地の文SS雑談スレ (53)

地の文SS雑談スレ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421499140

冬休みってまだだっけ?

スレタイの通り地の文が入るSSについて語る場所
気が向いたら語っていくとよいよ

地の文を分類すると以下くらいになるのかな?

情景描写
心理描写
主観描写
客観描写

多分……そんな感じだと思う。とりあえずこっちは他に思いつかない
ところで人の仕草や表情とかって、これも情景描写に入るんだっけか

SS総合スレでどうぞ

総合だとそれほどいつでもというわけにはいかないし、長々と時間取ってはできない話をするのにいいかなと思ったんだが
まずかっただろうか


1人称だとまだ読めるが、3人称だと読み進めるのがつらい。

紙媒体なら、何の問題もないのだが、ネット小説と地の文は相性が悪い気がする。

でも三人称のほうが書きやすいんだよなあ
一人称で書いてるつもりがいつの間にか三人称になってる

こういう一度立つと使われなくなっても落ちるまで時間がかかる物を
機能の重複した面のあるスレで一度こういうの立てない? と聞かずに独断で立てるのはそりゃよろしくはないわな

>>8
横書きに慣れてないだけで、多分数読んでたら慣れるんじゃね?
ピクシブのスマホ縦書き対応は、アプリで読まないと読みにくかったりでそれはそれで面倒だが

よろしくはないか
厨二雑談とかがOKならこっちも大丈夫だと思って空気読めてなかった反省

>>8
ネットの文は現状パソコンのモニターやスマホの画面で見るしかないから目も疲れるしな
ほとんどの環境で行間詰まった表示にもなるし横書きにも慣れてない人も多い
地の文や小説形式で書く場合は無視できない壁だと思う。まあその壁を乗り越えてどうやって呼んでもらうかが重要なんだろう

AAという文化があるんだからAAで状況説明しよう!

AAかぁ、1回やったけどあれ凄く疲れるんだよなぁ
作るの半日かかったことがある

AAならやる夫板辺りがあるからなぁ・・・ヒロイン板なら主人公やる夫系にする必要もないし

千鶴「セレブなわたくしに知らないものなんてありませんわ!」
千鶴「セレブなわたくしに知らないものなんてありませんわ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421588545/)

元AA職人やけどハナシさえ考えてあるんなら、地の文SSの方がずっと楽やで
簡略化の妙や文字情報はほぼセリフしか書けない点では、SSにちょっと似てるか
長編やと100コマ200コマ(100レス200レス)当たり前で疲れた

全部AAじゃなくて説明やアクセントとしてだけでしょ
ラノベにも席の配置を図で表現した作品があったな

すまん懐かしくてただの思い出話になってもうた

自分もAAでやった事あるけど、キャラの配置やカメラの位置に気を使って大変だった。
レスをまたいで人物の位置が変わっていると違和感があるから
「この人物の左向きの絵が欲しいのに!」みたいになってやりたい事が出来なくなる場合も。

やっぱり自分には地の文が合ってると思いました(KONAMI

地の文の文字をAA的に縦や斜めに配置するのってどうなの?
AA技術を使ったタイポグラフィというか
その辺もうまく利用したいけど、独りよがりなオサレ演出にしかならなそうで

そういう作品があまりないために読む側のいい反応は期待できなさそうではあるな
ただその手法自体は全否定されるべきものではないはず
読んだことはないけど虎よ虎よもそういう書き方だって聞いたな

AAコピペして貼るだけ以外に何かあんのか?

AA長編板に入り浸ってた頃が懐かしい

>>22
自分が書いてるジャンル以外で思い出せたはこれだな
地の文とAA技術の融合という意味でなら

地の文って言っても、小説みたいにガチで書くか補足程度に軽く状況書くかAAと組み合わせるかとか、色々あると思うんだよね
このスレではどういったもんについて話すの?今の所AA雑談スレなってるけど

別になにについて話してもいいんじゃない?

自分はこのスレでは演出や見せ方について話を聞けたらいいな
なろうやpixivのように普通の小説を書く場所とは見せ方も違うから
それに総合スレは話の内容について語ることが多い

総合から教えられてきたんだけど質問

長い地の文の改行ってどうするべきかな?
今のところ読点で切って改行しようと思ってはいる

見栄えと読みやすさ重視で短文にするってのもありだけど、一応今は長い文をどうするか聞きたい
ちなみに割と小説気味

読点で切ると気持ち悪い。句点で切るべし。
読点間が何十字も繋ぐなら、文全体の整合性を見直すべし。

短文にする選択をしない場合なら潔く改行せずに行ってもいいんじゃないかな
読点区切りも個人的には気持ち悪くはないけどそれなら短文に作りなおした方がいいように思う

とはいえもちろんこれは考え方の一つであって、読点で区切った方が最前な場合もある
無責任だけどやっぱり細かいところはケースバイケースだね

やっぱ読点で切るのは控えた方が良さげかな
色々と参考になったわ、適宜調整してみる。わざわざありがとー

pixivはあまり改行なくても気にならないけどこっちは一行長すぎると目が滑るとかあるよね
専ブラ使ってるかどうか、スマホかPCかって違いもあるし

とりあえず俺は六十字越えの文章はなるべく書かないように
書いちゃったときは仕方ないから読点で改行ってやってるけど
一文をどうするか以前に、地の文全体で間隔をどうしてるかでも読みやすさ変わってくる気がする

例えば、一文ごとに一行空けるか、いくつか文を続けて、まとまりで一行空けるか
……ずっと一行も空けずに書いてる人はそうはいないでしょ

>>27
俺は一文が数百字を超えるような文体をよく使う
それをSSとして投げる時は読点で切り直している
できれば人にも、一文が長い文体ではそうして欲しい

でないと長い文体そのものが使えなくなる
短文積み重ね文体で喋らないキャラもいるから

あるいは改行を入れてから文末の読点だけ削除するのも良い
SSでは文末に句点も読点も使わない人だっている
こういう雑談レスだってそうだ
だから気になるならそこだけ外したっていい

句点が数百字も入らない文ってどんなだよ……読点だけで文を繋ぐには、あまりにも読みづらい。

キャラが長ゼリ喋るなら、句読点どちらかで区切るのは別に構わないと思う。筆者読者どちらも、そのほうが読みやすくて気持ちいいと思う。

だけど、地の文びっしり書いて文が何行も完結しないまま続くと、それはつまりびっしりと文字が詰まっているということで、単純に読みづらい文になると思う。かといってその対策に行間を空けてしまうと、果たしてそれは一つの文として言えるのか。


どうしても長い文(句点が入らない文)を地の文で書きたいなら、読点を置く位置に気を配って、読点で改行するといいんじゃないかな。

句読点を文章から排除するってのもssならあるにはあるだろうけど、小説志向の文章を書くならどちらも必須だろうし。

>>33
何で掲示板見てるかの差もあるんだろうけど三行目~と思うのところで改行してくれないと読みづらいな
画面の左端から右端まで目線動かさなきゃいけなくて面倒くさい


速報での地の文って心理描写と何が起こってるかの描写をやるのはいいけど
服や容姿描写、風景描写とかの細かい味付けは最小限に留めた方が良いイメージある
そういうのちゃんとやろうとすると文が長くなると言うか展開どうしてもゆっくりになりがちだし

>>33
極端な例だけど、たとえばこういう文体
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org117419.jpg

で、SSスレに投げる時はこうする
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org117430.jpg


行間を開けたって一文は一文でしょ
というか、SSの文構造は小説よりも歌詞に近い
一行ごとに意味のまとまりができるという意味で
だから一文単位=句点区切りで考えなくてもいいんじゃね?

>>22
ほむら「悪魔の移住」 【多重クロス】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414762228/)
>>400過ぎから>>431はすごいと思った
このジャンルしか基本見ないから井の中かもしんないけど
複数のAAを足したり文章に重ねる?のは見たことがない演出で斬新だと感じた

>>36
自分はモナー系ストーリーAA(漫画のコマとしてのAA)メインだったからやったことないけど
やる夫系ストーリーAAとか拡大AA界隈(1枚絵としてのAA)では、文字重ねや複数AA融合はわりとよくある
確かにSSではそんなメジャーでもない印象

意外に濃ゆいスレになってきたな

後藤さんやヨルダン人パイロットの処刑映像を平気で流すイスラム国は残虐すぎる
今こそ戦うべき

一人称が三人称になるってどういうこと?

>>40
俺は女に、みたいなキャラ一人の視点で地の文が進んでたのに
途中から男は女に、みたいにキャラの誰の視点でもない地の文にかわることだと思う

まれによくある

自分の地の文を読み直してみると、地の文というより
演劇かサイレント映画のトーキーみたいだった

サイレントのトーキーってなんだよ
副音声解説みたいな感じ

>>41
俺はそれで三人称語りだったのが実は主人公の語りでしたってのはやった。

良かったのかは知らん

地の文って書かないと腕が落ちてくみたいだけど実際に書くとこまでこぎつけるまでの準備が長いな
誰かもし見てたらお題くれないか。単語ひとつとかで構わない、小説形式で短いの書かせてくれ

それじゃあ『春風』で1つ頼む

ありがとう書いてくるわ

時間かかりまくってワロタでよ

……

 ある曇りの日のことだ。土手を散歩していると少年が一人向こうから歩いてくるのが見えた。
 小学生か、それとも今年ようやく入学するくらいか。
 小さな体には少し長すぎる感じのするマフラーを巻いて、きょろきょろと周りを見回している。
 手には竹製の鳥籠らしきものを持って、どうやらその中身を探しているようだった。

「逃げられたのかい?」
 私が声をかけると、少年はこちらを見上げてうなずいた。
「春風はすばしっこいので」
 私はふむ、と鼻を鳴らして、コートの襟もとを直した。

 並んで歩きながら聞くところによると、春風という名の鳥はたいそう自由を好むらしい。
 鳥籠に閉じ込めておいてもすぐに扉を開けて、まだ時期でもないのに飛び出していく。
「時期ではない?」
 不思議に思って訊ねる。
「ええ。時が来れば役目のために解き放ちます」
「役目?」
「春風の役目を果たすんです」

 春風は透明に近い白色の羽を纏っているという。
 光にかざすと薄黄色と、ほんのり緑色も見える。
 尾は長く、夜はそれにくるまって眠るのだそうだ。
「春風の行くところには暖かい陽光が満ち、芽生えと目覚めの歌が響きます」
 落ち着いた雰囲気の割にずいぶんと大仰な物言いをする少年だなと思った。
 口調はどこかたどたどしいので、その落差がなんだか面白い。

「それでは本当の春風のようだね」
「春風は春風ですよ?」
「いやそうではなく春に吹く風のようだと」
「はい、春風です」
 ……なんだかよくわからない。

 ちょうどその時、橋の下を通っていた。
 あ、と少年が声を上げた。
「春風、こんなところにいたのかい」
 少年の視線を追おうとして――突然の強風に目をつむった。

 目にごみが入ったらしい。しばらく痛みと格闘してから目を開けると、白い鳥が少年の指にとまっていた。
 小鳥だ。何の変哲もないただの白い小鳥に見える。確かに尾は見たこともないほど長いが。
 と、日の光が差した。
 小鳥の羽が透明に何層も重なっているのが見て取れた。
 まるで水晶の棘が奥深く幾重にも連なっているような。そして黄金に似た薄黄色と若草の色。春に吹く風の色。
「おかえり、春風」

 少年はそっと小鳥を籠に導き入れ、それからこちらに向き直った。
「春風が見つかりました。ありがとうございます」
 頭を下げる彼を見ながら私は悟った。
「それはどういたしまして」
 そして、言いながらふと不安を覚えた。
「帰ってしまうのかい?」

「はい。でもまたすぐ来ます」
「そうか、それはよかった。君が来ないと寒くてかなわないよ、春」
「すぐ来ます」
 その言葉を聞いて瞬きした後には、彼はもうどこにもいなかった。

 橋の下から出ると雲の隙間から太陽が見えた。
 光はまだ弱くて、それでも目には痛い。
 風は春風には程遠く冷たい。春の訪れにはまだしばらくかかるだろう。
 それでももうすぐだ。
 私は白い息をひとつ吐き出して、足を踏み出した。

書いてて思ったんだけど地の文ってわざと無駄な部分を作りだす必要もあるのかもしれない
全部工夫した言い回しにしたくなるんだけど、あえて「~た。~た。」が続く地の文の部分を設けたりとか
とにかくそういう意味での緩急のつけ方が俺は苦手すぎるなと

せっかく文章が貼られたので、俺ならこうするをなんとなく原型なるべく残してやってみた
なんというか、会話文一文ごとに一々地の文挿入しないといけないみたいになってる気がするというか、なんというか
でも、こういう些細な表現の差って、余程じゃないと大して面白さに影響しないしな……

……

 とある曇りの日、土手を散歩していると、子供が一人向こうからやってきた。
子供の見た目は小学校低学年くらいだろうか。細い首に少し長めのマフラーを巻いている。
彼は手に空の鳥かごを持ち、辺りを見回しつつ歩いていた。

「逃げられたのかい?」
 私は声をかけてみた。
「春風はすばしっこいので」
 その子はこちらを見上げ、頷きながらそう言った。

 これも何かの縁だろう。今来た道を、子どもの足取りに合わせて戻る。そして、話を聞く。
彼曰く、春風という鳥は、かごを閉じておいても度々自力で脱出してしまう。そんな自由な癖のある鳥らしい。

「何も無理に自分で出なくても、時期が来ればちゃんと出してあげるんですけどね」
「時期?」
「ええ、春風には、春風の役目があるんです。春風の行くところには、暖かい陽光が満ち、芽生えと目覚めの歌が響くのですよ」

 何やらずいぶんと大人びた言葉遣いだが、口調とその内容は一応年相応の子供らしく思える。
それらのギャップについ笑みがこぼれる。

「それではまるで、本当の春風のようだね」
「春風は春風ですよ?」
「いや、そうではなく、春に吹く風のようだと言うことさ」
「はい、春風ですから」

 中々強情な子供だ。私は、自分の言いたいことを上手く伝えられる言葉を探す。
私たちはちょうどそのとき、平凡で誰も名を知らぬような橋の欄干の下へと差し掛かっていた。

「ああ、春風。こんなところにいたのか」

 彼が突然そう口にした。春風? どこだ? 私が鳥の姿を探していると、びゅぅと強風が吹いた。
思わず目をつむる。強風が止み、目を開けると、子どもの指に何の変哲もない白い小鳥が止まっていた。
どうやらこれが春風らしい。

「おかえり、春風」

 春風が応えて鳴く。左右の羽を広げた。
するとその瞬間、私の目に、小鳥の羽が透明に何層も重なって見えた。
まるで、水晶の棘が幾重にも連なっているように。

 羽の奥で陽光が反射して、黄金に似た薄黄色と若草の色がまたたく。
それは鳥が羽を閉じるまでのほんの一瞬の出来事だったが、春に吹く風の心地よさを私に思い出させる、そんな美しさだった。

「無事に春風が見つかりました。ごく短い間でしたが、一緒に探していただいて、ありがとうございます」
 そう言いながら、小鳥を籠にそっと導き入れ、それから少年はこちらを見た。
「どういたしまして。……これで、きみは帰るんだね?」

「はい。でもまたすぐ来ます」
「そうか」
「また、すぐ来ます」
 すぐ来ます。その言葉のあと、私が何気なくまばたきしている間に、彼は忽然と消え失せた。
辺りを見回す。うろうろと子供の姿を探す。しかし、子どもと小鳥はどこにも見当たらない。

 今のは、私の日頃の疲れが産んだ、白昼夢だったのだろうか?

 私は、釈然としなかったが、そのまままっすぐ橋の下を抜けた。そして、雲の隙間から、太陽が差し込んでいるに気付いた。
陽光はまだ弱々しくて、それでも目には少々痛い。
吹き付ける風は春風と呼ぶには程遠い冷たさで、しきりに剥き出しの顔を刺す。春の訪れには、まだかかるだろう。

 それでも、やってくるのは、きっともうすぐだ。
私は寒さに身を縮ませつつ、しかし夢見心地の不思議な気分を感じながら、さきほど中止した散歩をまた再開することにした。

動きのないところには地の文挟まない派
お題は春風

 橋を歩いていると、河川敷のグラウンドで白いユニフォームの子供たちが野球をしているのが見えた。
「少年野球?」
 唯がたずねる。
「九回裏、ツーアウト二三塁。一打逆転のチャンスです。バッターはゴジラ松井」
「じゃあピッチャーは?」
「うーん、松坂」
「ダルビッシュがいいな」
「顔で選んでない?だいたいこっちからは顔が見えてないのに」
「頑張れダルビッシュ!」
「……ピッチャー、第一球投げた。ストライク。松井読みが外れたようです」
「キャーダルビッシュ最高!」
「続けて第二球、松井これも空振り。もう後がない」
 えらく唯が肩入れするので、ぼくは意地でも松井少年に打ってもらいたいと思った。

「さあこの一球でゲームセットか。投げた」
 快音が響く。ぼくは打球を目で追った。
「きゃあ!」
 唯が声をあげた。
「これは大きい……!」
 思わず実況が止まる。
 突風にまくれ上がったセーラー服のスカートを唯が必死に押さえていた。
「見るな!」
「……松井、痛恨の見逃し三振」

乙乙

>>50
些細な表現の差はそれこそ些細なものなんだろうけど、この短さでかつほぼ同じ内容なのに結構雰囲気が違うように感じるな
積み重なってくると面白さにも影響が出るかもしれない
少なくとも雰囲気とかを重視する人にとっては

>>51
動きのないところだけじゃなくて動きがあるところも微妙に地の文を節約して匂わせるだけって技法?もあるな

ほsy

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