絵里さん、誕生日おめでとうございます!
・ラブライブ!×バトルスピリッツのSSです
・今回は誕生日祝いとしての特別編です
・時間帯は本編内の3話目と4話目の間ぐらいです
・誕生日祝いなのに名前が出てないのもあれなんでこちらでは名前を表記していきます
・専門用語が出て来ますが、その辺は本編での確認をお願いします
・今回は終わっているので一気に駆け抜けていくスタイルです
穂乃果「ゲートオープン、界放!」
穂乃果「ゲートオープン、界放!」 - SSまとめ速報
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ことり「ゲートオープン!」 海未「界放!」
ことり「ゲートオープン!」 海未「界放!」 - SSまとめ速報
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こちらが本編で、今回のは特別編でございます
少ししたら投下開始します
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おまたせしました
投下始めます
生徒会室だよ!
絵里「ふぅ…」バタン
希「えっと、このカードは入れて…あ、でもこっちのカードと相性が悪いなぁ」
絵里「希、デッキの調整してるの?」
希「あ、えりち、今来たん?」
絵里「ええ、少し職員室に用があってね」
絵里「それにしても、随分珍しい物が見れたわね」
希「? 何がそんなに珍しいん?」
絵里「希が学校でデッキ調整をしてる事よ」
絵里「私、あなたが学校でデッキ調整の話をしている所見た事ない物」
希「そんな事ないよ、うちだってちゃんとデッキ調整ぐらいはしてるんよ」
絵里「そこじゃないわ、大事なのは学校で、という事よ」
希「…まあね、学校でやったらデッキの中身がばれちゃうからね」
希「それだとなんか恥ずかしいやん?」
絵里「…学校でわしわしする方が恥ずかしいと思わない?」
希「おや、今日のえりちは手厳しいなぁ」
希「それとも…生徒会室に2人きりでそれを言われるって事は…」
希「もしかして、誘ってる?」
絵里「はぁ…そんな訳無いでしょう?」
絵里「馬鹿な事言ってないで、早く書類片付けちゃいましょう?」
希「ふふっ、それもそうやね」
・
・
・
絵里「…」カキカキ
希「…」カキカキ
絵里「あ、希、そこの資料取ってくれる?」
希「はいはい…ってあれ?」つ資料
絵里「どうしたの?」
希「これ…2年生のバトスピ戦績表やん?」
絵里「ああ、資料貰ってくる時に混ざっちゃったのかも…」
希「皆頑張ってるんやなぁ…お、穂乃果ちゃんのもあるね」
絵里「穂乃果…確か、スクールアイドルの…」
希「せやね、負けっぱなしだけどバトルのターンが徐々に増えて来てるよ」
絵里「…それじゃあ話にならないわよ」
希「そうかもね…でも、今年に入ってえりちに初めて個人的にバトルを申し込んだ子でもあるんよ?」
絵里「確かに…生徒会選挙戦で希とバトルして以来、申し込まれるのは無くなったわね」
絵里「って…なんで希がその事を知ってるのよ!?」
希「なんでって…学校中で噂になってるよ?」
希「3年生最強と2年生最弱のバトルだー、なんて感じで広まってたんよ?」
希「あのハチマキの穂乃果が白夜王エリチカに7ターンも持った、って感じでね」
絵里「…やっぱり白夜王絵里の方が」
希「今更変えようって言ったってもう遅いで?」
希「この名前はえりちが生徒会長になった瞬間についたんやし♪」
絵里「そ、それは希がそうあんな所で呼び始めたからで…」アセアセ
希「えりち、照れなくてもええよ?」
絵里「もう…結構恥ずかしいんだからね」
絵里「あれ? 学校中って事はまさか1年生にもその名前が広まってるの?」
希「うん」
絵里「なんか…頭痛くなってきたわね」
希「遅かれ早かれ1年生にも知られる事なんやし、ちょうど良かったやない?」
絵里「はあ…もう何もかも投げ出したくなるわね」
希「ふふ、じゃあお仕事もサボっちゃう?」
絵里「…それもいいわね」
希「…え?」
絵里「? どうしたの、希?」
希「いや、えりちがそんな事言うなんて珍しいなぁって…」
絵里「仕事で疲れてる時にそんな話されたら誰だって疲れるわよ」
絵里「じゃあそうね…せっかく希がデッキ調整してたんだし、バトルでもしましょうか」
希「…うちと?」
絵里「ええ、そうよ♪」
絵里「私にこんな素敵な2つ名をくれた希にお礼しなきゃね」ニコニコ
希「…ははは、ほんとに今日のえりちは手厳しいなぁ」
希「でも、ええの?」
希「学校内でバトルしちゃったら記録残っちゃうよ?」
絵里「もうずっと前から残ってるでしょう? 今更よ」
絵里「それに、こんな時間に学校に残ってる人なんて部活の真っ最中で見れない人ばかりでしょう?」
絵里「見れる人なんてそういないわよ」
希「それもそうやね…しょうがないなぁ」
希「今回は勝たせてもらうよ? 白夜王エリチカさん!」
絵里「望むところよ、紫電の希さん!」
希「ゲートオープン、界放!」
絵里「ゲートオープン、界放!」
屋上だよ!
穂乃果「ふぃー、つかれたぁ~」
ことり「お疲れ様、穂乃果ちゃん!」
海未「休憩は10分ですよ…おや?」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「なになに?」
海未「珍しいですね…こんな時間にバトルをしている人達がいるようです」
穂乃果「なんでわかるの?」
ことり「生徒手帳に、今音乃木式バトルフィールドを使ってる、もしくは使っていた人達が更新されていくからだよ」
穂乃果「どれどれ…あ、本当だ!」ペラペラ
ことり「対戦相手は…生徒会長!?」
海未「それと…副会長ですね」
穂乃果「へー…私、副会長のバトルは初めて見るなぁ」
海未「何を言っているのですか、穂乃果」
穂乃果「へ?」
ことり「えっとね、2年生は生徒会選挙戦の時に2人のバトルを1回見ているんだよ」
海未「…あなた、まさか」
穂乃果「え、えっと…わ、私は寝てなかったよ!」
海未「…」
穂乃果「…ごめんなさい」
海未「はあ…なんにせよ、滅多に無い機会ですし、拝見させてもらいましょうか」
穂乃果「副会長さんって…強いの?」
海未「今まで見てきた中でもかなり強いと思います」
海未「少なくとも、私は勝てないかと思います」
穂乃果「う、海未ちゃんが…」
ことり「と、いうより相性の問題だと思うけどなぁ」
穂乃果「相性?」
海未「はい、私のデッキはブレイヴ主体のデッキですからね」
穂乃果「でも、生徒会長もブレイヴ主体だったよ?」
海未「…確かに、そう考えると変ですね」
海未「生徒会長、という事は副会長に勝ったという事ですから…」
ことり「重装甲があった訳でも無いし、手札事故だったとかなのかなぁ?」
海未(本当にそうなのでしょうか…何か引っかかりますね)
穂乃果「よーし! 副会長のバトル、しっかり見ておかなくちゃ!」
ことり「穂乃果ちゃん、やる気バッチリだね!」
穂乃果「生徒会長には次、勝たなきゃいけないからね!」
海未「ちょうど今から始まるようです」
海未「このパソコンから拝見させていただきましょう」
音乃木式バトルフィールドだよ!
絵里「希のバトルフォームをここで見るのは久しぶりね」
希「生徒会選挙戦の時以来やんな」←Ver.紫電のゼロ
希「まあ、結果は変えて見せるけどね」
絵里「…そうなってくれればいいんだけどね」ボソッ
希「んー? なんか言った?」
絵里「…ううん、なんでもないわ」
希「それじゃあチャレンジャーの先攻でええよね?」
絵里「ええ、構わないわ」
・ターン01
希「スタートステップ」
希「ドロ-ステップ」
D36→35
H4→5
希「メインステップ」
希「ネクサス、血塗られた魔具をレベル1で配置するよ」
H5→4、R4→1、Tコア0→3
絵里「いとも簡単に制限カードを…相変わらず引きが強いわね」
希「スピリチュアルやろ?」
絵里「希相手ならこれぐらい想定の範囲内よ」
穂乃果「副会長さんは紫属性のデッキなんだね」
穂乃果「血塗られた魔具って事は不死がメインなのかな?」
ことり「不死も副会長さんの戦略の1つだね」
穂乃果「1つ?」
海未「見ていればわかりますよ」
希「おまけでソードールを召喚するね」
H4→3、R1→0
ソードールC0→1
希「うちはこれでターンエンドだよ」
・ターン02
絵里「スタートステップ」
絵里「コアステップ」
R4→5
絵里「ドローステップ」
D36→35
H4→5
絵里「メインステップ」
絵里「シュライクン、ヤミヤンマをそれぞれレベル2、レベル1で召喚」
H5→3、R5→0、Tコア0→2
シュライクンC0→2、ヤンマC0→1
絵里「ヤミヤンマの召喚時効果発揮!」
絵里「ボイドからコア1つを自分の白のスピリットに置く」
絵里「この効果でシュライクンにコアを1つ追加よ!」
シュライクンC2→3
希「えりちも簡単に魔具の効果をかわすなぁ」
絵里「ふふ、スピリチュアルってやつかしら?」
希「じゃあお互い様やね」
絵里「アタックステップ!」
絵里「シュライクン、行きなさい!」
希「ライフで受ける!」パリーン
L5→4、R0→1
絵里「ターンエンド」
穂乃果「私の時は全くアタックしなかったのに…」
海未「今回は相手が相手ですからね…速攻を仕掛けざるを得ないのでしょう」
穂乃果「? どういうこと?」
ことり「天敵が出る前に叩こうって事だよ、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「う~ん…コアシュートとかなのかな?」
絵里 希
D35 D35
L5 L4
H3 H3
R0 R1
Tコア2 Tコア3
Tカード0 Tカード0
フィールド フィールド
バーストなし バースト無し
シュライクン3 ソードール1
ヤミヤンマ1
血塗られた魔具0
・ターン03
希「ほな、うちのターンやね」
希「スタートステップ」
希「コアステップ」
R1→2
希「ドローステップ」
D35→34
H3→4
希「リフレッシュステップ」
R2→5、Tコア3→0
希「ヤン・オーガをレベル2で召喚するよ」
H4→3、R5→0、Tコア0→2
オーガC0→3
希「うちはこれでターンエンドや」
絵里「あら、アタックは無し?」
希「うん、もうちょっとまってな?」
穂乃果「なんでアタックしなかったのかな?」
ことり「コアが増えちゃうのが嫌だったとか?」
海未「それもありますね…私はフラッシュタイミングの警戒かと思いましたが」
穂乃果「でも、生徒会長のアタックステップで使われちゃうよ?」
海未「確かに…そう考えると妙ですね…」
絵里 希
D35 D34
L5 L4
H3 H3
R0 R0
Tコア2 Tコア2
Tカード0 Tカード0
フィールド フィールド
バーストなし バースト無し
シュライクン3 ソードール1
ヤミヤンマ1 ヤン・オーガ3
血塗られた魔具0
・ターン04
絵里「スタートステップ」
絵里「コアステップ」
R0→1
絵里「ドローステップ」
D35→34
H3→4
絵里「リフレッシュステップ」
R1→3、Tコア2→0
絵里(ヤン・オーガって事はデットリィバランスかライフチャージ…)
絵里(今の私の手札に装甲:紫を持つカードが無い以上、デットリィバランスだったら割り切るしかなさそうね)
絵里(まああれはおとりなんでしょうけど…)
絵里「…ダーク・カリブーをレベル2で召喚」
H4→3、R3→0、Tコア0→1
DカリブーC0→2
絵里「これでターンエンド」
絵里(まずは守りを固めて様子見を行きましょうか)
海未「やはり生徒会長は守りを固めて来ましたね」
ことり「ヤン・オーガ、血塗られた魔具があるから迂闊に攻めにくいもんね」
穂乃果(…私だったら迷わずアタックしてたなぁ)
絵里 希
D34 D34
L5 L4
H3 H3
R0 R0
Tコア1 Tコア2
Tカード0 Tカード0
フィールド フィールド
バーストなし バースト無し
シュライクン3 ソードール1
ヤミヤンマ1 ヤン・オーガ3
Dカリブー2
血塗られた魔具0
・ターン05
希「スタートステップ」
希「コアステップ」
R0→1
希「ドローステップ」
D34→33
H3→4
希「リフレッシュステップ」
R1→3、Tコア2→0
希「んー…どうしようかな~」
希「それじゃあ血塗られた魔具をレベル2にさせるよ」
R3→1
魔具C0→2
希「続けてヤン・オーガをレベル3に」
R1→0
オーガC3→4
希「それとバーストセット!」
H4→3
希「これでターンエンド」
海未「おや、今回もアタックしないのですか」
ことり「ヤン・オーガはレベル3なんだし、アタックしてもいいと思うけど」
穂乃果「…まさか、一気に勝負を決める気じゃ!?」
絵里(今回は何を狙っているのかしら)
絵里(なんにせよそろそろ攻めたいわね…)
絵里 希
D34 D33
L5 L4
H3 H3
R0 R0
Tコア1 Tコア0
Tカード0 Tカード0
フィールド フィールド
バーストなし バーストあり
シュライクン3 ソードール1
ヤミヤンマ1 ヤン・オーガ4
Dカリブー2
血塗られた魔具2
・ターン06
絵里「スタートステップ」
絵里「コアステップ」
R0→1
絵里「ドローステップ…!」
D34→33
H3→4
絵里「…リフレッシュステップ」
R1→2、Tコア1→0
絵里「メインステップ」
海未「…今、引きましたね」
ことり「うん…」
穂乃果「まさか、生徒会長さんのキースピリットのこと?」
海未「ええ、そうですよ」
絵里(ナインテイル・ダーク…今なら最大レベルで召喚する事は可能)
絵里(レベル3の効果でヤン・オーガを凌ぎつつ、ライフを砕ける…)
絵里(だけど…他のスピリットを全てトラッシュに送る必要がある)
絵里(流石希ね…まんまとやられたわ)
穂乃果「ナインテイル・ダークは今なら最大レベルで召喚出来るね!」
ことり「スピリットを全部トラッシュに送る事になるけどね」
海未「…まさか!?」
穂乃果「? どうしたの、海未ちゃん?」
海未「…どうやら今までアタックしてこなかったのはこの場を作る為だったようです」
海未「おそらくデットリィバランスを手札に持っている筈です」
ことり「そっかぁ…確かにそれならあのキースピリットも簡単に倒せるけど…」
穂乃果「デットリィバランスはお互いが破壊させるスピリットを選ぶカードだったっけ?」
海未「はい…ですが、生徒会長がどう動いてくるかで随分変わったはずです」
海未「なんて危ない賭けをするんでしょうか…」
穂乃果「スピリチュアルってやつだね!」
海未「…」
ことり「…」
海未(ちょっと納得してしまいました…)
ことり(ちょっと納得しちゃった…)
希「どうしたん?」
絵里「…希の考えてる事に気付かないほど、私は呑気じゃないわよ?」
希「あちゃー、ばれてたん?」
絵里「もう遅いとは思うけどね」
絵里「それでも私は勝ってみせるわよ」フフン
希「えりち、頼もしいなぁ」
絵里「シュライクンからコアを1つリザーブへ」
R2→3
シュライクンC3→2
絵里「要塞蟲ラルバをレベル1で召喚」
H4→3、R3→0、Tコア0→2
ラルバC0→1
絵里「要塞蟲ラルバのレベル1、2の召喚時効果発揮!」
絵里「シュライクンとダーク・カリブーにコアを1つずつ追加よ!」
DカリブーC2→3
シュライクンC2→3
絵里「そしてシュライクンの余剰コア1つをラルバに移動」
シュライクンC3→2
ラルバC1→2、BP3000→5000
絵里(そういえばソードールは何に使うのかしら…?)
絵里「…さらにバーストセットするわ」
H3→2
絵里「これでターンエンドよ」
絵里 希
D33 D33
L5 L4
H2 H3
R0 R0
Tコア2 Tコア0
Tカード0 Tカード0
フィールド フィールド
バーストあり バーストあり
シュライクン2 ソードール1
ヤミヤンマ1 ヤン・オーガ4
Dカリブー3
ラルバC2
血塗られた魔具2
・ターン07
希「スタートステップ」
希「コアステップ」
R0→1
希「ドローステップ開始時、血塗られた魔具のレベル2の効果が発揮!」
希「手札の呪撃・不死をもつスピリットカード1枚を破棄する事で」
H3→2、Tカード0→1
希「ドローする枚数を2枚追加するよ」
D33→30
H2→5
絵里(今破棄したカードは骸獣候ボーン・スクロー…)
絵里(ソードールの事を考えておいて正解、って事かしら?)
海未「骸獣候ボーン・スクロー…なるほど、これは厄介ですね」
穂乃果「確か不死を持ってるカードだったよね?」
ことり「そうだね、不死の対象コストは3・4だったからヤン・オーガを破壊させる気だと思う」
穂乃果「ところで…不死ってなんだっけ?」アハハ
海未「…あなたはバースト以外興味が無いのですか!?」
穂乃果「そ、そんな事ないよ! 例えば…」
海未「…例えば?」
穂乃果「て、転召・・・?」
海未「それだけですか?」
穂乃果「えーと…重装甲?」
ことり「う、海未ちゃん、その辺で許してあげようよ」
海未「ことり、あなたは穂乃果に甘すぎます!」
海未「…まあ、こんな事で時間を取られるのもよくないですし、いいでしょう」
海未「不死というのは特定のコストのスピリットがお互いのアタックステップ時に自分フィールド上で破壊された時」
海未「トラッシュからコストを支払って召喚出来る能力です」
海未「シンボルによる軽減、フィールド上のコアを使う事が出来ますので召喚方法も基本的に通常の召喚と同じで大丈夫です」
穂乃果「なるほど!」
希「リフレッシュステップ!」
希「メインステップ!」
希「それじゃあ、えりちお楽しみのアタックステップや!」
絵里「別に待ってないわよ」
希「ヤン・オーガ、アタック!」
希「フラッシュタイミング、ライフチャージや!」
H5→4
希「足りないコアは血塗られた魔具から確保!」
R1→0、魔具C2→0
Tコア0→3
希「ヤン・オーガを破壊して、ボイドからコアを3つリザーブに置くで」
R0→7
Tカード1→2
希「さらにヤン・オーガのレベル1、2、3の破壊時効果でボイドから3つコアをリザーブに!」
R7→10
絵里「またいつのまにか希のペースって訳ね…」
希「だったら嬉しいやけどね…コスト4のヤン・オーガが破壊された事で」
希「トラッシュの骸獣候ボーン・スクローの不死の効果発揮!」
希「コストを支払って骸獣候ボーン・スクローをレベル3で召喚や!」
Tカード2→1、R10→2、Tコア3→7
クスローC0→4
希「さらに召喚時効果、ヤミヤンマのコア1こをリザーブに!」
絵里:R0→1、ヤミヤンマC1→0
Tカード0→1
希「さらに白の連鎖発揮!」
希「えりちのダーク・カリブーは手札に戻ってもらおうかな」
絵里「随分好き勝手にやってくれるじゃない」
H2→3、R1→4
絵里「けど…私、やられっぱなしは好きじゃないのよね」
絵里「相手スピリットの召喚時効果発揮後にバースト発動! 双翼乱舞!」
希「お、えりちが赤のカードなんて珍しいね」
絵里「あなた対策よ」
希「えーひどくない!?」
絵里「冗談よ、どちらにせよこのデッキは手札消費が激しいから試運転よ」
絵里「それじゃあ、バーストの効果により2枚ドローするわ」
D33→31
H3→5
絵里「あなたが確保してくれたリザーブのコアを使って、メインの効果も発揮よ」
R4→0、Tコア0→4
絵里「さらにデッキから2枚ドローよ!」
D31→29
H5→7
希「手札が一気に7枚…う~ん、計算狂ったなぁ…」
希「まあせっかくだし…骸獣候ボーン・スクローでアタック!」
絵里「ライフで受けるわ」パリーン
L5→4、R0→1
希「これでターンエンド」
穂乃果「生徒会長もバーストを使うんだね」
海未「あのデッキだと手札補充が大変そうですから、その部分を補うためのカードでしょう」
ことり「でも…まだ2人共準備期間って雰囲気だよ」
穂乃果「私の時と大違いだね…」
海未「穂乃果も以前よりは強くなったと思いますが…それ以上に副会長が強いという事なのでしょう」
絵里 希
D29 D30
L4 L4
H7 H4
R1 R2
Tコア6 Tコア7
Tカード1 Tカード2
フィールド フィールド
バーストなし バーストあり
シュライクン2 ソードール1
ラルバC2 ボーン・クスロー4
血塗られた魔具0
・ターン08
絵里「スタートステップ」
絵里「コアステップ」
R1→2
絵里「ドローステップ」
D29→28
H7→8
絵里「リフレッシュステップ」
R2→8、Tコア6→0
絵里「メインステップ」
希「どう? いいカードは引けたん?」
絵里「ええ、だけどまだ準備期間を設けるわ」
絵里「要塞蟲ラルバをレベル1で召喚」
H8→7、R8→5、Tコア0→2
ラルバbC0→1
絵里「要塞蟲ラルバのレベル1、2の召喚時効果により白のシュライクン、ラルバaにコアを1つずつ乗せるわ」
ラルバaC2→3、シュライクンC2→3
絵里「そしてラルバaとシュライクンのコアを1つずつリザーブに」
ラルバaC3→2、シュライクンC3→2
R5→7
絵里「さらに手札からタマムッシュをレベル2で召喚」
H7→6、R7→1、Tコア2→4
ムッシュC0→4
絵里「タマムッシュのレベル1、2の召喚時効果発揮よ」
絵里「このスピリットのレベル分コアをボイドからこのスピリットに置くわ」
ムッシュC4→6
絵里「タマムッシュのコア1つずつをラルバb、シュライクンへ、さらにリザーブのコアを全てラルバbに!」
R1→0、ムッシュC6→4
ラルバbC1→3、シュライクンC2→3
希「随分コアブーストするね?」
絵里「備えあれば憂いなし、ってやつよ」
絵里「一応、バーストをセットさせてもらうわね」
H6→5
絵里「アタックステップ!」
絵里「シュライクン、行きなさい!」
希「ライフで受けるよ!」パリーン
L4→3、R2→3
希「ライフ減少によりバースト発動! 妖華吸血爪!」
希「妖華吸血爪の効果でデッキから2枚ドロー!」
D30→28
H4→6
希「さらにコストを支払ってフラッシュ効果発揮や!」
R3→0、Tコア7→10
希「うちの手札を好きなだけ破棄して、捨てた分だけ相手のスピリットのコア1個をトラッシュにおける!」
希「うちは手札を2枚捨てて、コアが2個だけ乗ってる要塞蟲ラルバのコアを全部トラッシュに置くで!」
H6→4、Tカード2→4
絵里「っ…!」
Tコア4→6、Tカード1→2
希「ふう、危ない危ない♪」
Tカード4→5
絵里(ラルバを1体消滅させられたのも厄介だけど、破棄したカードも厄介ね…)
海未「妖華吸血爪の効果で破棄したカードは…」
ことり「魔界七将ベルドゴールにジャイナガン…不死を持つカードばかりだね」
穂乃果「…」マジマジ
海未「い、意外と真剣に見てますね」ヒソヒソ
ことり「…このバトルから何かを得ようと頑張ってるんだね!」ヒソヒソ
海未「…いい傾向なのですが、なにかこう…違和感を感じますね」ヒソヒソ
ことり「結構ひどい事言ってるよ、海未ちゃん?」ヒソヒソ
絵里「…もう1体のラルバでアタックよ!」
希「こっちもライフや!」パリーン
L3→2、R0→1
絵里「ターンエンド」
絵里 希
D28 D28
L4 L2
H5 H4
R0 R1
Tコア6 Tコア10
Tカード2 Tカード5
フィールド フィールド
バーストあり バーストなし
シュライクン3 ソードール1
ラルバ 3 ボーン・クスロー4
タマムッシュ4
血塗られた魔具0
・ターン09
希「スタートステップ」
希「コアステップ」
R1→2
希「ドローステップ」
D28→27
H4→5
希「リフレッシュステップ」
R2→12、Tコア10→0
希「メインステップ」
希「まずは闇の聖剣をレベル2で配置しよか」
H5→4、R12→9、Tコア0→2
絵里「…!」
海未「来ましたね、ブレイヴ使いの天敵の1つが…」
穂乃果「天敵?」
海未「はい、闇の聖剣レベル2の効果は相手のスピリットが合体した時、その合体スピリットを疲労させるという物です」
海未「おそらく生徒会長のキースピリットの闇皇ナインテイル・ダークと白夜の宝剣ミッドナイト・サンへの牽制でしょう」
ことり「それだけじゃないよ…」
ことり「レベル1の効果は自分のスピリットが破壊された時、そのスピリットのコストを3か4として扱える効果もある…」
穂乃果「それって不死の効果は発揮出来るの?」
海未「そうですね…今、副会長の場にいるボーン・スクローや先程破棄したベルドゴールの不死を発揮させる事が可能です」
穂乃果「おおー! 凄い、凄いよ副会長さん!」
海未(確かに凄いですが、本当に凄いのはそれを破って生徒会長となった…)
絵里「懐かしいわね…そのネクサス」
希「せやね…でも、今回はうちの新たなお仲間さんの登場やで!」
絵里「!?」
希「まずはバーストセット!」
H4→3
希「さらに…虚皇帝ネザード・ヴァラルをレベル2で召喚や!」
H3→2、R9→2、Tコア2→6
ヴァラルC0→3
絵里「…虚皇帝ネザード・ヴァラル!!」
希「ネザード・ヴァラルの効果発揮!」
希「相手スピリットのレベルコストを全て+1する!」
絵里「くっ…!」
穂乃果「…どういうこと?」
海未「どのスピリットにも存在を維持する為…つまりレベル1以上を維持する為にコアがいるでしょう?」
海未「例えば、あなたの英雄龍ロード・ドラゴンはレベル1に1個、レベル2に3個、レベル3に5個コアが必要なのはわかってますね?」
穂乃果「うん」
海未「ネザード・ヴァラルの先程の効果はこのレベルに必要な個数が1つ増える、という事です」
海未「なのでレベル1に1個から2個、レベル2に3個から4個、レベル3に5個から6個必要になるという事になります」
穂乃果「なるほど……ええっ!? それってすごく強くない!?」
ことり「これでレベル1が維持出来ない個数になっちゃったらスピリットは消滅しちゃうからね…それに…」
穂乃果「?」
海未「ネザード・ヴァラル自身…コアを移動させる能力を持っているんですよ」
穂乃果「!?」
希「これでえりちのフィールド上のタマムッシュはレベル1にダウンやね」
絵里「…随分厄介なカードを使うのね」
希「えりちからすればそうやろうね…この子、うちのノヴァを支えてくれるええ子なんやけどなぁ」
絵里「どっちも私からすれば厄介よ」
希「うちのスピリットさん達にそういう事をいうえりちにはおしおきや!」
希「っと、まずは血塗られた魔具をレベル2にしとこか」
R2→0
魔具C0→2
希「そして、ボーン・スクローでアタック!」
希「ほな、ネザード・ヴァラルのレベル2、3の効果発揮や!」
希「不死を持つ自分のスピリットがアタックした時、相手のフィールド上のコアを2つトラッシュに置く!」
希「えりちの要塞蟲ラルバからコアを2つトラッシュに!」
ラルバC3→1
絵里「残りコアは1…ネザード・ヴァラルによってレベル1の必要コアが2になっているラルバは消滅するわ」
Tコア6→8、Tカード2→3
R0→1
絵里「本当はノヴァに取っておきたかったのだけれどしょうがないわ…」
希「?」
絵里「相手のスピリットのアタック時にバースト発動! 光速三段突!」
希「なっ…!?」
絵里「このターンの間、私のスピリットのBP+3000!」
絵里「さらにタマムッシュから不足コストを確保しつつ、フラッシュ効果発揮!」
R1→0、Tコア8→13
ムッシュC4→0、Tカード3→5
絵里「相手のスピリット1体をデッキの一番下へ!」
絵里「対象はネザード・ヴァラル…あなたよ!!」
希「しくしく…えりち、そんなにうちの新しいお仲間さん嫌いなん?」
D27→28
R0→3
絵里「少なくとも、私からすれば相当苦しいわね」
絵里「…ボーン・スクローの攻撃はライフで受けるわ」パリーン
L4→3、R0→1
希「うーん…ターンエンド」
海未「生徒会長も対副会長用に切り札を隠していたようですね…」
海未(おそらくあれはブレイヴキラー用なのだと思いますが…)
穂乃果「なるほど…ネザード・ヴァラル、と」メモメモ
ことり「ほ、穂乃果ちゃんのデッキには流石に無理があると思うなぁ」
絵里 希
D28 D28
L3 L2
H5 H2
R1 R3
Tコア13 Tコア6
Tカード5 Tカード5
フィールド フィールド
バーストなし バーストあり
シュライクン3 ソードール1
ボーン・クスロー4
血塗られた魔具2
闇の聖剣1
・ターン10
絵里「スタートステップ」
絵里「コアステップ」
R1→2
絵里「ドローステップ」
D28→27
H5→6
絵里「リフレッシュステップ」
R2→14、Tコア13→0
絵里「メインステップ」
絵里「ふう…さて、反撃ね」
希「…むむ」
絵里(希の手札は2…だけどあのバーストもあるから決められそうにないかしら)
絵里(魔具ぼレベル1の効果も考えたら、このターンはまず無理と考えるのが妥当ね)
絵里「…シュライクン、ダーク・カリブーをレベル2で召喚」
H6→4、R14→9、Tコア0→1
シュライクンbC0→2
DカリブーC0→2
絵里「そして…我が友よ、闇の白き力に慄くがいい!」
絵里「闇皇ナインテイル・ダーク! レベル3で顕現!」
H4→3、R9→2、Tコア1→4
闇皇C0→4
絵里(…ナインテイル・ダークのレベル3、バトル時効果でボーン・スクローを手札に戻せるけど)
絵里(血塗られた魔具でむしろ再利用…もう1体は実質コスト0だからあまり意味はないわね)
絵里(白夜の宝剣ミッドナイト・サンはあるけど、おそらくノヴァがもういるはず…)
絵里(ならここはあのバーストを発動、厄介なネクサスの処理を優先すべきね)
絵里「…バーストをセットしてアタックステップ!」
H3→2
絵里「ナインテイル・ダーク! 行きなさい!」
絵里「闇皇ナインテイル・ダーク、レベル3のバトル時効果!」
絵里「相手のコスト6以下のスピリットを手札に戻す!」
絵里「骸獣候ボーン・スクローを手札に戻すわ!」
希「血塗られた魔具があるのに手札に戻すん?」
H2→3、R3→7
絵里「元々魔具をレベル2にしたって事は手札にあるって事でしょ?」
絵里「だったらどっちにしたって変わらないじゃない?」
絵里「そして連鎖発揮! ソードールを疲労させる!」
希「そのアタック、ライフで受けるよ」パリーン
L2→1、R7→8
絵里「あなたのキースピリットを出すまでもなかったわね」
希「んー? まだ勝った気になるんは早いんとちがう?」
絵里「!?」
希「ライフ減少時にバースト発動! 絶甲氷楯!」
絵里「希が絶甲氷楯!?」
希「試しに白のマジック入れてみたんやけど…便利やん!」
希「ほな、バースト効果やで」
希「ボイドからコアを1つライフに置くよ」
L1→2
希「さらにコストを支払ってフラッシュ効果発揮!」
R8→4、Tコア6→10
希「このアタックが終了した時、アタックステップ終了させる!」
Tカード5→6
絵里「…バースト使わせただけ良しとしましょうか、ターンエンドよ」
海未「驚きました…まさか副会長が白のマジックを使うとは」
穂乃果「え? 前まで使ってなかったの?」
海未「…生徒会選挙戦の時は先程の妖華吸血爪やマーク・オブ・ゾロなどの汎用性の高い紫属性のマジックを使っていましたね」
ことり「あとはネクサス対策の双光気弾とかだったかなぁ」
穂乃果「ソードールのせいで、むしろ絶甲氷楯の方しか考えてなかったよ!」
海未「ふむ…意外と穂乃果が見てなかったのはありがたいのかもしれませんね」
穂乃果「でしょ? でしょ!」
海未「調子に乗るんじゃありません!」
ことり「あはは…でも、どちらにせよ生徒会長さんはかなり苦しい状況に追い込まれてるはずだよ」
絵里 希
D27 D28
L3 L2
H2 H3
R2 R4
Tコア4 Tコア10
Tカード5 Tカード6
フィールド フィールド
バーストあり バーストなし
シュライクン3 ソードール1
シュライクンb2
Dカリブー2 血塗られた魔具2
闇皇4 闇の聖剣1
・ターン11
希「スタートステップ」
希「コアステップ」
R4→5
希「ドローステップ開始時、血塗られた魔具のレベル2の効果が発揮されるよ!」
希「手札の呪撃・不死をもつスピリットカード1枚を破棄する事で」
H3→2、Tカード6→7
希「ドローする枚数を2枚追加するよ」
D28→25
H2→5
希「リフレッシュステップ」
R5→15、Tコア10→0
希「メインステップ」
希「まずはソードールをも1体レベル1で召喚や」
H5→4、R15→14
ソードールbC0→1
希「それじゃあうちのキースピリットさんの登場やんな♪」
絵里「…!」
希「出でよ、破壊の神! 滅神星竜ダークヴルム・ノヴァ、レベル3で召喚や!」
H4→3、R14→6、Tコア0→3
DノヴァC0→5
希「さらに水銀海に浮かぶ工場島をレベル2で配置」
H3→2、R6→2、Tコア3→5
工場島C0→2
希「それとソードールa1体にリザーブのコアを2個乗せるよ」
R2→0
ソードールaC1→3
希「アタックステップ!」
希「任せたで! ダークヴルム・ノヴァでアタック!」
希「ダークヴルム・ノヴァはダブルシンボル…このアタックはどうするん?」
絵里「ダーク・カリブー! 行きなさい!」
絵里「ダーク・カリブーレベル1、2の効果!」
絵里「このスピリットのブロック時、BP+3000!」
DカリブーBP3000→6000
絵里「さらにダーク・カリブーのレベル2のブロック時効果!」
絵里「ボイドからコアを1つ、このスピリットに!」
DカリブーC2→3
絵里「そして連鎖発揮!」
絵里「コアが1つのソードール1体を疲労させる!」
希「通すかと思ったけど、ブロックするんやね」
絵里「もちろん次に繋ぐ為よ?」
絵里「さらにフラッシュタイミング! ウィンドウォール!」
H2→1、R2→0、Tコア4→6
Tカード5→6
希「!?」
絵里「やっと驚いたわね…フラッシュ効果によりこのバトルが終了した時、アタックステップ終了よ!」
絵里「さらに連鎖発揮!」
絵里「もう1体のソードールを疲労させる!」
希「ダーク・カリブーとダークヴルム・ノヴァのバトルが終了してこのターンは終わりやんな…」
絵里「それだけじゃないわ」
希「!?」
絵里「私のスピリットが破壊された事によりバースト発動! 双光気弾!」
R0→3、Tカード6→7
絵里「このバースト効果によりデッキから2枚ドローよ!」
D27→25
H1→3
希「工場島レベル1の効果じゃ…!!」
絵里「ええ、その効果は私のターンのみだから今は関係ないわね」
絵里「さらにコストを支払ってフラッシュ効果発揮!」
R3→0、Tコア6→9
絵里「あなたのネクサス1つか合体スピリットのブレイヴを1つ破壊出来る!」
絵里「この効果で希の血塗られた魔具を破壊!!」
希「うーん、やられたなぁ…ターンエンド」
R0→2、Tカード6→7
絵里 希
D25 D25
L3 L2
H3 H3
R0 R2
Tコア9 Tコア10
Tカード7 Tカード7
フィールド フィールド
バーストなし バーストなし
シュライクンa3 ソードールa3
シュライクンb2 ソードールb1
闇皇4 Dノヴァ5
闇の聖剣1
工場島2
・ターン12
海未「双光気弾にウィンドウォール…カウンター狙いだったのですね」
ことり「前のターンはバーストを使われたんじゃなくて、バーストを使わせたんだね」
穂乃果「うーん…あやしい!」
海未「? 何がですか?」
穂乃果「だって不死の効果があるのに使わないんだもん!」
ことり「!…そっか、闇の聖剣があるからボーン・クスロー、ベルドゴールは使えるもんね!」
穂乃果「だからソードールから行けば、ボーン・クスローを召喚してもっとうまくやれたはずだもん!」
海未「…あなた、紫のデッキを使った方が強いんじゃ?」
穂乃果「そんな事ないよ!? 私のキースピリットはロード・ドラゴンだよ!?」
絵里「スタートステップ」
絵里「コアステップ」
R0→1
絵里「ドローステップ」
D25→24
H3→4
絵里「…!」
絵里「…リフレッシュステップ」
R1→10、Tコア9→0
絵里「メインステップ」
絵里(デットリィバランスを使わない…いや、使えない?)
絵里(どちらにせよ…ダークヴルム・ノヴァが疲労している今が攻める時ね)
絵里「まさか…ネクサスが被るなんて思わなかったわ」
希「えりち…まさか…」
絵里「こちらも水銀海に浮かぶ工場島をレベル2で配置」
H4→3、R10→5、Tコア0→3
工場島C0→2
絵里「シュライクン達をレベル1にダウンさせ」
R5→8
シュライクンaC3→1
シュライクンbC2→1
絵里「水銀海に浮かぶ工場島にそのコアを乗せるわね」
R8→5
工場島C2→5
希「!?」
絵里「そしてワイズ・モンキーをレベル2で召喚よ」
H3→2、R5→1、Tコア3→5
モンキーC0→2
希「アタックシフト効果付与…!!」
絵里「さらに…生徒会長の印! 瞳に身体に刻み込め!!」
絵里「白夜の宝剣ミッドナイト・サンを闇皇ナインテイル・ダークに直接合体!」
H2→1、R1→0、Tコア5→6
闇皇+ミッドナイト・サンC4
BP10000→15000
希「闇の聖剣レベル2の効果が発揮されるけど…」
絵里「水銀海に浮かぶ工場島レベル2の効果…私の白、紫のスピリットに重装甲:紫/白が付与される為、その効果は受けないわ!」
穂乃果「えっと…アタックシフト効果って?」
ことり「このスピリットのブロック時で発揮する効果をこのスピリットのアタック時に発揮出来る様にする
効果の事だよ!」
海未「つまりナインテイル・ダークが持っているレベル1、2、3のこのスピリットのブロック時効果…」
海未「BPを比べて相手スピリットのみを破壊した時、ナインテイル・ダークは回復し、BP+3000す
る…」
海未「この効果がアタック時に発揮される、という事になります」
穂乃果「なるほど、じゃあいくら不死が出てきても大丈夫って事だね!」
穂乃果「あ、生徒会長はなんで工場島にコアをいっぱい置いたのかな?」
ことり「多分…骸獣侯ボーン・クスロー対策だと思う」
ことり「あのカードはフィールド上のコアを移動出来るから、それでネクサスのレベルを下げられるのを嫌
ったんじゃないかな?」
海未「流石は生徒会長…やはり隙が無いですね」
希「まさか…えりちもそのネクサス使うとはなぁ」
絵里「随分気が合うわね、希?」
絵里「これでチャンプブロックも不死による妨害も効かなくなった…」
絵里「行くわ! アタックステップ!!」
絵里「行きなさい! 合体スピリット!!」
絵里「合体スピリットのレベル3、バトル時効果があるけど…」
希「工場島レベル2の効果で全て無効やね」
海未「これが決まれば生徒会長の勝ち…!!」
ことり「ソードールを破壊して不死を出しても、防ぎきれない…!」
穂乃果「…ううん、まだだと思う」
海未「!?」
ことり「!?」
海未「な、なぜそう思うんですか?」
穂乃果「だって…」
穂乃果「副会長、負けそうな時の顔してないんだもん」
希「えりち、うちが全然不死を使わないからってそっちに気を取られ過ぎやで?」
絵里「!?」
希「フラッシュタイミング! 氷河零刀斬!!」
H3、R2→0、Tコア10→12
絵里「か、回復マジックですって…!!」
希「えりち、真面目さんやからね」
希「うちの手札にない不死と相性のいい、デットリィバランスとか警戒してたんとちがう?」
絵里「血塗られた魔具やボーン・クスロー、ネザード・ヴァラルを見て警戒するなって方が無理な話よ…」
希「そうだと思ってヤン・オーガやボーン・クスローはおとりに使わせてもらったんよ」
絵里「…ネザード・ヴァラルは?」
希「…あっちは本気やったんよ」シュン
絵里(だからあれだけ驚いてたのね…)
希「…じゃあ気を取り直して、氷河零刀斬の効果いこか!」
希「このカードのフラッシュ時効果でうちのスピリットは皆回復や!」
Tカード8→9
希「このターンの間、この効果で回復したスピリット達はアタック出来ないけど…」
希「ブロックは出来る! ダークヴルム・ノヴァ、ブロック頼むよ!」
絵里「しまっ…!!」
希「ダークヴルム・ノヴァ、レベル2、3のバトル時効果発揮!」
希「相手の合体スピリットとバトルした時、BP+10000アップや!」
DノヴァBP13000→23000
ことり「生徒会長の合体スピリットのBPは15000…!」
穂乃果「副会長のダークヴルム・ノヴァのBPは…23000!」
海未「流石のブレイヴキラー…私もいずれバトルしてみたいものですね」
海未「勝てるかどうかはわかりませんが…」
絵里「ぐっ…合体スピリットが!」
R0→4、Tカード7→9
穂乃果「あれ? ブレイヴは残さないのかな?」
海未「残さないのではなく残せないのですよ」
穂乃果「残せない?」
ことり「滅神星竜ダークヴルム・ノヴァのレベル3の効果でね…」
希「…ダークヴルム・ノヴァ、レベル3の効果によりブレイヴをスピリット状態にする事は出来ない」
絵里(やられたわ…不死を使わずに回復マジックで防いでくるなんて…)
絵里(このままアタックをしても闇の聖剣レベル1の効果で不死を使われる…ここは素直に諦めるのが得策ね)
絵里「…ターンエンド」
絵里 希
D24 D25
L3 L2
H1 H2
R4 R0
Tコア9 Tコア12
Tカード9 Tカード8
フィールド フィールド
バーストなし バーストなし
シュライクンa1 ソードールa3
シュライクンb1 ソードールb1
ワイズ・モンキー2 Dノヴァ5
工場島5 闇の聖剣1
工場島2
・ターン13
希「スタートステップ」
希「コアステップ」
R0→1
希「ドローステップ」
D25→24
H2→3
希「……!!」
絵里(希…?)
希「…リフレッシュステップ」
R1→13、Tコア12→0
希「メインステップ」
希「……」
絵里「ねぇ、希…」
希「どしたん?」
絵里「あなた、何か隠してない?」
希「!!?」
絵里「ダークヴルム・ノヴァ以外にも希のデッキに何かがいる…そんな気がするの」
絵里「…いいや、忘れてty希「いるよ」
絵里「!?」
希「でもまだうちには使いこなせないから…今はまだこっちで勘弁してな?」
絵里(こっち…使いこなせない?)
絵里(どういう事なのかしら…?)
希「よくみといてな?」
希「ダークヴルム・ノヴァ・レムナントをレベル3で召喚や!」
R13→5、Tコア0→4
DレムナントC0→4
絵里「ダークヴルム・ノヴァが…2体!?」
絵里「いや、そんなカード初めて見たわ…」
海未「ダークヴルム・ノヴァ…レムナント?」
ことり「初めて見るカードだね…」
穂乃果「もしかして私達…なんか凄いバトル見てるのかも?」
希「ほんとはもう1体…手札にいるんやけど」
希「こっちはまだ使うんが怖いんよ…」
希「だから…もうちょい待っててな?」
絵里「…もう少ししたら、見せてくれるの?」
希「…うん、必ずね」
絵里「…わかったわ、待っててあげる」
希「ありがとね…」
希「…アタックステップ!」
希「レムナント! 頼むで!」
希「レムナントはダブルシンボル…このアタック、どうする!?」
絵里「シュライクン! 行きなさい!」
R4→5、Tカード9→10
希「ダークヴルム・ノヴァ! お前もや!」
希「フラッシュタイミング! ラピットウィンドを使用!」
R5→1、Tコア4→8
絵里「…!?」
希「系統を1つ指定し、その系統をもつ自分のスピリット2体を回復させる!」
希「うちは系統:夜族を指定!」
希「これにより系統:夜族をもつレムナント、ノヴァは回復する!」
絵里(…ここを防いでも、残りのブロック出来るスピリットはワイズ・モンキーのみ)
絵里(レムナント、ノヴァはダブルシンボル…手札のドリームホライゾンも工場島によって無力…)
絵里(…防ぎきれないわね)
絵里「なら、私はあなた達にやられる事を選ぶわ!」
絵里「ライフで受ける!」パリリーン
L3→1、R5→7
希「レムナント…もう一度や!」
絵里「…ライフで、受ける!!」パリーン
L1→0
希 WIN
屋上だよ!
穂乃果「……」
海未「……」
ことり「……」
穂乃果「…凄かったね」
海未「はい…」
ことり「生徒会長も凄かったけど…副会長はもっと凄かったね」
海未「そうですね…」
穂乃果「よーし、決めたーー!!」
海未「!?」
ことり「!?」
穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん! 特訓だよ!」
穂乃果「あの2人がすっごく強いっていうのが分かったんだ!」
穂乃果「今は少しでもそれに届くように特訓するんだよ!」
ことり「穂乃果ちゃん…」
海未「ふふっ…でも実際はほとんどあなたの特訓ですよ?」
穂乃果「ぐっ…!!」
海未「ですが、特訓しようという心意気は認めましょう」
穂乃果「!」
海未「なので、この課題達を1週間でこなしてみてください」ドサッ
穂乃果「」
ことり(結構な量…1つのデッキくらいはあるかな?)
海未「安心してください、まずは肩慣らしです」
穂乃果「肩慣らし!? 凄い量あるけど!?」
海未「? 私は普段からこれぐらいはやっていますよ?」
穂乃果「」
ことり(穂乃果ちゃん頑張って!)
海未「大丈夫です! あなたには私達がついてます!」キラキラ
ことり(あ、海未ちゃん変なスイッチ入っちゃった)
ことり「穂乃果ちゃん、私も手伝うから一緒に頑張ろう?」
穂乃果「ウン、ソウダネ・・・」ナミダメ
海未「さて、そろそろダンスの続きと行きましょうか!」キラキラ
生徒会室だよ!
希「ごめんな、えりち?」
絵里「希…」
希「うち、このカードを使うとちょこっとだけ変になってしまうん」つカード
絵里「アル…!? 希、このカードをどこで?」
希「親がこっち来る時にくれたんよ」
希「お守り代わりに、ってな?」
希「それで使ってみたんやけど、どうもうちが変になってしまうって事が分かったから使わないようにしてるんよ」
希「それをえりちに見られるのが恥ずかしくて…ごめんね」
絵里「…見たい」
希「…へ?」
絵里「このカードも、変になっちゃった希も見てみたいわ」
希「いや、それは…ちょっと…」アセアセ
絵里「…」フッ
絵里「…冗談よ、もし見せられるようになったら、真っ先に私の所に来てね?」
希「えりち…うん、約束するよ!」
絵里「あーあ、今回のバトルは私の負けかぁ」
絵里「結構自信あったんだけどなぁ」
希「…ふふ、そうなん?」
絵里「そりゃそうよ、工場島なんて絶対いけるって思うレベルだったもの…」
希「そんなえりちに…」ガサゴソ
絵里「希?」
希「えりち、これあげる!」つカード
絵里「カード…?」
絵里「黒天孤…いいの?」
希「ええよ、うちからの誕生日プレゼント!」
希「誕生日おめでとさん、えりち!」
絵里「…そっか、今日私の誕生日だったのね」
絵里「ありがとう、希…大切にするわね」ニコッ
希「気に入ってくれてよかった…えりちの為にバトスピタワー2回も回してきたんやで?」
絵里「へぇ、2回も…って少なくない!?」
希「だってお望みのものが2回目で出ちゃったんやもん」
絵里(希のスピリチュアルパワーでいつもなら1回で出るって意味なのかしら…?)
絵里「ふふっ、今日は今年一番の嬉しかった日になったわね」
希「それは光栄やけど…今後はもっと嬉しかったり、楽しかったりする日々が毎日来るで?」
絵里「…カードがそう告げてたの?」
希「せやね」
絵里「そう…希がそういうのならそうなんでしょうね」
希「…きっとこの1年間は一生忘れられない思い出になる、そんな気がするんよ」
絵里「希…」
絵里「それじゃあそんな思い出を堪能出来る様に、ここのお仕事を終わらせないとね♪」
希「…」イソイソ
絵里「…無言で逃げようとしないの」
希「この量を今日中はちょっと…」
絵里「元はといえば、希が私に白夜王エリチカなんて付けたのが悪いんだからね?」
希「流石にそれを言い訳にするんは厳しいと思うけど…」
絵里「と・に・か・く! 今日中にこれを片付けます! いい!?」
希「……」
希「はい…」
絵里(希の言う一生忘れられない思い出にする為にも…生徒会長の私が頑張らなきゃね)
これで完結っす
なんか希さんメインっぽくなってるとかいうのは内緒です
乙です
ミスが2つありましたよ。
ネザード・「ヴァラル」ではなくネザード・「バァラル」
デッ「ト」リィ・バランスではなくデッ「ド」リィ・バランス。
>>43
あれだけ注意しながら何度もウィキを見に行ってたのに間違えたのか
すみませんぜ
デッドリィは素で間違えてましたね・・・
HTML化依頼し忘れてたんで行ってきます!
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