八幡「猛獣注意」三浦「ぁ?何だって?」 (42)
「どうだ?比企谷くん?これから一杯」
八幡「……すいません」
「……そうか。なら仕方ない。おらー飲み行くぞー」
八幡「……はぁ」
八幡「……」
八幡(サラリーマンになってもう三年か……)
八幡(……まさか適当に受けた会社が受かるとはな)
八幡(……さっさと帰ってアニメ見て寝るか)
ドンッ!
八幡「……すいません」
三浦「……てめぇどこみえ歩いてんだぁ……こらぁ」フラフラ
八幡(最悪だ……こんな酔っ払いとぶつかるなんて)
三浦「きいてんのかぁー……」
八幡「……三浦?」
三浦「ぁー?なんで……あーしのこと……しって……」ガクッ
八幡「お、おい!」バッ
八幡「……嘘だろ?」
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④
八幡「……」
三浦「……スゥ……」
八幡(……仕方ない……か)
八幡「……」プルルル
八幡(……何年ぶりだろうか……もしかしたら番号も変わっているかもしれない)
八幡「……」
「……も、もしもし?」
八幡「……今大丈夫か……由比ヶ浜」
結衣「……う、うん。平気だけど……ど、どうしたのさ急に」
八幡「実は……」
八幡「……ああ。悪い……あ?いや、そこまでしなくても俺がタクシーで」
結衣「大丈夫!すぐ行くから!待ってて!」
八幡「お、おい」
八幡「……切りやがった」
八幡(……変わってなかった……な……)
八幡(最後に会ったのは何時だっただろうか……)
三浦「……ぅ」ギュッ
八幡「……こんなになるまで飲むなっての……」
三浦「ゲホッゲホッ……」
八幡「……はぁ」
八幡(上着かけてるけど寒いわな……冬だし)
三浦「……ここ……どこ」
八幡「……目覚めたか」
三浦「ウッ……あんた誰よ」ゲホッゲホッ
八幡「……お前が酔っ払って難癖付けてきた相手だ……水飲むか?」
三浦「……ゲホッゲホッ……ごめん」
結衣「……優美子ー!」タタタッ
八幡「……よう」
結衣「久しぶり……ヒッキー」
八幡「……だな」
三浦「……結衣じゃん……なんで」
結衣「何ではこっちの台詞だよぉ」
結衣「ヒッキーから連絡があって何事かと思ったし」
三浦「ヒッキー……?……高校のときのヒキオ?」
八幡「……いい加減その呼び名もやめてほしいけどな……」
三浦「嘘……まじで?」
八幡「それじゃあ俺はこれで……あと頼んだぞ由比ヶ浜」
三浦「……ヒキオ……これ返す」
八幡「ああ……」
八幡「それじゃあな……酒飲みすぎるなよ」
結衣「ヒッキー!」
八幡「……」
結衣「……ぁ」
三浦「……」
八幡「……何だ?」
結衣「う、ううん……またね?」
八幡「……」
三浦「ウッ……もう限界」
結衣「ちょ!優美子!もうちょい頑張って!」
八幡「……」
八幡(またね……そう言って別れてからもう何年経ったんだろうな…………)
マンション
ガチャ
八幡「……ただいま」
八幡「……疲れた」ドカッ
八幡「……洗濯して……飯つくって……」
八幡「……」
八幡(由比ヶ浜……雰囲気変わってたな……電話だとわからなかったけど)
八幡「……三浦は相変わらずみたいだったけどな」
八幡「……」
八幡(……飯作るのめんどくさくなったな……)
八幡「……カップ麺でいいか」
二週間後
17時
「何か会社の前にすごい美人いたぜ?」
「馬鹿言ってないで仕事しろ」
「今日も残業かー」
八幡「……」カタカタカタ
「お先ー」
「お疲れさまでしたー」
「お疲れぇー」
「この後どうします?」
八幡「……ふぅ」
八幡(……もう20時か)
八幡「……切りもいいし明日にするか……」
八幡(寒っ……どうなってんだよこの寒さ……)
三浦「……お疲れ」
八幡「……お前」
三浦「……クシュ」
八幡「……こんなとこで何してたわけ」
三浦「……あんた待ってたに決まってんじゃん」
八幡「……はぁ?」
はよ
期待
三浦ss大好き
俺得キター
期待
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
(;; (´・:;⌒)/
(;. (´⌒` ,;) ) ’
( ´・ω((´:,(’ ,; ;'),`
( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
/_/
三浦ss嬉しい
1乙応援してる
居酒屋
八幡「……何でこうなってるわけ」
三浦「別に……この前迷惑かけたからこれでチャラ」
八幡「……別に気にしなくていいぞ……あんなもん」
三浦「あーしが気にすんの」
八幡「……そーですか」
三浦「……んっ」
八幡「何」
三浦「ついでやっからコップかしな」
八幡「……いや、俺はいらな」
三浦「あ?」
八幡「……一杯だけ貰います」
三浦「任せな」
三浦「……」ゴクゴク
八幡「……この前泥酔してた奴がよくもまぁこんなに飲むな」
三浦「……うっさい……飲まなきゃやってらんないっての」
八幡「……わかったから……せめてもっとペース落とせ」
三浦「やら」
八幡「やらって……お前まさかもう……」
三浦「よってらいから」
八幡(……まだ二杯しか飲んでないのにこれかよ……女王様弱すぎんよ)
三浦「ぅー!あんたも飲む!」
八幡(……明日大丈夫かなぁ……)
八幡「……きっつ……」
三浦「あははは。なーにおっさん臭いこといってんのさ」
八幡「……もう普通にいい年だからな」
三浦「あー?あーしがおばさんだってかぁ」
八幡「こんだけ酔ってりゃそこらのおばちゃんよりたちが悪いぞ……」
三浦「んだとこらー!」
八幡「……はぁ」
三浦「まじ……ごめ……」フラフラ
八幡「いいからしっかり掴まれ」
三浦「ちょ……揺らさないで……死ぬ……まじ無理」
八幡「文句言うならもう飲むのやめろ」
三浦「……」
八幡「……ほら、タクシー乗るぞ」
三浦「……あーし家近いから歩ける」フラフラ
八幡「歩けるって言ってもお前……」
三浦「へーきへーき」
八幡「……夜一人で歩かせたら小町に怒鳴られる……」
三浦「こまちぃー?」
八幡「……送ってく」
三浦「……あんがと」
八幡「……」
三浦「……」
八幡「……」
三浦「……おっと」フラフラ
八幡「だから危ないっての」スッ
三浦「……ありがと」
八幡「……余計なお世話かもしれんが本当飲みすぎだからなお前……そもそも男と飲んでここまで酔ったら何されても文句言えないぞ」
三浦「ほんと……余計なお世話だね」
八幡「……」
三浦「……あんたってそんなキャラだっけ?」
八幡「……さぁ……変わっただけだろ」
三浦「……ふーん……結衣と?」
八幡「……」
三浦「……それとも雪ノ下さん?」
八幡「……どうだろうな」
三浦「……そう」
三浦「あー……そこのマンションだから」
八幡「……え。ここか」
三浦「何」
八幡「……いや、随分とご立派なマンションなことで」
三浦「……もうすぐ出るけどね」
八幡「……」
三浦「んじゃ……ここまで送ってくれてあんがと」フラフラ
八幡(ほんと大丈夫か)
三浦「……ヒキオー」
八幡「……」
三浦「またね」フリフリ
八幡「……転けるなよ?」
三浦「うっさい!ばーか!」
一年後
三浦「こんな再会だったのにあんたよくあーしと付き合ったよね」
八幡「……そうだな」
三浦「あーしも焼きが回ったなぁ……ま、あんたが寂しそうだったから仕方なくだけどね」
八幡「よく言うよ……あの後散々人を振り回しやがって」
三浦「いーじゃん別に。あーしだって病んでたんだし」
八幡「何が病んでただよ……葉山にフラれてやさぐれてただけじゃねーか……」
三浦「あ、あんただって未練タラタラのヘタレだったくせに!」
八幡「いや全然?全くこれっぽちも未練なんてなかったからな」プイッ
三浦「どうだか!」プイッ
八幡「……」
三浦「……」
三浦「……あははは!」
八幡「……何だよ」
三浦「ううん……何でもない」
三浦「晩御飯久しぶりに食べに行こーよ」
八幡「どこ行くのよ」
三浦「もっちろん!あの居酒屋っしょ!」
八幡「……また二杯で酔うんじゃないだろうな」
三浦「大丈夫大丈夫」
八幡「……」
三浦「今度はちゃーんと部屋まで送ってくれるんでしょ?」ニッ
八幡「……はいはい」
三浦「ほらほら。さっさと準備する」
八幡「へいへい」
三浦「ねー」
八幡「んー?」
三浦「あんたはこの手……離したりしないよね?」ギュッ
八幡「……お前が逃げるまではな」
終わり
某スレスピンオフもどき
お疲れさまでした
ん?最後の文字が見えないな
そこに行くまでの過程が大事なんだろ!
乙
乙
おいなんだ某スレって
おつです
結末を書いてから回顧していくスタイルのSSですね?
一旦乙
一気に投げ捨てたな
やややややや
っっっっっっ
はははははは
ろろろろろろ
ガハマさん不遇すぎ……
読まなきゃよかった
このガハマさんの使い捨てっぷり
完全に小道具
そっかそっか
で?付き合うまでの過程は?
相変わらずガハマ厨のアレルギー気持ち悪いなー
乙
打ち切りやめーや
期待してたらこれですよ
プロローグで終わってるみたいな感じ
ホントこんなのでも文句言うやつがいるのか…
俺ガイルの読者ってラノベの読者の中で一番民度が低いんじゃねーの?
早く続きを書く作業に戻るんだ
えっもう終わり・・・
うん、面白かったわ!
こういう話もありだなw
乙
このSSまとめへのコメント
コレは良作。
ちなみに私は三浦が一番八幡と相性がいいと思っている。
三浦は可愛いね。
もっとss増えろ
三浦はオカn……姉御肌でかわいい