駆紋戒斗。彼は現在中学三年生である、もっとも厳しい目つきと重い威圧感により実年齢より年上にみられるが少年と呼んでも過言ではない歳だ。
「ちっ、この俺を迷わせるか・・・」
そしてそんな彼も高校入試の為に試験会場に来ていたのだが見ての通り迷っている。
どうやら彼が標的にしている高校とは別にどこか別の高校も試験をしているらしく、それだけあって無駄に広い。
「ふん、制限時間以内に俺が辿り着けるかどうかの勝負・・実に面白い、相手にしてやるぞ!」
そう息巻いて会場内を走る戒斗だが向かう先は彼の試験会場とはまったく別の所。・・・もはやお気づきだろうが彼はまだ天然だった。
・・・・・・・
「ふっ、ギリギリと言った所か」
戒斗は腕を組みニヒルな笑みを浮かべながら一つのドアの前に立つが・・・・。
バン! 勢いよく扉を開ける。が・・・
「なにっ!?」
試験会場とは思えぬ倉庫の様な場所。当然だ、適当に走って見つかるのなら方向音痴などこの世に存在しない。
「ちっ、まだ間に合う―――――?ん、なんだあれは?」
倉庫?の中央に布をかぶせられている巨大な物についつい惹かれる戒斗。
「正体を見せてみろ!」
勢いよく布を引く、するとそこにあったのはISだった。
後は任せた
∧,,∧
( `・ω・) n
⌒`γ´⌒`ヽ( E) ようこそ
( .人 .人 γ / エクストリームID腹筋スレへ!
=(こ/こ/ `^´
)に/こ(
ここはsageずに書き込み、出たIDの0以外の数字の累乗した数だけ腹筋をするという
超硬派なトレーニングスレです。
例1 ID:2h3G10Ms0 の場合は 2×2×2の10乗なので1073741824回頑張りましょう。
例2 ID:bicycl0 の場合0以外の数字がないので今日は一休み。
さあ、存分に腹筋するがよい。↓
>>1 誰だよテメーは イナゴごときが調子に乗ってんじゃねーぞ
ISとのクロスだと!?
俺>>1、本当に書く奴いないのか?俺が書くぞ?下手でも責めるなよ?
構ってちゃんの根性なしだから感想とか無かったら本当に消えるぞ?
よし、ちゃんと言ったからな、そんじゃ書いてやりますよ(ドヤァ
>>5
くっさ
書け、いや、書いてください本当に
「IS・・・か、くだらん」
IS――――正式名称インフィニット・ストラトス。
とある天才がたった1人で作ったとされるパワード・スーツである。その性能は凄まじく。
長時間の飛行や物体を量子化させるなどといった現代科学の水準をロケットで突き抜けたかのようなオーバーテクノロジー。
「・・・宇宙での活動が本来の姿らしいが今じゃこいつ等は軍事力の象徴」
「製作者も報われんだろうな」
誰に話すわけでもなく戒斗は一人語る。
一見製作者に憐れみを見せたようにも聞こえるだろうがそれは違う。
戒斗にはその様な気持ちは欠片も無く、むしろ「ざまあwww」といった意味合いが大きかった。
正直に言うと戒斗は嫉妬にも似た感情をIS乗り、製作者に向けていたのかもしれない。
訓練を積み、乗ればその力は一般兵器など歯牙にもかけない程の力を得られる彼女たちに。
では戒斗もIS乗りを目指せばいいのでは?という疑問も湧くのだろうが・・・それは不可能だった。
「女にしか扱えない兵器など・・・俺にとっては邪魔なだけだっ!」
欠陥、ただその一言では表せられない様な意図や思惑が絡んでくるその仕様に戒斗は常に歯がゆさを感じていた。
目の前にはただ力がある。しかし自分ではどうやったとしてもその力を得る資格を得られない。
力が欲しい。力が欲しい。力が欲しい。・・・目の前に置かれる銀色のソレを見つめながら戒斗は震えていた。
自分の弱さにただ震えていた。悔しくて震えた。
戒斗は物心を持った時から力を欲していた。いや、それ以前生まれ落ちた時から力に執着していたのかもしれない。
獅子が産まれた時から百獣の王である様に、戒斗もきっと力を欲する生き物に産まれたのだろう。
「! しまった!このままでは試験に遅れる!?急がねば!」
ようやくこの試験会場に来た本来の目的を思い出す戒斗。
慌てて倉庫を出ようと目の前にあったISを押し、反動で勢いを付けようとした瞬間・・・。
「っ」
戒斗は女性にしか身に纏えないはずの鋼鉄の武装、ISを装着していた。
「そうか、これが力・・・!俺の求めていた力!」
五感が研ぎ澄まされ、脳がどこまでも機能し、握った鉄の拳から確かに感じる真の力。
後に、高笑いをしていた戒斗の声に気付いた係員が現れた事で、戒斗は世界初の男ながらのIS適合者として名を轟かせることとなる。
今日はもう寝ます
プロフェッサーと束のどっちがヤバいんだろ
>>13
人並みの社交性を持ち合わせている時点でプロフェッサーの方がマシ
若干何考えてるか読めて偶にミスる分プロフェッサーのが人間味はある
両方友達にも敵にもなりたくないけど
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