765プロ事務所
P「おはようございまー」ガチャ
美希「……」サクサクサクサク
貴音「……」パクパクパクパク
響「……」モシャモシャモシャモシャ
P「って、アイツら何を食べてるんですか?」チラッ
小鳥「新発売された、スペシャルハッピーターンらしいですよ」
P「ハッピーターン……お菓子、でしたよね?」
小鳥「はい。スポンサーから大量に贈られて来たらしくて」
※アイマスはSSとアニメでしか知らないエアPです。
多分、口調で可笑しな所が出て来るので、耐えられない方はブラウザバックしてね
にわかのくせにSS書くとか無謀だな
俺は支援する
小鳥「あっ、プロデューサーさんもどうぞ」スッ
P「では一つだけ……」パクッ
P「……」
P「何か、俺には合わないですね」
美希「えーっ、ハッピーターン味が分からないなんて、ハニーの舌はオカシイと思うな」サクサクサクサク
貴音「このはっぴぃぱぅだぁが、美味しさの秘訣なのです」パクパクパクパク
響「一度食べたら止まらないさぁ!!」モシャモシャモシャモシャ
P「はいはい、ストップストップ。レッスン前に腹を膨らませてどうすんだ」
P「それまでハッピーターンは没収な。ほれっ、終わったら食べてもいいから。ダンスレッスン行って来い」
美希「ああん!!」
響「ぐぬぬ……仕方ないぞ」
貴音「レッスンに行きましょう美希」スタッ
美希「わかったの……他の子たちにあげちゃダメだからね?」スタッ
響「じゃあ行ってくるぞっ」タタッ
貴音「では……」ペコリ
P「おう、頑張れよー」
P「……」
P「まだダンボールの中に、半分ぐらい入ってるな。逆を言えば、ダンボール半分も食ったのか」
P「うえぇっ、考えただけで吐きたくなる……」
P「取り敢えず、ダンボールは俺のデスクの隣に置いとくか」ドサッ
真美「おっはよー!!」ガチャ
亜美「ぐもにー!!」
P「おはよう二人とも」
小鳥「おはよう。真美ちゃん、亜美ちゃん」ニコリ
真美「んんっ? くんくん……」
亜美「すんすん。なにやら兄ちゃんの方から、おいしそうな匂いがしますなぁ」ヒクヒク
P「な、何もしませんよね小鳥さん?」ドキッ
P「よーし、三人で久し振りにカタンでもするか!!」アセアセ
真美「あやちー。これはは隠してますなぁ」ジトーッ
亜美「だせだせー!! チロルチョコにしろい!!」タタッ
小鳥「それを言うなら神妙に、じゃない?」
P「わっ、バカやめろ!! こっちに来るなっ!!」
真美「そのダンボールだよ亜美!!」クンクン
亜美「りょーかい!!」
P「通すかっ!! カバディカバディカバディカバディ……」ジリジリ
小鳥「あのっ」
真美「あちょー!!」バッ
P「一人目確保!!」ギュッ
亜美「ちょんわー!!」バッ
P「二人目確保!!」ギュッ
真美「はなせー!!」ジタバタ
P「大人しくするなら放すぞ?」
亜美「兄ちゃんのろりこーん!!」ジタバタ
P「ならロリコンだから放さない」
小鳥「まぁまぁ……こんなに有るんだし、ちょっとくらいなら良いんじゃないですか?」
P「し、しかしですね小鳥さん」
真美「にぃちゃん……」シュン
P「うっ」
亜美「どうして、亜美たちだけ仲間外れにするの?」シュン
P「うぅっ……」
小鳥「プロデューサーさん?」
P「ああもう!! 少しだけだぞ?」パッ
真美「いやっほー!!」スタッ
亜美「さっすが兄ちゃん!!」スタッ
真美「おおっ、この中が……」クンクン
亜美「おいちそー!!」ガサゴソ
ブレイクアウレボリューショー♪
P「おっ、真からメールだ」ガンジカラメノダディープレー♪
真美「……」サクサクサクサク
亜美「……」パクパクパクパク
P「……」ピッ
P「小鳥さん、ハッピーターン買いつつ、真と千早を迎えに行って来ます。何か足りなくなりそうだし……」
小鳥「あははっ、お願いしますね」
P「全く……何が美味しいんだアレ」スタッ
テレビ局地下駐車場
P「……」キィィッ
P「ほい、お待たせ」ガチャ
真「お疲れ様ですプロデューサー」
千早「お疲れ様です」ペコリ
P「二人ともお疲れ様。あっ……後ろの席に積んでる荷物は、助手席へどけて乗ってくれ」
千早「はい。この袋ですよね?」ガサッ
真「中には、何が入ってるんですか?」
P「ああ……新発売された、ハッピーターンってお菓子だよ」
真「ハッピーターンですか!?」グイッ
P「何だ、知ってるのか?」
真「ボク、ハッピーターン好きなんですっ!!」
P「そうか……それじゃ出発するから、シートベルトしろよー」
真「ボク、ハッピーターン、大好きなんですっ!!」
P「……」
P「少しだけだぞ?」
真「わぁい!!」ガサゴソ
千早「そんなに美味しいの?」
真「そうだよ千早!! このハッピーパウダーが美味しさの秘訣なんだっ!!」ガサゴソ
千早「……」
千早「あの、プロデューサー」チラッ
P「少しだけな?」
千早「はいっ、ありがとうございます!!」ペコリ
真「……」サクサクサクサク
千早「……」パクパクパクパク
P(こりゃ、また買い足さないとな)
しかし翌日……
新発売のスペシャルハッピーターンは、中毒性を招く成分が大量に含まれていると報道され、全国で一斉回収&破棄がなされたのだった。
休憩
一ヶ月後 765プロ事務所
P(ハッピーターンが、この世から消えて一ヶ月……)カキカキ
P(禁断症状からかしばらくは、イライラしたりソワソワしたりするアイドルも多かったが、ようやく最近、元へ戻ったように感じる)
P「よしっ、事務作業終わりっ!!」ガタッ
P「次の仕事までまだ時間あるし、しばらくソファーに座って休むか……」
P「ほっ」ボフッ
P「うあー、このソファーに座ると、マジで瞼がしゅんころだ」ウトウト
期待
P「……」
P「すぅっ、すぅっ……」コックリコックリ
真美「おっはよー!!」ガチャ
亜美「ぐもにー!!」
真美「あれっ、誰もいないの?」キョロキョロ
亜美「ピヨちゃんも居ないよ?」
真美「あっ、ソファーに兄ちゃんはっけーん!!」タタッ
亜美「にぃちゃーーん!!」タタッ
真美「あそぼー!!」ダキッ
亜美「ドカポンしよーYO!!」ダキッ
P「……」
P「すぅっ、すぅっ……」
真美「ありっ?」
亜美「寝てるの兄ちゃん?」ユサユサ
真美「……」チラッ
亜美「……」コクリ
真美「ぬっふっふー」ニヤニヤ
亜美「これは、イタズラのチャンスですな真美たいちょー」ニヤニヤ
真美「でも、どうしよっか?」
亜美「んーっ……」
亜美「あっ、まめでんきゅう!!」ピコーン
真美「おおっ!?」
亜美「亜美と真美で、左右から兄ちゃんの耳に、フーッて息を吹き掛けてみてはどうでしょう!!」ビシッ
真美「なるほどー、ビクッとさせるのですな? 採用であります亜美ふくかん!!」
真美「では」モゾモゾ
亜美「さっそく」モゾモゾ
真美「真美は兄ちゃんの右耳に……」
亜美「亜美は兄ちゃんの左耳に……」
真美「あ」
亜美「せーの」
真美「フーーーっ」
亜美「フーーーっ」
P「ん……」ピクッ
亜美「おっ?」
P「すぅっ、すぅっ……」
真美「起きないね」
亜美「よしっ、もっかいやろ……ん?」
亜美「くんくん」ヒクヒク
真美「どったの亜美?」
亜美「何か、くんくん……兄ちゃんから、美味しそうな匂いがするYO」
真美「美味しそうな匂い?」
亜美「くんくん。わかった!! 兄ちゃんの耳だ!!」
亜美「こりは、たまりませぬぞー」ジュルリ
真美「えっ? えっ?」
亜美「兄ちゃん、いただきまーす!!」
亜美「あー、んっ……ぱくっ。はむはむっ」ペロペロ
真美「ちょっ!?」ビクッ
真美「あ、亜美っ、何してんのっ!?」
ふぅ
抜いてんじゃねえよ
ふぅ…
亜美「んまんま……ちゅっ、ぢゅちゅっ、じゅるじゅる」ペロペロ
真美「ダメだよそんな事しちゃ!!」アセアセ
亜美「んっ、ぷはぁぁっ!! へっへー、真美もやったらEじゃん?」
真美「うぅっ……」
亜美「兄ちゃんの耳ね、ハッピーターンの味がするよ?」
真美「えっ? ホント亜美!?」
亜美「ホントホントー。せっかく耳は二つ有るんだし、一緒にペロペロするっしょー!!」
真美「……」
亜美「真美がやらなくても、亜美はやるけどね」ニヤリ
真美「っ……」グッ
真美「ま、真美もやるっ!!」
真美「はむっ!!」パクッ
亜美「……」
亜美「やっぱり、二人一緒がイチバンだよね」ニコリ
亜美「んっ……ペロペロ、れろれろっ、あむあむっ」ニュルニュル
P「んっ」
真美「にぃちゃ……」チュパチュパ
P「んんっ?」
亜美「おぃひぃ……」チュパチュパ
P「んんんんんっ!!?」
P「なっ、なにやってんだお前ら!?」ガバッ
P「ほらっ、離れろ真美!! 亜美!!」
真美「んーっ!!」ギュゥゥッ
亜美「やーっ!!」ギュゥゥッ
P「ヤじゃなくて、はー、なー、せっ!!」グイィィッ
真美「あっ」チュポン
P「ぬおおおおっ!!」グイィィッ
亜美「あんっ」ニュポン
P「はぁっ、はぁっ、ふぅぅぅっ……まったく、このイタズラっ子どもは」
P「って、俺の耳がベチョベチョな訳だが?」ネチョネチョ
真美「だって……」
亜美「兄ちゃんの耳、ハッピーターンの味がするよ?」
P「……」
P「はいっ?」
P「ハッピーターンって、発売中止なったアレか?」
亜美「そーだYO!!」
真美「ねぇねぇ兄ちゃん、真美たちに舐めさせてよー」クイックイッ
亜美「痛くしないからぁ、あむあむさせて兄ちゃん?」クイックイッ
P「まず、自分の体がハッピーターンになったって、物凄い不安を覚えるんだが?」
P「それに、そんなこと言ってさ? 急に噛まれたら堪んないぞこっちは?」
真美「お願い、兄ちゃん……」ウルウル
亜美「今日のおちごと、すんごーく頑張るからぁ」ウルウル
P「いや、普段から凄く頑張ってくれよ」
P(しかし、何だかよく分からないが、それで二人のやる気アップを得られれば安いもんか?)
P「……」グッ
P「少し、だけだぞ?」
真美「いえーい!!」ギュッ
亜美「さっすが兄ちゃん!!」ギュッ
P(むっ、何か恥ずかしいな。目をつむって円周率でも数えとくか)
P(3.141145148101919364364……)
真美「じゃあ、真美は右から」スッ
亜美「亜美は左から」スッ
真美 亜美
「「いただきます、にぃちゃん……」」
真美「んっ」ペロッ
亜美「はむっ」チュッ
真美「あれっ? れろれろっ……んーっ、さっきより美味しいよ兄ちゃん?」ペロペロ
P「知らんがな」
亜美「ぢゅるっ、ちゅっ……んーっ、さっきと何か違うこと無い?」チュッチュッ
P「ちがうこと、か?」
P「まぁ、今は起きてるし」
P「恥ずかしいっちゃ、恥ずかしいな……」
真美「なるほドゥ、これは新発見ですな」ニヤニヤ
亜美「兄ちゃんは、照れると美味しくなるんだNE!!」ニヤニヤ
真美(これより、アダルト作戦をかんこーする!!)チラッ
亜美(らじゃー!!)コクリ
真美「……」
亜美「……」
真美「どうせなら、気持ち悪いより」
亜美「気持ちよくなりたいよね?」
真美「ね?」ボソッ
亜美「にぃちゃん?」ボソッ
真美「んっ」チュッ
亜美「んっ」チュッ
P「……」
P(無心無心無心無心)プルプル
真美「これから真美たちが」
亜美「兄ちゃんの耳をペロペロするから……」
真美「どっちが気持ちいいか」
亜美「決めてね?」
P「あー、はいはい」
P(コイツらはどうやら俺を恥ずかしがらせたいみたいだが、俺はこの業界でノータッチノーロリータマンと言われた男。JCに何をされようが決して反応しない!!)キリッ
真美「それじゃ真美は……れろぉっ」ニュププッ
真美「耳の奥までぇ、舌で舐めてあげるね?」
P「……」
P「あひんっ」ビクッ
亜美「亜美は耳たぶとかぁ……はむっ」ムヂュッ
亜美「外側のコリコリして固いとことかを、あむあむしてあげるね?」
P「……」
P「あふんっ」
真美「ぬっふっふー、もう目がトロンとしてるよ兄ちゃん?」ニヤニヤ
亜美「やっぱりロリコンさんだー」ニヤニヤ
真美「……」
亜美「……」
真美「ちゅっ、ぢゅっ、れろれろっ」ニュルニュル
亜美「んむっ、ヂュウッ、ちゅるるる!!」チューチュー
真美「ねぇ」
亜美「ねぇ」
真美「にぃちゃん」
亜美「にぃちゃん」
真美「真美と」
亜美「亜美」
真美「どっちが気持ちいい?」
亜美「どっちが気持ちいい?」
真美「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、はぁぁっ……」
真美「真美だよね、兄ちゃん?」ニコリ
亜美「ちゅむっ、ぢゅるっ、ちゅっ、ぷはぁぁっ……」
亜美「亜美だよね、兄ちゃん?」ニコリ
真美 亜美
「「ねっ?」」
真美 亜美
「「選んでっ?」」
P「……」プルプル
P「もっ、もう終わりっ!! 子供にこんな事されても、なんとも無いぞ!!」
真美「……」
亜美「……」
真美「ウソだよ兄ちゃん」クスリ
亜美「兄ちゃんの体、どんどん美味しくなってくよ?」クスリ
P「うぐっ……」
P「とにかく終わり!! さぁさぁ、離れた離れた!!」
ガチャッ
響「はいさーい、戻ったぞプロデューサー!!」
貴音「本日のレッスンは終了致しました」
P「おおっ!! ちょうど良い所に来た」
P「響、貴音、この二人をひっぺがすの手伝ってくれ!!」
真美「げっ!?」ビクッ
亜美「ひびきんにお姫ちん!?」ビクッ
響「何してるんだ二人とも?」タタッ
貴音「はてっ?」タタッ
真美「な、なんでも無いYO!!」バッ
亜美「いつも通りだYO!!」バッ
P「あ、離れた」
響「んっ? んっ?」キョロキョロ
真美「……」
亜美「……」
真美(兄ちゃんがハッピーターンなのは)チラッ
亜美(秘密だねっ)コクリ
一週間後 アイドルフェス前夜
控え室
P「ライトやドライアイスの演出準備も万端だし、舞台装置も不備は無し、と」
P(しかし、うちのアイドルのリハーサルを一通り見たが……真美亜美のコンビが、ぶっちぎりで仕上がってるな)
P(もともと以前から、今回は二人を組ませて見ようって決まってたが、どうやら正解だったようだ)
P(その要因はやはり……アレ、だよなぁ?)
P「……」
P「全く、普段から真面目にやれば良いのに」ボソッ
コンコン
P「んっ?」
貴音「いらっしゃいますか?」
P「貴音か? 入っていいよ」
貴音「失礼します」ガチャ
貴音「響」
響「自分も入るぞ……」トボトボ
P「何だよ、元気ないな?」
貴音「はい、実は……」
P「悩みが有るなら、今の内に吐き出しとけ」
P「響も同じ悩みなのか?」
響「そうだぞ……自分、完璧だけど」
響「ハッピーターンの事を忘れられないんだっ!!」ズイッ
P「……」
P「はっ?」
貴音「はっぴぃぱぅだぁの芳醇な香りが、何度も頭を過るのです……」
貴音「舌の記憶まで支配するとは、何ともいけずなはっぴぃたぁん」ウットリ
P「それで?」
P「まさか……ハッピーターンの味が頭をチラ付いて、歌やダンスに集中できないとか言わないだろ?」
貴音「……」
響「……」
P「あは、はは、はっ」
P「マジかよ……」
P「だからって、どうしようも無いんだぞ?」
P「アレはもう、この世に存在しないんだから。気持ちを切り替えて、フェスに集中するんだ!!」
ねる
いいぞ。
貴音「……」
貴音「真美と亜美は……」
P「どうした?」
響「真美と亜美は、ハッピーターンが消えたのに、凄く元気だぞっ!!」
P「……」
P「子供だからな。飽きるのも早いし、他の皆ほどハマってなかったんじゃないか?」
貴音「最初は、そう思っていたのです」
響「でも、聞いちゃったんだ……」
響「二人がレッスン終わりに、「兄ちゃんにハッピーターン貰おう」って話してるのを!!」
P「……」
貴音「そして、貴方様の居る休憩室に入って行き……」
響「戻って来たら、「美味しかった」って言ってたぞ!!」ズイッ
P「見てたのか?」
響「だって!! だって、二人だけ生き生きしてるから……みんな、不思議だって」ウルウル
貴音「貴方様は美希を天才だと仰いましたが、先ほどのを見て、美希と真美と亜美、最もくおりてぃが低いのは誰でしたか?」
P「別に、美希もクオリティが低い訳じゃないだろ?」
P「……」
P「あ」
貴音「その通りです」ニコリ
響「自分たちだってそうだぞ!! このままじゃ、このままじゃ……」
貴音「だから、一つで良いのです。我々にはっぴぃたーんを」ペコリ
響「うがーーっ、お願いさプロデューサー!! お別れハッピーターンさせてくれっ!!」
貴音「貴方様……どうか、らすとはっぴぃたーんの機会を与えてはくれませんか?」ウルウル
響「本当に一つでいいんだ。ファイナルハッピーターンして、未練を断ち切りたいんだ!!」
P(うぐぐっ……フェスに影響出られても困るしなぁ。真美と亜美には、あれだけ絶対に言うなって念押ししといたのに)
P(また言って置くか。それに)チラッ
貴音「貴方様……」ウルウル
響「ゔぅっ……」ウルウル
P(まっ、この二人なら精神年齢は高いし、今回だけで断ち切れるだろう)
P「よしっ!!」グッ
貴音「っ!?」
響「っ!?」
P「二人とも、内緒にするって誓えるか?」
貴音「あっ、は……はいっ!!」コクリ
P「響は?」
響「っ……」コクコク
P「んじゃ、鞄の携帯ウォーマーから蒸しタオルを出して……っと」ポフッ
響「そんなの持ち歩いてるのかプロデューサー?」
P「ああ」
P(これ持ち歩かないと、ベトベトなままだからな)
P(両手を綺麗に拭いて……こんなもんか?)フキフキ
P「二人とも、近くまで寄ってくれ」
響「おっ」トテテッ
貴音「……」トテテッ
P「貴音は右手の人差し指で」
P「響が左手の人差し指な」
響「んっ?」
貴音「はて?」キョトン
P「つべこべ言わずに、しゃぶるるるんだよぉっ」ニタリ
P「ってのは冗談で、説明するのも面倒だし、取り敢えずペロッと舐めてみてくれ」
貴音「貴方様?」ジトーッ
響「この変態プロデューサー!!」
P「いや、自分じゃわからないんだが、俺の体がハッピーターンの味になったみたいなんだ?」アセアセ
貴音「面妖な!!」
響「あっ、でも……くんくん」ヒクヒク
響「言われてみれば、プロデューサーからハッピーターンの匂いがするぞっ!!」
貴音「なんとっ、それはまことですか響?」
響「うんっ!! 貴音ももっと近くに寄れば分かる筈さ」
P「俺は強要はしないよ。あくまでも、秘密にするならって条件で提供するだけだ」
P「で、どうする?」
響「でもっ……」
響「うぅっ、恥ずかしいぞ」モジモジ
貴音「……」グッ
貴音「いただきます……んっ」ペロッ
響「えっ、貴音!?」
貴音「ふっ、んんっ、ちゃむっ」チュッ
貴音「はぁぁっ……これは、微かですがはっぴぃたーんの味がします!!」
響「ほんとうかっ!?」
響「自分もっ」グッ
響「あ、あっ、あむっ」パクッ
響「あむあむっ、はむはむっ……」モニュモニュ
響「んんっ、はぁぁぁっ……プロデューサー、ちょっとだけハッピーターンの味がするぞっ!!」
P「満足したか?」
P「これなら明日のフェスも……」
ガチャッ
真美「兄ちゃーーん」
亜美「ヘイヨー!!」タタッ
貴音「真美……」
響「亜美」
真美「ありゃっ?」
亜美「ひびきんとお姫ちんにも、バレちゃったかぁ……」
真美「でもっ、ぬっふっふー。ねっ?」チラッ
亜美「ねっ?」クスクス
貴音「なっ、なにがオカシイのですっ!!」
響「真美と亜美もやってるんだろ!!」
真美「真美たちは、美味しくない指なんて舐めないもんねー(笑)」チラッ
亜美「指舐めが許されるのは、小学生までだよね?(笑)」クスクス
休憩
P(この流れ、ヤバくないか?)
P「あー、よしよし。貴音と響は、お別れハッピーにラストハッピーにファイナルハッピー出来ただろ?」
P「これで満足だな!? 解散だ解散!!」
P「はいはい、帰った帰ったー!!」グイグイッ
真美「うける(笑)」クスクス
貴音「うけません!!」
亜美「これからは大人の時間だからねっ、ちかたないね(笑)」クスクス
響「自分たちの方が大人だぞ!!」
P「煽るな二人とも!!」
P「なっ? 貴音と響は大人だから、コイツらの言った事なんて気にするなよ? 早く家に帰って、明日に備えて休むんだ」
貴音「……」
響「……」
貴音「イヤです」
響「イヤだぞ」
貴音「ここで、見てゆきます」キッ
響「そうだぞ!! バカにされたんだから、二人とプロデューサーのを確認しなきゃ、納得して帰れないぞ!!」キッ
真美「だって、さ?」ピトッ
亜美「どうする、兄ちゃん?」ピトッ
P「……」
P「二人とも、ここで見た事は口外しないって誓えるか?」
貴音「……」コクリ
響「……」コクリ
P「……」
P「じゃあ何を見ても、部屋の外まで聞こえるような大声を出したりしないでくれよ?」
一番美味しい部位ってやっぱり・・・(ゴクリ
パンツ脱いだ
真美「さぁさぁー」グイッ
亜美「座って座ってー」グイッ
P「あ、ああ……」ガタッ
P(無心無心無心無心無心)
真美「それじゃ」
亜美「はじめるYOー」
貴音「……」ジィーッ
響「……」ゴクリ
真美「……」
亜美「……」
真美「兄ちゃん」ボソッ
亜美「兄ちゃん」ボソッ
真美「今日は、真美が左で」
亜美「亜美が右だよ」
響「なっ、なぁ貴音ぇ……あれ、近すぎじゃないのか?」チラッ
貴音「そう、ですね」コクリ
真美「兄ちゃんはね? こうやって……んっ」チュッ
亜美「耳元で囁かれるのがぁ、好きなんだよ……んっ」チュッ
響「たっ、たかねぇ!! い、いっ、今っ、ちゅ、ちゅ、ちゅー」クイックイッ
貴音「落ち着きなさい響……」
亜美「それに、恥ずかしくなればなるほど、美味しくなるんだよ?」
真美「指なんかより、耳の方が、ずぅーっと美味しいYOー」
亜美「だから最初は、こうやってぇ……れろっ、ちゅっ」ペロッ
真美「兄ちゃんを恥ずかしがらせないと、ね……ちゅっ、ちゅっ」ペロペロ
亜美「初めての頃より、うーんと美味しくなったよね?」
真美「兄ちゃんの耳は、真美たちが育てた」
響「ぐぬぬっ……」ゴクリ
貴音「……」ゴクリ
真美「あむっ、はむはむっ、ちゅるちゅる」ニュルニュル
真美「はぁん、にぃちゃ……」チュプチュプ
亜美「にぃちゃんってさ、一番最初に耳をパクってされた時……ビクンてなるよねぇ」
亜美「気持ちよさそーな顔になるから、わかるようになったよ?」クスクス
響「な、なぁ真美? そんなにプロデューサーの耳は美味しいのか?」ジィーッ
響「よかったら、自分にも少し分けて欲しいぞ」
貴音「もう辛抱たまりません!!」
貴音「亜美。私にもはっぴぃな耳を試食させてください」
真美「えーっ」チラッ
亜美「どうしよっか?」チラッ
響「頼むぞっ!!」ペコリ
貴音「……」ペコリ
貴音「貴方様からも、どうかっ!!」
響「プロデューサー!! 自分たちも餌付けして欲しいぞ!!」
P「……」
P「いや、貴音と響はダメだ」
貴音「っ……どうしてなのですか!?」ビクッ
響「イヤだ!! お預けはイヤだからな!!」
いいね
P「どうしてって……」
P「こんな事されたら、理性が保ちそうに無いし」
貴音「真美や亜美はしてるでは有りませんか!!」
響「そうだぞっ!! 何で二人は良くて、自分たちはダメなんだ!?」
真美「それは真美たちが」ニヤリ
亜美「特別なんだよっ」ニヤリ
P「いや」
P「そうじゃなくて」
P「真美と亜美は、まだ子供じゃん?」
P「幾ら何でも、子供には反応しないって」
真美「」
亜美「」
貴音「ぷっ」プルプル
響「くふっ、ふっ」プルプル
真美「……」チラッ
亜美「……」コクリ
真美は合法だろ←
真美「あむっ」パクッ
亜美「はむっ」パクッ
P「んっ、んっ!?」ビクッ
P「おいっ、アレはヤメてく……」
真美「ぢゅぅ~~~~~~~っ!!!」ヂュルヂュルッ
亜美「ぢゅぅ~~~~~~~っ!!!」ヂュルヂュルッ
P「あひいいいいいいい!!」
P「そんなに強く吸わないでええええええっ!!!」
P「……」ピクピク
響「プロデューサー!?」
真美「にゅふふっ」
亜美「兄ちゃんの体はそーじきですなー」
貴音「それを言うなら、正直ですよ亜美」
響「掃除機は今の二人だぞ」
P「と、とにかく、これでわかったろ?」フラフラ
P「真美たちでもこの調子なんだから、貴音や響にやられたらもっと大変なんだ……」
P「だからさっきのを、お別れハッピーとラストハッピーとファイナルハッピーにしてくれ」
P「二人は真美たちと違って大人なんだから、聞き分けてくれるよな?」
貴音「……」
響「……」
貴音「先程のは、ラスト(の予定)はっぴぃです貴方様」
響「さっきのは、セミファイナルハッピーだぞ!!」
P「……」
P「じゃあ、もう一度、指を舐めたら満足するのか?」
ねる
貴音「み」
響「み」
P「オーライッ、オーライッ、帰った帰ったー」グイッグイッ
響「ああん、押すなぁ!!」グギギッ
真美(お姫ちんたちも舐めたら、もっと美味しくなるかな?)ヒソヒソ
亜美(試してみよっか? あ、せーのっ……)ヒソヒソ
真美「フーーっ」
亜美「フーーっ」
P「……」ゾクゾクッ
P「あひんっ」ドサッ
真美「今だよっ、ひびきん、お姫ちん!!」
亜美「兄ちゃんの耳をパクってして!!」
貴音「謝々!!」タッ
響「二人とも、ありがとうだぞっ!!」
貴音「では……」ピトッ
響「いただきまーす」ギュッ
貴音「はむっ」パクッ
響「あむっ」パクッ
貴音「……」
響「……」
貴音「んんっ!!?」バッ
響「ゔあっ!!?」バッ
真美「あれっ、顔を離しちゃったYOー」
亜美「どったの?」
貴音「はぁっ、はぁっ……これ、はっ、うぐっ!?」
響「ふぅっ、ふぅっ……や、ばっ」
亜美「えっ? えっ?」キョロキョロ
真美「二人とも、自分の口を両手で塞いじゃった?」タタッ
真美「どうしたのお姫ちん、どうしたのっ!?」ユサユサ
貴音「み、見ないで、ください真美……ふあっ、あぁっ」ダラダラ
響「口のナカ、から……唾液がっ、あふれて、止まらな……ぁあ、がぁ」ダラダラ
亜美「えええええっ!!?」
真美「あっ!!」ピコーン
真美「真美たちが育てた美味しい耳を、急に舐めたからだよきっと」
亜美「おおっ!!」ピコーン
亜美「それで、おくちがビックリしたんですなっ!?」
貴音「はぁっ、はぁっ……んくっ」ダラダラ
響「ふぅっ、ふぅっ……うぁっ」ダラダラ
貴音「少し、ずつ、慣らした方が……」チラッ
響「っ……」コクコク
休憩
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貴音「まずは、首辺りから……んっ」チュッ
響「わかったぞ……んっ」チュッ
貴音「はぁっ、はぁっ、はぁっ」ダラダラ
響「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ」ダラダラ
響「あはっ、貴音のヨダレが、こっちまで垂れて来てるぞ」
貴音「汚い、ですか?」
響「……」ニコリ
響「ううんっ」ペロペロッ
貴音「こちらにも、響の唾液が垂れて来ています」
響「自分の、汚いか?」
貴音「……」ニコリ
貴音「いいえっ」ペロッ
真美「うおおっ!!」
亜美「こっ、これはっ!!」
P「……」
P「んっ……」ピクッ
ガチャッ
美希「はぁぁにぃぃぃっ!! ミキにもハッピーターンちょーだいなの!!」ダッ
P「……」
P「はっはっはっ。これじゃ、フェアリーじゃなくて」
P「フェラリーだな!!」
P「と。この抱腹絶倒で爆笑必須の悶絶プロデューサージョークが炸裂してオチが着いた所で」
P「この話はおしまい。またな!!」
真美亜美貴音響以外は、
口調とかボロが出そうなんで、これにて終わり。
また何か思い付いたら書くよ
おつ
まだだ
まだ、お前はいけるはずだ
次の思い付いたけど、
ふたなりもので読み人を選びそうだから、別スレに書きまするm(__)m
乙です
真美「その鞄だよ亜美、いっけー!! 双海ラブハリケーン!!」ダンッ
亜美「りょーかい!! とりゃー!!」バッ
SGGKP「なんのっ」
P「とーめるぅ!!」
亜美「あちょー!!」バッ
P「一人目確保!!」ダキッ
真美「ちょんわー!!」バッ
P「二人目確保!!」ダキッ
まちがった…
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