暇潰し(26)

たったら書く

その昔、人類は地球にはいなかった。

正確に言うと、人類の姿は、物質的に見えなかった。彼らは、お互いをわかっていながらも、自分達の姿が見えないことに疑問を持っていた。

早いなwww

ある日、彼らは会議を行う事にした。 なぜ自分達の姿が見えないのか、なぜそれでも人ととして認識出来るのか。

会議をした結果、1つだけわかったことがあった。それは、会議をしても無駄だということである。

会議は、結果的に見ると失敗した。 姿形もない彼らには、時間という概念が無く、長々と会議をする羽目になったからだ。

そこで、ある人が一つの提案をした。 答えを探すのではなく、それに合わせて作っていけば良いのではないかと。

どういうことだと、ある人が提案者に尋ねると、彼はこう言った。

「私達は、どういうわけかお互いの姿が見えない。 それなのに、他人を識別し、何事もないかのように暮らしている。 これは、とてもおかしいことだ」

「これは、もしもの話だが、我々よりも昔の人類が、何かあってこうさせたのではないか?あるいは、我々には重大な欠陥が生じているのではないか?今は推測の話だが、こういう風に考えることは出来ないだろうか」

なんかid変わったけど同一人物だから

提案者の意見は、瞬く間に受け入れられた。 それに習って、「もしも」の話が人類の間で流行した。

その内、もっともリアリティーのある説を提案した人が、人類の間で権力者という扱いになっていった。

みてるやついる?

まぁいいや続ける。 おちとか一切考えてないからつまんねーからな

どの権力者も、自分の説がもっとも人類の間で騒がれているのを見て、快感を覚えていた。 だが、そこには問題があった。

それは、騒がれている光景その物である。 人類は皆、自分の説について他人と喋りあっていた。

権力者になった者は皆、それを見て思ったのだ。 これこそが会議なのではないか、と。

恐ろしくなった権力者は、皆姿を消していった。 ある者は西へ、ある者は東へ。

権力者は皆気付いたのだ。 自分達には言葉しか娯楽がない事を。 死ぬまで一生このままなんだと、もうこれがずーっとずーっと続くのだと。

見てる

人類には「死」という概念が無かったが、やがて続々と人が消えて、「人類」は死んでしまった。

おわり。

ホントに暇潰しだったな
誰かこれ元にして壮大なやつつくんねぇかな

1レスに収まるやん

その昔、人類は地球にはいなかった。
正確に言うと、人類の姿は、物質的に見えなかった。彼らは、お互いをわかっていながらも、自分達の姿が見えないことに疑問を持っていた。
ある日、彼らは会議を行う事にした。 なぜ自分達の姿が見えないのか、なぜそれでも人ととして認識出来るのか。
会議をした結果、1つだけわかったことがあった。それは、会議をしても無駄だということである。
会議は、結果的に見ると失敗した。 姿形もない彼らには、時間という概念が無く、長々と会議をする羽目になったからだ。
そこで、ある人が一つの提案をした。 答えを探すのではなく、それに合わせて作っていけば良いのではないかと。
どういうことだと、ある人が提案者に尋ねると、彼はこう言った。

「私達は、どういうわけかお互いの姿が見えない。 それなのに、他人を識別し、何事もないかのように暮らしている。 これは、とてもおかしいことだ」

「これは、もしもの話だが、我々よりも昔の人類が、何かあってこうさせたのではないか?あるいは、我々には重大な欠陥が生じているのではないか?今は推測の話だが、こういう風に考えることは出来ないだろうか」

提案者の意見は、瞬く間に受け入れられた。 それに習って、「もしも」の話が人類の間で流行した。
その内、もっともリアリティーのある説を提案した人が、人類の間で権力者という扱いになっていった。
どの権力者も、自分の説がもっとも人類の間で騒がれているのを見て、快感を覚えていた。 だが、そこには問題があった。
それは、騒がれている光景その物である。 人類は皆、自分の説について他人と喋りあっていた。
権力者になった者は皆、それを見て思ったのだ。 これこそが会議なのではないか、と。
恐ろしくなった権力者は、皆姿を消していった。 ある者は西へ、ある者は東へ。
権力者は皆気付いたのだ。 自分達には言葉しか娯楽がない事を。 死ぬまで一生このままなんだと、もうこれがずーっとずーっと続くのだと。
人類には「死」という概念が無かったが、やがて続々と人が消えて、「人類」は死んでしまった。

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