー!
バタバタ
ベーダ! ダレガマツモンデ……キャッ!!
ドンガラガッシャーン



アPロガイスト「捕まえたのだ!」ガシッ

麗奈「きゃぁっ!?」

アPロ(……派手に転んだようだったが、怪我はない。良かったのだ)

麗奈「こ、このっ離しなさいよ!」グイグイ

アPロガイスト「それはできない相談なのだ」

麗奈「アタシが何したってのよ!」ジタバタ

アPロ「ラブリーチカとナンジョルノの小道具を」



アPロ「サバにすりかえたのだ」

麗奈「その通りよ!」フンスッ

アPロ「威張るな」


麗奈「サバに気がついたときの二人の顔見た!? 傑作だったわ!」

アPロ「しかももう時間がないからと、二人ともサバを持ってステージに上がったのだ」

麗奈「でも光は『サバじゃねぇっ!』ってサバ投げて大盛り上がりだったわよ」

アPロ「しかもラブリーチカの衣装にはタコまで仕込んであったのだ」

麗奈「絡みつかれて涙目になったアイツの顔もサイッコーだったわね!」

アPロ「観客は大盛り上がりだったのだ」

麗奈「なんとも生臭いライブだったわね」

アPロ「その後レイナサマが登場し、自らがイタズラの犯人であることを明かし、ナンジョルノと対決デュエット。次にラブリーチカが争いを止める形でソロ。最後は三人で歌って」

麗奈「『これで勝ったと思わないことね! この次こそ、このレイナサマがアンタたちをケチョンケチョンにしてやるんだから! 覚えてなさいよ!! アーッハッハッハッハッハッ』ゲホッゲホッ」

アPロ「どうにかライブは終了」

麗奈「大盛り上がりだったじゃない」

アPロ「自分のしたことが分かっているなら話は早いのだ」



アPロ「これからレイナサマに、お仕置きをするのだ」

麗奈「……な、なんですって」

アPロ「結果オーライとはいえ、今回はやりすぎだったのだ。少しは反省してもらわなくてはいけないのだ」

麗奈「下僕のくせにっ……!」


アPロ「レイナサマを咎めるのも、下僕である吾輩の役目なのだ」

麗奈「成功だったんだからいーじゃない!」

アPロ「それでも衣装さんや舞監さん等、スタッフの方々には大迷惑だったのだ」

麗奈「そ、それはっ……」

アPロ「せめて吾輩には一言通しておいて欲しいのだ」

麗奈「…………アタシは、謝らないわよ」

アPロ「……その強情さ、すぐ後悔することになるのだ」

麗奈「だ、だいたいっ……お仕置きって、な、なにする気よ」

アPロ「それは」

麗奈「ぁ、あた、アタシにっ乱暴する気でしょっ!? ぇ……エロ、同人みたいにっ」///

アPロ「そんなことはしないのだ」

麗奈「ウソよっ! こないだもアンタの机からLOが出てきて騒ぎになったじゃない!」

アPロ「レイナサマが仕込んだおかげでな」

麗奈「あの時のアンタのうろたえっぷりと周りの白い目……サイコ-だったわね!」

アPロ「やはり反省の色が見られないのでお仕置きは必須なのだ」

麗奈「いーやぁー!」ジタバタ

アPロ「さぁ、吾輩の膝上にうつ伏せで寝るのだ」ポンポン

麗奈「ほ、ほんとに何する気よっ……」

アPロ「…………」

麗奈「……わ、分かったわよ…………寝れば、いいんでしょ……アンタの膝上に……」


ポスッ

麗奈「……で、何する気よ」

アPロ「叩くのだ」

麗奈「たたく……? まさか……」

アPロ「そう、」


アPロ「お尻ペンペンなのだ」

麗奈「」



麗奈「いぃやぁああ! 放してぇえ!」ジッタバッタ

アPロ「今更遅いのだ。さぁ尻を出すのだ」

麗奈「え……?」

アPロ「観念して下着を下げるのだ」

麗奈「……ちょ、ちょちょっと、……直接叩く気なの?」

アPロ「お尻ペンペンと言えば生尻なのだ」

麗奈「…………だとしても、勝手に下げれば、ぃ、いいじゃない」

アPロ「これはレイナサマへの罰なのだ。レイナサマ自身に罪を認めさせ、自らを辱めなければ意味がないのだ」

麗奈「……よく、分かんないけど……」

アPロ「……」

麗奈「さ、下げればいいんでしょ……下げれば…………チッ」

ズリ……ズリ……ペロン



麗奈「こ、これで、いいでしょ」///

アPロ(スカートまで自分からめくるのか……)

アPロ「では……始めるのだ」

麗奈「……っ」ゴクッ



スゥッ

アPロ「一発目……!」ヒュッ

麗奈「っ!」ギュッ


「ちょっと待ったぁああああーーー!!」ドアバァーン!


アPロ「何奴!?」

「アタシか? アタシは……」

光「通りすがりのアイドルさ。覚えておけっ!」

麗奈「南条光っ……と、そのプロデューサー!!」

P「止めるの早かったんじゃないか?」

アPロ「おのれまたしても……大迷惑な存在なのだ!」

光「影あるところ光あり。このアタシがいる限り、346に悪事の栄えた例(ためし)はない!」

P「なぁちょっとタイミング早かったんじゃないか俺達」


アPロ「なにを言うかと思えば……これは、レイナサマのイタズラに対するお仕置き。正当な行為なのだ。邪魔立てされるいわれなど」

光「いいや! どんな理由があろうと暴力はダメだ! いけないことをしたなら、ちゃんと話して、どうしてダメなのかを理解してもらうんだ!」

アPロ「しかし言って分からぬのならば」

光「必ず分かってもらえるハズだ! 諦めず、伝え方を工夫したり、他の人からもたしなめてもらったり……とにかく暴力で言うことを聞かせても! それは暴力が怖いから従っているだけだ! どうしてそれがダメなのか分からなければ、反省も改善もされない!」

アPロ「ふん、言うではないか」

光「Pの受け売りだけどな!」

P「というかそもそもお前、ただ自分がスパンキングしたいだけじゃないのか?」

麗奈「!!」

アPロ「…………フ、フフフ」

光「!?」

アPロ「だとしたら、なんだ?」

麗奈「ア、アンタね……」

アPロ「ならば尚更、お前達に止める権利はない」

光「なにっ!?」

アPロ「これは、合意の上の行為……言わば一つの、プレイなのだ」

麗奈「ちょ、ちょっと」

光「なんだとっ……本当なのかレイナ!」

麗奈「えっ? いや、その、アタシは」

光「アタシは、レイナの言葉を信じる。ちゃんと、レイナの口から聞きたい。ほんとのことを。……答えてくれ! レイナ!!」

麗奈「ぁた……アタシ、は」

アPロ「……」

P「……」


麗奈「ぃ、いやに、決まってんでしょ! こんなの! 嫌よ!!」

光「そうか……それが聞ければ、充分だ!!」ダッ

P「とぉっ!」ダダッ

ガシッ

アPロ「ぬぐっおのれ何をっ」グググッ

P「光!」ググゥッ

光「ほらレイナ、Pがあいつを押さえてる内にっ」

麗奈「ぇ、えぇ、そうね」

タッタッタッタ……

アPロ「えぇい! どこまでも迷惑な!」バシッ

P「アイドルを守る……それが俺の役目」ババッ

アPロ「でやぁああ!」

P「はぁああ!!」

バキィン! ドガァッ! ズガゴォオオン……

……


……


タッタッタ……

光「ふぅ、ここまで来れば大丈夫だな」

麗奈「はぁ、はぁ……アンタ、なんで」

光「ん?」

麗奈「なんで……アタシを助けたのよ」

光「なんでって、そりゃ」

麗奈「だってアイツが怒ってたのは、あのライブのことで、アンタはその被害者なのよ! なのになんでそのアンタがっ」

光「アタシは、ヒーローだからな」

麗奈「なによそれ……」

光「正義の味方なんだ。当然だろ?」

麗奈「アタシはワルよ? 正義どころか、アンタは悪の味方を」

光「それは……あっ! ごめんレイナ! これからレッスンだったんだ! また後で!」

麗奈「えっちょ」

光「キャストオフ!」バサッ!

麗奈「きゃっ! なに脱いで、あ、中にトレーニングウェアを」

光「クロックアップ!!」ダダッ

ドダダダダダ……

麗奈「ちょっ、この服どうすん……行っちゃったし」

麗奈「…………チッ……しょうがないから、預かっといてやるわよ……ったく」


……
-ロッカールーム

麗奈「はぁ……なんか疲れた」

麗奈「なんなのよアイツ、正義正義って……嵐のようにやってきて、勝手に助けて……」

麗奈「そもそも可愛いレイナサマのお尻を叩こうだなんてのが……」


「確かに、アナタはカワイイですね」

麗奈「!? 誰!! どこにいるの!?」

「けど346じゃあ二番目です」

麗奈「っ! じゃあ……一番は誰だっての?」

チッチッチ……

「そう……」


幸子「ボクです」ドヤァッ

麗奈「アンタはっ……! …………なんでロッカーにハマってんのよ」


幸子「こんな狭いところにピッタリ収まってしまうボクもカワイイでしょう?」

麗奈「はぁ……」

幸子「いやまぁ、ぶっちゃけてしまえば、いきなり足元にヘビが出て咄嗟に逃げたらこうなってしまっただけなんですけどね」グッ……ググッ

麗奈「へ、ヘビっ!? どこっ!?」

幸子「いえもういません。なんでも他所の事務所から来ていた方のペットだそうで……」グッググゥッ

麗奈「な、なんだ……」ホッ

幸子「それよりちょっと引っ張ってもらえませんか? ボクのカワイイお尻がつっかえてしまったみたいで」ググッググッ

麗奈「……」ギュッギュッ

幸子「押さないで!! 詰めないでください!!」バタバタ

麗奈「……ねぇアンタ」

幸子「はい? なんでしょうか」

麗奈「正義ってなに?」

幸子「いきなりなんですか……けどそんなの決まってますよ」



幸子「ボクです」

麗奈「……」ギュッギュゥウ

幸子「だから詰めないで!! ロッカーを閉じようとしないで!!」


麗奈「なんでアンタが正義なのよ」

幸子「簡単なことですよ。ボク=カワイイ、カワイイ=正義。つまりボク=正義です」

麗奈「なによそれ」

幸子「カンペキな理論だと思いますけど」

麗奈「……そっか、でもカワイイ=正義なら、可愛いアタシを正義の味方が助けるのも当然……?」

幸子「? なんだかよく分かりませんけど、そろそろボクのことも助けていただけると」

麗奈「そうね、アンタはカワイイものね」

幸子「はい、ボクはカワイイですよ」フフーン

麗奈「けどアタシは正義の味方じゃあないの」

幸子「えっ……?」

麗奈「アタシはね……」


麗奈「……ワルよ」ニヤァッ



……
-休憩所

麗奈「さて、カワイイやつは上手いことロッカーに詰めて、お尻だけがロッカーから出てる感じにしたわ。まぁこの時間帯なら人の行き来はあるし、誰かが見つければすぐ助けてもらえるでしょ」

麗奈「南条のやつの服はアタシの使ってるロッカーに一緒に入れておいたけど……」

麗奈「また後で、って言ってたし、問題ない……わよね」


ガチャ


杏「ん? ……先客がいたか」

麗奈「あ、アンタは……」

杏「隣いーい?」

麗奈「いいけど、双葉さん……だっけ」

杏「杏でいーよ」


麗奈「じゃあ杏、アンタに訊きたいことがあるんだけど」

杏「……へぇ」

麗奈「?」

杏「どこで知ったのさ……。いや、まぁいいや、とにかく」


杏「杏が346イレギュラーズだと知っているなら、それでいい」

麗奈「え?」

杏「ちひろさんの倒し方から、プロデューサーの想い人まで、アメさえ払えば何でも答えるよ。あぁ、ただし、ウサミンの年齢だけは勘弁な」

麗奈「え、えっと」

杏「アメは先払いだよ」

麗奈「あ、……はい」

杏「ん……コーヒー味か。棒付きは棒が残って面倒だけど。まぁいいや。で、何が聞きたいのさ」

麗奈「……正義ってなに?」

杏「…………また難題だね。そりゃ」

麗奈「難しいの?」

杏「まぁ解釈次第でかなり多様な意味を持つ言葉だから……ちょっと検索を始めようか」スッ

麗奈「あ、いや、普遍的な意味とかじゃなくて、アンタの個人的な意見でいいんだけど」

杏「私の個人的な……うーん。なら、杏にとっての正義は、働かないこと、かな」

麗奈「働かないこと……?」


杏「怠けること。だらだらすること。それが杏にとっての正義だよ」

麗奈「なによそれ……変じゃない」

杏「そうかな」

麗奈「だって、怠惰って確か七大罪の一つでしょ? なのに怠けることが正義だなんて」

杏「うーん……ただ漫然と怠け続けるのは、罪なのかもしれないけどさ。私は怠けることに情熱を持ってるからね」

麗奈「??」

杏「だらだらと過ごすという目標をしっかり持って、アイドルをやってるんだよ。そう、楽をして楽に生きる方法が見つかると思うな、ってね」

麗奈「???」

杏「あー、まぁつまりさ、正義か悪かってのは、『何が目的か』じゃなくて、『手段』だと思うわけ」

麗奈「手段……」

杏「怠けたーい、と思っても、その為に他人を利用したり、弱者からお金を搾り取ったりしたら悪だけど……ちゃんと自分で怠けるために努力するならいいんだよ」

麗奈「分かる、ような……分からないような」

杏「アイドルとして輝きたい、みんなに夢や希望、笑顔を届けたい。この目標って立派じゃない? でもさ、そのために他の誰かを貶めようとしたり、人を傷つけるようなことをしてでものし上がろうとするのは、悪だってこと」

麗奈「それはそうね」

杏「その逆も然りでね。えっちなことしたいって欲望は下衆に思えても、ちきんと仲良くなって告白して互いの愛を育んだうえで行為に及ぶなら、誰も咎めない。でしょ?」

麗奈「まぁ……そう、ね」

杏「なんかピンときてないみたいだね。こういう漠然とした問いって、結局その人の感覚次第だからさ……こればっかりは、情報屋でも、100パーの答えは出せない。自分で掴むしかないと思うよ」

麗奈「……ありがと。アンタの話、少しは面白かったわ。レイナサマの役に立てたことを光栄に思いなさい!」

杏「お、おう」

麗奈「それじゃ、またどこかで会いましょ」スタッ

タッタッタ……

杏「……フッ、杏もまだまだ、甘ちゃんだね。アメ一個でこんなに相談に乗るなんて、とんだハーフボイルドだ……」プハー

杏「あー…………アメおいし」ペロペロ



……

アPロ「……ということで、次のライブにはショーの時間を増やして」

P「いや、できれば曲数やトークの時間を減らしたくないんだ。役者志望じゃなく、アイドルなんだからな」

アPロ「南条光はヒーローになるのが夢なのだろう?」

P「ヒーローになるってのは、ただ単にヒーロー役をやるってことじゃないのさ。あいつはアイドルなんだから、アイドルのやり方で夢や希望を届ける。それが光の思う、ヒーローだよ」

アPロ「ふむ、一利あるが、ならばどうする?」

P「曲の間奏部分や、セリフパート部分でショーを入れるのは?」

アPロ「なるほど、アイドルとしての見せ場に支障が出ない範囲で、か。しかもそれならば、曲自体にもライブ限定verという感が出て良いのだ」

P「じゃあそういう方向で詰めていくか、出演者は」

アPロ「できれば二人以外にまたゲストを呼びたいのだ」

P「なら……」

ドアバァーン!!

麗奈「……」

アPロ「レイナサマ!? どうしてまたここに」

P「……さて、俺は行く。レッスン終わりの光を迎えに行って、次のライブについて話し合わないとな」


麗奈「……あの」

アPロ「……」


麗奈「こ、今度から……ライブとかで、何か仕込みたいときは、……ちゃんと、アンタには言うから」

アPロ「!」

麗奈「な、南条とか! 共演者には内緒ね! あーいうの、驚いた顔とか、戸惑った顔とか……普通に見れない顔をファンに見せてあげれるのが、イタズラのいいとこなんだから……」

アPロ「……分かっているのだ」

麗奈「だから…………だからっ」



麗奈「アタシにっ…………お仕置き……しなさいよ!!」

アPロ「!?!?」


麗奈「ほ、ほら……」ズリズリ……ペロン

アPロ「な、なんなのだ……なんなのなのだ!?」

麗奈「……ちゃんと、反省したって証拠に……」

アPロ「……」ゴクッ

麗奈「……」

アPロ「分かったのだ。さぁ、ここに」

ポスッ

麗奈「……ん」

アPロ「では……いくのだ」

麗奈「っ……」ギュゥッ



ペシン


麗奈「…………?」

アPロ「これでお終いなのだ。早く下着を戻すのだ」

麗奈「え……全然痛くなかったんだけど」

アPロ「レイナサマは自分で、ちゃんと気付けた。これ以上は必要ないのだ」

麗奈「でも……」

アPロ「むしろ、自分から過ちを認め、罰を受けようとした勇気。それで充分なのだ」

麗奈「……なによ」

アPロ「?」

麗奈「このレイナサマがせっかく…………っ!」

ゲシッ!!

アPロ「おうふっ!?」

麗奈「ふんだ! アンタなんかっアンタなんかもう知らない!! 勝手にファンガイアとでも結婚してればいいのよ!!」


ドアバーン!!

アPロ「ぁ……金的は、反則……なの、だ」


バタッ……



……

光「ふぅーいい汗かいた! シャワーシャワーっと」

シャー……

光「んーっ気持ちいい! さて着替え……あれ? 着替え……」


麗奈「……はい。これでしょ」

光「あっレイナ! サンキュー! そっか、レイナに預けたんだった」

麗奈「……それで、話しの続きなんだけど」

光「ん? 何話してたっけ?」

麗奈「はぁ……なんでアタシを助けたかって。アンタは正義の味方だからって言ったけど、アタシは悪なのよ、って」

光「あぁなんだ、そんなことか」

麗奈「そんなこと、って」

光「レイナが正義か悪かは関係ない」



光「だって、レイナはアタシの友達だから」

麗奈「!!」

光「ヒーローが友達を見捨てるハズないだろ?」ニコッ

麗奈「~~っ」///

光「ん? どうしたんだレイナ? 顔赤いぞ」

麗奈「ぅ、うるさいうるさいっ! なんでもないわよ!!」

光「そっか? ならいいけど」

麗奈「ったく……これだからアンタは」

光「ん……?」ニュル……


ニュルニュルニュル

光「うわあああああ!? 服の中に何かいるうううう!?」ニュルニュル

麗奈「これだからアンタはからかい甲斐があんのよーッ!!ゥアーッハッハッハッハァッグッ……ゴホッガホッ」

光「あっ、なにこれっ! やだとって!!」ニュルニュル

麗奈「ヘビよ」

光「ひぃ! ヘビぃ!?」ニュルン

麗奈「ウソウソ。うなぎよ」

光「なんだうなぎかぁ……んあっ、いやうなぎでもダメだろ!」ニュルニュル

麗奈「アハハハハ! まぁ捕まえて蒲焼にでもしたらぁ? じゃーね、正義の味方さん」テフリフリ

光「ぅあぁっ、ま、待ってレイナっあっあっ」ニュルニュル

P「……」ジー

光「P! 助けっ……ナズェミデルンディス!?」ニュルルン

P「……」ジー

光「あーっんっやぁっP!! あっPってばぁっあ」ニュルニュルニュル

P「……一応、録画もしと」

ガシッ

ちひろ「……」

P「……」


光「このっ……セイヤー! おぉ、やった! 捕まえた!!」ビチビチ

ちひろ「こっちも捕まえたので安心して下さいね」

光「あ、うん」

ちひろ「ではプロデューサーさん?」

P「違う!! 今回は俺じゃない!!」

ちひろ「そうですか」

P「そうなんです!!」

ちひろ「続きは手術台の上で聞きますね」ズルズル

P「うわぁああああ!! 離してくれ! 離してくれよ! 俺は帰らなくちゃいけないんだっ俺の世界に! ……嫌だ……嫌だぁ! 何でこうなるんだよ……俺は…………」

P「光といちゃつきたかった……だけなのに……」

ズルズルズル……


光「……」



光「……人の欲望って怖いね」







END



読んで下さった方は、本当に有難うございます。
では、失礼致しました。


参考、アPロガイスト(前回の落書)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira073434.jpg


おつ

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