ペルソナ4 the MAGATHU (33)

あの名作の、あの人物を主人公にしてみました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424353186

足立透「………」

足立「ハァ…」
足立「なんだよ、ちょっとした仕事のミスで……」
足立「せっかく都会の警察庁でエリートになるはずが……」
足立「まさか左遷とか、ありえねーって……」
足立「……稲葉市かぁ、どんなとこだろ」

セリフ間は一行開けろ
MAGATSUだ、まがてゅってなんだよ

2ヶ月Romって立て直せks

~足立透・八十稲葉警察勤務、初日~

足立「だあ~、もう」

足立「初日からガス欠とか、マジかよ……」

足立「まずはガソスタ寄らなくちゃ……」

足立「すいませ~ん、ハイオク満タンでお願いできますかぁ?」

sage sageとは斬新、sage sagaの間違いでは?
でも面白そうだから期待

ガソスタ店員「はーい、ハイオク満タンッスね」

足立「お願いします」

ガソスタ店員「はい。…お兄さん、ここ初めての人?」

足立「あ、はい。警察署に…」

ガソスタ店員「へぇ~!警察の、…道とかわかります?」

足立「あっ…」

ガソスタ店員「それなら、~を…に行って…」

足立「あっ、どうも、ありがとうございます」

ガソスタ店員「いえいえ♪…都会から来たんですか?」

足立「え?あ、そうです…」

ガソスタ店員「な~んもないっショ、ココ」

足立「え?あぁ、ははは…」

ガソスタ店員「狭い町なんで、またお会いできると思います。どうぞ、ウチをごひいきに!」スッ

足立(…握手?)

足立「ど、どうも…」スッ

ガシッ

まがてゅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

~稲葉市警察署内~

堂島遼太郎「よくきたな」

足立「あ、はい、今来ました…」

堂島「堂島だ。今日からおまえの面倒をみるように言われてる」

足立「はい、よろしくお願いします」

堂島「しかし…」

足立「はい」

堂島「初日から五分遅刻とはいい度胸だな」

足立「あ、はぁ…」

堂島「お前のいた都会と比べりゃちゃちな田舎町だが、ナメてもらっちゃこまる」

足立「はあ、スミマセン…」

堂島「いいか、五分ありゃ……で~~が…」

足立(出世とは無縁のノンキャリで、現場主義のたたきあげ…)

足立(〈捜査は足で稼ぐ〉がモットーの昔ながらの刑事…)

足立(合わないタイプだ…)

~午後・署内にて~

足立「ハア…」

堂島「おっ、ここにいたか」

足立「あっ、堂島さん」

堂島「足立…」

足立「え、ええと…」

堂島「今晩、ウチにメシでもくるか?」

足立「え?」

堂島「まだ、コッチに慣れてないだろ?」

~夜・堂島宅~

堂島「もう寝てるが、一人娘がいるんだ」

堂島「奈々子っていってな。俺に似合わず、よくできた子だ」

足立「へぇ~…」

堂島「…お前も都会じゃ色々あったらしいが、ここは狭い田舎町だ」

堂島「助け合って生きてる分、人の絆は深くて固い」

堂島「お前も、ここを自分の家だと思ってくれて構わん」

堂島「これから、よろしくな」

足立「や、あぁ~、ははは。よろしくお願いします」

堂島「おう。んじゃ、一杯…んぐ、んぐ……っぷぁー!うめぇ!」

足立「……」

~そして、勤務の日々~

足立[足で稼ぐ聞き込み]

足立[張り込み調査や、夫婦喧嘩の仲裁まで…]

足立[時々、捜査中に堂島さんと飲んだコーヒー]

足立[奈々子ちゃんともよく遊んだげるかなぁ]

足立[仕事帰りに、時々堂島さんとお酒を飲んだりして]

足立[他の大人が見たらなんていうんだろう]

足立[僕はこんな日々に―]

足立[少し、暖かいものを感じていた]

菜々子な
おまえちゃんとプレイしてる?
愛屋っておぼえてない?愛家だからな?

誤変換くらいでグチグチ言うなようぜぇな

~とある勤務終了・足立帰宅途中にて~

足立「ハア…」

足立「早く地域の店名とか、覚えなきゃかなぁ…」

足立「捜査にさしつかえ―」

ドシッ

足立「おわわ!?」

???「……ッ」

足立「あぁ、ご、ごめんね」

足立(女の子とぶつかっちゃったよ…)

少女「…ん、平気」

足立「よ、よかったぁ」

足立(ってうわあ、カワイイ娘だなあ)

足立(…青い帽子に、あんま田舎で見ないタイプだ)

少女「…ねぇ」

足立「ん?」

少女「―自分が何者か、考えたこと…ある?」

足立「―へ?」

少女「…もう行くね」

足立「あっ…」

足立(…?)

2回同じミスしたら覚え間違いだろ
まがてゅだし、どーせSS初心者だろ?
投稿の前にチェックする癖をつけさせたいからあえてアラ探してる

ペルソナ好きだからがんばってほしいし、新しいSS書きが増えるのは喜ばしい
だからこそ少しでも良くなるようにキビシクしてきさっせてもらう

~その日の夜・足立宅~

足立[この町に来てから一か月]

足立[『深夜0時のテレビに、自分の運命の相手が映る』]

足立[『マヨナカテレビ』という噂が、八十稲葉で流れていた]

足立「あ~…」

足立「やることないなぁ…テレビ見るくらいしか」

ピッ

TVアナウンサー『…で、この子犬のコボルトちゃんは、ニ足歩行で綱渡りができるんです!』

コボルト飼い主『はい!すごいでしょう?』

アナ『才能に恵まれてるんですねぇ~』

飼い主『はい。こんなことできるのは、うちの子くらいですよ!』

足立「………」

ブツッ…

足立「…はぁ」

足立「…おぉ、もう深夜の12時じゃん。明日も早いしそろそろ…」

ザザッ…

足立「…ん?」

足立「テレビに砂嵐…?電源切ったよな…?」

ザー…

足立「…え!?コレ……」

足立「山野真由美アナウンサーだよな?」

足立「……マヨナカテレビ?」

足立「ど、どうなってるんだ……!?」

ズプッ…

足立「あっ…!?」

足立「テレビの中に、手が入ッ―」

ヌププ……

足立「…ハハッ」

足立「…アハハハハ…!」

足立「なんだよこれ♪すごい…すごいよ―」

ピrrrr…

足立「ッ!?」

足立「…あ、堂島さんから電話か」

足立「…いいトコだったのに、空気読まないな、堂島さんは」

>>16
気持ち悪いです

~数日後・ある捜査にて、八十稲葉商店街~

足立「…で、アッチが『だいだら.』で、『愛屋』に『四六商店』」

足立「どうでもいいよ~こんなの」

足立「…あ、そうだ。一応、堂島さんに確認いれとくか」

ピrrrr…

堂島【もしもし?】

足立「あ、堂島さん?いやぁ、例の件なんですけど」

足立「頭脳派の僕なりに考えたんですけど、やっぱ―」

堂島【あー…すまんな、足立。今日じゃなくてもいいか?】

足立「あ、スミマセン。休日ですもんね」

堂島【あぁ…それに今、親戚の子も来てるしな】

足立「はぁ」

堂島【アネキ夫婦の息子なんだが…日用品やらなにやら、買うもんがあって】

堂島【また後日よろしく頼むわ】

足立「あー、はい。それじゃ」

ピッ…

足立「……」

足立「…親戚の子、ね」

~数日後・八十稲葉警察署内にて~

足立「警護…ですか?」

足立の上司「そうだ。山野真由美のな。不倫騒動の」

足立「…不倫?」

足立の上司「知らなかったか…ホレ、この記事」

~議員秘書N氏・愛の密会~

~お相手はあの人気アナウンサー!?~

上司「今彼女は天城屋に宿泊してるんだが…」

上司「マスコミが押し寄せて、ちょっとした騒動になってる」

上司「そこで、警察で身辺警護を引き受けることになったんだが…」

上司「お前、明日から入れるか?」

足立「あ、えーと…堂島さんは?」

上司「聞いてないのか?家の用事で有給とってる」

足立(あー…そういえば、そんなんあったな)

足立「分かりました。明日から入ります」

上司「頼んだぞ」

~身辺警護当日・天城屋旅館~

足立「……」

足立(噂になぞらえるなら)

足立(マヨナカテレビ…映った山野アナ…)

足立(僕の…運命の相手…?)

足立(不倫なんて…そんなこと…)

足立「聞くだけ聞いてみる…か」

足立「うん…聞くだけなら…」

~天城屋・ロビー~

山野真由美「…誰よ、アナタ」

足立「ニュースとかでやってるの、本当ですか?」

足立「貴女が不倫してるとか…ウソですよね、あんなの」

山野「アナタに関係ないでしょ…!?」

足立(うーわ…否定しないんだ)

足立(目ェかけてやってたのに…こんなくだらない女だったなんて)

山野「ひ、人を呼ぶわよ!?」

足立[あーうるさい。うるさいうるさい、黙れ]

足立[…アンタさぁ、一回怖い思いとかして、頭冷やしたほうがいいよ]

山野[な…何をするき…?イ、イヤ…!]

山野[イヤァァァ…!]

足立(…って、できたらなぁ。どんだけいいか)

足立(いや、もういっそ―)

ピrrrr…

足立(おわっ、僕の携帯…!?)

山野「!?」

足立「ちょ、ちょっとスミマセン…」

ピッ

足立「はい、足立です」

堂島【おう、足立】

足立「あ、ど、堂島さん?どうかしました?」

堂島【ん?あぁ、お前が身辺警護って聞いてな…」

堂島【大丈夫か?変なミスだしてないだろうな?】

足立「や、やだなぁ、堂島さん」

足立「僕は大丈夫ですよ」

堂島【そうか。……警護、初めてだろ?】

堂島【仕事に詰まったら、相談してくれていいからな】

足立「あ、やー、はは…。ありがとうございます」

堂島【おう。じゃあな】

ブツッ…

山野「…ねぇ、さっきから、なんなの?」

足立「へ!?やー、あの…」

足立「山野さんの警護は、我々警察がしっかりと―」

山野「そんなの当たり前でしょ!?」

足立「す、スミマセン…」

山野「イライラしてるの!早くどっか行ってくれる!?」

足立「し、失礼しましたぁ~!」

~数日後・深夜12時・足立宅にて~

足立(今日は警護お休み、っと…)

足立(そーいや、明日で山野アナ帰っちゃうんだっけ)

足立(最後にサインのひとつでも…いやいや)

足立「…そういや、マヨナカテレビやってんじゃね?」

ザアー…

足立「おー、やってるやってる」

足立「…でも、なんかよく見えないな」

足立「…なんだろう」

足立「誰か苦しんでる…?みたいな」

ブツッ…

足立「あちゃー…終わっちゃたよ」

足立「…もう寝る、かな」

~とある青い部屋~

足立「…?」

足立「あれ?どこだ、ここ…?」

???「ようこそ、ベルベットルームへ…」

足立「へ?…うわあ!?」

足立「は、鼻の長い…!?」

イゴール「ワタクシはイゴール。…どうぞ、お見知りおきを」

マーガレット「そして私はマーガレットです。それから―」

少女「……」

マーガレット「…マリー?」

マリーと呼ばれた少女「…どうも」

足立(何これ!?え、だって僕、自分の部屋で…!?)

足立(美人のお姉さんと、…は、鼻?と)

足立(あれ?女の子はどこかで…)

イゴール「ここは、お客様の『旅』をお助けする場所…」

イゴール「どれ…では早速」サッ

足立(タロットカード…?)

イゴール「占いは、お好きですかな?」

イゴール「…ほう、これはこれは」

足立「あ、あのー…」

イゴール「お客様には、ある暗示が出ております…」

イゴール「これからお客様の身には、様々な困難が訪れるでしょう…」

マーガレット「―必要な時に、我々はあなた様を手助けいたします」

マーガレット「それから―マリー?」

マリー「ん。…えっと」

マリー「また、会うかも。今日は、バイバイ」

足立「あ、ちょっと―」

~朝・足立宅にて~

足立「…んあ?」

足立「…僕の部屋だ」

足立「…」

足立(ハッキリと覚えてる…)

足立(青い部屋と…それから―)

足立「…っと、イカンイカン。遅刻しちゃうよ」

足立(…何だったんだろうなぁ、あの夢)

~足立出勤~

足立(今日は晩飯どうしよう…)

足立(そういえば、家に大量のキャベツが―)

堂島「―足立ィ!」

足立「おわッ!?…って、堂島さん。おはようございます」

堂島「おう、おはよう。…今、来たとこか?」

足立「え、はい…」

堂島「悪いが、すぐに出かける準備をしてくれ」

足立「え…き、緊急の事件ですか?」

堂島「…山野真由美、覚えてるだろ」

足立「はい」

堂島「彼女が―」

堂島「―彼女の遺体が、今朝発見された」

足立「え―」

~第1話 愚者と始まり~

~第2話へ続く~

こんにちは。そして、お疲れ様、作者のよいこです。

誤字の指摘、ありがとうございました。次回から直します。

「第1話は」ココで終わります。

第2話も、勝手に書くと思います。よろしければおつきあいください。

書き忘れ。次回は違うスレにたてます。

今回のはこれで終了です。

コメント嬉しいです。本当にありがとうございます。

ペルソナ4 the MAGATHU
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424353186
完結いたのでよろしくお願いします

まだ全然スレ残ってんじゃん
そんなにマガチュが恥ずかしかったのか?

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