弟「姉さんがかわいい」(40)
金曜ロードショーでホラー映画やってたから
「このホラー映画見たいけど姉さんこういうの見たら一人で寝れないからなー…、こっちのバラエティにするかなー…」
って姉さんにギリギリ聞こえるくらいの声で呟いたら
姉さんが
「な、なにが?べべつにいいよ、一緒に見ようよホラー映画」
って、ちょっと涙目で言ってくる
姉さんかわいい
ソファーで並んで見てたら
何となく横に置いといた手を無意識にぎゅって握ってくる
姉さんかわいい
そのまんまニヤニヤしながら姉さんを見てたら
はっと気づいて慌てて手離して顔真っ赤になりながらそっぽ向く姉さんかわいい
それでも映画が進んでいったら、やっぱり怖くなったのか手握ってくる姉さんかわいい
「どうしたの?姉さん」
って言ったら
「え、と…ちょっと、寒いかなーってね、別にこわいとかじゃ…きゃっ!!」
とかナイスなタイミングでホラーシーンにいってくれるホラー映画素晴らしい
真っ赤な顔で
「うー…」
って俯いてる姉ちゃんはもちろんかわいい
姉ちゃんじゃなくて
姉さんだった
「あー、設定温度低いかもね、リモコン…は電池変えようと思ってあっちの部屋だっけ、取ってくる」
とか言ったら
「だ、大丈夫!やだ!大丈夫だから!お願いっ!お願いします!近くに、近くにいて…っ!」
とか普段のクールさからは想像出来ないこと言って、すごく焦ってる姉さんかわいい
あと、少し涙声だったのもかわいい
映画がクライマックスになるにつれて、姉さんの息が粗くなってきて
「はぁ……っ……はぁ…」
ってなってる姉さんがくっついてくる
かわいい
ラストのシーンで姉さんが震えながら抱き着いてくる
ぎゅっ…
って、かわいい
なんか声上げそうになったみたいで一回、体跳ねたけど
顔にクッション当てて
「…ーっ!!」
とか堪えようとしてる、涙目で
かわいい
映画終わってcmに入ったけど
目を閉じたままで
「うぅ……っ」
とか抱き着いてきてる姉さんかわいい
「姉さん、映画終わったから寝るね?」
って言ったら
「…や、………いや……っ」
って首振って、一層力強めて抱き着いてくる姉さんかわいい
「…おと……うと、と一緒…に寝る…っ」
って2時間前には想像出来ないほどに弱った姉さんかわいい
「…うん、じゃあ先、部屋行っ」
「や、らぁ…っ、…おねが…い…、つ、つれてって…たて…、たてない…」
って上目使いで言ってくる
姉さんかわいい
とりあえず姉さんをソファーに横にしてお姫様だっこしたら
首に手回して出来るだけ体を密着させようとしてくるリビングの電気消しただけなのに
「っ…ひぅ……ぅぁ…」
とか怯えて、首に回した手に力入れてきて
本当にかわいい
姉さんをベッドに寝かしてから
「ちょっとトイレ行ってくる」
って言うと
「だめ…っ!お願い…っ、一人にしないでよぉ…、ぐすっ」
って泣いちゃう姉さんかわいい
「そう言われても…、すぐ戻ってくるから…ね?」
って言うと数秒の沈黙の後
「ぜったい、だから…ね……っ」
って近くの毛布とかに包まって丸くなる姉さんかわいい
トイレから帰ってきて、布団ひこうとしたら
「なに…、やってる…の…?」
って聞いてきたから
「さすがに同じベッドに二人は…ちょっとね」
って返すと
「…やだ、それなら…私もそっちで、寝るから…」
なんて言ってくる
いや、それじゃ意味ない…
って言おうとしたけど、毛布から顔だけ出して、震えながら涙目でそんなこと言ってくる姉さんがかわいい
から一緒のベッドで寝てもいいんだと思う
ベッドに入ったらすぐに抱きついてくる姉さんかわいい
足絡めてきてる
かわいい、すごく
なんとなく
軽く頭に姉さんの撫でてみたら
「ん……、あんしん、する…」
て言ってきたから
姉さんが寝るまで頭撫でるしかないと思う
なんとなく姉さんの頭を
ですよね
姉さんが寝たかな、と思って手離すと
「ゃ、ぁ……」
とか言ってきた
かわいい
軽く姉さんを抱きしめ返す
「ん…、あぅ……」
しばらくしたら姉さんがすーすー寝息をたててきたから
その日は、そのまま寝ることにした
も…萌ぇ…ぐはぁッ!!
まさかとは思いますが、この「姉」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
助けて次の展開が思い付かないの
一応思い付いたけど、なぜかまたホラー映画見てるの
途中までは書いちゃったけど、ネタが同じってどう思います?
まったく同じじゃなければ別にいいと思うの
あとあなたの書いてる姉は生き物じゃないです
本物は糞みたいです○ねばいいです
うーん…
とりあえず夜に投下してみます
ありがとうございました
よろしければ姉さんを僕にください
義姉なんて響きからしてかわいいものです
朝起きると姉さんはこっちに顔向けたまま、まだ寝てる
耳元で
「姉さん、おはよう」
って囁いてみる
「んっ……、おと…うと…っ」
抱き着いてる力が強くなった
寝ぼけてるのかな
案の定
「……おと…うと…?」
「――っ!?」
離れていっちゃった、寝ぼけて抱き着いてくる姉さんかわいかった
真っ赤な顔を枕で隠してるのもかわいいけどさ
「……お、おはよ」
目合わせないまま言ってくる
「よく眠れた?」
「…う、うん」
「そっか…、姉さんが抱き着いてきてたからあまり眠れてないんだよね…」
いや、快眠だったけど
「うるさい……」
怒られた、けどかわいい
「朝ごはん作ってくる…」
って言った姉さんが部屋のドア開けた所で止まって、こっちをちらちら見てくるから
「どうしたの?」
って聞いたら
「お、弟も起きたら…?」
うーん…
「後10分…、休みだし」
「……じゃあ、私も」
ってもそもそ隣に入ってくる姉さんかわいい
「時間だから、起きよ?」
「あー、うん…先行ってて…」
「…い、一緒に行こうよ」
なるほど、姉さんまだ…
「まさか姉さん、一人が怖いわけじゃないよね?」
「…っ!そ、そんなわけないから、けど…、えっと、うぅー……」
かわいい
「い、一緒に、来て…ください…」
顔を真っ赤にして言ってきた
「わかった…」
パジャマの袖の所掴んでくっついて来る
かわいい
ごめんなさい
今日は終わる
うん
パンツ脱いだよ
あなたは本当に勇気がありますね
いいでしょう、差し上げます
ちなみにこれも怖がりですがあなたの書いている姉とは月とダンゴムシです
言い忘れてましたが、支援
かわいい
一週間
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