女「ああ、幸せの使様が私にも」
天使「…んなわけねーよ」
女「何よ、なら不法侵入で警察呼ぶわよ」
天使「はいはい失礼しましたー。出ていきますー
女「…ちょっと待ちなさいよ」
天使「何?」
女「少しは私の話を聞こうとか思わないの?」
天使「…いや全然、さっぱりこれっぽっちも」
支援?
女「…警察呼ぶわよ」
天使「別にいいよ? 多分黄色い救急車を呼ばれるぜ?」
女「…………」
天使「それにさ�・、お前の話ってのはメインヒロインお前の苦労話だろ?」
女「それが何?」
天使「流行に乗っかって遊び尽くし、会社内で上司と不倫して捨てられただけじゃん」
女「…………」
天使「そういうのはホストとかに話せよ。時間が来るまでゆっくり聞いて下さるぞ?」
女「…そんなお金無いわよ」
天使「あーはいはい。そうでしたそうでした」
女「でも、これは現代の男社会が悪いの!」
天使「…おめでとう、俺が中性的存在で良かったな。そのセリフ絶対に外では口に出すなよ?」
天使「そういうのはホストとかに話せよ。時間が来るまでゆっくり聞いて下さるぞ?」
女「…そんなお金無いわよ」
天使「あーはいはい。そうでしたそうでした」
女「でも、これは現代の男社会が悪いの!」
天使「…おめでとう、俺が中性的存在で良かったな。そのセリフ絶対に外では口に出すなよ?」
女「あんたも男の味方なの?」
天使「違ぇよ、全人類の味方様だよ」
女「何よ、嘘つき。私の味方じゃないじゃない」
天使「たりめーだ、男社会、女社会なんて奴等は大抵悪人だからな」
女「でも、日本の女性差別は世界からも勧告されてるし、実際に企業の偉い人は皆おっさんじゃない!」
天使「…否定はしない」
女「ほら! 男社会!」
天使「…だが逆に下を見ればどうだ?」
女「下?」
天使「そうだ。例えば年間自殺者の男女比を知ってるか?」
女「知らないわよ!」
天使「なら覚えとけ、…男7:女3だ」
女「ほら! 男社会!」
天使「…お前馬鹿だろ?」
女「馬鹿って何よ! 心外だわ!」
天使「あのな、社会の上流階級にはある程度の定数があるけど、最底辺には席数無限なんだぞ?」
女「?」
天使「早い話が現代日本は、男が死にやすい社会なんだ」
女「でも、女性も死んでるわよ?」
天使「お前な、自殺してる女の死体の内訳知ってんのか?」
女「?」
その男共も仕事でストレス溜まった奴らなんだろ?
俺は仕事が無いからストレスたまらないぜ?
天使「基本、女性自殺者の生前の職業は水商売が多い」
女「ほら! 女性差別の弊害」
天使「…彼女らの水商売前の職業は案外普通のolだったりする」
女「何が言いたいの?」
天使「嫌な言い方をすれば、女性の最底辺における職業っていうのは、男性より遥かに発展しているわけだ」
女「…だから?」
天使「つまり、ある種のセーフティネットが存在してるってわけだ」
女「…続けなさいよ」
天使「だがよ、男って違うだろ? 仕事の定員数が決まっているくせに、あぶれて終えば受け皿が存在しない」
女「…………」
天使「…男の底辺は基本、生き地獄だ」
女「でもでも」
天使「そして世の女権拡論者は、何故かホワイトカラーにばかり目を向け、ブルーカラーゆら見向きもしない」
女「…………」
天使「な、男社会だの女社会だのって議論が如何に空しいか、分かるだろ?」
女「知らないわよ! でも私は男社会の被害者だわ!」
天使「あーはいはい、で、死ぬの? 死なないの?」
女「…くわよ」
天使「は?」
女「…に行くわよ」
天使「もっとはっきり喋れや」
女「分かったわよ! ハローワークに行けば良んでしょ!」
ドタドタ
バタバタ
天使「あー、せわしない女だったな
天使2「…お前なにやってんの?」
天使「ああ無職童貞、…いや今はただの無職か? あいつに風俗初体験どうだったかを聞こうと立ち寄ったんだけどよ」
天使2「…料金表に騙されてたぞ」
天使「筍はぎかよ、だっせーw」
天使2「…ま、ご苦労さん。判子押したるよ」
天使「さんきゅー」ペッタンコ
天使2「やれやれだぜ…」
おわり
読んで下さった方、ありがとうございました)m(__)m
面白かったよ(*゚-゚)つ乙
もっと無いの?(´・ω・`)
無職童貞より無職素人童貞のほうが酷く聞こえる、不思議!
女性は結婚して主婦になればいいが男は結婚しても主夫になれるのは一握りしかいないからな
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