世界の終わり (106)

俺の名は黒沼光、平凡な高校2年生だ
このまま平凡な日常が続きそれなりに生きて行くつもりだ


だがそんな日常も一匹の化け物が簡単にぶち壊しやがった

「誰だね君わ」と教師が怒鳴り声を上げる

何事かと教師を見る教師はそんなに迫力の無い顔で廊下を睨んで居た


「キヒヒヒ」廊下から不気味な笑い声がこだましそこにはピエロが居た
「なんだテメエコラ!」と金髪のクラスメイトがピエロに向かって歩き出す

すると突然金髪のクラスメイトが消え
アイツが居た筈の場所に赤い液体が散らばって居た

「うわわわ」叫び声を上げ教室の端まで逃げ回るクラスメイト達

「光ー怖いよー」と幼なじみの朝日麻子が俺にしがみつく
彼女のその細身の割には大きめの乳房が俺の二の腕を刺激する

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ピエロの手にはクラッカー
そのクラッカーからは煙が充満して居る
恐らくピエロはクラッカーでアイツを殺した
心臓が口から飛び出しそうな程高鳴る
俺はもう恐怖に気が狂いそうだ

だが好きな女見てる手前だそこは冷静に行きたい

「キヒヒヒ」

ピエロが笑い出しまた教室に赤い水溜まりが増える

ふと気が付くと俺の隣にも水溜まりが


「ウワァァァァァ!」

気が付くと俺は窓から飛び降りて居た

そう俺は逃げてしまったのだ

~その頃別のクラス~

僕の名前は柳生芳
チビで不細工だけで侮るな
僕はピストルマニアだこう言う機会を待って居た僕が活躍出来るチャンスを

「キヒヒヒヒ」

「キャー!」

もうクラスの半数以上が死んだ僕は逃げながらチャンスを待って居る

そうピエロの視界から僕が消えるチャンスを

ピエロの攻撃を交わすの安易だ
笑い声から発砲まで平凡して約3秒クラッカーの向きを見れば簡単に交わせる


「キヒヒヒヒ」ピエロが僕と反対側の人を狙って居る

「今だ!」


「キヒ?」

ピエロがビックリして僕を見つめた

やったぞエアーガンは見事命中クラッカーの破壊に成功した

~その頃黒沼光~

「ハアハア」上手い事木の上に着地命は怪我は無い

糞ピエロめ良くも麻子を殺しやがったなぶっ殺してやる

「キヒヒヒヒ」


校舎の外からピエロの笑い声が聞こえる

外も安全じゃ無いのか?

~その頃3年の校舎~

「みんな早く逃げて!」
私の名前は向井かおり
女子剣道部主将だ今大会では惜しくも優勝を逃したが私の剣術の腕が有れば確実にみんなを守れる


「キヒヒヒヒ」

「籠手!……さあコレで武器を無くしたな化け物……観念しろ」


「キヒ?」

ピエロはだった驚いた顔で私を見つめるばかりで動かなくなった

「なんなんだ?」

~その頃黒沼光~

「やあ君は2年生の………黒沼君だったかな?」


突然背後から俺に声をかけたのは学年主任の斎藤だった

「………」俺は声が出なかった斎藤の右手には包丁が左手にはピエロの生首
「私は今から生き残りった生徒達と一緒にバスでどこか安全な場所を探しに行くんだが…君も来ないか」


「はい」助かった斎藤に出会って良かった俺はなんてついて居るんだ


「右側にバスが有るだろう…………校庭のピエロはもう全て私が駆除したから安心だと思うが…もしピエロが来たら私を置いて逃げなさい………私は校舎に生き残りを探しに行くよ」


斎藤は嬉しそうにヘラヘラしながら校舎に向かって行った

~その頃校舎~

「キヒヒヒ」


「糞!糞!糞!糞!なん匹居るんだピエロ」


「柳生くん助けて!」

「キヒヒヒヒ」

私の名前は田中栗子、この学校の美少女コンテストナンバーワンの美少女よ
さあ助けてなさいキモオタ美少女が襲われてるのよ


「キヒ?」

しかし私を助けたのは別の人だった

「大丈夫か君?」

「かおり先輩!」

期待

>>8
ありがとうございます

~その頃バス~


今この空間は俺が支配して居る

俺の名は鮫島薫1年だ
俺は入学初日から齋藤を殴り飛ばし停学を食らった
そして停学開けの今日ピエロの格好をした変な奴に殺されかけた
馬鹿な齋藤だ俺を助けたばかりにな
このバスには坊主頭のまあ野球部だろうな坊主3人
ロン毛の暗そうな奴
そして女子2人クククク
このバスで俺に喧嘩で勝てる奴はいねーどうせみんなピエロに殺されて死ぬ
死ぬ前に犯してやる
「え?」

全員が一斉に俺を睨みやがった
まあそれもそうだろう何故なら俺が女子を殴ったんだからな

女子の綺麗な口が不細工に腫れ上がり綺麗な血が流れる


「何するんだお前!」

野球部の怒鳴り声がバスに響く

「うるせー」

「キャー」

クラッカーの発砲音と女子の悲鳴が俺の鼓膜を攻撃する

「それは!」


暗そうなロン毛が俺に叫ぶ

「そうさ‥…クククククク……あのへんてこなピエロが使ってた武器さ」

さあ俺に腕力で勝てるとしたら野球部だろうがこの武器さえ有ればクククククク


~その頃黒沼光~

信じられない光景を目撃した不良がピエロの武器を使い野球部の奴を殺した

なんなんだアイツは?
大丈夫だあの不良は俺に気づいて居ない
体格に大差は無い背後から殴れば勝てる
武器を奪ってしまえばこっちのもんだ
どうした?
なんで身体が動かないビビってる場合じゃねえだろ俺!

ピエロから逃げて不良とも戦え無いのか

誰か誰か弱い俺の変わりに



助けろ

~その頃校舎~

柳瀬秀女子生徒のほぼ全員から影口を叩かれるキモオタ

もう存在がキモいだけどそんなキモオタが私を守る何故なら私が美少女だから

普通でしょ?

向井かおり柳瀬秀とは対局的な存在だけど強さでは同じレベルかもね♪

ああ私はなんて幸運なのかしらこんな強い2人に守られて

もしかしたら神様が私を愛してるのかも♪

「キヒヒ」

「田中さん!危ないボーとしないで」


キモオタの言葉で現実に戻された気がつけば私達の周りには
キモオタとかおり先輩に敗北しただ呆然とするピエロ達が居た

「ふう………ひと段落と言った所だな…おっと……自己紹介がまだだったな……私は向井かおり…3年だ」


「ボ……僕は桐生茂……いち1年です」


私より先に自己紹介するなキモオタ

「私は田中栗子♪……先月のう……文化祭でえ……美少女コンテスト優勝しちゃいました♪」


~その頃バス~

さあ叫べ喚いけこの鮫島様に勝てる奴は居ねー

「ヒャハハハハハハハ」

薄気味悪い笑い声がしたかと思えば俺の笑い声だったこの武器がこの鮫島様をキチガイに勝てたのかも知れない
俺様が元々こんな人間だったのかも知れない
「オイ!……脱げ」

「ハイ」

「ヒャハハハハハハハ……それにしてもブスだなお前……ァ¨……俺のせいか…痛……たんだオメーゴラ!」



「俺は黒沼だ………」

「オメー後ろから殴んな!………ぶっ殺すぞ!」

~ここから黒沼光視点~
不良が俺にクラッカーを向ける………あっ……死んだな俺


しかし死んだのは俺では無く不良だった
ロン毛の暗そうな奴が鋭い目つきで不良を睨みつけて居た
そしてその手にはクラッカー

「あーあー散らかしちゃった、先生に怒られるわ」

俺はピエロや不良とは違う意味でロン毛が怖いと思った
なんでコイツはこんな状況で人が死んでんのに先生とか気にしてる場合か?

~校舎~

私の名は斉藤賢

賢者の賢と書いてケンと呼ぶ37歳の独身、素人童貞だ

教育生活14年私は様々は生徒を更生させた
喧嘩に明け暮れる不良生徒はもちろんの事
希望校に学力が足りない生徒
授業中に居眠りする不健康な生徒

いじめ不登校ひきこもり
様々なタイプの問題児を更生させて来た実績と自信が有る

生徒を守る為ならばピエロ等怖く無い

私は斉藤賢学年主任だ

さて女子生徒2人と男子生徒1人の話声が聞こえる
驚く程生存者が少ない教育で生きてるのは私だけか?

まあ良い死んでしまった他の先生方や生徒達には申し訳ないが今は生き残りの生徒達を保護するのが最優先だ

~バス~


「おやどうしたんだいみんな……ハハ………なる程……この武器が怖いか………だけどねコレが無かったらみ~んな鮫島に支配されてたんだよ………ねえ!………誰かなんか言えよ」


野球部の2人は無表情にロン毛を見つめ

女子2人は怯えきった顔で下を見て居る

ただロン毛の暗そうな奴が1人で一方的に持論を展開し誰もソレに反論しようとしなかった

「へー……そんなにクラッカーが怖い……じゃあこうしよう」


「うわなんだ!」


思わず大声をあげてしまったロン毛が俺めがけクラッカーを投げやがった
思わずソレをキャッチしロン毛の鋭い目つきを恐る恐る見つめる

「この武器は君に上げるよ…………さあコレでもう怖く無いよね」


「?………なんで俺なんだ?…………良く初対面の俺にこんな武器………俺が悪い奴だったらお前殺されてるぞ……」


「君は悪い奴じゃないよ………僕はこのクラッカーが有ったから鮫島に勝てたけど……多分普段の僕だったら黙ってたね………君は勇敢だ自分より強い者に立ち向かう勇気が有る……僕達を守ってくれ」


「は?………待てロン毛意味が分からないし笑え無い………なんでクラスも違う名前も知らんお前にそんな事を」


「僕は倉田秋彦…………気をつけてねこのクラッカーは人間をあのピエロと同じ嫌…もっと悪くする……鮫島も元々不良だったけど女の人を殴るタイプじゃ無かったし………僕もクラッカーが無かったら鮫島を殺そうなんか思わなかった」


「ふざけるな!……なんで俺がそんな恐ろしい物を」

「君なら出来るさ」

と無責任なセリフを倉田に言われ口喧嘩でコイツ勝てん事を悟った俺は野球部に話しかけた

「お前ら名前は?」


野球部の身長が高い方が言った

「俺は新庄2年だ……でコイツが松井1年生

だ」


「………………」


松井が無表情に俺を見つめる
なんなんだ生き残りの連中は怖い奴しか居ないのか?


「アレ?……女の人の名前は良いの?」


ナイス倉田……俺は女子と喋るのが苦手なんだ良く言った


「あのー名前わ?」

勇気を振り絞って女子に喋る

「私は浅田ゆみ……1年」


「私は吉井りさ」


なる程不良に殴られてた方が浅田さんでもう1人が吉井さんが

糞唯一喋れば女子朝井涼子がピエロに殺された

殺してやる糞ピエロ
そうだ俺はピエロが朝井涼子を殺し
不良がバスを支配し
倉田が不良を殺したあのクラッカーを持って居る

そうだ俺は強い俺に勝てる奴は居ない

は?何を考えてるんだ俺はいかんいかん気を落ち着かせろ

なる程な倉田はクラッカーに支配されて強く悪い変わる自分が嫌で
クラッカーを俺に投げたのか

責任重大だ絶対にアノ不良の用にはならんぞ俺は

「ナンなんだコレは!……説明しなさい!」

突然斉藤の怒鳴り声が聞こえた

斉藤が死んだ不良が出した赤い水溜まりを指差し怒鳴り散らして居る

「すいません先生鮫島君が浅田さんを殴ったから殺しました」
とまるで宿題を忘れた奴が先生に誤る時みたいな口の聞き方で倉田が斉藤に謝罪した


「どうやって……この殺し方はまるでピエロ………」


「ハイ……校庭にピエロのクラッカーが落ちてたから」


「とにかくクラッカーを出しなさい」

「ハイ」

と倉田が素直に斉藤にクラッカーを渡す

?おかしいぞ倉田のクラッカーは俺が持ってる
なんだ倉田は二つもクラッカーを持ってたのか?

~主な登場人物~


黒沼光
1年A組
身長178センチ
体重67キロ
素行に問題無し
得意科目無し
苦手科目無し
学業スポーツにおいて平均的な生徒
平均的な故に他者との衝突経験が無くそれ故に他者を見下す傾向が有る

柳瀬秀
1年B組
身長148センチ
体重72キロ
得意科目数学
苦手科目体育
一見すると目立た無い大人しい生徒だが学校にエアーガンを所持する問題児
女生徒との交流は皆無だが
仲の良い男子生徒に対しては明るく超舌で有る

向井かおり
身長183センチ

体重55キロ
剣道部で優秀な成績を収めるスポーツマンだが学力に問題が有る
得意科目体育
苦手科目数学
素行に問題無し

田中栗子
身長153センチ
体育38キロ
一見すると気弱な美少女だが自己中心的で他者を見下す傾向が有るもう黒沼光のまだマシな性格をして居ると言える
得意科目家庭科
苦手科目家庭科以外 倉田秋彦
1年C組
身長180センチ
体育60キロ

目立った問題行動は無いが頭髪の長さが校則違反で有るが存在感の薄さ故に余り怒られる事は無い
何を考えてるか分からない生徒で有り不良生徒より問題が有ると言える

得意科目国語、倫理
苦手科目体育
新庄貝
2年B組
身長175センチ
体育65キロ

野球部4番

その脚力は陸上部の生徒ですら太刀打ち不可能なレベルで有る
喫煙飲酒等の問題行動有り
得意科目体育
苦手科目倫理


松井伊知郎

1年C組
身長162センチ

体重72キロ

その筋肉質な肉体から繰り出される130キロの豪速球を受けれる生徒は本校の野球部嫌…全国の野球部に1人も存在しない 倉田秋彦よりはマシだが口数が少なく何を考えてるか分からない


斉藤賢

斉藤賢
37歳
1年生担当学年主任
素人童貞
異性との交際歴無し
空手黒帯で有り中国憲法の達人でも有る
小学生~大学生までの間にありとあらゆる武道を極め卒業後すぐに教員になるありとあらゆるジャンルの問題児を更生さえたが本人は異常者で有る

浅井ゆみ
1年D組
得意科目体育
苦手科目社会
女子スケート部のエース 素行に問題無し
吉井りさ
1年D組
本来は2年生だが学力に問題が有るため留年
留年後は真面目な姿勢で授業に取り組み一見すると学力以外では問題の無い真面目な生徒に見えるが影で飲酒喫煙等の問題行動を起こす

以上が本校の生存者のプロフィールで有る

>>17
~書き忘れ~
斉藤賢
身長158
体重59キロ

浅井ゆみ
身長158センチ
体重59キロ

吉井りさ
身長172センチ

体重60キロ

~主な登場人物の紹介終了コレより第1話斉藤無双が始まります~


どうつもコイツも狂ってやがる
女子を殴る不良に不良を殺す倉田

恐らくピエロの返り血だろう血まみれでヘラヘラしてる斉藤
無表情で前だけを見てる松井


まともなのは浅井さんと吉井さん
向井先輩と桐生はまともか?
俺もピエロに朝井涼子を殺された時からまともでは無い
俺か斉藤の気が狂ってしまえば恐らく全員死ぬだろう

斉藤が運転するバスの中から見る外の景色は地獄絵図だった
辺り一面に赤い水溜
誰かにやられたのだろうバスに惹かれ血まみれで泣き叫ぶピエロ
ピエロも人間の用に苦しむのだ

もしバスの外に出たら俺達は死ぬ
「先生、私達どこに行くんですか?」

突然声を出したのは吉井さんだった
前を見ながら斉藤が答える
「警察署だ………警察署に行けば銃が有る筈だ」

「バイオハザード見たいになって来た!」
「ウルサい!」
突然大声を上げた桐生の頭を田中さんが叩きる

果たして俺達はどうなるのか?
バスは俺達の絶望と希望を乗せ走り続ける

「キヒヒヒヒヒ………キヒヒヒヒヒ……………キヒヒヒヒヒ……キヒヒヒヒヒ……キヒヒヒヒヒ」

「ピエロか!」
誰かが叫んだ
ピエロの大軍が現れバスの進行を妨げる
「先生どうした!さっさとひき殺せ」

松井が最初に喋った言葉がコレだった
斉藤に掴みかかろうとする松井を新庄が止める
「辞めろ!」

「無理だ…タイヤがパンクした」
斉藤の言葉に全員が絶望した
「どうするんだよ先生!………みんな死ぬのか!?」
取り乱しす松井を見つめながら桐生が立ち上がる
「僕が行くよ……」

格好良いと思ったね俺も桐生になりたいと思った
だが桐生を斉藤が制止する
「嫌…………私が行こう」

良かったピエロには悪いが正直斉藤が負ける所なんて想像出来ない

~ここから斉藤視線~

「ヒヒヒ………ヒヒヒ…ヒヒヒ…」

何故?クラッカーの音が聞こえ無かった
ピエロの大軍の笑い声にかき消されたか?
そうな事はどうでも良い逃げれ無いならば駆除してやる
なあに多少人数は多めだが問題は無い
「お前達を駆除する事など………問題児の指導に比べれば対した事は無い」

どうだ言い終わる前に半分以上のピエロを駆除出来たぞ

「イヒヒヒヒヒヒ」

「先生上!」

私が最後に聞いた言葉は桐生くんの叫び声だった

~ここから黒沼光視点~
斉藤が負けただと?
生き残ったピエロ達に囲まれビルの上には巨大なピエロがしかもそのピエロのクラッカーは無音だ

しかし笑い声が有るから油断しなければ避けれただろうが糞!
斉藤が殺されたどうすれば

「逃げなきゃ!死にたく無い死にたく無い死にたく無い」

松井の叫び声が狂いそうな俺の心を正常に戻してくれた
ふと松井を見る
「何してるんだお前!」
俺が言おうとした言葉を新庄が先に言ってくれた

だが松井は新庄に裏拳をかまし運転席まで走り出した

「運転出来るのかな~松井くん」

倉田がバカにした表情に松井に話しかけるが
松井はそれを無視しハズを走らせた


しかしタイヤがパンクしボロボロのバスを高校生がまともに運転出来る筈も無く
バスは横転した

~第1話完~

次回第2話別れ道

「痛てて…………オイ誰か生きてるかオイ!」

旨いこと座席に挟まり俺は無傷だ

「松井くん………君のせいだ……君のせいで僕たちは死ぬんだよ」

血まみれで倒れて居る松井に倉田がクラッカーを向ける

何個クラッカー持ってんだアイツ?

女子三人が怯えて端っこに集まって居る
吉井さんと浅井さんは見たところ無傷だが田中さんの脚から血が流れて居る


「や辞めろ!」

桐生が倉田にエアーガンを向けるしかしその手は震えて居る

「おやおや……桐生くん………君が松井くんを庇うのかい……フフフ……だが君に人間が撃てるかな?………嫌……仮に撃てたとしようそのエアーガンじゃ人は殺せ無い」

倉田の挑発に桐生が苛立ちの表情を浮かべる

「ぼ…僕のエアーガンは特注だ…当たりどころが悪ければ死ぬ」


「辞めろ倉田………この怪我では松井はもう…………」


向井先輩が倉田に叫ぶ

「オレ……は…………どうなって………る?…………」


松井が口から血を吹き出しながら苦しそうに喋る

「松井!………無理に喋るな!」

新庄が鼻血を出しながら叫ぶ

そうか新庄の奴さっきの裏拳で鼻を

しかし煙いな

「バスから煙りが出てるぞ!!……逃げろ!」

向井先輩の言葉に反応に俺達は一斉に飛び出した

~ここから松井視点~

「しん…じょう…せん…ぱ……い…逃げ………て」


「バカ野郎!野球部の仲間を置いて行けるか!!」

ああ俺はなんてバカな事を取り返しがつかない
俺は死ぬんだ

「松井?………オイ起きろ松井!」

最後に尊敬する新庄先輩に心配されて嬉しかった

なんだか眠いや



~ここから黒沼光視点~

バスが爆発した野球部の奴らはもう

生きてるのは向井先輩、桐生、倉田、田中さん、吉井さん、浅井さんか

桐生の野郎ちゃっかり田中さんをおんぶしてやがる羨ましい俺と変われよ

俺は死ぬのが自分で無くて良かったと言う安堵感と
そんな事を思ってしまう自分えの怒りで何かを殴りたい気分だ

「桐生くん…………君はその足手まといな女を背負って生きるのかい?」

倉田の心無い言葉に桐生が感情を露わにする
「田中さんは足手まといじゃない!………」

「勿体ないよ桐生くん…………その怪我人は殺そう」


倉田が田中さんにクラッカーを向ける

「お前!」

桐生がポケットに手を突っこむ

「おっと………………動いたらその怪我人を殺すよ」

「田中さんを殺したらお前を殺す」

俺は倉田にクラッカーを向け出来るだけ冷静に言葉を吐いた
「フフフ………君に人が殺せるかな黒沼くん」

「なんだお前ら仲間割れか?」

突然クラッカーを持った大人が現れた短い髪を茶髪に染めジャージ姿に片手をポケットに居れたその大人はまさしくチンピラだった

倉田は田中さんにクラッカーを
俺は倉田にクラッカーを
そして大人は向井先輩にクラッカーを向けた

「ハハ………とりあえず全員武器を捨てろ……じゃねえとこの女を殺す……ハハ…」


「そんな脅しが通用するとでも?………僕達は今仲間割れで忙しいんだ」

倉田が鋭い目つきでチンピラを睨む

「ハハ……通用するね……良いかお前らここで仲間を1人でも減らすと今後生き残るのに不利じゃねえかい………ここは俺に従った方が得策さ」


「何が目的なの?……チンピラさん」

チンピラって言いやがったコイツ

「悪い事は言わねえ………女を1人俺に分けてくれるだけど良いんだ」


「バカなの?…………結局人数減るよね?」

「いや……一回やらしてくれたらすぐに返すよ」


「ふざけるな!…………」

桐生がチンピラにエアーガンを向ける


「ハハ………そうかじゃあ諦めるよ」
と言い立ち去るチンピラだったが5メートルは離れただけろが突然チンピラが振り返りクラッカーの引き金を引いた


これは何のSS?

>>26
魔法少女オブザ
学園黙示録
バイトハザード
彼岸島
ガンツ

等を多少パクりました

~ここから桐生芳視点~


僕を侮るな大人よ
クラッカーの引き金を引いてから発砲までが3秒
つまりそれより早くクラッカーを撃てば勝てる

~ここから黒沼光視点~


確かにチンピラが俺達に発砲した筈だそれなのに
俺達無傷それどころかチンピラの腕が赤黒く腫れあがり
綺麗な血が太陽の光に反射しキラキラと滴り落ちる

「チクショー覚えてや

チンピラが如何にもチンピラらしい捨て台詞を言い終える前に消えた
そのにはただ赤い水溜まりだけが残って居た

「フフフ…………僕の勝ちだ」

倉田が含み笑いを上げながら勝利宣言をした

「もうあの男には戦う意志は無かった!………何故殺した」

向井先輩が倉田に怒鳴り声を上げる

「先輩………バカ?………あのチンピラは先輩を殺そうとしたんですよ………なんでチンピラを殺した僕は先輩に怒られるんですか」


押し黙る向井先輩をよそ目にみんなが倉田を睨んで居る

「フフン………先輩は甘すぎます………殺意を持った敵を殺さないと自分が殺されますよ」

倉田が見下した表情でヘラヘラしながら先輩に反抗して居る

「どうやら僕は……君達とコレ以上無理な用だ」
と言うと倉田は歩き出した

「待て倉田!………1人では危険だ!」

向井先輩が倉田に叫ぶ

倉田はおもむろに振り返り捨て台詞を吐いた

「君達は甘い………この荒れた世界では生きて行けない」


第2話完

次回第3話童貞桐生芳

~ここから桐生芳視点~

現時点で把握出来る事実を頭の中で並べる
ピエロのクラッカーから出た煙に当たった人間は死ぬ

クラッカーは誰でも使える

巨大なピエロは無音のクラッカーを装備して居る

ピエロが何者なのか?
斎藤先生を殺したあの大きなピエロがボスなのか?

色々な疑問が僕の頭の中でグルグルする
ただ1つだけ幸運が有る

校内1の美少女の田中さん

ちょっと大人な魅力留年女子吉井先輩

剣道女子大人勝りの向井先輩

そして控えめな浅井さん

黒沼くんは体力的なスペックは僕より上だし顔もフツメンだ
容姿体力では僕が負ける

しかし知能的スペック及び戦闘力は僕のが上

これは童貞卒業のチャンス到来


「桐生くん痛いよ………なんとかして」


田中さんが僕の耳元で囁く
そう僕は先程から田中さんをおんぶして居るのだ

手に伝わるお尻の感触はとても言語では表現不可能な柔らかさで

僕は下半身のポークビッツの通常サイズを維持する為にひたすら脳内で因数を分解して居る

「オイ!…………聞いてんか桐生…………」


「え?」

桐生くんの威圧的な態度に思わず情けない声を上げる

チクショー僕より弱い癖して


「今みんなでこれからどこに行こうか相談してたんだ」


吉井さんと初めて口を聞いた気がした


「しょ…………ショピングセンターが良いんじゃ無いかな……田中さんの足の手当てもしたいし………病院も遠い」



「おう………ショピングセンターなら此処から歩いてすぐだな」


なんで平均スペック人間の癖に自信満々に喋るんだ黒沼くん

~ここから桐生芳視点~

書き間違い

桐生くんの威圧的な態度じゃなくて黒沼くんの威圧的な声です

~その頃ショピングセンター~


俺の名は矢内和夫
源氏名は聖夜
ホストですからしくよろ~


只今ショピングセンターにて籠城中そして辺り一面死体の山誰がやった?

「マジカルー☆」

小さい女の子が魔法の杖みたいな奴を振り回す

そして動き出す死体の山


「上等じゃねえか、この聖夜さんを殺して見ろ」


「アーアーアーアー」


ゾンヒ集団が歩き出す

さて逃げよ

~この頃桐生芳~


「どう言う事だ?」

黒沼くんが偉そうな口調で1人言を言った

まあ気持ちも分かる何故なら辺り一面にピエロや人間の死体が転がってるからだ
もしクラッカーで殺したなら死体は残られ筈

つまりこの死体の山を作ったのはピエロ以外の何か

武器を持った人間か?
それとも新手の化け物か?



「マジカルー☆」


今まで存在に気づかなかった小さい女の子が突然現れて玩具の杖を振り回した


すると死体の山が突然動き出す


「アーアーアーアーアー」


良いぞ…良いぞ…良いぞ!僕が活躍するチャンスだ!


僕がエアーガンを動く死体の目に向けて発砲する

「アーアーアーアーアーアーアー」


玉が貫通に死体の頭なら脳が滴り落ちる

何故だ!死体達は脳を失っても動きを止めずノソノソと僕に迫る

「くたばれ!」

黒沼くんがクラッカーを発砲するしかし死体が1つ減っただけが状況は変わらない

死体達が方向転換し黒沼くんに迫る

「みんな…………音を出すな!……奴らは音に反応して居る!」

あっ本当だ死体達が再び方向転換し向井先輩に迫る


~その頃ショピングセンター~

「うおおおお!……死ねボケダラカス!」

業務用ノコギリでゾンヒを殺す俺イケメン♪
色々試したがゾンヒは真っ二つにしても頭を潰しても動く

だけど動きが遅せえ余裕だぜ

「キハ♪………切り刻んでやるよ」

~その頃桐生芳達~

出来るだけニヒルに決めろよ僕

現在美しき向井先輩と共闘中

「面!……面!……メ~ン!」

ちょっと変わってるけど向井先輩は美しく
動く死体の頭から滴り落ちる汚い脳みそが向井先輩の美しさを際だたせる

死体に技を決めるたんびに揺れ動くその長めのスカートに見え隠れする筋肉質な脚

その脚に僕のポークビッツを擦り付けたい

どうか神様僕にチャンスを

カランコロンカラン大きな音にビックリして振り返ると

そこには空き缶が転がって居た

動く死体達が一斉に空き缶に向かう

「なんだピエロより簡単じゃねえか……さあ今の内だ逃げるぞ」

と黒沼くんが小声でみんなに命令した


なる程空き缶使えば逃げれるな

糞、糞、糞!どうして思い付かなかったんだ僕

ここままじゃ黒沼くんがモテてしまう

~その頃ショピングセンター~

僕の名前は新器椎名
警察官だこう言う事態を待って居た

災害時には警察官や自衛隊が権力を持つ
フフフフフこの世の中なら出来るかも知れない僕の童貞卒業を

「アーアーアーアー」


「フフフフフハハハ……可愛いゾンヒは居ないかな~?フハ……フハハハハハ」


ゾンヒの動きは遅い逃げよかと思ったけどあの美人なOLゾンヒだけ殺す


「フハハハハハ」

バーンと拳銃をぶっ放す決して顔は傷つけ無い

美人のお腹にぶっ放す
「フハハフハハ…アハ」


美人のおまたから血がトバドバドバ

「アハハハ」


さあ逃げよ

~その頃桐生芳達は~

ゾンヒ達は僕と向井先輩が全部倒した

「さあ吐けお前達の目的は何だ!」
黒沼くんが小さな女の子に怒鳴りつける
倉田くんと別れてから黒沼くんが悪くなった気がする


やはりどんな集団にも一定数の悪が存在するのだ

「人間わねみーんな死ぬの♪」


少女が笑顔でそう言った

「あのね……私たちね世界をリセットするの」


「なんでだよ!……俺達が人間が何をした!」

「わかんない……ただそう言われたから」


「は?……誰にだ?」

「ん~神様?」

>>38
ありがとうございます

~その頃ショピングセンター~


「来ないで!」

私の名前は写楽みさ
普通の女子高生だ化け物に血まみれにされた教室から武器を求めてたどり着いたショピングセンターで

私はゾンビに追い詰められて居た

「アーアーアーアーアー」

今までの人生の良かった事、悪かった事が私の頭の中を交錯する

あっそうかコレが走馬灯なんだ

友達も親も兄弟も全員死んだもう私の人生に

「アハハハハアハハハハアハハ♪」

助かった警察官がゾンビを倒してくれた

~ここから新器椎名の視点~

jKキター\(^ー^)/
ゾンビから助けたから良いよね

そうだよね
ねえねえねえ

「ありがとうございます」

jKにお礼言われたー\(^ー^)/

良いよ寧ろ僕がお礼言いたいよjKハアハア
「しゃくれ」

うん格好良く言えた
さてズボン脱ごう

「は?」


ん?ああ断るのか命の恩人だよ僕はまあ良い

僕はjKの頭に銃を突きつけて格好良く言った「しゃくれ」

~ここから聖夜(本名、矢内和夫)視点~

しゃくれ…それがこのイカレた警察官の最後の言葉だった
首の無し警官に血まみれの女子高生
血まみれのチェーンソーそして血で赤くなった俺の前髪マジイケメンじゃね?

「………玉はまだ有るな………こっちのポケットは?……オイオイコイツめちゃくちゃ玉持ってるじゃねえか!」

俺は首無し警察官の制服から武器を奪い 自慢のイケメンフェイスで女子高生を見た

「マジカルー」

後ろから聞こえる耳障りな声に反応し後ろを見るとそこにはゾンビの集団と
おもちゃの杖を持った小さな女の子が居た

~その頃桐生秀達は~

「神様だと!」


黒沼くんが叫び声を上げる

「そう………神様が私たちを作ったの♪……人間を殺す為に」


「ちょっと待て!……神なる存在が居るとしてだ……何故こんな回りくどいやり方をする?…………それこそ一瞬でこの世界を終わらせる事も可能だろう?」

向井先輩が鋭いツッコミを入れる

頑張れ

>>43
頑張ります

「う~ん私たちはそれ以上わかんない」


「そうか…………なら死ね」

黒沼くんが小さな女の子に躊躇無くクラッカーを当て

コレで僕達がショピングセンターへと向かう道を阻む者は無くなった


しかしショピングセンターで活躍してモテてやる

向井先輩
吉井さん

浅井さんは僕の物だ
黒沼くんには渡さない

「ねえ桐生くん……早くしてよ」


あっ田中さんの存在忘れてた

うんなんかもうずっとおんぶしてるからこのお尻の感覚に飽きた

「も、もう少しでショピングセンターだよ……待ってて」

見てろよ黒沼くん僕は君より活躍してやる

~その頃ショピングセンター聖夜(矢内和夫)~

「死ね…ボケ………カス………コラ」


畜生撃てば撃つほど集まって来やがる

「撃つの辞めて!」

何故か女子高生に怒られた

「でも……それじゃあ俺ら死ぬぜ」


「良いから!」

「知らねーからな……え?………ゾンビどもが止まった」



「フフフフフフフフ……ゾンビの特性に気付いたようだね……」


「ゾ……ゾンビが喋りやがった!」


「僕はただのゾンビじゃない………最強のゾンビだ」

~ここから倉田秋彦目線~


みんなからはぐれ武器を求めてたどり着いたショピングセンターで僕は背後から何者かに殴られ倒れこんだ身体は思う用に動かず逃げる事すら出来なかった


そこに女の子声で「マジカルー」って聞こえたんだ

そしたら不思議な事に身体が軽くなって僕は自然に立ち上がった
気が付けば周りはゾンビだらけでも何故かゾンビ達は僕に何もしなかった

ゾンビ達は音に反応する音さえ出さなければ何もされない
でもゾンビ達は何故か僕の立てた音には反応しなかった

そこで僕は気付いたんだ僕もゾンビになったんだって

「違うよ………私の失敗だよ……まだ生きてたのに魔法かけちゃった♪」


突然背後から小さな女の子の声が聞こえて僕の身体が自然に反応した


「うわ!マジかよ」

ホストが叫び声を上げる
まあ仕方ない僕のジャンプ力にびっくりしたんだよね

軽く30メートルは飛んだからね僕


ゾンビ達がホストに向かってのそのそ歩く


「糞……死ね…ボケ……カス……コラ!」


「静かに逃げるよ!」
フフフフ……
女子高生に怒られるホスト面白い

「逃がさない」

小さな女の子がホストに向かう


「フフフフ…僕を忘れるな!」


「死ね…ボケ…カス!」


僕のパンチとホストの銃撃が同時に命中し小さな女の子は消えた

~その頃桐生秀達は~

ついにショピングセンターについたコレで田中さんの足の治療が出来る


「む!なんだ!コレは?」

向井先輩が大声を出したかな何かなと思い見てみると

なる程どうした床一面におびただしい血とピエロや人間の死体、良く見るとその身体には穴が開いて居た恐らく銃でやられたのだろう

なる程…このショピングセンターには銃を持った人間が居る可能性が高い

良い人かな?悪い人かな?
仲間になれると良いな
倉田くんみたいな人だったら嫌だな

~その頃この世界のどこか~

「人間の抵抗が予想より強い…………もう身体も残り少ないし……コレ以上負けられ無い」


「無様ダナ貴様」

「あ~神様♪……助けて下さい……人間の抵抗が強くて………どうか肉体の補充を」


「ナラン……俺ハ貴様ニ人間ヲ殺ス役割ト……ソレニ相応シイ力ヲ与エタ……貴様ハ他ノ生命ト違イ……複数ノ肉体ヲ持チコノ世界ノ致場所ニ同時ニ存在出来ル……ソノ力ガ有リナガラ人間ニ勝テンナラ死ネ」


「そんな……神様どうかもう一度チャンスを!」


「モウ一度チャンスダト?………マア良イ……1時間以内ニ失敗作ヲ全テ始末シロ……ソレガ不可能ナラ貴様ト失敗作ヲ殺ス」

~ショピングセンター生存者~

黒沼光
装備 クラッカー

桐生秀
装備 エアーガン

向井ゆかり

装備 竹刀

田中栗子

負傷 足

吉井りさ
特に無し

浅井ゆみ
特に無し

聖夜(矢内和夫)

装備 拳銃

倉田秋彦

装備 クラッカー

属性 ゾンビ

このショピングセンターに居る人間はコレで全部よ

>>50
~書き忘れ~

写楽みさ 特に無し

~その頃倉田秋彦達~


「さあ……失敗作は残り1人……死んで!」


「アーアーアー」


「ねえ!……君バカなの?……こんなゾンビじゃ僕に勝てないよ……」


「………マジカル召喚!」


小さな女の子が叫び声を上げると巨大なピエロが現れた……アレは?

斎藤先生を殺した奴と同じ

~ここから桐生秀視点~

「倉田………倉田なのか?」

偉そうな口調で黒沼くんがそう呟く
ふと黒沼くんの視線の先を見つめるとそこには

巨大なピエロと倉田くんが居た
しかしたった数10分ぶりの再開だと言うのに倉田くんはだいぶ変わった
倉田くんの長い髪の毛は腐った植物の用に変色しボサボサに逆立って居た

サイヤ人か?
倉田くんはサイヤ人になったのか

しかし別に強そうな印象は無い倉田くんの顔色はまるで病人の用に青白く見てるだけでギョっとするぐらい怖い



「キヒヒヒ」

ピエロが倉田くんに向けてクラッカーを放つ

倉田くんが凄い目でピエロを睨んで居る
クラッカーから出た煙が倉田くんを包む
「さあ……失敗作は片付いたわ♪……コレで神様に怒られずにすむ」


と小さな女の子が高々と勝利宣言をした

「へ~その程度なんだ?」


なんだ?なんで倉田くんはクラッカーを食らって生きてるんだ?

嫌……助かったけどなんで?

まさかあの攻撃を避けた?

嫌…まさか…そんな倉田くんにそんな反射神経有ったか?

「じゃあ……僕のターンだね」


そう言うと倉田くんはおもむろに窓ガラスを殴りつけた


腕が窓ガラスに貫通し血がとめどなく流れるがそんなのお構いなしで

倉田くんはニヤニヤと不気味な笑みを浮かべピエロを見つめて居る

「楽しいね~……ヒャハ」

………何が起こったあんまりの見えなかった
倉田くんがピエロに向けて勢いよく拳を振り回わすと

突然ピエロが血の涙を流し暴れ出した


「うわ!」

黒沼くんが怯えた顔で大声をあげそれに反応するかの用に向井先輩が叫ぶ

「崩れるぞ逃げろ!」

「ヒャハハハハハ………僕は強い………人間もピエロもみんなみんな僕に跪けば……ヒャハハハハハハ」

逃げる僕達の背中に聞こえる倉田くんの叫び声はある種の死亡プラグにしか聞こえ無かった

~ここから倉田秋彦視点~

へ~ピエロでも目にガラスの破片が刺さったら痛いんだね

僕は強いピエロもこの小さな女の子も銃を持った人間も怖く無い

みんなに僕の怖さを教えてあげたい
あの斎藤先生を殺したピエロを殺して僕が最強になる

~ここから桐生秀目線~

良かったみんな生きてる

田中さんも浅井さんも吉井さんも

向井先輩も後ついでに黒沼くんも無事だ

「ヒヒヒ」と不気味な笑い声が僕達を恐怖に落としいれる


「へーまだ生きてたんだ」


良かった!倉田くん生きてた

やれピエロを殺せ倉田くん!

まだ60レスいってないのは意外!

>>58
すいません

僕達は逃げなきゃ行けないのにその場に立ち止まりただただ

倉田くんとピエロを見つめて居た

「キヒヒヒ」

余裕しゃくしゃくは笑い声を上げ暴れ回るピエロだけどその攻撃の方向は検討違いで

気が付けばあたり一面ピエロの血で真っ赤に染まった

「どうしたのかな~疲れたの?」


動きが鈍くなり始めたピエロに向かって倉田くんが挑発をする


「………そんな……私のピエロが」

小さな女の子が半泣きで呟くと当時に背後から何者かがその
お腹を突き破り女の子は口からおびただしい量の血を吐き出し倒れ込んだ


「貴様ハノ役割ハ終ワッタ失敗例ハ俺ガ始末スル」

僕が危険を感じ本能的に睨みつけた先には銀髪の長髪の少年が居た

「誰?」倉田くんが少年に問いかける

「誰?………ナント名乗ロウカ……神…悪魔…天使…人間ハ時ト場合ニヨリ我々ニ対シテ呼ビ名ヲ変エタ……我々ハ世界ノ創造者……アルイワ破壊者……貴様達カラ見レバ上位ノ存在ダ」



「そうか…神様ありがとう……僕に力をくれて」


速すぎて見えなかった気が付けばいつの間にか

倉田くんが少年の首筋に噛みついた


なんだ神様とか言う割にはちゃんと首筋から血が出てるじゃないか

「グ……離セ」
え?
少年が倉田くんの腹を殴りつけたたげなのに
倉田くんのお腹が無くなった?

取れた?

うん……もう何が起きても驚か無いでも
なんで倉田くんまだ生きてるの?


「楽しいね~神様……ねえ神様殺して良い?」


そう言う倉田くんの手にはクラッカーが握られて居る

おつかれさま
>>59
わかりづらくて誤解させた
皮肉ではなくて、濃厚なSSだと思ったんだよ

>>61
ありがとうございます

>>61
ありがとうございます

倉田くんがクラッカーの引き金を引くと同時に少年が飛び上がった

「人間ゴトキガ……」

…………え?…………何?………何?

気が付いたら少年はビルの上に居た

なんで……ちょっと飛んだだけなのに

「どうしたのかな~神様……もしかしたらコレが怖いの?」

ビルの上から少年が叫び声を上げる
「調子ニ乗ルナ!……人間ゴトキガ………貴様ハ生キタママゾンビ化シタ………ソレハ此方ノミスダ………ダガ高々ゾンビ如キガ我々ニ逆ラウ等許セン………死ネ」


あっ………危ない!…見てるだけで怖くなる少年が何の前触れも無くビルから飛び降り
倉田くんに飛び込んだ

「マジカル!」

「人間ゴトキガ!………ソレハ我々ノ武器ダゾ!」
どうして……そんなに格好良い事を思い付くんだ黒沼くん

どうやら僕が見て無い間に黒沼くんは小さな女の子の持って居た杖を手に入れたらしい

黒沼くんはまるでヒーロー見たいに勇敢な顔で少年を見つめて居た

「殺ス」

「待ってよ~君の敵は僕だよね?」

黒沼くんに飛びかかる少年の肩を倉田くんが掴む

「ありがとう…黒沼くん……君のお蔭で僕は………最高の気分だ」


「ああ………不本意だが……お前に死なれたら困る……それにお前にはバスで鮫島から助けられた恩が有る……勝て倉田!」


と黒沼くんは言うけどさあ……倉田くん見たいな人を2回もゾンビ化させて大丈夫なの?

もう僕には少年よりも倉田くんの方が怖い

「キャハハハハハ!……ねえ………死んでよ神様」

何度でも言おう速すぎて見えないと

倉田くんがお腹……嫌……お腹が取れて開いた空洞からポタポタと赤い塊を落としながら少年に一方的に暴力を振るって居る

時に殴り時にはクラッカーの引き金を引き………倉田くん君はもう素手の方が強いと思うからクラッカーを捨てなよ
さっきからクラッカーだけ避けられてるじゃないか

「グ………人間ゴトキガ!…」と言い少年がジャンプした

「逃げないよで……神様」

倉田くんが少年の脚に掴みかかり少年の脚に指を食い込ませる
少年は倉田くん事高く高く飛び上がった

ふふ…………待って居たぞ……僕が活躍するチャンス

僕はなんの躊躇いも無く少年の目を狙撃した


~第2話童貞桐生秀完~

~次回第3話絶望~

~この頃世界のどこか~

「銀髪の生態反応が消滅した」


「ククク……何も驚く事は無い……奴は我々の中でも最弱……奴が人間に負けるのもまた自然の摂理……所でアイツは?」

「九龍なら次は僕の番だって言ってどこかに」

「ホウ………果たして九龍は人間相手にどう出るのか?………」

~その頃アメリカ~


僕たちが人間に戦いを挑んでからまだ1日も立って居ない
しかしこの世界の人口はもう約100万人程度

減るスピードが速すぎて話にならない
あの方は僕たちに役割を下さった人間を滅ぼせと
人間がお前達に勝てる可能性を作れと
あの方が何故僕たちを創造し人間と戦わせるのか?

それは僕にはわからただ僕はあの方には従わない僕はこの世界の神になる

と考え方をしてる相手に1つの国を滅ぼしてしまった君たちは軍事兵器に頼り過ぎだ
軍事兵器では僕に傷は作れ無い

僕に傷を付けれる武器はちゃんと山奥に置いたのに誰もソレを拾おうとしなかった

さて次はどこに行こう

~その頃日本~

今わかって居ることを脳内で整理する


クラッカーは自称神にも効く
ゾンビの攻撃はクラッカーより強い

杖を使えば人間をゾンビに出来る
生きた人間をゾンビにすると自称神と同じぐらい強くなる


「桐生………お前やっぱりすげーよ」


「…………え?……まあね」


人が考え方してるのにいきなり話かけんなよ黒沼くん


~その頃日本のどこか~


うーんこの国のは10万人程度か……まあ世界の状況を考えたら結構頑張ってるな
前の国でエネルギーを使い過ぎたあんまり飛ばすとどこかで綻びが出て人間に返り討ちに有うだろう
まあちょうど良いこの国は大人しそうだししばらく人間のふりでもしながら遊ぶとするよ

それに僕が神になる為には何人か人間を選別する必要が有る

さあてここには誰も居ないから都会に行こう

~その頃自衛隊は~
俺の名前は咲腹隼人……航空自衛隊の生き残りだ自衛隊内部での生存者数は確認出来るだけで57人内35人が命に関わる負傷を抱いて居る

「おや咲腹さん……あそこに居るのは人間じゃ有りませんか?」


ああそうだなとりあえず本部に方向しとくか

「こちら捜索隊………高校生らしき生存者発見これより保護に入る」

~ここから黒沼光視点~

俺は今、退屈な日常に嫌気がさして居た数時間前の自分を殴りつけてやりたい気持ちだ

俺達が今置かれてる状況はそれ程過酷で辛い
俺には桐生みたいな射撃の才能も無く倉田みたいな狂気も無い
果たして俺に女性人を守れるのか……嫌……無理だろうな

「生存者発見これより保護に入る!」


助かった自衛隊だ………拳銃を持った屈強な大人が俺たちを保護すると言って居るなんて幸運なんだ

~その頃九龍~

「おうおうおう……兄ちゃん食料持ってか?………」

なんだ?……クラッカーを持った人間が3人突然僕を囲み出した

どうして?

僕が人間じゃ無い事がバレた

「ヘヘヘ……」

「フヒ」

「………なんのつもりだい?」


「嫌……別にだった食料を分けて欲しいだけさ」


「そのクラッカーは何だい?」


「食料を分けて欲しいと思ってな……」


「…嫌だと言ったら?」


「殺す!」

なんだ……ただの暴徒か?………自分より強い敵と戦う事を拒み弱い相手から食料を奪う僕が一番嫌いな人種だ

「嫌だ……食料は無いよ」


「そうか…なら死ね!」

「ヘヘヘ…」

「フヒ」


同時に3方向からクラッカーが僕に向けられる

僕は前の国でエネルギーを使い過ぎたし今は攻撃力では人間に勝てない

だけどクラッカーを防ぐ程度の防御力は有る

「な……なんで死なねえ?」


「………道を譲ってくれないか?……僕は忙しいんだ」

~その頃黒沼光~

……さて自衛隊にどう説明するか……腹から内臓が飛田出しても生きてる倉田を………
「って倉田は?」

「………倉田くんならものすごいスピードで消えたよ」
と桐生が俺の独り言に反応する

ってかさっきから俺と桐生しかしゃべって無い気がする
まあ自衛隊に保護されて余裕が出来たら田中さん、吉井さん、浅井さん、向井先輩ともしゃべれるさ

~その頃九竜~

ここは人間の反応が多いな都会は人数が多いから見つけるのが楽だ
建物に隠れられても建物事破壊すれば良い
田舎は植物の生態反応と人間の生態反応が入り混じって発見が遅れるし
植物を破壊する許可は出てないから手加減が難しい

田舎の人間は後回しまずは都会からだ
……しかし前の国で攻撃力を使い過ぎた立て続けに戦うのは面倒くさい

後からモンスターでも作ろう

~その頃自衛隊基地~
「キヒヒヒ」


「……ピエロ生き残りが1体基地に接近!……夜月中佐は……防衛作戦を開始せよ」

「了解しました!……二階堂大佐…」


私の名は二階堂淳二陸上自衛隊の生き残りの1人で有ります
現在五体満足な人間の中で一番階級が高いのは自分で有りますからこの基地の現責任者は私で有ります

「二階堂大佐!自立思考型固定砲台の使用許可を!」


「許可する!」

夜月中佐がコンピューターにパスワードを打ち込みマイクで自立思考型固定砲台に命令を下す

「こちら本部……敵の接近を確認直ちにに敵を始末せよ」

~自衛隊基地門の前~

「侵入者に継ぐ直ちに武装解除もしくは撤退せよ」


「キヒヒヒ」

「10秒以内に撤退もしくは武装解除を開始しない場合攻撃を」


~基地内部~

「夜月中佐!……ピエロには警告は通用しない直ちに排除させろ!」


「二階堂大佐……お言葉ですが…自立思考型固定砲台は私がプログラムしました……ピエロ如きには絶対負けません……」


「そうか……でもコレが終わったらプログラムを書き換えなさい夜月中佐……」

はあ夜月中佐……上官で有る私に口答えとは……まあ良い


~自衛隊基地前~

「敵の戦闘力測定完了耐久力限界まで約28060回…10秒が経過しました直ちに反撃を開始します」


~自衛隊基地内部~


凄い…ピエロが一瞬で消えた………しかし警告は必要か?

~その頃黒沼光はヘリの中~

窮屈なヘリの中……俺、桐生、田中さん、浅井さん、向井先輩、吉井さん、自衛隊の2人が所狭しと空の旅を堪能と言う気分では無いが地獄とは言い難い

俺の頭に伝わる向井先輩の胸の感触

左の二の腕に伝わる吉井さんの足の感触

そして俺の足に伝わる桐生の腹の感触……人間を殺したいと思ったのは初めてだ

~その頃九龍が自衛隊基地前~


さっきのピエロには反応したけど僕には反応しないんだな
まあ僕の外見は人間と大差無いからな
これは楽に侵入出来そうだ
……しかし巨大な扉だ今の僕に壊せるか?
………何を考えてるんだ僕は攻撃力が回復するまで人間と戦っちゃダメだ……諦めるか?

>>80
ありがとうございます

~ここから黒沼光視点~

「………着陸しろ沖崎一等兵」

「あー…了解しやした……咲腹さん」


助手席の自衛隊員が運転席の自衛隊員に偉そうに命令をし
それに気だるそうな態度で運転席の自衛隊員が答える

「高校生の皆さん……気をつけて下せえ降下しますよ」


~ここから九龍視点~

ん?……なんだあのヘリコプターはここに来る?

この建物の人かな?

~ここから田中栗子の視点~


自衛隊は筋肉バカで汗臭いから無理

キモオタの桐生は不細工だから無理

後……ついでに黒沼も無理………誰か私に相応しい白馬の王子様は居ないの?
っと思ってる時に現れた「イケメン!」
つい声に出ししまったなんだか残念そうな顔で私を見つめるキモオタ
こっちみんな不細工
~ここから黒沼光視点~

久しぶりに田中さんの声を聞いた気がする
それはそうとこのいけ好かないイケメン野郎はどこのドイツだ?

「君達はここの人かい?」

誰に話かけて居るイケメン?
俺か俺が返事すれば良いのか?

等と考えて居たら自衛隊員が無線で何やらつぶやいた

「生存者追加……成人?…20歳前後と見られる」

~その頃世界のどこか~
この世界が何回めか?
それは不明だ
俺は正しいのか?
それは不明だ
俺は3次元シミュレーションを作成し4次元人に世界の統括をさせた

ただまだ答えが出ないどれだけ巨大な敵を与えても3次元シミュレーションは俺が望む答えを導き出さない
この世界も終わらせるか?

嫌…まだだ…もしかしたらこの世界が正しい答えを

>>85
あぼ~ん

>>86ありがとうございます

~その頃自衛隊基地地下研究室~


「指紋認証成功…扉を開城します」


私の名前は夜月香子
ただの自衛隊だ

さてあの子はどうかしら生物兵器T300
「ググググゲケググググゲケググググゲケググググゲケググググゲケググググゲケ…ギャーギャーギャーギャーギャーギャー」


フフフ元気そうで何よりだ

私はこの子を使ってこの世界を守る

死んで行った仲間達の為にも

~ここから九龍視点~


人間の指示に従い建物の中に入るそこに待ち受けて居たのは筋肉質な肉体を持つ人間の雄だった

「生存者の皆様初めまして!……自分は二階堂大佐で有ります!……この基地の最高責任者で有ります!」


うん余り頭の良さそうなタイプでは無いが嫌いなタイプでは無い
僕の作り出すへの選別に残すか?


「あ~のどこの人ですか?」

「ん?……僕に言って居るのかい?」

初対面なのに慣れ慣れしい雌だ…まあ良い

「……僕は遠い所から来た君は?」


~ここから田中栗子視点~

イケメンに話かけちゅた♪

ってかさっきからキモオタがイケメンを睨んでるキモい

~その頃施設内~

「……自衛隊が騒がしいな………」


「ええどうなら新入りが入ったらしくて」

「へ、へ、へ……じゃあまず新入りにここの流儀を叩き込まなきゃな」

~その頃地下研究室~

「ギャーギャー……ギビギビ……ピー!ピー!ピー!」


「フフフ……もう少しもう少しで完成」

~その頃九龍達は~

「生存者皆様今晩は!……もう少しで消灯のお時間ですが!新しい仲間を紹介します……では皆様自己紹介を」


「……俺は陣内……ヤクザだ」


「あっしは佐藤……陣内さんと同じ」

「私は水木ハズキ」


「……俺は磯貝だ……こう見えても20歳だ……敬語使えよ」


「……ぼぼ僕は谷山です……よ宜しく」

~ここから黒沼光視点~

陣内と佐藤……不細工なパンチパーマのオッサンだ出来れば関わり会いになりたくないね

水木さん…なんてスレンダーで綺麗なお姉様だ……そこで何かを期待する俺を誰が咎めようか

谷山…見るからにいじめられ子臭いが害は無さそうだ

磯貝……俺が一番嫌いなタイプだ鮫島と少し雰囲気が似てるな

~自衛隊基地内部生存者~
黒沼光
16歳
黒髪短髪
高校生
桐生秀
16歳
黒髪短髪
高校生
田中栗子
16歳
茶髪ロングヘヤー
高校生
向井ゆかり
18歳
黒髪ロングヘヤー
高校生
吉井りさ
黒髪ショートヘヤー
17歳
高校生
浅井ゆみ
16歳
高校生
黒髪1つ縛り
陣内勇
35歳
パンチパーマ
ヤクザ
佐藤
28歳
パンチパーマ
ヤクザ
水木ハズキ
25歳
金髪ロングヘヤー
風俗嬢
磯貝
20歳
茶髪ロン毛
無職
谷山
22歳
角刈り
フリーター

沖崎キザシ
一等兵
19歳
咲腹来示
少佐
23歳
夜月香子
中佐
25歳
二階堂海斗
大佐
32歳

T300
0歳

九龍
年齢不詳
ウルフカット

>>96
ありがとうございます

~ここから田中栗子視点~

「はい…夜月中佐か?……何……又ピエロか?」

むさ苦しい自衛隊が無線で何かを言って突然走り出す

「生存者の皆様!……新方と仲良くお願いします!」

離れた距離でも聞こえるぐらいうるさく
叫んでむさ苦しい自衛隊が消えた

その瞬間パンチパーマのヤクザが私を見て怒鳴た

「オイ!……そこの女おまんこさせろや……」


「ふざけるな!撃つぞ」

キモオタがエアーガンをヤクザに向けて叫ぶ


「……目障りだ……黙ってくれないか?」

イケメンがヤクザに向かって歩き出したのでキモオタはエアーガンをしまった


「ヘヘヘ」

もう1人のヤクザがイケメンにクラッカーを向けてにやつく

…………何が起きたの?

突然ヤクザ二人が口から血を吐いて苦しみ始めた

~ここから九龍視点~

せっかく回復しかけた攻撃力を全部使ってしまった

……防御力を使えばクラッカーは防げるがここで僕が人間じゃないとバレたらやりずらくなる

まあ仕方ないさ

作者の頭の中でまとまっているとしても、文章としてまとまっていない感じ
あと、いちいち乙レスに反応しなくていいよ
このレスにも反応しなくていいから

~その頃谷山は脱衣場で~


ぼく別に水木さんの事に興味無いけど水木さんの下着に興味有るがただ見て何かしようとかじゃなくて
水木さんの下着が好きながちょっとだけ匂い嗅ぎたい

あ……そろそろ上がる!


~ここから磯貝視点~
ダリーヤクザ殴りて~あーあヤクザさい居なけりゃあ俺様の天下なのになー


「谷山?」


「い磯貝くん!……あんた何しとんがんけそんな場所で?……だいだい僕年上だよ……呼び捨てとかムカつく」


「ぁ?……テメエ殴るぞオラ!」


「……ごめんなさい!……そそんなに怒ると思わんだが…許し磯貝くん」


「………冗談だよ……キモチワルイ」


「はあ?……今あんたなんか言ったけ?」


「気持ち悪いなんて言ったねーよ……谷山さんルックス良いじゃ無いスか」

「はあ?……気持ち悪いて僕に言っとんがんけ」

今俺とお前しかいねーだろ谷山ぁ!
と思うが俺様はもう大人だから言わねーそれより


「谷山さん……またミズナの事覗いてたんスか?」

谷山出会ってから数時間だがコイツは弱え~いじめられオーラが滲み出てやがる
カマで糞なクズ野郎がコイツは俺様は谷山みたいな奴が大好物だ

「ミズナって!……もしかしたら水木さんの下の名前け?……なんであんたそんなに水木さんと親しいの?……ねえ!」


「谷山さん………ミズナとやりたく無いスか?」


「やるって何をけ?」

谷山め…純情ぶりやがって気持ち悪いな死ぬしかねえな

なんでまだ生き残れてるの?コイツ

「…ミズナは風俗嬢なんスよ……金さえ払えば谷山さんみたいな不細工でもやれますよ」


「ぶ不細工って言うな!」

「ぁ?」

「ごめんなさい……ごめんなさい磯貝くん」


「冗談スよ……で谷山さん金有りますか?




「ぼくに言っとんがんけ……ぼくお金とか無いよ」


「だろうな……でも谷山さん朗報です………今は化け物のせいで社会がヤバくて金は意味が無い」


「そんな事あんたに言われんでもわかってるわ!」


「ウルセー………谷山さん~頭使えよ………金が無意味でも物は?……」


「物?」


「ああ……そうだ谷山さん物でミズナを釣ってやるんだ……セックスを谷山さんの欲望をミズナの締まりの良いマンコにぶちまけやれ」


「え~ぼぼくがそんな事して良いんですか!?」


「ああ……だから自衛隊から武器奪って来い」

そして谷山と俺様とミズナが武装して

ヤクザをぶっ殺すここを俺様の天下にする
今世の中は世紀末だ俺様の時代だ

~田中栗子視点~


私は高校では美少女コンテストで一位だった

わかるかしら私は特別な人間なのだから私にはイケメンが相応しい

私は勇気を出してイケメンに話かけた
「あの~お強いんですね」


「僕は強く無いよ……彼らが弱いだけさ」


「オイ……田中さん……コイツは危ない信用するな!」


黒沼君うるさいってかマジ黙れフツメン

~その頃谷山は~


「谷山さん~良いこと思いつきましたよ……腹痛いふりして救護室行きましょう」


「え~そんなんで自衛隊騙せたら最強なんだけど!」


磯貝くんは面白い子だね~そんなやり方で無理だよ

「ウルセー」


「イタ……ア~ちょっとォ……痛いねかなにすんがんけ!」


「いや……本当に痛い方が谷山さんも演技し易いじゃ無いスか……愛情スよ」



「何か有りましたか!?」


「あっ二階堂さん……なんかこの人がお腹痛いらいしス」


「それは大変だ!……では救護室に」

続きはー?

こいつ途中まではわりと面白いのに
書き溜めすべき作者の典型だ

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