牢獄
指導官「ここに入って」
騎士「よ、よろしくお願いします!!」
指導官「緊張しなくていいですよ。とりあえず首輪と足かせをつけて」
騎士「はっ!」
指導官「いいですか。貴女は女性の身で騎士になる道を選びました。時には戦場で敵に捕まってしまうことも考えられます」
騎士「あの!首輪が上手くつけられません!」ガチャガチャ
指導官「あ、やってあげて」
補佐官「了解。ここを外して……」
騎士「すみません」
指導官「捕虜にされてしまった場合、数多くの拷問、陵辱を受けることになるでしょう。しかし、国を背負い戦う以上、貴女はそれに屈してはならない。わかりますね」
騎士「分かります」
指導官「苦しく辛い訓練になります。しかし、これを乗り越えれば貴女は立派な騎士になれるでしょう。心の準備はできましたか?」
騎士「いつでも構いません。私は騎士になることが夢でしたから」
指導官「よろしい。ではこれより様々な拷問、陵辱に耐えるための訓練を行う」
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はよ
すみませーん、応募したものなんですが……
騎士「はい!がんばります!!」
指導官「彼女の年齢は?」
補佐官「16歳です」
指導官「随分と若いんですね。人材不足?」
補佐官「世も末です」
指導官「全くですね。こんな子どもにこのような訓練を課さねばいけないとは……」
騎士「どのような訓練から始めるのでしょうか!?」
指導官「私の質問に答えなさい。今までに付き合ってきた男性の人数は?」
騎士「0人です!!」
指導官「……」クイッ
補佐官「了解」
騎士「え?」
補佐官「ふっ!」パシーン!!!
騎士「あんっ」
指導官「簡単に答えてどうするのですか?既に訓練は始まっているのですよ?」
騎士「す、すみません!!」
指導官「貴女は捕虜になり、拷問を受けている身であることを忘れないように」
騎士「はい!!気をつけます!!」
指導官「よろしい。また同じミスをしたらどうなるか、わかりますね?」
騎士「は、はい!!」
指導官「うむ。では、私の質問に答えなさい。今日の下着の色は?」
騎士「言うとでも思っているのか?バカが」
指導官「気の強いお嬢さんだ。長生きしたくないのか?」
騎士「祖国を裏切ることなどできない!!」
指導官「なるほど……。おい、この小娘に何をしてもいい。口を割らせろ」
補佐官「分かりました」
騎士「ふっ。何をされようとも貴様らに語ることなど持ち合わせていない。残念だったな」
補佐官「おらぁ!!!下着の色は何色だぁ!!!」パシンッ!!!パシンッ!!!
騎士「あんっ。ふふ、痛くも痒くもない。寧ろ心地いいぐらいだな」
指導官「あまり相手を煽らないように。殺されますよ?」
騎士「あ、すみません」
指導官「続けて」
補佐官「おらぁ!!何色なんだよぉ!!!吐け!!」パシンッ!!!
騎士「あぁん!い、言うもんか!!絶対に屈しないぞ!!」
補佐官「ちっ……。結構、根性あるなぁ」
指導官「仕方ない。あれをするか。おい」
補佐官「はい。おらぁ!!仰向けになれ!!」ドンッ
騎士「ぐっ……!!な、なにをするつもりだ!!」
補佐官「何をされても口を割らないんだろう?さぁ、脚をだらしなく開け」ググッ
騎士「きゃぁ!?」バッ
指導官「こら。脚を閉じない」
騎士「すみません……でも……こんな格好……」
指導官「やめますか?」
騎士「い、いえ!!やります!!」
指導官「はい。では脚を開いてください」
騎士「く、くそぉ……」
補佐官「ククク……。こっちの口に訊いてみるかぁ……」
騎士「わわわ、わ、私に何をしても無駄だからなぁ。わ、私は、き、き、騎士だしぃ……」
補佐官「ふんっ」グリグリッ
騎士「ふぁぁ!?」
補佐官「おらおら。ここを足で揺らされて気持ちいいだろう?」グリグリッ
騎士「ああぁぁ!!」
補佐官「どうだ!?もっとしてほしいかぁ!!」グリグリッ
騎士「やめぇて!!それ以上はだめぇぇ!!」
補佐官「だったら下着の色を言え!!この雌豚ぁ!!!」
騎士「し、白!!下着の色、白ですぅ!!!」
補佐官「……」
騎士「はぁ……はぁ……」
補佐官「……」パシーンッ
騎士「あんっ」
指導官「ふぅー……。やる気ありますか?」
騎士「あ、あります!!」
補佐官「この程度のことで口を割るとは……先が思いやられますね……」
指導官「仕込み甲斐があるとも言えますが」
騎士「けど、まさかあんなことされるなんて……もうお嫁にいけない……」モジモジ
指導官「貴女は拷問、陵辱される覚悟があって騎士になる道を選んだのでしょう?お嫁に行く心配など不要です」
騎士「えー?」
指導官「敵国の兵に捕まれば容赦なく体を穢されるのですから、そんな穢れた体でもいいと言ってくれる殿方を見つけなさい」
騎士「なるほど。確かに」
補佐官「どうしますか?こんな初歩の拷問にも耐えられないのでは今日の訓練を乗り越えられませんよ」
指導官「そうですねぇ……。では、こっちからやりましょうか。負担も少ないですし」
補佐官「わかりました」
騎士「つ、次は……どんなことを……?」
指導官「まずは貴女の精神面を鍛えようと思います」
騎士「精神面ですか。はい。なんでも言ってください」
指導官「私の質問に答えろ。お風呂に入って最初に洗う場所はどこだ?」
騎士「……」
指導官「言え」クイッ
騎士「ペッ」
指導官「ほう……」
騎士「貴様には私の唾で十分だ」
補佐官「おのれ……!」
指導官「これぐらいはいいです」
補佐官「はい」
騎士「ふんっ。下賎なお前たちに言うことなど何もない」
指導官「では、喋りたくなるようにしてやるよ」
騎士「かかってこい!」
補佐官「ほらよ。今日からお前のメシは水だけだ」
騎士「はっはっは。ありがたい。私は鍛えているんでね。水だけで十分、腹は満たされる」
指導官「そうかそうか。それはよかった」
~数時間後~
騎士「……」
補佐官「今日の昼食はカレーライスでした」
指導官「おぉ。これは素晴らしい。食べましょうか」
補佐官「はい。いただきます」
指導官「いただきます」
騎士「……」
補佐官「やはりここの料理長の腕は確かですね」
指導官「ええ。特にカレーライスは絶品です。香りだけ胃袋が大きくなっているのが分かる」
騎士「あぅぅ……」グゥゥ
補佐官「なんだ?欲しいのか?」
騎士「うぅぅ……」
指導官「お風呂で最初に洗う場所を教えてくれたら、カレーライスをあげよう」
騎士「うぅぅぅ……」グゥゥ
補佐官「ほーら、この匂いがたまらないのか?お前の腹が切なそうに鳴いているぞ?」
騎士「ぐぅぅぅ……!!!」グゥゥゥ
指導官「どうだ?ほら、食べたいか?なら私の質問に答えろ」
騎士「グルルル……!!」
補佐官「お前の分も用意しているんだが」
騎士「ンギギギギ……!!!」
指導官「食べたいのだろう?質問に答えるだけで楽になれるぞ」
騎士「フゥー……フゥー……!!」
補佐官「まぁ、水だけで十分のお前には必要がないかもしれないがな」
指導官「どうした、早く食せ。冷めてしまうぞ?」
騎士「ハァ……ハァ……」
指導官「我慢することはない。さぁ、言え」
騎士「……ふんっ!!」ゴクゴクゴクゴク!!!
補佐官「ほう……?」
騎士「ぷはぁ!!み、みず、だけで、じゅう、ぶん、ですしぃ!!」
指導官「やるなぁ……。だが、いつまで持つかな……ククク……」
~数時間後~
騎士「うぅぅ……おなかすいたよぉ……」グゥゥゥ
補佐官「3時のおやつを持ってきました」
指導官「ほほぅ。いいですねぇ」
騎士「ハッ!?」
補佐官「特別に甘いケーキを焼いてもらいました」
指導官「あとでお礼を言わないといけませんね」
補佐官「ですね。この砂糖の香りがなんとも」
騎士「首!!首から洗いますぅ!!首です首ぃ!!」ガシャンガシャン!!!
指導官「……」
騎士「首から洗いますぅ!!ケーキ、だいすきなんですぅ!!」
指導官「……」クイッ
補佐官「はい。どうぞ」
騎士「食べてもいいですか!?」
補佐官「ええ。質問に答えてしまいましたからね」
面白いな 期待
騎士「あまーい。おいしかったぁ」
指導官「さてと」
騎士「え?」
補佐官「……」パシーンッ!!!!
騎士「ぎゃっ!?」
指導官「……やはりやめますか?」グイッ
騎士「すみません!!でも!!カレーは我慢しました!!」
指導官「あのですね。本当なら3日ほど絶食してもらわないと困るんです」
騎士「だけど、あんな匂いのするものばかりもってくるのはズルいと思います!!」
補佐官「口答えしない」ペチーン!!!
騎士「はぁんっ」
補佐官「ここまで耐えることができない騎士は初めてですね。荒療治でいきますか」
指導官「荒療治をして心が壊れても困りますから。あれは飽く迄も最終手段です」
補佐官「はぁ……」
騎士「ほっぺた痛い……」
指導官「では、今日はあれをやって終わりにしましょう。持ってきてもらえますか?」
補佐官「了解」
騎士「な、なんですか?」
指導官「貴女はただ座っているだけでいいです」
騎士「おぉ。それならできそうです」
補佐官「持って来ました」
指導官「はい。では、この三角木馬にまたがって」
騎士「はぁーい。よいしょっと」
騎士「いたぁい!」
補佐官「こら、ちゃんと跨って」
騎士「でも、これ、大事なところに……」モジモジ
指導官「拷問器具なんですから当然です。本物の三角木馬よりも角は丸めてありますし、幅もあるのでそこまでの負担にはなりません」
騎士「だけど……」
補佐官「早く腰を下ろす」グイッ
騎士「ひゃぁん!!」
騎士「おぉぉう……」
指導官「どうですか?」
騎士「これ、恥ずかしいですね」
指導官「陵辱と拷問を兼ねていますからね」
騎士「どれくらいこのままなんでしょうか?」
指導官「あと1時間はそのままでいてください」
騎士「ひぃぃ……」
補佐官「明日以降の訓練メニューを決めなおさないといけませんね」
指導官「そうですねぇ」
補佐官「絶食できる時間も延ばさないといけませんし……それから……」
騎士「……」グリグリ
指導官「なにより耐えることを覚えてもらないと」
補佐官「はい。それが一番の課題となるでしょう」
騎士「おぉ……これ癖になりそう……」グリグリ
指導官「こら!!拷問器具で遊ばない!!」
いいね
期待
超期待
癖になるのは最初だけなんだよな(ゲス顔)
[田島「チ○コ破裂するっ!」]してんじゃねえよ(歓喜)
こんな訓練して余計な癖を付けるから女騎士は即堕ちするんだな
なんだこれ
なんだこれ
女騎士が快楽に弱いのは既に調教済みだったからなのか……
これは期待
~翌日~
騎士「おはようございます!!」
指導官「はい、おはようございます。早速、準備してください」
騎士「はいっ!!」
補佐官「どうぞ、首輪と足かせです」
騎士「ありがとうございます」カチャカチャ
指導官「本日の訓練内容ですが、貴女の能力を鑑みて昨日よりも程度を下げようと思います」
騎士「そんな!!私はできます!!やらせてください!!」
補佐官「無理です」
騎士「ひぐっ」
指導官「では、始めましょう。鍵を」
補佐官「はっ」ガチャン
騎士「なんですか?なんで鍵かけるんですか?」
指導官「私の質問に答えなさい。今日は何時に起きましたか?」
騎士「ろく……っと、言うわけないだろ。くそったれ」キリッ
指導官「言いたくないと?」
騎士「私は誇り高き騎士だ。悪魔に言の葉を売ることなど喉笛を切り裂かれようともありえない」
指導官「分かりました。では、喋りたくなるまで待ちましょうか」
補佐官「そうですね」
騎士「幾ら待とうが結果は同じだぞ、蛮族ども」
指導官「今日、帰りに新しい服を買おうと思うのですが一緒にどうです?」
補佐官「いいですね。是非」
指導官「ありがとう。君のコーディネートセンスは中々いいですから、助かります」
補佐官「いえいえ。私なんて」
騎士「……」
指導官「謙遜しなくてもいいですよ」
補佐官「本当に私のセンスなんてあってないようなものですから」
騎士「絶対に喋らないぞ」キリッ
指導官「お茶でも飲みます?」
補佐官「頂きます」
~数時間後~
騎士「あのぉ。そろそろお昼だと思うんですが」
指導官「あぁ、またジョーカーを引いてしまいましたぁ」
補佐官「ふふ。では次は私の番ですね」
指導官「取られないようにしなくては……」
騎士「……」
補佐官「あがりです」
指導官「ううむ……。これで10連敗ですね」
補佐官「顔に出すぎですよ」
指導官「私はこういうゲームには向いていなようですね」
騎士「あの!!そろそろ休憩とかじゃないんでしょうか!?」
指導官「お腹すきましたね」
補佐官「気づけばお昼じゃないですか。昼食にしましょうか。では、食堂のほうへ」
指導官「ええ。今日の食事はなんでしょうね。楽しみです」
騎士「あの!!私はどうしたら!?このままですか!?」
~数時間後~
騎士「あのぉ……もう夕方ぐらいじゃないですか……?」
指導官「チェックメイト」
補佐官「流石ですね。完敗です」
指導官「いえいえ。運が良かっただけです」
補佐官「チェスに運などないでしょうに」
騎士「お家に帰してくださぁい」
指導官「そろそろ時間ですね。今日は帰りましょうか」
補佐官「はい」
騎士「え!?待って!!まってください!!こんなところで1人なんていやですぅ!!」
指導官「ふぅー。つかれたぁ」
補佐官「お疲れ様です」
騎士「あの!!何時に起きたか言えば出られるんですか!?6時です!!朝の6時におきました!!」
指導官「……」
騎士「えへへ」
補佐官「はい。三角木馬に跨ってください」
騎士「えぇぇ……」
補佐官「いいから!!」グイッ
騎士「ひぎぃ!」
指導官「貴女、たった8時間ほど無視されただけで心を折るとはどういうことですか」
騎士「だ、だって……あんな風にされたこと……生まれてから一度もなくて……」グリグリ
指導官「随分と大切に育てられたのですね」
騎士「はい」グリグリ
補佐官「遊ばない」
騎士「あ、すみません……つい……」
指導官「今日はここで一泊すること。あとその上で2時間ほどいるように」
騎士「そんなぁ!?お風呂やお手洗いは!?」
補佐官「心配しなくても訓練生用のものがある。あとで案内しよう」
騎士「それならいいですけど……」グリグリ
指導官「全く……」
騎士「おぉぉう……」グリグリ
補佐官「重症ですね。どうしますか」
指導官「若いとは言え、ここまで心力のない騎士がいようとは」
補佐官「本当に人材不足なのでしょう」
指導官「このままでは埒が明きませんね。訓練の日程も決められいるわけですから」
補佐官「やはり……」
指導官「やるしかないでしょうね。荒療治を」
補佐官「では、私は明日に備えて準備を始めます」
指導官「すみませんね」
補佐官「これが私の役目ですから気にしないでください」
指導官「助かります」
騎士「あぁ……あ……」グリグリ
指導官「さて、私も用意するものがありますね。急ぎましょう」
騎士「三角木馬はなんとなく耐えられる気がする」グリグリ
補佐官「降りなさい。入浴の時間です」
~翌日~
騎士「本日はどのような訓練をするのでしょうか!!」ビシッ
指導官「はっきり言いましょう。貴女は近年稀に見る粗悪な騎士です」
騎士「なっ……!?」
指導官「このままでは貴女を騎士として戦場に投入することはできません。万が一、捕虜にされてしまえば国の存亡に関わります」
騎士「ご冗談を」
指導官「訓練の時間も限りがある以上、貴女にはこの時点で騎士失格の烙印を押さざるを得ません」
騎士「待ってください!!三角木馬の拷問には耐えられる自信がつきました!!ちゃんと私も成長しているんです!!だから、見捨てないで生暖かく見てください!!」
補佐官「安心しろ。もうそういう目で見ている」
騎士「よかった」
指導官「……どうしても騎士として戦いたいのですね」
騎士「はい。その通りです」
指導官「では、これから貴女に課す訓練がどんなに苦行でも、荊棘の道でも、受け入れますね?」
騎士「勿論ですっ!!」
指導官「わかりました。牢獄の中に入ってください。これより短期集中訓練を行う」
騎士「あの、首輪と足かせがないんですけども」
補佐官「本日は不要だ」
騎士「そうなんですか」
指導官「質問です。この訓練はなんのためにしているのでしたか?」
騎士「ふん。絶対に言わないぞ。女だからと甘くみるな」キリリッ
指導官「ここは普通に答えてください」
騎士「あ、そうですか。無論、様々な拷問、陵辱に耐えるためであります」
指導官「はい。女性の身である以上、拷問の際には必ず陵辱されると思ってくれて構いません」
騎士「三角木馬のような感じの拷問ならむしろ望むところです」
補佐官「黙れ」
騎士「す、すみません」
指導官「なので今から女性に対する最大級の陵辱を貴女に課します」
騎士「え、えっと、それって……どんなことを……」モジモジ
指導官「アレを」
補佐官「既に用意ができてあります」
騎士「ぬおぉぉ……こんなの……もう……およめにいけませぇん……ぅぐぐ……ふぅぅ……」
指導官「第一に陵辱に屈することなかれ。これは大原則です。ここで膝をつくようでは話になりません」
補佐官「こら。じっとしていろ」
騎士「わ、わかってますぅ」
指導官「しかし人間は許容できない苦しみを快楽に変えてしまうときがあります。だが、騎士がそうなってはいけないのです」
補佐官「よし。穿いていいぞ」
騎士「おぉぉぉ……」モジモジ
指導官「苦しみは苦しみとして享受しなければいけない。そのためには理性を保たねばなりません」
騎士「ふぐぅぅ……んぐぐぅ……」
指導官「私が良しというまで絶対に出しては――」
騎士「ふぅ……はぁぁ……」
指導官「……」クイッ
補佐官「我慢しろ」ペシーン!!!
騎士「きゃん!む、むりですよぉ!すぐ出ちゃいますって!!」
指導官「仕方ない。次に行きます」
浣腸ですか、とてもよくわかります
補佐官「はい」ドサドサドサ
騎士「こ、これは……!?」
補佐官「大人の読み物だ」
騎士「な、なんてものを!!嫁入り前の乙女なんですよ!!」
補佐官「ほら。これなんてすごいぞ」ペラッ
騎士「やめてください!!!私には不要なものです!!!」バシッ!!!
補佐官「素直になれ。見たいのだろう?」
騎士「見たくない!!我は騎士!!気高き者だ!!そんな俗物が好む書物など目が腐る!!」
指導官「……いい時間ですし昼食にしましょうか」
補佐官「了解」
指導官「今日も食堂でいいですよね」
騎士「あの……わたしはまた……ひとりですか……?」
騎士「……」
騎士「……ちょっとだけ」ペラッ
指導官「おや、気高き騎士様。何を読んでいるのですか?」
補佐官「いやらしい騎士め!!」パシーン!!!
騎士「あぁん!だ、だって!!これは健全なことのはずですぅ!!」
指導官「貴女は陵辱されてもそうやって自分にいい訳するつもりですか?」
騎士「え……あぅ……」
指導官「一糸纏わぬ殿方が貴女を取り囲む光景を想像してみなさい」
騎士「んーと」
指導官「おぞましいでしょう」
騎士「おぉぉ……わたし、こわれちゃうかも……」
指導官「ええ。その美しい肢体は汚れ、心は醜いものに変貌してしまうことでしょうね」
騎士「そして段々と気持ちよくなってしまうんですね!!」
指導官「気持ちよくなってはダメだって言っているでしょう!!」
補佐官「彼女は男性経験がないので妄想だけで色々な広がりを見せてしまうようですね」
指導官「妄想……。そこを取り除かなくては脳内の花畑は消えないということか……」
騎士「きっと前も後ろも私は……やだ……こまるぅ……」
指導官「あれもしておきましょうか」
補佐官「おい。これを見ろ」
騎士「え?おぉぉ!?そ、それは……もしかして……!!」
補佐官「リアルな男性のモノを模した物だ」
騎士「こ、こんなにおっきいのがはいっちゃうなんて人体の神秘ですね」
補佐官「全くだ。ああ、いや、そんな話はどうでもいい。これを渡す」
騎士「いりませんよ!!こんな気持ちの悪いもの!!」
補佐官「いいから見ておけ。この形を見慣れておくんだ」
騎士「か、形を……」
指導官「急にこのようなものを見せられるとうろたえることになるでしょう?」
騎士「そ、そうですね」
指導官「偽者でも見慣れておくことは大事です」
騎士「わ、わかりました」グニッグニッ
騎士「結構柔らかいんですね。ふふっ」グニグニッ
指導官「では、今日は終わりましょうか。あとのことはお願いします」
補佐官「了解」
騎士「実際、こんなにしなるんですか?」ブンブンッ
補佐官「自分で確かめろ、それぐらい」
騎士「教えてくれてもいいじゃないですかぁ!!」ペチッペチッ
補佐官「やめろ!!」
騎士「ケチですね」
補佐官「私も指導教官だ。あまり気安く話しかけるな」
騎士「すみません……」
補佐官「さて、片付けも済んだし私は帰る」
騎士「あれ?お風呂は?あとゴハン……」
補佐官「ここは捕虜の待遇が良い国ではない」
騎士「まさか!!絶食訓練ですか!?それだけは!!」
補佐官「水は置いてある。空腹を紛らわす道具も手元にあるだろう」
騎士「これですか!?確かに何故かずっと触っておきたい感触ではあるんですけども!!」グニグニッ
補佐官「よかったな。おやすみ」
騎士「うわぁーん!!やだぁー!!」グニグニッ
騎士「おなかすいたぁ……」
騎士「うぅぅ……お家にかえりたい……」
騎士「はぁ……私、騎士には向いてないのかなぁ……」グニグニッ
騎士「……」グニグニッ
騎士「ダイジョウブダ!!オマエナラリッパナキシニナレルッテ!!」
騎士「そうかなぁ」グニグニッ
騎士「オウヨ!!オレガホショウスルゼッ!!」
騎士「ありがとう。気持ち悪い形だって言ってごめんね」グニグニッ
騎士「ナーニキニシテナイッテ!!」
騎士「よく見ると可愛い形だよね、君って。うふふっ」グニグニッ
騎士「ヤメロヨ、テレルゼッ」
騎士「……」
騎士「こんなものとお話してる私って……」
騎士「うわーん!!もうだめだー!!穢されたー!!!もう私にはかっこいい王子様が迎えに来ることはないんだー!!」バタバタ
騎士「……おなかすいたよぉ」
~翌日~
指導官「起きなさい」
騎士「はぅ……あさですかぁ……」
指導官「それを握って寝ていたのですか」
騎士「あ、はい。もう友達はこの子しかいなくて」グニグニッ
指導官「おやおや。それは既に快楽という魔境に片足を突っ込んでいるようなものですね。まぁ、そうでなければ困りますが」
補佐官「おはようございます」
指導官「おはようございます。それでは本日の訓練を始めましょうか」
騎士「ご飯は!?」
指導官「あるわけないでしょう。さ、いきますよ」
騎士「うぅぅー!!はむっ!!」パクッ
補佐官「こ、こら!!それを咥えるな!!!」
騎士「ガルルル!!!」
補佐官「やめろ!!はやく離せ!!」グイッ
指導官「……」
~数時間後~
補佐官「ふんっ!!」ペチーン!!
騎士「あん……」
補佐官「そろそろ限界のようですね。反応がかなり薄いです」
指導官「でしょうね。では、食事の時間にしましょうか」
騎士「ごはん!?ごはんですか!?」
指導官「ええ。ただし、究極の選択をしてもらいますが」
騎士「きゅ、究極の選択……?」
指導官「ここに貴女のお友達があります」グニグニ
騎士「あぁ!!いつの間に!?私のステファニーが!!」
指導官「ふふ……」
騎士「ま、まさか、人質ですか……」
指導官「いいえ。アレを」
補佐官「はい」
騎士「この甘い匂いは……チョコレート……?」
指導官「お友達をチョコにたっぷりと塗ります」ヌリヌリ
騎士「ステファニーが黒光りしてるぅ」
指導官「さぁ」スッ
騎士「え……な、なんですか……?」
指導官「舐めたければ舐めればいい。根元までチョコがたっぷりついているので全てを舐めとってもいいんですよ」
騎士「あ、じゃあ、遠慮なく」
指導官「ただし!!」
騎士「な、なんですかぁ!?」
指導官「これを舐めた場合、こちらの料理はお預けになります」
騎士「料理……?」
補佐官「料理長が腕によりをかけて作ったフルコースです」
騎士「わぁぁ……」グゥゥゥ
指導官「食べたいでしょう?」
騎士「はぃい!!」
指導官「食べたければ、この黒光りしているステファニーを目の前にしても自信の欲を押さえ込んでみなさい」
騎士「どれだけ我慢したらいいんですか……」
指導官「私が良いというまでです」
騎士「そんなぁ!!」
指導官「ほら、ステファニーが咥えてほしいと言っていますよ」グイグイッ
騎士「ぐぐ……!!負けない……!!ここで負ければ……わたしは……!!」
指導官「いいんですか?先っぽから垂れていっていますよ?早く舐め取らないとチョコがなくなってしまいます」グイグイッ
騎士「まけない……!!ステファニーはともだちだもん……!!ともだちを咥えるなんてできない……!!」
補佐官「思い切り咥えていただろう」
指導官「お腹がすいているんでしょう?遠慮せずに咥えなさい」グイッ
騎士「やだぁ……!!」
指導官「ほーら、顔が汚れましたよ?口の周りについてる」
騎士「うぇぇぇ……」
指導官「ほらほら」
騎士「ぜったいにまけない……!!こんな黒光りしてるものになんて……!!」
補佐官「いいぞ。その調子だ」
騎士「じゅるる……んぐっ……んっ……んっ……」ジュポジュポ
騎士「おいしい……おいしいよぉ……んっ……んっ……」ジュポジュポ
指導官「ダメでしたか」
補佐官「5分は長かったですね」
指導官「あんなに美味しそうにしゃぶって……」
補佐官「これ以上は危険です。残念ですが彼女はもう騎士としての適正がなかったということにして訓練を終わりましょう」
指導官「むぅ……」
騎士「んぐっ……じゅるっ……ぅんっ……」ジュポジュポ
指導官「……では、最後の荒行と行きますか」
補佐官「まさか!!確かにあの方法ならばあらゆる拷問、陵辱に耐えることができるようになるかもしれませんが!!彼女では無理です!!」
指導官「いいえ。この子は三角木馬を自力で乗り越えたのですよ。むしろ、そちらの適正があるのかもしれません」
補佐官「そういえば殆ど躊躇することなく私たちの前で粗相もしましたね」
指導官「そして今もこうして、醜態を晒してる。試す価値は十分にあるかと」
補佐官「どんな苦痛をも瞬時に快楽へ変換してしまう体にするのですね……」
騎士「あへぇ……おいひぃよぉ……ステファニーおいしいよぉ……」ペロペロ
~翌日~
騎士「おはようございます!!今日も1日がんばりましょう!!」
指導官「はい。そうですね。始めましょうか」ドンッ
騎士「きゃぁ!?な、なんですか!?」
指導官「貴女をこれ以上訓練しても無駄だということがわかりました」
騎士「え……」
指導官「苦しいことから目を逸らしすぐに楽なほうへ転換する。これでは拷問に耐えることなどできるわけがありません」
騎士「で、ですから耐えられるようになるための特訓をしているんですよね?」
指導官「幾らやっても貴女には辛い現実を受け入れるだけの心がないのです。若さ故にそうなのかもしれませんが、あまりにも弱い」
騎士「そ、そんなぁ……私……騎士でいられないのですか……」
指導官「そこで考えました。貴女はどうやら苦痛を快楽に変えるのは上手なようなので、そこを伸ばそうと思います」
騎士「あれ?だけど、それはいけないって」
指導官「ええ。それだけはあってはならない。だが、通じないほどに耐性ができていれば話は別です」
騎士「つ、通じない……?」
指導官「そう。陵辱されようともただ喜ぶだけ。拷問を受けても更に上の責め苦を与えてほしいと強請る。そういう騎士になら貴女はなれるはずです」
ステファニー…
騎士「そんなぁ!!私、清楚が売りなんですけど!!」
補佐官「どの口がいうんだ」
騎士「な、なにをするつもりですか!!酷いことするんですか!?」
補佐官「足を開け」ググッ
騎士「いやぁ!!また足で私の大事なところを――」
補佐官「おらおらおらおらおら」グリグリグリグリ
騎士「あひゃあぁああぁぁ!!」
指導官「それを10分間受け続けてもらいます」
騎士「しぬ!しんじゃう!!あぐっ……!?ぃぐ……!」
補佐官「耐えろ!!これに耐えられたら一皮剥けるはずだ!!」グリグリグリ
騎士「あぁぁ!!だめぇ!!また……!!ひっ……!!」
指導官「ステファニーも応援してますよ」
騎士「す、ステファニー……」グニグニ
騎士「ガンバレ!!オマエナラダイジョウブダ!!」
補佐官「随分余裕だな」グリグリグリ
指導官「ふんっ!!」パシーン!!!
騎士「あんっ」
補佐官「はぁ!!」パシーン!!!
騎士「ひゃんっ」
指導官「どうですか、鞭の味は?」
騎士「いたいですぅ……」
指導官「では、ロウソクの蝋はどうでしょうか」トロォ
騎士「あつぅい!!ひぃぃん!!」ビクッビクッ
補佐官「お前は既に快楽に負けている。自分の気持ちに嘘をつくんじゃない」
騎士「ど、どういうことですか……?」
補佐官「これされることが嬉しいのだろう?いや、嬉しいはずだ!!」
騎士「わ、わたし!!変態じゃないです!!」
指導官「まだいいますか」トロォ
騎士「んぎぃ!!あつぅい!!あひぃん!!」ビクッビクッ
指導官「さぁ、気持ちいいのでしょう?もっともっと快感を与えてあげますよ」
補佐官「さて、今日の仕上げだ。三角木馬に乗ってもらおうか」
騎士「わーい!!」テテテッ
騎士「やっぱり騎士だけに三角木馬は得意なんですよね」グリグリ
指導官「こら。そちらではありません」
騎士「え?」
補佐官「この本物の三角木馬に乗ってもらうぞ」
騎士「こ、こんな……尖ったところに……!?」
指導官「三角木馬は得意なのでしょう、騎士様」
騎士「これは……さすがに……いたいとおもうのですがぁ……」
補佐官「いいから、跨れ!!」グイッ
騎士「あぎぃん!!」
補佐官「どうだ。本物の乗り心地は」
騎士「いたぁい……いたいですぅ……おろしてくださぁい……」ビクッビクッ
補佐官「あと30分はそのままでいてもらう」
騎士「ひぃぃん……」
指導官「少々酷ではありますが、こうする他に彼女が騎士でい続けることはできませんからね」
補佐官「あと12日間、この快楽の沼に浸り続けることができればですが」
指導官「できそうですか?」
騎士「わかりませんけどぉ……やりますぅ……立派な騎士になるためですからぁ……」グリグリ
指導官「そうですか」
補佐官「そういえばどうして彼女は騎士に拘るのでしょうか」
指導官「聞いたことなかったですね。話せる余裕があればでいいですが聞かせてもらえますか」
騎士「は、はい。実は私の父が英雄とも言われた騎士だったんです」グリグリ
補佐官「英雄……。まさか、貴女の父上は……」
騎士「10年前、この国を隣国の侵攻から守った人です」グリグリ
指導官「あの人のご息女だったのか」
騎士「父のことはあまり覚えていません。だから、少しでも父のことを知るために私は騎士になると誓ったんです」グリグリ
指導官「そうでしたか……。父上のような騎士になるためにもこの試練を生き残ってください」
騎士「はい!!がんばります!!」グリグリグリグリグリグリグリグリ
補佐官「あの英雄の娘なのにどうして精神が脆弱なのか……」
④
騎士「ふぅ……つかれたぁ……」
指導官「明日から毎日、同じ事をします。そのつもりで」
騎士「毎日ですか……すりきれないかなぁ……」
指導官「英雄の娘なら心配いらないでしょう」
騎士「ですね。最後のほうはもうわけがわからくなって気持ちいいんだか痛いんだか区別できませんでした」
指導官「それでいいのですよ。では、また明日」
騎士「はい!!ありがとうございました!!失礼します!!!」
補佐官「初めて彼女の満面の笑みを見ましたね」
指導官「とても清々しい表情でしたね。訓練方針を変えたのが良かったということでしょう」
補佐官「我慢することはできずともああして無理矢理にでも苦痛を与え続けさせるほうがいいとは……」
指導官「ある意味、父上に似ている」
補佐官「え?」
指導官「あの人は千辛万苦の中を生きた人でした。普通の人間ならば逃げ出すほどの痛みが走ろうとも、あの人は戦場で剣を振るい続けたのだから……」
補佐官「そうでしたか」
指導官「本当にすごい人でした。だから彼女も国を守る騎士になれるはずです。必ず」
~最終日~
指導官「こちらです」
隊長「ああ。で、お前から見てどうなんだ?」
指導官「彼女は元々才能がありましたから、その才を伸ばす手伝いをしたに過ぎません」
隊長「そうか。楽しみだな」
補佐官「おい」
騎士「ステファニー、うふふ。今日もよくしなるね」グニグニッ
騎士「アッタリメエヨ!!ベランメエ!!!」
補佐官「来たぞ!!」
騎士「え!?あ、はい!!」
隊長「君か」
騎士「は、はい!!よろしくお願いします!!」
隊長「訓練の成果を見せてもらうぞ。これで君が正式に騎士隊に入隊できるかが決まる。しっかりな」
騎士「はっ!!」
補佐官「訓練と同じことをするだけだ。気張らずに行け」
騎士「はぁぁぁ!!」
隊長「うむ。剣術に関しては問題無さそうだな」
騎士「ありがとうございます!!」
隊長「では、最後に君の精神力を見たい。捕虜にされ拷問を受けたとしても君はその口を堅く閉ざしていなければならない」
騎士「重々承知しています!!」
隊長「これより君にとある言葉を伝える。それはどんなことがあっても教えてはならない。いいか?」
騎士「はい!!」
隊長「よし。言葉を伝えよう。――騎士になることを諦めます」
騎士「そ、それは……!!」
隊長「拷問を始めてくれ」
指導官「了解」
補佐官「行くぞ」
騎士「いつでもどうぞ」
指導官「隊長殿に何を教えてもらった?答えろ」
騎士「賊国の兵に隊長の言葉は重過ぎる。聞かぬが花だぞ、ムシケラ」
指導官「言ってくれる。では、これならどうだ!!!」パシィィィン!!!!
騎士「あんっ」
指導官「答える気になったか?」
騎士「なっていないな。蚊に刺されたほうがまだ痛苦というものだ」
補佐官「きさまぁ!!!」パシィィィン!!!!
騎士「ひぃんっ」
指導官「これでもか!!これでもかぁ!!!」パシィィィン!!!!
騎士「んひぃぃ」
隊長「相変わらずの鞭捌きだな。数多くの捕虜に拷問を与えてきただけのことはある。そして、それに耐える彼女も……」
指導官「これでもまだ言う気になれないか?」
騎士「腹や足ばかり狙うな。それでは到底満足などできない」
補佐官「なんだと?」
騎士「ここを狙え。ここ」クパァ
指導官「ほほぅ。度胸があるなぁ。自ら股間を広げるとは」
隊長「……」
指導官「望み通りにしてやろう」パシーン!!!!
騎士「ぅくぃいい……おぉぉん……!!」ビクンッビクンッ
指導官「どうだ?言えば楽になるぞ?」
騎士「ククク……。楽になるだと?笑わせるな。さぁ、もっとぶて!!!急所を狙えぇぇぇ!!!」
指導官「このアマぁ!!!」パシィィィン!!!!パシィィィン!!!!
補佐官「うらぁぁぁ!!!吐け!!吐きさらせぇぇぇ!!!」グリグリグリグリ
騎士「んほぉぉぉ!!まだまだぁぁ!!物足りないぞ!!!これが拷問などと片腹痛いわぁ!!あんっ!!いまのはマジいたいぃ!!」ビクッ
指導官「ここまで強情とは予想外だな。あれをもってこい!!」
補佐官「はい!!」
隊長「何を持ってくる気だ……」
補佐官「三角木馬、準備完了」
指導官「よぉし。この世間知らずのお嬢さんを乗せろ」
隊長「あれは痛いぞ。耐え切れれば本物だな」
補佐官「乗れ!!」グイッ
騎士「ひぎゃぁ!!」
とんだじゃじゃ馬だな(白目)
指導官「可愛い悲鳴が喉の奥から聞こえてきたぞ。さぁ、隊長殿から何を教えてもらったぁ!!答えろ!!」パシンッ!!!
騎士「くっ……」
隊長「やはり限界か。可哀相だが……」
騎士「くっくっくっく……」
補佐官「何を笑っている。気でも触れたか?」
騎士「私は誉れ高き王国の騎士だぞ。三角木馬ぐらい乗りこなせなくて……!!」グリッ
隊長「おぉ……」
騎士「国を守れるかぁぁぁ!!!」グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ
隊長「……!?」ビクッ
指導官「こ、こいつ、頭がおかしいんじゃないのか……。とにかく鞭を打て!!」
補佐官「は、はい!!」パシンッ!!!パシンッ!!!
騎士「いひぃん!!あひぃん!!そこ!!そこいいのぉん!!!」ビクッビクッ
指導官「ダメだ!!まるで手応えがないぞ!!」
補佐官「これを使いますか!」
隊長「次はなんだ……?」
騎士「ふぐぅ……んぐぅ……!?」
指導官「ふふふ。いい声で鳴けよ、雌豚」
補佐官「注入完了しました」
騎士「ぐっ……んっ……ほっ……」モジモジ
指導官「さぁ、言うんだ。腹の中が空になろうが、臓物が流れ出ようが何度でも入れてやるぞ。はっはっはっは」
騎士「ふぅ……。寧ろ、ありがたい」キリッ
補佐官「な、なにぃ!?」
騎士「私はこうしているときに幸福感を得るからな」
指導官「こいつ……」
騎士「もう終わりか?ならば、私の番だな」
補佐官「なんだと!?」
騎士「我が相棒、ステファニーが貴様たちに至福のときを与えん」ペチペチペチペチ
指導官「あーん、やだー」
補佐官「チョーふかいー」
隊長「わかった!!合格だ!!!十分だ!!!やめてくれぇぇ!!!」
~数十分後~
騎士「お待たせしました!!」
隊長「確かにすごい才能の持ち主だな、君は」
騎士「えー、本当ですかぁ?うれしいですぅ」
隊長「お前たちもよくこんな魔物を育てたな」
指導官「ですから、私たちは彼女の才を伸ばす手助けをしただけです」
隊長「そうか……」
騎士「これから私、騎士として戦えるんですよね」
隊長「あ、ああ。君なら戦場でも活躍できることだろう。期待しているぞ」
騎士「はっ!!隊長殿のご期待に添えられるよう、尽力いたします!!!」ビシッ
隊長「俺は先に戻る。あとで執務室まできてくれ。正式な入隊手続きがあるから」
騎士「了解!!!」
指導官「おめでとう。私たちも本気でしたが、まるで歯が立ちませんでしたね」
騎士「いえ!!これもお二人のおかげです!!ありがとうございます!!」
補佐官「とはいえ、まだスタートラインに立ったに過ぎない。これからが大変だぞ」
騎士「はい。分かっているつもりです」
指導官「粗悪な騎士と言って申し訳ありませんでした。貴女は国を代表する英雄になれるでしょう」
騎士「そんなぁ……えへへ……」
指導官「早くいきなさい。私たちに教えられることはもう何もありませんから」
騎士「はいっ」
補佐官「君の成長を楽しみにしている」
騎士「はい!!それでは!!」テテテッ
指導官「また1人、巣立っていきましたね」
補佐官「今回の生徒は中々手がかかりましたね。ですが、その分物悲しくなります」
指導官「感傷に浸っている暇はありません。ヒヨっ子は常にいるのですから」
補佐官「そうですね。では、準備を始めます」
指導官「いつもすみませんね。雑用ばかり任せてしまって」
補佐官「何をいいます。これが私の役目ですよ。一生の」
指導官「ふふ、そうですか。では、お言葉に甘えてこき使いますね」
補佐官「私にとっての幸せですよ、それは」
~数週間後~
訓練生「うぐぐぐ……カレーのにおいが……」グゥゥゥ
補佐官「食べたければ食べてもいいんだぞ?」
訓練生「ぐぐぐっ……!!水でがまんだぁ!!!」ゴクゴクゴク!!!!!
補佐官「ふふっ。その心意気は買うが、時間の問題だな」
指導官「……今回は見所がありますね」
補佐官「ええ。もう少し様子を見ましょうか」
指導官「ですね。それはそうと、今朝の新聞お読みになりましたか?」
補佐官「まだ見ていません。何か書いてありましたか?」
指導官「あの子が戦果をあげたようです。ほら、ここに」
補佐官「本当ですね」
指導官「右手には剣を、左手にはステファニーを持ち騎士として戦場を鬼人の如くかけ回っているようです。この様子だと捕虜になったとしても問題ないでしょうね」
補佐官「父上を越えるのもすぐかもしれないですね」
指導官「ええ。――しっかりやるのですよ。貴女はもうどんなことがあろうとも生きていける強さがあるのですから」
FIN
わらた
こんな時間に終わりやがって!
お前のせいで一徹夜しそうだ!畜生!良いもん見た!
まだステファニー持ってるのかよwwwwww
ステファニーは相棒なんだから持っていて当たり前だ
二刀流の騎士は格好いいしな
二刀流(武器が二本とは言っていない)
でも、兵糧責めとか無視とかに対する耐性はついてなくないか?
空腹も快感。無視されるのも快感。
ワロタ
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