・肉体を伴った時間移動は今だ無理であり、精神のみが過去の己の肉体に憑依する形で時間移動する。
・憑依しても過去の人格は健在なため、脳内で意思の疏通ができる。
・過去の自分と、同じように時間転移をしたものにしか未来のことを伝えてはならない。
・あからさまな過去の改変はしてならないし、故意かどうかに関わらずしようとした瞬間に精神は未来へと強制送還される。
・精神が未来に還ると過去の人格の未来の記憶は封印され、精神が未来に戻ると思い出せるようになる。
未来八幡『というわけで俺は未来から来た』
八幡「うそん……」
未来八幡『お前が信じなくても別にいい』
未来八幡『どう思おうと俺はこうしてお前の中にいるわけだし』
八幡「……百歩譲ってお前が未来の俺だとして、何しに来たんだよ。未来を救うためとかじゃねえよな」
未来八幡『俺がそんな大それた使命託されるわけないだろ。たまたま倍率何千って過去旅行が当たったから』
未来八幡『俺たちの思い出深いこの時代に来たんだよ。夫婦で』
八幡「ほーん、時間旅行ってできるようになるんだ……な?いやちょっと待て、なんだって」
未来八幡『夫婦で旅行に来たわけだが?』
八幡「……まあ専業主夫を目指してるわけだから、結婚してるのはむしろ歓迎しよう」
八幡「だが、夫婦で思い出深い時代が、今……?」
未来八幡『まあな、だって俺の嫁は>>3だし』
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いろはすー
平塚先生
静ちゃん
八幡「は?嘘だろ?」
未来八幡『昔の俺ならそういう反応だろうな』
八幡「なんでそんなことに……」
未来八幡『色々あってな』
八幡「猫の名前か。具体的に教えろください」
未来八幡『どうせそのうち体験することだし、言ってもしょうがなくね』
八幡「お前が戻ったら忘れるっつー話じゃん」
未来八幡『ああ、そうだったな』
未来八幡『まあ、そんな事情を話すよりもまずは静に会いに行きたいんだけど』
八幡「なんでわざわざ休日に先生に……何しに行くんだよ」
未来八幡『そりゃあお前、若い嫁には会いたいだろ普通』
八幡「……何かするつもりじゃないだろうな」
未来八幡『安心しろ。受精卵くらいの容量なら物質でも未来へ送れるらしいから、できても未来で育てる』
八幡「やる気まんまんじゃねーか!」
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めっちゃ!おもしろ―――!!!