ー穂乃果宅ー

穂乃果「ただいま～」ﾎﾞｿｯ

穂乃果母「おかえりなさい、なんか元気ないわね」

穂乃果「今日の練習ハードでね、疲れちゃった」

穂乃果母「早く寝なきゃだめよ」

穂乃果「はぁーい」

ー穂乃果の部屋ー

穂乃果（なんか体がおかしいな... すごく、だるい...）

穂乃果「もう、寝よ...」


～朝～

穂乃果母「穂乃果～！起きないと遅刻するわよ～」

穂乃果「...」

穂乃果母（起きないわね... 起こしに行こうかしら）

ーガチャー
穂乃果母「穂乃果！いい加減おきなさい！」

穂乃果母「！」

穂乃果母（穂乃果...すごく熱い 今日は学校休まなきゃダメね...）

穂乃果「んっ... おはよう、お母さん」

穂乃果母「穂乃果、今日は学校休まなきゃダメよ」

穂乃果（やっぱりか...昨日だるかったもんな～）

～放課後～

希「あれ？穂乃果ちゃんはどうしたん？」

ことり「今日は、具合が悪いって」

希「あちゃ～、風邪ひいちゃったか... お見舞い行かんとな？」

海未「今日は練習やめにして穂乃果のお見舞いに行きますか？」

絵里「そうね、そうしましょう！」

真姫「差し入れとか買って行った方がいいんじゃない？」

凛「スポーツドリンクとかいいんじゃないかにゃ～？」

にこ「じゃあ、差し入れ買ってからお見舞い行くわよ！」

～穂乃果宅～

ことり「穂乃果ちゃんのお見舞いに来ました！」

穂乃果母「あら～、どうもありがとう、穂乃果なら2階で寝てるわよ」

海未「お邪魔します」

ーガチャー

にこ「穂乃果ー！にこちゃんがお見舞いに来たわよっ！」

穂乃果「ん... あ、みんな、ありがとう...」ｸﾞｯﾀﾘ

花陽「穂乃果ちゃん！無理しないでね...」

真姫「起き上がるのは無理そうね...」

凛「スポーツドリンク買ってきたにゃ～！」

穂乃果「ありがと... そこに置いてくれる？」

凛「はいにゃ～」

絵里「ほんとに辛そうね... 病院に行った方がいいんじゃないかしら？」

穂乃果「ただの風邪だから大丈夫！寝てれば治るよ～...」

真姫「念のため明日は病院行った方がいいわよ」

穂乃果「...わかった、明日病院行ってみるね？」

海未「何かあったらすぐに連絡してくださいよ！」

穂乃果「うん、みんな... 来てくれてありがとう！穂乃果すっごく元気でたよ！」

絵里「じゃあそろそろ帰ろうかしら。穂乃果、無理しちゃダメよ？」

穂乃果「うん、ありがとう！」

穂乃果（みんな帰っちゃった... やっぱりまだ具合悪いな... 明日病院行こうっと）

～帰り道～

花陽「穂乃果ちゃん、すっごく辛そうだったね...」

にこ「まったく、体調管理がなってないのよ！」

ことり「早く治るといいな～...」

...............

絵里「それじゃあ、私たちこっちだから」

希「また明日な」

凛「絵里ちゃん、希ちゃん、また明日にゃ～！」


～次の日～
ー2年生教室ー

ことり「穂乃果ちゃん...今日も休みかぁ」

海未「穂乃果のことです。すぐに元気になりますよ」ﾆｺｯ

ことり「ならいいんだけど～...」

ことり（穂乃果ちゃんから連絡来ないしメールも帰ってこない... なんか嫌な予感がする...）

ことり「穂乃果ちゃん、ちゃんと病院行ったかな～...」

海未「大丈夫ですよ、あれだけ病院行くように言ったんですから！ もし行ってなかったら私が連れて行きます！」

ことり「あはは...海未ちゃん...」

ー穂乃果宅ー

穂乃果「ん～...もう朝かぁ... 体は相変わらずだるいなぁ～」

穂乃果（お腹すいたなぁ...昨日から何も食べてないや）

穂乃果母「ああ、起きた？」

穂乃果「うん、おはよ...」

穂乃果母「相変わらず具合悪そうね...病院行きましょう！」

穂乃果「うん...」

穂乃果母「まずは着替えて... っていうか歩ける？」

穂乃果「うん、なんとか...」ﾖﾛﾖﾛ

穂乃果母「ゆっくりでいいからね、用意できたら教えてちょうだい！」

穂乃果「わかった」

..................

穂乃果「着替え終わったよ...」

穂乃果母「そう、じゃあ病院行きましょう」


ー西木野総合病院ー

穂乃果母「受付してくるから、ここで待っててね～」

穂乃果「はーい」

..................

ピンポーン

アナウンス「高坂さん、待合室でお待ちください」

穂乃果母「穂乃果、行くわよ」

穂乃果「うん...」ﾖﾛﾖﾛ

～一通り検査を受けた後～

医師「少し、お母さんだけでお話いいですか？」

穂乃果母「あ、はい、穂乃果先に戻ってて」

穂乃果「はーい」ﾖﾛﾖﾛ

医師「それで、穂乃果さんのお話なのですが... 検査の結果...」

期待

穂乃果「お腹すいたなぁ～...ランチパック食べたいな～...」

ポタッ...ポタッ...

穂乃果「え？なに？血でてる！？」

穂乃果（全然気づかなかった！とりあえず止めなきゃ！ティッシュティッシュ～...）

穂乃果「ふぅ、血は拭いたし、これで鼻押さえてれば止まるよね！」

穂乃果（母さん何話してるんだろう... 遅いなぁ）

..................

穂乃果母「穂乃果、遅くなってごめんなさい...」

穂乃果（あれ？母さん？なんで目赤いんだろ... ）

穂乃果「うん、大丈夫だよ！ お腹すいたなぁ～」

穂乃果母「鼻血、出たの？」

穂乃果「うんー、気づいたら出ちゃってた」ｴﾍﾍ

穂乃果母「と、とりあえず帰りましょう...」

ー穂乃果宅ー

穂乃果「血、止まったかな？」ｿｯ

穂乃果「！」

穂乃果「うそ… なんで？」

ポタポタ…

穂乃果（なんで血が止まらないの？）

穂乃果「母さん！血が！血が...止まらない…」

穂乃果母「穂乃果…」ｳｯ…

穂乃果「なんで？なんで泣いてるの？」

穂乃果母「穂乃果…今から…ｳｯ…話すこと…ちゃんと聞いて頂戴…」

穂乃果「どうしたの母さん！？」

穂乃果母「穂乃果はね、穂乃果は…もう３ヶ月しか生きられないのよ…」

穂乃果（え？お母さん、なに言ってるんだろう… まだ高校生なのに、あと３ヶ月って…）

穂乃果「うそ...だよね？...」

穂乃果母「」ﾌﾙﾌﾙ

穂乃果母「あと少し、悔いのないように、好きなように生きなさい…」

穂乃果「待って？いきなり過ぎて訳わかんないよ…ぐすっ...いみ、わかんないよ…ひぐっ...」

穂乃果母「穂乃果、あなたは白血病なの...」

穂乃果「白血病...？」

穂乃果母「そう、さっきの鼻血が止まらなかったのもそのせい。」

穂乃果「鼻血なら...とっくに...止まってるよ？...」ポタポタ...

穂乃果母「うっ...穂乃果...あなたは、いろんなところに癌が転移してるの...」

穂乃果「いみわかんないよ！うぐっ...なんで？なんで穂乃果なの！？ラブライブも近いのに！みんなで練習してきたのに！...なんで...ひぐっ...なんで...」

穂乃果母「もう、治療のしようがないそうよ...見つけるのがもう少し早かったら...どうにでもなったかもしれないのに...」

穂乃果「...もう寝るね？お母さん。」

穂乃果母「うっ...うっ...」

穂乃果「だいぶ動けるようになったし、学校行ってもいいよね？」

穂乃果母「無理...しないでね...」

穂乃果「わかってるよ！みんなには...ラブライブが終わるまでは...このこと黙ってようと思うんだ...」

穂乃果母「穂乃果、みんなにいつ伝えるかは、任せるわ...後悔だけは、しないでね...」

穂乃果「うん、おやすみ...」

ー穂乃果の部屋ー

穂乃果（もう、運命なのかな？...なら、ちゃんと...受け入れなきゃ...）

穂乃果「まだ...うぐっ...まだ...みんなとっ！うぐっ...いたいよぉ...ひぐっ...」

～翌日～
ー2年生教室ー

ガラッ...

ことり「あっ！穂乃果ちゃん！」

穂乃果「おはよう！ことりちゃん！海未ちゃん！」

海未「風邪が治ったようで...なによりです！」

穂乃果「...うん！」

ことり「今日から練習来れるの？」

穂乃果「うん、今日から練習するよ！今まで練習してない分頑張らなきゃね！」

海未「穂乃果...無理だけはしないで下さいよ？」

穂乃果「わかってるよ～！」ｴﾍﾍ

～放課後～
ー屋上ー

ガチャ

穂乃果「みんなー！遅れてごめんね～！」

絵里「穂乃果っ！」

希「風邪は大丈夫なん？」

穂乃果「うん！もう治ったよ...！」

凛「穂乃果ちゃん元気でよかったにゃ～」

海未「それじゃあ、早速練習しましょうか！」

穂乃果「っはぁ！っはぁ！...っはぁ！...」ｾﾞｪｾﾞｪ

穂乃果（ちょっと...はりきり...過ぎたかな...」

ことり「穂乃果ちゃ～ん！休憩もうすぐ終わりだよ～！」

穂乃果「う、うん！わ、わかった！」

真姫「あなた、いつもより息切れ激しすぎるんじゃない？」

穂乃果「うわっ！ま、真姫ちゃん！いつの間に...」

真姫「穂乃果、昨日病院行ってきたんでしょう？」

穂乃果「うん、行ってきたよ！」

真姫「で？なんて言われたの？」

穂乃果「......た、ただの風邪だよっ！もう治ったから大丈夫！」

真姫「ほんと？穂乃果、あなた何か隠してるでしょ？」

穂乃果「！」

真姫「練習終わったら、部室に来てくれる？」

穂乃果「うん、わかったよ...」

穂乃果（真姫ちゃん、さすがお医者さんの娘だなぁ...すぐバレちゃった... 真姫ちゃんには、本当のこと話そう...）

海未「穂乃果～練習始めますよ～？」

穂乃果「うん！今行くね～！」

..................

海未「じゃあ、今日はこの辺で終わりにしましょう！」

にこ「やっぱり...ハード過ぎよ...」ｾﾞｪｾﾞｪ

穂乃果「っく！っはぁ！っは！はぁっ！」

ことり「穂乃果ちゃぁん...大丈夫？」

穂乃果「いままで...運動...してなかった...から...体力...落ちちゃった...」ｴﾍﾍ

ことり「無理したら絶対だめだよ！」

穂乃果「うん…ありがと…！」

ことり「じゃあ、そろそろ帰ろっ？」

穂乃果「っ！あ、き、今日は、用事あるから…先帰っててくれる？」

ことり「うん、わかった！何かあったら、すぐ連絡してね！」

穂乃果「うん、ありがと！それじゃあ…」

穂乃果（部室に行かなきゃ...）

期待

３ヶ月の命って聞くと穂乃果「……余命3ヶ月？」を思い出すな

>>12

その作品を見てボロ泣きしてしまって書き始めました笑
あそこまで良い作品は書けないと思います...

ー部室ー

ガチャ...

真姫「遅かったわね、穂乃果」

穂乃果「ごめんね、ちょっと、ことりちゃんたちと話してたの！」

真姫「まあ、座ってよ」

穂乃果「うん...」

真姫「さっそくだけど穂乃果、私に、正直に話してちょうだい。病院で何を話されたのか。」

穂乃果「うん...、みんなには、穂乃果から伝えたいから...」

真姫「わかったわ。みんなには何も言わない。」

穂乃果「昨日、病院に行ってね、検査したあとお母さんだけお医者さんとお話してたの。」

真姫「それで？」

穂乃果「私、白血病なんだって。あと3ヶ月しか生きられないから、悔いのないように過ごしなさいって。」

真姫「！」

真姫「穂乃果？ただの...うっ...ただの風邪じゃなかったの？...ひっく...そんなの...うぐっ...突然過ぎるよ...」

穂乃果「これは運命なんだって、もう受け入れたから...うぐっ...もう...もう泣かないって...もう...泣かな...うっ...ひぐっ...やっぱり無理だよ......ひぐっ...まだ...まだみんなといたいっ...もっと歌って...踊りたいよっ...うっ...」

真姫「ほのかぁ...そんな...ひぐっ...ひぐっ...なんで...」

穂乃果「ラブライブが..終わるまでは...秘密に...しておいて欲しいな...」

真姫「うっ...うっ...」

だったらキャラとか期間とか変えればよかったのに
穂乃果で三ヶ月じゃまんまじゃんｗｗ
まぁ焼き増しでもいいから完結させてくれちゃんと読むからさ

ー穂乃果の部屋ー
穂乃果「真姫ちゃんに話しちゃった...」

穂乃果（真姫ちゃんなら...秘密にしててくれるよね...。とにかく！ラブライブまであと2週間なんだから！気合い入れなきゃ！）

穂乃果「っ！...穂乃果、ラブライブが終わっちゃったらもう...もう...」

穂乃果（ううん！大丈夫！穂乃果にはまだ2ヶ月近く残ってるし！大丈夫！」

穂乃果「怖いよぉ...」ﾎﾞｿｯ

穂乃果「もう...寝ようかな...」ｸﾞｽｯ

～翌日～

穂乃果「ん～...朝？かぁ～...」

穂乃果（学校の準備しなきゃ...）

穂乃果「あれ？なんかおかしい...また...体が...」

穂乃果「ううん！大丈夫、なんともない！よし！学校行こう！」

ー2年生教室ー

穂乃果「う～...」ﾌﾗﾌﾗ

海未「穂乃果？大丈夫ですか？」

ことり「穂乃果ちゃん！まだ治ってないのかなぁ... あ！穂乃果ちゃん！保健室で少し寝たほうがいいよ！ことり保健委員だから先生に説明しておくから！」

海未「そうですね...穂乃果、少し休んでください。」

穂乃果「うん...ありがとう、海未ちゃん、ことりちゃん...」ｸﾞｯﾀﾘ

海未「ことり、穂乃果を保健室まで連れて行ってあげてください...」

ことり「うん！穂乃果ちゃん！行こっ？」

穂乃果「うん...」

..................
～放課後～
ー保健室ー

穂乃果「ん...ことり、ちゃん？ おはよ...」

ことり「穂乃果ちゃん...結局ずっと寝てたね...」

ことり「具合悪くない？」

穂乃果「寝てたら治っちゃった～」ｴﾍﾍ

ことり「じゃあ、練習行こっ！」

穂乃果「うん！」

>>15

ご指摘ありがとうございます、ちゃんと完結させますので、見て頂けるとうれしいです！

初ＳＳなら他のＳＳを参考にするのは悪くはないと思うけど
アレンジしたり結末とかは変えて欲しいな！
なんにせよ期待してます”頑張って！

何が笑だハゲ
黙って更新しろ

一々レスしなくていいよ

>>18

ありがとうございます！
頑張ります！

ー屋上ー

穂乃果「さあ！練習頑張ろっ！」

海未「それじゃあ、始めますよ？」

♪～～～

穂乃果（あれ？すごく、体が軽い！ずっと寝てたからかな...踊るの、楽しい！」

海未「穂乃果、今日はすごく動きがいいですね」

穂乃果「うん！寝てたからかな～」ｴﾍﾍ

.....................

海未「それじゃあ、休憩にします！」

にこ「疲れたぁ～っ...水分水分♪」

穂乃果「ふーっ！すごい疲れたっ...」

穂乃果（...あれ？なんか...すごく...息苦しい...）

穂乃果「っく！はぁ...っく...はぁ...うっ...くっ...ゲホッ！ゲホッ！」

穂乃果「！」

穂乃果「え？...う...そ」

穂乃果「なにこれ？手に...血？...」

ゲホッ！ゲホッゲホッ！

凛「穂乃果ちゃん！？大丈夫かにゃ！？」

希「！！」

希「穂乃果...ちゃん？...血！？」

絵里「え！？何で！？ど、どうすればいいの！？」ｱﾀﾌﾀ

真姫「...救急車！呼んだ方がいいかも...」

穂乃果「だ...大丈夫だよっ！...もう...大丈夫...」ﾋﾞﾁｬｯ

花陽「あわわ...血が止まんないよぉ...」

穂乃果「海未ちゃん...ちょっと...横になりたい...」

海未「穂乃果！とりあえずあの日陰に...」

絵里「穂乃果！立てる！？」

穂乃果「うん...自分で...たて...」ｸﾗｯ

海未「穂乃果っ！？穂乃果！！」

希「真姫ちゃん！救急車！」

真姫「もう電話したわ！」

にこ「どうしちゃったの！？」

凛「穂乃果ちゃん...」

.....................

ピーポー ピーポー

真姫「救急車、来たみたい」

真姫「とりあえず、私と、絵里、ことり、海未、花陽で病院まで行くわよ。さすがに救急車に全員は乗れないから...」

.....................

ガラガラガラガラガラ...

絵里「穂乃果！しっかりして！」

ことり「穂乃果ちゃぁん...」

花陽「うっ...いやだよ、穂乃果ちゃん...」

海未「穂乃果！早く起きてください...穂乃果！！」

真姫「穂乃果！！ほのかっ！！」

～翌日～

ことり「結局、起きなかったね...」

海未「ことり...少し寝たらどうですか？まだ一睡もしてないでしょう...」

ことり「うん...ちょっと眠いかも...」

真姫「穂乃果？穂乃果っ！」

絵里「どうしたのっ！？」

花陽「穂乃果ちゃんが...起きたよ！」

海未「穂乃果っ！もう、心配かけて...」ｸﾞｽｯ

ことり「うえ～ん...穂乃果ちゃあん...びっくりさせないでよぉ...」

穂乃果「っ...ごめん、ね」

真姫「...無理して喋らなくていいわ」

穂乃果「うん...」

ガチャ！

穂乃果母「穂乃果！大丈夫！？」

穂乃果「大丈夫...」

穂乃果母「よかった...ほんとに...よかった...」ｸﾞｽｯ

医師「すいません、穂乃果さんの親御さんですか？」

穂乃果母「はい、そうですが...」

医師「少し、お話があるのですが...」

穂乃果母「はい...」

ー病院.別室ー

医師「穂乃果さんなのですが...予想以上に病気の進行が早く...もってあと1週間かと...」

穂乃果母「っ！そんな...ｸﾞｽｯ...穂乃果は、穂乃果は1週間後のライブのために…そのために今まで頑張ってきたのに…なんで… 先生、お願いします！なんとか、あと2週間だけでも…」

医師「お気持ちは、わかりますが…これ以上はどうしようもありません…」

穂乃果母「っ…そんな…なんで…」ﾋｸﾞｯ

………………

ー穂乃果の病室ー

穂乃果母「みなさんに、大事なお話があります...」ﾋｸﾞｯ

ことり「なんで泣いてるんだろう... まさかね、穂乃果ちゃんがそんなわけ...」

真姫「こうなるなら...こうなるならもっと前にみんなに伝えておけばよかったわ...」

穂乃果母「穂乃果は、長くてあと1週間ほどしか生きられません。」

絵里「っ！」

海未「そんなっ...」

ことり「うわぁぁぁん！！」

花陽「嫌だよ...絶対に...絶対嫌だよっ！！」

ことり「穂乃果ちゃあん...」

真姫「穂乃果っ...」

絵里「...っぐっ」

花陽「穂乃果ぢゃぁぁん...」

穂乃果（なんで、みんな穂乃果の周りで泣いてるの？...もしかして穂乃果...もうすぐ終わりなのかな...」

～ラブライブまであと4日～

ことり「穂乃果ちゃん！！みんなでお見舞いに来たよっ！」

穂乃果「ありがとっ！！」

.....................

花陽「でね～！凛ちゃんったら...」

あははっ...ふふっ...

μ'sのみんなと過ごすのは楽しくて...時間がすごく早く感じる...
この瞬間が...ずっと続けばいいのに...

穂乃果（こうして意識があるのも今のうち...またいつ昏睡状態になるかわからない...もしかしたらこれが...みんなに会えるのが...最後かもしれない...）

毎日、そう考えながら過ごすのが...辛くて辛くてしょうがなかった...
穂乃果がいなくなっても...みんなの思い出の中には...ずっといて欲しいな...

なんて考えながら...

穂乃果「あっ！そうだ！」

..................

穂乃果「はぁ～、すっかり遅くなっちゃったな～...でも、これで悔いはない！」

～ラブライブまであと3日～

穂乃果（もうそろそろかな...）

穂乃果は、薄々気づいていた。もうあまり、自分に時間が残されていないことを...

それでも、今日もみんなは来てくれた。

私は...意識が朦朧とする中...必死に笑顔を作ろうと頑張った...

穂乃果（みんな泣いてる...悲しい顔は見たくないよ...）

穂乃果「わ...らっ...て...よ？」

必死に...必死に声を絞り出した...

穂乃果（みんな...泣き笑いみたいな...変な表情だった...よかった...笑ってくれた...）

みんな、迷惑かけてごめんね？でも、みんなが泣いてる時は、励ますからね、絶対に...絶対に...

穂乃果の意識は...そこで途切れた...

ピーッ ピーーーーーー

病室に、心電図の音が鳴り響く...

絵里「穂乃果ぁ...ひぐっ...」

希「穂乃果ちゃんっ！...」

凛「ほのがぢゃぁぁん...おぎてよぉ...」

真姫「最期の最期まで...無理に笑顔作っちゃって...ひぐっ...」

花陽「ほ、ほのかちゃん...？嘘、だよね...」

にこ「泣かないわよっ！ひっ...絶対...ながない...うっ...」

希「泣いてもええんやで、にこっち」ｷﾞｭｯ

にこ「ひぐっ...うわぁぁっ...うわぁぁぁん！！」

ことり「なんで？なんで...穂乃果ちゃん...ほ、穂乃果ちゃぁん...起きてよぉ...もう朝だよぉ？」

海未「ことり...ひぐっ...残念ですが...穂乃果は...」

ことり「そんなわけないじゃん！！こんなに綺麗な顔して...寝てるに決まってるよ！！早く起こさなきゃ！穂乃果ちゃん！！起きてぇ...ひぐっ...お願いだか...らおきて...よぉ...」

穂乃果母「本当によく今まで頑張ったわ...ゆっくり...休んで頂戴...」

雪穂「お姉ちゃん...お姉ちゃん...」

海未「今日は...ご家族の方も来たみたいですし...帰りましょう...」

ハッピーエンドにしてくれ 頼む

BGM『SENTIMENTAL StepS』

～ラブライブ2日前～

......

真姫「で？どうするの...？」

花陽「えっ？...」

真姫「ラブライブよ！ラブライブ！」

絵里「8人じゃ... やっぱり...辞退した方がいいんじゃないかしら...」

希「穂乃果ちゃんはラブライブに出て欲しいって望んでるかも...」

にこ「私は...出たいわっ...ラブライブのために...今までっ...」

海未「今日は...一旦帰りましょう... みんなが...落ち着いてから...また...」

..................

～夜～
ー海未の部屋ー

23:48分

海未「もう...こんな時間ですか...ｳｯ」

海未「明後日はラブライブだというのに…私がこんなんじゃ…ｳｯ…ｳｯ…」

23:58分

海未「ｳｯ…穂乃果ぁ…穂乃果ぁ…」

海未（今日はずっと泣いている気がします…泣いてちゃ…泣いてばっかりじゃ...）

0:00分

時計「ﾋﾟｯ」

海未「もう…0時ですか…」

海未（そろそろ眠らなければ…）

海未「穂乃果…おやすみなさい…」

♪～～～～

海未「っ！誰ですか...こんな時間に...」

メール受信
From: 高坂穂乃果

海未「えっ...」

海未「そんな...はず...なんで...穂乃果はっ...穂乃果はもう...」ｳｯ

From 高坂穂乃果
To園田海未、南ことり、小泉花陽、星空凛、西木野真姫、綾瀬絵里、東條希、矢澤にこ

タイトル 無題
本文

みんな、びっくりした！？
穂乃果だよ！
夜中にごめんね？
明日はラブライブ！穂乃果は出られないと思うけど、みんな、頑張って優勝してね！ファイトだよっ！
穂乃果は...もうそろそろみたい。自分でもわかるんだ。だから！みんなにメッセージを残したいと思います！
あ、これは、時間指定で自動的に送られるように設定してるから！おばけじゃないよ！笑

明日のラブライブ、絶対出て、優勝してね！穂乃果との約束だよっ！
穂乃果がいなくても...みんなの中にはいると思うから...だから！穂乃果を、ラブライブに連れて行って欲しいな！
穂乃果の最後のわがまま！
聞いてくれると嬉しいなっ！
みんな、今まで、穂乃果に夢を見させてくれてありがとう！すごく幸せだったよ！
明日のライブ、頑張ってね！
μ's！ミュージック、スタート！

長々とごめんね...
それじゃあ...また...会いたいな

ーENDー
海未「うぐっ...ひぐっ...もう...穂乃果ったら...私をどれだけ泣かせれば気がすむんですか...」


海未「穂乃果っ...夢を見させてくれたのは...あなたじゃないですか...」

海未「最後のわがままぐらい...聞いてあげますよ...」

～ラブライブ前日～

海未「それじゃあ、最終調整をしましょう！」

絵里「そうね、穂乃果のためにも絶対にラブライブ優勝するわよっ！」

ことり（みんな、あんなに暗かったのに...穂乃果ちゃん、さすがだな～）ﾆｺｯ

にこ「約束破ったら...ほんとに呪われそうね...」


～ラブライブ当日～
海未「穂乃果...ちゃんと...ラブライブに連れて行ってあげます。そして...優勝します！」

海未は、穂乃果の写真を手に取った...
1番輝いていた、アイドルのころの写真を...

...............

花陽「もうすぐ私たちの番だよ～...緊張してきちゃった...」ｶﾞｸｶﾞｸ

凛「凛もっ...緊張してきちゃった...」

ことり「穂乃果ちゃん！精一杯頑張るね！」


絵里「精一杯、頑張りましょう！」

真姫「穂乃果、見てて頂戴。絶対優勝してみせるから。」

海未「それでは...」

全員「1！」

海未「2！」

ことり「3！」

真姫「4！」

凛「5！」

花陽「6！」

にこ「7！」

希「8！」

絵里「9！」

穂乃果の写真を...ピースサインで作った円の真ん中に置いて...

μ's！ミュージック、スタート！！

乙

終わり？
正直に言っちゃうと薄っぺらかったな

ー穂乃果のお墓ー

海未「穂乃果...約束通り、優勝しましたよ...」

ことり「穂乃果ちゃん！ラブライブ楽しかった？」

海未「全く...あんなメールを送ってくるなんて卑怯ですっ...」

海未「でも...穂乃果らしいです...」

ことり「穂乃果ちゃんとの約束、果たせて良かったねっ！」

海未「ええ...果たせなかったら...呪われていたかもしれません...」

ことり「えへへ...それは...やだなぁ...」

海未「ことり、そろそろ行きましょうか？...」

ことり「うん、そうだね...」

海未「それでは...また来ますよ...穂乃果！」

ことり「穂乃果ちゃん...またね...」

海未「寂しくないように...毎日来ますね、穂乃果...」

海未ちゃん、ことりちゃん、みんな、ありがとう！...

ことり「！」

海未「！」

ことり「穂乃果ちゃん？...海未ちゃん！今穂乃果ちゃんの声が...」

海未「ええ、穂乃果も喜んでくれたみたいですね...」


～おしまい～

乙

なぜ殺たし

やっぱ死なすなら穂乃果じゃなくて他のメンバーにすべきだったな
完全に穂乃果「……余命3ヶ月？」の二番煎じになってるし内容も薄い
ラブライブ前に穂乃果が死んだり病状が悪化したりとあのスレと内容が逆になってるだけだったし
でも最後のメールは結構いいと思った

他のキャラで次スレ立てたらまた最後まで読むよ

「9人でμ's」という言葉にちょっとでも触れてくれれば、死んでても心は一緒的なモノに受け止められるんだけど、
「8人でも出なきゃ」と(特に)希が言い出したらどうしようもないや

おつ

外野が偉そうにうるせえな 読者様は黙って尻尾振ってりゃいいんだよ
読む事しか出来ねえんだから文句言ってんなよ

おつ
ちょっと被りすぎ感もあるけど、なにかに影響されて書き始めるのは良いことだ
次も期待

初めてでここまで書けるってのがすごい
次回作に期待してますので頑張ってください

途中の全レスとか笑とかが台無しにしてるな
ヘラヘラして書いた感がやばい

読者様多すぎだろw
乙です

酷評書くと読者様認定されるのな
実際スッカスカだったけど

二番煎じとかキモいんだよ二度とスレ建てんな[ﾋﾟｰｰｰ]

シリアスSSで作者が出しゃばっちゃいかん
まとめサイトで綺麗にまとめられてたらまあまあ感動したかも