クロウ「おいおい一気に2人来たぜ」
ジャック「しかも同着か」
ブルーノ「遊矢くんと・・・えーっと」
遊矢「この子はブラックマジシャンガールのマナだよ」
遊星「そうか」
ジャック「とりあえず要件を聞いてやるか、まずは遊矢からだ」
遊矢「柚子のホワイトデーのお返しは何がいいかなって」
クロウ「次はお前だ」
マナ「モンスターがこの次元に迷い込んで」
ジャック「明らかにモンスターの方が大問題だぞ遊星!」
クロウ「二ついっぺんに片付けるか?」
遊星「待て・・・今から考える」
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遊星「まずはモンスターから片付ける。それでいいな」
遊矢「またモンスター?」
マナ「あ、はい」
クロウ「どういうモンスターなんだ?」
マナ「えーっと・・・」
ジャック「まさか知らんとか言うんじゃないだろうな」
マナ「えへへへ」
遊矢「十代さんに聞かなかったの!?」
マナ「すみません・・・」
遊星「まあモンスターなら現れたらすぐにわかるだろう」
ブルーノ「そうだよね」
龍亞「遊星!街で鬼タンクT-34が暴れてるよ!」
遊星「何!?」
ジャック「どうやらお出ましのようだな」
ボマー「ぐわああああああああああああああ」
クロウ「ボマー!」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
ジャック「何て巨体だ・・・あのボマーをも一撃で飛ばすとは」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
遊星「何処かに行くつもりだ!」
ジャック「Dホイールで奴を追うぞ!」
クロウ「ボマーを頼むぜ遊矢!」
遊矢「あっ・・・」
マナ「行っちゃいましたね」
遊矢「俺もDホイールがあればな・・・ボマーさん治せる?」
マナ「魔法使い族と言ってもそっちの方は・・・すみません」
遊矢「そう・・・」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
ジャック「どうする遊星!」
遊星「ちょっと待ってくれ」ゴソゴソ
クロウ「そいつは何だ」
遊星「これは標的を掴み取る伸びる手だ」
ジャック「それを使い奴を捕らえろ!」
遊星「任せろ」ポチッ
ビョーン
ガッ
クロウ「よし!」
ジャック「それでどうするんだ遊星!」
遊星「掴んだのはいいが奴の馬力が・・・何て力だ!」
クロウ「それで十分だぜ!」
ジャック「後は俺とクロウが前から奴に攻撃を加える!」
マナ「やっぱり私も行きます!私の使命なのですから!」
遊矢「けど3分間だけだろ?」
マナ「変身!」
ブラックマジシャンガール「じゃあ行ってきます!」
遊矢「あっ・・・たまには役に立ちたいよ俺も」
ボマー「少年よ・・・私に構わず行くがいい・・・」
遊矢「けど俺の足じゃ遊星さん達に追いつく前に」
ユーゴ「なら俺のDホイールに乗ればいいじゃねえか!」
遊矢「い、いいの?」
ユーゴ「何があったか知らねえけどよ。同じ顔同士とっちめてやろうぜ!」
遊矢「乗せてってくれ!」
ユーゴ「掴まってろよ!速攻で遊星のところに行ってやるからよォ!」
遊矢「今日こそは今までの恩を返さないと!」
ジャック「フンッ!」
クロウ「オラァ!」
鬼タンクT-34「・・・」
クロウ「硬いぜ!」
ジャック「どうなってるんだ!」
遊星「ダ、ダメだ・・・手を離すぞ!」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
クロウ「殴っても蹴っても効果無しだぜ遊星!」
ジャック「恐るべき相手だ・・・」
ブラックマジシャンガール「遊星さん!」
遊星「君はまさかマナか!?」
ブラックマジシャンガール「はい!」
ポンッ
ジャック「な、何だ・・・?」
マナ「3分経つと元に戻っちゃうんですよね・・・」
クロウ「はあ・・・ちょっと期待したんだぜ俺」
遊星「そう落ち込むな、魔法使いだろ?」
マナ「けど半人前と言いますかデュエルモンスター次元以外では・・・」
遊星「これを使ってみるといい」ゴソゴソ
マナ「何ですかこれ?」
遊星「その事典に書き込めば好きな魔法を使う事ができる」
マナ「これに?」
遊星「書いてみるんだ」
マナ「わかりました!」
クロウ「さあ俺達は鬼タンクを」
ユーゴ「退け退け!退きやがれ!!!」
遊矢「遊星さん!あの鬼タンクは俺達に任せてよ!」
ユーゴ「たまには手助けさせろってんだ!」
ジャック「お前の後輩も随分と逞しくなったものだな遊星」
遊星「ああ」
ユーゴ「見えて来たぜタンクが!」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
遊矢「・・・」
ユーゴ「おい!まさかビビっちまったんじゃねえだろうな!」
遊矢「俺・・・飛ぶよ」
ユーゴ「飛ぶ!?飛んでどうすんだ!」
遊矢「あの鬼タンクを止めないとこの街のこの次元の人から笑顔が消えてしまう!」
ユーゴ「やれんのか?遊星やジャック、クロウでも無理だったんだぜ!」
遊矢「ここでやらなきゃ誰がやるんだ!そうじゃないのか!?」
ユーゴ「俺とエクシーズのあいつに比べりゃヘタレ野郎かと思ってたけどよ・・・飛べよ!骨は拾ってやるぜ!」
遊矢「ああ!」ザッ
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
遊矢「ドローの瞬間・・・身体を極限まで硬直させ使用する関節を全て固定する・・・使わせてもらうよカイトさん」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴゴゴゴ
遊矢「砕け散れ鬼タンクT-34!ちェりあああッッッ!!!」ズシャッッッ
遊矢「て、手が・・・」
ユーゴ「やったか!?」
鬼タンクT-34「・・・」ゴゴゴ…
遊矢「ま、まだ・・・左手が残ってる」
ユーゴ「ペッ!上等だ!今度はシンクロ次元の俺が相手になってやるよ!」
遊星「無事か遊矢!ユーゴ!」
マナ「黒魔導爆裂破・・・っと」カキカキ
ジャック「ユーゴ!遊矢と共に鬼タンクから離れろ!」
ユーゴ「お、おう」
クロウ「やりやがれマナ!」
マナ「本当に大丈夫なのですか!?」
遊星「俺を信じろ!」
マナ「わかりました遊星さん!黒魔導爆裂破!!!」
鬼タンクT-34「オオオオオオオオオオ」
クロウ「やったぜ!」
マナ「終わりましたね・・・大丈夫ですか遊矢さん?」
遊矢「俺の右手が・・・」
遊星「随分と無茶をしたな」
ジャック「だがよく鬼タンクを足止めしたな」
クロウ「やればできるじゃねえか!」
遊星「遊矢が鬼タンクのライフを削らなければこのデュエルは負けて居たかもしれない」
遊矢「ハハハ・・・」
マナ「ありがとうございました!」
ユーゴ「どうすんだお前?」
マナ「使命が終わったので私はこれで、デュエリストって素晴らしいですね!」
遊矢「うん・・・そうだ・・・十代さんは元気・・・元気だよな」
遊星「十代さんは元気の塊だからな」
マナ「またお会いしましょう!皆さん!」
ユーゴ「デュエルモンスター次元にも言葉通じる奴が居るんだな。なあ?」
遊星「次は遊矢だったな。ホワイトデーだったな?柚子の」
遊矢「うん」
続く
遊星「手の具合はどうだ?」
遊矢「少し痛いけど大丈夫」
ジャック「ユーゴの姿が見えんぞ」
遊星「ユーゴなら用事がどうとか言って去って行ったぞ」
ジャック「せっかちな奴だ。お前そっくりだぞ」
クロウ「あいつ見てると親近感わくんだよな」
遊矢「そう言えば何がホワイトなの?」
ブルーノ「男性から渡すホワイトと言えば」
クロウ「あれじゃねえか!」
遊矢「あれ?」
クロウ「精」
遊星「クロウ!遊矢の前ではその話は禁止だ」
クロウ「・・・そうだったな」
遊矢「せい?途中まで言ったなら教えてくれよクロウさん!」
遊星「精米だ。ホワイトとは米・・・つまり精米だ」
遊矢「米は白い・・・だからホワイト!さすが遊星さん!」
遊矢「決めたよ遊星さん!柚子へのホワイトデーのお返しはおにぎりにする!」
遊星「だがお前のその手では」
遊矢「だからやるんだよ遊星さん!」
クロウ「男気だぜ」
ジャック「柚子も喜ぶだろう」
遊矢「ありがとう遊星さん!参考になったよ」
遊星「早く握らねば今日が終わってしまうぞ」
遊矢「具は何がいいかな・・・梅とかおかかは在り来たりだしな・・・」
ブルーノ「あの手で握れるのかな?」
遊星「仕方がないから俺もこっそりついて行こう」ゴソゴソ
ジャック「確かその帽子は」
遊星「背景と同化する帽子だ」
クロウ「遊星も世話焼きだな」
遊星「十代さんが不在の時はなるべく俺が後輩を導かねばならないからな」
遊矢「・・・」ギュッ
遊星「・・・」
遊矢「いって・・・けど頑張らなきゃ」
遊星「あの手では無茶だ」
遊矢「・・・」ギュッ
遊星「しかし何だあの奇抜な具は」
遊矢「トマトにナスにバナナ・・・こんなの俺ぐらいだ」
遊星「それではダメだ」
遊矢「・・・」ギュッ
遊矢「くっ・・・」
遊星「おにぎりは無理そうだ・・・ならば誰かにとびっきり美味い物を作ってもらうか」
遊星「それならば遊矢にとって柚子へのホワイトデーのお返しという事になれるかもしれない」
遊星「沢渡・・・聞こえるか沢渡」
沢渡「ん?」
「どうしたんスか?」
沢渡「不動遊星の声が聞こえたような気が」
遊星「ここだ」
沢渡「うわっ!?ビックリさせんなよ」
「何処から出てきたんだ・・・」
「さあ?」
遊星「遊矢を助けてやってくれないか?」
沢渡「俺があいつを?」
遊星「頼む」
沢渡「お前には借りがあるからやってやるよ。それで何すればいいんだ?」
遊星「赫赫然々」
沢渡「マジでやんの?」
遊星「ああ」
遊矢「ちょっと待ってよ!どうして」
遊星「その手ではお返しは無理だ」
遊矢「けど」
遊星「その想いだけで十分だ。無理をすれば柚子が一番悲しむぞ」
遊矢「・・・」
遊星「柚子へのお返しは俺が手配しておいた。だから」
遊矢「わかったよ遊星さん」
遊星「俺達が早い段階で鬼タンクを撃破していれば」
遊矢「気にしないでくれよ遊星さん!」
遊星「ここからはお前次第だ。頑張れよ遊矢」
遊矢「ああ!」
遊星「きっとあいつなら遊矢と柚子の力になってくれるだろ」
遊矢「あ、そうだ。そのお返しってのは?」
遊星「出張料理人だ」
柚子「出張料理人?」
遊矢「本当は俺が作る予定だったんだけど・・・この手じゃ」
柚子「ううん!その気持ちだけで十分よ!」
遊矢「ありがとう柚子」
柚子「それにしても出張料理人って」
遊矢「まさか茂古・・・」
ガチャッ
沢渡「よっ」
柚子「沢渡・・・」
遊矢「何で沢渡なんだよ遊星さん・・・」
沢渡「何だその目は!料理ぐらい俺だってできるっつうの!」
遊矢「まあよろしくお願いするよ」
柚子「・・・」
沢渡「絶対にやらねえからな。今日だけだぞ不動遊星」
ジュージュージュージュージュージュー
柚子「・・・」
遊矢「・・・」
沢渡「よし!」
柚子「お肉をただ焼いただけじゃない」
遊矢「まあ食べてあげろよ柚子」
沢渡「食えよ柊柚子」
柚子「・・・」パクッ
遊矢「ど、どうだ?」
柚子「うん、おいしい!」
沢渡「だろ?やっぱり俺って何をやっても」
遊矢「遊星さんは沢渡の隠れた特技を見抜いたんだ」
沢渡「まあ俺って何をやらせても」
遊矢「何だかんだ言って沢渡って何でもできそうだからなぁ」
柚子「沢渡がこんな美味しい料理を作るなんて・・・」
沢渡「じゃあ次はデザート作ってやるからな」
柚子「ありがとう遊矢それに沢渡」
沢渡「やけに素直だな」
遊矢「俺も礼を言うよ」
沢渡「今日だけだからな!ありがたく思え!」
柚子「その手痛い?」
遊矢「いや・・・少し痛いけど」
沢渡「おーい聞けよ」
柚子「あ、あのね遊矢」
遊矢「ん?」
柚子「今日はもう遅いし・・・家に泊まったかないかなって?」
遊矢「えっ!?」
沢渡「おいおい・・・何だこれ」
遊矢「・・・」
沢渡「アホくさ!後片付けしてやるからお前らはもう・・・ったく何で俺が・・・」
沢渡「ってわけだ」
遊星「それで遊矢と柚子は?」
沢渡「遊矢があいつの家に泊まるって」
ジャック「泊まりだと!?」
クロウ「マジかよ!」
沢渡「マジだぜマジ。俺なんてガン無視でな」
ブルーノ「お泊りか・・・」
遊星「これは」
ジャック「どう思う遊星よ」
遊星「・・・」
クロウ「行くしかねえよな遊星!」
ブルーノ「僕、鬼柳さんとボマーさんを呼んでくるよ!」
遊星「止めねばならない泊まりなんて・・・遊矢!」
遊馬「大変だぜ!」
カイト「遊矢が柚子の家に泊まりだろ」
シャーク「遊星から連絡が来たぜ!」
遊馬「泊まりなんてデュエリストとしてどうなんだよ!」
カイト「放っておけ・・・とは言えんな」
シャーク「ったく色ボケやがって遊矢の野郎」
遊馬「デュエリストは硬派じゃねえとな!」
シャーク「遊星も動き出したんだろ?」
カイト「おそらくは十代や亮の耳にも入っているだろうな」
小鳥「けど遊矢くんと柚子さんの間の事なんだし」
遊馬「小鳥」
小鳥「さ、さあ行こうよ!遊馬、カイト、シャーク」
遊馬「ああ!」
万丈目「何だと!もう一度言ってみろ!」
カイザー「遊矢が柚子の家に泊まるそうだ」
エド「それは一大事になるのか?」
ヨハン「当たり前だぜ!」
万丈目「十代は!」
十代「悪りい悪りい!聞いたぜ万丈目!」
万丈目「遅い!何をやって居たんだ!」
十代「仕方ねえだろ?デュエルモンスター次元からこっち来るのに時間かかるし」
エド「あっちでの用件は終わったのか?」
十代「まあひと段落ってとこだぜ!」
ヨハン「さすが十代だぜ!」
カイザー「やはり行くのか?」
十代「まあな!さっさと行こうぜみんな!」
修造「な、何だこのデュエリストの数は!?」
柚子「どうしたのお父さん!?」
遊馬「遊矢!それでもデュエリストか!」
カイト「貴様にはデュエリストとしての誇りはないのか!」
シャーク「恥を知りやがれ!」
小鳥「遊矢くーん!」
柚子「遊馬くんにカイトさん、凌牙さん、小鳥ちゃん・・・」
遊星「まだ早すぎるんじゃないのか遊矢」
ジャック「俺達の教えが何も届かなかったのか!」
クロウ「聞いてんのか遊矢!」
ブルーノ「別に行けない事なんじゃないんだけど・・・ほら」
鬼柳「そういうのは満足って言わねえんだぞ!」
ボマー「少年よ!女子の家に泊まるという事はどういう事か理解しているのか!」
柚子「遊星さんに鬼柳さん、ジャックさん、クロウさん、ボマーさん、ブルーノさん・・・」
十代「遊矢!楽しいデュエルになりそうか?」
万丈目「遊矢!一言俺に話を通せ!」
カイザー「男女間の問題だから仕方がないがな」
エド「はあ・・・」
ヨハン「おーい!」
三沢「俺もいるぞ!」
柚子「十代さんに亮さん、万丈目さん、エドさん、ヨハンさん・・・」
ユート「大変な騒ぎだな」
黒咲「瑠璃!お泊りは俺が許さんぞ!」
ユーゴ「て言うか何で泊まりなんだよ!俺達の死闘は何だったんだ!」
権現坂「けしからん!」
セレナ「何の騒ぎなんだ?」
遊星「遊矢は?」
柚子「ゆ、遊矢は」
十代「まあいいじゃねえか?終わっちまったのかデュエル?」
遊馬「どうなんだよ柚子!」
柚子「帰った・・・料理食べた後に」
遊星「帰った!?」
柚子「俺達にはまだ早いって・・・だから」
ユート「彼は誠実だ」
カイト「いや恐れたんだろう」
クロウ「話が違うじゃねえか!」
ジャック「どうなってるんだ!答えろ!」
沢渡「お、俺に言うなよ」
修造「遊矢も気がつけばこんなに大勢の仲間が増えて」
柚子「みんな遊矢の事を心配してくれてるのよ」
十代「何か全員が早とちりしちまったみたいだな」
遊星「みたいですね・・・」
シャーク「帰ろうぜ」
カイト「ああ」
万丈目「時間の無駄だったな!」
カイザー「どう考えても俺達が全面的に悪いぞ」
ジャック「沢渡の奴が早とちりしおるから」
鬼柳「いいじゃねえか別によ」
黒咲「遊矢が誠実な男でよかった」
ユート「そうだな」
十代「悪かったな驚かせちまって」
遊馬「でも俺達も驚いたんだぜ?」
柚子「みんなは遊矢を心配して来てくれたんだから私は」
遊星「遊矢のホワイトデーのお返しはどうだった。沢渡が作ったが」
柚子「美味しかった!けど遊矢の手料理も食べてみたいなって」
遊星「手が治ったら作ってもらえばいいさ」
カイト「早く来い遊馬」
鬼柳「どうしたんだ遊星?」
カイザー「あまり大勢で押しかけると近所中の迷惑だぞ十代」
十代「じゃ遊矢によろしくな!」
遊馬「また会おうぜ!」
柚子「うん!」
数日後
クロウ「しかし早とちりで動いちまうなんてよ」
ジャック「遊矢が誠実で無ければ動くべきだったと思うが」
ブルーノ「良かったね遊星」
遊星「デュエリストは人の話を聞かない奴が多い」
ジャック「言われてみれば」
クロウ「確かに」
遊星「早とちりすれば自体はより一層ややこしくなる」
クロウ「だよな」
ジャック「ところでお前は十六夜にお返しはしたのか?」
遊星「あっ・・・」
ブルーノ「まさか忘れてたの!?」
遊星「今からでも間に合うはず」
クロウ「もういいじゃねえか!来年があるだろ来年が!」
遊星「そうはいかない」
ジャック「何故だ?」
遊星「借りた物は返す。これは世間の常識だ」
終
カイザー常識人路線
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