高垣楓「湯の中で噛み合い」 (22)
※モバマスSS
鬱ではない。はず。
↓以下今まで書いたやついくつか(宣伝)
安部菜々「事務所内感染」
安部菜々「事務所内感染」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396525005/)
安部菜々「ピロートーク」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396537728
安部菜々「永遠の17歳の保健体育」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396615644
安部菜々「耳ミン」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396709015
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413035258
チャプッ…
楓「んふぅ……」
P「はあ……気持ちいい」
楓「らっきーでしたね。温泉付の部屋が空いてて」
楓「私の時間も、プロデューサーの時間も空いて……空いたもの続きだからこその旅行ですね」
P「プロデューサーって……」
楓「あ……失礼しました、Pさん」
P「名前で呼ばれるのも、こそばゆい感じがします」
P「早めに慣れた方がいいですよね。これから先は肩書きで呼ばれるわけじゃないんですから」
楓「……そう、ですね」
P「…………」
楓「……………………」
P「……さ、その話は終わりにして、飲みましょう。せっかく浸かりながら呑めるんですから」
楓「ですね。お酌します」
P「いただきます」
十数分後
楓「ん……はあ、おいし……///」ゴクッ
P「もう酔いました?」
楓「酔ってはいますよ? ほろ酔いですけど」
楓「でも、まだべろんべろんではないですよ?」
P「べろんべろんの楓さんも可愛いんですけどね」
P「……いろいろ、イタズラできますし」
楓「こんなところで、ですか? いやらしいです」
P「一緒に入ろうって誘ってきた方がいやらしいかなあと思ってるんですけど」
楓「むう……私がいやらしいと言うんですかー」バチャバチャ
P「あーあー、暴れないで……本当にほろ酔いですか?」
楓「ほろ酔いです。よい感じです……ふふっ」
P「そんなこと言う余裕があるなら大丈夫そうですね」
楓「はい、大丈夫です。……いろいろ、イタズラされても」
P「ほほう? それなら――」チャプッ
楓「ふふっ、もう目が臨戦態勢ですよ?」
P「そんなつもりはないんですけどね……んっ」カプッ
楓「んっ……/// イタズラって、噛んじゃうんですか……? それも、首って……」
カプッ、カプッ…
楓「んふっ……そんなところを噛むなんて、吸血鬼さんですか?」
P「楓さんの血はうまいんだろうなあ」カプッ、レロッ
楓「んっ、ふふっ……くすぐったいです」
P「そりゃ、場所が場所ですからね」レロッ…
楓「あんっ……///」ピクッ
P「感じてる声、可愛いですね……気持ちいいですか?」レロ、レロ…
楓「気持ちいい、のもあるんですけど……くすぐったいです///」
楓「Pさん……舐めるだけじゃなくて、ちゅーってしてください……」
P「ちゅー? 吸う、ってことですか?」
楓「はい……本物の吸血鬼さんみたいに、ちゅーって……」
P「跡、残っちゃいますよ?」
楓「いいんです……これからずーっと、オフなんですから」
楓「ちゅー、って……私のこと、もっと気持ちよく……」
P「くすぐったいんじゃなかったんですか?」
楓「気持ちいいとも言ったじゃないですか……」
P「……しょうがないですね」チュゥゥゥ…
楓「しょうがないって、そっちから噛んできたくせに……ん、んふっ……///」
P「どう、ですか?」チュウチュウ
楓「くすぐったいより、気持ちいいの方が大きくなりました」ピクンッ
楓「もう、これだけで……頭の中とろとろしてきてます……」
P「お酒の飲みすぎなんじゃないですか? 首だけでそんな風になるなんて」アムッ、チュウッ
楓「見くびらないでください……ん、ふふっ……」
P「……こういうときでも、言いますよね」
楓「お気に召しませんか?」
P「そんなことないですよ。いつ言う余裕がなくなるのかも楽しみですし」ハムハム
楓「んぅぅ、そんなこと言うなんて……ひねっくれものですね……」ピクッ
P「酒飲んだからなのか……ちょっと、体温高いですね」
楓「温泉に入ってるから、じゃないんですか……?」
楓「もしくは、Pさんがそんなところばっかり舐めてくるから……」
P「首ばっかりは不満ですか」
楓「不満、というより、その……」モジッ チャプッ
楓「……他のところが、むずむず、します」///
P「なら、他のところも――」レロッ
楓「っ……鎖骨って、場所あまり変わってないじゃないですか……」ヒクンッ
レロ、レロッ……
楓「っ……♥」
P「このまま、ちょっとずつ舐める範囲を広げていきますからね」
楓「そんなことされたら……じれちゃいます……///」
P「焦らしてるんですから、当たり前ですよ」アムッ
楓「はぅ//////」
またお前か(待ってたよ)
楓「んっ……Pさん、思ったんですけど……」
P「ちゅぱっ……どうしました?」
楓「なんでここ、鎖の骨って書くんでしょう?」
P「えーとですね、由来は古代の中国だそうです」
楓「知ってるんですね。私に教えちゃいな? ふふっ」
P「某百科事典に書いてました。その古代中国では、囚人の身体に穴をあけて、そこに鎖を通して繋いでいたそうです」
楓「なるほど、その穴をあけた場所が、この場所……と」
P「そんな知識を知らなかったら、ただ単に色っぽい場所ってだけなんですけどね」チュッ
楓「んっ……/// なんでここ、こんなに感じちゃうんでしょうね……」
楓「軽くキスされただけでも、こそばゆくて……」
P「その反応がすごい可愛いんですよ」チュッ、チュッ
楓「はぅんっ……ん、んっ……///」
楓「もう……そんなにされたら、お返ししたくなります……」
P「まだまだ。俺、満足してませんから」
楓「そろそろ、攻守交替……チェーンじしたいんですけど? ふふっ」
P「まだまだダメです」レロォ…
楓「あっ……また、違うところ……っ」
P「胸、でも良かったんですけどね。鎖骨のラインをなぞったら、勝手に肩に行っちゃいました」チュッ
楓「ぁぅ/// ここを端折るだー、というわけにはいきませんでしたか……」
P「……今の、結構ムリヤリじゃありませんでした?」
楓「ちょっと思いました。……ぽーっとして、あんまり頭が回らないんです」
P「ここを攻めたら、もっとキレが悪くなってくるかな?」
チュッ、チュウッ…カプッ…
楓「ぅふう……こ、ここ、もっ……///」ピク、ピクッ
P「……楓さん、弱点多いですよね」
楓「Pさんが、次々見つけるからですよ……増える一方です……」
楓「ここも……肩だって、そうです。舐められるまで、こんなにピクッてしちゃうなんて、知りませんでした……」
P「こんなにって、肩はまだ反応薄い場所でしょう?」
P「ほら、こっちの方が、もっと可愛い反応見れるし」グイッ
楓「ぅ……/// わ、腋……ですか……っ?」
P「ここに顔近づけたときの反応、好きなんですよ。可愛くて」スンスン
楓「/// に、匂い、そうするのは……さすがに恥ずかしい、です……」
P「ほら、その反応。それが好きなんです」
楓「えーっと……わ、わーきわき、しますか?」
P「それはアレですか? わーくわくと言いたいんですか?」
楓「……いまいちですよね」
P「自覚ありですか。じゃ、そんなキレのないギャグを言った楓さんにはお仕置きを」ペロッ
楓「んふっ……! な、舐め、なくても……/// ほら、お湯に浸かってたところですし……」
P「今更そんなこと気にしません」
レロッ、ペロッ…
楓「あ、あははっ……くす、ぐっ……んふっ……!」
P「つるつる、ですね。ずーっと舐めてたくなりますよ」
楓「へんたい、です……ぁぅぅっ……///」
P「このまま、下まで行って――」レロォ…
楓「今度は、腕……?」
楓「うで、うで……二の腕……うーん……」
P「わざわざ考えることないですよ?」
楓「なんか言わなきゃいけない気がして」
P「自然に思いついた時でいいんです」ハムッ
楓「……/// そこ、骨っぽくないですか?」
P「そんなことないですよ。ぷにぷにです」フニフニ レロッ
楓「太り過ぎ、と」
P「楓さんで『太りすぎ』だったら、世の女性たちみんなにそう言わなきゃいけなくなるんですけど?」
楓「んぅ…………」モジモジ
楓「そろそろ、私の口も寂しくなってきたんですけど……」
P「俺はまだ攻め足りないです」
楓「だったら、そのままでも構いませんよ? 私は私で勝手にやってます」
楓「それじゃ、腕……お借りしますね?」チャプンッ
P「楓さんも腕ですか」
楓「腕っていうより、手首です。知ってますか? 手首って、噛むと結構気持ちいいんですよ?」
P「そうなんですか?」
楓「自分で試したんですから間違いありません」
P「試したんですか」
楓「ええ。Pさんのことを考えながら」
楓「毎度毎度、やられっぱなしは嫌ですからね……私だって、いろいろとしてあげたいんです」カプッ…
P「っ……ちょっと、ぞくっとしました」
楓「♥」
楓「まだまだ……今から、もっと噛んじゃうんですから」
楓「歯を使って、こうやって優しーく、骨をコリコリすると――」
カプッ…コリッ、コリッ…
P「あ、これいいかも……」
楓「ん、そうでしょう……? あんまり力を入れすぎると、痛くなっちゃいますけど」
楓「でも、これくらいなら、心地いいでしょう?」カプッ
P「っ……そう、ですね……気持ちいいっていうよりも、心地いいですね」
コリッ、グッ…コリッ、コリッ…
楓「どうですか……ゾクゾクしちゃいますか……?」
P「な、なんか楓さん、Sっぽくなってません?」
楓「Pさんほどじゃありません……あむ♥」カリッ
楓「んっ……んふっ……///」チュパッ
P「あーあ、手首ベタベタですよ」
楓「ここは温泉ですよ? すぐに流せます」
楓「それに、先に私の首周りをベタベタにしたのは誰ですか? まだまだしちゃうんですから……次は指です」チュプッ
P「そこも、手首みたいにコリコリするんですか?」
楓「もちろん。たとえば……親指の付け根、とか」
P「そこも自分で試したりとか?」
楓「もちろん…………んっ♥」カプッ
コリコリッ、グッ、コリュッ…カリッ…
P「ツボがあったりするんですかね……こんなに気持ちいいなんて」
楓「ふふ……くせになっちゃいそうですか?」
P「なりそうですね、すごく」
楓「このまま、私に任せっぱなしでもいいですよ?」
P「それは困りますねえ」
P「そうされてると、逆に手を出したくなります。……イタズラ再開しますよ」
楓「ん、どうぞ……? 私はしばらく、噛み噛みしてますので」ハムハム
楓「腕を、あーむっと噛んでいます……ふふっ」
P「あんまり強く噛まないでくださいね――っと」
ふにゅんっ……
楓「んっ……///」ピクッ
P「胸、前より大きくなってません?」フニフニ
楓「誰かさんが、ずいぶんと可愛がってくれましたから」ピクンッ
P「その誰かさんはいい仕事をしますねえ」フニッ
P「あー、でも、こりゃ訂正かもしれないなあ、プロフィール――って、あ……」
楓「……気にしなくていいんですよ、それは」
P「……そう、ですね」フニフニ
楓「ぁ、ぅ……手つき、やらしいですっ……///」
P「やらしい方が好きでしょう? そんな嬉しそうな反応して」
楓「……っ//////」
P「ほら、ここもぷっくりして……すごく触ってほしそうに見えますよ?」クリッ
楓「やんっ……♥」ピククッ
P「感度いいなあ、相変わらず」サワサワ
楓「は、ぁぁっ……/// 最初は、こんな風に反応、しなかったのにっ……」
P「もっと、ぎこちない感じでしたよね。声も感じ方も」
P「はい、膝立ちになって」
楓「は、い……」ザブッ…
P「今じゃ、すっかりやらしくなって……あむっ」
楓「あっ……も、もう舐めちゃうんですかっ……?」///
P「舐めるだけで終わると思ってます?」チュウゥッ…
楓「んくっ……は、ぁぁぁ……あぁんっ……♥」ビクビクッ ジャプッ
P「ちゅぱっ……乳首ちょっと吸っただけで、こんな反っちゃうんですか」
楓「ち、ちょっと、って……結構強く吸ってたじゃないですかぁ……///」
楓「そんな、強くちゅーしてくるなんて……がっつキスぎです」
P「…………」
楓「……ふふっ」
P「さーて、どれくらい吸ったら言えなくなっちゃうのかな」カプッ
ちゅ、ちゅううっ……じゅるるるるっ……!
楓「あふぁっ……! さ、さっき、より……強っ……!」//////
ちゅ、じゅる、じゅるるっ……ちゅうぅぅ……!
楓「そ、んなっ……音たてなくても、いいじゃないですかぁ……っ//////」
P「ちゅぱっ……だって楓さん、こっちの方が興奮するでしょ?」
楓「興奮って……恥ずかしくなるだけ、です……」
P「こんなに顔が赤いのは、温泉のせいでも酒のせいでもなく、恥ずかしいから?」
楓「恥ずかしいから、です」
P「じゃあ、乳首がこんなにコリコリしてるのは?」サワッ
楓「ぁぅ……/// それも恥ずかしいから、です」ピクンッ
P「さっきから俺の腕を噛むのが止まってるのは?」
楓「あ……そ、それも恥ずかしいからです」カプッ…
P「乳首吸われるの気持ちよくて、口離しちゃったんですよね?」
楓「…………///」カプッ カプッ
P「楓さん……正直、もうガマンできないでしょう?」
楓「…………そう、かもです//////」
P「あがって、布団に行きますか? そこで――」
楓「は、ぁ……まだ、ダメ……です……」
P「……俺の方も、我慢できないんですけど」
楓「でも、まだ……です」
楓「いろんなところにキスしてるくせに……まだしてないところがあります」
P「そこにするまでは、しちゃダメ、と?」
楓「ダメです……さあ、どこにしてないか分かりますか?」
P「……知らないふりして焦らすこともできますよ?」
楓「Pさんも、ガマンできないんでしょう……っ?」
P「そう、ですね……んっ」チュッ
楓「ん、ちゅっ……♥ 正解、です……♥」
楓「正解されてしまっては仕方ないですね……あがりましょうか」ザバッ
P「仕方ないって、そっちだって行きたかったくせに」
P「そんなこと言う人には、布団の上でもっとイタズラしますからね?」
楓「お手柔らかに……ふふっ」
楓「時間は、これからたっぷりあるんです……いっぱい、いっぱい楽しみましょう、Pさん……♥」
……………………
…………
……
事務所
ガチャ
社長「戻ったよ」
ちひろ「社長!」
社長「とりあえず捜索願は出してきた。後は任せよう」
ちひろ「…………はい」
社長「それにしても……あれだけ散らかってた彼の机が、こんなにガランと空いてしまうとはねえ」
社長「まさか一晩で片づけていくとは」
ちひろ「……バカです、プロデューサーさんは」
社長「ああ、まったくだ。彼だけではなく高垣くんもな」
社長「アイドル高垣楓が失踪……世間が気付いたら、とんでもないスキャンダルだよ」
ちひろ「もう……駆け落ちでもしたつもりなんですかね? いい大人が」
社長「まったくだね。はあ……」
ちひろ「今頃、どこかの温泉にでもいるんですかねえ」
社長「案外そうかもしれんね……」
ちひろ「はあ……プロデューサーさんも楓さんも、バカすぎます……」
END
以上。くぅ疲。
お風呂は本番するところではありません。ちちくり合うところです。
ってか大して噛み合ってねえな。
読んでもらってありがとうございました。
続けて
超乙
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