和人「え?スグとは実の兄妹じゃない?・・・素晴らしいじゃないか」(10)




直葉「自分の心を裏切った!お兄ちゃんを好きな気持ちを裏切った!」


和人「・・・」


直葉「全部忘れて諦めてキリトくんを好きになろうと思った!ううん、もうなってたよ!・・・・・・・なのに!それなのにっ・・・」


和人(・・・・・・ふむ、興味深いな。捨てたものじゃないな、現実は)


和人「好きって。だってさ、俺たちは・・・」


直葉「知ってるの。あたしはもう知っているんだよ」



和人(な、何を!?・・・・・もしかして、妹モノでよくあるファーストキスは寝てる間にされてましたっていうドキドキ展開か!?良かった!SAOから開放されて本当に良かったよ、サチ!)


直葉「あたしとお兄ちゃんはほんとの兄妹じゃない・・・っ!」


和人「またまたぁ~」


和人(今、スグの胸が揺れてたな)フム


直葉「え?」


和人「ははっ、いくら超絶お兄ちゃん大しゅきなスグたん・・・じゃなくて、スグでもそういう冗談は良くないぞ」コツン


直葉「いたっ・・・・えっ!?えっ!?」アタフタ



和人「もちろん。俺もスグは大好きだ。世界一愛している。けど、そういう嘘吐かれるのはキリト的にポイント低いな」


直葉「あ、あの・・・お兄ちゃん?えと、お兄ちゃんが剣道を辞めて、あたしを避けるようになったのは・・・・・それを知ったからじゃないの?」


和人「え?違うぞ?ただ俺はスグの汗ばむ姿を見てると違う感情が湧いて罪悪感で・・・・・スグは誘導尋問が上手だな」ニコッ


直葉「で、でも!なんで今頃になって、あたしに優しくするようになったの!?」


和人「SAOでシリカを愛でてたら、愛すべきスグの事も無性に愛でたくなっ・・・・・本当にスグは誘導尋問が上手だな」ニコッ


直葉「あ、あのさ?お兄ちゃん・・・?」



和人「ん、何だ?」


直葉「お兄ちゃんはさっきの全部本音なんだよね?」


和人「そうだけど・・・俺、何か変なこと言ったか?」


和人(スグの部屋の匂いって、いつ嗅いでも良い匂い。シリカの部屋もこんな匂いするのかな)フム


直葉「なんでもない、なんでもない。ちょっとお母さんに電話してみるからさ・・・少しそこで待ってて?暇だからって勝手にALOとか行かないでね」


和人「スグのお願いを断るわけないだろ」ニコニコ


直葉「うぁわぁ///・・・・も、もうお兄ちゃんってば」




ぷるるるー



「・・・・あっ!もしもしお母さん?あのさ、ちょっと言いにくい事なんだけどね」


「うん、お兄ちゃんとあたしって・・・・・そうそう。やっぱり・・・。うん、繋がってないって事で良いんだよね?」


「うん、あああっ!違う!違うの!・・・・い、いや別にお兄ちゃんの事は嫌いじゃないけど・・・うん、うん・・・・・も、もう!からかわないで!」アタフタ


「あのさ、少しお兄ちゃんに変わるね?」




直葉「お兄ちゃん?お母さんから直接聞いてみて?」


和人「スグが慌てた姿は本当に可愛いなぁ」


直葉「ぶはっ///・・・・ちょっ!お母さんに!?今の聞こえてないよね!?」



「もしもし?うん、そうだよ?・・・へぇ、スグの言ってたの本当なんだ」


「え?聞いてないけど・・・ほら、俺ってその頃の記憶全くないし。あー・・・でも薄っすら残ってるかも。いや、やっぱないや」


「うーん・・・まぁ別に支障ないし・・・・はいはい。仕事頑張ってね。・・・うん、お土産はカステラがいいな」


「んー、はいはーい。それじゃあ」



Pi・・・








和人「よし、結婚しよう」ダキッ


直葉「ふぇ、ふえええっ///!?」




一方その頃


きゃっとしー「なんじゃこりゃー、天井あかないにゃー」

しるふ「こりゃありまへんわー」

きゃっとしー「てっしゅーにゃー」

レコン「うっす」



須郷「アスナたんペロペロ」

アスナ「キリト君はきっと助けに来てくれる・・・・だから負けない!」



新川「朝田さん!朝田さん!朝田さん!!」

しの「ぷぎゃー!」



おわり

直葉は天使、はっきりわかんだね

直葉とのイチャラブまだ?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月13日 (月) 21:56:50   ID: ErVOfEWb

一方その頃に吹いたw

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