元帥「艦娘達の知名度、というかイメージを向上したい」

提督「艦娘のイメージ向上でありますか」

元帥「そうだ、艦娘達はまだ世間にどんな存在か」

元帥「兵器、ではなく一人間であると正しく伝えるべきだと考えている」

提督「はっ、その任務、了解しました！」

元帥「うむ、頼んだぞ」

提督（俺が新米提督だから白羽の矢がたったのかな）

提督（目的は悪くないし頑張るか！）

<<撮影開始>>



提督（うわぁ、割と本格的なセットだな）

提督（…）

提督（緊張してきた…）

スタッフ「…くさん？」

提督（あいつらも上手くやれるかなー、大丈夫かなー）

スタッフ「…いとくさん」

提督（いや、まずはオレが緊張してちゃ駄目だな、しっかりしないと）

スタッフ「提督さんっ！！」

提督「はっ、はい！？」

スタッフ「もう撮影始めますよ！」

提督「はい、よろしくお願いしますっ！」

提督（うおー、もう始めるのか）



スタッフ「では、撮影始めますよ」

スタッフ「５、４、３、、、」

スタッフ（始めます！）


提督（よしっ）

提督「はじめましてー！　ＸＸ鎮守府の提督と申します」

******** 番組紹介省略 *******
ちなみにスタッフの（）表示はカンペです


提督「と、いう企画になっております！」

スタッフ（ゲスト発表してください）

提督（え？ゲスト？）

提督「え、えーと」

元帥「うむ、儂が元帥である」

提督「えっ！？」

提督（ゲストって元帥かよっ！　ってか聞いてねえ）

元帥「そして今日のゲストは」

提督（あれ？ゲストは別にいるのか）

元帥「北方棲姫殿に来ていただいた」

北方「ヨッ」

提督「！？！？！？！？」

提督「えええ！？」

元帥「ふふふ、儂が呼んだのだ」

元帥「おいでー、ほっぽちゃん」

北方「ヤダ、クルナ」

北方「コッチガイイ」ﾋﾟﾀ

提督「え？」

元帥「ガーン」

提督「げ、元帥しっかりしてください」

北方「オマエナンデコナクナッタンダ？」

提督「いや、先週行ったじゃないか」

北方「コンシュウ…」

提督「げ、月末には行く予定だから」

北方「ソウカ！」

スタッフ（ゲスト紹介してください！）

提督「元帥、なんか指示でてますよ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

元帥「ふんっ、しょうがない」

元帥「海域が研究され北方棲姫に出会う北ルートを選ぶ奴はほとんど居なくなり、
さらに唯一のメリットである明石も他の海域でドロップするしで最近落ち目の北方棲姫だ」

北方「シネッ」

元帥「グハッ！！」

提督（あー、また余計なことを）

提督（子供より先に元帥が拗ねちゃったよ）

提督（こういう所が無ければ純粋に尊敬できるのに…）

提督「さーて、ゲストの紹介も終わったので続いて今回のテーマを紹介しますっ！」

北方「アレデショウカイ、オワリナノカ…」

提督（よしよし）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

北方「…～♪」

提督「今回のテーマは！」



>>8
ミスなら繰り下げ

猫をかぶって媚びている艦娘

これは羽黒と榛名の頂上決戦ですねぇ…

提督「」ﾁﾗｯ


スタッフ（猫をかぶって媚びている艦娘）ﾋﾞｼｯ


提督（こ、子供が居るのになんてテーマだ！？）

元帥「」ﾆﾔﾘ

提督（あ、あんたも一枚噛んでるのかっ！？）

提督（イメージ向上はどうしたんだっ！？）

提督（しょ、しょうがない）



提督「猫をかぶって媚びている艦隊娘達です！」

北方「ネコ？　ネコイルノカ？」

提督「う、うん。　猫可愛いよなー」

北方「ホンモノ、ミタコトナイ…」

提督「ご、ごめん。　今度一緒に遊ぼうなー」

北方「ウンッ」

元帥「」ﾁｯ

提督（元帥…）


提督「さーて、このテーマについて」

提督「格付けし合う艦娘はこちらになります！」


>>11～>>16の６人
ミス、被りなら繰り下げ、まずは６人

大和

初霜

時雨

那珂ちゃん

神通

金剛さん

羽黒

提督「初霜、時雨、那珂、神通、金剛、そして大和になります！」

提督（大和！？　うちの所属艦娘以外にも連れてきたのか！）

提督（しかし、すごい大物連れてきたな…）

元帥「儂が連れてきたのだ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

提督「なるほど、さすがですね」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

大和「」ﾆｺｯ

提督「」ﾍﾟｺﾘ

提督（うわー…オーラあるなぁ）

金剛（提督ぅー、何所見てるんですか？　嫌な雰囲気を感じますネー…）





スタッフ（早く紹介しろ！！）

提督「あ」

提督「さぁ、始まります。格付けしあう艦娘達」

提督「初めてなので皆さん自己紹介お願いします」

提督「まずは」ﾁﾗｯ



初霜「」ｳｽﾞｳｽﾞ

時雨「」ﾎﾟ－

那珂「」ｷﾗｷﾗ

神通「」ｵﾛｵﾛ

金剛「」ｼﾞｰ

大和「」ﾆｺﾆｺ



提督（初めだし、雰囲気を和らげてくれそうな娘に頼むか）

提督「じゃー、那珂ちゃん」



那珂「はーい、艦隊のアイドル、那珂ちゃんでーす！」

那珂「趣味は、みんなの為に歌うことでぇ」

那珂「夢はぁみんなの希望の星になれたらいいなって思ってます、キャハッ」

那珂「えー、スリーサイズゥ？」

那珂「ナ・イ・シ・ョ♪」

那珂「んー他にはぁ好きなタイ…」



提督「はーい、以上！　那珂ちゃんでしたー」

那珂「なっ！　提督、ひっどーい！」

提督「だってお前長くなりそうだし…」

那珂「別に良いじゃん！　もーちゃんと視聴者のニーズに答えれないと駄目なんだよー」

提督「分かった分かった、でも企画の中でもまだまだ那珂ちゃん見れるから」

那珂「もーしょうがないなぁ、みんなー、よろしくねっ！」

提督「続いて、神通！」


神通「は、はいっ」

神通「神通です。川内型 2番艦 軽巡洋艦です」

神通「先程、紹介にあがりました那珂とは姉妹です」

神通「きょ、今日はお手柔らかにお願いします」



提督「やっぱり、初めてだし緊張してるかな？」

神通「は、はい…」

提督「仕方ないよね、俺もかなり緊張してるんだ」

神通「提督…」

提督「那珂ちゃんも隣にいるし今日一日がんばろう」

那珂「あ～ん、那珂ちゃん頼られてる！」

神通「那珂ちゃん…！」

那珂「おねえちゃん！」


提督（何かあったらフォローしよう）

提督（まぁ神通だし大丈夫だろう）

提督「では、続いて時雨よろしく！」



時雨「やあ、時雨だよ」

時雨「僕についてかい？　雨が好きかな」

時雨「今日はよろしくね」



提督「雨が好きなボクっ子少女、時雨です」

提督「雨の日に見掛けてもそっとしておいてあげてください」

提督「続いて初霜！」




初霜「はじめまして、初霜です」

初霜「今日は精一杯頑張ります」

初霜「緊張しているのでちょっぴり恥ずかしいところも見せるかもしれませんが」

初霜「よろしくお願いします」




提督「はい、まだちっちゃいですが、この通りかなりのしっかり者なんです」

提督「初霜でした」


提督「続いては…」

金剛「ヘーイ！　私がいきマース！」

金剛「ハーイ、皆さーん」

金剛「英国で産まれた帰国子女の金剛デース！」

金剛「ヨロシクオネガイシマース！」

金剛「趣味は紅茶を嗜むことデース！」

金剛「好きな人は提と…」

提督「はい！　ありがとうございました！　金剛さんでしたーーー！！！」


提督（な、なんちゅーこと口走るんだこいつは…）

金剛「」ｼﾞｰ

提督「さ、さて最後になりましたが」

提督「ご存じの方もいるのではないでしょうか」

提督「大戦艦　大和さんです！」

大和「お初にお目にかかります、大和です」

大和「今日は皆さんに出来るだけ艦娘の存在を身近に感じていたければと考えています」

大和「よろしくお願いします」ﾆｺ


提督「はいっ、ありがとうございましたー！」

元帥「うむ、さすが大和である」

北方「ヤットオワッタカー？」

提督（元帥…生きてたか）

提督「これで自己紹介タイムは終わりです！」

提督「さて、ここから格付けに入っていきますが」

提督「まずは誰か一人に格付け予想してもらいましょう」



>> 25
順位予想する艦娘の方。

電

金剛

あ、メンバーの中からか、すみませんでした

スタッフ（金剛で）

提督「抽選の結果、金剛に格付け予想してもらう事になりました！」

提督「よろしくお願いしマース」



提督「さて、ここで一旦テーマのおさらい」

提督「猫をかぶって媚びている艦娘」

提督「…まぁようするに人と接するのが得意な艦娘って事ですね」




時雨「それは違うんじゃないかな」

初霜「どうなんでしょう」

那珂「猫かぶるってのはー、よーするにぶりっこだよね？　あんまりよくないと思うなー」

神通「手段の一つではないでしょうか」

大和「奥ゆかしさ、という捉え方もあるのでしょうか」




提督（みんな、空気をよんでくれ）

提督（目的はイメージアップなんだ）

提督（ていうか那珂は一番グレーだろ、立場的にも）

提督「気を取り直して、金剛。　順位予想を発表してください」

金剛「イエース！」

提督「まずは、自分の順位からどうぞ」

金剛「ワタシの順位ですカー？　６位ネ！」

提督「おお、随分自信あるね」

金剛「想った事はストレートで表現するので」

金剛「あんまりこういう事は当てはまらないネー！」

提督「なるほど、確かに一理あるかもしれない」