ちゃおラジの続編です。前回読んでなくても大丈夫です。
前回
蘭子「混沌電波第1幕!(ちゃおラジ第1回)」
蘭子「混沌電波第1幕!(ちゃおラジ第1回)」 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425895870
スレタイから某少女漫画が思い浮かんだが果たして
飛鳥「ラジオネーム『混沌中毒』さんからのお便りだよ」
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『シンデレラガールズ』視ました。蘭子ちゃんの魅力が詰まっていてとても良かったです!
興奮が覚めるやらぬままジックアワーを聞いたんですけど、あのマジメ送ったの飛鳥ちゃんですよね?!ラジオネームがが『【エクステ】ンド』さんだったからもう確定だと個人的には思ってます。どうなんですか、飛鳥ちゃん!
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飛鳥「答えるかどうかコイントスで決めようか」ピーン
飛鳥「この『ちゃおラジ』はゲストを読んで掘り下げていく番組だよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」
蘭子「混沌!神崎蘭子と」
のあ「カオス!高峯のあでお送りするわ」
蘭子「今瞬く天空に謳おう♪星々の閃火に言葉灼かれても♪」
のあ「新曲の『-Legne- 仇なす剣 光の旋律 』ね。『華蕾夢ミル狂詩曲 ~魂ノ導き~』とはまた違った赴きがあるわね。この曲も蘭子らしくてとてもいいわ」
飛鳥「そうだね。『華蕾夢ミル狂詩曲 ~魂ノ導き~』はダークな感じだったけかど、『-Legne- 仇なす剣 光の旋律』は神聖な感じがするよ。蘭子の邪気眼的な言葉遣いの裏に秘められた純真さを強調した感じかな」
蘭子「ククク。まるで堕天使が浄化され昇天していくような天上の旋律よ。して闇の眷属よ。硬貨の導きは何を示したのだ?(心が洗われるようなとても素敵な曲でした。それで飛鳥ちゃん。コイントスの結果はどうなったんですか?)」
飛鳥「結果は…裏だね。ご想像の通りあのマジメを送ったのはボクだよ。最もそれがここだけで語られる話かどうかは知らないけどね」
のあ「それはどうかしら。むしろ『マジックアワー』に出られる可能性が上がったとも考えられるわ。実はアイドルがリスナーだったというのは格好のネタだもの」
蘭子「『魔法の時間』か。我ら『灰被り計画』の面々に魔法を重ね掛けできるのだろうか?(『マジックアワー』ですか。私たち『シンデレラプロジェクト』のメンバーが出演することはあるんでしょうか?)」
飛鳥「難しいかもしれないね。『シンデレラプロジェクト』はデビューしたての新人という設定だから下手な絡ませ方をしたら矛盾が生まれる可能性も考えられるからね。まあ最後に『ニュージェネレーション』が出てくる可能性はあるけどさ」
―――――――――――――――――――あの、話はそこまでにしてお知らせをしてくれませんか?
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のあ「了解したわ。この番組にツイッター用のパソコンが設置されたわ。ハッシュタグは♯ちゃおラジよ。どんどん送ってきてちょうだい」
飛鳥「あ、さっそくツイッターが来てるね」
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飛鳥ちゃん見てるー?
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のあさーん!
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蘭子ちゃんがんばってー!
―――――――――――――――――――心地のいい夜ね。(こんばんは)
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蘭子「フッ。案ずるな傍聴者共よ。汝らの声は確かに我らに届いておるぞ!(大丈夫ですよリスナーの皆さん。あなたたちのツイッターはちゃんと見えてますからねー!)」
飛鳥「やっぱりリスナーのリアルタイムの反応が見れるっていいね。ボクたちの声が確かに届いていることを実感できるよ」
のあ「そうね。緊張すると同時に心強くもあるわ」
飛鳥「それじゃいよいよ最初のゲスト。を呼ぶよ。今回のゲストは前回の放送を聴いて出してもらえるように直訴したらしいよ」
のあ「最も今回は初のゲストだから抗議が通ったらしいわ。次からは通すつもりはないそうよ」
蘭子「フム。カタストロフは広がっていくもの。起こる度に耳を傾けるわけにもいかぬか(風評被害は飛び火していくものですからね。いちいち抗議を通すわけにもいかないんでしょう)」
のあ「本当は風評被害を出さないのが一番いいのだけどね」
蘭子「機方舟姫がそれを言うか。…コホン。時は来た!今こそ満ち溢れる魔翌力を解放する時!今宵の生け贄は…白銀の氷雪姫と機兵造りの狂博士なり!(のあさんが言ってもあまり説得力が…。コホン。気を取り直してゲストを呼びますね。今日のゲストは…この人たちです)」
アーニャ「アー、蘭子、のあ、飛鳥?あいさつはどうしたらいいですか?」
晶葉「私もそれは知りたいな。あいさつがバラバラだからどう言えばいいかわからんぞ」
のあ「そうね…。基本はちゃおっすで、後は混沌に類するものや中二病要素があるものも可とするわ」
アーニャ「では…xaoc!ミーニャ ザヴート アナスタシア。皆さん、よろしくお願いします」
晶葉「ちゃおっす!池袋晶葉だ。みんなよろしく頼むぞ」
飛鳥「よろしく」
蘭子「共に興じようぞ!(よろしくお願いします)」
のあ「よろしく」
飛鳥「それじゃツイッターの反応を見てみようか」
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アーニャと博士キター!
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ハラショー!シンパチーチナ!
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お嬢様アイチャレよかったです!
―――――――――――――――――――菜々さん119歳は抗議しなかったんですかね?(スットボケー)
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バカ!1歳サバ読んで127歳かもしれないだろ!
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アーニャ「スパスィーバ…ありがとうございます」
晶葉「お嬢様アイチャレか…。慣れないことばかりで戸惑ったが、いい経験になったぞ。これからのロボット設計に生活かせたらいいな」
のあ「…さすが晶葉ね。どんな事もロボット製作に繋げられる思考回路は称賛に値するわ」
アーニャ「アー、何で菜々は来てないんですか?」
蘭子「世紀末歌姫と刻の叛逆者によると、『魔法の時間』の導き手は誓約に縛られるようだ。その呪縛により他の領域から発せられる電波に乗る事を禁じられたのだ(楓さんと川島さんに聞いたんですけど、『マジックアワー』のパーソナリティーは契約を交わすそうです。その契約で他局のラジオに出れないらしいです)」
飛鳥「…なるほど。『シンデレラガールズ』には声なき者たちがサプライズ出演することがあるからね。『マジックアワー』のパーソナリティーを勤めるということはそれを一足先に知れるということになる」
晶葉「…大体蘭子が言ったことの意味はわかったぞ。要するに情報が漏れないようにするための予防措置をしているというわけか。今注目の『シンデレラガールズ』の情報を独占したいというわけか」
―――――――――――――――――――それもあるでしょうけどアイドルを守る意味合いもあるんでしょうね。『シンデレラガールズ』の情報はウチも含めてみんなが一足先にすっぱ抜きたい所なんです。アイドルがそんな局の追及を受けるのを防ぐためにそんな契約にしたんでしょう。でもこの番組なら同じプロダクションのアイドルがパーソナリティーをやってるんだから出してもネタバレには気をつか
のあ「長い。この番組にそんな信用はないわ。それに菜々さんは墓穴掘りの達人だから追及しなくてもネタバレする危険もあるわ。前も酔…素面の時に色々出る予定の番組の愚痴を言ってたわよ」
「…禁断の秘薬を摂取する大罪には触れぬと申すか(…お酒を飲んでることについてはフォローしないんですね)」
晶葉「やはりよくわからんな。まあ予定調和だ。こんなこともあろうかとこんなものを持ってきたぞ!」
飛鳥「何だいその機械?ICレコーダーみたいに見えるんだけど」
晶葉「これは私が開発した翻訳機だ。アーニャ、試しに何か言ってみてくれ」
アーニャ「ダー…はい、わかりました。ズヴィズダ!」
翻訳『星』
蘭子「何と!北の大国の言の葉が日の本の色に染まったぞ!(すごいです。ロシア語が日本語に翻訳されました!)」
翻訳機『すごかー!ロシア語が日本語になっちょるばい!』
蘭子「レイシス・ヴィ・フェリシティ・煌?!(小鳩ちゃん?!)」
翻訳機『ERROR』
アーニャ「レイナンチャラナンチャラナンチャラ?コトー…誰ですか?」
蘭子「邪王真眼の使い手、黒猫、吸血鬼と並ぶ我が同志なり!(六花さん、黒猫ちゃん、ユリカ様と同じ私の同志の1人です)」
翻訳機『ERROR』
晶葉「ム?何でエラーがこんなに出るんだ?」
のあ「多分固有名詞全は対応してないんzでしょう。ちなみに今蘭子が言ったのは全員蘭子と同じ瞳を持つ者よ」
晶葉「ムウ。まだまだ改良の余地がありそうだな…」
翻訳機『I'LL BE BACK』プツンッ
飛鳥「まあボクたちもフォローするからさ。何とかなると思うよ」
晶葉「…君たちの言葉も十分難解だと思うんだが」
アーニャ「アー、みりあ呼びますか?」
晶葉「みりあ?なぜだ?」
蘭子「知れたことよ。かの少女が我が瞳を継承を継承する者故だ!(決まってるじゃないですか。私の言葉をわかってくれるからです)」
飛鳥「その言い方だとみりあが将来蘭子みたいな喋り方をするようになるって言ってるように聞こえるよ」
のあ「まさにカオスね」
蘭子「して、汝らは『混沌電波』に不服があるようね?(それで、お2人は『ちゃおラジ』に抗議しにきたって聞いたんですけど)」
アーニャ「ダー…はい。私KGBになんか入ってません。どうせならロスコスモスのコスモトロノーツ…宇宙飛行士がいいです」
のあ「今後検討するわ。晶葉はどうなの?」
晶葉「…実は私がのあを修理していたという噂が国外に広まってしまってな。ウサミン星の学力を軍事利用しようとする多くの国家から激しい勧誘を受けたんだ」
飛鳥「…思ったより大事になってるみたいだね。ここまで誰かにつけられたりしてないかい?」
晶葉「それは心配ない。うちのプロダクションが圧力をかけたら勧誘はすっかりなくなったからな」
蘭子「我は魔窟に囚われていたか…(ウチのプロダクションって一体…)」
のあ「何にしても心強いわね。たいていのことはプロダクションが何とかしてくれることが証明できたもの。これで安心してお茶の間を混沌の渦に巻き込むことができるわ」
晶葉「まるで反省していない?!」
飛鳥「気を取り直して質問に行くよ」
アーニャ「ヴォープロス…質問ですか?ダー…はい。アーニャやります!」
晶葉「私にはとてもまともな質問が来るとは思えないんだが」
のあ「ラジオネーム『スツーカリエート』さんからの質問よ」
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アーニャちゃんに質問です。空の魔王の37ミリ砲で戦車が破壊されたのにどうやって生還したんですか?
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飛鳥「よりによってアーニャにソ連人民最大の敵のネタを投げ掛けて来るか…。最もロシア人のハーフのアーニャ以外にこのことを問うべき相手の選択肢がないことは否定できないけどさ」
蘭子「かの偽りの教典に真実を語らせた男か…。しかし真にあのような戦果を上げたのか?(アンサイクロペディアにウソを書かせなかった男のことですね。でもあの記録は正確なんでしょうか?)」
のあ「全くのデタラメよ。そもそも彼は戦果を過小報告したり、足を吹き飛ばされて入院しているはずの時に大量の戦車の残骸を生み出したって話よ。実際はあの程度なはずがないわ」
晶葉「まさに事実は小説より奇なりという言葉を体現しているな」
飛鳥「それでアーニャ、質問に書いてることは本当なのかい?」
アーニャ「ニェート…いいえ。ヤー…私その時代に生まれてないです」
のあ「でしょうね。『スツーカリエート』さんは何でアーニャが第二次世界大戦に参加してて、しかもスツーカの悪魔に戦車を破壊されても生き延びたことを前提にしてるのかしら?年齢を偽るのは菜々さんだけで十分なのに」
晶葉「…このラジオに菜々さんが来た時にどうなっても知らんぞ」
アーニャ「アー、ただデドゥシュカ…おじいちゃんは彼と交戦したそうです」
飛鳥「交戦?飛行機で撃墜しようとしたってことかな?」
アーニャ「ニェート…いいえ。サモレット…飛行機ではなくバク…戦車に乗ってたそうです」
の「…それはどんな状況だったか聞いてもいいかしら?」
アーニャ「ダー…はい。デドゥシュカ…おじいちゃんは何度も彼と同じ戦場に立ったことがあるそうです。彼のサモレット…飛行機に大砲がついた時にはその威力に驚き、入院したのに元気にバク…戦車を破壊した時には何度も本部に確認をとっていたそうです。彼の出撃に何度も居合わせ、いつ自分のバク…戦車と運命を共にするのか恐怖に震える中…」
飛鳥「…ん?」
アーニャ「戦争が終わった、とデドゥシュカ…おじいちゃんは言ってました」
蘭子「何?!空の魔王の砲火にさらされながら生き延びただと?!(ええ?!彼に狙われてたのに生き延びたんですか?!)」
晶葉「…さすがに信じられんな。大体そんな戦車乗りがいたら『急降下爆撃』に載っているはずだぞ」
飛鳥「でも可能性はゼロではないよ。さすがの空の魔王も出会った全ての戦車を破壊できたわけではないだろうしね。『急降下爆撃』に載ってないのは彼が戦場で見た戦車を記憶してないとか、アーニャのおじい様が戦車を乗り換えをしたことがあるとか考えられる可能性はあるさ」
のあ「…真偽はともかく、ネタにできる話だったのは幸運ね」
晶葉「…悔しいがそれは認めるぞ」
のあ「次はラジオネーム『魔導サイエンティスト』さんからの質問よ」
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池袋博士に質問です。不死身の分隊長にはどのような機能が搭載されていたと思いますか?
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晶葉「…それは当時どころか現代の科学でも不可能だなとしか言いようがないな。まあ生身の人間だと信じられない気持ちはわかるが」
のあ「そうね。どんなケガをしても次の日には治ったと聞くし、最後は心臓が止まってたのに息を吹き返したって話だもの」
蘭子「不死身の肉体は不屈の精神故か?(やっぱり精神力が強かったからでしょうか?)」
飛鳥「もちろんそれはあるだろうね。それだけじゃ説明不能なのは否定できないけどさ」
アーニャ「デドゥシュカ…おじいちゃんと話が合いそうですね」
晶葉「2人ともすごいせ生存本能があるからな。最も心臓が止まった時彼が生きていたかったとは思えないが」
のあ「次はラジオネーム『愛勝おじさん』からの質問よ」
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アーニャさんに質問です。つまりさんとはどういう関係なんですか?
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アーニャ「アー…つまりさん?コトー…誰ですか?」
飛鳥「おそらく蘭子の同志の吸血鬼と同じアニメに出てくるキャラだね。スペイン語の後につまりをつけて訳すのが特徴だね」
のあ「例えば『グラシアス!つまりありがとう』とかいう感じね。アーニャも一度やってみてくれる?」
アーニャ「ダー…はい、やってみます。スパスィーバ、ドゥルーグミスロヴァーミ…つまり、ありがとう」
蘭子「クッ。我が頭脳を惑わすか(なんだか頭がこんがらがってきました)」
晶葉「ああ。これはどっちを訳したんだ
?」
飛鳥「多分言語を翻訳する回路が違うんだろうね。向こうは日本語をスペイン語に変換してるからつまりの後にすぐ元の日本語を出せるんだよ」
のあ「アーニャの場合ロシア語を日本語に訳すからこうなるわけね。まあみんな違ってみんないいということでいいんじゃないかしら」
アーニャ「ダー…はい。そうですね」
飛鳥「それにしても蘭子はあの世界にいなくてよかったね。絶対ロリゴシックのプレミアム衣装なんかもらえないだろうしね」
蘭子「フッ。我に闇の衣を纏わせたいなら恐怖の館から出て参れ!(だって怖いの苦手なんだもん)」
おじいさん(дедушка)の発音はジェーブシュカだよ
>22
ご指摘ありがとうございます。
のあ「それでは最後の質問よ」
―――――――――――――――――――
晶葉さんに質問です。2003年に科学の子を開発したのに何でそのことを世間に公表しないんですか?
―――――――――――――――――――
晶葉「開発してるわけないだろう!私はその時小学校にも入ってないんだぞ!」
飛鳥「14歳でそこまでできる時点ですごい天才だと思うけどね」
晶葉「大体私にとって今重要なのはアイドル業と身の回りのことをよくすることなんだ。人間と同じ感情を持った物ロボットなんていう夢物語は後世で誰かが何とかすればいい」
のあ「…少しもったいない気がするわね。あなたならもっとすごい発明もできるでしょうに」
晶葉「そうかもしれないな。でも私はもう誰かに強要されて望みもしない物を造らされるのはうんざりなんだ。助手にスカウトされてアイドルになって初めて自分の才能に誇りを持てるようになったんだ。だから私は自分の力を私に新たな道を開いてくれた助手と、共に同じ道を歩く仲間たちのために使いたいんだよ」
アーニャ「晶葉…」
蘭子「機兵造りの狂博士よ…(晶葉ちゃん…)」
晶葉「蘭子、今その名前で呼ぶな!何だかしまらないだろう」
>22
ご指摘ありがとうございます。
のあ「それでは最後の質問よ」
―――――――――――――――――――
晶葉さんに質問です。2003年に科学の子を開発したのに何でそのことを世間に公表しないんですか?
―――――――――――――――――――
晶葉「開発してるわけないだろう!私はその時小学校にも入ってないんだぞ!」
飛鳥「14歳でそこまでできる時点ですごい天才だと思うけどね」
晶葉「大体私にとって今重要なのはアイドル業と身の回りのことをよくすることなんだ。人間と同じ感情を持った物ロボットなんていう夢物語は後世で誰かが何とかすればいい」
のあ「…少しもったいない気がするわね。あなたならもっとすごい発明もできるでしょうに」
晶葉「そうかもしれないな。でも私はもう誰かに強要されて望みもしない物を造らされるのはうんざりなんだ。助手にスカウトされてアイドルになって初めて自分の才能に誇りを持てるようになったんだ。だから私は自分の力を私に新たな道を開いてくれた助手と、共に同じ道を歩く仲間たちのために使いたいんだよ」
アーニャ「晶葉…」
蘭子「機兵造りの狂博士よ…(晶葉ちゃん…)」
晶葉「蘭子、今その名前で呼ぶな!何だかしまらないだろう」
飛鳥「次は『闇変換』のコーナーだよ。このコーナーはゲストにちなんだ物を蘭子の言葉で言い表すコーナーだよ」
蘭子「ククク。我が瞳の力をとくと見よ!(私が何を書いたか考えて下さいね♪)」
のあ「じゃあ最初はこれよ」
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小宇宙を感じる者の戯れ
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アーニャ「シトー…何かわかりません。アー…晶葉はどうですか?」
晶葉「さっぱりわからんぞ。飛鳥とのあはわかるのか?」
飛鳥「愚問だね」
のあ「これくらい楽勝よ」
アーニャ「ハルァショー…すごいです」
晶葉「確かにすごいな。…ある意味で」
のあ「どうやらヒントがお望みのようね。蘭子、お願いするわ」
蘭子「心得た!…聖闘士が纏いし聖衣が象徴せし物を探すのもまた一興よ」
晶葉「セイント?クロス?まるで意味がわからんぞ」
蘭子「む…なら妖精の尾を存じておるか?(じゃあフェアリーテイルは知ってますか?)」
アーニャ「フェーヤ…妖精に尻尾なんてあるんですか?」
飛鳥「2人ともマンガやアニメの知識は多くないようだね」
晶葉「あいにくその手のものには疎くてな。…クロスとやらが何かを象徴していると言ってたが、具体的にはどんな物があるんだ?」
のあ「そうね…。主人公の聖衣がペガサスで、仲間が龍、鳳凰、白鳥といったところかしら?」
アーニャ「ペガサス、ドラコン、レーベッド。小宇宙…コスモス。アストロノミチェスキーナブリューデニヤ…天体観測ですね」
のあ「さすがね、アーニャ。アンドロメダを抜かしたのによくわかったわね」
晶葉「…そういえばペガサス座や白鳥座という星座はあったな。しかし龍座や鳳凰座は存在するのか?」
飛鳥「少なくとも龍座が実在するのは確かだね。去年日本のテーマパークに魔法使いの映画のエリアが出来たよね?その映画のライバルのドラコの名前は龍座からとったという説を聞いたことがあるよ」
アーニャ「ダー…はい、ありえる話です。シリウスやレグルス…アー日本ではレギュラスですか?彼らの名前はそれぞれ大犬座と獅子座の一等星からとってます」
蘭子「兄は最も光輝き、弟は最も輝かぬ星だったか?(確かシリウスが一番光が強い一等星で、レグルスが一番光が弱いんでしたっけ)」
のあ「でも確かにみんなそれぞれの輝きがある。私たちアイドルみたいにね」
晶葉「…それにしても前言った天体観測を言い換えてくるとは思ってなかったぞ」
蘭子「フッ。いつから同じ呪文を使わないと錯覚していた?生け贄合わせて詠唱を変えるなど造作もないわ。ナーハッハッハ!(私同じ言葉を使わないなんて一言も言ってませんよ?ゲストに合わせて言い換えるなんて簡単ですし)」
アーニャ「ハルァショー…すごいです蘭子」
晶葉「…別にそんなすごさはいらないんだが」
のあ「次の言葉はこれよ」
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3つの鉄の掟に縛られし者
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アーニャ「アー…よくわかりません。晶葉はわかりますか?」
晶葉「…質問があるんだが、この3という数字は重要なのか」
蘭子「わ、我が口には封印が施してある(そ、それは言えません)」
飛鳥「…それで隠してるつもりかい?」
晶葉は分かるだろう
晶葉「なら簡単だ。ロボットだな」
のあ「まあ晶葉ならわかって当然でしょうね」
アーニャ「アー…ロボットと3つの鉄の掟、どんな関係がありますか?」
晶葉「ロボット三原則のことだ。ロボットは人間に危害を加えてはならない、ロボットは人間の命令に従わなければならない、前に上げた2つ以外の場合には自分を守らなければならない。最もこれは自分で状況判断できるような高度なロボットにしか適応できないだろうがな」
蘭子「1条と2条、どちらの呪縛が強いのだ?(人を傷つけるよう命令されたらロボットはどうするんですか?)」
晶葉「人に危害を加えないことが最優先だ。このことはロボット三原則が書いてある本に明記されている」
飛鳥「確か最近やってたロボット映画でもそうだったね」
のあ「次はこれね」
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Три кошки
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晶葉「読めん。アーニャがいるからロシア語だとは思うんだが」
アーニャ「ハルァショー…すごいです蘭子。よく書けましたね」
蘭子「フッ。我が力なら当然のことよ(それほどでもないですよ)」
飛鳥「それでアーニャ、これはなんて書いてあるんだい?恥ずかしながらボクもロシア語はよくわからないんだ」
アーニャ「トリコシュキ…3匹のネコです。ヤー…私たちにちなんだ物だと…。にゃん・にゃん・にゃんですか?」
のあ「正解よ。そういえばドラマでは2人とも私と飛鳥が組んでるのとは別のユニットで出てるわね」
蘭子「ウム。『薔薇城天使』に『愛の猟犬』。共に『灰被り計画』から生まれ出でしものよ!(はい。『Rosenburg Engel』に『LOVE LAIKA』どちらも『シンデレラプロジェクト』から生まれたユニットです)」
晶葉「ム?ライカはカメラのことではないのか?」
飛鳥「そのライカはスペルがLeikaだから違うよ。大体ライカはドイツのカメラ会社だよ。アーニャのユニット名にはしないさ」
アーニャ「ライカですか?ヤー…私もソ連性の物を愛用してます。ジェーブシュカ…おじいちゃんからもらいました」
のあ「それって…。まあ別にいいわ」
蘭子「おお。裏の魂を封じる器か!我よが瞳に触れさせてもよいか?(フェイクライカですか!私にも見せてもらえませんか?)」
アーニャ「アー…見たいということですか?ダー…いいですよ」
飛鳥「…その呼び方をすると響きはいいよね」
晶葉「まあ本人がいいなら別にいいだろう」
のあ「最後はこれよ」
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一分の天啓と九割九分の精進の結晶
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アーニャ「ワリ、ブ…。確か日本のブロック…単位でしたか?」
飛鳥「そうだよ。ボクは刹那が好きかな」
蘭子「我もだ。極上の闇の調べよ!(私もです。響きがかっこいいですよね)」
晶葉「この数字で思い浮かぶのは…発明だな」
アーニャ「イゾブレテーニェ…発明ですか?」
晶葉「発明は1%のひらめきと99%の努力。かの発明王エジソンの言葉だ。天才は1%の才能に99%の努力という言葉もあるな」
飛鳥「それってある種残酷な言葉だよね。1%の才能がなければ凡人はどんなに努力しても努力する天才には敵わないんだから」
のあ「逆に言うとどんなに才能があっても99%の努力をしないと意味ないわ。なかなかそこまで努力できる人は少ないでしょうね」
蘭子「我が瞳にも自らに偶像の素質があるか、鍛練はこれで十分なのか判断はつかぬ。灰被りになったと言えど我が覇道の終わりは見えぬ(私には自分に才能があるかも、努力が足りてるかもわかりません。シンデレラガールにはなりましたがアイドルの道はそこで終わりじゃありませんからね)」
晶葉「私も世間的には天才と呼ばれているが、アイドルとしては道を歩き始めたばかりだ。才能と努力の果てがどこにあるか、努力しても報われるかは私にはわからんよ」
アーニャ「ダー…はい。それでも私たちは前を向かなければいけません。ヤー…私が沈んでいてはファンの皆さんを笑顔になんてできませんから」
飛鳥「あ、残念ながらもうお別れの時間だね。初のゲスト会だったけど2人ともどうだった?」
アーニャ「アー…何だかとてもカオスでした。でもベーズリィエ…楽しかったです」
蘭子「真か、白銀の氷雪姫よ!我が瞳の力が届いたようだな(本当ですか、アーニャちゃん!それならよかったです)」
晶葉「そうだな。カオスだったが色々話せてよかった。多分何を言っても大丈夫だという気分になるからだろうな」
のあ「そう言ってもらえるとうれしいわ。次もゲストの心解き放てるよう努力するわね」
蘭子「フム。さあ今こそ終焉の時!滅びの呪文を唱えよう!(そうですね。それでは終わりです。エンディングに行きましょう)」
飛鳥「わかったよ。これで今回の『ちゃおラジ』を終わるよ。お相手はちゃおっす!二宮飛鳥と」
蘭子「混沌!神崎蘭子と」
のあ「カオス!高峯のあと」
アーニャ「Xaoc!アナスタシアと」
晶葉「ちゃおっす!池袋晶葉がお送りしたぞ」
蘭子「それでは皆」
飛鳥・蘭子・のあ・アーニャ・晶葉『闇に飲まれよ!』
番組終了後
飛鳥「それにしても2人ともすごいね。天体観測以外スムーズに答えられてたよ」
蘭子「ウム。汝らも瞳が開けてきたようだな(わかってもらえてうれしかったです)」
晶葉「正直ロボット物しか興味なかったからな。今期もロボット物しか見てないんだ」
のあ「じゃあ今度奈緒の家でVDを観せてもらいましょう。多分Ωも揃ってると思うわ」
アーニャ「ヤー…私『アナと雪の女王』も観たいです」
飛鳥「アーニャはあの映画が好きなんだね。アーニャにはピッタリだと思うよ」
蘭子「では汝の雪の女王の姿をグリモワールに刻まん!(じゃあ雪の女王のアーニャちゃんを描いてあげますね)」
アーニャ「スパスィーバ…ありがとうございます、蘭子」
のあ「本当はウサミン星が一番いいのだけどね。菜々さんなら当時も録画してたでしょうし」
飛鳥「いやいや。アーニャの夢を壊しちゃダメだからね」
おわりです。ロシア語難しかったです。
おつおつ
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