花山小梅「両さん!久しぶりに遊びに来たわっ!」 (10)

両津「おう!小梅ちゃんか!この頃あまり姿を見せないから心配してたぞ!」

両津「どうだ?天国のじいさんは元気にしてるか?」

小梅「うん!おじいちゃまなら元気よ!」

両津「ところで今日は何しに来たんだ?」

両津「下界のファミコンか?それともまた原宿にでも行くか?」

小梅「ううん!学校で新しい魔法を習ったから見せにきたのよ!」

両津「ほう……!いったいどんな魔法だ?」

小梅「>>3する魔法よ!」

2

寺井を去勢

はよ

期待揚げ

小梅「男のひとからタマをとる魔法よ!」

両津「そ、そうか……それを聞いて一気に興味が失せた……」

小梅「試しにかけてあげようか両さんっ?」

両津「じょっ、冗談じゃないっ!!」

小梅「そんなこと言わずに実験台になってよ両さん!お願いっ!」

両津「なんでわしがそんな役目を!?勘弁してくれよ小梅ちゃん!」

小梅「どうしてもだめ?」

両津「こればっかりはいくら小梅ちゃんの頼みでもだめだっ!」

小梅「ちぇっ……」

ガラッ!

寺井「ふう……ただいま両さん……」

両津「むっ……帰ったか……」

中川「手がこんなに冷たくなっちゃった……この時期のパトロールはつらいなぁ……!」

小梅「あっ、中川さん!おじゃましてます!」

中川「おや……?きみは確か天国のおじいさんの……」

小梅「はい!孫の小梅です!」

両津「なつかしいだろ!天国からひさびさに訪ねてきたんだぞ!」

中川「いやあ!本当にずいぶん懐かしい気がしますね!」

~~

両津「ん……」

両津「寺井のやつ、帰ってくるなりトイレに籠っちまったぞ……?」

中川「この寒さでお腹をこわしたそうですよ」

両津「まったく、警官のくせに軟弱な体しやがって……あっ!」

小梅「なあに両さん?大きな声を出して……」

両津「いいことを思いついた!チャンスだぞ小梅ちゃん!」

両津「いまトイレにいってるやつのキンタマをとれるかっ!?」

小梅「ええ、とれるわよ!」

両津「くくく……あいつがどんな反応するか、これは見ものだぞ……!」

続けたまへ

おい

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