モバP「雪美を可愛がりまくりたい」 (41)
・雪美ちゃんをひたすら可愛がるだけのSS
・不定期更新
・エロはないです。
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ちひろ「またですか?」
モバP「はい」
ちひろ「犯罪だけはやめてくださいよ」
モバP「大丈夫ですよ」
ちひろ「それならいいんですけど……」
モバP「雪美帰って来ないかなぁ~」
ちひろ(はぁ……まぁでも仕事はちゃんとやってくれてるからいいか)
モバP「雪美って10歳なのにたまにとても大人っぽくてどきっとする瞬間ありません?」
ちひろ「あ~確かにありますね」
モバP「でも普通に年相応なとこもあって一粒で二度オイシイですよね」
雪美(モバP…………お話…してる…。私の、話……?)
ちひろ(あれ…今柱の陰に雪美ちゃんが居たような……)
モバP「見た目もいいですよね」
雪美(私のこと……いつも……考えて…くれる……)
ちひろ(あ、やっぱり。 恥ずかしくて入っていけないのね)
モバP「吸い込まれるような黒い髪に透き通るような白い肌」
ちひろ「は、はぁ……(モバPさん気づいて!後ろ!後ろ!)」
モバP「それにあの上品でありながらどこかしら幼さを残した服も魅力的ですよね」
モバP「まるでお人形みたいだ」
雪美(うれしい……。でも…………早く…気付いて……私…ここにいる……)
ちひろ「え、えぇ……(いい加減気づいて)」
モバP「な、雪美」
ちひろ「いつの間に雪美ちゃんの背後に!?」
雪美「っ!?」
モバP「驚いた顔も可愛いなぁ」ナデナデ
雪美「…………ばか」
ちひろ(うわぁ、雪美ちゃん顔真っ赤だ)
モバP「帰ってきたらちゃんとただいまだろ」
雪美「ただいま…」
モバP「よくできました」ナデナデ
雪美「…………うん」
モバP「さ、ソファへ行こうか」
ちひろ(えっ?お姫様抱っこ?)
雪美「ふふっ…」
モバP「じゃ、ちょっと栄養補給してきます!」
ちひろ「あぁ、どうぞ……」
ちひろ(仕事は終わらせてるみたいですし、まぁ大丈夫ですよね……)
――――――――――事務所のソファ
雪美「モバP…お仕事は…?」
モバP「今はもう無いよ、だから休憩の時間だ」
雪美「じゃぁ…しばらく…このまま……ひざの上…………」
モバP「雪美さえよければここに居ていいぞ」
雪美「モバP………ひざの上………いい……………」
モバP「暑くないか?」
雪美「大丈夫…モバPは……?」
モバP「大丈夫だぞ」
凛・卯月・未央「ただいま」
モバP「おかえり」
凛(プロデューサー、また雪美ちゃんを膝の上に乗せてる)
凛(私だってしてもらったことないのに)
凛(……って雪美ちゃんはまだ10歳なんだし張り合っても仕方ないよね)
卯月(凛ちゃん、よくわからないけどすごい怖い顔してる)
未央(そんなに羨ましいのかぁ……仕方ない、ここは未央様が人肌脱いであげよう!)
未央「プロデューサー!アイス食べたいです!」
モバP「アイスなら冷蔵庫にあるぞ」
卯月「ないですよ」
モバP「えっ!? 最近たくさん買って入れておいたんだけどなぁ」
卯月「棒の奴ですよね、杏ちゃんがほとんど食べてましたよ」
モバP「そっかぁ~」
未央「今から買いにいこ!」
モバP「でもなぁ、最近買ったばっかりだから経費で落とさせてくれるかどうか……」
凛「そのときはプロデューサーのポケットマネーで、ね?」
モバP「あっ、はい」
卯月(流石凛ちゃん、オーラが違うよ)
モバP「そういうわけだから、雪美も行くか?」
雪美「………うん」
凛「待って、私も行く」
卯月・未央「私も」
モバP「はいはい、ちゃんと変装してくれよな」
凛「それじゃぁ着替えてくるね。 駐車場で待ってるから」
――――――――――
モバP「というわけなんですが」
ちひろ「う~ん、いいですよ。私も食べたいですし」
モバP(そんな理由でいいのか!?)
ちひろ「領収書はちゃんともらっておいてくださいね」
モバP「大丈夫ですよ。それじゃぁ行ってきます」
ちひろ「いってらっしゃーい」
――――――――――
凛(なんとか助手席は確保できたね)
卯月(凛ちゃん、助手席がいいなんてまだまだ子どもっぽいところもあるんですね)
未央「隊長!本日の作戦内容をお願いします!」
モバP「よし、ブリーフィングを始める!」
モバP「今回はアイス購入作戦だ」
モバP「予算は5000円、洗い物削減を考慮して棒アイスの選択が最優先だ」
卯月「イエッサー!」
モバP「安くてうまいアイスを冷凍庫に入る限界までなるべく他種類を購入せよ」
未央「イエッサー!」
モバP「私は車内で待機している、非常事態にはすぐに連絡だ」
凛「ダメだよ、プロデューサーも一緒にいこ」
卯月「そうですよ、一緒に行きましょう」
モバP「え~」
未央「こんなところに居ると茹で上がりますよ」
モバP「いやクーラーはかけたままにしとくよ」
凛「それってさ、エンジンもかけっぱなしってことだよね」
モバP「まぁな」
凛「ちひろさんが聞いたら怒るんじゃない?」
モバP「うっ」
未央「流石しぶりん!」
モバP「わかったわかった、一緒にいこう。な」
卯月「流石プロデューサーさんです!」
モバP「そろそろだな」
未央「雪美ちゃん寝てますな」プニプニ
卯月「天使の寝顔ですね」
モバP「ほんとだ」
凛「よそ見したら危ないよ」
モバP「あ、すまん」
未央「でもなかなか起きないね」プニプニ
卯月「未央ちゃんずるい!私もほっぺプニプニしたい!」
モバP「俺も俺も!」
凛「プロデューサーは運転に集中して!」
モバP「すみません」
卯月(凛ちゃんもしかして車苦手なのかな)
モバP「ほら、着いたから雪美起こしてくれ」
未央「ほら~起きるよ~」プニプニ
雪美「……んっ……起きてる」
未央「あ、ごめんごめん」
雪美「……おかえし」プニプニ
未央「イヤンッ」
卯月「雪美ちゃん、結構大胆だね」
モバP「バックするから頭下げろ~」
未央「ほいきた!」
モバP「着いたぞ」
卯月「行きましょう」
モバP「凛、着いたぞ……寝てるのか?」
卯月(寝るのはやっ!)
未央(そこまでやるか)
雪美(ふふっ…凛……いたずら………ね)
モバP「おーい」
卯月「凛ちゃ~ん」ユサユサ
未央(しまむーやめて!)
凛(卯月……)
凛「あぁ、ごめん」
モバP「疲れてるのか?」
凛「ううん、大丈夫」
モバP「そうか」
雪美「ん……」
モバP「あぁ、手をつないでおかないとな」
雪美「ふふっ……」
凛(ちっ、その手があったか……)
未央(凛ちゃん、流石に手をつないだりはしないよね……)
モバP「さっさと買ってさっさと帰ろう」
卯月「いえっさー!」
――――――――――
凛「プロデューサーはどんなアイスが好き?」
モバP「俺は何でもいいよ……」
卯月「私は爽が好きかな」
凛「卯月には聞いてない」
未央「それじゃぁ残して行こうか、私達の歯型」
凛「なにそれ、いみわからない」
雪美「ふーん…これが…新発売のアイス……まぁ…悪くないかな……」
凛「ちょっ、雪美までどうしたの?」
モバP「みんな凛のものまねうまいなぁ」
凛「えっ、これ私のものまね?」
モバP「えっ、違うの?」
卯月「そうだよ」
未央「爽だけに?」
雪美「モバP……寒い……」ギュッ
モバP「そうだな」
未央「ごめんごめん」
モバP「さっさと買って帰るぞ」
――――――――――
モバP「只今戻りました~」
ちひろ「あ、おかえりなさい」
モバP「これ、領収書と残りです」
ちひろ「ご苦労さまです」
モバP「いえいえ」
雪美「モバP…これから…お仕事…?」
モバP「うん、ごめんな」ナデナデ
雪美「…………わかった」
卯月「雪美ちゃん、あっちで遊ぼっか」
雪美「うん…」
モバP「そうかあの3人はもう今日はお仕事もレッスンもないのか」
ちひろ「珍しいですね、最近は忙しかったのに」
モバP「売れっ子だからね」
ちひろ「これもモバPさんのおかげですね」
モバP「そんなことないですよ、俺は何もしてませんし」
ちひろ(雪美ちゃんが絡まなければ真面目な人なんだけどなぁ)
モバP「どうしたんですか? あ、ちひろさんも休憩してくださいよ。 後は俺がやりますんで」
ちひろ「大丈夫ですよ」
モバP「あ~…でもほら、せっかくアイスも冷えてますし」
ちひろ「そうですね、それじゃぁお言葉に甘えて」
モバP「はい」
―――――休憩室
凛「この後はみんなオフだけどどうする?」
未央「久しぶりだよね、午前しか仕事入ってないなんて」
卯月「うん、だからこのまま事務所でのんびりしよー」ゴロゴロ
凛「ふふっ、杏のだらけ癖がうつったんじゃない?」
卯月「でもさ~、ここは居心地いいよね」
未央「確かに、ジュースもお菓子もあるしクーラーは聞いてるし」
雪美「ペロ…連れてきても…怒られない……」
ちひろ「働かなくていいし」
卯月「ちひろさん!? いつからそこに?」
ちひろ「卯月ちゃんが杏ちゃんのものまねしてるあたりから」
卯月「ものまねじゃないから!」
未央「ちひろさんが仕事サボってるなんて珍しいね」
ちひろ「サボってなんかいませんよ、れっきとした休憩です」
凛「そういえばちひろさんってどんなお仕事してるの?」
卯月「確かに! アシスタントさんなんですよね?」
未央「プロデューサーとはまた違うんだよね?」
雪美「モバPの…お世話係…?」
ちひろ「えっ!?」
凛「確かに、いっつも手綱を握られてる気がする」
ちひろ「そんなことありませんよ…実は電話対応以外はこれと言ってないんですよね~」
卯月「えー! でもパソコン見たり書類見たりとかしてますよね?」
ちひろ「もちろん、モバPさんから頼まれたら書類をチェックしたり作ったりしますよ」
未央「そう聞くとなんだか大変そう」
ちひろ「でもまぁ、ほとんどモバPさんが自分でやるんで簡単なチェックだけですけどね」
凛「へぇ、プロデューサーってああ見えて真面目なんだね」
ちひろ「意外とそうなんですよ」
卯月「なんかいっつも雪美ちゃんとじゃれてて仕事してないと思ってました!」
未央「あれ、雪美ちゃんは?」
ちひろ「さっきまでそこに居たんですけどね」
ペロ「にゃ~」
卯月「雪美ちゃんが猫に!?」
―――――デスク
雪美(モバP…忙しそう…。…手伝う……)
雪美「モバP…何か手伝ってほしいこと…ある…?」
モバP「大丈夫だよ、すぐ終わるから」
雪美「モバP…いつも…お仕事大変…だから…手伝う…」
モバP「ありがとう、でも大丈夫だよ」ナデナデ
雪美「ダメ…じゃぁ………肩揉む」グッ
モバP(意外と力強いし気持ちいいな)
モバP(そういえば最初の頃はずっと猫抱いてたもんなぁ)
モバP「あ~効く~」
雪美「ふふっ…モバP…おじさん……ね」
モバP「最近ずっとパソコンに向かいっぱなしだったからなぁ、身体が固まってるんだ」
雪美「じゃぁ…手も……。 出して……」
モバP「ありがとう」
雪美「気持ちいい……?」ニギニギ
モバP「あぁ、最高だ……ありがとう雪美、もういいよ」
雪美「ふふっ…。また…してあげる……」
モバP「助かるよ」
雪美「お仕事…頑張って……」
モバP「うん」
―――――休憩室
卯月「あ、雪美ちゃん戻ってきた」
凛「おかえり」
未央「も~、いきなりペロに変身したからびっくりしちゃった」
雪美「ふふっ……」
卯月「雪美ちゃんは今日どうするの?」
雪美「まだ…ここに居る……」
凛「お父さんもお母さんも心配しない?」
雪美「大丈夫…。パパ…ママ…おしごと………。」
卯月「そっかぁ」
雪美「でも…ここ…。みんながいる…寂しく…ない……」
ちひろ「大丈夫よ、みんないるから」ナデナデ
未央「確かに、ここっていっつも誰かしら居るよね」
卯月「居心地いいもんね!」
凛「ただで涼めてジュースもおかしもたくさんあるし」
卯月「おかげでファミレスにいくお金が浮くね!」
ちひろ(そのジュースとかお菓子はみんなが働いた分で買ってるんだけどなぁ~)
――――――――――――――――――――
ちひろ「モバPさん、今日はおとなしいですね」
モバP「えっ、そうですか?」
ちひろ「普段ならもっと無駄話してるような」
ちひろ(雪美ちゃんのこととか雪美ちゃんのこととか……)
モバP「あ、書類出来たんで雪美迎えに行ってきます」
ちひろ「えっ、でもそれは千秋ちゃんが行くはずじゃ」
モバP「あぁ、もう連絡してあるんで大丈夫ですよ」
ちひろ「はぁ……」
ちひろ(そのために黙って仕事してたのね……ちょっと怖いわ……)
モバP「ま、そういうことで。 すぐ戻ってきます」
ちひろ「は~い」
――――――――――
モバP「と、いうわけで俺が代わりに迎えに来た」
雪美「…………ありがとう」
モバP「それじゃぁ乗って」
雪美「…………うん」
モバP「今日の撮影はどうだった?」
雪美「…………良かった」
モバP「さすがだ」
雪美「……言葉……苦手……でも…写真なら……伝わると思う…」
モバP「確かに雪美は撮影の仕事に向いてるな」
雪美「写真…好き……」
モバP「でも得意な仕事ばっかりってわけにはいかないからな」
雪美「…………うん」
モバP「でもどうしても嫌なお仕事があったら言うんだぞ。俺が断ってあげるから」
雪美「ない…。どれも楽しい…モバPのおかげ」
モバP「それはよかった、そういえば今度雪美にラジオをやってもらおうと思ってるんだけど」
雪美「…………ラジオ?」
モバP「文香と一緒にお手紙を読んだりテーマにそっておしゃべりしてもらう」
雪美「楽しそう…。でも…私…喋るの苦手……」
モバP「大丈夫、みんな今のその喋るのが苦手な雪美を求めて聞くんだから」
雪美「複雑………」
モバP「あ、別に貶してるわけじゃないよ? 俺はそういう静かなところが好きだし」
雪美「……本当?」
モバP「雪美は喋るのが苦手な分、静寂で伝える力があるからな」
雪美「…………?」
モバP「ちょっとわかりにくかったかな。とにかくそのままで良いってことだよ」
雪美「せいじゃく…………ふふっ………」
モバP「おなかすいてないか?」
雪美「空いてる………」
モバP「何か食べに行こうか」
雪美「今から…?」
モバP「このまま行こうと思うけど……一旦事務所寄るか?」
雪美「うん……」
モバP「何か忘れ物?」
雪美「うん……」
――――――――――
雪美「ただいま…」
ちひろ「おかえり雪美ちゃん」
雪美「ちひろさん…モバPが…ごちそうしてくれるって……」
モバP「えっ!?」
ちひろ「ほんとですか!? ごちそうさまでーす!」
雪美「ダメ…?」
モバP「そ、そんなことないよ」
雪美「三人で……」
モバP(ちゃんとちひろさんのことも考えてるなんて天使か……)
モバP「どこがいいの?」
雪美「お寿司…回るの……」
ちひろ「雪美ちゃん、無理して回らなくてもいいのよ?」
モバP「ひぃっ」
雪美「ダメ…回る……」
ちひろ「回転寿司のほうがいいのね」
雪美「うん……」
ちひろ(せっかくモバPさんのお金で高いお寿司を食べられるチャンスだったんですが……残念!)
モバP「じゃぁいこうか」
鬼悪魔がおる……
――――――――――
雪美「いただきます……」
モバP「回転寿司なんて久々ですね、ちひろさんは?」
ちひろ「私も久々ですよ~、独身には縁の遠い場所ですし」
モバP「確かに家族連れが多いですね」
ちひろ「雪美ちゃんはよく来るの?」
雪美「ううん…初めて……」
モバP「そうなのか、システムはわかるな?……ってもう食べてるのか」
雪美「おいしい…」
ちひろ「最近の回転寿司は美味しいんですね」
モバP「しかもいろんなものがありますね」
雪美「モバP…どれ……?」
モバP「じゃぁ、あのハマチとって」
雪美「わかった……」
モバP「ありがとう」ナデナデ
雪美「ふふっ……」
モバP「雪美は好き嫌いないのか?」
雪美「ない…」
モバP「偉いな、みくに爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいだ」
雪美「みく…猫なのに…お魚苦手……」
ちひろ「確かに不思議ですよね、魚が苦手なのになんで猫キャラなんか……」
モバP「う~ん、前の事務所に居た時からだからなぁ、今度聞いてみよう」
雪美「ペロは…お魚も…お肉も…みんな好き……」
モバP「ペロも偉いなぁ、みくのプロデューサーやめてペロをプロデュースしようかな」
ちひろ「流石に本物の猫相手じゃみくちゃんも勝てませんね」
雪美「モバP…私は…?」
モバP「ん?」
雪美「プロデューサー…辞めない…?」
モバP「大丈夫だよ、絶対辞めたりしないから」
雪美「…………うん」
モバP「それに、みくのプロデューサーも辞めないよ」
モバP「みんな誰一人としてかけることなくトップアイドルにしたいんだ」
ちひろ「熱いですねぇ」
雪美「私……トップアイドルに…なれる?」
モバP「もちろん!」
雪美「私…がんばる……!」
モバP「じゃぁアイドル頑張れるように今日はいっぱい食べような」
雪美「うん…」
ちひろ「私もいっぱい食べちゃおっ!」
モバP「ちひろさんさっきから高いお寿司ばっか食べてません?」
ちひろ「た、たまたま食べたいのがそうだったんですよっ」
モバP「ま、いっぱい稼いでるんでもっと食べてもらって問題無いですけどね」
ちひろ「えっ、そうなんですか? あ、じゃぁ雪美ちゃんこのおっきいカニ食べる?」
雪美「うん…カニ好き……」モグモグ
ちひろ「ところで、稼いだお金は何に使ってるんですか?」
モバP「貯金ですよ」
ちひろ「えっ、趣味とかは?」
モバP「仕事が趣味なので」
雪美「ふふっ…留美と同じ……」
ちひろ「留美さんも休みの日に何していいかわからないって言ってましたね」
モバP「その気持ちわかります。休みの日はずっと家で寝てます」
ちひろ「どこか行かないんですか?」
モバP「買い物ぐらいですね」
雪美「じゃぁ…私が…休日の過ごし方…教える……」
モバP「えっ、雪美が?」
ちひろ「雪美ちゃんは休みの日に何してるの?」
雪美「…………秘密」
モバP「お楽しみってことか」
ちひろ「えっ、それだと私だけ知らないままじゃないですか!」
雪美「ちひろさんには…今度教える……」
ちひろ「ありがとう」
モバP「雪美は優しいなぁ」ナデナデ
――――――――――――――――――――
いいね
桃華「なるほど、モバPちゃまに休日を楽しんでもらいたいと」
雪美「うん…」
仁奈「仁奈はゲームがいいでごぜーます」
雪美「いいかも…」
桃華「もちろん午後はティータイムですわ」
雪美「楽しそう…」
桃華「ところで雪美ちゃんはモバPちゃまの住所はご存知で?」
雪美「ううん…」
桃華「お休みの日は?」
雪美「次の土曜日……」
仁奈「お家に行く前にはきちんとアポをとるでごぜーますよ!」
桃華「そうですわ。 約束を取り付けましょう」
雪美「うん…」
仁奈「ニューリトルズ~ファイトー!」
雪美「ニューリトルズ……?」
仁奈「リトルズは英語で小さいって意味でごゼーます。えっへん!」
桃華「そんなことはわかっておりますの、ニューリトルズとはなんですの?」
仁奈「仁奈と桃華と雪美のユニット名でごぜーますよ!」
雪美「かっこいい……凛と泉みたい……」
――――――――――
モバP「えっ? 家に来るの? そ、それはちょっとやめてほしいかなーって」
桃華「残念ですの」
モバP「あ~でもせっかく遊ぼうとしてくれたんだよな…どこか行こうか?」
雪美「ダメ……モバPが疲れる……」
モバP「そんなことないよ」
仁奈「そんなことあるでごぜーます!」
ちひろ「それじゃぁ休憩室で遊ぶのはどうかしら?」
桃華「名案ですわ!」
モバP「え~、俺が居たらみんなゆっくり休めないでしょ。いいですよ」
ちひろ「そんなことないですよ」
モバP「ん~でもなぁ……」
仁奈「遊ぶびましょー!」
モバP「でもみんなには休憩室でくつろいで貰いたいし……」
雪美「………ダメ?」
モバP「そ、そんなことないよ」
ちひろ(雪美ちゃんには勝てなかったんですね……)
―――――――――
モバP(そういえば休憩室に入るの久しぶりだな)
雪美「おはよう…」
仁奈「ちゃんときやがったでごぜーますね!」
桃華「お待ちしておりましたわ」
モバP「おはようみんな、今日はありがとうな」
仁奈「早速遊ぶでごぜーます!」
モバP「何するの?」
雪美「ゲーム…する……」
モバP「いいね」
桃華「早速やりましょう、ここに座ってくださいまし」
モバP「うん」
モバP(アイドル3人に囲まれてゲーム)
モバP(こんなところファンに見られたら確実に刺されるだろうな……)
仁奈「ルールはわかいりやがりますか?」
モバP「あぁ、大丈夫だよ。 これなら子どもの頃にやったことあるし」
雪美「ふふっ…負けないよ…」
桃華「手加減はいたしませんの」
―――――
仁奈「モバP、なかなかやりやがりますね」
モバP「いやいや、全然。それよりも雪美…」
桃華「とってもお強いですわ」
雪美「ふふっ…」
紗南「ハイ○コアガールかな?」
モバP「えっ?」
仁奈「紗南おねーさん、いつからそこに?」
紗南「2戦前ぐらいからベガ立ちしてたよ」
モバP「紗南、やるか?」
桃華「モバPちゃまが交代してはダメですわ。わたくしが」
雪美「ダメ…私が代わる……」
紗南「えっ、いやいやいいよ」
雪美「代わる……」
紗南「そ、そこまで言うなら…ありがとうね雪美ちゃん」
雪美「ふふっ…」
モバP(なんでナチュラルに膝の上に?)
雪美「ソファ…狭くて座れないから……」
モバP「なるほど」
雪美「重い…?」
モバP「全然」
紗南「よぉ~し、やるからには全力で倒すよ!」
モバP「かかってこい!」
なにこの天国
――――――
モバP「やっぱりゲームアイドルの名は伊達じゃなかったな……」
仁奈「さ、流石紗南おねーさんでごぜーます」
紗南「ざっとこんなもんだよ!」
桃華「モバPちゃま、そろそろお茶でも致しません?」
モバP「お、いいね。 じゃぁ…」
雪美「モバPは座ってて…」
仁奈「動いちゃだめでごぜーます!」
モバP「お、おう……」
紗南「じゃぁさ、その間二人で鉄○やろ!」
モバP「お、いいね。ちゃんとスポンサーのこと考えてるね」
紗南「そういうこと言っちゃダメ!」
―――――
桃華「お茶が入りましたわ」
仁奈「お菓子もあるでごぜーますよ!」
モバP「お、ありがとう」
雪美「今日のお菓子は…周子の…差し入れ……」
モバP「そうか実家が和菓子屋さんだもんな」
紗南「おいしそう!いただきまーす!」
モバP「今日はほんとに充実したお休みだなぁ」
紗南「えっ、今日休みなのに事務所に来たの?」
モバP「そうだよ、みんなに呼ばれてね」
雪美「私達が…休日の過ごし方…教えるため……」
紗南「えっ、モバPさん休みの日はなにしてるの?」
モバP「寝てる」
紗南「えっ、ずっと?」
モバP「うん、寝てる」
桃華「そんなに疲れるまで働いてるなんて、かわいそうなモバPちゃま……」
雪美「モバP…疲れた…?」
モバP「そんなことないよ」
仁奈「無理はよくねーですよ」
モバP「むしろみんなにあえて元気をもらってるよ」
紗南「私達はモバPさんの回復アイテムだね」
モバP「うん」
雪美「回復…する…?」ギュゥ
仁奈「仁奈もー!」ギュゥ
桃華「あっ、ずるいですわ! 私も!」ギュッ
紗南「ガッツリ固められてるね。これは切り返せなさそう」
これで疲れが取れないとか言ったらPじゃないな
おつ
凛「ただい…ま……」
未央(まずいっ! この状況は!?)
卯月「ただいま戻りました~、みんな楽しそう」
凛「そうだね……」
未央(あっ)
モバP「お、みんなおかえり」
凛「プロデューサー、今日は休みなんじゃ……」
モバP「そうなんだけどカクカクシカジカで」
凛「なるほど」
モバP「ま、そういうわけだから」
凛「あれ、でもこの前休みの日に私が遊ぼうって言った時は断ったよね?」
モバP「そ、そうだっけ?」
凛「私はダメなのに他の子はいいんだ……ふぅーん……」
雪美「凛…モバPいじめないで………」
凛「いじめてなんかないよ」
未央(うわめっちゃ火花ちってるよ~)
紗南「よしじゃぁこういうときはゲームで決めよう!ね!」
紗南「凛さんが勝ったらモバPさんは次のお休みに凛さんとデートね!」
紗南「モバPさんが勝ったら……モバPさんが勝ったら?」
雪美「それじゃぁ…私がやる……」
紗南「えっ?」
雪美「私が勝ったら…次のお休み…私が遊ぶ……」
凛「雪美が私の対戦相手?……まぁ、悪くないかな…」
モバP「それでいいのか?」
紗南「いいんじゃない?」
モバP「でも俺は…まぁいいか……」
―――――
凛「じゃぁ、繋いで行こうか…私の10連コンボ…!」
雪美「雅に……サイドステップ………」
卯月(すごい! なんかよくわからないけど互角に戦ってる!)
未央(10歳の女の子相手に本気だすしぶりんって……)
仁奈「いけー!負けるなー!」
桃華「どっちの応援をしておりますの?」
仁奈「どっちもでごぜーます!」
モバP「ははは……」
―――――
凛「なんとか勝ったね」
雪美「負けた……残念……」
凛「それじゃぁ次の休みは遊ぼうね、プロデューサー」
モバP「あのお休みのことなんだけどまだ決まってないんだ」
凛「えっ?」
モバP「次いつ休めるかわからないんだ」
雪美「モバP…かわいそう……」
紗南「モバPさんの人生はヘルモードなんだね……」
亜子「ヘルモードでも口座の残高は増えてるけどね!」
笑美「誰がうまいこと言えっていうてん!」ペシッ
モバP「なんだいまの」
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
雪美「雪美と……」
文香「文香の……」
文香雪美「ぎりぎりラジオ……」
雪美「この番組は……普段おしゃべりが苦手な……私と……文香が……おしゃべりするラジオ……」
文香「皆さんは…ラジオで無音の状態が続くと…非常用の音源が流れるという噂……ご存知ですか……」
雪美「私達…おしゃべりは苦手……だけど……頑張る……」
文香「……というわけで皆さんには非常用電源が……なるかもしれないというスリルを……味わってもらいたいです……」
雪美「早速…お手紙のコーナー……みんなからのお題にそって……自由に……おしゃべり……」
文香「お手紙を読むだけなら……なんとかなりますけど……」
雪美「…フリートーク…大変……」
文香「頑張りましょう…私達なら出来ます……」
雪美「一枚目……ペンネーム……ブラックリバーさんから……」
雪美「みなさんこんばんは……」
文香「こんばんは」
雪美「佐城さんも…鷺沢さんも…とても綺麗な髪の毛ですね……」
文香「……ありがとうございます……」
雪美「そこで…二人に…髪の毛についてトークしていただきたいです」
文香「難しいですね……」
雪美「うん……………」
文香(どうしよう……何か話さないと……)
―――――事務所
モバP「あわわわわわわわわ」
ちひろ「落ち着いてください! 大丈夫ですよ」
モバP(これほんと最初から放送事故なんじゃ、やっぱり俺が見に行ったほうがよかったか…でもこれを今日中にやらないと……)
ちひろ(すごい冷や汗……)
――――――――――
雪美(何か……言わないと……)
文香(どうしよう…何かきっかけを作らないと……)
雪美「文香……シャンプー…何使うの…?」
文香「えっ? あっ、シャンプーですか?」
雪美「うん……」
文香「えっと……アジ○ンスですね……」
雪美「あら偶然ね」
文香「あっ…今のは和久井留美さんのものまねですね……少し…似ています」
雪美「ありがとう……」
文香「雪美ちゃんの場合は…やはりご両親が買われたものを……?」
雪美「そう……ママが…買ってきてくれる……」
文香「いいですね~……こんなこと聞いていいのかわかりませんが……」
雪美「いいよ……何でも……聞いて……」
文香「やっぱり母親とお風呂に入るのでしょうか?」
雪美「ううん…パパ…ママ…お仕事……お風呂はいつも一人……」
文香「ご、ごめんなさい……」
雪美「ううん…大丈夫……今は…事務所のみんながいるから…寂しくない……」
文香「ふふっ、私と同じですね…」
雪美「………………?」
文香「私も…アイドルになるまでは…友達と言えるのは…ほとんど本だけでした……」
文香「でも今は…事務所の仲間が居ますから……」
雪美「事務所の仲間…みんな…友達……ね……というわけで……聞いてください……」チラッ
文香「「We're the friends!」です」
~♪
――――――――――
このラジオ聴きたい
モバP「ふぅ…なんとかなりましたね」
ちひろ「まさか雪美ちゃんのほうから話をふるとは思いませんでしたね」
モバP「ほっとしました」
――――――――――
文香「……と、言うわけで「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER We're the friends!」より「We're the friends!」をお聞き頂きました」
雪美「…みんな…買ってね……」
文香「よろしくお願いします」
文香「……続いてのお便り参りましょうか」
文香「ペンネーム 愛の登山家さんからです」
文香「雪美ちゃん、文香さんこんばんは」
雪美「こんばんは……」
文香「文香さんのその大きくて美しいおやま……」
雪美「手紙………スタッフさん……いたずら……ね………?」
文香「これはちょっと……ごめんなさい」
雪美「本当に…だまり続けて……番組……中止する……?」ニコニコ
文香「そうしましょう」ニコッ
雪美「………………」
文香「………………向こうでスタッフさんが土下座していますし……許してあげましょう……」
雪美「………………うん」
文香「それでは本当の二枚目のお手紙……ないんですか?」
雪美「本当に…これ…読ませるつもりだった……?」
文香「仕方ありません、最後まで読みましょう」
雪美「文香…頑張って……」
文香「文香さんのその大きくて美しいお山を保つ秘訣を教えて下さい」
文香「追伸 雪美ちゃん、今後が楽しみだね……」
文香「帰りましょうか……?」
雪美「…………うん」
文香「この後…どこかへ行きますか?」
雪美「ガ○トで…いちごパフェ…食べる……」
文香「いいですね…」
雪美「文香…いちご……好き…?」
文香「はい、私もいちごは好きです……」
雪美「ありすも同じ……ね……」
文香「そういえば…前に番組でいちごパスタを作ってましたね」
雪美「うん……3人で……ユニット組もう……」
文香「いいですね」
雪美「それでは…聞いてください……うぃーらいく…ざ…すとろべりー…です」
文香「雪美ちゃん…英語上手なんですね」
雪美「ふふっ……」
文香「ユニットを組むと…色んな人と仲良くできるので楽しいです……」
雪美「私も………」
~♪
文香「そろそろ…終わりのようですね……」
雪美「なんとか…おしゃべりできた……」
文香「そうですね…雪美ちゃんのおかげです……ありがとうございます」
雪美「そんなことない……文香が居たから……おしゃべりできた……一人じゃ…できない…………」
文香「そうですね…おしゃべりは一人では出来ませんから……」
雪美「それではみなさん」
文香「また来週」
――――――――――
ちひろ「雪美ちゃん、結構トークいけますね。ってあれ、モバPさんどこへ行くんですか?」
モバP「雪美達を迎えに」
ちひろ「えっ? 今日はもう帰る予定なんじゃ……」
モバP「そうだったですけど今は……」
モバP「頑張った雪美を可愛がりたいんです」
終わり
文香Pの人ごめんなさい。
文香ちゃんもっと喋れると思いますほんとごめんなさいでも雪美ちゃんのほうが芸歴長いから多少はね?
というわけでこれからも膝の上の恋人こと佐城雪美ちゃんをよろしくお願いします。
HTML依頼出してきます。
おつおつ
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