提督「この鎮守府に着任してからわりと経つ」
提督「部下の艦娘達との関係も良好だが、ビジネスライクで何か物足らんな」
提督「もうちょっとこう、仲良くなってもいいのかも?」
提督「というわけでまずは適当に思いついた子や出くわした子に声かけだ。一言声かけキャンペーンだ」
提督「よし、じゃあ早速」
↓1 声かけ相手の艦娘、及びその内容
金剛
ヘーイ金剛!ペロペロしたいネ
提督(おや、あそこにいるのは)
比叡「このキャンディ、すごくおいしいですね!お姉さま!」
金剛「ネー!さすが間宮、イイモノが揃ってマース!」
提督(金剛……いつも気さくに話しかけてくれるいい子だ。ど直球に好意を向けてくれることもあったが、毎回適当にあしらっていたな
今思えば申し訳ないことをしていたものだ。これまでのお返しに目一杯の愛情表現をしてやろう。そうだ、prprだ。prprしよう
比叡は……今はいいや)
提督「ヘーイ金剛!」
金剛「Oh、提督ゥ、今日はいつになくハイテンションですネー!何かイイコトでもありましたカー?」
提督「ペロペロしたいネー!」
金剛「!?」
比叡「なっ・・・!?司令!お姉さまと間接キスしようったってそうは行きませんよ!」
金剛(間接キス…!?お、おお落ち着きなさい金剛、これは提督の方から距離を縮めてくれようとしてるまたとないチャンス!
照れ隠しに私の真似なんかしちゃって可愛らしい御方。そうと分かったら少しくらい恥ずかしくても顔に出しちゃダメ!
提督に合わせるのよ)
提督「間接キス?比叡おまえ何言っt」
金剛「い、イエース!提督の頼みなら仕方ないネー!さ、さあドウゾ!」キャンディ ズイッ
提督「おっ、じゃ遠慮なく。んっ・・・」首筋ペローン
金剛「!!?!????!!?」ビクビクンッ
比叡「」
提督「ふぅ。ありがとな金剛!じゃ、また!」スタスタ
金剛「アッアッ……////」
比叡「」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「一時の感情に任せた結果かなり濃いコミュニケーションになったな」
提督「まあ、特に問題なかろう」
次
↓2 声かけ相手の艦娘、及びその内容
如月
「ごめん如月、昨日お前に誘惑されたことをオカズに抜いてしまった」
天龍 「今日もかわいいな」
提督「そろそろ海上護衛に行った第三艦隊が帰ってくる頃だな。旗艦は…よし」
提督「・・・一旦執務室に戻ろう」
~執務室~
天龍「……報告は以上だ」
提督「ん。お疲れ様。では各自好きに休んでよし。天龍はちょっと残って」
オツカレサマデース マミヤイクー? イイネー
…
……
天龍「何か不備でもあったか?オレだけ残して」
提督「そういうわけではないぞ。さて、天龍」
天龍「何だ?…もしかして次は遠征じゃなくて戦闘k」
提督「今日もかわいいな」
天龍「…なっ・・・急にななななな何言って」
提督「?」
天龍(そんな返答を待つような目をして首を傾げられてもッ…////)
提督「今日も、かわいいな?」
天龍(ま、まさかコイツから可愛いなんて言われる日が来るとは思わなかったぞ
どうするどうするどうする。。唐突すぎンだろ。だぁ~もう!!)
天龍「とっ…当然だろ!?世界水準軽く超えてるからなあー!」
(あ~!何言ってんだ!ナルシストか?ナルシストなのか?)
提督「ああ、その通りだ。世界なんて目じゃない。
初対面の時『コワいか?』なんて聞かれたが実はあの時からお前のことはかわいいと思っててn」
天龍「あーー!!あーーーー!!!!もう無理だあああああ////」ダダッ ガチャッ バターーーーン! タタタタタ…
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「かわいい(かわいい)」
提督「さて次は、、ん?そういえば昨日・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
如月『ふわぁぁぁぁ!そこはぁ~!』ボスッ 『私を…どうする気!?』ドガッ
提督(艦隊帰投…如月が中破か。しかしこう、この光景は股間にクるものがあるな。。)
『皆ご苦労だったな。如月、ドックは空いてるからすぐに入渠しなさい』
如月『んもぅー、ギリギリまで一緒にいたいのに…。あなたも、一緒にお休みする?』胸元チラッ
提督(ぶっ、ぶぶぶブラに指をかけて…!みえ…みえ…)
『バカなこと言ってないで行った行った!』
如月『もうっ、つれないんだから…』
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「あの後滅茶苦茶マスターベーションした」
提督「でもちょっと、これから仲良くなろうという時にこれは…罪悪感があるな」
提督「一言謝っておいた方がいいだろう、うん。あわよくばそこから話を広げて…これだ」
~睦月・如月の部屋~
提督「如月いるかー?」コンコンッ
如月「はぁい司令官?どうぞ~」ガチャッ
提督「やあ。睦月は今いないのか、ちょうどよかった」スタスタ バタン
如月「えっ…ふぅーん…他人に聞かれたくない話なんて、な・あ・に?」
提督「ああ、ごめん如月、昨日お前に誘惑されたことをオカズに抜いてしまった」
如月「まあ!司令官ったらお盛んなんだか…ら…?」
如月「…えっ?……えっ?」
提督「昨日。如月で。抜いた」
如月「」
提督「いやまあ何だ、苦楽を共にする間柄で隠し事もどうかと思ってな、すまん如月」
提督「…如月?」
如月(提督『あぁッ!!如月!』シコシコシコシコ
提督『きさらぎィ!!…うッ』ドクッ!ビュッ!ピュッ…トクッ…トクッ…)
如月「…っ////」プシューーーー
提督「あれっ」
提督「まあ、あの、そういうことだ。・・・これにて失礼」ガチャッ …バタン
如月「////」ポケーーーーーー
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「なんか想定していた反応と違ったけれども」
提督「でもあれはあれで」
次
↓1 声かけ相手の艦娘、及びその内容
雲龍
ここにはもう慣れたか
提督「うーん……」
提督「うーん?」
提督「うん!次は雲龍だな」
提督「新入りを気に掛ける、デキる提督という設定で接近…これだ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「お~い雲龍」
雲龍「あら、提督。お久しぶりね」
提督「ウッ」チクッ
提督「ど…どうだ雲龍、ここに来てしばらくだが、ここにはもう慣れたか?」
雲龍「当然。ここのところずっと鎮守府で待機だもの、この場所にはもう随分馴染んだわ」
提督「ウッ」グサッ
提督「ちなみに何か…悩み事とかは…」
雲龍「そうね……折角こうして艦娘として生を受けたのだから」
雲龍「今度はもっと、思い通りに働いてみたいわね」
提督「ウッ」グサグサッ
提督「・・・今度バシー島沖行く?」
雲龍「本当?」パァァァ
雲龍「…コホン ふーん…出撃させてくれるの?なら…色々してあげようかな」
提督「ウッ」 フゥ
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「短期詰め込みの訓練を経て改造した後、ずっと放置してた子だからね、仕方ないね」
提督「ちょっと心が痛かった。もう少し使ってあげよう」
次
↓1 声かけ相手の艦娘、及びその内容
那珂
失望しました、那珂ちゃんのファンやめます
2-4-11
鉄板ネタやね
提督「恋のtwo, four, eleven♪」
提督「今朝、那珂が遠征から帰って報告に来てたな」
提督「裏方仕事の遠征ばかりでも嫌な顔ひとつせずキビキビ働き、余暇のアイドル活動で皆を盛り上げてくれる」
提督「艦隊の人気者那珂ちゃん愛してる」
提督「でも好きな子にはやっぱり…『ファンやめます』なーんて ……よしやるゾ」
~執務室・夜~
那珂(夜8時に執務室に来るように、って何だろ。報告に不備があったとか?ないよね)
那珂(次の遠征も、まだのはずなんだけどな……ってことは私事!?提督から夜のお誘い?わー!…なーんてね)
那珂「那珂ちゃん、執務室入りまーす!」コンコンッ ガチャ
提督「……」カキカキ
那珂「遠征以外でお呼び出しなんて珍しいね提督!何かな何かな~?」
那珂「はっ!もしかして今夜、那珂ちゃんついに秘書艦に抜擢?」
那珂「でもでも那珂ちゃんは~、みんなものなんだから~、夜の お・つ・と・め はちょーっとな~」チラッ
那珂「…なーんちゃって! ・・・・・・提督?」
提督「……」ハンコポンッ
那珂「おーい、提督~?」
提督「ふぅ…」ギシッ
提督「…失望しました、那珂ちゃんのファンやめます」スッ…
那珂「えっ、ひどくない…?じゃなくて!」
那珂「書類?何ですか?」ペラッ
_ _
| |
xxxx横△第○○号
xxxx年xx月xx日
軽巡洋艦 那珂
横須賀鎮守府第△艦隊群司令 T・TK ヨコチン
△印
※通知※軍縮条約対応に伴う解体処分について
貴艦は、軍縮目標における当艦隊群割当分として【解体処分】となることが
決定しましたので、ここにその旨通知致します。
なお、解体は本日付けとなっておりますので、この通知を受け取り次第、
別紙解体票を携帯のうえ、担当妖精の誘導に従い工廠へ向かって下さい。
また本通知以降、他艦娘との意思疎通の一切を禁じます。
|_ _|
ワロタ
那珂「え、えと・・・」
那珂(…あっ!ど、ドッキリだよね!もー!)
那珂(なら……)
那珂「きゃあっ!解体はヤメて~!!」 …チラッ
・・・シーン
提督「・・・」ハァ…
那珂「あの、あ、あれー?」アハハ…
提督「口頭での連絡事項だ」
提督「解体前には入念に麻酔処置が施される。解体後の身辺整理は妖精に一任する」
提督「近しい艦娘に悪影響を及ぼした他所の前例から遺言、遺書及び形見の準備は許可されていない。以上」
那珂「…………」キョロキョロ
那珂「…あ、あはは。提督が冗談言うなんて珍しいね那珂ちゃん驚い
提督「連れていけ」
工廠妖精s「わかりましたー」グイグイッ
那珂「ちょ、ちょっと待って!ほ、本気なの!?那珂ちゃん、何か提督を怒らせるようなことしたかなっ…」ウルウル
那珂「いつもの馴れ馴れしさとかテンションとか、不快だったならその、な、直そうかな~なんて。あ、違ッ…直し…ます」グスッ
那珂「だっ、だから! そのっ……」
提督「手間取らせるな。妖精の誘導に従え」
那珂「提督っ…」
提督「・・・・・・」
那珂「」ブワッ
提督("アレ"遅いな・・・)
工廠妖精s(おそいですねー?)(はやくするべき)
那珂「そ、そっかぁ。那珂ちゃん、アイドルなんてやってるから…普段の勤務態度もダメダメだったのかな…
じゃあこんな…アイドル、じゃなかった…アイドルごっこヤメてもっともっと遠征頑張る…頑張りますから…」グスッ… ウッ…
提督「那珂!ちょっと黙っ…」
那珂「っ!?そ、それにっ!え…えへへ…提督のためなら、提督が望むなら…お偉いさんに…まっ枕とかシちゃったり…できるよ…
きっと遠征よりず、ずっと簡単、だいじょぶ、提督はお、おお手軽にこれまでよりたくさん資源もらっ…て…ヘ、ヘヘ…」ポロポロ
提督(…あれっ?あれっ?遅すぎない?照明弾ちゃん?まだ?)
工廠妖精s(これもしかして?)(ちょっとまずいですー?)(かめらすとっぷ?)
(そうするべき)(いやそのひつようはないです)ヒソヒソ
那珂「あっ…『失望しました』って…もしかして夜伽のお誘いはお断りなんて…言ったからかな?あれじょ、冗談!冗談だよ?
えへっ、へへへ…グスッ…もちろん提督がその、シたくなったら…いつでも那珂ちゃんのこと使ってくれて…いいしっ…
提督のことは前から、、いい人だなっ…グスッ…旦那さん…こんな人がいいなって…グスッ…」ポロポロ
那珂「あ……スンッ…でも枕…どうしよ、そんな女の子じゃイヤだよね。って、な…何言ってるんだろ那珂ちゃん…
あはは……いっけなーい…那珂ちゃんったら何…勝手に勘違い、して…うっ、、うううっ~」ボロボロ
提督「・・・(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイぞ!!予定のタイミング大幅オーバーな上なんか雲行きが!雰囲気が!!)
提督「ま、待て那珂!落ち着け!」ガタッ
那珂「!?」ビクッ
那珂「い、嫌ぁぁ!待って言わせてっ 那珂ちゃんもっと頑張るからぁ!」
提督「もういいから!ドッキリだから!すまんかった!」
那珂「よくないしっ! あのね!な、那珂ちゃん、延々遠征するブラック待遇でもっ…」
提督(ダメだ聞いてない…照明弾ちゃん早く…!)
那珂「つ、都合のいい商売女でもっ…」
提督(はよ…はよ…)
那珂「提督のっ に、ににに肉便器でもいいからぁ!だからっ…」
窓の外 < ヒュヒュゥゥゥゥゥ~~~~~
提督&妖精 (おせえええええよぉぉ!!)(キターーーーーーーーーー!!!!)
那珂「だから…お願いっ……ヒグッ…捨てない…でぇ……」グスッ エグッ
提督「那珂ッ!!じゃない外! あれ見て!那珂!外見て!」グイッ
那珂「キャッ…! …ぇ……はな、び…?」
那珂『 …ド? 』パーーーーーーーン
那珂『 ッ? 』パーーーーーーーン
那珂『 キ? 』パーーーーーーーン
那珂『 …リ 』パーーーーーーーン…
工廠妖精s「だいせいこう~!」「だいせいこうです?」「みたいな?」
提督(いや、タイミングが…大失敗だよ…)ズーン…
那珂(や、ぱ…ド、ッ、キ、リ… ぁ。。へ、へへへ…よか、た……)フラッ
那珂(あ、あは、はは…那珂ちゃんは…アイドル…しっかり…)ヘナヘナ…
那珂「な、なかひゃん…ひゅまいう~……」グリンッ ドサ… …ジョワッ…プシッ…チョロロロロロ
工廠妖精s「うれしょん?」「こうずいです?」「だめこーーーん」
那珂「」ピクッ…ピクッ…(白目
~執務室隣・提督私室~
那珂「う…う~~~ん …ハッ!」パチッ
那珂「はれ…那珂ちゃんここで何して…」ファァ
提督「んんん…那珂ぁ…すまん…」zzZ ギュッ…
那珂「」ビクッ
那珂(お、落ち着いて、深呼吸!…よし。 知らないベッドで寝てた那珂ちゃん、時間は…えっと時計…うん、午前1時
着てる服は大きいYシャツ一枚、オッケー、いや全然オッケーじゃない!それに『那珂ぁ…すまん…』
隣に腰掛けて寝ぼけつつ那珂ちゃんの手を握ってる提督…)
那珂「・・・」
那珂(なんだこれ… なんだこれ…!!)
那珂「提督!起きて!起きてー」ユサユサ
提督「んぁぁ。あ!那珂!」ハッ
那珂「那珂ちゃん、状況説明を求めます!」
提督「・・・」
那珂「・・・」
提督「憶えてないのか…?」
那珂「えぇっ…とぉ、提督に呼び出されて…うん?何だっけ…?」
提督(これは!過度の負荷による記憶喪失とかそういうご都合主義的なあれだろうか…!?
しめた、この際狼さんと羊さん未遂みたいな勘違いをしてくれた方がまだマシ…)
那珂「で、解体で…枕…肉b…っ////!?……花火…洪水……!!???……あっあっ/////////」ボンッ!!!!
提督(ですよねー)
那珂「てっ、提督ー!?」
提督「はひぃ…」
那珂「…那珂ちゃん、、もうお嫁に行けない…」ウルッ
提督「わー待て!泣くな!泣くな!」ヨシヨシ
那珂「うっ…ぐすっ……」
提督「あのな、今回のは俺が考えたちょっとした悪戯でな」
那珂「ちょっとしてないし。。ヒドい…」スンスン
提督「すまん、急ごしらえ企画故の不備で…」
提督「あと那珂のトンデモ発言も想定外で…」
那珂「…っ////」ゲシッ!
那珂「那珂ちゃん必死だったのー!!あ、あんなの本気にしないで欲しいな!」
提督「そうか。。旦那さん云々とか、ちょっと嬉しいとこあったのに。残念」
那珂「…///」
提督「あと正直興奮した」
那珂「」ゲシッ!ドゴッ!
提督「痛いイダい!」
提督「と、とにかく。こんなことしてその、改めてスマンカッタ。申し訳ない
事の起こりはアレだ、気になる子にはちょっかいかけたいみたいな。若気の至り的な…」
那珂「気になっ…!?そ、そっかぁ…///うん・・・・・・・・・ あ、あーもー!!アイドルの那珂ちゃんはー、
ドッキリ慣れしてるから良かったけどー!他の子にはこんなことしちゃダメなんだよー!?」
提督「お、おう」
那珂「分かればよろしいっ!」フンス
那珂「あ、あと…いらない子扱いは冗談でも傷付くから…悪戯については、そのぉ…
路線変更をお願いしたいな~? なーんて」テヘッ
提督「・・・」ダキッ
那珂「んっ…////」ギュウ…
~~~~~~~~~~~~~~~~~
提督「ハァァァァァァァァァァ………」グッタリ
提督「ひどい目に遭った。というか、遭わせてしまった」
提督「いや、でも、しかし。那珂との仲は何だかんだ深まった、かも?」
\『ナ、ナカヒャン…ヒュマイウ~……』/
提督「何度見返してもスマイルには見えない。何とも、こう…名状しがたい表情」
提督「前後含めていろいろマズいし、この映像は永久保存、もとい、お蔵入りかな」
次
↓1 声かけ相手の艦娘、及びその内容
瑞鶴
最近は凄く頑張ってるな
一航戦の面々より強くなったんじゃないか?
加賀「頭にきました」
マダー?
このSSまとめへのコメント
素晴らしい。
支援