海未「私たちのライブ」 (80)

ラブライブss
書き溜めアリ
うみぱなの百合です

他のカップリング推しの方もいると思いますが、ご理解下さい

では、投下自体は後ほど開始しますので、よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416733053

うみぱなとか超期待!

うみぱなは貴重だからありがたい…

お待たせしました

これから投下していきます


海未 「わ、私と…花陽がですか?」

花陽 「だれかたーすーけーてー!」

凛 「ちょっとまっててーって言いたいところだけど、それはむりなのにゃー」

花陽 「そんなぁ………」


海未 「それより、何故私と花陽の2人でライブなのですか?みんなでやればいいでしょうに…」

絵里 「それが出来ないのよ」

海未 「出来ない?」

絵里 「同じ日にもういっこライブがあってね…」

希 「時間的に余裕がないんや…」

海未 「ならば他の…!」

にこ 「往生際が悪いわよ。いい?これはアイドルとして輝くチャンスなのよ?」


海未 「しかし2人だけなんて…」

凛 「かよちんはどうにゃ?」

花陽 「私も…恥ずかしいかな」

真姫 「それを克服すれば良いじゃない」

花陽 「えぇぇ?!」

真姫 「ライブを成功させればそれだけ自信にもつながるはず」

にこ 「まぁ、そうね。」



希 「それじゃあ、みんなで2人を支えていこうか?」

海未 「ちょっと待ってください!まだやるとは…」

希 「じゃあ断るん?…花陽ちゃんもやで?」

花陽 「それは……」

希 「がんばってみたらええと思う。カードもそう告げとるしな♪」

海未 「……分かりました」

花陽 「花陽も…がんばる!」

穂乃果 「穂乃果達が全力でサポートするからね!」

ことり 「ことりも!かわいい衣装作るね♪」


海未 「ありがとうございます。ところで、ライブではどのような事をするのですか?」

絵里 「それは………」

海未 「?」

絵里「まだ考えてないわ!」

希 「……えりち、ポンコツなん?」

絵里 「これから考えるのよ!///」

真姫 「各自で考えるってことでいいんじゃない?」

絵里 「そうね、じゃあそう言うことで今日は解散にしましょう」

穂乃果 「よーし!2人のライブ成功に向けて…がんばるぞぉー!」

μ's 「「「おー!!」」」


海未 「花陽、今日は一緒に帰りませんか?」

海未 「結局ライブはふたりでやる事になりましたがよく考えたら…私と花陽ってあまり2人何かをすると言うことがないじゃないですか」

花陽 「うん、分かったよ」

海未 「そうです!、花陽さえよければうちによっていきませんか?」

花陽 「うみちゃんちに行くの?!」

海未 「だめ、でしたか?」

花陽 「えっ?い、いやそうじゃないけど…突然で悪いし……」

海未 「いえ、うちは大歓迎ですよ」

花陽 「うん、じゃあ……」

海未 「では、行きましょう」

花陽 「(どうしよう?!いきなりうみちゃんちだなんて!大丈夫かなぁ…)」

海未 「(花陽…どうしたんでしょう?いやな思いをさせてないでしょうか)」


海未 「ここが私の家です。どうぞ」

花陽 「お…お邪魔します……」

海未 「お茶を入れてくるので少し待っていてください。 あ、そこでくつろいでいていいですよ」

花陽 「あ…大丈夫だよ、うみちゃん。」

海未 「気にしないでください。あなたはお客さんなのですから…では行って来ます」

花陽 「あぁ………………」

花陽 「(どうしよう?!うみちゃんとあまりはなしたことないし、何話せばいいかわかんないよぅ………)」
 
花陽 「(だ、だれかたすけてー)」

海未 「お待たせしましたー」

花陽 「ぴゃあっ!」

海未 「す、すみません。驚かせてしまいましたか?」

花陽 「いや……そんなことないよ?大丈夫!」

海未 「そうですか?あっ、お茶どうぞ」

花陽 「うん…… ……ありがとう」


海未 「それで、あの、今のうちに聞いておきたいのですが…私、気づかないうちに花陽に何かしていましたか?」
 
花陽 「えっ?!何かって?」

海未 「しかし今日の放課後あたりからなんだかよそよそしい気がして…」

花陽 「そんなことないよ。うみちゃんに何かされたなんて…」

花陽 「…でも、緊張してたからかも…」

海未 「私といるのがですか?」

花陽 「うみちゃんとはあまり話したこともないし…先輩の家、っていうのも初めてだから……」

海未 「花陽。μ'sに先輩後輩は禁止です。何も気にしなくて良いんですよ。」

花陽 「うん………」

海未 「それにせっかくの機会です。お互い仲良くしましょう?」

花陽 「うんっ、ありがとううみちゃん!これから…よろしくね」 

海未 「こちらこそお願いします。良いライブにしましょう!」

花陽 「(うみちゃんって凄く優しいんだね)」


花陽 「じゃあ今日はそろそろ帰るね。あんまり遅くなってもだめだから」

海未 「分かりました。今日はありがとうございます。とっても楽しかったです」 

花陽 「うん!私もすごく楽しかったよ。…じゃあまた明日ね」

海未 「気を付けて帰って下さいね。それではお休みなさい」

花陽 「お休みなさい。ありがとうね♪」

時代はうみぱな

超烈期待

同志が現れてくれてうれしい


~翌日~

絵里 「じゃあこれから今度のライブについて話し合うわよ」

絵里 「早速だけど…何か案はあるかしら?」

真姫 「まずは何を歌うかね…」

ことり 「2人は歌いたい曲ある?」

海未 「2人となると振り付けにも限界がありますしね…」

花陽 「うーん…2人でも出来る曲かぁ…」

海未 「穂乃果は何かありますか?」

穂乃果 「新曲!!」

にこ 「…少しは振り付けを変える必要があるんじゃない?」

穂乃果 「もー!聞いてよー!」

にこ 「あんたねーあと1ヵ月もないの分かってる?」

穂乃果 「分かってるってば~」

にこ 「じゃあ分かるでしょ?2曲も作るなんて無理よ!」

穂乃果 「出来る気がするんだもーん!」

真姫 「どこにそんな自信があるのよ…」

穂乃果 「うーん………そうだ!希ちゃんの占いなら!」


希 「ん?…じゃあ占ってみる?」

穂乃果 「お願い!」

希 「……………………………………………」

希 「えぇーっと?……『世界』のカードやね」

穂乃果 「どういう意味なの?」

希 「聞く覚悟はあるん?それがどんな結果でも…」

花陽 「えぇっ…どうしよぅ……凛ちゃぁん……」

凛 「かよちん!凛はいつでもかよちんのみかたなのにゃ!」

花陽 「うぅ………」

絵里 「ちょっと希…」


希 「『世界』の主な意味は…目標の達成、希望がかなう、新しい事の始まり、そして……成功やよ♪これはもうやるしかないやん♪」

花陽 「…………」

海未 「…………」

にこ 「ちょっと!なんなのよー!」

絵里 「びっくりさせないでよ希」

真姫 「ほんとね…」

ことり 「よかったー♪」


穂乃果 「2人が固まっちゃってるよ!」

凛 「かよちーん!めをさますにゃー!」

希 「2人には刺激が強すぎたみたいやなぁ」 

海未花陽 「「私達はどうなるの(ですか)?」」

希 「大丈夫やよ。ばっちり成功やで♪」

花陽 「………………本当??」

海未 「……出来るのですか?」

穂乃果 「2人なら絶対に出来る!」

海未「では………やってみましょうか…」


海未 「えぇ。そうですよ」

花陽 「私…作詞とかやったことないし…出来るかなぁ」

海未 「大丈夫です。私がしっかり教えてあげますから」

花陽 「うん…よろしくお願いします」

絵里 「作詞は大丈夫ね。問題は作曲ね…真姫…さすがに1週間では──」

真姫 「充分よ!」

にこ 「何でそんなにドヤ顔なのよ………」

絵里 「さすが真姫ね。じゃあ頼んだわよ」

真姫 「任せなさい」


海未 「花陽。今日うちで作詞やりませんか?」

花陽 「またお邪魔して…いいの?」

海未 「もちろんですよ」

花陽 「ありがとう♪」

絵里 「じゃあライブの曲も決まったし、解散にしましょうか」

希 「ちょっと待ったえりち!まだ決めてへんことあるやろ?」

絵里 「どうしたの?もう全部決まったじゃない」

希 「2人のライブの日…ウチらもライブやったやろ?」

絵里 「…………………………………………あ……」

希 「忘れてたんかい!」

今日はここまでにします。

続きはまた明日です。

おっつん

再開します。


花陽 「おじゃましまーす」

海未母 「こんにちは。海未さんのお友達ですか?」

海未 「はい、一緒にμ'sで活動しています」

花陽 「小泉花陽です。よろしくお願いします」

海未母 「こちらこそ。ゆっくりしていって下さいね」

花陽 「ありがとうございます」

海未 「ではお茶を入れてくるので、先に私の部屋に行っていて下さい」

花陽 「うん。ありがとう」


花陽 「(うみちゃんの部屋か…前は緊張して…あんまり見てなかったけど、女の子らしいなぁ)」

花陽 「(…ん?このノート何だろう?でも勝手にみるのもわるいしなぁ…)」

海未 「お待たせしました…おや?どうかしましたか?花陽」

花陽 「ぴゃあっ!」


海未 「……前もこんな感じでしたね」

海未 「今度はどうしたのですか?」

花陽  「あっ…あの…このノート何かなぁって思って…」

海未  「はっ!そ、それは!花陽 」

花陽  「 は、はい!!」

海未  「‥‥……見たんですか?」


海未 「……前もこんな感じでしたね」

海未 「今度はどうしたのですか?」

花陽  「あっ…あの…このノート何かなぁって思って…」

海未  「はっ!そ、それは!花陽 」

花陽  「 は、はい!!」

海未  「‥‥……見たんですか?」

花陽  「みてません!!」

海未 「はぁ~良かったです」

花陽 「これは何のノートなの?」

海未 「それは!秘密です///」

花陽 「(あ、顔真っ赤だ)」

海未 「いいですか?絶対に見てはいけませんからね!///」

花陽 「分かったよ。そんなに言うならそうするね」

海未 「そうして下さい。……はっ!それよりも作詞でした!」

花陽 「あっ、そうだ!」

海未 「では早速作詞する上で大切なことから説明しますね?」

花陽 「お願いします──」



海未 「そろそろ時間ですね…明日もありますし、ここまでにしましょうか」

花陽 「うぅ……全然進まないよぅ……」

海未 「焦らなくても大丈夫ですよ。まだ1日目じゃないですか」

花陽 「うん…ありがとう」

花陽 「(やっぱりうみちゃんって優しくて頼りになるなぁ……)」

海未 「(私が花陽を全力でサポートしなければ!)」

花陽 「じゃあまた明日ね。お邪魔しましたー」

海未 「はい。お気をつけて」


~園田家~

花陽 「はぁぁ~終わった~」

海未 「お疲れさまです。頑張りましたね」

花陽 「思ってたよりも時間かかっちゃったなぁ」

海未 「いいえ、そんな事ありません。むしろ初めて書いて3日で終わるなんて上出来だとおもいますよ?…花陽は才能あるんじゃないですか?」

花陽 「そんな…誉めすぎだよぅ///…でも、ここまで出来たのもうみちゃんのおかげだから……本当にありがとう」

海未 「力になれたのなら…良かったです」


花陽 「あとは、真姫ちゃんに見せるだけでいいの?」

海未 「そうですね。明日の朝一緒ましょうか」

花陽 「うん。あと………ね?」

海未 「はい」

花陽 「朝一緒に登校できたらなぁって…うぅん、何でもない。うみちゃんは穂乃果ちゃんたちと行くよね」

海未 「奇遇ですね…私も同じ事を考えていたところでした。一緒に行きませんか?」

花陽 「えっ?!いいの?」

海未 「えぇ。勿論です」

花陽 「じゃあ……明日の朝またここで良い?」

海未 「分かりました。家の前で待っていますね」

花陽 「うん!」


~翌朝~─園田家前─

花陽 「いくら何でも早すぎたよぅ…」

花陽 「ってうみちゃん?!」

海未 「花陽!まだ約束の30分前ですよ?!」

花陽 「うみちゃんもだよ?!」


海未 「わたしは…つい……」

花陽 「えっ?…わ、わたしも……」
 
海未 「花陽………ふふっ…同じようですね」

花陽 「ふふっ……私たちも似た者同士かも」

海未 「そうですね。なんだか嬉しいです」

花陽 「花陽も嬉しい!!」

海未 「さぁ、いきましょうか」


花陽 「うん!…でも時間早くなっちゃったね」

海未 「お喋りしながらゆっくり行きましょう?」

花陽 「そうだね………えへへ…」

海未 「どうしました?」

花陽 「なんだか嬉しくて……こうやってうみちゃんと登校なんて……いままで考えられなかったから」

海未 「わたしも嬉しいですよ、花陽…」

花陽 「うみちゃん……ありがとう」

海未 「さあ、いきましょう─────」

いいぞ~


~音楽室~

真姫 「~~~~~~♪♪」

海未 「さすが真姫です。本当に素晴らしいです」

花陽 「聞いててとっても気持ちが良かったな♪やっぱ真姫ちゃんってすごいなぁ………」

真姫 「う゛ぇえええ!!べつに…そんなことないし」

真姫 「っていうかいつからいたのよ……」

海未 「ずっといましたよ。あんまり綺麗な音色だったので…」

真姫 「それで…なにか用だった?」

花陽 「あっ、そうだった。今度のソロ曲の事だけど…」


真姫 「あぁ…そのことね。曲の相談?」

海未 「歌詞が出来たので読んでもらおうと思ったんです。」

真姫 「花陽も?」

花陽 「うん…うまくないかもしれないけど…」

海未 「花陽もうまく出来ていますよ」

真姫 「よくこんなに早く出来たわね」

花陽 「うみちゃんに教えてもらいながらがんばったんだ♪」

真姫 「おつかれさま。じゃあこれに合わせて曲を作るわ」

海未 「はい。よろしくお願いします」

花陽 「よろしくね。真姫ちゃん」

真姫 「えぇ、まかせなさい」


~4日後~

真姫 「曲ができたわ」

穂乃果 「えぇーーー!もうできたの?!」

絵里 「やっぱすごいわね。ほんとに1週間で完成しちゃうなんて」

ことり 「真姫ちゃんすごーい♪」

真姫 「べつに…そんなことないし///」

にこ 「真姫ちゃん照れてるーー」

真姫 「照れてない!!」


希 「はいはい、…でもすごいとおもうで?」

真姫 「これぐらい………普通だから」

凛 「曲が出来たらさっそくふりつけするにゃー」

花陽 「そうだね♪」

海未 「では、さっそくやりましょう」

凛 「凛も手伝うにゃ!」

絵里 「わたしたちも練習でしょ?」

希 「さぁ凛ちゃんはこっちやで~♪」

凛 「うにぁーーーーーーーーーー!!!!」


海未 「では花陽、さっそくやりましょうか」

花陽 「はい!」──────────



花陽 「はあっ…はあっ………」

海未 「大丈夫ですか?そろそろ休憩にしましょうか」

花陽 「ふぅっ……うん……」

海未 「タオルと飲み物をどうぞ」

花陽 「あっ、ありがとう」

花陽 「ごめんね、うみちゃん…花陽のせいで足引っ張っちゃて…」

海未 「そんなことありませんよ。花陽はよく頑張ってますから……それに無理してからだ壊したら元も子もないですよ」

花陽 「気を付けるね」

海未 「そろそろ再開しましょうか」

花陽 「うん!」


~翌日~

凛 「かよちーん!お弁当食べよー」

花陽 「うん。いま準備するね~」

真姫 「花陽にお客さんが来てるわよ」

花陽 「は~い」

海未 「こんにちは」 

花陽 「うみちゃん?!どうしたの?」

海未 「えっと…天気がいいので外で一緒にお昼でもどうかと思いまして……」

花陽 「ほんとっ?」 

海未 「はい、迷惑じゃなければ…」

花陽 「迷惑なんかじゃないよ!むしろ誘ってくれてありがとう」

海未 「本当ですか?」

花陽 「勿論だよ。凛ちゃん達に伝えてくるからちょっと待っててね」

海未 「はい」

花陽 「凛ちゃーん────────」



花陽 「おまたせー。お弁当はどこがいいかなぁ?」

海未 「中庭とかどうですか?」

花陽 「そうだね─────────」


~中庭~

花陽 「うぅーん………いい気持ち………」

海未 「ほんとです。たまにはこういうのも良いですね」

花陽 「そうだね…………じゃあ早速いただきま~す」

海未 「いただきます」

花陽 「うん、おいし~い」

海未 「花陽はほんとうにおいしそうに食べますね。見ていてよく伝わってきます」

花陽 「うぅ………あんまり見られると恥ずかしいよぅ……」 

海未 「あっ……すみません、つい…」


花陽 「そういえば………」

海未 「はい?」

花陽 「何で今日お昼に誘ってくれたの?」

海未 「深い意味はありません。ただ、花陽ともっと一緒にいたい…そう思ったからです」

花陽 「うみちゃん………」

花陽 「花陽も…もっとうみちゃんと一緒にいたいって思うんだ」

花陽 「だから…今度は花陽から誘っても良い?」

海未 「花陽……もちろんです。いつでも待ってますからね!」

花陽 「えへへ………………」


海未 「あの、花陽」

花陽 「………」

海未 「花陽?」

花陽 「…すぅ………」

海未 「寝ちゃったようですね…まぁ、練習も毎日大変で疲れも貯まってたんでしょう」

海未 「私の膝でよければ貸しますからね………ゆっくり休んで下さい」

花陽 「すぅ………………うみちゃん………」

海未 「はい?……って寝言ですか」

海未 「花陽は夢でも私といるんですか………なんだかうれしいですね」

海未 「ふふっ……………………………」


~部室~

絵里 「ライブがあと10日に迫っているけど、海未たちはどう?」 

海未 「曲も振り付けも完成しています。後は動きの調整と体調管理ですね」

花陽 「花陽は…ちょっと振り付けで心配なとこあるなぁ…」

希 「でも2人の頑張りはよく分かるで♪」

凛 「凛もよく知ってるにゃ!」

穂乃果 「おまたせっ!……はぁっ、はぁっ………」

ことり 「おまたせー!」



海未 「穂乃果、ことり、何かあったんですか?」

ことり 「へへ………じつは…………………」

ことり 「じゃーん♪海未ちゃんとかよちゃんの衣装が出来ました~」

穂乃果 「穂乃果も手伝ったんだー!」

絵里 「ハラショー……………」

花陽 「かわいい………!」

海未 「2人とも、ありがとうございます」

希 「早速着てみたらええやん?」

ことり 「それがいいよ!ねっ?」

海未 「はい……分かりました」



海未 「着替え終わりましたよ」

花陽 「花陽も終わったよ~」

ことり 「それでは…御披露目です。どうぞ!」


穂乃果 「2人とも似合ってるね!」

希 「ほんと、ええなぁ」

凛 「かよちんにぴったりだにゃー」 

花陽 「ありがとう。凛ちゃん」


海未 「…ですがことり…」

ことり 「何かあった?」

海未 「この短すぎるスカートは何ですか!こんなので人前に出るなんて……破廉恥ですっ!」

ことり 「大丈夫!海未ちゃん可愛いから自信持って♪」

海未 「しかしこれは……」

花陽 「花陽もうみちゃんとってもかわいいとおもうなぁ……」

海未 「は、花陽?そんなこと……」

花陽 「そんな事なくない!だってこんなにも似合ってるんだもん!」

海未 「花陽……ありがとうございます。花陽がそう言ってくれるのでしたら……恥ずかしいですが頑張ってみます」


ことり 「さすが海未ちゃん♪」

ことり 「かよちゃんも、ありがとう!」

花陽 「花陽は…ほんとうにうみちゃんが可愛いって思って…」

希 「そう言う花陽ちゃんもほんまに可愛いんよ?思わずわしわししてしまいそうなぐらいやで♪」

花陽 「凛ちゃん!たすけて~………」

凛 「確かに、希ちゃんの気持ちも分かる気がするにゃー」

花陽 「ふぇ?えぇーーーー!」


花陽 「うみちゃーん!」

海未 「はっ、はい!花陽………可愛いです」

花陽 「う、うん……ありがとう」

凛 「海未ちゃんの時だけ反応ちがうにゃー!」

希 「仲良しさんなんやなぁ?」

海未 「もちろんです!!」

花陽 「えっ?うみちゃん?」

希 「違うん?」

海未 「そ、そうだったのですか?」


花陽 「そんなことないよぅ…うみちゃんのこと大好きだもん!」

希 「お?大胆発言?」

ことり 「海未ちゃん良かったね♪」

花陽 「へ?あっ…あの……………うぅぅ…///」

海未 「大丈夫ですよ、花陽。私も大好きですからね」


穂乃果 「海未ちゃんかっこいい~!」

花陽 「ぁ、ぁ………………………/////」

海未 「穂乃果!からかわないで下さい!」

希 「………えりちもあんなかっこええ事言えたらなぁ?」

絵里 「希!変な事言わない!///」

希 「そんな顔真っ赤で言われてもな~」

絵里 「うっ…………///」

絵里 「ほ、ほら、早く練習始めるわよ!」

希 「ほ~い♪」


~翌日~

穂乃果 「お昼だぁー!」

海未 「何でそんなにテンション高いんですか……」

ことり 「朝から今までずっと寝てたよね……………?」

穂乃果 「早速パン買ってくる!」

海未 「またパンですか?って…もうあんなところに……」

クラスメイト 「園田さーん。一年生の子が呼んでるよ~」


花陽 「お昼に誘いにきたよ。昨日約束したから…」

海未 「本当に来てくれたんですね」

花陽 「今日、大丈夫だった?」

海未 「はい、とてもうれしいです」

花陽 「……良かった…………忙しかったらどうしようとか考えちゃって…」 

海未 「花陽からのお誘いでしたら多少無理してでも行くと思いますよ」

花陽 「うみちゃん………ありがとう」

海未 「花陽も…来てくれてありがとうございました」

花陽 「えへへ……………………」

海未 「場所は昨日のところでいいでしょうか?」

花陽 「あっ!あのね?今日は屋上が良いかなぁって…」

海未 「良いですね、行きましょう」



花陽 「あの…うみちゃん。昨日はごめんなさい……」

海未 「突然どうしたのですか?」

花陽 「昨日の練習の時…突然変な事いっちゃって」
 
海未 「へんなことだなんて思っていませんよ」

海未 「後あの………昨日言ったことは全て私の本心ですから」

花陽 「えぇっ!それって…………///」

海未 「…すみません、私こそ変なこと言ってしまって…忘れて下さい。…さぁ、そろそろ行きましょう?」

花陽 「まって、うみちゃん。」

海未 「花陽?どうかしましたか?」

花陽 「花陽ね?うみちゃんに言われたこと………すごく嬉しかったんだよ」

海未 「嬉しかった?花陽が喜ぶような事言いましたか?」

花陽 「花陽の事、好きって言ってくれたよね………」


海未 「あの、それは…」

花陽 「うみちゃんはμ'sの仲間として好きって言ってくれたのかもしれない…でも花陽は……」

海未 「そんな訳ないじゃないですか」

花陽 「うみちゃん?」

海未 「確かにμ'sのみんな…花陽だって大好きです!でも、花陽の好きは違うんです」

花陽 「えっ…」

海未 「ずっと好きだったんです…だから2人でライブと聞いたときは本当に嬉しかったと同時に怖くもあったんです………」

花陽 「怖い?」

海未 「はい。練習に熱が入るとつい熱くなってしまって……花陽を怖がらせてしまわないか怖くて……」

花陽 「うみちゃん……大丈夫だよ。うみちゃんが怖いときもあるけど、それ以上の優しいところとか、女の子らしいところとか花陽は知ってるから!」

海未 「花陽っ!」

花陽 「うみちゃん!花陽はうみちゃんが───────」


海未 「待って下さい!!!」

花陽 「ぴゃあ!!!どど、どうしたの!?」

海未 「そこに誰かいますね?!」

花陽 「えっ!」

海未 「早く出て来て下さい!」

海未 「出て来ないのならこちらから行きます!」

花陽 「待って、うみちゃん!あぶないから……………」

海未 「安心して下さい花陽……必ず花陽の事は守りますから」

花陽 「あぁ……………………死亡フラグぅ………………」


穂乃果 「まった!まった!降参するから!」 

海未 「穂乃果?!」

花陽 「もしかして……………見てたの?!」

穂乃果 「げっ……………………えぇっと………そう!たまたま野良猫を追いかけて………ね?」

海未 「ほぅ………屋上に野良猫ですか…………………」

穂乃果 「あはは…………」

海未 「…穂乃果」



穂乃果 「は、はい!」

海未 「見ていたのですか?」

穂乃果 「大変申し訳ありません…………」

海未 「どこから見ていたのです?」

穂乃果 「昨日言ったことは全て私の本心ですから………かな?」

海未 「最初からじゃないですか!」

穂乃果 「海未ちゃん怖いって………もっと笑顔でね………」

海未 「そうですね!ではあちらでゆっくりと反省しましょうか」

穂乃果 「笑顔が逆にこわいよぉぉぉ~」

海未 「あっ!穂乃果、待ちなさーい!」

花陽 「あっ………うみちゃん…」


ことり 「行っちゃったね………」

希 「行ってもうたなぁ…」

花陽 「うん………………ってえぇ!!!」

ことり 「どうかした?」

花陽 「どうかした?じゃなくって!なんで2人がここにいるのぉ?!」

希 「う~ん…2人の見守り?」

花陽 「要するにみてたんじゃん!///………うみちゃんに………」

ことり 「あぁーーまったーー!」

希 「うちらもいろいろ2人の為にお手伝いしたいんや」

花陽 「そ、そうなの?」

ことり 「もちろん!ことりたちに任せて!」

花陽 「うぅん……それなら……」

ことり希 「(あぶなかったぁ~…………………)」



 ─────────

穂乃果 「だれかたーすーけーてー……………」

海未 「待てませんからね!!」

これは良い…!


~ライブ前日~

───────ピーンポーン

海未 「はーい。今行きますね~」


海未 「お待たせしました…………」

花陽 「おはよう、うみちゃん」

海未 「花陽!?どうしたんですか?わざわざうちにまで来て…」

花陽 「あ、ごめんね。予定あった?」

海未 「いえ、予定はありません。明日は本番ですし、今日はゆっくりとしようかと……」

花陽 「良かった~実は用事ってわけじゃないんだけど、うみちゃんとお話ししたくて…」

海未 「ふふっ………それも良いかもしれませんね。どうぞ入って下さい。」

花陽 「お邪魔しまーす」

海未 「では、私の部屋で待ってて下さい」

花陽 「は~い」


花陽 「(今日こそこないだの続き…)」

花陽 「(ライブ前にしっかり伝えたい!)」

花陽 「(頑張って伝えてことりちゃん達に報告しなきゃ!)」

海未 「お待たせしました~」

花陽 「ぴゃあ!!!」

海未 「何度目ですか?こうなるの……」

花陽 「あはは………何でもないよ…」 

海未 「そうですか?あっ、お茶どうぞ」

花陽 「ありがとう。いつもごめんね?」


海未 「いえ、これぐらい気にしないで下さい」

海未 「(今日こそはこの前の続きを!)」

花陽 「(どうしよう~…………なんて言えばいいかわかんないよぉ~………………)」

海未 「どうかしましたか?」

花陽 「うぅん…何でもないよ」

花陽 「(うみちゃんの前だと心臓が…………///)」

海未 「(花陽…ここは私から話を!でも何て………)」

海未 「(誰かに相談しておけば!…………………)」

花陽 「(恥ずかしくて言えないよぅ…)」

海未 「(突然いえるわけありません!)」



海未花陽 「「((好きですなんて!…………))」」

海未 「あ、あの…花陽…とりあえず明日のことでも……………」

海未 「(あぁっ………私の馬鹿!……………)」

花陽 「あっ、う、うん……そうだね」

花陽 「(うぅぅ………せっかくのチャンスぅ…………)」



~ライブ当日~

花陽 「うぅぅ…………緊張するよぉ……………」

海未 「大丈夫でしょうか?」

花陽 「練習は結局昨日もやったし……」

海未 「そうですよね…」

花陽 「お客さんの前でどんな事話せばいいかなあ?」

海未 「まずはμ'sの紹介でしょうか?」

花陽 「いつも穂乃果ちゃんか、絵里ちゃんがやってくれてたもんね……」

海未 「そうでした。流石ですね‥私達には……」

花陽 「私達で何とか…………」

海未 「いえ!出来ます!今まで練習も頑張ってきたんですし」

花陽 「そうだよね!今でも2人でやってこれたもん!がんばろうね」

海未 「はい!精一杯やりましょう」



花陽 「(私達って……ライブの練習でいつもいるようになったんだよね?…………うみちゃんと仲良く出来るのもライブが終わるまでなの?)」

花陽 「……………」

花陽 「(そんなの……絶対に!)」

花陽 「うみちゃんっ!」

海未 「!………どうしました?」

花陽 「あのね?こんな時だけどどうしても伝えておきたいの!……だから!………聞いて下さい」

海未 「……分かりました。では、その後に私の話も良いですか?」

花陽 「うん、わかった。………あの時の続きを聞いて下さい」

海未 「はい。」



花陽 「私……うみちゃんが好き……ライブの練習をしていくうちに意識していくようになったの…………」

花陽 「うみちゃんと一緒にいるときはほんとうに楽しくて………」

花陽 「ライブが終わったらもうずっと一緒にいられないんじゃないかって思った………」

花陽 「私はうみちゃんとずっと一緒にいたい!だから……私と………………付き合って下さい!!」

海未 「もちろんです。ありがとうございます」

海未 「私も同じ気持ちです…………」

海未 「私でよければ…………よろしくお願いします」


花陽 「ありがとう!うみちゃんっ!」

海未 「こちらこそありがとうございました。私に伝えてくれて………」

花陽 「次はうみちゃんだよ?」

海未 「そうでした…ですがもうありません………」

海未 「私も………こないだの昼休みをやり直したかったんです」

花陽 「そうだったのぉ!?」

海未 「はい、花陽に先を越されてしまいましたからね」

花陽 「ごめん………」

海未 「謝ることはありません。それよりも花陽はもっと私に甘えて下さいね?…恋人なのですから………」


花陽 「恋人!」

海未 「あれ、違いましたか?お互いの思いを伝えて付き合うと言うのはつまり、そう言うことかと…………」

花陽 「そう!合ってるよ!」

花陽 「うみちゃん、早速だけど甘えても良いかなぁ?」

海未 「もちろんです。何でしょうか?」

花陽 「うみちゃんに…ちゃんと好きって言ってもらいたいの。」

海未 「そうでした。それでは花陽…………」

花陽 「はい」

海未 「大好きです。ずっと一緒にいましょう!」

花陽 「うんっ!ありがとう、うみちゃん!」

海未 「さぁ、このままライブも頑張りましょう」

花陽 「うん!」





MC 「音ノ木坂学園スクールアイドル、μ'sの皆さんです!どうぞ!」

海未 「皆さんこんにちはー!」

花陽 「こんにちは!」

海未 「 音ノ木坂学園スクールアイドル、μ'sです! 」

花陽 「普段は私達、9人で活動しています」

海未 「今日は都合により2人での参加となりますが、2人でがんばっていこうと思いますので……」

海未花陽 「「よろしくお願いします!!!」」


花陽 「今日の為に私達のソロ曲を備しました……まずは私からです!」

花陽 「この曲は私を支えてくれた大切な人に向けた曲です!聞いて下さい


──────────



花陽 「みなさん!ほんとうにありがとうございました!」

海未 「つぎは私です。私は、大切な人との出会い、これからを綴りました。聞いて下さい!


───────────



海未 「ありがとうございました~!」

海未 「今日はありがとうございました!μ'sとして……9人でのライブも様々な所でやっていますのでぜひお越し下さい!」

花陽 「お願いします!!!今日はありがとうございました~!」



花陽 「ふぅ~終わった~」

海未 「お疲れさまです。花陽の気持ち、歌からよく伝わりました………ありがとうございます」

花陽 「気付いてたの?!」

海未 「私も同じですから………」

花陽 「花陽も気付いたよ、うみちゃんの気持ち」

海未 「ふふっ…………良かったです」 

海未 「花陽、ずっと一緒ですからね。………大好きです」

花陽 「うんっ!花陽も!大好きだよっ」





────アンコール…アンコール…────

花陽 「えっ?!うみちゃん!」

海未 「はい、これは…」

花陽 「私たち…だよね?」

海未 「おそらく……」

花陽 「どうしよう………他に2人で練習したのなんてないよぅ………」

海未 「やってみませんか?」

花陽 「えっ?!何をやるの?」

海未 「今の私たちなら何でもいける気がするんです」

花陽 「うみちゃん…わかった!がんばろう」

海未 「はい!では待ってくれているお客さんのところへ!!」

花陽 「うんっ!───────────」




おわりです。

書き溜めがあった割に時間がかかりましたが、何とか最後まで書くことが出来ました。



読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

お疲れ様!



うみぱなの想像の幅が広がって楽しかったよ!

素晴らしいよ

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