八幡「は?俺なんで片目が……」 (9)
人は時として悲劇を経験する
一般的に悲劇とは悲しい出来事
例えば身内が死んでしまっただとか
家がなくなっただとか悲劇の定義は人それぞれである
そして人は時としてその悲劇に立ち向かわなければならない
なら俺はその悲劇から目を背け家で仕事をする専業主夫になりたい
その日悲劇が起きた
雪ノ下さんを送って帰り俺は眠りにつく
はずだったんだ
「ごめんね比企谷君……もう我慢できないや??」
その記憶は曖昧で
どこか儚くて
でも思い出してはいけない
思い出すことを脳が拒否してる
そんな感覚が身体を駆け抜ける
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こんな時間によくもまぁ
どうも
はよ
きになる
ナニッ!?
前文にもある通り
その時の記憶は曖昧だ
雪ノ下さんを家に送る途中で「何か」が起きた
でもそれは思い出せない
思い出さないほうがいいかもしれない
だって今の俺はもう……
「人間」じゃなくて「喰種」なんだから
病室
病院食はあまり美味しくないとはよく聞くがこの病院食はそんな次元超えていた
焼き魚は焦げたスポンジみたいだし
米なんかはネチョネチョした何かだ
八幡「どうなってんだよ……」
これはエタるっぽいにおいぜよ
食レポ雑すぎだろwwwwww
真似できないなら無理しなくてもいいのよ?
期待
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