花陽「みんなと過ごす誕生日」 (13)

LoveLive!のSSです。

まだまだ経験が浅いため、誤字、言葉の誤用はご容赦ください。

書き溜めあり。

今日一日で投下完了するように少しずつ投下。

かよちん、誕生日おめでとう。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421428033

 今日は、私の誕生日。お母さんが、朝ごはんに、新潟県魚沼産のコシヒカリを使ったつやっつやなおにぎりを作ってくれました。学校が楽しみです…。

ドア「ガチャッ」
凛「かよちーーーんっ、お誕生日、おめでとうっ!!!!」

学校へ行こうとドアを開けると、お日様に負けないくらい、元気な凛ちゃんが花陽にいきなり抱きついてきました。言ってもらえるとは分かってたけど…誕生日おめでとう…やっぱり照れちゃうなっ。

花陽「り、凛ちゃん、ありがとう! で、でもっ苦しいよぉ~…」
真姫「ちょっと凛!花陽困ってるじゃない!放しなさいよー!」
凛「やーだーよー!真姫ちゃんに凛ちゃんは渡さないもんねー!」
真姫「べ、別にそういうつもりで言ったわけじゃないでしょー!ほら、早く放しなさーいっ!」
凛「やーだーねー!」
花陽「わぁぁぁーー!ダレカタスケテー!!!!」

(OP)

セリフは一行ずつ空けて書くといいよ

〈そのとき、ことほのうみは〉

穂乃果「ごめ~ん!パーティーのお菓子とか準備してたら、遅くなっちゃってー…」

海未「まったくもう…。昨日から準備すればよかったではないですか…。」

穂乃果「昨日はー…ほらっ!宿題が多かったし!」

海未「そんなことを言って、どうせやっていないんでしょうが」

穂乃果「そ、そんなことないもんっ!あ、そういえばことりちゃん、今日のケーキは、どんなケーキにしたの!!?」

ことり「今回のケーキはー…それはパーティーの時のお楽しみ♪でも、心を込めて作ったから、気に入ってくれるといいなぁ~」

穂乃果「えぇ~気になって授業受けれないよぉ~!
    あっ、そういえばことりちゃん、例のブツは…どうですかい?」ニヤニヤ

ことり「それならもう、ちゃんと完成して、部室にセッティングしてありますよ♪」

海未「例の…ブツとは…?一体何のことですか?」

穂乃果「へへ~、海未ちゃんには内緒ー!パーティーの時のお楽しみ♪ねーっことりちゃん♪」

ことり「うん♪」

海未「嫌な予感しかしないのですが……。」

〈昼休み(まきりんぱな)〉

真姫「花陽、これ…あげるわ」

そういって真姫ちゃんが私にくれたのは、おにぎり…ちょっと不格好だったけど、あまり料理をしない真姫ちゃんが一生懸命花陽のために作ってくれたんだなっ、て思うと、少し可愛いような…嬉しい気持ちになりましたっ。

花陽「わぁ…真姫ちゃん、ありがとう!すごく嬉しいっ」キラキラ

真姫「………た、ただたまにはおにぎりくらい、自分で作ってみようと思っただけよっ」

凛「真姫ちゃん、顔が真っ赤にゃー」

真姫「凛っ!うーるーさぁーいー!」ホッペツネ

凛「いぃたぁいーーにゃぁぁーー!」›‹;

花陽「じゃぁー…いただきますっ」パクッ

そのおにぎりは、真姫ちゃんの、自分自身で恥ずかしくて表現できない真姫ちゃんの優しさをとても感じるおにぎりで、思わず涙が出てしまいそうでした。

真姫「ど、どう……?」

花陽「うんっ、おいしいっ!真姫ちゃん、ありがとう」

凛「真姫ちゃんだけおにぎり作ってくるなんてずるいにゃー言ってくれれば、凛も一緒に作るんだったのにー!
  さては真姫ちゃん、おにぎりに特殊な魔法でもかけて、かよちんを独り占めするつもりかにゃ~!?」

真姫「……////そ、そんなわけないでしょー!」シャー

凛「真姫ちゃんが怒ったにゃー!」ニャー

〈一方、部室〉

ことり「穂乃果ちゃん…これが例のブツです…」

穂乃果「よくやったことりちゃん…へへっ…これでパーティーを一層盛り上げられ…」

海未「穂乃果ことり!二人だけでコソコソと何をやっているんですか!」

ことほの「…!!!!!!」

海未「今、何か隠しましたね…、ほら、早く出しなさいっ!」

穂乃果「べ、別に何も隠してないよぉ~……?ねぇ、ことりちゃん?」

ことり「ちゅんっ!?う、うん、何も隠してないよねぇ~」

海未「ほう…ではその、穂乃果が隠しきれてない白いものは一体何ですか?」

穂乃果「えっ!?あっ、これは…その…。」

ことり「う、海未ちゃんにプレゼントっ!」サシダシ

海未「これは…真っ白で三角のきぐるみ…って、おにぎりの着ぐるみじゃないですか!」

穂乃果「その~…海未ちゃんにパーティーで着てもらちゃったりしようかなぁー…と」

海未「絶対嫌です」

穂乃果「でも海未ちゃ… 海未「嫌です」

ことり「海未ちゃ… 海未「絶対嫌です」


海未「ことり、何ですかその目は。」

ことり「………」ジィー

海未「うっ…わ、分かりました。」キガエル

ことほの(落ちたね)

にこ「ちょっとあんたたちぃー!何でこんなところで油売ってんのよ!」ガラッ

絵里「もう、昼休みは花陽のパーティーの準備があるって言ってあったで……」

にこ「って……」

のぞえりにこ「ダレカタスケテー!」



にこ「ちょ、ちょっと何よこのでっかいおにぎりは…。」

 (海未は3人に背中側を向けていて、ことほのはおにぎりに隠れています)

絵里「ハラショー…」

希「って、ここにチャックついてるやん」シャー

海未「あ」


のぞえりにこ「…………。」

絵里「海未、あなたそんな格好で何を…」

海未「ち、違うんです!これは……って穂乃果、ことり!何で逃げようとするんですか!」

穂乃果「いやぁ…これを海未ちゃんに着せれば花陽ちゃんを驚かせるかなぁー…って」

にこ「そんなことしたら花陽、ダレカタスケテーって言う前に気絶するわよ」

希「って、もうこんな時間やん!早く準備せな、昼休み終わるで!」

のぞえりにこほのこと ダッシュ

海未「私は…どうすれば…。」

〈そして放課後〉

凛「早く行かないと絶対みんなもう準備終わってるにゃー!」

真姫「もう、凛がいつまでたっても課題終わらないからでしょー!」

花陽「ふ、ふたりともチョットマッテ-!!」

凛「遅れてごめー………。」

真姫「はぁっ、はぁっ、って………。」

花陽「ふたりとも、花陽を置いて行かないでよぉ…………。」

凛(いまこそ) 真姫(そうね) 花陽(うんっ)

まきりんぱな「ダレカタスケテー!!!!!」


―――チョットマッテテー!!!!

パンッパンッ(クラッカー)

「花陽(ちゃん)、お誕生日おめでとうーー!!!!」

花陽「ぴゃぁっ!み、みんなぁ…。」

凛「もー!凛たちを差し置いてこんなサプライズするなんてずるいにゃーー!」

にこ「だってあんたたちに言うと、絶対うっかりしゃべるじゃない」

真姫「本当に驚いたわよ…というか、これ、何よ」

にこ「おにぎりに決まってるじゃな 真姫「にこちゃん」



シャー---(チャックの開く音)

海未「………///」

………………

穂乃果「冷めたね」 ことり「うん。」

海未「貴方達がさせたんでしょうが!!!!」

花陽「わぁっ、すごい…こんなにいっぱいお料理が…」

穂乃果「このおにぎりはねー、海未ちゃんが全部作ったんだよー!」

海未「この前…花陽においしいおにぎりの作り方を教えてもらいましたから」

花陽「海未ちゃん、ありがとうっ♪」

海未「………//美味しく出来ているか…心配ですが…//」

絵里「さあ、食べましょう」

「いただきまーすっ!」

花陽「海未ちゃんのおにぎり美味しいですっ!」

希「あ、本当だ。海未ちゃんの手の味がする…♡」

海未「何を言っているのですか」

希「冗談やん~、」

穂乃果「穂乃果も花陽ちゃんから教えてもらいたかったなー」

絵里「そういえば海未は花陽からおにぎりの作り方について、どんなことを教わったの?」

海未「あぁ、おにぎりの歴史と、現代社会におけるおにぎりの地位などを…」

穂乃果(行かなくて良かった)

真姫(さすが花陽、恐ろしい子。)

花陽「今度穂乃果ちゃんにも教えてあげる♪」

穂乃果「あ、ありがとう!楽しみだなぁ」



ことり「あっ、そうそう、ことり、花陽ちゃんにケーキ作ってきたの~♪」

穂乃果「あー!朝ことりちゃんが言ってたやつだー!」

海未「気になって授業受けられないって言っていたのに」ボソッ

穂乃果「海未ちゃーーん、何か言ったー?」ジロッ

海未「いえ、なんでも」

ことり「まあまあ~…。じゃ、じゃあ~オープン♪」

花陽「わぁっ!おにぎりの形のケーキ!」

希「本当にことりちゃんは器用やなぁ~」

絵里「あらおいしそう。さすがことりね」

ことり「えへへ~ずーっと花陽ちゃんのことを思って作ったんだ~♪」

凛「じゃあ食べるにゃー!」

花陽「……おいしい!」

穂乃果「ことりちゃんすごーい!おいしい、おいしいよ!」

希「ことりちゃんはいいお嫁さんになれるやんなぁ」

ことり「お嫁さんなんてー…///」ホノカチラッ

海未「 」

花陽「みんな、今日はありがとうっ!
   私…今までこういう風にみんなで誕生日会とかしてもらったことなかったから…すごく嬉しかった」ニコッ

凛「かよちん……っ…」ウルウル

穂乃果「そういえばさ、次の誕生日は誰だっけ?」

にこ「あんた雰囲気壊す達人ね」

希「たしか次はー……」

海未「私は3月15日ですが…。」

ことり「じゃあ次は海未ちゃんだね♪」

穂乃果「海未ちゃんの誕生日は穂乃果に任せて!」

凛「何かするつもりなのかにゃー?」




穂乃果「がぁっしゅくよぉ!!」ドヤァ


絵里「穂乃果、後で来なさい」

―――今日は…すっごく楽しい一日だったなぁ。幸せ……っていうのかな。いつまでも…いつまでもみんなと一緒に、1月17日を一緒に過ごしたいな…。みんな、ありがとう。

終わり


他花陽の誕生日SS見てたら途中で心折れそうになった

あと、今日は土曜日なのになんで学校に行ってる設定なんだよってツッコミはなしで

腕を磨いてこよ


面白かったよ

ぱなよ…おめでとう!

乙!
かよちん可愛いにゃー

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