戒斗「面白い・・男が、いや俺が弱者か試してみろ!」(15)

駆紋戒斗。彼は現在中学三年生である、もっとも厳しい目つきと重い威圧感により実年齢より年上にみられるが少年と呼んでも過言ではない歳だ。

「ちっ、この俺を迷わせるか・・・」

そしてそんな彼も高校入試の為に試験会場に来ていたのだが見ての通り迷っている。
どうやら彼が標的にしている高校とは別にどこか別の高校も試験をしているらしく、それだけあって無駄に広い。

「ふん、制限時間以内に俺が辿り着けるかどうかの勝負・・実に面白い、相手にしてやるぞ!」

そう息巻いて会場内を走る戒斗だが向かう先は彼の試験会場とはまったく別の所。・・・もはやお気づきだろうが彼はまだ天然だった。

・・・・・・・

「ふっ、ギリギリと言った所か」

戒斗は腕を組みニヒルな笑みを浮かべながら一つのドアの前に立つが・・・・。
バン! 勢いよく扉を開ける。が・・・

「なにっ!?」

試験会場とは思えぬ倉庫の様な場所。当然だ、適当に走って見つかるのなら方向音痴などこの世に存在しない。

「ちっ、まだ間に合う―――――?ん、なんだあれは?」

倉庫?の中央に布をかぶせられている巨大な物についつい惹かれる戒斗。

「正体を見せてみろ!」

勢いよく布を引く、するとそこにあったのはISだった。
後は任せた

  ∧,,∧
 ( `・ω・)   n 
⌒`γ´⌒`ヽ( E) ようこそ
( .人 .人 γ / エクストリームID腹筋スレへ!
=(こ/こ/ `^´  
)に/こ(

ここはsageずに書き込み、出たIDの0以外の数字の累乗した数だけ腹筋をするという
超硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:2h3G10Ms0 の場合は 2×2×2の10乗なので1073741824回頑張りましょう。

例2 ID:bicycl0 の場合0以外の数字がないので今日は一休み。

さあ、存分に腹筋するがよい。↓

>>1、本当に書く奴いないのか?俺が書くぞ?下手でも責めるなよ?
構ってちゃんの根性なしだから感想とか無かったら本当に消えるぞ?

よし、ちゃんと言ったからな、そんじゃ書いてやりますよ(ドヤァ


「IS・・・か、くだらん」

IS――――正式名称インフィニット・ストラトス。
とある天才がたった1人で作ったとされるパワード・スーツである。その性能は凄まじく。
長時間の飛行や物体を量子化させるなどといった現代科学の水準をロケットで突き抜けたかのようなオーバーテクノロジー。

「・・・宇宙での活動が本来の姿らしいが今じゃこいつ等は軍事力の象徴」

「製作者も報われんだろうな」

誰に話すわけでもなく戒斗は一人語る。

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