俺「歯医者行きにくwwwww」(28)
俺「歯医者行きにくいんだけどwwww」
友「なんで?」
俺「行って痛く無くなって行かない←これ2ループしてんだよ今wwwww」
友「別にいいじゃん。大体皆そんなもんだろ」
俺「そうかなーwwwww行った方がいいかなーwwwww」
友「そうだよ」
俺「なんか小学生の時の【宿題したけど家に忘れました】に似てるんだよwwwww罪悪感半端無いんだよwwwwwww」
友「結果お前の歯が治るか治らないかだろ?治ったほうがいいじゃん」
俺「はー…」
友「ほら、協力してやるから」
俺「と、言いますと?」
友「俺が予約の電話してやるから」
俺「友…」ウルウル
友「あっ、vip歯科さんですか?予約お願いします。名前は俺で。はい…そうなんですよ。行きずらいみたいで…あー分かりました。はい言っておきます。お願いしまーす」
俺「ありがとう友!!俺がんばるよ!…でさ、先生なんて?」
友「症状が悪化してるかもしれないからそんな事気にしないですぐ来なさいって。あ、予約の時間は明日の15:00だからな」
俺「あ…悪化…だと…確かに傷んではきたけど…」ゼツボウ
友「何の理由があっても予約したんだから行けよ?今後もっと行きずらくなるぞ」
俺「悪化…手術…生存確率50%…orz」
友「おい!聞いてるのか?」
俺「あっ、ああ…ちゃんと行くよ…」
友「よし。なら俺バイトだから行くけど…」
俺「おう、バイト頑張れなwwww…」
友「無理にテンションあげんなよ。じゃーな!」
俺「さよならw…はー…別れか…これが最後なのか?…友よ…」ウルウル
現在時刻20:00
俺「…」ガクブル
母「俺ー?ご飯よー」
俺「飯…か」
~リビング~
母「どうしたの?顔色悪いわよ?風邪かしら」
妹「おにぃ風邪なん?大丈夫ー?」
俺「だ…大丈夫だよw疲れてるだけw」
母「あんまり頑張りすぎちゃだめよ?ほら、今日はあんたが好きなほうれん草のごま和えよ」
俺「母…」ウル
妹「おにぃ泣いてるーwお腹減ってるから悲しくなるんだよ!早く食べよ?」
母俺妹「いただき!!!」
俺「うん、美味しいよほうれん草のごま和え」
母「でしょー?ほうれん草安かったのよ」
妹「私も食べよっと」
俺(これが最後の食卓か…)ウルウル
妹「なぁにー?美味しすぎて感動しちゃった?w」
母「作った甲斐有ったってもんよ」ウンウン
現在時刻20:30
母俺妹「ごちそうさんですか!?」
妹「あーお腹一杯だ」
母「そういえば今日テレビにマツコ出るんだった」
妹「きゃー楽しみーw」
俺「俺先にお風呂入っていい?」
母妹「おうっ」
~お風呂~
俺「これが最後バスタイムか…どうせなら綺麗に死にたいなw…ナイロンタオルで磨きまくるか…」
俺「うぅ…擦りすぎて全身がヒリヒリする…」
俺「この体で湯船に入って大丈夫か?…」
俺「…えぇい!どうせ死ぬんだ!湯船が怖くて死ねるかってんだよ!」バッ
ザブーン
俺「うわぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
母「どうしたの!?大丈夫!?」
妹「おにぃ!?おにぃってば!」
母「とりあえずこの茹でタコをリビングに移すわよ!!」
妹「ら、ラジャー!」
~リビング~
母「赤いわねー」
妹「赤いねー」
俺「うぅ…冷やしてくれないか?…」
母「保冷剤乗せまくるか」
妹「乗せまくりますか」
ペタペタペタペタ…
ジュー…
母「あっ、戻った」
妹「戻ったねー」
俺「ありがとう…」
母「あんた何したの?」
俺「ナイロンタオルで擦りまくって…湯船へ」
妹「なんでそんなに擦ったの?」
俺「な、なんとなくだよw…」
俺(明日死ぬから…なんて言えねーよ…)
現在時刻22:30
母「ふーん」
妹「へーえ」
俺「じゃあ今日はもう寝る」
母「もうするんじゃないわよ?」
妹「そうだよ。おにぃの新おにぃ見たの何年ぶり位だよ」
母「こらw」
妹「てへぺろっw」
母「さて、マツコ見ようかね。おやすみ」
妹「おやすみ!マツコマツコーw」
俺「おやすみ」
~自室~
俺「はぁー、まだ火照っとるわ…あつ」
俺「あの時、母も妹もすぐ駆けつけてくれたな…」ウルウル
俺「だけどこれは定めなんだ…ごめんね。母、妹」
現在時刻1:00
俺「…」zzz
ゴソゴソ
俺「ん…?妹?…」
妹「…」zzz
俺「なぜ俺の部屋に妹が…しかも添い寝…」
妹「ん…あ、おにぃ起きちゃった…?」
俺「なんで俺の部屋にいんの?」
妹「最近寒いじゃん?おにぃ今日赤かったから暖かいかなぁって…」
俺「納得…」
妹「そうゆう事…おにぃおやすみ…」
俺「おやすみ…」
(しかしこやつ…立派に育ちおって…)
俺「寒いなら暖めてあげようか?w」
妹「よろしくー…」
俺「あいよ」ギュ
妹「暖かい…汗かきそう…」
俺「ベッドビショビショになるな…」
妹「…おにぃのえっち…」
俺「…いや、そうゆう意味じゃ…」
妹「もう寝る…」
俺「あっ…はーい」
zzz
<<休憩>>
俺の家族、俺以外みんな歯医者なんだが
現在時刻9:30
俺「ふあー…っと、朝か…妹いねぇな。ん?俺が汗かいてるわwやばwおねしょかw」
俺「おねしょ…?」クンクン
俺「大丈夫…汗だ」
~リビング~
母「おはよう」
俺「おはよ。妹は?昨日俺の部屋居たんだけど」
母「あら、そうなの。今日は部活で朝から出てったわよ」
俺「あ、そっか。頑張れテニス部」
母「私も出かけるから、お昼は適当になんか食べてね」
俺「了解」
母「じゃ、行ってくるわね」
俺「うん。…ありがとう」
母「何がよwあんたまだのぼせてんの?w」
俺「なんとなくだよ」
母「ふーん。行ってきます」
俺「はーい。…さてと」
俺「この世でやり残した事は…の前に朝ご飯食べよう」
俺「あっ、昨日の余りだ。作りすぎだろwどんだけ安かったんだよw」
現在時刻10:00
俺「よし。考えるぞ…」
現在時刻10:30
俺「だぁ!わかんねー…」
tv「薄さ0.02ミリの超極薄なゴムが貴方の快感を…」
俺「sex…sexだ!!」
俺「でもどうしようか…風俗にでも行くか?いやでも素人童貞なんて言葉言い訳に過ぎないからな…」
俺「とりあえず、女に電話してみるか」
女「もしもーし、どしたー?」
俺「女今日空いてる?」
女「なにもしかしてデートの誘い?w」
俺「ちげーよw遊びに来ない?暇なんだよ」
女「俺の家にー?どうしよっかなー」
女「うん、いいよー」
俺「ならすぐに来なさいw」
女「あいよっ」
俺「じゃーねー」
俺「っしゃキター!wwwww」
現在時刻11:10
ピンポーン
女「来たよー」
俺「まぁ上がれよ」
女「おじゃましまーす。うわぁ、俺の家久々だわ」
俺「本当久々だよなw」
女「中学以来かなぁ」
俺「先に部屋行っといてー」
女「はーい」
俺「よしwいざと言う時に買ったこの媚薬を…フフフ」
俺「お待たせ。はいジュース」
女「気がきくのうw」ゴク
俺「いえいえw」
現在時刻11:40
女「なんか暑くない?」
俺「そうか?秋だぞ」
女「…俺…なんか私変?…」
俺「大丈夫か?顔赤いぞ」
女「ジュースにお酒でも入れた?…」
俺「入れてないけど…てか酒ないし」
女「……俺…おれぇ…」
俺「女…いいのか?」
女「…我慢…出来ないの…」
カーンカーンカーンカーン
現在時刻1:00
女「…」zzz
俺「初めてとは言え…干からびるの意味を知るとはな…」
俺「さて…次の未練は…彼女だよねーwこの流れ的にww」
俺「女!…おんなー!」
女「ん…あっ…俺////」
俺「ごめん。本当の気持ち伝えないでこんな事になっちゃって」
女「私こそ…どうしちゃったんだろ…私…俺に////」
俺「女…」
女「なに?…」
俺「好きだ」
女「私も…////」
第2ラウンド開始
カーンカンカーンカンカーン
第2ラウンド終了
現在時刻2:00
女「ずっと一緒だからね…////」
俺「…うん」
女「え?もうこんな時間じゃんか!仕事いかなくちゃ…」
俺「頑張ってね」
女「ありがと、なら夜電話するね!」
俺「わかった」
女「じゃーねー」
俺「バイバーイ…腰いてー!!」
俺「やっべwwwww腰やっべwwwww嘘だろwwこれは嘘だwwwwwはんぱねぇwwwww」
俺「ん?メールだ」
友【後1時間で歯医者だぞ!忘れてないか心配だったからメールした。ちゃんと行けよなー。それじゃ。】
俺「…」ズーン
俺「友よ…俺をどうしたいんだ…」ズーン
俺「準備しよ…」ショボン
<<休憩>>
媚薬か•••ゴクリ
現在時刻2:40
俺「後5分で家をでて…そんで…」
俺「お茶飲もう…あっ、書き置きしとこうかな」
現在時刻2:45
俺「行くか。さらば我が家よ…」
現在時刻2:58
~vip歯科~
俺「すいませーん」
医「おっwやっと来たなーw一番手前の席に座って」
俺「はい!」
医「う~ん…削ろうか」
俺「歯すか?w削るんすか?w」
医「削るんすよw」ウィーン
俺「あがっ…あががが…あぁー!」ガリガリ
医「はい今日は終わりね」
俺「…生きとるやんけ」
医「死ぬかwwwww」
俺「悪化してたんじゃ…」
医「してたよーwだから次もくるように…」
俺「あっwはーいwwwえへへwwですよねーwうぃーっすww」
医「次は…平日は学校だもんねー」
俺「うぃーっすwww」
医「土曜日にしよっか」
俺「えへへwwうぃーっすwww」
医「なら土曜日の16:00に。お大事に」
俺「はい」
現在時刻15:45
俺「このまま友の家行こうかなww」
~友宅前~
俺「友ー君!ww遊びましょうwww」
友「…俺か。勝手に入っていいよ」
俺「おじゃしゃっす!wwwww」
~友部屋~
友「で、歯医者いったの?」
俺「行ったよwww」
友「どうだった?」
俺「悪化してたからまた行くwwwww」
友「ちゃんと行けよな」
俺「うぃーっすwww」
友「てかあそこの歯医者さんって女性?」
俺「そうだよー。お色気はんぱねぇよ。」
友「それは知らないけど。電話の受付が女性だったから」
俺「おっぱい当たる当たるwwwww下の方を治療してくんねぇかなって感じwww」
友「お前なぁ…」
俺「あれ?友は興味無さげですかwww今なら無料で歯見てくれるらしいですぞwww」
友「…無料か。行こうかなー」
俺「そうそう無料でおっぱいぞwww」
友「おま……予約してくるわw」
俺「それでこそ友だわwww」
俺「あっ!…」
友「どした?」
俺「今日は帰るわ!すまん!」
友「いいけど…」
俺「おう!じゃーなー!」
友「ばいばーい…予約予約w」
現在時刻16:10
~自宅~
俺「ただいまぁー!!」
妹「おにぃ…おにぃー!!」バッ
俺「!?…妹…どうした」
妹「どうしたじゃないよ!心配したじゃん!」
俺「はっ!書き置き!」
妹「そうだよ…なんであんな事書くの…」
俺「ごめん…勘違いなんだ。歯医者で死ぬかと思ったけど…そんな事なかった…」
妹「歯医者で死なないよ…よほどの重症じゃなきゃ死なないよ」
俺「よほどの重症かと…」
妹「症状はなんなの?」
俺「虫歯」
妹「…バカ」
俺「うぃーっす」
妹「それとね?おにぃの部屋に落ちてたんだけど…これ」
俺「く…口紅…」
妹「おにぃ…」
俺「女だよ。ほら、中学の時の友達」
妹「本当?…」
俺「本当本当」
妹「…よかった」
俺「なんでよw」
妹「…べっ、別にっ!…」
俺「そっかw俺モテモテだなーw」
妹「おにぃのバカw」
俺「可愛いなーwよしよしw」
妹「からかわないで!///」
俺「ほら、マツコやってんぞ」
妹「うん」
現在時刻16:30
なんだ?なにがあるんだ?
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