【禁書】美琴「アンタを解くと能力が手に入る?」知恵の輪「そッス」 (84)


・キャラ崩壊注意
・書き溜め無し、進行遅め
・一応続き物。作品を越えているので繋がりは極薄

1作目(注:fateSS)
凛「あなたを解くと能力が手に入るの?」知恵の輪「そっス」
凛「あなたを解くと能力が手に入るの?」知恵の輪「そっス」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412494332/)

では、はじめます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412607151


美琴「急に振ってくるなんてついてないわ」ビチョビチョ

美琴「完全下校時刻までまだ余裕は……あるわね」

美琴「少し、軒先を借りるしかないわね」

美琴「お店でもあればよかったんだけど、住宅街じゃしょうがないわね」



チャリ



美琴「誰っ!?」バッ

美琴「あれ?誰もいない」キョロキョロ

??「こっちッス、こっちッス」

美琴「え?どこ……って、んん?」

??「いやいや、こっちに目線よこしたッスよね!スルーしないで欲しいッス」

美琴「!!」

美琴「まさか、この知恵の輪が喋ってんの!?」

知恵の輪「そッス」


美琴「うわっ!答えた!」

知恵「そりゃ答えるッス。話しかけてるんスから」

美琴「いや、そういうことじゃなくて……」

知恵「?」キョトン

美琴「いやいやいや、キョトンはこっちですから!」

知恵「そッスか?」

美琴「えー……なんで私が常識無いみたくなってんの?」


美琴「いーい?普通知恵の輪ってのは喋らないもんなの!」

知恵「どーでもいッスけど、そろそろ手に取って欲しいッス。濡れて風邪ひくッス」

美琴「あ、あぁごめん……って違うっての!!」ビリビリ

知恵「通電ギャー!雨と金属のダブルパンチ!」

美琴「あんた一応金属なのね」ヒョイ


知恵「見た目通り金属ですが?」ナニカ

美琴「~~~~~」ギリギリ

知恵「凛の姐さんバリに短気ッスね」プププ

美琴「誰よ、凛って」

知恵「こっちの話ッス」

美琴「まぁいいわ。アンタいったい何なの?」

知恵「知恵の輪ッス」

美琴「また電撃くらいたいようね」ビリビリ

知恵「じ、冗談ッス冗談ッス」


知恵「知恵の輪は知恵の輪なんスけど、そんじょそこらのとはモノが違うッス」

美琴「でしょうね」

知恵「なんと!私を解くと能力が得られます!!」フンス

美琴「ふーん」

知恵「あ、あれ!?やけに反応が薄いッス」アセアセ

美琴「アンタ、私を誰だと思ってるわけ?学園都市d」

知恵「JCッス」

美琴「かぶせんなやー!!」ビカーン

知恵「ギャー」

美琴「学園都市第3位、超電磁砲、御坂美琴よ!」ドヤァ

知恵「そッスか」


美琴「人をおちょくるのもいい加減にしなさい?電熱で溶かすわよ」ゴゴゴ

知恵「え、遠慮したいッス」

美琴「で?能力を得られるって言ったっけ?開発に関する道具ってこと?」

知恵「開発??よくわかんないッスけど、能力を得られるのは間違いないッス」

美琴「……アンタ、学園都市製?」

知恵「違うッスよ」


美琴「こんな変なの、外で作ってるってことはないわよね。どこ製なの?」

知恵「神様製ッス」

美琴「はぁ!?意味わかんない。そんなオカルトありえません」

知恵「つっこんだ方がいッスか?」

美琴「……スルーしといて」

知恵「了解ッス。まぁそう簡単には信じられないのは当然ッス。
でも、それを証明するには解いてもらうしかないッス。」

美琴「うーん……まぁそれしかないか」

美琴「あ!佐天さんに渡してあげるのがいいんじゃない!?」

知恵「佐天?知らない子でスね」

美琴「つっこんで欲しい?」

知恵「そんな///どちらかといえば突っ込む側ッス///」

美琴「~~~~コイツっ」ギリギリ


キキー バタンッ


アンチスキル「そこの学生!おとなしくすジャン!」

美琴「へっ?」

アンチスキル「マンションの入り口で喚いてる能力者がいて困ってるって通報があったジャン!」

知恵「やっちゃったッスね」プププ

美琴「なっ!違います!それはコイツのせいなんです!!」サシダシ

アンチスキル「あん?知恵の輪ジャン?」

美琴「そうなんです、決して迷惑かけるとかそんなんじゃ」アセアセ

知恵「大声上げて雷撒き散らしてたらそりゃ通報されるッス」

美琴「アンタのせいでしょ!!」ガー


アンチスキル「立場がわかってないようジャン?」ギロッ

美琴「ち、違うんです!コイツに向かって言ったんです!!」

アンチスキル「知恵の輪が喋るわけないジャン?言い訳が苦しすぎるジャン」

美琴「え!?」

知恵「あ、拾い主である美琴ちゃんにしか自分の声は聞こえないッス」

美琴「なっ!」

アンチスキル「ん?常盤台の超電磁砲じゃん。レベル5といえど、見過ごせないジャン?」ムンズ

美琴「あたしのせいじゃないのに~~~~……」ズルズル


―――――――
―――――
―――

美琴「酷い目に合ったわ」

知恵「まぁそういう日もあるッス」

美琴「全部アンタのせいなんだけど」プルプル

美琴「はぁ……説教だけですんだからよかったけど。次は無いわよ」ギロリ

知恵「1度でも許してくれる美琴ちゃんマジ天使ッス」

美琴「アンタから何言われてもイラつきしか感じないわ」

知恵「ひ、酷いッス」

美琴「佐天さんのところ行こうと思ったのに……今日はもう無理ね。とりあえず帰ろう」トボトボ


―――寮自室


美琴「ただいまー」

知恵「おかえりなさい、美っちゃん。お風呂にする?お食事?それとm」

美琴「あんたは黙ってなさい!っていうか美っちゃんって何よ//」

知恵「みこっちゃんの方がいいッスか?」

美琴「美坂様となら呼んでもいいわよ?」

知恵「あ、ベット2つあるッスね。自分のために用意してくれたッスか?」

美琴(いちいちイラついちゃだめよ美琴!さっきはそれで失敗したんだから!)グググ

美琴「同居人がいるのよ。アンタのじゃないわ」

美琴「そういえば、ジャッジメントの集まりで遅くなるんだったっけ」


美琴(コイツのこともあるし、とりあえずは助かったかな)

知恵「みっちゃん、みっちゃん」

美琴「……」ムシ

知恵「みこっちゃん?」

美琴「……」ムシ

知恵「……御坂様」イイコエ

美琴「ぷっ」プルプル

知恵「聞こえてるんだったら、無視しないで欲しいッス。話が進まないッス」

美琴「あんたにだけは言われたくないわ」

知恵「さっき、佐天さんへって言ってたッスけど、御坂様しか能力ゲットできないッスよ」

美琴(自分で言っといてなんだけど、恥ずかしいわね///)

知恵「御坂様?」

美琴(ア、アイツになら御坂様て言われても……いやいや、そこは美琴って呼んで欲しいっていうか……)ブツブツ

知恵「おーいッス」

美琴(あーでもでも執事姿ってのもイイかも!!)キャッ

知恵「……」

美琴(それでそれで、「御坂様、朝でございます、美坂様」とか起こしてもらっちゃったり……)キャー

知恵「ワーーーーーーッス!!!」

美琴「な!何よ!ビックリするじゃない!」ドキドキ

知恵「自分の世界に入り込んでいるようだったッスから」

美琴「そ、そんなわけないじゃない!だれも当麻のことなんか///」

知恵「当麻?」


美琴「なんでもない///忘れて!」アセアセ

知恵「え?でもッスね……」

美琴「忘れろ!!」バン

知恵「は、はいッス!!」ビシッ

知恵(なんでこう暴力的な人ばっかりに拾われるんスかね。
もっとサクッっと能力渡せたら、楽できるんスけどねぇ)ハァ

知恵「それで美坂様、解いて欲しいんッスけど」

美琴「無理よ」

知恵「頭が悪いとかッスか?」

美琴「バカ言ってんじゃないわよ!」ガー

知恵「し、失礼しましたッス」ヒィ

美琴「能力者は1人につき1つの能力しか持てないものなの」

知恵「あー、それなら大丈夫ッスよ」

美琴「は?」

知恵「そういう縛りとか関係ないッスから」

美琴「どういうこと?」

知恵「神様信用してないんスよね?だったら説明しても理解できないと思うッス」

知恵「とりあえず、無害ですよってことをわかってもらえたOKッス」

美琴「こっちの常識は通用しないってわけ?」

知恵「そッス」

美琴(確かに私にしか声が届かない。テレパシーを使われたわけでもない……)フム

美琴「わかったわ、試してみましょう」

知恵「やっと、ここまで辿りついたッス」

美琴「大概アンタのせいだと思うけど」

飽きた


美琴「この知恵の輪を解けばいいのね?」

知恵「そッス。そうすれば能力GETッス!」

美琴「変な能力じゃないでしょうね?」

知恵「大丈夫ッス。修理は完璧ッス!」

美琴「ちょ、ちょっと!怖いこと言わないでよ!何よ、修理って!」

知恵「いや~前回の拾い主が粗暴だったんスよ」

美琴「本当に大丈夫なんでしょうね?」

知恵「完璧ッス!」

美琴「はぁ。いいわ用意しなさい」

知恵「うッス」シャキーン


美琴「へぇ、形変えられるのね」

知恵「ふふんっ。そう簡単には解かせないッスよ?」ニヤッ



カチャン



知恵「」

美琴「簡単ね」

知恵「」

美琴「まっ、相手が悪かったと思ってあきらめなさい」フフン

知恵「こんなあっさりッスとは……」

知恵「修行が必要ッスかね……わかったッス。能力を発現させるッスよ!!」


今日はこの辺で。また明日書きます

美琴「ちょっと待って」

知恵「何スか?」

美琴「期間限定とかにできる?1週間とか」

知恵「できるッスけど、いんスか?一生ってのもできるんスけど」

美琴「これはテストなの。本命は佐天さんなんだから」

知恵「了解ッス。じゃ、いくッスよ~」ペカー


\\\ ペカー ///


知恵(ん?なんスかこの反応は……わわっ!!)


\\\\\ ビカー /////


知恵「美琴様」

美琴「何よ?」

知恵「能力を渡したら、自分消えるッス。短い間だったッスけど楽しかったッス」

美琴「はぁ、色々突然すぎるのよアンタ」

知恵「仕様ッスから」

美琴「あ!佐天さんにバトンタッチは!?」

知恵「最初から言ってるじゃないッスか。無理ッスって」

美琴「あーもういいわよ。どんな能力か知らないけど1週間楽しませてもらうわ」

知恵「うッス!」



御坂美琴、能力『ステルス』を習得 ※物理透過はできないがあらゆるものに感知されない



知恵「さよならッス!」

―――――――
―――――
―――


美琴「ステルスか。んー中学生に必要?これ……ってアンタ消えてないわね」

知恵「えっ!!自分のこと見えてるッスか!?」

美琴「見えてるし、声も聞こえてるわよ」

知恵「そんなはずは……」タラ

美琴「ふふん。神様はまだここにいろっておっしゃってるってことね」

知恵(そうスかね?……消えないこともそうッスけど、能力を凄いたくさんばら撒いた感覚が……)


美琴「さっそく試してみましょ」フンッ

消美琴『これってちゃんとステルスできてるの?』

知恵「できてるッスよ。鏡覗いてみるといいッス」

消美琴『ほんとだ!すごい!!身に着けてるものもちゃんと消えるのねぇ』キャッキャ

知恵(何スかね、この感覚。エラーのような……高付加のような……調べる必要があるッスね)


―――――――
―――――
―――

ミサカネットワーク内


【透明人間になったったwwwww】

1:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

突然能力が追加されて驚きと恐怖で一杯なんだが……

2:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

デュフフフフ!これで堂々と露出プレイができるwww

3:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18453

堂々とって何だ

4:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13666

これ大事件じゃね?全ミサカが透明になれるようになったとか


5:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

とりあえず>>2は4んどけ

6:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11447

どんな感じに透明になる?もれは服が透明にならないから素っ裸にならないと透明になれないんだが

7:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10944

同じく

8:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

これは町を裸で動きまわれという天の思し召しだろjk


―――――
―――

402:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

とりあえずまとめると

・透明能力はシスターズ全員が使える
・使える能力の差は無い
・透明中でも触れる、触れられることが可能
・電子機器・人等あらゆるものに感知されない
・身に着けてるものは透明化できない
・シスターズ同士だと視認できる

こんなとこか?

403:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

まとめご苦労。助かる

404:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12054

運営とか番外も多分発現してるんだろうけど、お姉様はどうなんだろ?

405:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19903

お姉様に話したら余裕で禁止だろ。言われるまで黙っとくに1票

禁止とか以前に元凶がお姉様じゃねーかw


406:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

賛成。有効利用したい

407:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11824

おい!ここにも変態の臭いがするやついるぞ

408:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

なら、あえてお前らが言わなかったキーワードを言ってやろう……「上条」

409:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

……

410:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13697

……

411:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17522

先手必勝

412:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

絶許


―――――――
―――――
―――

1日目 早朝


美琴(よし、アイツの寝顔見にいっちゃお///きっとかわいいんだろーなー///)イソイソ

知恵「おでかけッスか?」

美琴「ひゃうっ!」ビクッ

知恵「今更驚かなくてもいいんじゃないスか?」

美琴「いきなり声かけられたら誰でも驚くっつーの」ヒソヒソ

知恵「自分が消えない理由を考えたいんで、今日はじっとしてたいんスけど」

美琴「わかった。じゃあ机の引き出しにでも入れとくわね」ヒソヒソ

知恵「助かるッス」

黒子「お姉さま~ん……そこは……はぁ~ん……」zzz


―――上条寮宅周辺


美琴「ステルスは1週間限定だから、今のうちに写真とか撮っとかないと///」



裸(消)10031「――――」タッタッタ



美琴「」


美琴「おおお落ち着くのよ、御坂美琴。あれは幻覚よ、幻覚。そうよね?そんなわけないわよね」ガクガク



裸(消)20000「――――」スキップルンルン



美琴「待てやゴラァァァァァァァァァ!!!」ダダダッ

裸(消)20000『あ!お姉様~と、ミサカは元気よく手を振ります』ブンブン

美琴「お前ら何やっとんじゃー!!」ビリビリ

裸(消)10031『こんな早くに遭遇してしまうとは……ミサカは落胆の色を隠せません』

美琴「何で全裸徘徊してんのよ!!バカじゃないの!!?」

裸(消)20000『お姉様、お姉様!』ハァハァ

美琴「な、何よコイツ!シスターズにはこんな変なのがいるの!?」


裸(消)10031『お姉様、落ち着いてください。とミサカは馬をなだめるようn』

美琴「落ち着いてられるかぁあ!」ビリビリ

裸(消)10031『お姉様の不安の解消をお手伝いできます。とミサカは恥部を隠しながら提案します』

美琴「その前に服を着なさい!服を!!」

裸(消)20000『研究所からこの姿なので着る服がありません。とミサカはおっぴろげます』

美琴「やめなさい!!!!///」


裸(消)10032『ミサカも服は病院です(ry』

美琴「~~~~~っ」ダンダン

裸(消)10032『お姉様、安心してください。今私たちは透明です』

美琴「え?」

裸(消)10032『昨日の夜に、突然シスターズに透明になる能力が発現しました。

ごめん。間違い訂正
× 10031 → ○ 10032


裸(消)10032『MNWで議論の最中、上条当麻へのアプローチを画策する妹が現れたので、警備に向かうところです。』

美琴「なら、アンタが裸になる必要はないわよね」

裸(消)10032『』

美琴「あわよくばって思ってない?」ジロリ

裸(消)10032『思ってません』スヒュー

美琴「こうしちゃいられないわ!他にも行動を起こしてるのもいそうだし、急がなくちゃ!」

美琴「って、いやに静かだと思ったらアンタは何やってんの!!」

裸(消)20000『どうやったら道行く人に胸を舐めさせるかを検討・検証中です』

美琴「くたばれ!」ビシャーン

裸(消)20000『アババババババ』


―――上条寮宅 風呂


上条「」zzz

裸(消)19090『かわいい寝顔ですね。できれば仰向けだったら唇を奪えたのですが』

裸(消)17910『さすがは抜け駆け。ミサカが今度こそ1番と思ったのですが』

裸(消)19090『甘いですね。学園都市在住のミサカを超えるのは不可能です』

裸(消)17910『他の固体も近くまできてるようですし、騒ぎになる前に写真・動画を撮りましょう』

裸(消)19090『では、ミサカは動画を。17910号は写真をお願いします』

裸(消)17910『了解しました』



カチャン


美琴(消)『何やってるの!アンタ達!』

裸(消)17910『お姉様、声が大きいです』シー

裸(消)19090『上条さんが起きてしまいます』シー

美琴(消)『ご心配なく。私もステルス中よ。とりあえずここから出なさい』ガシッ

裸(消)19090『せっかくのチャンスが……』


―――上条寮宅 玄関先


美琴(消)『まったくアンタ達は……いい?当麻の家にはきちゃダメ』

裸(消)10032『なぜですか?』

美琴(消)『なんでもいいでしょ!これ以上当麻には迷惑かけないこと!私たちの恩人なんだから』

裸(消)妹達『わかりました』シュン


―――――――
―――――
―――

MNW内


【上条の動画・写真配布祭り】

1:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090

深夜 0:20頃~5:10頃までの映像及び写真を今からうpする。感謝してひれ伏せ

2:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18072

これはできる>>2

3:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17910

ちょっwwおまwwwそんな早くから潜入してたのかよwww

4:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090

まかせておけ

5:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

深夜ってことは、もちろん自家発電の動画もあるよな?

6:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

なんだと(ガタッ

7:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18107

期待で胸が膨らむwww

8:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

上条の膨らみのが期待できる!!

9:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10054

コイツさっさとサルくらわねーかな


【お姉様の透明化は服を着ててもいいらしい】

1:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

ずるい

2:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16679

まじ?

3:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17910

まじ

4:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

そうだよね、せめて靴下は履きたいよね

5:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11048

お前はどこにでも湧くな


―――――――
―――――
―――

とある路地裏

??「直接会うのは禁止じゃなかったかにゃ~」

10401「商品を生む新しい技術を得たが、活用法を聞こうと思ってな」

??「それでわざわざ?」

10401「そうだ」

??「あまり時間も無い、見せるぜよ」

(消)10401「」

??「服だけになっただと?」

10401「どうだ?こういうのは直接聞いたほうがいいだろう?」ニヤ

??「面白くなりそうだにゃ~」


―――とある公園


美琴「出足挫かれたわ。自分で言った手前、当麻にアプローチし辛くなっちゃったし……」


prrrrrrrrrrr


美琴「誰の番号?」


pi


美琴「……誰?」

一方「一方通行だ……」


今日はここまでです。また次回

楽しみ


美琴「……なんで私の番号知ってんのよ」

一方「ンなこたァどうでもいンだよ。妹達が二重能力者になったことは知ってるか?」

美琴「……知ってるわよ」

一方「てめェはどうだ?」

美琴「なんでそんなことあんたに言わなきゃならないわけ?こっちは声だって聞きたくないんだけど」

一方「そォかよ。で、原因はなンだ?」

美琴「……知らないわよ」

一方「わかってねェ様だから言っておく。てめェは大丈夫だろうが、こっちの負担はとてつもなくでけェ。
さっさとなンとかしねェと体が持たねンだ。もう兆候も出始めてる。あまり時間がねェ」


美琴「なっ、何よそれ!どういうこと??さっき何人かの妹達に会ったけど、そんな兆しは……」

一方『あいつらも個性が出てきたってことだ。そこは歓迎してもいンじゃねェの?』

一方『それより、原因はなんだ?くだらねェ計画でも起こってンのか?』

美琴「……そんなんじゃないわ」

一方『あン?』

美琴「原因はわかってる。ちゃんと話す。だから兆候ってのを教えなさい」


一方『……断る』

美琴「はぁ?なんでよ!言いなさいよ!」

一方『うるせぇ。ガタガタ言ってねェで原因を教えろ。そっちが優先されるところだろォがよ』

美琴「アンタが言わないならこっちも言わない」

一方『ぁあン?ざけてンのか??』

美琴「……最長でも1週間でケリがつく。それだけ教えておいてあげる」


一方『1週間だと?もつ訳ねェだろォが!さっさと教えろクソババァ!』

美琴「誰がババアよ!うら若きJCだってーの!」

一方『生理が始まりゃババアの仲間入りだァ!!!』

美琴「黙れロリコン野朗がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


pi


一方「クソが、切りやがった」チッ

一方(1週間このままだと?ふざけやがって……)

一方(こちとら透明化したガキ共が、隙を見ては浣腸してきやがるってェのに……)

一方(肛門が爆発しかねねェ。どうにか対策をたてねェとな)スク

一方「チッ……血便かよ」ジャー


美琴「あの子達には体調の変化は見られなかった。でも打ち止めと番外固体にはある」

美琴「知恵の輪も不可解な様だったし。いったい何が起きてるの?」

美琴「とりあえず知恵の輪に話を聞かなきゃ始まりそうにないわね。寮に戻るか」


10401(……知恵の輪?)ガサゴソ


―――――――
―――――
―――

10401回想


??「おもしろおかしくするにも、まずは状況を知らないといけないにゃ~」

10401「状況?」

??「二重能力者は普通じゃない。バンバン使っていい能力なのか。使っていいとしてレベルが
向上するのか、他の妹達は?超電磁砲は?そもそも原因は?とかぜよ」

10401「なるほど。なら、お姉様から情報を取るのがよさそうだな」

??「こっちも情報を集めてみる。超電磁砲の方はまかせるぜよ」

10401「了解だ。この能力を面白おかしく使うには……やはりお前の力が必要だ、土御門」

土御門「俺らは【ツッシー商会】。助け合っていこうぜよ……シオイ」ニヤッ


―――――――
―――――
―――

常盤台 美琴の部屋


10401(お姉様にはゲコ太トラップを仕掛けてきたし、家捜しするぐらいの時間はあるはず)

10401(さっき言ってた【知恵の輪】を探してみるか)



ヤッパリ1マンチカクノウリョクノジョウトガオキテル

アーコンカイモヘンナコトニナッタナァ

ヒロイヌシガマトモダッタラナー



10401(机の方から声が……いや中か?)


ガラッ


知恵「お?御坂様お帰りッス」


10401(ふむ。喋る知恵の輪か。おそらく当たりだろうな)

知恵「どうしたんスか?能力の調子が悪いとかッスか?」

10401「そんなことはない、いい能力だ。とりあえず外出する、お前も来い」ガシッ

知恵「了解ッス」


―――

美琴(いや~まさかゲコ太グッズが限定配布されてたとは……思わず並んでしまった)ホクホク

美琴「これぐらいの時間なら大丈夫よね、うん。」

美琴「おーい知恵の輪ー」ガラッ

美琴「え?……ない!ない!確かにここに入れといたはず!」ガサガサ

美琴「ち、知恵の輪!隠れてないで返事しなさい!!」


シーン


美琴「ま、まさか、消えちゃったとか無いわよね……」

美琴「ううぅ、ゲコ太にうつつをぬかしてる場合じゃなかったのに!」



美琴「……窓が開いてる」

美琴「もしかして空き巣?なんでこんなピンポイントな……」ハッ

美琴「一方通行だわ……アイツ私の番号を調べられるぐらいなら部屋だって……」

美琴「どこからか知恵の輪のことも合わせて情報を手に入れたんだわ」


美琴「目的はあの子達のためなんでしょうけど……」

美琴「あーもう!!アタシ後手後手に回りすぎ!!」ダンダン

美琴「……どいつもこいつもバカにしてくれるわ……」

美琴「……ふふふ……ふふっ……やってやろうじゃない……」

美琴「そうよ……そもそもこの能力はアタシだけのもの……」

美琴「そうすれば妹達の問題も解決する……」

美琴「当麻の写真もアタシだけのもの……」

美琴「当麻の寝顔もアタシだけのもの……」

美琴「……」


美琴「クケケケココカケケケケキキケケケケーーーーーー!!!」

今日はここまでです。また次回

おつ
続き待ってる

―――――――
―――――
―――

4日目 とある高校体育館裏


青ピ「ウホホホ~、さすがはツッシー商会やでぇ!こんな写真そうそう撮られへんやろ~」グヘヘ

土御門「うちにはスーパーなエージェントがいるからにゃー」

青ピ「はな、これとこれと、あ~あとこれもや!」

土御門「毎度~」

上条「この犯罪者どもめ」

青ピ「なんや~上やん、発言とは裏腹にもの欲しそな顔してるで~」ニヤニヤ

土御門「青ピよ、万年金欠な上やんに酷なこといっちゃあかんぜよ」

上条「好きで金欠になってるんじゃありませんのことよ」


上条「だいたいなんだよ【ツッシー商会】って。【ツッチー】じゃないのかよ?」

土御門「今言っただろ?スーパーなエージェントがいるって」

上条「あん?誰のことだよ」

土御門「企業秘密にゃ~」

土御門(相棒の10401号、通称シオイのことだが、妹達とつるんでるのがバレると上やんうるさそうだしにゃ~)


土御門(しかし、自分の名前も商会の名に組み込めだなんて、主張ができるようになったと見るべきだが
身バレはあまり気にしてないのかもにゃ~)

上条「今更だけど、あんま犯罪チックなことするなよ?とばっちりくいそうだし」

土御門「今更だにゃ~」

上条「おい」

青ピ「小萌せんせぇ~//」ハァハァ

土御門「今更だにゃ~」

上条「」


―――とある路地裏


一方「はぁ……はぁ……ここまでくれば、撒いただろ……」ゼェゼェ

一方「クソガキ共がァ、このケツの借りは必ず返してy」


打ち止め『み~つぅけたっ!ってミサカはミサカはあなたのお尻をズキューン!』カンチョー

一方「ッア"ー」



一方「」ピクピク

番外『先越されちゃったかぁ~。あー次こそはミサカが勝つ!』ギャハッ

打ち止め『お姉さんに勝てるかしら?』フンス

番外『チッ……こいつ早く起きて逃げないかしら。次が始められないんだけど』

一方「」

打ち止め『復活まで時間かかるようになったからいったん帰ろっか』


―――MNW


【お姉様に消し炭にされかけた】

1:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039

 何もしてないのに

2:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka18447

 実はおれも

3:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

 お姉様とハードSMプレイ ハァハァ

4:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039

 今回は突っ込む気が失せるほどのマジな感じだった。

5:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

 調子コイて透明化して上条の唇奪ったのがやばかったか

6:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039

 おめーのせいかよ!


―――――
―――

168:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

 今北産業

169:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

 お姉様鬼怒
 10039・15403・18447・19872号レア 12779号ミディアム
 対策会議中

170:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

 助かる。運営の意見は?

171:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10266

 セロリと浣腸鬼ごっこやってるみたいで反応なし

172:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

 ミサカも浣腸されたい、わりと本気で

173:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13477

 いちいち話のコシおるんじゃねーよks


174:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

 そーいえば10401号、なんか商売してるってまじ?媚薬とか買いたいんだけど

175:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

 だから話のコシを折るn……なんだと?

176:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16478

 まさかの戦犯発見か?

177:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

 変な疑いをかけるな。確かに商売の手伝いはしてるがやましいことは何も無い

178:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

 疑いを晴らす意味でも説明求む

179:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

 自分1人でやっているわけではないから、勝手には話せない

180:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000

 え~、いい商品なら客になるよ~

181:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

 確かにお前なら上客になr……なんでもない

182:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16924

 釣れたな。20000号が上客とか原因くさいすぎ

183:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10401

 ……上条の恥ずかしい写真で手を打たないか?


184:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039

 これはダブルでアウト~!

185:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12779

 これはタチコマにケレン味たっぷりにされて少佐にナイフで脅されるレベル

186:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13109

 >>185長い上に意味がわからん

187:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032

 スネーク先生ぇ~とりあえずコイツ確保お願いしま~す


―――――――
―――――
―――

とあるビル屋上


美琴「」pi


prrrrrrrrr


一方『オリジナルか……用件を「あなたは私の敵?」

美琴「それとも奴隷?どっち?」

一方『奴隷じゃあねェが、妹達を何とかするということなら手ェ貸す』

美琴「そ、じゃあ妹達の誰でもいいから捕まえたら引き渡してちょうだい」

一方『あいつらは感知できねェって言わなかったか?』

美琴「できるできないじゃないの……ヤレヨ」

一方『あァ?てめェ何言っ pi

美琴「もうすぐだよ当麻。アタシ達の邪魔者は……イナクナルカラ」ウフフ


一方「ちっ、切りやがった。なんなんですかねェあの発言。病んでンのか?」

一方(だが、普通じゃねェのはわかった。こりゃあガキ共をどうにかしねェとまじィかもな)

一方「家に戻って背中にメッセージでも貼ってみるか」



【オリジナルがやべェ。とりあえず会議だ】ペタ



一方「さて……ケツはとりあえずクッションで守っとくか」


打ち止め「ハローって、ミサカはミサカは久しぶりの挨拶をしてみる!」

番外「お姉様が何だって?」

一方「よォ~クソガキ共……会議の前にまずはオシオキからだァ」ユラ

打ち止め「え~!だまし討ちとは卑怯なり!」

番外「第1位のくせにセコイっての!」

一方「うっせェ!こっちはてめえらのせいでボラギノール標準装備になったってンだよ!」ガー


―――――
―――


打ち止め「痛い……ミサカはミサカはお猿さんより赤くなったオシリを撫でてみたり」サスサス

番外「ミサカのが強めにお仕置きされた」タンコブ

一方「それだけですンでありがたく思え」

打ち止め「それで?お姉様が何だって?」

一方「あァ。能力使って悪さしてる妹達を根こそぎ罰するつもりみたいだ」

番外「罰するって。お姉様だったら説教くらいでしょ?」ギャハハ

一方「違ェな。ありゃ殺す勢いだった」

打ち止め「お姉様に限ってそんなことするわけないよ」

一方「どうかな?相当キてたみたいだしなァ。説教ごときで妹達を【差し出せ】っていうのか?」

打ち止め「」アワワ

番外「激オコ?」


一方「そこでだ。オリジナルの怒りを静めるには適任がいる」

打ち止め「ヒーローだね!」

一方「あァ。三下に頼るのは癪だが、正直そのぐらい切羽詰ってると考えるべきだな」

打ち止め「頼むってどうするの?」

一方「任せておけェ。策はもう練ってある」ニヤ


―――――――
―――――
―――

とある路地裏


??「アンタネ?当麻写真ヲ売リサバイテルッテノハ」

土御門「誰だ!」

??「アイツノ写真ハアタシダケノ物ナノ。分カッテクレルカシラ?」

土御門「わ、わかった……今後一切上やんの写真は扱わない。今持ってるのも処分する。それでいいか?」タラリ

??「ダメネ。アンタノ罪ハモウキエナイノヨ……サヨウナラ」


ビリビリドッカーン

―――物陰

10401(つ、土御門……ああ~どうすれば、どうすれば)プルプル

10401(た、助けを……あの人に助けを求めれば!)ハッ


―――――――
―――――
―――

上条寮宅


上条「ハックショイバーロー」ズズ

上条「不幸レーダーがビンビン感じるんだが……気のせいでありますように」ナムナム


ピンポーン


上条「やな予感しかない」ハァ


ドカーン


上条「ぐわっ!」

一方「なンだ。いるじゃねェか。さっさと出やがれ三下が」フン

上条「人ん家のドア壊しといて第一声がそれ!?さすがの上条さんも怒りますよ?」

一方「黙れ。今ペシャンコになンのと、あとで消し炭になンの、どっちか選べ」

上条「どっちも選びたくない場合は?」

一方「……」ニタァ

上条「あーわかったよ、わかりましたよ。不幸な道を突き進めばいいんだろ」

一方「よくわかってンじゃねェか。とりあえず説明する。聞き入れて実行しろ」

上条「どんだけ上からなんだよ、このセロリは」


一方「誰がセロリが!ぶっ殺すぞ三下ァ!!」

上条「上等だぁ!ドアの恨み体に刻んでやらぁ!!」



10401「2人とも落ち着け」

一方「あァン?」

上条「御坂妹か?」

10401「お姉様の妹であることは間違いないが、自分は10401号だ。君が言っているのは10032号のことだろう」

上条「あ、あぁ。そうか。とりあえず初めましてになるのか?」

10401「ああ。顔合わせは初めてだな。一方的に見たことはあるんだがな」

上条「そうなのか?まぁ見ておもしろいもんじゃないけど、10401号に見られてたってのは悪くないな」ニコッ

10401「なっ//(なるほど、これが上条当麻か//情報よりクるな……)」モジモジ

一方「うっぜェ。自己紹介は時間の無駄だ。今は一時の猶予も無ェし、そいつも同じ件だろォしさっさと話すンぞ」


―――――
―――


上条「つまり、透明化の能力でイタズラしてた妹達が度が過ぎて御坂が怒り狂っていると」

10401「ああ」

上条「そんで、その怒りを静めるようにと上条さんが説得しなさいと……そういうことでせうか?」

一方「そうだ」

上条「断る!」

一方「妹達を死んでも守るンじゃなかったンですかァ?」

上条「それとこれとは別問題だろ!俺全然関係ないし」


上条「大体いくら怒ってるって言っても、御坂がそこまでヒドイ事するわけないだろ」

10401「上条当麻。それは甘い。私は目の前で1人消し炭にされているのを見ている」

上条「そんなことを言われてもですねー……」


prrrr


上条「っと、すまん。土御門?」pi

10401「」ビクッ

上条「おう、土御門。どうした?」

土御門『上やん……無事か……』ゼェゼェ

上条「どうした!?」

土御門『……超電磁砲が……そっちに……気を……付け……』

上条「おい!土御門!しかっしろ!おい!」

10401「」ガクガク

上条「いったい何が……」pi


一方「なんつってた?」

上条「御坂がこっち向かってるから気をつけろ的なことだと思う」

一方「ちっ、まずは妹達が的だと思ったが……(待てよ、コイツをぶつけるチャンスじゃねェか)」

上条「とりあえず、土御門を探してくる。かすれ声だったし」

一方「待て。土御門の方は10401号にいかせる。俺らはオリジナルの相手をする」

上条「相手って……」

一方「そンくれェひっ迫してるってこった。もうてめェにしか収拾がつけられねェ。腹ァ決めろ」

一方「10401号、この件で他に何か知らねェか?」


上条「まだ何かあるのか?」

一方「考えてもみろ。二重能力者は普通じゃありえねぇ。しかもその保持者が
レベル5で学園都市第3位の超電磁砲。さらに同じDNAを持った妹達およそ1万人が
同時に二重能力者になったンだ。おまけにこの件、研究機関が噛んでるわけじゃねェ」

上条「そうなのか?じゃあどうやって二重能力者になれたんだ?上条さんに分けて欲しい……」

一方「諦めろ」

上条「ひでぇな!」

一方「三下が指摘した、なぜ二重能力者になれたのか。根本を解決するにはそれを
特定する必要性がある。10401号、MNWでのことを打ち止めから聞いた。てめェ何か知ってるよな?」


10401「もう隠し通せないな。今回の件の原因はこれだ……」チャラ

上条「知恵の輪?」

10401「ただの知恵の輪じゃない。これを解くと新しい能力が付与される代物だ」

一方「眉唾もンだな」

10401「しかもこいつは喋れる。【御坂美琴】にしか聞こえないがな」

上条「マジで!?そんなものがあr」ヒョイッ



パキャーン



知恵「」

ちょつwww


一方「!!」ビクッ

上条「わざとじゃない!わざとじゃないんだ!!」

10401「あー」

上条「ち、違うんだーーー!!」

一方「よけろ!三下!」ゲシ

上条「オゴッ!」フットビ



スカッ



美琴「」ドテッ


上条「いてて……え?美坂?」

10401「お姉様!?」

美琴「何デ一方通行ガ、タイショデキタノカシラ。セッカク抱キツコウトシタノニ」

一方「知恵の輪が壊れて透明化が解除されたってことだァ……オラァ!!」パチン キュイーン

上条「やめろー!」パキャーン

一方「三下ァ!邪魔すんじゃねー!!」

美琴「ヤッパリ当麻はアタシノモノナノネ」キャッ

上条「事情がどうあれ、目の前で誰も傷つけさせねぇ!」


一方「こンな死んだ魚の目ェしてるヤツは、さっさと気絶させとくに限ンだよ!」グォォォ

美琴「今ノアンタに、アタシが倒セルトデモオモッテンノ?」バチバチ

10401「一方通行。お前のバッテリーは自分が守ろう。加勢する!」パチパチ

上条「まてまてまてまて!ここでおっぱじめるつもりじゃねーだろうな!」アセアセ


一方「あン時の借り、返させてもらおうかァァァァァ」バヒューン

上条「ぎゃー!上条さんの家のテレビがお空の星にー!」

美琴「アタシト当麻ノ邪魔ヲスルナーー!!!」ビガーン

上条「んがーーーーー!!冷蔵庫が!電子レンジがぁああああああああ」

10401「お姉様の程の電撃ではないが、自分も!!」ピシャーン

上条「ひぃぃやぁぁぁぁ、洗濯機まで煙吹いてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」


ギュイーン


ガガガガガ


バリバリバリバリ


ドドドドド


ピシャドーン


ガガガガガガ



上条「は……はは……上条さんの……部屋が……上条さんの……お金が……」

上条「お前等ぁ、お前らが家の平穏と、財産を傷つけないと仲直りできないというのなら……」




上条「その幻想ぶち殺す!!(私怨)」


―――――――
―――――
―――


その後、上条当麻による男女平等パンチにより3者とも沈黙。

一方通行 : 頬骨骨折。

御坂美琴 : 肋骨骨折。

10401号  : 逃げようとしたところをやられ後頭部打撲、妹達初のソゲブ経験者となる。

上条当麻 : 右拳の裂傷。および家財の7割を損失。

       イギリスから帰国したインなんとかさんからさらに頭部裂傷を負わされる。


こうして、二重能力者事件は、局所的損害を出しながらも終焉を迎えたのだった。




知恵の輪「いや~過ぎた力はこうも災いを招いちゃうんスねぇ」

知恵の輪「せっかくいいことをしても受け取り側がこうじゃねぇwww」

知恵の輪「次は、どこの世界にいこうスかねー」


fin

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