大原｢大体お前は・・・・お前はだな・・・」


大原「だいた・・い・・」


中川「どうしました部長？　顔色が良くないですよ！」


大原「だ、大丈夫だ・・・・」


両津「急に怒るからですよ部長！」


大原「な、なにぃ・・・・う・・・・」


麗子「ぶ、部長！　両ちゃん！！　救急車！！」

中川「部長大丈夫かな・・・・」


両津「歳だからなぁ部長も・・・・」


両津「とりあえず奥さんと娘さんに電話しないとな・・・」


両津「まぁ、どうせ大したことないだろう・・・」

葛飾署


署長「両津、ちょっといいか？」


両津「なんですか署長？」


署長「大事な話がある。一人で私の部屋に来てくれ」


本田「せんぱ～い、またなんかしたんですかぁ？」


両津「う～ん、いっぱいありすぎるからな・・・」

部長「日暮には生でしてわしにはゴムをつけるのか」

署長室

署長「おお、よく来たな・・・」


両津「話ってなんですか？」


署長「実はな・・・・大原君のことなんだが・・・」


両津「ああ、部長のことですか！　いつ帰ってくるんですか？」


署長「これは奥さんから聞いたのだが・・・・」


署長「大腸癌・・・・ステージ３まで進行しているらしい・・・・」


両津「・・・・・・え？」

署長「私も癌のことは詳しくないが・・・・・
　　　ステージ３で、リンパ節まで癌が広がっていてるらしくてな・・・」


署長「手術をしても、肝臓や肺に転移する可能性があるらしい・・・」


両津「つまり・・・・あまりよくないと・・・・」


署長「大原君を信じるしかない・・・・としか私には言えん。」


両津「そんな・・・・・」


署長「奥さんが、私とお前にだけとのことだ。くれぐれも皆には言わんでくれ。」

交番

麗子「部長さん、具合どうなの？　まだ見舞いにも行けてないけど・・・」


両津「あ、ああ・・・・胃潰瘍がどうのこうのとか言ってたな・・・・」


中川「なんだぁ、それじゃぁすぐ退院できますね！」


麗子「そうね！　そもそも両ちゃんがストレス与えすぎたのよ・・・」


両津「そ、そうだな・・・・はは・・・・」

両津「なんてことだ・・・・部長が末期ガンとは・・・・・」


両津「急いで大原部長に会わなければ」


両津「部長ー」


大原「なんだ騒々しい。なんの用だ両津」


両津「聞きましたよ部長。病気で余命あとわずかなんですって？」


両津「死ぬ前に可愛い部下であるわしの頼みを聞いてくださいよ部長ー」


大原「言ってみろ」


両津「一億の生命保険に入ってください。受取人はもちろんわし」

期待支援

あと変なのは来るなよ

おーいどしたー