ほむら「負けて死ね」(24)
ループx周目
舞台装置に単身で戦いを挑んだほむらは瓦礫に動きを封じられてしまった。
その隙にまどかに契約されてしまい、舞台装置は倒された。
だが、膨大な量の魔力が暴走し、まどかは直ぐに魔女となってしまった。
qb「暁美ほむら、君が時間遡行を重ねてくれたおかげでまどかは最強の魔女となってくれた」
「全宇宙を代表してお礼を言わせて貰うよ」
「まぁ地球は三日もしないうちに滅ぶだろうし、君も永くないだろうけどね」
ほむら「……一度全てを諦めて開かれる道もある」
qb「何を言っているんだい?」
ほむら「うふふ……」
最期に不気味な笑みを浮かべて、ほむらのソウルジェムは砕け、魔女が産まれた。
産まれた魔女は身体に砂時計を宿し、古典的な魔女がつけているもののつばが光学ディスクのようになった帽子を被っている。
qb「これで君の旅も終わりか」
「このエネルギーで宇宙は半永久的に熱的死を迎えることはないだろう」
「僕もこの星を後にするとしようかな」
「待ちなさい」
qb「……まだ生存者が居るのかい?」
「私よ」
qb「……君がまだコミュニケーションを取れるとはね」
「この円盤に貴方とコミュニケーションをとることが組み込まれているのよ」
qb「わざわざ呼び戻したということは何か言いたいことあるのかい?」
「ええ、残念ながら貴方達もここで終わりよ」
qb「……どういうことかな?」
「着火……と言えば判るかしら?」
qb「……いや、それだけではわからないね」
「まどかの放出したエネルギー」
qb「……まさかッ!?」
「宇宙が半永久的に保たれる程のエネルギーが暴発したらどうなるでしょうね?」
qb「辞めるんだ!馬鹿なことをするんじゃない」
「いいえ、限界よ、押すわ」
宇宙の始まりの大爆発がビッグバンと呼ばれ、宇宙の終わりにもビッグクランチと呼ばれる物があるという。
此岸の魔女が放った矮小な火花によって宇宙は滅びた。
「しかし、私の魔法は時間遡行」
「時間までも吹き飛ばしてしまうとはね」
qb「……ここは…一ヶ月前の」
「今度は貴方がこの一ヶ月をやり直すのよ」
qb「同じことをするまでだね」
「私の魔法で起きたことは何もしなくても繰り返すわ。つまりまどかが魔女化すれば宇宙は必ず巻き添え」
「何度やっても成功しなかったことに対する皮肉ってことかしら?」
qb「君を倒せば良い話だ。魔女となればマミが放っておかないだろうね」
「時間停止を忘れたのかしら?」
っていうのをジョジョ四部読んで書きたくなったんです。
気が向いたら続きを書きます。
乗っ取りは別に構いません。
本家とは若干異なりますが
qb「しかし君の言っていることは嘘かもしれない」
「だったら暫く様子を見ていなさい。私が貴方を殺しに来るわ」
qb「それが時間遡行の異質さの証明か」
qb「成る程、君の言うとおり時間遡行を重ねた暁美ほむらが僕を狙ってきた」
「しかし、宇宙滅亡を繰り返すことの証明にはならないね」
「だったら……もう一度宇宙を吹き飛ばしてみればいいんじゃないかしら?」
qb「それしか方法はないね、じゃあ僕はこの一ヶ月は諦めさせてもらおうかな」
「……この外道が」
イミフ
「美樹さんが魔女になったわね」
qb「黄金パターンさ」
「これから佐倉杏子を煽って心中させた後、鹿目まどかに営業をかけ、暁美ほむらに絶望を叩きつけに行くところだよ」
「私にできることはないわ、好きにしなさい」
qb「そうかい」
qb「前回と全く同じように進んでいるけど、これも君の魔法の効果なんじゃないかい?」
「違うわ。細部が異なるし、まどかが貴方の冷徹さに巴さんが死んだ辺りで少し気付いていたわ」
qb「まぁ結果は同じだよ」
「宇宙滅亡までね」
qb「瓦礫に君が動きを封じられるところまで同じだね」
「……助けてくるわ」
qb「じゃあ僕はまどかと契約してこようかな」
「ならば私は私を次の時間軸に飛ばすまでよ」
ほむら「……ここで終わりなの?」
瓦礫に手足を封じられ、動けない私を見つける。
ほむら「魔女……これで本当に終わりね」
瓦礫に紫色の光線を放ち、それを破壊し彼女を解き放つ。
ほむら「……助けてくれたの?」
「この魔力のパターン……私?」
征きなさい……
ほむら「……まどかが契約してしまったようね」
「でも貴方の意志を無駄にしないためにも次の時間軸に飛ばせて貰うわ」
qb「舞台装置が倒されたね」
「今回は君は何もしてはいけないよ」
「する意味がないわ」
qb「さぁ、魔女が孵るよ」
「そして宇宙が吹き飛ぶわよ」
qbの台詞が二行以上かかるときはどっちにも名前入れといたほうがいいんじゃないかな
此岸の魔女の台詞と被ってややこしい
まあ全体的にややこしいけど
……
qb「成る程、君の言うとおりだったね」
「つまりまどかからエネルギーを得ることは不可能よ」
qb「じゃあ……地道に他の子から集めるとしようかな」
「それも上手く行くかしら?美樹さんや巴さんが魔女になったらまどかは契約してしまうでしょうね」
qb「……」
「遡行した私にでも会いに行こうかしら」
qb「それはおかしくないかい?」
qb「前回の一ヶ月を吹き飛ばしたんだ。この時間軸に居るのは魔女になった君じゃないのかい?」
「説明するのも面倒だから実際に見てみればわかるわ」
qb「……君は悉く予想を裏切るね」
「貴方の予想が悉く間違ってるだけよ」
「これで漸く私の望む終わりが訪れるかしら……」
qb「僕は僕のやるべきことをやるだけだ」
まどか「私は……現在、過去、未来、全ての魔女を産まれる前に消し去りたい!」
qb「どうやら君もおしまいの様だね」
「……どうかしら?」
qb「まだ何かあるのかい?」
「魔女の私が産まれた時間は吹き飛んでしまったわ。私に始まりなど存在しない」
qb「つまり君は消えないと。でもまどかがこの世界の一員から外れてしまうのは避けられないんじゃないのかい?」
「最後の魔女の私が生きてる限り、まどかの居ない世界にはならないわ」
「私は此岸の魔女、まどかを此岸に引っ張り続けるのに相応しいと思わないかしら?」
qb「つまりもう一度君を送り出すのかい?」
「向こうにはまた私が居るわ」
「意思は通じなくてもきっと力になってくれるわ」
qb「全く、何が君達をそこまでさせるんだか……」
「……理解できないこそ、こうしているのかもしれないわ」
qb「わけがわからないよ」
「わかるように努力しない限り、地球人とは上手くやれないでしょうね」
談義スレで腐ってるのもなんなんで一個書いてみましたが
予想以上に意味不明な出来になってしまいました
書いた後に気づきましたが、これでは全ての魔法少女が緩慢な死を待つだけになってしまいますね
アイデアや会話の雰囲気は良かったけどないようがないよう
この話の内容膨らませるかもりもりループさせるか次作以降で頑張ってほしい
えーと単一世界って設定でいいのかこれは。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません