艦これSS投稿スレ3隻目 (1000)
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『艦隊これくしょん ~艦これ~』
の、SSを投稿するスレです。
主に、一レスや少ないレス数で終わる短いSS、小ネタを投稿します。
次スレは>>980が建ててください。
※意見や感想はいいですが、他人の作品を煽ったりするのは控えましょう。
※誰でも投稿OKです。
※誰かがSSを投下している最中に割り込まないよう気を付けましょう。
※R指定や極端な鬱展開など、人を選ぶ内容のものは投下前に注意書きをしましょう。
※書き溜めをし、素早い投下を心がけましょう。
※安価作品はご遠慮ください。
前スレ
艦これSS投稿スレ2隻目
艦これSS投稿スレ2隻目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401381142/)
関連スレ
艦これSS雑談スレ☆9
艦これSS雑談スレ☆9 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409393658/)
【イベ専】艦これSS投下スレ【春夏秋冬】
【イベ専】艦これSS投下スレ【春夏秋冬】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409498552/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409731056
立て乙
乙
立て乙です
提督「睦月ってさ、長女っぽくないよな」
睦月「にゃっ! いきなり失礼でしょ、提督」
提督「いやだってさ、睦月型の長女であるのは言わずもがな、現鎮守府に所属する駆逐艦としても最年長だろ? なのにお姉さんというより妹っぽいぞ」
睦月「睦月はこれでもちゃんとお姉さんやってるのですよ?」
提督「ホントか?」
睦月「だって如月ちゃんはいつもえっちなことばっか言ってるから抑えてるし」
提督「如月の言ってる意味はわかるんだな」
睦月「文月ちゃんはいつも能天気だから目を離したらすぐどっか行っちゃうし」
提督「危なっかしいよな」
睦月「長月ちゃんと菊月ちゃんはいつもカッコつけて空回りしてるからフォローしなきゃだし」
提督「中二病の姉妹を持つと大変だな」
睦月「望月ちゃんはやる気皆無だから遠征に連れてくのにもひと苦労だし」
提督「いつも資材調達助かってます」
睦月「弥生ちゃんはなにを考えてるのかわかりづらいわりに、いろいろ考えてるから頑張って読み取ってるし」
提督「弥生って吹き出しいっぱい飛び出してそう」
睦月「卯月ちゃんはぴょんぴょん言っててからかってくるし」
提督「あいつ俺を小馬鹿にしてんのかと思う時がある、多分気のせいなんだろうが」
睦月「皐月ちゃんと三日月ちゃんにも手伝ってもらってるけど、やっぱりここぞの一番は睦月がビシッと決めてるのです!」
提督「意外にちゃんと長女やってるんだな」
睦月「でしょー、睦月は駆逐艦みんなのお姉さんなのです」
提督「実は皐月の方が竣工日がはや……」
睦月「睦月、遠征行ってきまーす!」
睦月型でも睦月がでるSSが少なくて悲しい。睦月は王道日高里菜キャラなのに
駆逐艦一番艦会議とかも考えたけど綾波も朝潮も白露も陽炎も持ってないのであきらめた
ちなみに陽炎は一番下っ端
乙
一番艦が他の子をある程度纏めると仮定したら、陽炎と夕雲は大変だなwwwwwwww
特型をひとまとめとすれば吹雪が一番大変になる
島風は楽でいいな
深海武装も妖精さんみたいに自我がある? 妄想
ほぽ武装「へへ、兄貴。今度おらぁ初出撃なんだ」
ダイソン武装「お前はほっぽちゃんのとこか」
ほぽ武装「たこやきさんもいるから、大丈夫ですぜ!」
ダイソン武装「はは、油断は禁物だが任せたぞ」
北方棲姫「オネーチャン」zzZZ
湾港棲姫「フフ、ヨシヨシ」ナデナデ
中間棲姫「カワイイ」プニプニ
空母棲姫「マッタク、タルンデイルナ」ナデナデ
北方棲姫「ヤー! オネーチャンガイイ!」
中間棲姫「」ガーン
空母棲姫「」ガーン
湾港棲姫「」オロオロ
北方棲姫「…ウソ、ミンナ、ダイスキ!」
中間棲姫「」キラキラ
空母棲姫「」キラキラ
湾港棲姫「フフ」ギュッ
北方棲姫「エヘヘ」ニコニコ
ほぽ武装「あの笑顔、守りたいっす」
ダイソン武装「…そうだな」
北方棲姫「イコウカ」
ほぽ武装「へいっ、補給ちゃんと終わってますか、おやつは持って行っちゃだめっすよ」
北方棲姫「コドモアツカイ…シナイデ…」
ほぽ武装「へへ、すみません」
北方棲姫「オヤツハ…モッテイク」
ほぽ武装「って、持ってくんすか!!」
たこやき「漫才はこれぐらいにして、早く行きますよー」
ダイソン武装「あの様子だと、我等の出番は無さそうですね」
戦艦棲姫「ダト…イイガナ…」
たこやき「北方棲姫ちゃんが…撃沈されました…」
戦艦棲姫「…」ギリ
ダイソン武装「姐さん…」
戦艦棲姫「デルゾ…カタキウチダ!!」
ダイソン武装「はいっ!!」
提督「もうひと押しだ! 皆、がんばれ!」
大和「ふふ、楽にしてあげます」
北上「やっちゃいますよー」
ダイソン武装(クッ、ここまであいつ等が強くなっているなんて…)
ダイソン武装「私が耐えている間に…逃げてください」
戦艦棲姫「…ダガ」
ダイソン武装「生き残ればチャンスはまだあります。どうか皆の仇を…」
戦艦棲姫「…スマナイ」
ダイソン武装「お前らに」
ダイソン武装「姐さんは…やらせない!!」
ダイソン武装「耐えきってやる!!」
提督「クソッ! S勝利は逃したか…」
ダイソン武装「へへ、ざまー、みやがれ…」
ダイソン武装(姐さん…あなたの傍にいれて幸せでした…)
終わり
オラッ!磯風よこせオラッ!
ダイソン武装……
乙です
あまり気持ちの良い展開じゃないのです
提督「金剛…」ギュー
金剛「提督…」ギュー
比叡「…」
比叡(大好きな金剛お姉さまと、大好きな提督…)
比叡(私の大好きな二人、その二人が愛し合っている)
比叡(素晴らしいじゃない、こんなに嬉しいことはないじゃない)
比叡(なのに…)
比叡(なのに、この気持ちは何?)
比叡(この心の中のドス黒い想いは…なに?)
比叡「うぅ…あぁ…」
ポタッポタ
比叡(この想いにつられて…勝手に涙があふれてくる…)
比叡「出るなあ…涙、出るなあ…」
比叡(早く涙を止めなくちゃ…)
比叡「止まれ…止まれ…!」グシグシ
比叡(笑うんだ、笑え私)
比叡「うう…ヒグ…」グシグシ
比叡(こんな顔見られたら…お姉さまが心配してしまう…)
比叡「笑え…笑って…」
比叡(笑わないと…)
提督『ハハ、比叡は笑顔が可愛いな』
比叡「…」
提督に可愛いって言ってもらえない
雑談スレから、やはり金剛姉妹は失恋が似合う
じゃあの
おつおつ
わざわざ比叡を失恋させるとはわかってるな
闇堕ちして二人を寝取る展開はよ
試作
天龍「なあ提督…俺…私って魅力ないかな?」
天龍「どうして?……ふふふ、アハハハハハ!」
天龍「お前が私を見てくれないから聞いてるんだ」
天龍「ずっと俺はお前に尽くしてきた。戦ったし、演習もした、遠征だって頑張った!」
天龍「なのに…なのにお前は龍田を選んだ」
天龍「俺の方がお前の事を思ってるのに」
天龍「俺の方がお前の事を愛してるのに」
天龍「なのに!お前は龍田を選んだ」
天龍「だからその時に気がついた」
天龍「俺とお前じゃ…見てる角度が違うんだって」
天龍「逃げるなよ、提督。もう遅い」
天龍「龍田は最後まで謝って死んだ」
天龍「雷は最後までお前の命乞いた」
天龍「だからさ…もうお前には俺しかいないんだ」
天龍「大丈夫、今は嫌かもしれない…でも面倒は俺が見る」
天龍「なんたって世界水準軽く超えてるからな…」
天龍「愛してるぜ、提督。永遠にな」
天龍「…お前は俺だけを見てたらいいんだ」
天龍「俺だけを」
試作
神様、もし居るのなら私の罪を聞いてください。
私は今日、提督を殺しました。
なぜ殺したかと聞かれるとそれは簡単な事です。
私は彼を愛していました。
出逢った時から彼が好きでした。
私の魅力を知ってもらう為に沢山努力しました。
同じ仲間も増え、彼と私の距離は縮まっていきました。
でもある一点において私と彼は決定的に違っていたのです。
私は彼を愛していたけれど彼は私を愛してはくれませんでした。
私が気持ちを伝えると彼は悲しそうにそれを断りました。
「私には鈴谷が居る」
愛欲の炎が身を焼くのを感じました。気が付いた時には彼は私の前で死に絶えていました。
ですが私はこの罪を許して欲しい訳ではありません。
この罪だけは…この罪だけは誰にも許させません。
だってこれが私と彼を繋ぐ最後の鎖なのですから。
神様、もう私はいきます。雌豚を殺して私も彼の所に行きます。
ああ…待っていてくださいね、提督
おつおつ
病んでれ流行ってますね
ずっと、あなたを見てきました。
あなただけを。
大淀「お疲れ様です」
提督「ん、大淀もご苦労様」
瑞鶴「お疲れ様、大淀さん」
あなたが着任してから、誰よりもずっと、ずっとあなたのことを見守ってきたのに。
瑞鶴「提督さん、この任務が終わった今日のお仕事はおしまいだね」
瑞鶴「ね、そしたら瑞鶴と一緒に──」
提督「はいはい」
なのに、なぜ提督の隣にはあなたみたいな娘がいるの?
こうして艤装を得て、私も正式にあなたの艦隊に加わったのに。
瑞鶴「提督さん、この任務が終わった今日のお仕事はおしまいだね」
瑞鶴「ね、そしたら瑞鶴と一緒に──」
提督「はいはい」
なのに、なぜ提督の隣にはあなたみたいな娘がいるの?
大淀「提督、本日解体されるのはどの艦ですか?」
私から提督を奪ったこの泥棒猫が。憎い。
なぜ提督も、この娘にそんな笑顔を見せるの?
提督も、この娘を愛してるとか言うの?
ううん、この泥棒猫に騙されているの。
提督「今日はそうだな……さっきの出撃でドロップした、あの子たちを頼む」
大淀「わかりました」
大淀「あの」
いつになったら、あなたの口からこの娘の解体を頼むって言葉が出てくるの?
提督「?」
あまり、待たせないでくださいね?
でないと、私……
…
……
今日も、二人解体しました。
一人は、前からいつどうやって殺してやろうか考えていた、あの泥棒猫。
艦娘の解体なんてあっという間だから、苦しみを与えられず消えていったことだけが心残り。
それと、もう一人。
すべての元凶だったあの娘が消えたのに。消してやったのに。
うわ言のように、あの娘の名前を呼び続けて。
結局、死ぬまで呼び続けていましたね?
馬鹿な人。あの女に、死ぬまで騙されたままだなんて。
でも、あなたもいけないんですよ?
いつまで経っても、気づかないから。
あの娘の分まで、頭のてっぺんから、足の指先まで。
少しずつ、解体を進める度叫ぶあなたの声は、とても甘美で。
叫ぶ度、私を絶頂へ誘ってくれました。
赦しを乞えば、私も鬼ではありませんから。
そう思っていた矢先、あの娘の名前を呼んだあなたも憎くて。
愛おしくて、憎くて、憎くて、憎くて、憎くて、でも愛おしくて。
こうやって、肉塊になった今でも愛しています。
だから、今度こそはずっと一緒ですよ?
ね、提督?
赤城「任務報酬のボーキください」
書いてて思う、ヤンデレとはなんだろう。
おわり
ヤンデレ祭最高だな
いいぞもっとやれ
怒涛のヤンデレラッシュ
ヤン娘わくわく
コピペミスって見苦しいものを
他の方のヤンデレに期待
時津風「んーもうっ、いい加減にしてよ司令!さすがのあたしでもぶつよ!?」
時津風「え、だったらこの手錠を外してくれって?」
時津風「んー、ヤダ」
時津風「だってこうでもしないと司令、時津風の話を聞いてくれないじゃん」
時津風「寂しいんだよ。話しかけても反応してくれないのって…とっても」
時津風「とっても、とっても、とってもとってもとってもとってもとってもとってもとっても…寂しいんだ」
時津風「けど、こうしていれば司令は時津風の話を聞いてくれてくれるでしょ」
時津風「え、どうしたの司令?そんな怯えた顔して…もー仕方ないなぁ。分かったよ」
時津風「それじゃあ手錠の代わりに…これっ!」
時津風「え?これ、首輪だけど」
時津風「まさかー、司令に付けてなんて言わないよ」
時津風「それは時津風がつけるの!それならいいでしょ」
時津風「…大丈夫だよ、司令」
時津風「時津風は司令のためなら、なんだって出来るからね」
即興で時津風を病ませてみましたが…なんか違いますね
失礼いたしました。それでは
部屋の中が司令官でいっぱい。
暖かい。暗い。眠るたびに司令官の夢でいっぱい。
見渡すだけで司令官がいっぱい。
初めて会った時。初めて触れた時。初めて恋をした時。私の心の中が司令官でいっぱい。
世界中司令官でいっぱい。
視界も鼓膜も匂いも司令官でいっぱい。
頭の中が司令官でいっぱい。
ひとりぼっちで泣き叫んでも司令官でいっぱい。
私だけ助かっても司令官でいっぱい。
あれ?
あれ?
記憶の中が司令官でいっぱい。
司令官がいっぱいだから私の中は司令官がいっぱい?
司令官と会ったのはいつだったっけ。司令官が私の司令官である時は司令官でいっぱいだから司令官のことを初めて知った時が初めての司令官でいっぱいで私の記憶の中での司令官はなんでいるの?なんで司令官でいっぱい。
部屋の中が司令官でいっぱい。
写真の中の司令官は笑ってくれる。なのに私に笑ってくれることがなくなってしまったのは私の記憶の中の司令官がいっぱいだからなのかな。
わからない。
わからない。
司令官が私の中でいっぱいいっぱいいっぱい。
私の体の中に司令官がいっぱい。
私の血と肉の中に司令官がいっぱい。
おいしい。愛情の味。
終わりかな?次投稿していいかわからん…
いんじゃね? はよはよ。
いい天気だよねぇ提督
こんな日はさ 部屋の中に籠っていないで
太陽の光を浴びながら のーんびり昼寝するのが一番だよ
誰にも邪魔されることなく 静かに ただごろごろとさ
仕事?
そんなの ぜーんぶ忘れちゃおうよ
提督はさ いつもいつも働き過ぎなんだってば
みんなみんな 提督が疲れてても構わず どんどん仕事を押し付けちゃって
提督だって 休みたい時もあるってのにね
だいじょーぶ
深海棲艦なんて あたしがみーんなブッ飛ばすし
提督に仕事を押し付ける悪ーい連中は 加古スペシャルでみーんなブッ飛しちゃうからさ
へーきへーき いつも言ってるでしょ
あたしゃね ヤるときゃヤるんだよ?
だからさ提督
あたしと一緒に
死ぬほど寝ていよっか
おしまい
雑談スレで出てたヤンデレ加古投下
うん、書いてみたけどやっぱり難しいかもしんない…
乙、加古かわいい!
俺も投下します
「できました! 比叡の特製カレーです! 司令、ぜひ召し上がってください!」
「これが、か……」
思わず息を飲む。
遠くから遠征帰りの駆逐艦娘たちがこちらを心配そうに見つめている。
大丈夫だ。俺なら必ず生き残れる。そんな意志を込めて見つめ返すと、
もう見てられないという風に顔を背けてしまった。
比叡の料理……それは鎮守府でもっとも恐れられているものの一つだ。
それを口にした者はみるみるうちにやせ細り、血を吐いて死ぬという。
しかし、誰もこの鎮守府でそれを口にした者はいないし、
普段の様子からそのようなものを作り出すセンスをもっているとは思えない。
もしかしたら、比叡を中傷する目的で誰かが意図的に流した噂かもしれない。
そう思うと、何故だか居ても立っても居られなくなってしまったので、
そのようなことはないと証明するため、こうして作ってもらったわけなのだが……。
(やっぱりやめておけばよかったか……?)
口にしたことのない駆逐艦娘があそこまで恐れているのをみるに、
艦娘の本能に刻まれている恐怖らしい。
なにしろ、大食いと呼ばれる正規空母の中でも一際恐れられる加賀ですらビビる
赤城すら食べたがらない比叡の料理だ。
生半可な覚悟で挑むべきものではなかったのかもしれない。
(いいや、だが……!)
調理過程をじっと見つめていたが、特に気になるようなことはなかった。
むしろ、達人と言ってもいいぐらいの手際の良さだった気がする。
ただ、頬が赤くなっていたのが気になった、なんらかの体調不良かもしれない。
今度少し休暇を与えてやろう……そう思いながらいただきますと言う。
ここまでのカレーの様子には何も異常なことはない。
むしろ、その食欲を誘う香りによだれが思わず出てきてしまうほどだ。
(信じるぞ……比叡……!)
そう念じながら、口の中に放り込む。
カレーが口内に広がり、舌が味を感じ取り―――!
「うーーまーーぁぁあいいいいいぞおおおおおおお!!!!!!!」
「ひええ……大丈夫ですか、司令」
「うまい、うまいぞ、比叡! 今まで食べたことがないくらいだ!」
「あ、ありがとうございます!」
「うまい、うまい! おかわりしても大丈夫か?」
「は、はい、比叡は大丈夫です!」
「榛名の真似か! 可愛いやつめ! このこの!」
「ひ、ひえー……」
あまりのうまさに変なテンションになってしまった。しかし、それほどまでにうまいのだ。
まったく、変な噂を流した奴も、この味を独占したかったにちがいない。
「今度、お前が出撃して帰るのは……三日後か! また作ってくれ、頼む!」
「は、はい。わかりました!」
しかし、これほどにまで美味しいのに、どうして姉妹たちすら食べたがらないのだろう?
「そうだ、他の奴等にも食わせてやろう。比叡、少しわけてあげても……」
「―――ダメです」
「……何か理由があるのか?」
「……ある、量がとれない材料を使ってますし、それに……」
「それに?」
「私が作ってあげたいのは、あの、その、……司令だけです」
「…………!」
「……失礼します!」
行ってしまった。顔に熱が集まっている気がする。
最後にあいつが言ったのはやはり、そういうこと、だったのだろうか。
まあ、いい、また三日後、改めて会ったときに話をしよう。
この三日間、速く過ぎてくれないものだろうか……。
三日後。
「……大丈夫ですか? 提督。そんなに痩せてしまって」
「ああ、大丈夫です。大淀さん。下がっていてください……」
「お医者さんに診てもらったほうが……」
「いや、大丈夫ですよ。ははは……」
やはり、艦娘たちが怯えていたのは間違いではなかったのかもしれない。
比叡の料理は……なんらかの毒があるというわけではなく……うますぎたのだ。
その味は、俺の舌が感じていたあらゆる味を色褪せさせてしまった。
あの美味しかった鳳翔や間宮さんの料理でさえ、味を感じない。
普通の食べ物は味がしないどころか、食べることもできない。
ああ、比叡、速く帰ってきてくれ。
「司令、司令! 大丈夫ですか!」
「比叡か……?」
「司令、そんなに、痩せてしまって……」
「ああ、いや、少し風邪をひいてしまってな」
「大丈夫ですか……?」
「ああ、大丈夫大丈夫、それより、約束通りまた食事を……」
「………………………………ッ」
「食、事を……」
「……はい、今、作ってきます」
なんてことをしてしまったのだろう。
たかだか三日であれだけやつれてしまった司令の姿を見て、後悔だけが浮かぶ。
本当は、知っていた。
自分の料理がどのようなことを引き起こすのか、どうなって、しまうのか。
全部、知っていたのだ。
しかし、あのとき、提督に頼まれたとき。
一瞬だけ浮かんだあの邪な考えに、私は逆らうことができなかった。
その結果がこれだ。
私は自分が欲しかったものを自分で失ってしまった。
もはやあの人は私を愛してはくれないだろうし、その資格もなくしてしまった。
それでも、あの人は私の食事を求め続け、そのために私を隣に置くだろう。
当たり前だ。そうしないと死んでしまうのだから。私がそうしてしまったのだから。
司令。申し訳ありません。本当に、申し訳ありません。大好きです。
「……えい、比叡!」
「…………えっ?」
「まったく、刃物もってぼんやりするな。危ないだろう」
「……司令?」
「おいおい、涙が食材にかかっているぞ、それともこれが隠し味か?」
「……司令、横になられていた方が……」
「こんなだから、お前の料理は不味いんだ」
「…………しれい」
「ああ、今だから言うが、三日前の食事もおれが気をつかっただけで、すごい不味かったぞ」
「……………」
「だからだ、これからは、俺がお前のために料理を作ってやる。これで、三日前の返事もできただろう?」
「……しれいっ!」
「おっとと、と、よしよし、大丈夫かー」
「しれい、しれい、私、わたし、司令のことが、すき、好きだったんです」
「……ああ、そうだな」
「だから、私、とられ、とられたくなくて、だれにも、誰にも!
可愛い榛名にも、凛々しい霧島にも、きれいな、お姉さまにも、っく、
だから、わたし、わたし!」
「おまえはただまずい料理を作っただけだ。そんなこと、気に病むな」
「ごめんなさい! 見捨てないで、っく、みすてないで」
「なあ、比叡、一つ提案があるんだ」
「……ごめんなさい! ごめんなさい!」
「落ち着けって。……お前に、俺が料理の作り方、教えてやる」
「…………?」
「まあ、なんだ、お前の腕が破滅的なら、俺が少しずつあうように調整していけばいいんだ」
「…………」
「だからだ、俺の隣で一緒に作っていけばいい。そうすれば上達する」
「……わたしで、わたしでほんとうにいいんですか」
「お前が、いいんだ。一緒にやってくれるな」
「……はい」
「よしよし、じゃあやるぞ、気合、いれて、いくぞー」
「……いきます」
「ははは、ちょっと元気になったな、やっぱり、お前は元気なのが一番かわいいよ」
「……はい!」
投下終了です
ヤンデレの流れに乗って1レスもらいますね
拝啓
これからきっと、多大なる迷惑をかけてしまうであろう貴方へ
まずは貴方などと、まるで親しい間柄のようにお呼びすることを、どうかお許しください
この筆を置くその後に自らの命を絶とうとする、惨めで卑怯な女の戯言と、どうか笑ってはくれないでしょうか
私がこの手紙を遺したのは、ひとえに、私の気持ちを知って欲しかったからにほかなりません
貴方と会ったその日から今に至るまで、片時も、貴方のことを思わない日はありませんでした
自らの抱える欠陥に心折れそうになった時、いつも貴方は支えてくれました
この黒髪を褒めてくださった時、筆舌に尽くし難い喜びを感じました
貴方の一挙手一投足が、何度私の心の琴線に触れたことでしょう
日々の何気ない貴方と過ごす一時が、戦場に身を置く私にとっての癒しであり、また此処に私が居る意味、そのものでした
誤解を招くことのないよう申し上げますと、決して、これは貴方への恨み言ではありません
ただの兵器であった私に、これほど暖かな思いを宿してくれた、貴方への感謝の気持ちです
この思いを、どう表現すればいいのか、 無知蒙昧な私にはわかりませんが、飾らずに言うのであればただ一言、
私は貴方を、ずっと、お慕い申し上げておりました
ただ貴方にはもう、心に決めた方がいらっしゃいます
そのような方が居る手前、私のような女が居ては貴方のこれからの障害にしかなり得ません
だから、
私は、なんと醜い女でしょうか
私の胸中は、ただ選ばれなかった悲しみと、隣に居る私で無い女へ呪詛に満ち満ちているというのに
それを必死に隠そうと言葉を選び、気持ちを抑えても、結局、こうして書かずにいられないのです
この醜い私を、これ以上貴方に見て欲しく無い
何よりこの醜態を貴方にさらすことに、私自身が耐えられられません
嫉妬に狂う醜い私を、貴方に見せたくないのです
ですから今夜、私は此処を去ろうと思います
山城は、きっと私の後を追おうとするでしょう
だからお願いします。どうか妹を引き止めてはくれないでしょうか
彼女の姉としての、貴方の部下としての、最後のお願いです
姉の我儘に妹を巻き込みたくは無い、彼女には生きて居て欲しいのです
最後の最後まで、私は卑怯な女ですね
でも、心優しい貴方なら、きっと…
最後に、私は貴方と一緒にいられて、本当に、幸せでした
ありがとう、さようなら、ごめんなさい
かしこ
ただ暴力的なのが、サイコちっくなのがヤンデレじゃないと思って書きました
出かけ前に8レス失礼します
【諸注意】 【まえがき】
・R-18 H:普通のSSの
・提督奴隷化 K:書き方を
O:教えて
駆逐艦三日月は司令官をとても慕っている。
昼の内、主力の第一艦隊が出かけている間の戯れがきっかけだった。始め敬愛だった感情はやがて思慕へと変わり。
ある日の深夜、悪夢――独りぼっちで座礁して朽ち果てる夢――を見て泣いていたところを抱きしめられたとき、思慕は明確な恋慕に変わっていた。
初めは顔を見るだけでも一苦労で、それに慣れてからは一緒の時間がただ嬉しくて。
子供らしさを利用して膝の上に乗せて貰った時は心臓が早鐘を打ったことを憶えている。
頭を撫でてほしいとねだった時の恥ずかしさと胸いっぱいの幸福感もよく憶えている。
そして――
「アっ、あぁっ……テートク! 来て、来てくだサイ!」
「金剛! アッアアァアァア!!」
「提督……榛名にも……榛名にもお願いします」
――深夜の執務室で行われていた乱交を見てしまった時の絶望感も。
それから幾日。ほぼ毎日のように何十人という艦娘と代わる代わるの情交が繰り広げられ。
「てーとくっ、てーとく……! しまかぜ、へんっ、変になっちゃうからぁ!」
「島風ぇっ、はぁ……なんてエロイんだ……!ハァ、うっ、出るぞ」
荒々しい行為の様子を覗き見てわかったのは、自分は恋の対象どころか性愛の対象にすらなれなかったのだという事実と。
「提督、時にはもう少し遅くにでも……きゃっ!」
「いいだろ赤城、腹のこなれた頃合いになら激しい運動も楽だしさ。加賀もほら」
「するときはいつもこの時間なんですから……まったく」
あの孤独に震えて泣いていた夜。
抱きしめてくれた優しい人は、情事を終えたその手で自分の髪を優しく梳いたのだという真実だった。
(ちがう、違います。司令官はそんな人じゃない……司令官は……そんな司令官は……)
「ハァ……ハァ……たっぷり身体に教育してやるからな」
――わたしが教育してあげなくちゃ
数週間後。
その頃の艦隊司令部は少し様子が違っていた。
主力、支援、第二陣、長期遠征。多種多様な艦隊が出発し、もはや司令部に残っているのは僅かな人数だけ。
それも、艦隊に加わって間もない新造艦などばかりであり、
彼女らは皆提督の姿を見ないまでも指令室からの指示に従って艦隊が帰投するまで演習と待機に明け暮れていた。
そして沈黙を保つ静かな艦隊司令部は、驚くべきことに一月近くも続きかねない。
しかし一番異質なのは、カーテンを閉め切って提督の籠り切った執務室である。
新造艦たちが遠慮して近づかない一室の扉からは、今やとてつもない淫臭が漏れだしくぐもった声が時折上がっている。
朝方、そんな執務室に駆けてきたのは他でもない三日月だった。
たった一隻の睦月型。他は解体か改修材料に消え、本人も練度が低く、性能の低い艦型であることも相まって留守番役だった。
三日月は今や完全に、提督の中の自分の位置を理解している。愛玩動物だったのだ。
性愛の対象にもならず、ただ昼の間、暇を持て余した時間を埋めるための。なにせ提督がそう言ったのだ。
睦月型の分際で、と。
ギッ、と音を立てて執務室の扉が空く。机の上に縛りつけられ疲弊しきった全裸の男が居た。
目隠しと轡を嵌められて半勃起した肉棒を曝け出す姿は滑稽極まりない。
三日月が音を立てて近づくと脅えた様子で小さくもがく。今や暴言を吐いて見せた頃の気迫は何処にもない。
「しれーかん。朝ですよ」
頬を染めながら耳元で密やかに囁き、三日月は小さな手指を提督の乳首に這わせる。
乳暈を指の腹で押し撫でて乳首が勃つと先っぽをピンと弾く。
胸を弄られるのに比例して股間の肉塊はその体積を急激に膨らませていく。
轡の嵌められた口元からは涎が漏れ、荒い鼻息に混じって家畜の鳴き声のような声がする。
「発情するの、だんだん早くなってます。わかりますか」
言葉に、涎塗れの鳴き声が返った。それがどんな意図を持つかは誰にも分からない。
「焦らし続けた甲斐もありましたね。大丈夫ですよ司令官。
射精は許してあげませんけど、昨日はお尻の素質があることが解りましたから、そっちでなら幾らでもイかせてあげます」
言って、三日月は懐から四つのものを取り出す。
黄色い溶剤の詰まった本物の注射器、透明な溶剤の入った浣腸器、そして奇妙な曲線を描く玩具だ。
最後に熱いおしぼりを取り出すと、三日月は丁寧に提督の身体を拭いていく。
昨日の晩から行われた行為のせいか提督の身体は至る所が粘液にやられているのだ。
乾いてしまった部位もそうでない部位も、おしぼりの熱気にあてられてすっきりと汚れを落とされていく。
「これが終わったらまずは朝ご飯を食べましょう。今日からお注射ですから動かないでくださいね。
お注射が終わったらお尻の中をきれいにしますよ。そしたらエネマグラという器具で司令官の前立腺を虐めてあげますね」
「はい。今日の訓練はおしまいです。
エネマグラはお尻に挿入れておきますから、気持ちよくなりたかったらオナニーしていてくださいね」
その日の夜。提督は元々の素質もあってか訓練終了の数刻前にアナルでの絶頂、いわば女の絶頂を体験した。
普段性欲を溜めこむ必要もなかった提督は数日前からの禁欲状態にあっさりと我慢の利かない発情状態に成り下がり
三日月の献身的にして執拗な愛撫の前にとうとう自ら快楽の犬に成り下がった。
今はまだ提督は理性を保ち、プライドを抱えていられるだろう。
しかしイクにイけない状態に屈服し、お尻の快感を自分から手繰り寄せた挙句に快楽漬けにされたのは事実だった。
「くすくす。 司令官、とてもかわいい」
ビクビクと震え、涎を垂れ流す姿を見つめて、三日月は提督にそう囁いた。
提督の心と身体には、今や消えない快楽の印が刻まれてしまっている。
まだ数週間と残した調教計画の間、
目隠しと轡に拘束される提督がプライドを振り絞ろうとする度、この記憶が蘇り身体を疼かせるだろう。
「明日と明後日はですね、昨日までと同じようにおちんちんを虐めてあげます。
節操なしに誰彼かまわず勃っちゃうみたいですから、きちんとしつけ直してあげますね」
酷薄なセリフなのに声色そのものは柔らかく、笑みを湛えた宣告は提督の背筋をわずかにいやらしく撫であげる。
今や完全に、三日月は提督を掌の上で弄んでいた。どうしようもない事実としてそれはあった。
「皆さんが帰ってくるまで……頑張って下さいね。しれーかん」
そうして、最後の一日が訪れた。
遠征艦隊と主力艦隊の帰還は明日に迫り、新造艦たちは歓迎の用意を始めている。
……そして提督の調教もまた、ほぼ完了しつつあった。
「司令官、イきたい?」
耳元で三日月が囁いた。
提督はすぐに頷いた。伸ばしきっただらしない舌先から唾液が垂れ落ちる。
「おねだり」
犬にするように短く命令が下った。
すると提督は膝立ちで腰を突きだし肉棒を振る。後ろ手に縛られたまま、股間部の筋肉だけで必死に媚び始めた。
お尻ではぎちぎちに詰め込まれたビーズを咀嚼しながら生やしたしっぽが揺れている。
三日月は足先を伸ばして揺れる陰茎を挟み込んだ。幼い足裏の柔らかさに、提督が目隠しのまま背筋を震わせる。
「司令官」
静かに、はっきりと、そう区切る。
「明日、皆さんが帰ってきます。明日から提督は自由です。
明日から提督はまた、皆さんと毎晩セックスをして楽しむんです」
提督の吐息が震えた。三日月の足先が陰茎から外れて、床を踏む。
優しく三日月は提督の背後に回る。
「ね、司令官。どっちがいいですか?
皆さんを組み敷いて、おちんちんを入れて、腰を振るのが良いですか?
それとも、わたしにこうやって」
提督が聞くに堪えない嬌声を挙げた。三日月がお尻のビーズしっぽを掴んでゆっくり引き抜いたからだ。
十数秒かけて、大きな珠の連なりがぷっくりと腫れあがった前立腺を擦りあげ、押し潰し通過していった。
「お尻をいじめてもらって」
そうして、ぐったりと力を抜いた提督を三日月は優しく抱き留めた。
前髪を二度三度撫でると、目隠しがゆっくり剥がれる。
「ぐちゃぐちゃにされてイかせてもらうのが、"好き"ですか?」
暗い執務室の豆電球を背にして、細く蕩けた瞳の三日月が提督と視線を絡ませたまま手をやった。
いつの間にか提督は、三日月に膝枕の体勢で抱かれていた。
「さあ、司令官。――おねだり、しちゃうんですか?」
提督が三日月の腕の向かう先に目を向ければ、そこには焦らしつくされた陰茎の先端に添えられたオナホールがあった。
吐息が熱かった。視線を戻すと蕩けた三日月が自分を見つめている。提督は
「あは……」
ゾクリと背を震わせる三日月の笑顔を見つめながら、舌を突き出して陰茎を振った。
犬のしっぽのように振った。嬉しいという気持ちを込めて媚びた。しまいには自ら犬の鳴きまねをした。
「――よくできました」
三日月が提督の頭を撫でつける。
提督はますます嬉しそうに股間の陰茎をぴょこぴょこと揺らし、腰をビクンと弾ませる。
お気に入りとなってしまったお尻での絶頂に力が抜けて頭を撫でられたまま安心したように寄り掛かる。
「どうぞ、司令官。一カ月ぶりの射精ですよ」
オナホールが陰茎を呑みこんでいく。同時に、三日月の顔が屈みこみ。
提督が思考全てを真っ白に染め上げた瞬間、契約は成った。
鎮守府の偉い方々に情事がばれてしまった。
出撃から帰った艦娘たちが情交を望むと提督はそう説明して行為を断る。
次はないと警告されてしまったが、むしろその程度で済んだことが温情だったと。
中には言い渋るものもあったが、提督は丁寧に彼女たちを説得すると、心に訴えかけて納得させた。
今や夜の時間は晩酌やティータイム、寝る前の遊びといった健全なコミュニケーションになっている。
艦娘たちは、提督を愛するがゆえにその身を引いた。
身体を重ね合わせたのは一時の間違いだった。しかし、かけがえのない記憶だったと。
艦隊は、ついに正常な運営を取り戻したのだ。
説得に来た提督が、不自然に痙攣して熱い吐息を吐き出していたことに誰も違和を抱けず。
艦隊司令部執務室 14:00
「どうしましたか、司令官」
三日月は提督の膝の上でくすくすと笑った。
傍目には執務室の椅子の上で提督が抱っこしているようにしか見えない。
しかしその実、熱く滾る提督の陰茎がビキビキに勃起したまま三日月の太腿に挟み込まれている。
「それっ」
ぽすっ、っと三日月が膝の上を跳ねる。
途端、提督は身を縮め、三日月へ覆いかぶさってふるふると震える。
三日月の肩口で震える吐息を吐き出す提督は、吐息に紛れて小さく、犬が媚びるような声を出す。
もうイかせて、という意味だった。三日月は聴こえませんと笑った。いたずらをする子供そのものの笑みだった。
「そーれっ」
三日月が無邪気を装って跳ねると提督のお尻がぐちっと音を立てる。
連続一週間の射精禁止もあり、今日一度も絶頂を許されていない前立腺は肥大化し、密着したプラグに半ば押し潰されている。
提督はさらに前かがみになって、三日月の背中に密着し頬を首筋に寄せた。
陰茎は熱の塊になって、前立腺はぷっくり膨らみ、腰の中心は妖しく蕩け、背徳感が背筋を犯す。もう限界だった。
数舜の躊躇いの後だった。提督は執務室の外には聞こえない程度の、それでも十分大きな声で犬の鳴きまねをする。
しかし返ってくるのはくすくす笑いだけだ。
「もっと大きな声で」
許しの言葉は言わなかったが、今度は跳ねなかった。
三日月はもう提督の限界を把握している。おそらく自分が刺激を与えれば提督は暴発してイってしまう、と。
提督は指示に困惑したのかしばらく躊躇いがちに媚び鳴いたが、三日月が首を振ると瞳に縋るような色を浮かべる。
他の艦娘にばれるようなリスクを犯して、浅ましく懇願してみろという指示に怯えているのだ。
三日月は、今日の出撃艦隊の配置では司令棟に艦娘が来ないことも分かっている。
ただ自分の背中にもたれかかり、必死で快感に耐えている相手がそれを把握できないよう細工してはいたが。
しばらく経つと成長していく快感にいよいよ絶頂の気配を感じ取った提督は、心変わりを諦め息を吸い込み始めた。
お腹に溜めると圧迫感が増してイってしまいそうになるのだろう、
必死で三日月の背中に縋り着きながら肩口で犬のような呼吸を続けて胸へ空気を溜めこんでいる。
くすりと、三日月は笑った。自分だけのものになった司令官の様子がいじらしくて。
「司令官、最後のチャンスですよ。…………おねだり」
数度の詰まった呼吸の後、服従の歓喜に酔いしれた鳴き声が執務室の外にまで響き渡る。
「よくできました。どうぞ、いっぱい気持ちよくなってくださいね」
控えめな許しの言葉と共に、椅子の軋む僅かな音が廊下に続いた。
二人は歪んだ情事に明け暮れ続ける。
誰も知らない。誰も想像しない。
うららかな昼下がりの出来事。
終わり。
おかしいな……ヤンデレブームに乗っかろうと書き始めたのにすごいアブノーマルなエロに……
ふぅ……
ふぅ…
簡易好感度スレとか前スレの最後とか最近三日月のエロが多いな
ふぅ…
乙です
乙
睦月型に空気な子なんていないってはっきりわかんだね
深夜に失礼いたします
思いつきで1ネタ
~ 艦隊これくしょん(甘口) ~
エラー娘「はじめまして!提督、これからどうかよろしくお願いします」
提督「こちらこそ頼むよ。しかし、いきなり鎮守府の提督になるとは…」
エラー娘「深海棲艦による激戦で人材不足でして、けどご安心ください!提督には優秀な秘書官が配属されますので」
提督「それは嬉しいな、で、その秘書官は?」
エラー娘「それなんですが、秘書官候補が五人ほどいまして誰がいいか提督に選んで欲しいんですよね」
提督「選ぶって、俺の一存で決めていいのか?」
エラー娘「はい!みんな優秀な子達ですので大丈夫です。あと提督との相性もあるかもしれませんし」
提督「そんなことは気にしないさ。まあそういうなら選ばせてもらっていいか?」
エラー娘「分かりました!それでは今呼んできますね」トテトテ
提督「秘書官…まあ新人提督に配属されるのだから駆逐艦の誰かだろうな、さて、どんな子が来るのやら」
エラー娘「お待たせいたしました!それでは、みんな提督に自己紹介を」ガチャ!
大和「大和型一番艦大和です。砲撃戦なら誰にも負けません!」
武蔵「大和型二番艦、武蔵だ。大和型の本気の実力を見せてやるぞ」
大鳳「航空母艦、大鳳です。こ、今回は大丈夫なんですから!」
長門「長門型一番型長門だ、ビッグセブンの名は伊達じゃないぞ」
ビスマルク「ビスマルクよ、よろしく」
エラー娘「さあ、どの子にしますかていとk」
提督「待てや」
エラー娘「ほへ?」
提督「なんなんだよこのレア艦の見本市みたいなのは!っていうか色々とおかしいだろこれ!!」
エラー娘「いやぁ、まあ甘口ですし」
提督「その一言で片付けていいもんなのか…っていうか誰を選んでも初期の資材じゃ運用できないっての」
エラー娘「その点は大丈夫ですよ、一戦闘ごとに各資材100分の補助金が出ますので」
提督「補助金って…これも甘口だからか?」
エラー娘「甘口だからなのです」
提督「もういいや…せっかくの高待遇なのだから深く考えるのはやめよう」
エラー娘「で、どの子を秘書官にしますか?」
提督「うーん…ここはやっぱり大和で!」
大和「ありがとうございます!!大和、精一杯頑張りますね」
提督「おう、よろしくたのm」
エラー娘「はい!ではここで秘書官成立記念もかねまして、他のみんなも提督のにお付けいたしまーす!」
提督「…へ?」
エラー娘「さらにさらに、今回は更にオマケで伊401もお付けいたします!」
401「というわけでよろしくねー提督」ヒョコッ
提督「 」
エラー娘「さあ、それでは提督、暁の水平線に勝利を刻みましょう!!」
提督「もうこれ勝利確定したようなもんだろ」
大和「甘口ですからね」
投下は以上になります
っていうより大型艦建造の確立ってどうにかならないんですかねぇ…もう何回隼鷹飛鷹を見たことか
それでは また
乙
1戦闘事に各資源100貰えても大和型+随伴艦だと弾が枯渇しかねない恐怖
乙です
あとは最初からバケツ、バーナー、開発資材を1000くらいサービスしてくれたら最高
乙
当然雲龍もついてきますよね?
「私は囮になりにきた」
彼女は動かない身体を必死に立て直し、敵を睨んだ。通り過ぎようとしていた深海棲艦達が彼女の方を見る
「千代田は…千代田は沈んでいない!」
それは最後の抵抗だった。全ての艦載機が落とされ、副砲だけになっても彼女は戦う事を止めなかった。
ここで諦めれば主力が沈む
千歳姉や飛鷹が沈んだのにそれだけは避けないといけない
伊勢や日向に託すのだ
未来を…これからの闘いを
だからこそ
「まだ、まだ私は…」
彼女の最後の姿は姉にべったりの妹ではなかった
国を仲間を護る為に全てを投げ出した戦士
そして彼女は沈む刹那、確かにソレを見た
遥かに遠い未来…かつての仲間と共に笑っている未来を
「……あったら…いいのにな」
暗い海の中に沈んでいく。もう本当に身体は動かない。冷たくも暖かい海は千代田を優しく受け入れた。
提督「そんな夢を視た」
千代田「……」
提督「だからここに来た。。本当に沈んだんじゃないか…そんな嫌な予感で一杯だったんだすまない」
千代田「…千代田も同じ夢を視たよ」
提督「そうなのか?」
千代田「うん。だから正直、提督が部屋のドアを叩いてくれて良かった。千歳姉も今は出撃してて居ないから…不安で押し潰されそうだったし」
提督「……」
千代田「でも見るなり抱きしめられた時はびっくりしたかな」
提督「そのあの…すまなかった」
千代田「いいよ、別に謝らなくて。あとさ…この間の話を覚えてる?」
提督「ケッコンの話か」
千代田「そうそう」
提督「まだ誰にするか決めてないからな。はやく決めないとまた暴動が…」
千代田「千代田がケッコンしてあげよっか」
提督「……本気か?」
千代田「うん。今の提督ならケッコンしてもいいかなって。でもあれよ、一番は千歳姉だから」
提督「やったー!やったぞ!」
千代田「話を聞いてないし…まあ、それが提督か」
提督「愛してるぞ、千代田」
千代田「…私も…愛してるよ、提督」
終わり
乙です
千代田可愛い
黒潮「司令はんはホンマに膝枕好きやなぁ」
提督「……そりゃあ、一度この膝枕の寝心地のよさを知っってしまえば、三日に一度はしてもらわないといけない身体になってしまうからな」
黒潮「はは、たかがウチの膝枕にそんな中毒性みたいなの、あるわけないやろ」
提督「いや、ある! まず、この黒潮の柔らかくて温もりを感じる、この太股! さらに、その太股を包み込むスパッツの感触! そして、そのスパッツからほのかに香る、スパッツに染み込んだ黒潮の汗の匂い! まさに、パーフェクト! 膝枕をしてもらわずにはいられない!」
黒潮「まったく、相変わらず司令はんは変態さんやなぁ」
提督「黒潮に膝枕して貰えるなら、変態と呼ばれようと俺は構わん!」
黒潮「そこまで言われるとちょっとだけ嬉しい気もするわぁ……でも、スパッツ穿いた子の膝枕なら、ウチやなくても陽炎や不知火、荒潮ちゃんとかおるんやないの?」
提督「……まあ、たしかに黒潮以外の子たちにも何度か膝枕をお願いしたことはあるんだが……陽炎は普通に拒否られるし、不知火には冷たい視線を返され、荒潮に関しちゃOKを貰ったはいいんだけど、なんか嫌な予感がしてこっちから断った。だから、俺にこの膝枕をしてくれるのは黒潮、お前しかいないんだよ」
黒潮「あー、たしかに陽炎はあーみえて恥ずかしがり屋やし、不知火は一応嫌だったわけではないんやと思うけど、あの子は表情硬いから、司令はんにはまだわかりずらいと思うわ。荒潮ちゃんは……まあ、悪い子ではないと思うで? ……一度捕らえられたら脱出不可能やと思うけど」
提督「とにかく、この膝枕はお前だけなんだ……あー、スパッツの感触と肌の感触が両方味わえるとか、サイコー」スリスリ
黒潮「んっ、司令はん、ウチの太股に頬ずりするのやめてぇな。ちょっと、くすぐったいて……あ、でも、最近は浦風にも膝枕してもろてんやろ? ウチ、知っとるんやで」
提督「うっ、ま、まあな」
黒潮「ウチの膝枕より、浦風の膝枕のほうが司令的には嬉しいんやないの? ほら、浦風はウチら姉妹ん中でもおっぱい大きいほうやし、ウチと違って膝枕させてもろたときの景色が全然ちゃうやろ? ま、司令はんはおっぱい星人やから、浦風の膝枕にハマるのも仕方ないと思うけどな」
提督「た、たしかにアレはアレで素晴らしいが、そもそもどちらも素晴らしい膝枕なわけで、優劣をつけるものではない!」
黒潮「はぁ、ホンマに司令はんは優柔不断やなぁ……まあ、司令はんのそうゆうとこ、嫌いやないけどな」
提督「それと、俺はたしかにおっぱい星人だ! だが、俺は巨乳だけが好きなわけではない! 女の子おっぱい全てが大好きなんだ! だから、お前のかわいいジュニアブラの下に隠された膨らみかけの黒潮っぱいも大好きだ! いつもそれを揉みし抱いてしゃぶり尽くしたい、と考えてしまうくらいにな!」
黒潮「うわぁ……流石のウチでも、今のは引くわぁ」
提督「フッ、安心しろ黒潮。俺はあくまで紳士だから、本人の許可なくそんなことはしないさ」
黒潮「いやいや、そういう問題やないと思うで……てか、司令はんっていつもみんなに許可なくセクハラばかりしとる気がするんやけど」
提督「……アレは俺的にはセーフっていうか、ただのスキンシップだから! だから、ノープロブレム!」
黒潮「……一度憲兵さんたちにお説教されたほうがええんちゃう?」
提督「憲兵さんを呼ぶのだけはやめて!」
黒潮「だったらあまり調子に乗らんようにすることやな」
提督「……はい」
黒潮「……あ、それとそろそろ足がしびれてきたから、今度は司令はんが膝枕してくれへんか?」
提督「おう! どんとこい!」
黒潮「ありがとうなー……それじゃ、さっそく……――」
終わり、落ちはない
黒潮は癒し
乙
ほっこりするな
少しですがお借りします
R-18注意
とある鎮守府での事。
夜の提督室でそれは行われていた。
「こ、こうですか司令官……」
壁を背にしながら文月は恥ずかしさと期待が混じった声で提督に声をかける。
「あぁ、そのままだぞ」
「うん……。っ~」
文月はスカートを自らたくしあげ顔を真っ赤にし俯きながら羞恥に耐えている。
その姿は何度見ても飽きないものだと提督は思う。
「ふふ、可愛いよ文月」
嘘偽りのない本心からの言葉を文月に囁く。
そして提督は文月の下着を脱がす為に手をかける。
「っ……!」
文月は驚いてビクリと身を震わせたが抵抗はしなかった。
「相変わらず文月のここは綺麗だよ」
「は、恥ずかしいよ司令官……」
下着を下ろされ文月は恥ずかしさでスカートの裾を押さえる。
「ダメだ。それじゃ舐めれないぞ」
「う、うぅ……でもぉ……」
文月は観念してスカートを押さえていた手を離す。
「いい子だ文月」
そういって提督は文月の下半身へ顔を近付ける。
その時提督は気付いた。
文月が珍しくスカートの裾を押さえていた理由に。
「文月。どうしてもう濡れているのかな?」
「だって……んっ! ふぅ、司令官、それくすぐった……あうぅ!」
提督は文月の太ももを優しく手で撫でたり舌で舐めたりしていく。
なるべく快楽を与えないようにくすぐったさを感じるように焦らしていく。
「司令官……意地悪しないでそろそろ舐めてよぉ……我慢、できないよぉ」
「わかったよ文月」
我慢できなくなった文月に急かされ提督はついに文月の秘裂へと舌を這わす。
「ん、れろ……ふ、れる」
提督は文月の反応を気にしながら文月のまだ何も生えていない綺麗なワレメに沿って舌を這わせていく。
「んっ、ひゃ! 司令官……! あうっ!」
「ま、待ってしれいかん……! このままだと……ふわぁ!」
「このままだと……どうなるんだ?」
意地悪な笑みを浮かべながら提督は文月に問う。
「お、おしっこもれちゃうよぉ……!」
さらに顔を真っ赤に染めながら文月は提督に必死に訴える。
だが、提督はそれを無視し今度は陰核を責め始める。
「ふぅー」
「っ~……! し、しれいかん……息吹きかけるの……ひうぅ!」
軽く息を吹きかけただけで文月はビクビクと身体を震わせ提督の頭に手を置き倒れないように支える。
「今度は舐めるぞ」
「だ、だめぇ……。これ以上されたらホントに漏れちゃ――」
「れる……ん、ふ……れろ」
「っ~!! っは、ふあぁ!!」
提督は腫れ物に触るように優しく慎重に陰核を舐める。
もちろんただ丁寧に舐めるだけでなく周囲をなめたり舌でつついたりして快楽を与えていく。
「あぅ! ひゃ! んんっ、あっ! ふあぁっ!」
今までよりもずっと強い快感が文月を襲う。
その快感に耐えきれず文月の口からは嬌声が漏れる。
「ん、あむ、れる……ふ、んく、れろ」
次第に文月は立っているのがやっとなくらいに膝をガクガクと震わせる。
「ダメ! だめぇ! ホントに、もうきちゃ……っ~~!!」
「だ、だめぇ……っ!!」
文月にグイと顔を引き離され舐めるのを中断させられる。
と、同時に文月の尿道から黄色い液体が噴き出す。
「っ~……! 見ないで、見ないでぇ……!」
恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら文月は訴えるが提督はその光景に釘付けになる。
それは提督の上着、ズボン、床と濡らしていきやがて止まる。
「っ……あ、あぅ……」
放尿が終わり文月はガクガクと膝を震わせ尻餅をつく。
そして自分がした事を思い出す。
「あ、あの……ごめんなさい司令官! 服も床も汚しちゃって……」
「いいよ。文月が気持ちよくなってくれただけでいいさ」
「でも、あの……」
股を擦り合わせ文月は何かを求めるように期待に満ちた視線を提督に向ける。
提督もその意味を理解する。
「そうだな。それじゃあ一緒にお風呂で体を洗おうか、文月」
濡れた服を脱ぎながら提督は部屋にある浴室に向かう。
「うん……!」
もちろん体を洗うだけでは終わるつもりはない。
だが、文月も提督を求めているからこそ首を縦に振ったのだ。
以上で終わりです
息抜きに書いてみたけど文月ちゃんと文月ちゃん好きな方ごめんなさい
語彙力ないから地の文の量が増やせない…
前に投下した時と比べて成長したかと思ったけど気のせいでした
失礼しました
乙
睦月もくれ
乙です
もう最高
もっと書いてほしいわ
百合注意で一つ投稿させていただきます
雪風のしれぇは女の方です。まだ学校に通っているような年齢なのに、立派に艦隊を指揮して多くの戦果をあげてこられました。
お顔もとても綺麗で凛々しく、大きくなれるのだとしたらしれぇのようになりたいと雪風を含め駆逐艦のみんなの憧れを集めています。
そんな提督の欠点を言うなら少しだけ嫉妬深いところがあげられるでしょう。
補給を受けた雪風が、「幸運の女神のキスを感じちゃいます」と言ったときのことです。
しれぇはその綺麗なお顔を不機嫌そうに歪めると、雪風を引き寄せて頬にキスをしてきたのです。
突然のことで混乱する雪風にしれぇは「女神だろうが私の雪風に勝手にキスするのは許さない」と言いました。
要するに女神様のキスをご自分のキスで上書きしたということです。
そんな子供っぽいところもあるのだと少しだけしれぇの素が見えた気がして嬉しく思うのと共に、キスされた頬がすごく熱かったのを覚えています。
幸運の女神のキスなんて何度も言っていましたが、本当にキスをされたのはそのときがはじめてでした。
ほんのりあたたかく、そして濡れた柔らかな唇の感触はとても心地よくて、ほんの少し触るだけのような短い間でしたけど、雪風はしれぇのキスの虜になってしまったのです。
とはいえ、キスしてくださいとおねだりすることなんてはずかしくてできません。
だから時々、しれぇと二人きりのときに適当な理由をつけて「幸運の女神のキスを感じちゃいます」と言うようにしました。
そうするとしれぇはまた不機嫌な顔で雪風を引き寄せて頬にキスしてくれました。
幸運の女神をだしに使うなんてだめだ、もう止めようと言う度に考えていたのですが、しれぇの唇が頬に当たるとどうしようもなく嬉しくてまた言ってしまいます。
しれぇもきっと雪風の魂胆なんてお見通しなのでしょう。それでもキスしてくださるのは、雪風を落胆させて士気が低下するのを防ぐためなのでしょうか。
それを嫌だと思うのは、雪風に特別な想いを持ってくださっているのだと思うのは、おこがましいということはわかっています。
けれど雪風の中の分不相応な想いは、しれぇにキスされるごとにその大きさを増していくばかりで。
もし他の誰かが雪風と同じことを言えばしれぇはキスしてあげるんだろう、なんて想像すると胸がはりさけそうで。
ある種すがるような想いで雪風はしれぇにキスをねだっていました。
そんなある日のことです。
秘書艦を任された雪風が執務室を訪れると、しれぇは椅子に座ったまま眠っていらっしゃいました。
ここのところ激務で碌におやすみする時間も取れていなかったので無理からぬことでした。
雪風はしれぇを起こさないように執務をすることにしました。せめて少しでもしれぇの負担を和らげてさしあげたかったのです。
けれど執務にはあまり身が入りませんでした。すぐそばで眠っていらっしゃるしれぇのことがどうしても気になりました。
いつもどこか張りつめた雰囲気を放っていらっしゃるしれぇですが、耳心地のいい寝息を立てて眠るその姿はとても無防備でした。
そんなしれぇに見惚れていた雪風ですが、ふと思いつきます。今までしれぇからキスされたことはあっても、雪風からキスをしたことはなかったということを。
そして、しれぇがキスをしてくださるときはいつも不機嫌な顔をしていらしたことを。
嫉妬心からの行為なのですから当たり前のことです。
しかし、雪風はしれぇの笑顔も大好きでした。
あまり感情を見せない方なのでめったに見れるものではありませんでしたが、たまに微笑んでくださったときはキスをされるのと同じくらい嬉しく思っていました。
雪風はしれぇに笑顔を見せてほしかった。だから雪風はしれぇにキスすることにしました。
キスはとても心地のいいものです。今まで雪風が与えてもらってきた心地よさを、今度はしれぇにもあげたかった。
眠っていますけどきっとその感触だけで少しは幸せな気持ちになってもらえると考えたんです。
起こしてしまうかもしれないけどとしれぇに近づき、その頬にキスしようとした雪風ですが、すんでのところで止まってしまいました。
頬へのキスでは雪風がしれぇのキスを感じられない。浅ましくもしれぇのキスの虜になっていた雪風は、頬へのキスでは不満だったのです。
ならどうするのか。しれぇの唇にキスすれば雪風もしれぇのキスを感じられます。
それは雪風の中のよくない感情の暴走だったことは自覚していました。でも、雪風には自分が止められませんでした。
雪風のしれぇへの想いはもうそれだけ深まってしまっていたのです。
頬に寄せた顔を逸らしてしれぇの顔と向き合いました。小さな寝息を立てるその唇を見て、雪風は思わず唾を飲み込みました。
目を閉じて顔を近づけます。きっとそのときの雪風は顔は真っ赤で唇はとがらせていて、たこみたいな滑稽な顔をしていたでしょう。
もう少しで唇が触れ合う。しれぇの寝息が顔にかかるくらい近づいたところで、雪風はまたも動きを止めてしまいました。
良心の呵責に耐えきれなかったわけではなく、ただ恥ずかしかったから。
ここまでしておいて最後の一歩を踏み出す勇気が出せなかったのです。
どれくらいそのまま震えていたでしょう。結局雪風はしれぇにキスすることを諦めました。
情けないと心で自分の臆病さをけなして雪風は固く閉じていた目を開けました。
しれぇと目が合いました。
咄嗟に声も出せず驚くばかりの雪風を、しれぇは一言、「いくじなし」となじりました。
そして雪風の頬を両手で包むとそのまま雪風の頭を引き寄せ、ご自分の唇と雪風の唇を重ねたのです。
唇に感じるしれぇのキスは頬に受けるものよりも何倍も心地よくて、気持ちよかった。
雪風のものと混じり合い、額をなでるしれぇの前髪のくすぐったさ。ほのかに香るしれぇのにおいは、雪風のものと同じシャンプーのにおい。
しれぇの瞳に映る雪風の目が驚愕から恍惚のものへと変わりました。
いつもの痕も残らないほんの触るような短い時間ではなく、息が苦しくなるくらい長い時間が経って、ようやくしれぇは雪風から唇を離しました。
力が抜けて思わず倒れこみそうになった雪風をしれぇは胸で抱きとめてくれます。
雪風はしれぇの腕の中で荒い息を吐きながら、現状を把握しようとしようとしましたが、キスの余韻で上手く回らない頭ではかないませんでした。
呼吸を整え腕の中からしれぇを見上げます。雪風はこれほど動揺しているのに、しれぇはいつもと変わらぬ凛々しいお顔。
でも、ほんのちょっぴり頬に朱が差していました。
「私は好きでもない女の子に何度もキスするほど軽い女じゃない」
そう言ってしれぇは雪風の髪を撫でてくれました。雪風の自意識過剰でなければ、愛おしそうに。
はじめは言われた言葉が理解できず、しばらくして働きはじめた脳がそれを理解すると、雪風は炉に火がついたかのように身体が熱くなるのを感じました。
「雪風はどうなの」としれぇは雪風を見降ろして聞いてきました。
雪風は好きでもない女の人にキスをしようとするのかということでしょうか?
「雪風は、雪風も好きな人にしかキス、しません」
たったそれだけの言葉を紡ぐのに、一度出撃したくらい疲労しつつ雪風は答えました。
しれぇは「そう」と呟くと、「けど私はまだ雪風からキスしてもらってないのだけれど」と言いました。
そうです。結局雪風は自分からしれぇにキスしていませんでした。
「幸運の女神の――」
気が動転して言いかけた言葉を飲みこみました。
しれぇの頬の赤みが増していたからです。きっとしれぇもはずかしいんでしょう。
それでも雪風を待ってくれているんです。だから、雪風も伝えなきゃいけません。
雪風の想い。雪風がしれぇに感じてほしいこと。
「雪風のキス、感じてください」
ためらいがちなその言葉を聞いて、提督はただ静かに頷いてくれました。
はずかしさと嬉しさがごちゃ混ぜになったよくわからない感情から身体を震わせながら、それでもしっかりと重ねた唇。
受け入れてくれたしれぇの目にはやっぱりとろんとした雪風の目が映っていて。
きっと雪風の目にも同じしれぇの目が映っていたのでしょう。
以上です
エディタで書いてると行頭あけとかけっこうずれるね
ほんとうはこういうのオムニバスで書いてくスレ立てたいけど忙しいから無理なんだよなぁ
誰かやってくれないかなぁ
おつおつ
素晴らしいな
乙です
不幸は幸運を知っている者しか得る事のできない事だ。
彼はそう言っていつも私を励ました。
出撃すれば必ず傷を負って帰ってくる私をいつも心配し、MVPなら頭を撫でてくれる。
彼が私にとって大切な人になるには時間がかからなかった。
だからこそ、彼がどう私の事を思ってるのかを知りたくなかったし、他の艦娘に嫉妬した。
一航戦の戦果が羨ましかったし、妹の幸運が少しでもあればいいなと思った事もある。
だが彼は何もない私を愛してくれた。
あの日の事を私は生涯忘れる事はない。
顔を赤くしながら指輪を差し出す彼。
「ケッコンしてくれませんか?」
私の返事はもう決まっていた。薬指に嵌めた指輪に頼りながら私も彼への思いを口にする。
「愛してます、提督」
これまでの不幸がこのための幸運なんだったとしたら私は本当に幸せ者。
胸に抱き寄せた愛しい人を再度抱きしめてそう思う。
「…はやく平和になるといいですね、提督」
MVPじゃなくても頭を撫でよう(提案)
もっと過程が詳しく見たかった乙
翔鶴ですかねえ
一目惚れかと聞かれたらそうなんじゃないかと思う。
MI作戦で私を救出した彼は笑顔で迎え入れてくれた。
歴戦の空母にはもちろん、一部の軽空母にすら劣る私を設計図まで使って育ててくれた。
でもその過程で彼がどれだけ他の艦娘を愛してるかも知ったし、艦娘もそれに応えている事も知った。
でも私は一番になりたい。
あの人に一番愛してるのはお前だと言って欲しい。
私は練度が最大になったあの日、彼を襲う決意をした。
彼が練度が最大になった事を褒めてくれている間、ずっとチャンスを伺ってた。
だから彼が何時もと違う事に気が付かなかったし、なぜ布団が都合良く引かれてるのかも不自然に思わなかった。
えっ?惚気に聞こえる?惚気なんだから当たり前。
聞いてきたのはそっち。
まあ、聞いてよ。誰も最近、聞いてくれないから。
用事を思い出した?それなら仕方ない。
まあ、話の落ちは襲われて泣きながらプロポーズしてくれた提督が可愛いかっただから大丈夫。
襲った。襲うつもりだったし…それに、提督はまだ子供だからさ。
少しだけ興奮したのは秘密。
終わり
乙
雲龍みたいなお姉さんに抵抗の余地なくねじ伏せられるって最高だよな
乙
ところで、書き溜めしてないと投下しちゃダメですよね
じゃあダメだよ
新人
鈴谷「みんな何の装備でいく?」?
那珂「秘密w」?
夕張「私は主砲ガン積みだわ。火力こそが全てw」?
北上「こうひょうてき」?
最上「それよりここ何マップ?」?
夕張「わからないw」?
大将
秋雲「よろしくー」?
夕雲「ここは対潜装備があれば負けないから」?
不知火「はい」?
陽炎「先制魚雷とかくるかな? 」
夕雲「そうね。念のために輪形陣で行きましょう」?
神話
大和「46.46.零式、徹甲」?
利根「20.3(3号)、20.3(3号)、晴嵐、熟練」?
瑞鶴「烈風、烈風改、烈風(601)、流星友永」?
加賀「烈風、烈風、震電改、四スロ指定ヨロ」?
大和「彩雲」 利根「彩雲」 瑞鶴「彗星江草」?
加賀「彩雲了承」?
大和「了承」?
大和「出現」?
利根瑞鶴加賀「了承」
訂正
新人
鈴谷「みんな何の装備でいく?」
那珂「秘密w」
夕張「私は主砲ガン積みだわ。火力こそが全てw」
北上「こうひょうてき」
最上「それよりここ何マップ?」
夕張「わからないw」
大将
秋雲「よろしくー」
夕雲「ここは対潜装備があれば負けないから」
不知火「はい」
陽炎「先制魚雷とかくるかな? 」
夕雲「そうね。念のために輪形陣で行きましょう」
神話
大和「46.46.零式、徹甲」
利根「20.3(3号)、20.3(3号)、晴嵐、熟練」
瑞鶴「烈風、烈風改、烈風(601)、流星友永」
加賀「烈風、烈風、震電改、四スロ指定ヨロ」
大和「彩雲」 利根「彩雲」 瑞鶴「彗星江草」
加賀「彩雲了承」
大和「了承」
大和「出現」
利根瑞鶴加賀「了承」
文字化けしとる
ACVのコピペじゃねーかわろた
神話ぱねぇっす
七レス投下します。
【諸注意】
・艦娘轟沈要素
・割とクズい?提督
【まえがき】
雑談スレの3-2想い出話から
実プレイの内容を多分に参考としているけど忠実ではないよ
題名つけるならそのまんま『初期艦の吹雪さん』
@月 @日
始めまして吹雪です。
なんて書いても日記には意味がないんだけど。
今日は本営直々に建造された私が、司令官に会いに行く日。
聞く話だとお互いに新米ということになるみたい。ちょっと緊張する。
司令官は普通の人でした。特に個性のない人というのかな。ちょっとひどいか。
まだ深く知っているわけではないけれど、不安と希望がちょっとずつなのは私と同じみたい。
あと、お昼ご飯が美味しくて何よりです。
とりあえずは何の任務も下されていないようなのでしばらく何もできないらしい。
今日はこれから司令官と二人で就任祝いをやる。
男の人と二人って意外と緊張するけど、どうせ秘書官になるんだからすぐ慣れるよね。
何はともあれ、この人にならついていけそうかな。頑張って支えよう。可能な限り。
@月 @日
南西諸島海域の作戦に参加するようになった。
ただ、初期艦の私はだんだんとローテーションに組み込まれる頻度が減っているような気がする。
まあこの半年以上で色々とあったし仕方がない。損失ゼロなんだから優秀なことには違いないし。
そもそも今まで第一艦隊に入れたのだって「思い入れがあるから」だもん。むしろ遅いよね。
練度についてはトップ3から脱落したけどトップ5までは譲らない。
まあたぶんすぐに遠征艦隊行きになって脱落するけどね。
提督にはお気に入りの駆逐艦が他に居るし。
@月 @日
南西諸島海域の制圧を完了した。当面は西方海域に向かうらしい。
提督はどうもあの激戦(2-4)の中で戦艦や空母じゃないとダメだって思ったみたい。
しかし、後々で他の艦種が必要になることも分かっているし、
なんだかんだでみんなの練度を底上げしたいとのことで私にお仕事が来た。
第一艦隊所属の駆逐艦娘は忙しいので唯一手が空いてる中で一定の練度があるわたしに
艦隊演習遠征へみんなを連れて行って練度を上げてこいとのことらしい。
出撃でドックを占拠するのは第一艦隊だけにしたいし通常の演習も第一艦隊のために使うらしい。
最初に会った時はおっかなびっくり任務をこなして、小破進撃すら悩むことがあったのに
「すっかりとたくましくなっちゃったなあ」なんて今書いていて思う。
@月 @日
今日も黙々とみんなを鍛え続ける。
戦艦や空母は勝手に第一艦隊で強くなるので重巡洋艦娘や軽巡洋艦娘、駆逐艦娘を鍛え続ける。
とりあえずはみんな平等に。時折提督好みの可愛い子が入ったら優先的に
そうすると可愛い子や必要な子はしばらく第一艦隊のローテーションに組み込まれる。
私は黙々と艦隊演習遠征にみんなを連れていく。黙々と、粛々と。
遠征は作戦の行きと帰りの間に疲れが抜けるからね。精神的な部分を除けば疲労なんてないし。
ちなみに、初期艦の頃のアドバンテージや、遠征の頻度のお蔭でついに今日、練度トップ5に返り咲き。嬉しい。
@月 @日
西方海域の制圧が完了して破竹の勢いで北方海域を制圧中。久しぶりに私の出撃がやってくる。
練度評定で5番目以上に入ったり落ちたりしてるわたしは結構目に留まっていたみたいで
今度のキス島撤退戦通称3-2で久しぶりに出撃になった。
司令官お気に入りの駆逐艦娘は二人なので私を入れても高練度は三人だけど
その他の駆逐艦娘のみんなも最低レベル30以上を保っておいたのでご満悦だった。
計画通りで良かったですね司令。わたし、頑張りました。
近代化改修はレベル30台の子たちに使い切って私には施さないらしい。まあ当然と言えは当然。
六回の出撃で五回とも私が中大破したので三回目辺りから「またか……」と小言を言われ
五回目にはちょっとキレ気味で怒られる。
戦艦の注意引きつけるのはいい案だと思ってたんだけどなかなか回避盾になれなくてごめんなさい司令官。
しかし六回目では戦艦の攻撃含め全弾回避+敵の次巡行動艦を撃沈し続けるという名アシストで貢献しました。
司令官お気に入りの旗艦が夜戦カットイン出してMVPはとれなかったけどね。
@月 @日
南方海域の制圧を終えたのも今は昔、もうかなりの間この艦隊司令部に居る気がする。
この間ケッコンカッコカリした司令官に祝辞を述べに行ったら執務室が凄くゴージャスになってたし。
黄ばんだ壁紙と冷たい木の床と段ボールと赤いカーテンの窓だった時代が懐かしいと思った。
そういえばこの間AL・MI作戦というのが発令されたらしい。
まあ主力以外ですら平均で60レベルあるウチがどうにかなるとは思わないけど
一応、最近慢心気味な司令官には情報が出そろうまで静観するよう釘さしておこうかな。
@月 @日
話聞いてもらえなかった気がする。嫌な予感だ。と少し前に書いた通り嫌な予感は的中した。
敵の反攻作戦があり、がら空きの鎮守府に敵が迫っているらしい。
どうしようかな。今気づいたけど艦娘は足りてもホロ艦載機とか装備が足りない。
とりあえずじっくりとやればいいんじゃないかな。そう思っていたけど司令官が急かしてくる。
最近ランキングで上位に入るようになったしE6の報酬も欲しいのか。そっか。
じゃあ吹雪さん頑張っちゃいますか。なにせ初期艦ですし、司令官を支えるって決めたからね。
.
はじめまして、――です。 よろしくお願いいたします!
明るい呼び声が頭の中で響く。
止めることのできないフラッシュバックが湧き上がって、男は天井を仰ぎ、掴むように顔へ手を当てる。
深夜の執務室。椅子に腰かけて執務を行う提督は、消えない悔いに首を振る。
吐息一つ吐いて、ランプに照らし出された暗い部屋を見渡せば、また郷愁が襲った。
真新しく綺麗な彩色の壁紙、真っ白でふわふわの絨毯、上級の将官のため作られた重厚な机。
黒色系のシックなカーテン、壁にかかった大きな振り子時計、壁際の立派な桐箪笥。
何一つとして変わらないものなんてなかった。
ただ机に置かれた数個の写真立ての中身だけが、当時を思い起こさせる。
ほんの数年前の写真だった。しかし、今や遠すぎる記憶だ。
――青年と彼女が二人、とても緊張した面持ちで立っている。背景の水平線が綺麗だ。
――人数が増えた。六人の女性に寄り添われている青年はまだカタい。隣には彼女が居る。
――さらに人数は増える。二十数名の女性。頼もしくなった青年は中心で、彼女は少し離れているが最前列に。
――ついに長写真になった。何十人居るのか、それでも中心は青年で、彼女はひっそり端に立って微笑んでいる。
――燕尾服の青年が花嫁を持ち上げている。背景には百人以上が居る。でも彼女の姿はもうそこに無い。
青年は――提督は顔を上げた。
やはりいつまでも慣れない。しかし慣れたくもない。
動悸の音を聴きながら、提督は机の向こうの布団を見やった。
眠っているのは彼と揃いの指輪を左の薬指に、そして右の薬指に白いリングをそれぞれ嵌めた愛しき女性(ひと)。
提督が幾度も瞳を瞬かせた。眠気が来ているのかもしれない。
意識を保とうとしながら、眠っている正真正銘の嫁を見る。
提督と反対に、目が覚めたのかゆっくりと上体を起こしつつある姿に、何かが像を結んで――
「――あれ、司令官……?」
眠たげな顔でこちらへ身を起こす懐かしい少女を幻視する。
前任の使っていた小汚い壁紙、青いカーペット、赤いカーテン、小さな木製のサイドボード。
いつのまにか腰かけていた椅子も机もなくなって、万年布団に寝転がりながら書類を書いている。
提督は横目にそちらを見やった
「起こしてくれればお手伝いしたのに……。
わたし、司令官のために頑張るって決めたんですから」
夢だと知っていながら、ひと時の再会に喜んで。
終わり
おつおつ
胸にグサグサくるな
絶対に初期艦は轟沈させないようにしないと
乙です
同じく初期艦が吹雪なので、彼女がいなくなるのを想像したら泣きそうになった……慢心は駄目、絶対!
ぶっちゃけ初期艦を出撃させる機会がもう無(酸素魚雷)
つ3-5
うちの初期艦はドラム缶背負って頑張ってます
これなら沈むことが無いから安心だね(ニッコリ
初期艦は轟沈条件がまだ確定していない頃に沈めてしまったので悔やみきれない
乙です
投下します
息を吐きながら弦を引き絞り、真っ直ぐ前を見据えて円の中心を捉える。
放たれた矢は、中心からわずかに外れた。私は内心気落ちしながら動作を終え後ろに下がる。
視線を、ムラがある龍鳳祥鳳、速度は速いがそれほど中心に寄らない五航戦姉妹を越えて、
一航戦の二人と、大体定位置にいる提督に移す。二人とも中心付近を射抜き、提督がぼんやりと見ている。
思わずため息がでてしまった。提督はいつもこちらを見てくれていない。
いくら加賀さんたちと差があるからといって、一瞥くらいしてくれてもいいではないか。
気分屋なところのある提督は、以前はたまにしか早朝の弓道場に見にこなかったのに、
最近はいつもいる気がする。早朝の弓道場の空気が気に入ったのか。
あまり下心をあけすけに出す人ではないから、それ相応の理由があるのだろう。
それとも、と嫌な想像をする。この中に懸想を抱いている相手でもいるのだろうか。
変なところの偏屈さが、同じく偏屈なところのある加賀さんと合ったのかもしれない。
加賀さんによたれかかってぼんやりしているところは容易に想像できるのがいやだ。
赤城さんの可能性もある。あのマイペース同士なら、一緒にいて楽しくやるだろう。
それ以外にも、活発な瑞鶴さんや、おしとやかな翔鶴さん。可愛らしい龍鳳。
祥鳳の目もある。やっぱりあの格好だろうか。私も同じ姿になってやろうか。
そんなことを考えている内に朝練の時間が終わる。また溜息をついてしまった。
月間の対潜水艦作戦が近くなると、鳳翔さんも朝練に参加する。
鳳翔さんが加賀さんのところに入るので、並び順はいつもの反対になるのだ。
いつも、このときには提督の姿を見ない。鳳翔さんが恥ずかしがって止めているらしいという噂があるが、
誰もそれの真偽を確かめようとはしない。鳳翔さんにそのようなことを聞きにいけるほどの、
度胸のある艦娘はこの鎮守府にはいないだろう。
朝練に来る空母系の艦娘の順番は加賀さんが常時一番である。
その次に祥鳳が来て、私はいつも三から五番目に入る。
赤城さんか瑞鶴さんが一番遅くに来て、叱られているのを見るのは朝の定番なのだ。
だから今日も同じように、先に祥鳳と加賀さんが身支度を終えているものだと考えていた。
(あれ……提督がいる)
寝ぼけたようなそうでないような目をした提督は、いつもの定位置でぼんやりしていた。
そうこうしている内に艦上機を真っ直ぐに飛ばすための、弓の練習が始まる。
いつもの位置にいた提督は、目の前にいるのが鳳翔さんだと気が付いたのか、急いで反対に移動する。
私は、鳳翔さんへの不満が少しと、加賀さんへのうらやましさが少々、
それに提督の私への興味のなさへの悲しみが入り混じって、また心に波紋がたってしまった。
結局、今日もまた、あまり芳しい結果は残せそうにもなかった。
「瑞鳳」
加賀さんから声がかかった。理由は言われずともわかっている。
「最近、あまり身が入っていないようだけれど」
すみません、と平謝りをする。流石に思い人が提督で、
その人がこちらを見てくれないことに悩んでますとは言えない。
「戦場では落ち着いて艦上機を出せることは少ないから、提督に見学を許していたのだけれど。
……そこまで気になってしまうのなら、できるだけ控えるように頼みましょうか」
と、こちらをじっと見て話している姿に、私の懸想に気がついている様子はない。
私が提督の姿に緊張してしまって、集中力を切らしているのではないかと思っているようだ。
提督は関係ありません、とできるだけ感情を出さないで伝える。それでも、提督には
私が弓を放つ様子を見てもらいたかった。例え今、興味を持ってもらえなくても。
「……そう、ならいいのだけれど」
と、加賀さんは言い終えて歩き去っていった。こういうふうに私の様子に気が付くところを見ると、
やっぱりああいうひとのほうが提督にふさわしいのかと―――
(……いいや、ダメよ! こんなふうに考えちゃ!)
そうだ、提督がこちらを見てくれないのなら、こちらから振り返らせてればいいのだ。
加賀さんよりも、誰よりも上手くなって、提督の視線を釘づけにしてやる。
私の提督への気持ち……見せてあげちゃいますから!
夜の弓道場は何とも言えない独特の雰囲気がある。
月明かりが格子の隙間から差し込んで、ひどく幻想的な感じもするし、
誰かに覗かれているような、気味が悪い空気もある。
荒れてしまった動作を元に戻すにはやはり正しい姿勢で回数をこなすしかない。
そう意気込んで、今日は演習の後に弓道場に忍び込んだのだ。
この雰囲気の中で練習をしていると精神が研ぎ澄まされていくような気がする。
誰の気配のない空間を一筋の矢がはしって、目標の中心に刺さる。
身体中疲れ切っていたが、私はある種の充足感でいっぱいになった。
そうして夢中になっている内に時間がかなり経過してしまったようで、
始めたころにはまだ上がったばかりだった満月が、もうすっかり南中してしまっていた。
それにようやく気がついた私はいそいそと、片付けをやり終えて外に出ると―――
「……あれ、瑞鳳か」
いつもと同じ顔をした、提督に会ったのだった。
月明かりの下を提督と二人で歩く。もしかしたら弓道場の件で怒られてしまうかもしれないが、
それでも私は心が弾むことを抑えられなかった。
「……あー、瑞鳳、どうだ、調子は」
提督がこちらに話しかける。いつもと違って少し口籠ったことに違和感を感じたけれど、
それでもこんな雰囲気の中で二人っきりで話をできるだけで嬉しい。
「大丈夫よ。瑞鳳は、いつでも元気よ」
すこし、空元気も混ざってしまったかもしれない。けれども、暗いことを言ってこの空気に水を差したくはなかった。
「なんだか最近、調子を崩しているみたいだが……」
どうして知っているのだろう。加賀さんから聞いたのだろうか。
……多分、私のことを気にした加賀さんが提督に聞いてくるように頼んだのだろう。
そう思って、返事をしようとして―――
「すまなかった!」
……いきなり謝罪された。何のことだろうか、思わず思考が止まってしまう。
「朝練でお前のことを見つめすぎた、なるべく気づかないようにしていたんだが。
……今日、加賀に言われてようやく分かったよ、本当にすまなかった」
……あれ、提督は、何を言っているのだろう。
「今まで、お前の弓を射つ姿が見たくて、たまに見に行ってたんだ。
そうしたら急に調子を崩しだしたから、心配になって毎朝行くことにしたら……
逆効果だったみたいだな。加賀にも怒られたよ」
気がついた瞬間、私は顔に出しそうになった。いけない。もう少し確認しなければ。
「……鳳翔さんが来たとき、移動したのは……」
「ああ、あれは流石に近くすぎた。だから鳳翔が来る日は行かないようにしているんだが、
あのときはお前のことが気になって。今思えば、移動の方が不審だったな」
ああ、よかった。思った通りだった。
「……提督。幸せです。提督は、瑞鳳のことをずっと見てくれてたんだ」
「ああ、本当にすまなかった。……って、あれ……」
提督の顔が、自分の勘違いにやっと気がついたのか紅潮する。
この人のこういうたまに見せてくれる間の抜けたところだって、私は大好きだ。
「あー、瑞鳳、その……」
「あ、日付が変わったよ、提督。ね、もう一回言って」
「次の日になったんだから、なかったことに……」
「もう一回、ね?」
「あー、あー、あー。……一回だけだぞ」
「うん♪」
「朝の弓道場で、お前が練習しているとき、お前の姿に見惚れてな、
見つめずにはいられなかった。……三度目は言わないぞ」
「また、今度ですね♪」
提督は大げさにため息をついて、お前も強かになったなあと呟き、そっぽを向いた。
けれども、少し歩いて、ゆるゆると手を差し出した。
握ったその手は、とっても暖かくて、私の心も、ぽかぽかしたのでした。
投下終了です。二航戦ファンの人にはすみませんでした
ふんわり笑顔の瑞鳳ちゃん幻視余裕でした
素晴らしいSSに乙
おつおつ
やっぱりづほは可愛いな
素晴らしい
素晴らしい……
10レスほど借ります
【???「ホンマ男って見る目ないわ! 胸しか見るとこないんか!?」】
提督「最近どうだ、彼氏とは上手くいってるか?」
北上「あーまたそうやって意地悪言って……前に聞かれてからまだ三日だよー?」
提督「おっと、そいつはすまなかったな」
北上「ふーんだ。どーせ私はモテない女なんですよ~だ」
提督「ふーむ、こんなにかわいいのになぁ。見る目ない奴ばっかりだな」
北上「そう思うんだったら貰ってほしいんですけどねー」
大井「駄目ですよ北上さん! 提督なんかに北上さんは勿体ないです!」
提督「はぁ……大井も美人でボインなのにレズだからなぁ……」
大井「れ、レズって訳じゃ……北上さんが好きすぎるだけですから!」
北上「あっ、二人まとめて面倒見てくださいよー」
北上「そしたら三人で家族になれるよね♪」
【???「二兎を追う者は、一兎も得ず……だぴょん♪」】
提督「俺は欲張りだから二人じゃ足りないんだよ。なー木曾?」
木曾「フッ……オレはお前と居られるなら何でも構わないさ」
提督「くぅ~……! 惚れちゃうよね、木曾カッコいいわ」
北上「ちぇっ、それじゃ木曾と付き合えばいいじゃないですか~」
提督「木曾も好きだけどさ……北上も好きだからなぁ」
木曾「二股かけてくれてもいいんだぜ?」
提督「そりゃ不誠実だよ。木曾が良くても俺が許せないわ」
大井「そんなこと言ったら、誰とも付き合えないんじゃない?」
提督「それでいいよ。お前らとこうやって飲んでるのが楽しいんだ」
【山城「大井さんの気持ち、わかるわ……」千代田「お姉は私が守るから!」】
北上「楽しいけどさぁ……なんかじれったいよねぇ」
提督「いっそ襲ってくれたら進展するかもな、ははは……」
木曾「なるほどな。いいかもしれない」
大井「いや、真面目に受け取っちゃ駄目でしょう」
提督「北上は仲のいい男子は居ないのか?」
北上「居るけどさー……友達止まり?」
大井「排除しなきゃ……(使命感)」
提督「こら、物騒な事言うの止めなさい」
北上「私より大井っちの方が声掛けられるしね~」
提督「ありゃ、そうなのか。まぁ見た目はいいからな、ははっ」
大井「迷惑ですよ。せっかく北上さんとデート中なのに……」
【???「提督×木曾♂……次のコミケはこれだね!」】
北上「ただのショッピングでしょ?」
大井「いいんです! 私の中ではデートなんです!」
提督「木曾も声掛けられたりするのか?」
木曾「ああ……オレの場合は女子からだけどな」
提督「木曾イケメンだもんな~」
木曾「お前にそれ言われると傷つくぜ……」
提督「すまん。訂正する。美形だな。俺は美形大好きだよ」
木曾「ナイスフォローだ……嬉しいよ」ポフッ
提督「酔ったのか? 甘えん坊め」ナデナデ
北上「あっ、私もお邪魔しますよ~」ポフッ
提督「はは……両手に華だな。大井、羨ましいだろ?」ニヤニヤ
大井「殺す……あっいえ、なんでもありません!」
【???「二番じゃ駄目なんですか?」白露「やっぱりいっちばーん!だよね!」】
提督「丸聞こえだからな。大井に甘えていいなら北上を解放しよう」
北上「えー私、交渉の道具ですかー」
大井「だ、誰があんたなんか……!」
提督「冗談だって、俺のこと嫌いだもんな」
大井「……別に嫌いとは言ってないでしょう」
木曾「北上の次には好きだもんな?」
大井「ちょっと木曾!」
木曾「フッ……姉貴もいいが、オレを見てくれよ……」クイッ
提督「き、木曾に口説かれるとドキッとするなぁ……」
木曾「堕ちてもいいんだぜ……?」カプッ
提督「おうっ!?」ビクッ
【龍田「素晴らしい姉妹愛ね~」モミモミ 天龍「こら揉むなっつーの!」】
北上「むー……私だって負けませんよー!」ナデナデ
提督「はうっ!? そこは駄目だ! 流石に駄目だ!」
北上「いいじゃないですか、減るもんじゃないし」
提督「見ろ、大井のHPが減ってるぞ」
大井「あは……あはははは……」スゥ……
北上「ま、マズい! 大井っち、愛してるよー!」ピョーン
大井「き、北上さぁーん!」 ギュッ
提督「あのままだったらどうなっていたんだ……?」
木曾「そんなこといいから、こっち向いてくれよ……」クイッ
提督「はうぅ……///」
北上「くうぅ……木曾の奴め……」ナデナデ
大井「もっともっと撫でてくださいっ!」ツヤツヤ
【???「なるほどね~! 杉下×亀山もありかなぁ……」】
龍驤「聞いたで~木曾と寝たってなぁ」
提督「えっもう広まってんの?」
龍驤「青葉が居るんやから、当たり前でしょ?」
提督「……もうやだしにたい」
瑞鳳「いきなりそういう話は止めようよぉ……」
龍驤「いいでしょ? 酒の席なんだからさ!」
瑞鳳「もぉ……でも、木曾さんと付き合ってたのね」
提督「え? 付き合ってはないよ。大好きだけどね」
龍驤「セフレってことでしょ? それってどうなん?」
提督「セフレじゃないって……相棒、かな」
瑞鳳「相棒ってえっちするものかなぁ……?」
【北上「駆逐艦……じゃなかったか。ごめんごめ~ん♪」】
龍驤「それでどんな感じだったの? やっぱりキミが責められたん?」
提督「どんだけ聞きたいんだよ……ちょっと引くわ」
龍驤「いいじゃん! だってウチ、浮いた話も無いからさー……」
龍驤「聞くだけでもいいからそういう話に触れたいんよ」
提督「そうなのか。愛らしい見た目してるのになぁ」
龍驤「でしょ!? 提督は分かってるなー!」バシバシ
提督「お、おう……」
龍驤「でも街歩いてても皆スルーなんだもん……ちょっちへこむわ……」
提督「そうか……悪くいえば子供っぽいからな」
瑞鳳「わっ私も子供だと思われてるみたいなの!」
瑞鳳「おつかいかな? お嬢ちゃん偉いねーって言われたし……」
提督「まぁ……世間はそんなにロリコンじゃないってことか」
【提督「ロリが好きなんとちゃうで! ロリも好きなんやで!」】
瑞鳳「提督も子供みたいな子より大人っぽい子が好きよね、きっと」
龍驤「いや、木曾と寝たってことは美形好きでしょ?」
提督「……まぁロリも大好きだけどな」
瑞鳳「ほんとっ!?」
龍驤「それって駆逐艦みたいなマジもんでしょ? うちらは似非ロリだし……」
瑞鳳「あっそっかぁ……」ショボーン
提督「二人と無知シチュでえっちしたら興奮するかも……」
龍驤「無知シチュってなぁに??」
提督「性知識が無い子を騙していたずらしたりえっちしたりすること」
瑞鳳「て、提督ってそんな趣味があったんだ……」ガビーン
提督「まぁな……忘れてくれ。それより木曾の話だろ?」
【鈴谷「きんもーっ☆」熊野「顔真っ赤ですわよ」鈴谷「!?」】
龍驤「ねぇキミ……やってみよっか?」
瑞鳳「ちょっと龍驤!?」
提督「本気で言ってるのか? 嬉しいけど……」
龍驤「お、お兄ちゃんって呼べばいい?」
瑞鳳「えええええ!?」
提督「うん! 龍驤ちゃん、お兄ちゃんここが痛いんだ。さすってくれないかな?」
龍驤「わ、わかったよ……これでいいの……?」サワサワ
提督「もう少し強く……そうそう、ああ……上手だね龍驤ちゃん……」ナデナデ
龍驤「えへへ……褒められるの嬉しいわぁ……」
瑞鳳「なんか始まっちゃったよぉ……!」
提督「瑞鳳ちゃんも一緒に撫でてくれないかな? そしたらすぐに良くなると思うんだ」
瑞鳳「えええええええええええ!?」
なんとなく書き始めたけど続く気はしなかった
おわり
乙乙。
乙です
SSよりも各レスの表題が物騒すぎて草
提督「なぁ……夕張ー」
夕張「なぁに? 提督? あ、そこのアレ取って下さい」
提督「ほいよーで、気になってたんだけどさー……」
夕張「んー?」
提督「お前ってオナニーとかしてるの? いつも機械いじりしてるけど」
夕張「してますよぉ それ下さい」
提督「どれー?」
夕張「そのT字の定規っぽいのです」
提督「これか、へいよ、本当にしてん?」
夕張「ありがとうございます、してますよ」
提督「俺普段から、ここに入り浸ってるけどお前がしてる様子見たことないんだがねー」
夕張「そりゃ、見せるわけ無いでしょう、わざわざ」
提督「でも、お前俺以上にここにいるじゃん、たまに明石もいるし、ヤる暇なくね?」
夕張「色々あるんですよー、色々……アレ、パス」
提督「ほいパス」
夕張「んっ」
提督「と、なると……まさか明石と……」
夕張「変な想像しないで下さいね、私はノーマルです」
提督「機械に恋してる奴が何を言ってんだか」
夕張「提督も人のこと言えないでしょう? 私達だって一応機械の類に入りますからね?」
提督「お前らにそういう感情を持つことはないから安心しろ」
夕張「どうでしょうかねー、提督は押しに弱いとことがあると私の調べたデータに出ていますから」
提督「なにそれ怖い」
夕張「全艦隊にアンケートを募りました」
提督「無駄なデータ取ってんじゃねーよ」
夕張「青葉さんに頼んだら一晩でやってくれました」
提督「ジョバンニかよ、てかウチの艦ノリノリだな」
夕張「ついでにチョロそうって答えた艦は駆逐艦が多かったですね~ あ、ちゃんと平均取ってますからね?」
提督「えー……俺駆逐艦に舐められてんの?」
夕張「提督子供に甘いですからねぇ」
提督「嫌だって泣いたらめんどいやん」
夕張「だから駆逐艦程度に舐められんですよぉ……そのめんどくさがり仕事に影響するので直したほうがいいと思いますよ?」
提督「だからこうして仕事をサボってんだろ?」
夕張「ここでサボらないで下さいよ、叢雲さんに怒られるの私なんですからね」
提督「あいつは適当におだてりゃいいんだよ、電の奴も適当に金渡せば見逃してくれるよ」
夕張「そこまで分かっているなら仕事したらどうですか?」
提督「ここが居心地良すぎるのがいけない」
夕張「そんなに良いものですかねーそこら辺散らかってますし、良く分からない機器が置いてあるだけですけど」
提督「そんなところが良いもんだ」
夕張「へー」
提督「ところで隈が酷いけどどうした?」
夕張「ふぇ? あぁ……ただこれ作り続けて寝てないだけですよ、あと少しなんですけどね」
提督「どんだけだよ、休憩もしてないのか?」
夕張「してますよぉ……蕎麦食べる時とか」
提督「その横に積み重なってるコンビニのか?」
夕張「それは5日前のですね、今日は間宮さんに出前を頼みました」
提督「やっぱりお前オナニーしてないだろ」
夕張「してますよ、てか何でそんなに気にするんですか?」
提督「いや、なんか気になんね? そういうの」
夕張「分かります、ついついデータ取りたくなりますよね」
提督「そこは分からねーわ、あ……火ある?」
夕張「ここは禁煙ですよ」
提督「いいじゃん」
夕張「良くないですよ、我慢するか外でしてください」
提督「っちぇ……んじゃ、ちょっと外行くわ、何か欲しいのある?」
夕張「半田がなくなってきたので買ってきてください」
提督「どこまで行かせる気だよ……まぁいいけど……」
夕張「悪いですねー買い溜めがなくなっちゃいまして」
提督「ほいほい」
夕張「よし、できた……」
うぃんうぃん……
ヴヴヴッヴ………
夕張「んっ…あ……いやー……一瞬バレたと思いました……」
夕張「ふふふ……話してる時に途中でイッちゃった……」
ヴィンヴィン
夕張「新しいのは少し音が大きめかな? 振動強めにしたからなぁ……バレたら怖いなー……ま、いっか」
夕張「ここに入れてっ…んっ………ふぅ……あぁ……やっぱり振動大きめにしたほうが気持ちいい……」
夕張「ん……あれ!? もうこんな時間!! 提督帰って来る前に直さないと……入れなおして……んーっ」
夕張「はぁ……提督がいる時がオナニー時間本番ですよ」
終わり
夕張は自分で道具が作れていいよね
数レス借ります
『フッ』と鋭い呼吸が響き、遅れて『タンッ』と乾いた音が続いてやってくる。
そこは空母組が弓の練習を行う弓道場。
今は一人、黙々と滴る汗も拭わず一心不乱に弦を引き、引き絞った弦を指から放し、再度矢を番える。
一連の動作を休みなく、一呼吸で行い、精神統一し、短く鋭い呼吸を吐くと共に矢を放つ。
放つ。放つ。放つ。放つ。
一体何度目か、力が入らなくなりついに放たれた矢が的を大きく逸れて着弾する。
「すぅー……はぁー……」
大きく、胸一杯に損なわれた酸素を吸い込み、落ち着くようにゆっくりと静かに吐き出す。
オレンジ色の胴衣と緑色の袴、彼女の淀みない動作につられ、ユラリユラリと静かに揺れながらその動きがピタリと止まる。
「飛龍、今日もまた?」
「あっ、あはは…見られたかぁ」
白い胴衣に胸当てをし、髪の毛を結いながら声を掛けてきたのは同じ鎮守府に所属し、共に同じ艦隊で肩を並べる事もある一航戦の加賀。
飛龍はばつが悪そうに頭をポリポリと掻きながら照れ隠しで顔を背ける。
「別に隠す事ではないと思うけれど。貴女は少し過剰な気がするわ」
加賀が言う事は御尤も……と、飛龍は心の中で同意しつつ、少し顔をしかめて今度は俯く。
先の哨戒任務で飛龍は撃ち損じをしてしまった。
それを周りは勿論批難などせず、そういう事もあると声を掛けてくれた。
けど、飛龍はそれが納得できなかった。皆の言動や出された結果に納得がいかなかったのではない。
そう言われ、どこかで安堵していた自分に納得がいかなかった。
常に最善を尽くし、警戒を怠らず、この鎮守府の第一主力艦隊の一翼を担い続けてきた。
鎧袖一触の加賀と一矢入魂の飛龍、この二人が揃うと航空戦は怖いもの無しと言わしめるほどにまで信頼を得ている。
その信頼に胡坐を掻いて、安堵していた自分を飛龍は許せずに居た。
少なくとも、彼女は自身をそう解釈して談じた。
『飛龍、決してそんな事はない。誰にでも失敗はあるし、次の機会に挽回すればいい』
彼女達を束ねる提督は飛龍にそう諭した。
「提督が心配してました。弓道場へ練習に行くなら、飛龍を見かけたら執務室まで呼ぶようにと、言伝まで頂いてます」
「そ、そっかぁ。なんかゴメンね。加賀にまで迷惑かけちゃったね」
「はぁ、貴女はどうしてそう直に…いえ、私が言っても意味は成しませんね」
「え?」
「自己管理も修行の一つ。それを疎かにしている人に伝えても馬の耳に念仏、と言うものです」
「んなっ!?」
「呆けてないで早く執務室へ向かいなさい」
「もー、加賀っていっつもツンケンするよねっ」
少しムッと膨れっ面になりながら飛龍はタオルで汗を拭って加賀と入れ代わるように、弓道場の出口へと足先を向ける。
その台詞、仕草にも加賀は眉一つ動かさず、ただ小さくため息だけを吐いて答える。
「これが私の自然体です。別にツンケンしている訳ではないのですが…」
「あー、もー、解ったよぅ。それじゃ、また夕ご飯時にねっ!」
ヒラヒラと手を振って弓道場を後にする彼女の背中を見ながら、加賀は何度目かのため息を漏らして己の弓を手に取る。
この鎮守府に配属されて今では一位二位を競うほどの実力者。
彼女の放つ艦上機に少しでも触れようものなら、無事では済まされない。
それを見て誰が言ったのか、紡がれた言葉が鎧袖一触。
鎧の袖先が少し相手に触れただけで、触れた相手は倒れてしまう。
彼女自身も自分の強さを認識し、しかし驕らず精進し、常に前へ、高みを目指して歩みを進めている。
そんな道中に差し掛かって自分と肩を並べて歩く者が居る事に気付く。
飛龍型一番艦の正規空母。二航戦の飛龍。
始めこそ気にも留めていなかった彼女の腕前は気付けば加賀と比肩すべきにまで上り詰め、この鎮守府では双璧の空母と
まで呼ばれており、彼女達の所属する第一主力艦隊になくてはならない存在として周りから認知されている。
「…………フッ!」
タンッ!
乾いた音を響かせ、的の中央を綺麗に射抜く。
チラッと視線を横に逸らすと、先ほどまで飛龍が撃ち込んでいた的が目に入る。
静かに足踏みの所作に戻り、精神を統一し、ゆっくりと重心を中央に置き、心気を高める。
無駄のない動作で弓を構え直し、左右の両拳を上へと上げるようにして打ち起こしの姿勢に入る。
『キリキリ』と弦のしなる音が響き、両拳は高低前後なく水平を保ち、体と平行に引き分かれていく。
横から見るとその凛々しさが際立つ。この鎮守府に構えや姿勢の類で加賀を越える凛々しさを放てる艦娘が何人居ようか。
見事なまでに弓矢と体の位置が十字を構成し、弓体一致となる。
先ほどよりも大きく息を吐き、裂帛の吐息が彼女の口元から漏れ出る。
「……フッ!」
タンッ!
それでも、彼女の残心には乱れが生じた。
残心とは射の総決算。その残心に射の結果が現れる。
一呼吸置いて、加賀は弓を腰に執る。
「何故、私がイラつくのか…不愉快です」
誰にともなく告げた言葉は、恐らく自身に宛てた言葉だったのだろう。
今日の秘書艦は加賀さん。私は昨日が秘書艦日。
ん?何でかって…なんというか、提督が言うには私と加賀さん、交互に着くとメリハリが出来て良いんだって。
でもこの間の『おさわり』は流石に怒っちゃった。
「…っあぁ、めっ!艦載機が落ちちゃいますからぁっ!」
ビクッとした提督がちょっと可笑しくてその後で笑っちゃったけどね。
だけど、今は笑えない。
「飛龍、また今日のカリキュラムに含まれてない練習をしてたな?」
「ゴ、ゴメンなさい、提督」
「全く…お前といい加賀といい、別に切磋琢磨は悪い事じゃないが、何をそんなムキになってまで競う事がある
のか知らんが、無茶をするなと言ってるだろう」
「へ…?」
「いいか。そもそも切磋琢磨と言うのはだな────」
どうやら提督は、私と加賀さんが何かしらで競い合って練習しているのだと勘違いをしてるみたい。
いや、むしろ私にしてみれば加賀さんが?って話で、確かに加賀さん、表情に出さないだけですっごい負けず嫌いな
感じは見てて解るけど……じゃあ、私と何を競ってるんだろう?
考えて見てもこれといって思いつかない。
弓…は、多分加賀さんの方が腕前上だと思うし、仕草…あはは、絶対無理。敵いっこない。
あとは、なんだろう?
「────こら、聞いてるのか飛龍」
「へ?」
「お、お前な…」
提督の話を見事に全てシャットアウトして考え事してたみたい。
「あ、えっとですね。別に私、加賀さんと何か競ってるわけじゃ…」
「ん?違うってのか」
「わ、私が最近オーバーワーク気味なのは、その…認めます、はい。けど、加賀さんもって言うのが私は信じら
れないって言うか、なんで加賀さんが?って感じですけど…」
「あいつ意地っ張りだから絶対言わないだろうしなぁ…」
「そこは同意します」
「ん…まぁ、加賀の事は取り敢えず置いておくとしてだ。お前だよ、飛龍」
「はい?」
「はぁ、もう…心配なの、お前が、俺は」
「な、なんで急にカタコトになるんですか」
ちょっと拗ねたような、子供っぽい感じで提督はため息を漏らす。
こういう提督の仕草が、なんというか私は好き。
作戦司令を通達するときの凛とした姿もそれはそれで普段とのギャップがあって好きなんだけど…
「お前に無理されると、俺が困るの」
「え?」
「加賀にも怒られるし、他の艦娘にも提督ヒドイってなんか矢面に立たされるし…」
「えぇ!?」
「個人的にもな…その、怪我されたり、作戦中に事故に遭ったりとか、お前がそういう事になるのは嫌なんだ」
「へ?今、なんて…?」
聞き間違い、だったのかな?
心配、してくれてるんだよね。私の事…
でも、どうして?
わ、私よりきっと加賀さんとかの方がお似合いって言うか…そりゃ心配してくれるのは嬉しいけど!
って私は何を!?
「…………」
「ひ、飛龍?」
「…………」
「おーい…」
「…………」
「飛龍……」
「…………」
「俺はな、お前が好きなんだ」
「…………」
「だから、無理して欲しくない」
「あー、はい」
「うん?」
そっかぁ。やっぱ無理してたんだなぁ、私。
提督にこんなこと言わせるほど、心配させて……
あれ、今なんて言ったかな。
提督、なんて……
「えっと、あの…今、なんて?」
「も、もう一度言えってのか!?」
「あっ、えっとですね。確認、と言うか…」
「一回で聞き取ってくれよ!」
このうろたえっぷりは、夢じゃないのかな!?
やっぱりさっきの発言は本気なのかな?
でも、私なんかでいいのかな?
今日はもう任務もないし、もう少し提督をからかって見るのもいいかな?
ヨシッ!そうと決まれば……
「もう一回、言ってくれたら、もう言いませんっ!」
「お前…急に、なんか、あれだね」
「はい?」
「絶対からかってるだろ!?」
うーん、こういう所、提督って無駄に嗅ぎ付けるんだよねぇ。
前から犬みたい犬みたいって思ってたけど、本当に鼻が利くのかな?
加賀さんもなんか前にボソッと愚痴ってたなぁ、犬提督って…あれは笑った。
「何考えてんだよ」
「え?いや、提督のお言葉待ってるんですよっ」
「ぬぐぐ…」
「早くしないと、加賀さん戻ってきちゃいますよ?」
「だ、だから…」
「だから?」
「お……」
「おぉ?」
「おま……」
「ふんふん?」
「俺は!お前が!好きだから!無理して欲しくないと言ってるんだ!解ったか!?コノヤロー!!」
「わぁー……///」
じ、自分から聞いておいてなんだけど、すっごい恥ずかしい、かも。
面と向かって、こう言われると…なんというか、耳まで赤くなっちゃう気がする。
で、でも…うんっ、応えないと、だよねっ!
「な、何とか言えよ!」
「えっと、たまには…そう、たまには…戦いを忘れてもいいよね?」
「は?いや、まぁ…どうせ、今日はもう任務もないし…」
あ、顔背けた!
もうっ、提督っていっつも恥ずかしいと顔背けるんだからぁ!
「ね、こっち見てよ」
「な、なんだよ。やだよ。今凄まじくこっぱずかし……あっ、こらっ」
「うふふ…ほらほら、笑って、提督!」
「お、おい、あんま抱きつくな…う、嬉しいけどって、何だよその上目遣いは…」
「今は二人っきりだし、別にいいよねっ」
「まあ、いいけど…はは、なんだよ。飛龍ってそんな甘えキャラだったか?」
「こういう時だけっ!うん、好きだな、その笑顔♪」
いつも、こういう損な役回り。
別に提督とそういう仲になりたかったと言う訳じゃないけれど、心の隙間にわだかまる想いがある以上、
意識してない振りをしていただけで、実際は意識して、遠ざけて、貧乏くじを引くのを待っていただけなのかもしれない。
それでも、何故か彼女ならいいと、祝福できると思っている。
だから涙は出ない。むしろ胸の痞えが取れた気がする。
だからこそ、私は思う。
あの提督の下、彼女達と一緒だから、私は幸せだと。
けれど、そうね…割には合わないから、今度飛龍にはご飯でも奢って貰いましょう。
「そこは、譲れません」
ドア越しに、それだけ私は呟いて自室に戻る。
今から彼女に奢ってもらうものをリストアップしなければならない。
これは重要な作業なのだから。
完
以上です。
飛龍みたいな彼女、居たらいいよね!
素晴らしい
後IDがURL
昼ごはん食ってたらふと思いついたから少しお邪魔させていただこう
いつもの昼下がり。
別に何があったわけでもないし、あるとしたら比叡がカレーを作ったくらいだ。
そして俺の嫁艦、戦艦長門は今…
「提督!!愛しているぞ!!」
「そうかそうか。そりゃありがてぇな」
「提督はどう思っているんだ!!」
「大好きだ、目に入れても痛くねぇ」
「よし、目に入れても痛くないならばトイレに入れてくれ!!」
「それはパス」
「なっ…ビックセブンたる私よりもトイレが大切だと言うのか!?」
「今日から嫁はトイレにするわ。もうトイレ大好き最高マジ天使」
「待て!少し考え直さないか!!」
「冗談に決まってんだろ…」
トイレを我慢している。そして今トイレにいるのは俺だ。
まぁ始まりはこいつがビックセブンだのなんだの言って、比叡のカレーを食ったせいなんだがな。
道連れとは迷惑極まりない…んだが、こんなのも良いかも知れん。
そしてふと気づく。トイレって他にもあるだろ、と。
こいつはなんでここに執着する?
…まさか俺の後に入りたいみたいな、そういう趣味があるとか?
「長門!廊下にもトイレあったろ?」
「なん…だと…!?もっと早く言ってくれ!もう動けんぞ!」
「気付かなかったのかよ!!」
「あ…あちらは誰か入っていたからな!」
「さっきと言ってる事が違ぇぞ!早く言ってと言ったのは何処の誰だ!」
「ここの私だがどうした!!」
駄目だこいつ、早くなんとかしないと。しかし俺もそろそろ出るし、開けてやるか。
堪えながら震えている戦艦長門…カメラ持ってきときゃ良かったぜ!
「…提督、さっさとしろ!」
お?上官たる俺に向かってなんだその口は。
きっと反抗期なんだな、わかるわかる。でも俺はそういう時に徹底抗戦するって決めてるんだわ。
決めた、俺出ない。スカトロ耐性あるし、むしろ楽しみにしよう。
というか本当にカメラ持ってきときゃ良かったな。
「…提督…頼む…ひっく…」
ちょっと待ってお前泣いてるのか泣いてるなこれ。
すすり泣いてるよ…嫁艦泣かしたとか最低じゃねえか。
今出ても当然だよな、男は女の涙に弱いって決まってるし。
「む、返事がないな。せっかく泣き真似までしたというのに。
そうか!これは入ってませんでしたパターンか!
ならばこれでも問題あるまい。やはり艤装をいつも身近に置いていて良かったな!」
泣き真似かよ!!いつの間にそんな悪い子に…やっぱ反抗期か…
というか艤装を?身近に?何する気だよ!クソッ!ズボン履いたらすぐに出てお仕置してやる!
よっしゃ!お仕置きターイム…
「「あ」」
眩い光が目の前にあった。
確かヤマトに衝撃砲とかあったな、なんて思いながら衝撃波で身が吹き飛ぶ。
あっ、こいつはヤマトじゃねぇよナガトだよ。
俺、死ぬのかな。長門…俺はお前が本当に好きだったよ。
お前に殺されるんならばいいモンだ…それじゃあまたな…
「という夢を見たんだがどう思う?」
「とりあえずトイレは譲り合いが大切だぞ」
「ま、夢だしな!」
「それもそうか!」
「「ハッハッハッ」」
「お昼ですよー!」
「だそうだぞ」
「よーし、ちゃっちゃと行くか」
「あぁ、そうしよう」
終わり
乙
お漏らし描写まで書けたら最高だった
乙
面白かった。
乙です
無限ループって怖くね?
ブログでみた曙と潮の下着絵がクッソ可愛い。
渋のやつだろうか。
曙の高校生化SS書きたくなってきた、書こう。
↑誤爆スマソ
投下要求不可避
いいから書くんだよあくしろよ
彼を見た時の事は今でも思い出せる。
全身を稲妻が駆け抜け、楽しみにしていた間宮アイスを落としてしまった。
そっくりだった。
姿や形は違うけれど魂が同じなのだと理解した。
その事に気がついたのは私だけではない。
陽炎や北上、五十鈴が唖然としている。
この人は、この御方は…
「初めまして、この鎮守府に着任する事になりました山本と言います」
やはりそうなのか。彼はあの人の生まれ変わり…
そう思った時には身体が動いていた。
両手で包み込み、その温もりを感じる。ほかの艦娘も自然とそうしていた。
「あ、あの…何かあったんですか?」
涙が止まらない。これも運命…いやこれが運命か。
「今度こそ、今度こそ御守りしてみせます。山本館長」
誰の言葉かはわからない。私の言葉だったかもしれないし、他の誰かの言葉だったかもしれない。
だがその言葉は抱きしめている艦娘達の総意。
「提督が鎮守府に着任されました。艦隊の指揮をとります」
乙
似てるから艦娘達に好かれるって可哀想やな
終わりなら終わりって書けーな
よかったけど館長で台無し
数レスお借りします
よーしパパ涼風ちゃん短編投下しちゃうぞー
★かまってちゃん涼風
提督、最近あたいにかまってくれないなぁ。
忘れられちゃってるのかな?
・・・うーん。
おんなじ白露型のみんなは結構かまってもらってるのに・・・。
なんか、ちょっとずるい。
「なあ、五月雨。」
あたいは、正面で白飯を頬張る姉貴に問いかけてみる。
ここは朝の食堂。
今は、ふたりで朝飯を食べている最中だ。
「むぐ?なんですか、涼風。」
ほっぺたを膨らませて答える五月雨。
ちょっと小動物ちっくで、たまらなく愛らしい。
「なんでも相談していいんですよ?」
むんっ、と胸を張る五月雨。
ちょっと頼りないかなぁ。
・・・まぁ、いいか。
「えっとだね・・・」
あたいは、自分が構ってもらえなくなったことを姉に相談してみた。
――――
「そうですねえ・・・。」
五月雨は顎に指を当てて考えると、にっこりと答える。
「やっぱり、戦果を挙げてアピールするとか。」
「そうは言ってもなぁ。あたいら、燃費も性能も中途半端だし・・・。」
「あはは・・・。確かに、最近みんな強くなってますからねえ。」
苦笑。
「それじゃ、秘書として頑張ってみるとか。」
「あたい最近、秘書にすらしてもらえないんだけど・・・。」
五月雨は最古参だから、結構秘書もやってるんだよね。
あたいももっとやらせてほしいんだい!
「えっと、お色気アピール?」
「あたいらにお色気なんて足りてると思う?」
「・・・だよねー。」
「はあ・・・村雨とか夕立みたいに、発育してればなぁ。」
「それは私も同感です。提督ったら、スケベなんですから。」
むすーっ。
五月雨は頬を膨らませながら、食卓の隅の醤油に手を伸ばした。
それを手に取ると、五月雨は自分の目玉焼きに――
あっ。
「ちょっ!それ、フタ緩んでない?」
「え?」
どぼどぼどぼ。
「・・・。」
「・・・あちゃー。」
「・・・っ」
五月雨はしばし硬直すると、だんだん涙目になってきて・・・。
「いやああーー!私の目玉焼きぃー・・・。」
「わーっ!あたいの半分あげるから、ね!?」
「い、いいの・・・?」
醤油の海が広がるお皿。
うるうると上目遣いで見上げてくる・・・一応、姉。
いつものドジが、発揮された一幕だった。
まあ、このように。
ちょっぴり・・・いや、かなりどうしようもないドジッ娘の姉だけど・・・。
あたいとしては、少しだけあのドジッぷりが羨ましいと思うこともある。
だって、あれのお陰で提督に気に入って貰えてるし!
いっつも見守って貰えてるし!
ね、ずるいでしょ?
――――
そんなこんなで朝食をつついていると、入り口の辺りに提督の姿が見えた。
「あ、提督。ちわっす!」
「おう。」
提督は艦むすたちで賑わう食堂を見渡すと、あたい達の傍にやってくる。
「食堂、混んでるなぁ。相席いいか?」
「ぜんぜんいいよ。座った座った!」
あたいは、ばんばんと自分の横の椅子を叩きながらそう言った。
久々の会話に、少しだけ心が躍っている。
「すまんな。」
「いいのいいの!どうせ五月雨と二人きりだったしさ。五月雨もいいでしょ?」
「あ、はい。提督でしたらいつでも歓迎です。」
そして、提督はちょうどあたいの隣、五月雨と対面の席に腰掛けた。
ぼちぼち、ちょっかいをかけてみるかな。
「あれ?そういえば、提督と話すのって結構久しぶりな気がするよ。」
「そうか?」
「うん。夏頃に、浦風と間違えてあたいにロックをかけようとして以来かな。」
「え?・・・そんなになるか?」
「なるよ、なるなる。」
やっぱり、あんまり覚えてもらってないなぁ。
「もー、たまには構ってくれよう。」
わざとらしく、じたばたとごねてみせる。
「わ、悪かったよ・・・。な?」
そう言って、提督はあたいの頭をグシグシしてきた。
「うひゃーっ」
あ、気持ち良・・・じゃなくて!
「もう!髪くしゃくしゃにしないでくれよぉ。」
提督とお話すると、いっつもうまく丸め込まれちゃうなぁ・・・。
――――
「うふふ・・・。」
「どうしたんだよ、五月雨?」
五月雨は、あたいと提督の間で視線を往復させつつ苦笑している。
「涼風、なんだかんだでちゃんと仲良くやれてるじゃないですか。」
「そーかなぁ?」
「うん。提督も、なんだか楽しそうですよ?」
「……」
「ホ、ホントに?」
「ほんとです。私の前でも、あんな顔は中々見せてくれませんから。」
「――ですよね、提督?」
「……」
五月雨の問いかけに、提督は目を伏せてしまう。
「もう、こんな時に限って照れるんですから・・・。」
どうやらあれは、照れているらしかった。
「う、うるせっ。」
提督は、ちょっと大きな声で返してくる。
そっか、照れてるんだ。
それって、あたいのこともちゃんと見てくれるようになったってことかな?
・・・だったらいいなぁ。
「いつか、もっとあたいに夢中にさせてあげるからねっ?」
言いつつ、あたいは提督の肩にこてん、と頭を預けてみたのだった。
――――――
――――
<おわり>
涼風放置してる自分としては胸が痛い
乙です
乙です あまえんぼ涼風かわいいんじゃ~
自分も投下します
季節は八月中旬、盛夏。
うだるような気温と、風景がゆがむほどの湿度で不快指数は跳ね上がっている。
そんな気候の中、林を駈けずりまわされる自分を客観的に見ると、
ひどい間抜けのように思えてくる。
(もう、提督はどこにいるのよ……)
秘書艦を務めている大淀さんが、何らかの用事なのか、提督を探している際に、
手持無沙汰にしている姿を見られ、提督の捜索を手伝うように頼まれたのだ。
残念ながら建物内には発見できなかったそうで、外の敷地を探すことになったが、
他の艦娘たちの目撃情報を集めている内に裏山にまできてしまった。
大淀さんには途中で切り上げてもいいとは言われていたが、そこまでにかけた労力に、
もう意地になってしまって、勢いのまま裏山にはいってしまったのだ。
しかし、道は途中で途切れており、気がついたときには五里霧中である。
(やっぱりバカみたいだわ……もう!)
まったく見つからない上に、道にまで迷わせた提督と今の状況に心の中で悪態をつく。
あのとき断っていれば、冷房の効いた建物の中でぐうたらできたのに。
それでなくとも、林の中の道なき道を歩かされると服が汚れていく気もする。
そもそもあの人は、普段から―――
思考が現状に対する不満から、日常の勤務態度に関するものに移った頃、
歩いていた林を抜け、ひらけた場所にでる。提督がいた。
その場所は木の間から鎮守府が一望できるようで、近くに小川があるのだろうか、水の流れる音もした。
大きな木に身をもたれた提督は、指にとまった青いトンボを身じろぎもせずに見ている。
ここまで苦労させておいて、そんなことに没頭する姿に、怒りを抑えることはできなかった。
「提督! ずいぶん暇なようだけど!」
大きな声に驚いたのか、とんぼは提督の手を離れていく。こちらに気が付いた提督は、
「飛鷹か……結構苦労したんだぞー、捕まえるの」
と、未練がましい声で言った。
「そんなに暇ならエレベーターの油圧の具合を見てよ。調子悪いったら!」
「あんまり俺は艦装には詳しくないんだよなあ」
それで、どうしたんだと、提督が変わらない調子で聞いてくる。
「大淀さんが、探してたのを手伝ってたのよ……誰かのせいで、手こずらされたけど!」
「あー、そりゃあすまなかったな、こんなところまで、……よくこれたな」
のらくらとする提督の様子に、根こそぎ気力を奪われ、もはや怒ることもできなくなった。
もういい、さっさと戻って冷房の効いた部屋で寛いでいよう。
そう思って、踵を返す私に、提督は―――
「あ、ここのこと、誰にも言うんじゃないぞー。一応俺の憩いの場、つーか、秘密基地だからなー」
「言われても誰も来やしないわよ、こんな場所!」
つむじ風が吹いて、落ち葉が舞い上がった。
夏の間に日光を遮ってくれていた緑の屋根はその役目を終えて、すっかり紅葉し落ち始めている。
ひらけたこの場所にも既に一面絨毯のように落ち葉が広がっていた。
やっぱり、夏の間にベンチを持ってきておいてよかった。
あのクソ暑い中ここまでもってくるのにはひどく難儀したが、それに見合う価値はあったのではないだろうか。
さすがに、今の乾いているのかわからない落ち葉の上に腰をおろす勇気はない。
それでなくとも、以前地面が湿っているとき、意図せずに制服が汚れて、洗濯係の飛鷹にひどく叱られたのだ。
そういえば、こちらを呼びにここまでくるのはいつもあいつだ。
流石に火急の用事のときには携帯を使うが、(前は忘れて大淀さんに怒られた) 普段は歩いて呼びに来る。
他人に任せると無責任だと思ったのか、律儀にあの言葉を守っているのかはわからないが、
案外あいつもこの場所を気に入っているのかもしれない。
と、噂をすれば影である。落ち葉を踏む音が近づいてきた。
「提督、倉庫から旧式の艦装が見つかったから、あとでくるように―――」
……歩いてくる様子をまじまじと見て、端正な容貌を確認する。可愛いというよりも綺麗な感じだろう。
少なくとも艶やかな黒髪と白色三種衣風の服は、この風景に鎮守府で一番合っているように思える。
「……ちょっと提督、聞いているの?」
怪訝そうな顔でこちらを窺う飛鷹に、ふと思い浮かんだことを頼む。
「飛鷹。ある程度の速さで、そこで回ってくんないか」
「……はあ?」
意図がまるっきり掴めないという様子の飛鷹を有無を言わさず見つめると、
やがてため息をつきながら、わかったわよ、と小さく了承してくれた。
こういうところ、こいつは律儀な性格をしているな、と思う。
飛鷹が横に動きながら、ゆっくりとくるりと回った。
その長い黒髪と、スカートが風に乗って少し浮き、紅葉した葉が近くを舞い落ちる。
それをぼんやりと見て、期待したよりも良かったなあ、としみじみしているところに、
これに何の意味があったのかと、飛鷹がこちらを振り返った。
ちょっと考えてから、やっぱりお前が一番秋の色が映えるなあ、と呟く。
飛鷹は、しばらく茫然としたあと、小さくふきだした。
いきなり笑い始めた姿に驚いて、どうかしたのか、と、聞いてみると、
「提督、それで、口説いてるつもり?」
しばらく硬直して、はたから見たらそう取られるだろうということに、ようやく思い至った。
飛鷹はクスクスと笑ったあと、どうにかして誤魔化そうとしているこちらに、
「そんな文句考えるんだったら、また、エレベーターの調子を見なさいよね」
と言い出すのだった。
季節は移り替わり、気温が下がって、年が明ける。
昨日のどんちゃん騒ぎのせいか、痛む頭に耐えながら、いつものところで提督を観察する。
提督はせわしなく動きまわって、枯れた枝や新聞紙を集めていた。
たき火でもするつもりだろうか。それはないだろうと思いながら聞いてみる。
「おー、よくわかったな。いや、初日の入りが見たいんだが、やっぱり寒いしなあ」
「あのねえ……延焼したらどうするのよ。そもそも、煙で山火事だと思われるんじゃないの?」
「それぐらいちゃんと考えてるぞ。ほら、結構道具も買い集めて準備したんだ」
届け出も出したしなー、と言いながら動き続ける提督を見つめた。
かじかむ手に耐えながら道具に火をつけようとする姿は、なんだか健気なようにも見える。
私はカイロを提督に渡して、すっかり葉の落ちた周囲を眺めていることにした。
「よーし、火が付いたぞ」
そうして、焚き木の前で、ベンチの端と端に間をあけて座った。
最近この人とこうやって過ごしていると、ふとした瞬間に幸せを感じる気がする。
照れくさいから、あんまり認めたくはないけれど。そんなことを考えて提督の顔を見つめる。
「あー寒いなあ、誰か隣にきてくんないかなー」
視線に気がついた提督はからかうような表情でそんなことを言い始める。
この前の意趣返しだろうか。そう考えると、どうにかしてやり込めてやりたくなった。
「そう、じゃあ、お言葉に甘えちゃおっかなー」
言いながら隣に座ってみる。拒否されると思っていた提督は目に見えてうろたえた。
それを見ると、なんだかもう少し近づきたくなったので、肩が触れるくらいに寄り添う。
「あー、悪かったよ。……俺の負けだ」
立ち上がって譲ろうとするのを引き留める。私は提督から離れたくなくなった自分にやっと気がついた。
こうやって提督に寄り添っていると心の中が暖かくなること。その理由をようやく理解したのだ。
「あったかいなあ……」
長い冬もあけて、春が訪れる。鎮守府中で桜が咲いていた。
いつもの場所にも桜の木はあって、そこで飛鷹と二人、酒を飲んだ。
「ねえ……」
ひらひら落ちる花びらのなか、月明かりに照らされた飛鷹が、こちらを見つめて話し始める。
「ここって、ほんとにいい場所ね。四季がずっと楽しめるんですもの」
「誰も来やしない、とか言ってなかったか?」
からかうように答える。彼女の反応はそれこそ四季のようであると、思う。
どれぐらい一緒にいても、飽きやしないだろうと思うくらいには。
「あれから、何か月も経ったのよ。……私だって、色々変わるわよ」
そうだなあ、と、頷く。桜吹雪というには弱いぐらいの花弁が、さっきから舞っては落ちている。
ふと、思い立って、飛鷹に近づき、髪の毛についている花びらを払ってやる。
飛鷹はこちらの行動を、何も言わずに受け入れていた。
「これからも、ここに来て、こうやって、提督と一緒にいても、いい……?」
じっと見つめてそんなことを言う飛鷹に、ばーか、と返す。
とりあえずは――彼女がここにいるおかげで、一人のときよりもずっと、ここの景色は色づいただろう。
瞳をぱちくりしている飛鷹に、言葉を返す。
「これからは、お前と一緒にくるさ」
自分でもひどく、恥ずかしいことを言っている気がする。だが、それよりも、
そんな言葉で、その白い肌を桜色にする彼女の姿を見れたことのほうが嬉しかった。
「それじゃあ、私はあなたの、……あなただけの、出雲丸ね」
予想していなかった言葉に、一瞬言葉に詰まる。
けれども、気を取り直して、……出雲丸、と、彼女をよぶと、
飛鷹はひどく恥ずかしがって、その色を、八重桜に変えるのだった。
投下終了です
乙
飛鷹がメインのSSは珍しいので、読めてよかった
ちょっとお借りします。
お題:駆逐艦の子達が大きくなった?
大淀「提督!!」
提督「なんだ?」
大淀「ちょっと来てください!!」
提督「一体なんなんだ…」
大淀「いいから!」
***
大淀「あ、あれ…? いない…」
提督「……説明を願いたいのだが」
大淀「それが、とても難しくてですね……」
提督「説明が難しい…?」
雷「司令官、どうしたの?」
電「おはようございます、朝から忙しいのでしょうか」
提督「ああ、2人とも。おは…」
提督(誰だ?)
提督(雷と電の声が聞こえたはずだが)
提督(振り返った先には見知らぬ女性…見た目は17,8ぐらいだろうか)
提督(雷と電に似ている…成長したらこうなるのだろうと思わせる風貌ではあるが…)
提督(まさか…)
大淀「提督…、件はこの事です」
提督「…」
雷「なあに、2人で惚けているの? 」
電「はわわ、大丈夫なのです?」
提督(これは、流石に想定外だったな…)
提督「2人とも、気付いてないのか…?」
大淀「はい、自覚が無いようです」
提督「なるほど…」
仕事中
提督「ふぅ」
提督(いつもなら、そろそろか)
雷「しれーかん!」
雷「休憩の時間なのです、差し入れなのです)
提督「ああ、ありがとう。2人とも」
雷「司令官~、まっさーじしてあげるね」
電「電は反対側をやるのですー」
雷「だんだん眠くなってきたわ」
雷「膝借りていい? 司令官」
電「昨日は雷姉さんだったので今日は電の番なのです!」ギュッ
雷「いいじゃない!」ギュッ
提督「」
提督(あまり密着しないでもらえると助かるのだが)
提督(自覚がないとは、こうも厄介とは…)
お風呂
雷「司令官! お風呂に行くわよ」
提督「むぅ…」
提督「今日は駄目だ、一緒に入れない」
雷「え!? どうして? 私達の事、嫌いになっちゃった…?」
電「ごめんなさいなのです…でも一緒がいいのです」
提督「違うんだ」
提督(視線を大淀に投げかけて助けを求める、情けないが気にしてもいられまい)
大淀「…仕方ありませんね」
大淀「提督は少しお仕事が残っているそうです、私がお供しましょう」
雷「そうなの? わかった…」
電「よ、よろしくお願いしますなのです」
就寝
提督「今日も一仕事終えた」
提督「もうそろそろ眠る時間…ではあるが」
雷「しれーかん、一緒に眠っていい?」
電「こんばんはなのです」
提督(来たか……このタイミングとはな)
提督(いや、この子達の方が不安だろう)
提督(平常心、平常心)
提督「怖い夢でも見たのか?」
雷「うん…」
電「はい…」
提督(昔の記憶…か)
提督「おいで」
雷「んっ…ふぅ」ギュッ
電「にゃ……」ギュッ
提督(くっ…胸の感触が…)
提督(しかも、ブラもつけてないなこれは…)
提督(少し離れるか…)
雷「いやぁ…何所いくの……」
提督(今度は足が絡めてきた…)
提督(こいつら、本当に寝ているのか!?)
提督(俺をからかってんじゃないだろうな)
電「司令官さん…いっちゃやです…」ギュッ
提督(頭がおかしくなりそうだ)
提督(腕が強く掴まれてて外せない)
提督(少し体制を変えるか…)
雷「はっ…んっ」
電「んっ……は…ん…」
提督(おい……なんて声だしてるんだ)
提督(それに感触がダイレクトに)
雷「あつい…」
提督(ならもっと離れろ)
雷「んーー…」
提督(!! おい脱ごうとするな)
提督(仕方ない)
雷「ゃっ……はっ…んっ…はぁ……はぁ……くすぐっ……たぃ……」
提督(…気を逸らせたようだ)
提督(ん?)
提督(そういえば電も動いてたようだが…)
電「むにゃ…」ハンヌギ
提督「」
提督(理性を保て、俺)
雷「う……うぅ……」ナミダ
雷「ぃや…いや……」ナミダ
提督「…」
提督(…何を、この子達に対して考えているんだ)
提督(君達は…俺の家族だ)
提督「」ギュッ
提督「」ナデナデ
雷「しれぇかん…」ギュッ
電「しれいかんさん…」ギュッ
提督「おやすみ、雷、電」
翌朝
提督(すっかり寝不足だ)
提督「で、あれは一体なんだったのだ」
提督「夕張」
夕張「あはは、ちょっと妖精さんのパワーを借りた発明品だったんですが」
夕張「でも、あれは願いがかなり強くないと反応しないですし」
夕張「それに、必ずしも体成長するとも限らないんですよ」
提督「何? どういう事だ?」
夕張「願いを叶えるために体を一時的に成長させたり若返らせたり出来るんです」
夕張「例えば、老人が若かりし頃の体力を得たいと思えば、若返る事ができたり」
夕張「子供の頃の懐かしい風景を見たいと思えば、その夢を見たり、こっちも若返ったりするんですが」
夕張「どちらにせよ、強く思わないことにはそうなりません」
夕張「あの子たちの場合は…」
提督「……何を叶えるためだ?」
夕張「……」
夕張「恐らくですが、いつも子供扱いされる貴方に対して」
夕張「…少しでも相応しくなろうと、あの姿まで成長してみせた」
夕張「提督、彼女たちは一見、幼く見えますが」
夕張「それでも女の子…女性(おんな)なんです」
夕張「……ここまで言えば分かりませんか?」
提督「…」
夕張(私も飲むはずだったんですけどね…)
夕張(本当に鈍感なお人ですね、貴方は)
提督の苦悩はまだ続く…かもしれない。
終わり
終わりです、失礼しました。
JK化シリーズの方の絵、最高っす。
乙です
過疎ってんなぁ
そのぶん単独スレが立ってんならいいんだよ
雑談スレで過疎ってると聞いて少し書いてみました。
他の人が投下するまでの暇潰しにでも
ゴーヤ「ふぃ〜今日も疲れた」
イムヤ「お疲れ。でも明日になったらまた……」
ゴーヤ「もう慣れたきたでち。鎮守府にも提督にも」
シオイ「あのー。私も手伝おうか?」
ハチ「しおい。しおいは出るなって提督が言ってたでしょ?」
シオイ「ごめんなさい……」
イムヤ「全部提督が悪いのよ。あんな奴魚雷に詰めて――」
ゴーヤ「――イムヤ。言って良いことと、悪いことがあるでち」
イムヤ「……ごめん」
――執務室
提督「よく集まってくれた。潜水艦の皆」
提督「さて今日の出撃だが、オリョール海域は無しだ」
ゴーヤ「どうせキス島でしょ」
提督「違う」
ハチ「バシー?」
提督「No」
シオイ「カレー?」
提督「残念ながら」
ゴーヤ「それじゃどこに出撃するんでち?」
提督「君達には中部海域哨戒線に出撃してもらう」
シオイ「でも提督、あそこはもう行きたくないって言ってなかった?」
提督「ああ。そのつもりだったが、任務でな」
イムヤ「……それで、どうすればいいの」
提督「敵戦力の撃滅、敵航海中空母隊を三回ほど撃沈してきてくれ」
ゴーヤ「3回も!?」
提督「厳しい任務だが、君達なら出来ると信じてる」
提督「それで、今回は彼女にも参加してもらう。入ってくれ」
大鯨「潜水母艦大鯨です。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします」
ほげええええええ
加賀「提督、あの任務は見送るのではなかったのですか?」
提督「そのつもりだったのだが、報酬が報酬でな」
加賀「何が貰えるんです?」
提督「給糧艦伊良湖。そして今回貰える…いや、月間で貰える分は彼女達にあげようと思ってな」
加賀「ご褒美、ですか」
提督「彼女達が資材を調達してくれたから、艦隊の練度を極限まであげることが出来た」
提督「だからこれは加賀が言う通り、私からの気持ちというやつだ」
イムヤ「無理よ無理! 誰よこんな任務を考えた人は!」
大鯨「あの、あまりそのようなことは――」
イムヤ「一体これで何度目の出撃だと思ってるの!? 30よ!? 30!」
イムヤ「それで一回も全滅できないなんてもうやってられないわ!」
ハチ「それで、どうするの?」
イムヤ「ストライキよ!ストライキ! もう私はごめんだわ!」
ハチ「……命令違反よ」
イムヤ「知らない。移籍でも解体でも、好きにすれば」
イムヤ「……なんてするんじゃなかった」
大鯨「どうしましょう……!」
加賀「どうかしたの?」
加賀「……なるほど、イムヤさんが」
加賀「彼女の事は私に任せてください大丈夫、悪いようにはしませんから」
提督「しかしだな加賀……」
加賀「イムヤさんが体調を崩された今、これが最善かと思いますが?」
赤城「そうですよ提督。ここは私に任せてください」
北上「まぁ私はどっちでもいいけどねぇ〜」
神通「私も、提督の指示に従います」
提督「……仕方ない。旗艦赤城、任せるぞ」
赤城「はい。私達、そして提督に勝利を」
提督「イムヤ、開けてくれないか?」
イムヤ「……」
提督「いるんだろ?」
イムヤ「……」
提督「仕方ない」
イムヤ「なっ……」
提督「マスターキー。持ってても不思議はないだろ?」
イムヤ「今更なによ」
提督「すまないイムヤ」
イムヤ「もうあんたなんて知らないわよ」
提督「イムヤ……」
イムヤ「これ以上近付かないで。もう絶対に許さない。あんたとなんかケッコンするんじゃなかった!」
提督「……」
イムヤ「近付かないでって言って――きゃっ!?」
イムヤ「……そうやって何人の艦娘を抱き締めたのかしら」
提督「違う。俺は――」
イムヤ「最初にケッコンした私を追い払って、他の子ともケッコンしてイチャイチャして」
イムヤ「ねぇ、そんなに私が邪魔だった?」
イムヤ「それとも燃費が良くなるから私を最初に選んだのかしら」
提督「だからイムヤ――」
イムヤ「もう思わせぶりな態度を見せないで! 私に期待させないでよ!」
提督「違うんだイムヤ!」
イムヤ「 何が違うのよ! 答えて見なさいよ! あんたは私を除いて何人とケッコンしたの!?」
提督「それは……」
イムヤ「ほら、結局はそういうことでしょ」
提督「俺が好きなのは……」
イムヤ「……それなら私だけ見てくれる?」
イムヤ「他の子との関係を絶って、私だけを愛してくれる?」
イムヤ「……出来ないでしょなら――」
提督「――わかった」
イムヤ「……へ?」
提督「君が望むなら軍を抜ける。
時間はかかるかもしれないが待っててくれないか?」
イムヤ「え、嘘……でしょ?」
提督「嘘じゃない。軍を抜けたら一緒に来てくれないか?」
提督「俺と結婚してくれないか?」
提督「はは……馬鹿じゃないの」
イムヤ「よく言われる」
提督「……ねぇ。本当に私が望んだら、軍を抜けてくれるの? 私と結婚してくれるの?」
提督「ああ」
イムヤ「なら結婚は暫く無理ね」
提督「イムヤ……?」
イムヤ「まだ貴方の艦娘でいたいもの。……でも」
イムヤ「私がまた不安にならないように、いっぱい愛してくれない?」
赤城「艦隊帰投しました!」
提督「お疲れ様。赤城」
赤城「それで、報酬の伊良湖はどこですか!? 早くください!」
ゴーヤ「伊良湖? どういうことでち?」
北上「そういえば知らないんだっけ? 報酬の伊良湖は私達が食べていいんだってさ」
ハチ「なるほど、それより……」
ゴーヤ「やっと仲直りしたでちか」
神通「でも伊良湖の数には限りが……」
イムヤ「私はいいわ。提督からもっと良いの貰ったから」
提督「あは、ははは」
赤城「どうして腹を摩って…はっ!? もしや既に伊良湖を――いや、より良いということは間宮とのダブル!?」
赤城「ずるいです提督。私も間宮アイスと伊良湖アイスを一緒に食べたいですー!」
赤城「提督ー!」
END
そう、イムヤがカワイイってのを皆知らなさ過ぎるのだよ
>>イムヤ「全部提督が悪いのよ。あんな奴魚雷に詰めて――」
ゴーヤ「――イムヤ。言って良いことと、悪いことがあるでち」
ゴーヤが言うと説得力が半端ないな
乙です
投下します
ある種の蜂は求愛行動として踊りをするらしい。
夜、こうやって屋外で提督の前で踊るのは何にも代えがたい時間だ。
いつから始めたかは覚えてはいないけれど、私は最古参だからひょっとしたら、
提督の着任当初からやっているのかもしれない。
ワタシハアナタガスキ
足を華麗に踏み出し、くるりと回ってステップを踏む。
こちらを見ている提督は手に持った氷入りのコップを飲むのも忘れてこちらをじっと見ていた
この瞬間は、このときだけは、提督の目には私しか写っていない。それはとっても幸せだ。
ダレヨリモアイシテル
それにしても、最近の士官学校はモールス信号をおしえないのだろうか。
先日、どうしても勇気が出なくて口では言うこととができなかったから、こうやって踊りの中に混ぜたのに。
それだけでもひどく緊張したのに、提督の表情は今に至るまで変わらない。気づいてくれていないのだろうか。
アナタノオクサンニナリタイ
でも、それでも、ずっと気づいてくれなくても、私はこうやって愛を刻み続けるだろう。
気づかれても、拒絶されることを考えると、たまに提督の前で舞うだけで、私は満足だった。
「……今日も綺麗だったな。舞風」
提督がコップに入った麦茶を飲みほしてから言う。
ありがとうね。と言うと、座っている提督は目をつぶって姿勢を崩して黙り込む。
辺りは虫の鳴き声と、提督が規則的に揺らすコップの氷の音だけが広がっていた。
しばらくの間、提督の横に座ってぼんやりとして、時間だけが過ぎた。
コップの氷は小さくなったが、それでも規則的に音を鳴らし続けている。
提督のそばにいると、どんなに怖いときでも安心できる。
「舞風……」
提督が口をひらいた。
「お茶がなくなったから、入れてきてくれないか。……それと」
少し口籠って、提督が続ける。
「机の中の書類を、取ってきてくれ」
お茶入れてきてくれ、はないよねえ……と、呟きながら建物に入る。
提督は少しぐらい乙女心を知るべきだ。ちょっと気の利いた言葉くらいかけてくれてもいいのに。
それにしても、提督は何の書類が必要なのだろう? なにか仕事でも残っていたのかな。
コップを揺らしながら考える。そういえば、提督もずっと揺らしていたっけ。
確か、こんなふうに―――
「……!」
瞬間、気がついて、思考が止まった。ごちゃごちゃになった頭に熱だけが集まってくる。
「……提督の、提督のバカ! 意地悪!」
真っ赤になった顔のまま、そんなことを叫ぶ。他の艦娘に聞かれたかもなんてことは、気にもならなかった。
もういい、今日は一晩中私に付き合ってもらおう。いくら眠くなっても今夜は寝かさないんだから。
そうして、舞い上がった気分のまま廊下を進んだ。いつもとはちょっと違うステップを踏みながら。
戻ってから見る提督の顔を楽しみにして、提督への愛を紡ぎながら―――
オレモ オマエヲ アイシテイル
投下終了です
乙
舞風を書く時は、やっぱ地の文ありのが書きやすそうだな
天龍「なぁ、龍田……」
龍田「なぁに~? 天龍ちゃん」
天龍「あのさ、この前ケッコンカッコカリって言うの出来ただろ?」
龍田「あ~、あのレベル99になったら提督と結婚できる制度ね? それがどうかしたの~?」
天龍「あのな……昔は遠征しか行けなかったけど最近は演習や出撃を良くさせてくれるようになったんだよ」
龍田「あ、なるほど~」
天龍「それであと少しで99になるんだけど……これってやっぱりそう言うことだよな……?」
龍田「ふふふ、そううね~、天龍ちゃんが取られるのは嫌だけど、その様子じゃあ天龍ちゃんも嫌ではないのね……提督のところに行っても、たまには私の所にもくるのよ」
天龍「いや、まだ決まった訳じゃ!!」
提督「よし、天龍演習いくぞー」
天龍「あ…お、おうすぐ行く!!」
龍田「……はぁ、提督に妬いちゃうな~」
数日後
天龍「……ついに99になった……結婚か……」ブツブツ
龍田「天龍ちゃん」
天龍「家事できるかな……あ、やっぱり俺は仕事やめて家事に専念した方がいいのか……子供……3人……」ブツブツ
龍田「天龍ちゃん!」
天龍「提督は体力が凄いから夜なんかは……」カー
龍田「天龍ちゃん!!!!」
天龍「!? お、大きな声出すなよ!! どうしたんだよ龍田?」
龍田「もう、何度呼んでも気づかないからよ……」
天龍「あ……あー、そうだったのか悪いな全然気付かなかった」
龍田「はぁ~、で、もう99になったの~? 早いわね~、でも流石に子供まで考えるのは早すぎるわ~」
天龍「う……聞いてたのか……」
龍田「えぇ、3人までってよく聞こえたわよ~」
天龍「うう……」
龍田「とりあえず天龍ちゃん……おめでとう」
天龍「……おう、ありがとな」
龍田「ふふふ、後は提督のプロポーズかしら?」
天龍「ぷ、プロポーズか……あー、落ち着かないな……ちょっと出撃してくる」
龍田「勝手に出撃はご法度よ~」
天龍「だってな~……」
提督「おーい」
天龍「!?」
龍田「あら、提督……?」
提督「ちょときてくれー」
天龍「……」モジモジ
龍田「ふふふ、いま行くわ~、天龍ちゃん行くわよ~」
提督「……きたか」
天龍「……」
龍田「どうしたの~? 行きなり呼び出して~なにか~?」
提督「実はな……貰って欲しいものがあるんだ……」
天龍「!!」
龍田「あらあら~♪」
提督「君をいつも見ていたよ」
天龍「……そ、そんなに」カオマッカ
龍田(妬いちゃうなー、天龍ちゃん嬉しそう……)
提督「これを受け取ってくれ」
天龍「う…う……」
提督「龍田」
天龍「……はい」小声
龍田「……え? あ、はい」
提督「本当か!? いやー、良かった緊張するなこういうの」
天龍「」
龍田「え? え? いやちょっと!?」
提督「はっはっは 龍田今頃受け取らないって言うのはなしだぞー、言質は取ったからなー」
龍田「そ、そういうことじゃ」チラ
天龍「……」プルプル
龍田(天龍ちゃん泣きそう……可愛い)
提督「やっぱりこう言うのは家族にも見て貰いたかったからな、天龍そんなに嬉しいか、妹の幸せだからなー」
龍田(……うわ~……うわ~)
天龍「」ダッ
龍田「逃げた!?」
提督「て、天龍!?」
このあと天龍とも結婚して幸せに暮らしましたとさ、ついでに平和になった今にも天龍は根に持っています。
終わり
天龍ちゃんかわいい
天龍ちゃん不憫……
投下します
「衣笠さんのお腹を枕にしたい」
「……提督は何を言っているの?」
ふと、今まで胸に秘めて、計画まで立てている願望を口に出てしまうと、
秘書の時雨は自分の耳がおかしくなったような表情になった。
一瞬、誤魔化してしまおうかとも思ったが、しかし聞かれてしまってはしょうがない。
むしろ、説得して協力を仰ごうと思い至る。
「時雨……、お前、衣笠さんのお腹を見てどう思う」
「どうって……」
時雨はどう反応していいかわからないような顔になった。
しかし、俺はこいつの心の奥に秘めいている欲望に同じものを感じ取っている。
「馬鹿者! お前、あの水の滴る新鮮なトマトのようなお腹を見て何も感じないのか!」
「……神通さんに言いつけるよ?」
と、時雨は自分の欲望をさらけ出そうとはしない。
駄目駄目だ。ときには自分に素直にならないと。こいつには前からそれが欠けていると思ってたのだ。
「あのたわわに実ったお腹を手に入れるため、俺は完璧な計画を立てた! 時雨、神通さんに言ってみろ。
すでに夕立も関わっているから、お前も連帯責任をくらうぞ!」
「え、夕立も協力しているの?」
「ああ、あいつ初めは、提督は代わりに何してくれるの? 夕立そんな軽い女じゃないっぽい! とか言ってたが」
「ゆ、夕立に、なにしたの?」
とこちらを憂いと期待の入り混じったような……(何でそんな表情になる?)……顔になる時雨。
へへへ、あいつも体は正直なものだ。ちょっと欲望をくすぐってやれば、すぐに転んだぜ。
「ゴンタのほねっこですぐに承諾した。なんでも、ずっと憧れたんだと。あれって人が食べるとまずいらしいけどなー」
「夕立……」
ほろりと涙する時雨。まあ気持ちはわからんでもない。自分と同型の艦娘がペットフードで転んだらなー。
で、そんなこんなで協力は確約しなかったが、聞かなかったことにするのは成功したのである。
で、計画実行の日である。
計画の内容はこの通りだ。まず、毎日へとへとになるまで、神通さんの訓練で頑張る。
そして、和風の方の談話室で、衣笠さんに俺疲れてますアピールをする。
すると、優しい衣笠さんは、多分太腿を貸してくれるので、そこを夕立に優しく引き倒させる。
俺はそのまま回転し、衣笠さんの豊満なお腹に頭を収めるのだ!
ちなみに、この計画を夕立に話すと、ゲスい上にガバガバっぽい~とかぬかしやがった。まったく失礼な奴である。
で、今現在、俺は和室で、ぐでっと寝転んでいる。99%ぐらい素だ。神通さんの訓練キツすぎんよ~。
近くには衣笠さん。女性誌片手に姿勢をちょっと崩して座っており、時折チラチラとこちらを見る。
俺はそんなお腹に意識は釘づけだったが、ガン見するような愚は犯さない。
だが、あの大地の果実に頭を下ろしたいという欲望に耐え続けるのは拷問に等しかった。
「ねえ……」
衣笠さんが話しかけてくる。ああ、いいお腹しとるわー。
「最近提督、がんばってるね。……大丈夫? 疲れて……疲れてるね」
「なあに、これくらい……」
そんなことを言おうとすると、衣笠さんは顔を少し赤くして。
「じゃあ、そんな提督に、衣笠さんのご褒美」
と言って、太腿をぽんぽんと叩く。かすかに罪悪感がわいたような気がしたが、甘えて頭を置く。
「……あんまり、頑張りすぎちゃだめだからね。私たちも提督を支えるから、ね」
とここまで言われて、俺の心のなかは罪悪感でいっぱいになる。
やっぱり衣笠さんは天使だったんや! 邪な心なんざ持っちゃいけなかったんや!
「うおおお! ごーろごーろ!」
でも回転する。心は天使でも体は悪魔だからね。しょうがないね。
「きゃあ! いきなりなにするの!」
「ごーろ! ゴロゴロゴロ!」
回転を信じろ。回転の力は無限だ。それだけを念じて回り続ける。
きっと、きっと、回り続けて登ったその先には、この世のものとは思えない快楽、桃源郷がまっているはずなんだ!
(くそ! まだか! まだ援軍は来ないのか――!)
あと一押しだ。あと一押しで、全国百万の提督の夢に手が届く。しかし、その一押しが遠い。
このまま、夢に手がかかった状態で散っていくなんて、無念で、無念すぎて、とても耐えることはできない。
と、そのとき、襖が開いて夕立が飛び出してくる。
それは俺にとってはまさに天の助け。天から降ろされた蜘蛛の糸に等しかった。
しかし、その夕立の前に艦娘が一人立ちふさがっている。あの犬耳のような髪は……時雨だ。
(何故だ―― 時雨)
どうしてだ。お前は結局協力はしてくれなかったが、それでも求めるものは一緒だと信じていたのに――
たまらなくなって俺は叫ぶ。
「馬鹿者! 衣笠さんのお腹を味わいたいと思わないのか! このお腹を支配したいと思わないのか!」
「ちょっと、提督! そんなこと考えてたの?!」
すると、時雨は小さな声で、駄目だよ。と言った。そうして少し間をあけて、衣笠さんのお腹はダメ。と言った。
「カマトトぶるんじゃあない! お前、俺がソファーで姿勢を崩していると、いつも俺の腹を枕にするだろうが!」
「やん! ……うつ伏せで……喋らないでえ……」
「それは、……それは、提督の(お腹)が日増しに固くなっていくから……」
ぽいー! 時雨が、時雨が性に目覚めたぽいー! そんな夕立の慟哭を聞きながら、俺はやっと気づく。
そうか、初めっから違ったんだな。俺と時雨の道は、一度も交わってはなかったのだ。
そうして、時雨は、混乱している夕立を他所に、こちらに近づくと、
やがて、顔を真っ赤にしながら服を捲り上げ、お腹を見せた。
「ほら、……僕のお腹を枕にしていいよ」
羞恥に震えて、目にはうっすらと涙を浮かべた時雨は、それでも、確固たる決意を持って、その言葉を言った。
こいつも、こいつが目指すもののために一生懸命で、だからぶつかったら、戦わないといけないんだな。
だから、それに対して、俺は―――
「いや、流石に絵面が変態的すぎるし……、なんか虐待みたいに取られそうだし」
そう言うと、時雨は、提督のバカー! と叫びながら去って行ってしまった。
これが、心の通じ合った友を失う感覚か……俺はその痛みを深く胸に刻む。
人間が生きるってことは、この痛みを重ねながら生きていくことなんだな。きっと、そうなんだ。
あ、ちなみに、このあとすぐ神通さんがやってきて、お腹の上で回転する姿を目撃された。
俺は必死に弁明したけど、まったく通じずしばきまわされ、訓練の量は二倍になった。、まあ、しょうがないよね。
投下終了です やっぱ橘さんって神だわ
乙です
乙
時雨の腹枕……だと……!(新しい価値観
川内が夜戦バカ夜戦バカ言われるけど妹の二水戦、四水戦の旗艦を歴任した那珂ちゃんや二水戦旗艦の神通の方が夜戦戦歴や夜戦訓練がおかしいよね
完全にキチガイレベルの戦闘狂なんですが史実のあの子達(震え声)
米国がレーダーとかを先に配備して、不利にもかかわらず夜戦を選ぶあたり海軍自体が夜戦キチな気が……
太平洋開戦時時点ではそこまで艦載レーダー進歩していなかったしまあ多少はね?
深夜にこっそり12レスお借りします
【諸注意】
・R-18
・睡姦
・地の文
・以上の要素を含みます
【まえがき】
オーソドックスな口調の提督が加古を睡姦する話
投稿スレへの投下内訳が普通2エロ3でついにエロが上回り愕然
深夜 執務室
提督「や…………っと終わったぁ!」
提督「時刻にして深夜二時……! こうまで仕事が長引いた最大の原因は――」
加古「スゥ……スゥ……」
提督「――お前だァァァ!!」
提督「クソッたれ可愛らしい寝顔晒しやがって!
. 最初は手伝ってたくせになに鮮やかに気配消して眠ってんだコイツゥ!!」
加古「スゥ……スゥ……」
提督「可愛い寝息に気付いて顔上げた時の絶望も知らずにィィィ!!」
加古「ンッ……むにゃ……」
提督「おっと」
提督「ククククク……起こしちゃぁー不味い。それはよろしくない。
. ずっと考えていたぞ加古ぉ……書類仕事が遅れたもう一つの原因はなぁ……」
提督「お前にどういたずらしてやるか考えていたからさぁ!」
加古「ふがっ!」
提督「………………」
提督「……え、起きてる?」
加古「ぐひゅぅ……スゥ……スゥ……」
提督「……び、ビビらせやがって。へへへ、仕事中も散々にからかってくれたよなぁー……」
『休憩は大事だよ提督ぅ~。なんなら添い寝でもいいからさぁ……』
提督「正直……! 普段俺を蔑ろに扱うお前との添い寝は魅力的だった……! 過ぎた……!」
提督「がっ……ダメ……! ホントは執務なんて投げ出して添い寝させてもらいたかったけどダメ……!」
提督「俺とてセクハラしたくなる衝動を我慢し、こんな階級になるまで自分を取り繕ってきた……!」
提督「今更になって欲望に忠実になんて慣れぬぅ……!」
加古「スゥ……スゥ……」
提督「クッ、近くで見ると可愛さ100万倍だなチクショウ」
提督「ああ、なんで俺はあんなキャラを作ってしまったんだ」
提督「今ではすっかり厳格な上司として尊敬の視線と信頼を勝ち得てしまった……」
提督「近頃は曙、霞、満潮の胃痛トライアングルすら優しげに……別の意味で胃が痛いわ」
提督「お蔭でお前へのいたずらも形ばかりの降格届を枕元に置いて穏当に懲らしめるしかできん」
提督「はぁ……」
加古「んん……」バサッ ゴロン
提督「」
加古「むにゃ……スゥー……」
提督「お…………おおおおおちけつ」
提督(俯せに寝返ったせいで掛布団に隠されていた素肌が!)
提督(すべすべの張艶ある太腿がお布団を挟み込んでいるばかりか
. 短いスカートのせいでむにっと盛り上がったパンツ越しアソコとポッチまでもが!)
提督(上半身は中途半端にひねってお布団抱きしめていらっしゃる。
. ああそんな、布地の少ない服のせいで柔らかそうな横腹どころか下乳と脇のラインまで!)
提督(何がヤバイってそんな体勢を晒しといて加古の顔が!)
提督(安心しきった幸せそうな顔の癖、抱きしめた布団に少し赤い頬を摺り寄せて唇埋めてああもう)
提督「ごくり……。手、手が勝手にー……」
むにゅん
提督「お……おおぉぉぉぉ……」
むにゅんむにゅん
提督「や、やってしまった……。し、しかしこの感触は、童貞には……」
むにゅんむにゅんむにゅん
提督「い、いやもうやめないと……。これで最後にしよう、歯止めが利かなくなるうちに」
むにゅ……ん
加古「んっ……ふぁ……」
提督「」
提督(い、今……一瞬だけ身体が震えて、加古の顔が……)
加古「ふ……ン……スゥ……」
提督「…………もう」
提督「……もう、いいよね」
提督が理性の放棄を決定すると、乳房を掴んでいた掌に熱が宿った気がした。
腰を完全におろし、布団と服の下に差し込んだ掌で提督は胸を愛撫する。
空いた片手で服を上げ、わき腹を撫で、少しずつ体勢を整えていく。
加古「ん、ふ……」
執拗に胸を撫で続けると共に加古の頬には赤みが差し、より強く布団を抱き締める。
いつしか提督の息は部屋に木霊するほど熱く荒くなり、股間のモノは完全に膨れ上がっていた。
腰を下ろし言い逃れできないほど集中した提督の脳内には、もはや目の前の女体を犯すことしか頭にない。
数分間の長い愛撫によっても一向に起きる気配を見せない姿に
ただ片胸を弄るしかできない提督はついに、焦れた苛立ちを混ぜて強引に加古の身体を転がす。
加古「んんー……むにゃ……」
果たして加古は起きない。
余程深い眠りにいるのだろうか、ともかく提督は仰向けにした加古の身体に魔手を伸ばす。
胸の上に服をたくし上げ、足元に回り込んでめくり上げたスカートの下に手を伸ばす。
挟み込んでいた布団が折れ曲がり重なって腰の下にあるからだろうか、
仰向けになり胸を露出した加古は、内腿を僅かに開いて腰を突き出すようにしている。
ぴっちりと秘部を覆い隠す布地には、今やピンと勃った陰核が浮き彫りになっている。
ゆっくりとパンツを脱ぎ取ると、僅かな毛と僅かに開いた陰部が顕わになる。
陰毛は薄く細い。処理したというより生来薄毛で処理の必要がない体質なのだろう。
提督は生唾を呑んで秘部に手をやり、恐る恐る割り開く。
加古「ッ……」
息を呑むような気配と共に加古が身体を震わせる。
敷かれた布団のせいで自然に陰部を突き出す形になっているためか、
普段感じない刺激を外気に触れて感じているのだろう。
僅かに湿り気を帯びた陰部は、綺麗なピンク色をしていた。
とても陰茎が入るとは思えない小さな穴が寝息と連動して呼吸するように収縮していた。
その上では、つやつやに膨れた陰核が皮をわずかに被ったまま屹立している。
さっきから湧き出して止まらない唾液を下すと、提督は自分の吐息の熱さに気付く。
それは顔を近づけて見ている陰唇の膣口から漏れ出す熱さとどこか似ている。
自然、提督の舌先が伸びていた。
加古「スゥ……スゥ……」
部屋には三つほどの音が木霊していた。
加古の静かで柔らかな寝息と、衣擦れの音、そしてぴちゃぴちゃという水音だった。
湧き出る唾液はこのためにあったのかもと思うほどで、膣に次々塗りたくられていく。
嬌声の類はなかったが、舌が入口をほぐしていく過程で、
奥から溢れ出る淫臭がより濃く、熱くなっていくのを提督は感じていた。
確実に性感を高めている実感があった。
やがて提督は秘部を弄るのに慣れるとゆっくり指先を伸ばす。
加古「は……あっ……!」
膣を舐め解しながら陰核の根元を圧迫すると変化は顕著だった。
加古「んん……ふっ……!」
悩ましい嬌声が漏れるのもそうだが、実際に触れる身体はもっと正直だ。
舌に伝わる感覚は膣が固く収縮するさまを伝え、
しかしもう一度指先が陰核を刺激すると今度は震えと共に弛緩する。
男を誘う淫臭はより強くなり、何の味もしなかった汁に生臭さが混ざる。
淫蜜を舌先で絡めてから離せばネトネトとした液が糸を引いて橋を掛けた。
もう止まらなかった。
提督は加古の陰部へ吸い付き、舌先を膣に挿入するようぐにぐにと押し当て、溢れ出る淫蜜を吸い上げる。
唇には柔らかな肢体の感触がして、鼻先には発情しきったクリトリスが勃っていた。
加古「あっ……あぁっ……」
喘ぎ声に確かな音が混ざり、びくりと肩を跳ねさせるが行為は止まらない。
意志ある言葉もそれらしいアクションも伴わない以上、もはや滾るオスの本能を押しとどめる材料にならない。
案の定、喘ぎは続くが困惑の声らしきものはなく、提督はより一層吸い付きと愛撫を激しくする。
もう提督には加古は自分が起こそうとしなければ何をしても起きないのではないかと思いが湧き上がりつつあった。
加古「――~~!」
やがて加古は声もなく絶頂した。
股間に吸い付く提督の頭をすべすべの内腿がふにふにと触り、腰が跳ねる。
絶頂の瞬間、溜め込まれていたのだろうか、淫蜜が一斉に吹き出し舌の上へ注がれる。
加古「は……っ」
身体が絶頂の余韻に弛緩すると、吸い付く圧力のまま口の中へそれが漏れ出す。
加古「ぅ……ふ……」
加古の肩がぶるりと震えた。瞬間、提督の口内へ暖かい水が流れ込んでいく。
驚く提督だが口を離すわけにもいかない。そのまま我慢して加古の尿を溜めこんでいくが終わる気配はない。
口に溜め込んでトイレに駆け込むことが出来ないと悟った提督は、咄嗟に加古のおしっこを飲み下していく。
最初なったのは驚愕と嫌悪だった。しかし
喉を通る瞬間、加古の香りが提督の鼻腔を埋め尽くした。
溢れる女性のフェロモンに、スイッチの入った雄の本能が刺激され、次々に飲み干してしまう。
加古が再び肩を震わせ、全ての黄金水を提督が飲み干した後
加古「ん……ぁ……」
ぐちゃぐちゃにふやけて奥から淫蜜を垂れ流す、発情しきった加古の姿に、提督はついに覆いかぶさる。
脚を広げて見るふやけきった膣口は最初に見たものよりよほど淫らに呼吸していた。
陰茎を待ちわびてねだるような動きに提督の股間のモノはさらに硬度を増す。
加古「スゥ……っ……」
宛がった瞬間、膣口は亀頭に吸い付き、淫蜜でぬめらせる。
躊躇いなどなかった。提督は少しずつ腰を揺り動かし、加古の内側に侵入していく。
意識のない相手を弄り、絶頂させ、そして気付かれぬうちに最も大切な場所さえ穢す背徳。
加古「っ……ん……ふ……!」
手応えのある感覚はなかった。陰茎は、いつの間にか亀頭どころか半ばまで挿入されていた。
特に処女膜を破るような感覚はなかったし、マンガのように痛みや快感の訴える声もなかった。
しかし男と触れ合う機会もない艦娘である以上、レズプレイの常習者でもなければ処女は確実に思われた。
誰も侵したことのない場所に自分のモノがある。
たったそれだけのことが提督の腰の最奥をたぎらせ、僅かだった抽送を激しくさせていった。
提督の肉棒は膣内の空気をぶちゅぶちゅと追い出し、淫蜜の糸を引きながら媚肉をかき分けていく。
加古「ふ……あっ……!」
ついに亀頭が柔らかな壁にぶつかると、覚醒を疑うほどの嬌声が上がった。
それまで動かなかった首が竦められ、提督は一瞬動きを止める。
加古「ハァ……ハァ……」
寝息は既に荒れ切っている。もしかしたら起きてしまうかもしれない。
それまで何度も覚醒を疑ってきた提督だったが、身体に動きがあったのは初めての事だ。
急激に色を失っていく本能に、理性が目覚める――
加古「はっ……あ、あぁ……!」
――直前、提督の思考は再び本能に洗い流された。
加古「ふぁっ……!!」
加古の身体が、自分から腰を擦り付けてきたのだ。
コリコリとした子宮口と亀頭がちゅうちゅうと吸い付き合いディープキスしている。
自分の陰茎を使って加古が自慰をしている。意識もないままオスを求めている姿に、提督の理性は完全にトんだ。
抽送が再開される。もう提督は、加古を起こさないようになどと考えることもなかった。
そこに居たのは、取り繕った仮面もなにもない、ただの発情したオスだった。
……
…………
………………
どれだけの時間が経ったろうか。
正常位のまま加古の身体に覆いかぶさり、ずっと犯し続けていた提督は正気に返る。
呆れることに加古の腰からは白濁が並々と溢れており、まるで一生分の精を解き放ったようだった。
繋がったまま身を起こせば、凌辱され尽くした加古は扇情的に身体を引くつかせて熱く息を吐いている。
提督(やっちまった……! これどうすんだよ誤魔化しようがねえだろ!!)
と
加古「んっ……」パチリ
提督「う、うわわっ……お、起き、起きっ!!」
加古「んっ、ぬるぬるする……」
加古「………………」 ニチャ...
提督(うおおおぉ! 股間に当てた加古の掌がさっそく俺の精液塗れにいいいいいい!!!)
提督「ち、違……くはないけど、いい、いいか加古落ち着いてまず話し合おう。な、な、なっ」
加古「提督」
提督「は、はい!」
加古「もう一回、する?」
提督「…………はい?」
提督(モウイッカイスル? え、なに、どういうこと。一見すると"もう一回する?"となってもう一度犯しての意だけどありえないっていうか頬赤くしてちょっと濁ったような眼でいつも通りのへにゃっとした質感の声でそんなこと言われたら出し尽くしたはずのアレがまた大きくなってしまうというか)
加古「提督」
提督「は、はいっ!」
加古「あたしゃね、やるときゃやるんだよ」
提督「はい……はい?」
加古「これからあたしが秘書艦の時はさぁ、演技しなくていいよ」
提督「あっ……かっ……!?」
提督「おっ、お前、最初から起きて……!!?」
加古「あたしね……むにゃ……提督のこと好きだから」
溜まってんなら幾らでも付き合うかんね、提督
終わり
雑談スレはアイデアの宝庫だと思うの
あと、投下中気付いたけど【飲尿要素】もアリでした。驚かせた方はごめんなさい
可愛いかったな、ふへへ、へへ……
あと自分はエロが書けない病だし羨ましい限り
最高
最高だな
雑談スレにどんどんネタ突っ込まなきゃ(使命感)
もいっちょ10レス失礼します
【諸注意】
・匿名掲示板視点有
・掲示板視点で口が悪い子がちらほら
【まえがき】
昔の雑談スレからの拾いもの(現実で好かれてるのにネットでフルボッコ)
だけど見たいと言ってた人たちがリクエストした通りの内容じゃない気がする……
書き掛けだけど死蔵しちゃうよりはいいかなってことで投下
IDは読者の識別用で、設定上は匿名掲示板です
夕張 の場合
昼 工廠
夕張「そうですね。陳情する改装案はこれくらいが妥当ですか」
夕張「…………えっ? あ、その、採用してもらえるかなーって」
夕張「ありがとうございます。そうですね、提督と何日もかけて作ったんですものね」
夕張「お昼ご飯を食べに? あっじゃあ蕎麦とか」
夕張「ソバトカー」 キラキラ
夕張「ありがとうございますっ」
蕎麦屋
夕張「美味しかったですね、実に一日ぶりのおそば」
夕張「あれ? 提督、襟に蕎麦の汁が……ってああ、ダメですよ擦っちゃ!」
夕張「立派な海軍礼服なんですから。ちょっと失礼しますね」
夕張「染みたときはこうやって摘まむようにしないとだめですよ。擦ると生地に馴染むだけ」
夕張「提督? 終わりましたよ?」
夕張「ええ、またご一緒させてくださいね」 笑顔
どこかの海軍艦娘系雑談スレ
375 :水平線の名無しさん[sage]:09/07(金) 12:54:52 ID:Admiral/0
司令部から工廠遠すぎるううう。しばらく工廠行きたくないいいぃいいぃぃ
開発とかどうでもいいじゃんもー、コモン装備でいいじゃんーやだよー
>>375
死ね
>>375
死ね
>>375
生きなさい
慢心……ダメ、絶対
380 :水平線の名無しさん[sage]:09/07(金) 13:09:51 ID:168/Imuya
敵の打撃部隊とかが相手だとコモン装備で装甲削りきれないし……
近海遠征組だか知らないけど、こっちは海の底に沈んで死ぬかどうかだから
最前線の辛さを知らない香具師は逝ってヨシ
382 :水平線の名無しさん[sage]:09/07(金) 13:1515 ID:Admiral/0
……すみませんでした
開発めんどくさいのは事実ですけどちゃんとこなします
383 :水平線の名無しさん[sage]:09/07(金) 13:15:59 ID:You8Ri./0
わたしは開発についていくの大好き
元々そういうのが楽しいのもあるけど提督と二人きりっていうのがよくて
>>382
死ねー! 羨ましいとか思わないから……思わないから!
二人で工廠に泊まり込みの提督。デキてんのかな……って思うともう止まらない
わたしと違って普段から仲良いもんね二人とも……
こっちも最近急に仕事が立て込んで他の子につきっきりでさぁ
普段の態度からして会いに行くのも恥ずかしいっつーか、裏目に出た感じが……
やっぱり明るい子が好きなの……?
388 :水平線の名無しさん[sage]:09/07(金) 13:31:09 ID:ImMoga3sa
>>384-7
えっなにこの大参事は……
片思いに苦しんでる奴多すぎー
話題変えようぜ~
初雪の場合
夜 通信室
初雪「……暗号通信を受信しました」
初雪「……後続の連絡が……ありません」
初雪「一人でいい、です。……ひきこもります……から」
初雪「うん。……任せて」
パタン..
初雪「………………」
初雪「おやすみなさい……」
初雪「こっちは、どうしよ……。秘匿情報だし……緊急回線、なら……」
初雪「…………応答なし」 ムー..
初雪「徹夜……かな……?」
…ピタッ
初雪「ひあっ!?」
初雪「び、びっくりした……。飲み物? うん……ありがと……」
初雪「えっ、その毛布……。あの……ここは身体に悪い、から……」
初雪「あ……。 寝ちゃった……」
初雪「………………」
初雪「………………ホントに……寝た?」 トントン
初雪「ほっぺ、歪んでる……」
初雪「……………………///」
………………チュッ
どこかの海軍艦娘系雑談スレ
787 :水平線の名無しさん[sage]:08/21(火) 20:18:43 ID:Admiral/0
もーこのご時世 通信室とか要らねーじゃん
電子妨害食らって通信不能とか日常茶飯なんだから伝令にしろよー
専用機材大杉んだよー半日も拘束するならラジエータじゃなくてエアコン置かせろよもー
>>787
諦めたら……?
>>787
冬場は機材の放熱で暖かいから……(震え声)
>>787
情報受け渡すのに一々週単位で待つの?
半日以上も続くジャミングなんてそうそう起こらないんだから我慢したら?
>>787
伝令は上に情報上げるのも纏めた情報を運ぶにも人を使うの。
電子情報で上げて電子情報のまま纏めて電波で送信するのに比べたとき
ここに生じるリソースの差は圧倒的よ
>>787
フルボッコwww
>>788-791
すいませんでした! もう寝ます!
>>793
げ、元気出して
795 :水平線の名無しさん[sage]:08/21(火) 20:42:49 ID:FirstSnow
通信室撤去とかになったら、困る……
あそこ、あんまり人の来ない穴場だし……
>>795
加古さんかな?
>>796
あたしゃあんなごちゃごちゃしたとこじゃ寝れないよー
>>797
本人乙
ああいう静かなところで二人きり……
昨日は夢が叶った気分
>>799
!?
>>799
ああ、穴場ってそういう……
>>801
て、提督と決まったわけじゃないから……
>>802
? そうだけど……?
うああああああああ
805 :水平線の名無しさん[sage]:08/21(火) 21:14:23 ID:KUSOte109
ウチじゃありませんように
ウチじゃありませんように
?
806 :水平線の名無しさん[sage]:08/21(火) 21:18:37 ID:3373made0
最近片思いの艦娘がショック受けすぎじゃないですかねぇ……?
終わり
気付いたら完全にリクの趣旨を外しちゃって
スレ立てに持ってけなさそうだったから供養代わりに投下させてもらいました。
誰か楽しんでくれたなら幸い
提督モテモテだな
穴場(意味深)
少し失礼します。
曙が奥さんな提督の話
奥さんはツンデレ~メール編
■提督Side
僕には楽しみにしている日課がある。
「携帯見てニヤニヤして、嬉しいメールでも来たんですか?」
「うん」
「へぇ見ても良いですか?」
「駄目」
「残念です」
再度、画面を見た。
10/03 18:00 『稼いできなさいよ』
10/02 18:00 『あんた本当駄目ね』
10/01 18:00 『皆の足、引っ張ってんじゃないの?』
etc...
同じような罵倒されている内容のメールがズラリと並んでいる。
正直、普通は喜ぶような内容でもない。
ヒトハチマルマル
「お疲れ様でした~」
「おつかれさん」
今日の業務終了。
そして、時間ピッタリに新着メールが来た。
来たか。
先程と同じメールボックス"嫁"を確認する。
10/04 18:00 『食材が無駄になるわ、早く消化しなさいクソ提督』
1件追加された。
これで500通を超えた。
ほぼ全て同時刻の受信。
僕の宝物だ。
「さて、帰るか」
■奥さんSide
私には日課がある。
締まらないアイツに今日も喝をいれないといけない。
ヒトナナマルマル
今日のメール書かないと。
こんな感じかな。
いや、これはちょっとキツすぎるかな…。
~30分後
よしっ!
バッチリね!!
……でもここもうちょっと優しい言葉使うべき…?
~40分後
って!
あ、愛してるって!?
だめだめだめだめ!何打ってるの私!!
じ、時間が足りない!!
~50分後
誤字とかないかな。
ちゃんと見直そう。
ヒトハチマルマル
これで…良いわよね?
送信っと。
よし!今日も喝を入れてやったわ!
…でもやっぱり、ちょっと言い過ぎたかな。
帰ってきたらフォローしてあげないと。
早く帰って来なさいよ!
クソ提督!!
奥さんはツンデレ~お土産編
■提督Side
奥さんが不機嫌だ。
遠征でずっと留守にしていたからだろうか。
お詫びの印に間宮さん所のデザートを買ってきた。
許してくれるかな。
ドアをノックする。
コンコン。
「ごめん、ずっと留守にしてて」
「間宮さん所のデザート買ってきたよ」
反応がない…。
「そんなのはどうでもいいの!!」
困った。
間宮さんデザートでも駄目か。
「いいから!」
「そんなのいいからっ、早く隣に来なさいよッ!!」
「…」
うん。
僕の選んだ答えは正解じゃなかったけど、
悪くない、ね。
「何、ニヤニヤしてんのよ!」
「だって、可愛すぎて」
「う、うざい!」ポカポカ
終わり。
ケッコン前の話や、ネタだけ考えて話の肉付けが出来てないやつも
途中まで考えてたんですが、多くなりそうなので諦めました。
いつかスレ建てて書きたいな。
乙
喜びを隠しきれない曙が可愛すぎる
乙です
このロリコンが!!(誉め言葉)
乙ー
提督(どうしてこうなった……)
加賀「提督どういうことですか? 説明してください」
提督(なんでだろうなー……)
金剛「提督ー!! どういうことネー!!??」
提督(まじめに仕事がんばってたんだけど、こんなところで踏み外すとはなー)
利根「さすがに弁解の余地はないと思うぞ!?」
提督(でも本当に突然だな、しかも……)
瑞鶴「……まっさかねー」
提督(こうも連続的に不幸……いや幸運なんだろうけど……でも)
榛名「…………榛名は大丈夫です」ニコニコ
提督「やっぱり不幸だな」
木曾「全員、妊娠させといてこの言い分か」
提督(ウチの主力艦隊全隻の妊娠が発覚した、ついでに相手は全員俺である)
終わり
誰か続き書けたらよろしく
乙です
乱交一択
投下します。
>>277と同じです。
奥さんとダラダラすごす休日
■提督Side
朝。
ベッドの上。
背中に歯がゆい感覚を覚える。
『き』
背中を指でなぞられている。
どうやら奥さんが
背中に文字を書いてるようだ。
『ろ』
『ば』
『か』
うーん。
『起きろ馬鹿』かな?
面白そうだから、
起きないで寝ているフリを続けよう。
『す』
『...』
ゴシゴシ。
なにやら文字を消す動作。
戸惑う様子が伝わってくる。
『す』
『k』
『...』
ゴシゴシ。
うん。
『さ』
『み』
『し』
『...』
ゴシゴシ。
…うん。
そろそろ起きようかな。
「んー……」
ビクッ。
起きたことに驚いたのか。
慌てて手を引っ込めた。
「お、起きてた?」
「いや、今起きたよ」
「そ、そう」
「寂しかった?」
「って、起きてたんじゃない!!」///
「何の事? 僕は馬鹿だからねー」
「しねっクソ提督!!」
引き続きベッドの上。
奥さんがすねた。
こっちを向いてくれない。
『ゆるして』
今度は僕が奥さんの背中に文字を書く。
とても、小さい背中だ。
『あいしてる』
…それでも僕を
僕達を守ってくれてありがとう。
『みみ、あかい』
バンッ。
痛い。
殴られた。
『かわいい』
バンバンッ。
痛い。
困った。
許してくれない。
強硬手段にでよう。
パチッ。
指がある部分に触れる。
何かが外れる音がする。
「っっっ!!!」
顔を真っ赤にして奥さんが振り向く。
「んっ」
「!?!?」
振り向きざま。
その瞬間にを逃さずキスをする。
「昨日の続き、しよっか」
「ばっ……かっ……」
今日の朝ごはんは遅くなりそうだ。
昼。
コポコポ。
コーヒーを用意する。
豆の良い匂いが部屋に満ちる。
朝食も作り終えた。
奥さんは疲れ果てて二度寝中だ。
さて、
そろそろ起こしに行こう。
「朝だよ」
随分、遅い朝だけどね。
「ん~」
目元をゴシゴシする彼女。
すぐ起きてくれたようだ。
「じゃ待ってるね」
先に戻ってソファーに座る。
朝食は目の前のテーブルに用意済だ。
「おはよ」
「おはよう」
起きてきた。
さて、今日の機嫌はどうだろう。
次の奥さんの行動で分かる。
ポフッ。
すぐ隣に座り体を預けてくる。
機嫌はまずまずのようだ。
悪い時は離れた所に座ってしまう。
「さ、食べようか」
「うん」
夜。
夜風に当たりながら縁側で涼をとる。
昼はまだ暑さが残るが、
夜は大分涼しくなってきた。
バタンッ。
奥さんが風呂からあがったようだ。
「おいで」
「ふん、痛くしないでよね」
「もちろん」
風呂上り。
僕の毎日の楽しみのひとつ。
「髪、長いね」
「…短い方が良い?」
「いや」
「僕は長い方が好きかな」
リンリン。
虫の鳴き声が聞こえる。
チリンチリン。
彼女のお気に入りのリボンに付いた鈴も。
夜風に揺られて音を奏でる。
彼女の長い髪をといていく。
ゆっくりゆっくり。
大切に。
「ふーん」
「ま、あんたの意見なんて関係ないけどね」
「そっか」
トンッ。
言いながら彼女が姿勢を崩し。
体を僕に任せてくる。
素直じゃない、口に出さない彼女なりの表現方法だ。
「そっか」
「何よ」
「なんでも」
「そう…」
虫や鈴の音が鳴り響く。
夜はまだまだ続く。
だが、残念ながら至福の時間が終わってしまった。
「終わったよ」
「…」zZZ
眠っちゃったか。
今日はゆっくり休もう。
「おやすみ、曙」
こんな休日も悪くないな。
投稿終わりです、ありがとうございました。
見てくださった方、居ましたらありがとうございます。
曙視点も書きたいですが投稿スレに書き過ぎですかね…。
※スレ建ては他SSも書いてる最中なのでエタるのが怖くて。
乙です
夕張「ふ~んふんふ~ん♪」
由良「こんな早朝からやけに楽しそうですね夕張さん、また徹夜して新しい装備でもできたのですか?」
夕張「由良!? い、いや違うの! 何でもないよ!!」
ダッダダダタ……
由良「行っちゃった……なんだったんだろ?」
夕張「まさか由良がこんな時間に起きているとは……でもバレるわけには行かない……今日アニメのイベントに行くと言うことを……!!」
夕張(今日は前期やっていた流川ガールズのイベントの日、関東民である私が行かなくてどうする!?)
夕張(でも、今日から台風なんだよねー……そこだけがちょっと億劫だけど仕方ない、グッズの為だし声優のトークイベントも見ておきたいし後、味醂)
夕張(それにメインイベント上映会の予約もしちゃったしね!! 二千円!!!)
夕張(楽しみだなーこの為に防水性のあるバックを作ったし)
夕張(よし、8時にはつくようにしないと……って)
夕張(あれ? 原付どこに置くんだっけ?)
夕張(この駅あんまり使わないからな~……)
夕張(ふう……ようやく置けた……って電車は!? 後2分!? ヤバイ走れ!!!!)
電車が発車します
夕張(ギリギリ間に合う!! おいていかないで!)
Suicaピシャッ
夕張(あ)
夕張(お金入ってなかった……)
一旦終わり
台風恐い
他がつっかえるからそういう占有はここでは勘弁
やるならスレ立てな
次で終わるから書いても良いのに
まぁそういうならスレ立てますかな
>※書き溜めをし、素早い投下を心がけましょう。
投稿スレでいったん中断は原則認められない
おk?
>>304
おう、悪かったな
投下します
ああい
───アタシの名前はキタカミ。心に傷を負った艦娘。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は甲標的をやってるキソ、鎮守府にナイショで
コタツでまるくなってるタマ。訳あって肉食獣グループの一員になってるクマ。
友達がいてもやっぱり鎮守府はタイクツ。今日も提督とちょっとしたことで口喧嘩になった。
男女の友達だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で鎮守府海域を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいヲ級を軽くあしらう。
「カノジョヲー、ちょっと話来てくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
お供の雷巡はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、とハイパーなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとドロップの艦娘の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの艦娘とはなにかが決定的に違う。サイコな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
艦娘はレズだった。連れていかれてレイプされた。「キャーやめて!」魚雷を決め……
「キエエエエエエエエ!」
どんどん顔を夜叉のように変えていった大井は裂錦の気合ともに俺の自信作を引き裂いた。
バラバラになった原稿の破片が辺りに舞い上がる。
「ああ! なにしやがる!」
「北上さんはこんなふしだらな女じゃないわよ! というか内容がひどすぎるのよ!」
深海棲艦と呼ばれる化け物により世界の海が支配される寸前、人類は艦娘に出会った。
彼女たちを一目見た瞬間電撃が走った俺は、今まで積んできた物を捨て、一心に提督を目指した!
血の滲むような努力により一つの鎮守府を任された今は、一つの理想に向け邁進している。
純粋で、可憐な姿を持つ彼女たち。彼女たちを率いて、理想の百合艦隊を築くのだ!
最初に目を付けた艦娘は大井である。彼女の普段の挙動、百合の香りを感じ取るには容易い。
まずは彼女を立派な百合に仕立て上げ、その経験により、他の娘を啓蒙する。
この小説はその栄光の第一歩である。これを見た大井はすぐに目覚め、北上に告白するはずだったのに……
予想外の完全なる酷評。このことは俺の今後の展望がどれだけ甘いものであるかを思い知らされた。
しかし、それもそうである、そんなに簡単に目覚めさせられたら、今頃世界は百合の花畑だ。
そう、これは試練だ、神から与えられた試練なのだ。きっと、きっと乗り越えて見せるぞ!
「こんどはどうだ! 大井! これでお前も納得……」
「ゴミ」
全身全霊を込めた作品を大井は一瞥すらせず没にする。
あれだけみなぎっていた気力ももはや枯れる寸前だ。しかし、何をどうすればいいのか全く糸口が掴めない。
「まず、出会って数秒で合体っていうのがおかしいわ。普通はだんだん段階を踏んでいくものよ」
……そうだったのか。確かに言われてみればすぐに気がついた。俺の夢見たものも初めは清純な百合だったのだ。
しかし、段階、段階といっても全く思い浮かばない。自分の人生経験にはそういったものは一切なかった。
俺が何も思い浮かばず、思考の迷路に陥った姿を見た大井は、言いづらそうにしながら口を開く。
「……だ、だから、これからの休日、私と一緒に出掛けなさい! それを元にして書けばいいのよ!」
顔を赤くして、そう話す大井から彼女の覚悟を強く感じ取る。
彼女のためにも必ず書き上げ、百合の艦隊を作り上げて見せる――
固く心に誓うのだった。
二か月後、休日を大井と過ごしてだいぶ経過した。
だが、彼女を納得させられるだけのものはまだ作り出せていない。
こんなに付き合わせてしまっている自分をひどく情けなく感じる。
しかし、気がかりなことはそれだけではない。最近北上の様子がおかしくなっているという報告が来ている。
百合の栽培において、必要なのは健全な環境と関係である。少しは風が吹くのもいいかもしれないが、
致命的なものは起こさせてはならない。だから、以前から艦娘達がなるべく快適に過ごせるよう、環境を整え続けてきた。
だから、すぐに北上を呼び、何か悩み事がないかをそれとなく聞いてみたのだが―――
「あのさ、提督ってさ、最近、大井っちとよく出かけてるけど……」
聞いた瞬間、えずきそうになる。
あれだけ、あれだけ苦労して、計画し、実現に努力してきた百合の花畑。その第一歩が芽吹いていたというのに……!
遠くを見つめすぎて、俺は足元の小さなそれを踏みつけそうになっていたのだ。
すぐに、大井とは特別な関係ではなく、俺の創作活動の助手になってもらっているだけだと伝える。
「えー。……本当?」
案の定、北上は疑わしげな目でこちらを見る。よくよく考えると当たり前だ。
傍目からこんなことを聞いたら、普通は何か隠していると思うだろう。
一瞬の逡巡の後、一筋の光が頭の中を駆け抜ける。
「それなら、北上、お前が代わるか?」
「……え……」
「いや、お前の方がキャラクターが合ってるからな、うん、そもそもお前に頼めばよかったな」
実際、名案ではないだろうか? これ以上大井に迷惑をかけるわけにもいかない。
それに本人を参考にした方がより整ったものが書けるだろう。
大井に知れると後が怖いが、ばれるまでには書き上げて見せる。
聞いた北上はしばらく悩む様子を見せた後、やがて小さく頷いた。
そのあと俺は呼んだ大井に、なんとか書き上げる目途がついたとつげると、
今までの出来を見ていたからだろうか、ひどく食い下がってきた。
それでも、これ以上、迷惑をかけるわけにはいかないので、一度、集大成を見てみてから、
それからまた続けるか考えてくれないかと話すと、納得したのだろうか、大井は渋々承諾する。
さあて、ここが正念場だ。傑作を書いてみせる。あいつらの恩に報いて、
百合の楽園を築き上げてみせよう。よっしゃ! 気合、入れて、行くぞ!
……結局、一月も経過してしまった。あいつらには詫びのしようがない……。
しかし、できたものは結構な自信作だ。見た人は皆、百合に目覚めるんじゃないかな!
それに、今朝、喜ばしい報告があった。
なんでもあいつらの部屋から、昨日の夜、なにやら物音が聞かれたらしい。
結構激しい音だったようである。多分それほどまでに燃え上がったのだろう。
ハッピーバースデイ! 新しい百合の誕生だ!
早速二人を、協力の礼と関係成立への祝い、それから、作品を見せるべく呼び出す。
しかし、呼び出した二人の姿は――!
「……北上、大井、どうしたんだ、その顔の痣と引っ掻き傷は」
あんまり健全じゃないプレイはしてほしくないぞ。と言うと、
なぜだか晴れ晴れとした顔の二人は、交互に口を開き始めた。
「……提督、昨日、北上さんと気持ちをぶつけ合ったんです」
「そうそう、結果、こんな傷はできちゃったけどさ~」
思わず目頭が熱くなる。やった。俺の努力は今、ようやく、ようやく、一つの花をつけたのだ。
けれども、これで満足してはいけない。次なる目標に向けて、努力していかなくては……。
「大井っちたら、提督のこと、好きになっちゃってたみたいで」
「北上さんが好きになったんだから、責任取らせないといけませんよね……♪」
「「だから」」
二人で、提督のこと、共有することにしたから
……あれ?
「さあて、まずは、大井っち~」
「はい♪、北上さん。こんなことになった、オシオキをしないといけませんね♪」
「提督、覚悟してよね」
「ちゃあんと責任は、取ってもらいますからね……!」
……あれ?
投下終了です
おつ
喜べ提督夢がかなったぞ(白目)
乙です
乙
この二人に逆レされる展開ほんと好き
乙
やったね
思いつきだけで投下
夕張「なんか瑞鳳さんってユニコーンガンダムっぽいですよね。」
瑞鳳「いきなり何で?」
夕張「だって基本色赤と白ですし、改装すると緑になるじゃないですか。」
瑞鳳「言われてみれば… じゃあバンシィは誰?」
夕張「う~ん… 飛龍さんとか?」
瑞鳳「緑にならないじゃん。」
夕張「下半身に緑があるから良いんですよ。それに覚醒(改二)するし角付いてるからピッタリ。」
飛龍「これ角じゃ無いよ!?」
瑞鳳「あ、飛龍さん。」
夕張「一角獣的な意味で良いとおもったんだけどなぁ…」
飛龍「だから角じゃないってば!何の話だか知らないけどさ!」
瑞鳳「と言うか人にそう言うなら夕張ちゃんは何なの?」
夕張「私は… 艤装的な意味でデンドロビウムです。」ドヤッ
瑞鳳「どっちかって言うとギラ・ズールじゃない?色的に。」
夕張「」ガーン
飛龍「瑞鳳ちゃんってたまに痛い所突くよね。」
瑞鳳「そうですかね?」
夕張「そんな事言ったら瑞鳳さんだってスローネツヴァイ、ヘビーアームズ、アストレイレッドフレーム、リボーンズ…
駄目だ、ガンダムタイプしか無い…」
瑞鳳「あとはアムロ用ゼータプラスとかじゃない?」
飛龍「う~ん… 私あんまり詳しくないから言えないけど殆ど赤と白ってガンダムタイプだよね。」
夕張「…いや、もう一つありましたよ!」ニヤリ
瑞鳳「あと何かあったかな?」
夕張「それは… ガンキャノンです!」
時雨「夕張、ちょっと向こうでお話しようか。」ガシッ
夕張「し、時雨ちゃんに言ったわけじゃ!?ふ、二人とも助けて!」ズルズル
飛龍「ね、間宮さんのトコで新メニュー出来たそうだから行ってみない?」
瑞鳳「あ、良いですね♪」
夕張「ふ、二人共~!」ズルズル
時雨「雨はいつか止むさ。例えそれがキミの血の雨だったとしてもね。」
夕張「い、いやぁぁぁぁぁぁ!?」ズルズル
お目汚し申し訳ありません。
乙ー
ガンダムネタはよく知らないから何とも言えないけど
調べた結果少しだけわかってきた。
とりあえず時雨はガンキャノンだ、という事が。
種的には夕張はストライク
装備で臨機応変な対応ができる的な意味で
乙
デンドロは扶桑型だろ
乙です
禁書パロ
まるゆ「MNW(まるゆネットワーク)……?」
まるゆ10031号「まるゆは大丈夫だから……とまるゆは強がってみます」
まるゆ「どうして、こんなこと……」
雪風「二万体のまるゆを糧にすることで、雪風は最強になれる」
雪風「戦闘を仕掛けようと思わないほど、強大な力を持つことができる」
雪風(そうすれば、誰も沈めなくていい、誰かが沈むのを見なくていい……)
木曾「――まるゆ妹から、離れろ」
雪風「この場合、実験はどうなるんでしょうか」
木曾「今すぐ離れろっつってんだよ! 聞こえねえのか、三下ァ!」
不幸だわ
まるゆのクローンってどんだけ弱いんだろうな
二百万体くらい殺さないとダメそう
二万体で運20000だぜ
何しても沈まなくなりそう
この雪風が主役のスピンオフは滑りそう(偏見)
量産機って点で妹達まるゆもアリだが、最弱なのでウニポジションがまるゆでもいいかも
投稿して良いですか?
はよはよ
OK!(ズドン)の前に注意事項です
深海側
独自設定
小林源文キャラ
> 小林源文キャラ
かわいい兎さんかな?
斎藤「何だお前ら!」
??「ようこそハワイへ、提督殿」
斎藤「何を言ってる私は司令部に...所属と階級を名乗れ」
リ「太平洋艦隊司令部付き艦娘のリーです」
斎藤「在日米軍か?」
リ「違います....要件言っていいですか?」
斎藤(ソビエト海軍?いや彼らは日本海で食い止めている筈...)
斎藤「話してくれ」
リ「端的に言うと戦って下さい」
斎藤「え?」
リ「今日付けで貴方が太平洋艦隊司令です」
斎藤「えぇ..」
彼等の3日間の戦争が始まる!
残念だったな統幕議長だよ、(修正して欲しい所を指摘してくれると嬉しいです、嫌なら魔女のバァさんに呪われます)
修正も何も1レスじゃあ何も分からん
取り敢えず台詞は行間あけて
元ネタが分からないので突っ込めない、こっちが知らんだけなのかな
深海側なのかもわからん
名前は表記合わせて、リなのかリーなのか、深海ならリ級か?
句読点、三点リーダーは好きなようにしてくれ、人によっちゃ三点リーダーは二個セットという文法にならってる奴も居る。これは最早好みの問題か
うん、これは小林源文読んでないと分からんわ
リ「以上が説明です、何か質問はありますか?閣下」
議「閣下じゃなくて議長で良い、戦力と配置は?」
リ「ここの戦力と哨戒中のフリゲートに護送船団が艦隊の全てです」
議「数は?」
リ「戦艦3空母2重巡12軽巡23駆逐40です..」
議「補充込みでそれか?」
リ「残存兵力26%です...」
議「なんてこった全滅じゃないか!航空機は?」
リ「基地航空隊78%空母航空隊32%です、これは減る事は有っても増える事は有りません」
リ「良いニュースと悪いニュースが有りますがどちらから聞きます?」
議「何を聞いても驚かんよ」
リ「良いニュースは増援が3日後来ます、悪いニュースは情報部と通信隊が敵の攻撃計画を察知しました」
議「何時だ?」
リ「明日です」
バタン!
リ「大変だ!議長が倒れたぞ!」
(なるへそ...が頑張ります、三点リーダーて何ですか(小声)
議長 ソビエトから日本守ったりゴジラと戦ったり(TOKYOWARSやオメガ7とか狼の砲声とか読もう!)
リー 察してる人も居ますがリ級です アメリカ風に名付けた
深海 アメリカをイメージ 資源と艦隊はww1前のイギリス並
>>339
・・・か……って事だろ
リー「対空火器の設置と阻害気球の配置完了!つかれた...」
議長「お疲れ様皆を深夜まで休ませといてくれ」
リー「はーい」
リー「..えっ!はい..はい分かった」
議長「どうした?」
リー「報告します、哨戒中のフリゲート艦デトロイトが敵艦隊発見の報告の後ロストしました」
議長「警報を出せ!臨時で会議だ!」
リー「YesSir!」
その頃レーダーサイト
電探妖精a「あれ?おい!反応が出てるぞ!」
b「何て数だ!緊急報告「ワレ敵機探知、詳細不明」だ!」
c「あっ敵機視認!40..60..100は居るぞ!..ん?」
b「おいアレコッチに突入コースを取ってないか?まさか逆探知されたんじゃ...」
a「分かりませんですが突入コースは確実に取ってます!」
b「逃げろォー!」
ZOZOZOZON!!
司令部
議長「損害は?」
リー「SBDが2とレーダー1つです」
飛行場姫「SBD最後の報告..「敵1航戦2航戦を視認」更に後続をらしき煙を確認にしに行って音信不通」
リー「基地航空隊の格納庫でボヤ騒ぎが昨日発生」
陸軍「海岸にキャタピラ痕有り、例の特二式とか言う奴でしょうか?」
リー「最新の報告、海岸砲台が敵機視認現在戦闘中」
議長「艦隊の戦闘配置は?」
リー「戦艦などは浅瀬に配置した、完全に沈まない様にした」
リー「やれる事は全部やった後は...」
議長「神のみぞ知る..かぁ」
終わり(糞すぎて御免よ..)
(今度はもっと成長してから出直そう)ありがとうございました
西暦2036年、世界には異形が跋扈していた。
海に現れる、深海棲艦。通常兵器はほぼ効かず、艦艇を一撃で沈める人型の怪物。
陸に現れる、アラガミ。無機物、有機物、さらには「核爆発」をも捕喰し、進化を続ける化物。
海洋は深海棲艦、陸地はアラガミ、空は両者が支配し、人間は壁に囲まれた小さな領域に追い込まれた。
しかし人間も手をこまねいて事態を見ていたわけではない。
ほぼ同時期にアラガミと深海棲艦の細胞から「神機」と「艤装」を創り出すことに成功した。
これによって強化された人間を「ゴッドイーター」と「艦娘」と呼ぶ。
だが、対抗できるようになったと言えども物量が段違い。異形を駆逐は出来ず、あくまで現状を維持するに留まっている。
深海棲艦やアラガミとの闘いの中で様々な事件が起き、人類の破滅の危機にも陥った。
しかしそれを乗り越え、いまだ人類は生き残っている。
そして現在、血の力「喚起」を宿すゴッドイーターがとある鎮守府を訪れていた。
おしまい
ゴッドイーター×艦これは共通点も多くて面白いSSになりそう
いつかちゃんとスレ立てて書くかも
貴方が噂の新人くんね
私はビスマルク。ビスマルク・デア・フォーゲルヴァイデ
貴方もせいぜい私を見習って、人類の為に華麗に戦って頂戴ね
ビスマルク!上田!
ようこそクソッタレな職場へ、俺は木曾。別に覚えなくていい。
>>317の話の続きみたいなものです
これも思いつきなガンダムネタです。
瑞鳳「夕張ちゃんに問題!」
夕張「はい?」
瑞鳳「一年戦争時にザクⅠに敗れたガンダムは?」
夕張「簡単ですよ。『RX-78-6 マドロック』です。両肩のキャノンが特徴…」
時雨「さぁ、行こうか。」ガシッ
夕張「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」ズルズル
飛龍「あれ、夕張ちゃん。
シルエットフォーミュラ91で実験艦『ブレイウッド』に配備されてたMSってなんだっけ?」
夕張「えっと確か… シルエットガンダムとハーディガン、そして『Gキャノンマグナ』…」
時雨「そんなに僕を怒らせたいのかい?」ガシッ
夕張「ち、違っ!?あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ズルズル
夕張「」ボロボロ
瑞鳳「おぉ… やっぱり仮説は正しかったみたいです。」
飛龍「本当だねぇ…」
夕張「人を実験台にしたんですか!?と言うか何の実験!?」
瑞鳳「時雨ちゃんの沸点。どこまでがOKでどこまでが駄目か。」
飛龍「因みに結果としては『両肩にキャノン砲』は駄目みたい。
ジム・キャノンとかFAガンダムみたいに『片方にだけキャノン砲』はOKだって。」
夕張「そ、そんな事の為に私何回もボロ雑巾にされたんですか!?」
瑞鳳「ただあと一つだけアレなMSがあってねぇ…」
飛龍「あれってキャノン砲なのかな?」
夕張「なんの機体ですか?」
瑞鳳・飛龍「『ヴェルデバスター』。」
時雨「へぇ… キミ達も僕を怒らせたいのかい?」ガシッ
瑞鳳「ちょっ!?」ズルズル
飛龍「弁解させて!?」ズルズル
時雨「大丈夫だよ。少し演習場で魚雷の餌食になってもらうだけさ。」
瑞鳳・飛龍「た、助けて夕張ちゃん!」
夕張「あ、この前買ったネオ・ジオング組まないと…」スルー
時雨「残念だったね。キミ達に救いは無いみたいだ。」チャキッ
瑞鳳・飛龍「い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ドゴォォォォォ
再びお目汚しすみません…
ガンダムダブルエックスもダメなのか…
GEネタは雑談スレで話題になってから投下されるまで随分掛かったな
誰かスレ立てしてもいいのよ?
陽炎型の癒姉妹
提督「……や、やっと……やっと終わったー……これで残業と徹夜漬けの日々から解放される……ふぅ」
浦風「ふふ、お疲れさんじゃね、提督さん」
提督「本当にこの5日間は疲れた……新しく稼働した明石の改修工廠や扶桑の第二次改装、この他にもやることがたくさんあって書類の山だらけだったからなぁ」
浦風「それでも、ちゃんと全部終わらせたんじゃけぇ、ほんまに提督さんはよう頑張ったな……はい、お茶をいれといたけぇ、これ飲めば少しは元気になるじゃろ」
提督「ああ、ありがとう……ふぅ、相変わらず浦風のいれるお茶はうまいなぁ……ふぁ、あったかいもんを飲んだからか、一気に眠気が……」
浦風「ほんまにお疲れのようじゃねぇ……でも、そんなくたぶれた提督さんに、元気になるご褒美を用意したけぇ。ちょっと、そこのソファーに座ってくれんか?」
提督「元気になるご褒美? ……よくわからんが、ここに座ればいいのか?」
浦風「ああ、そうじゃ……よいしょ……ほれ、提督さん。今度はここに頭を乗せてるんじゃ」ポンポン
提督「え、それって……い、いいのか?」
浦風「もちろんじゃ。遠慮せんでええで」
提督「だ、だがなぁ……」
浦風「……おりゃっ」
提督「うおっ!? ……やわらかい」
浦風「どうじゃ、うちの膝枕は? 寝心地はええか?」
提督「はい、やわらかくて気持ちいいです……ご褒美って膝枕のことだったのか?」
浦風「ご褒美はこれだけじゃないで、もうそろそろ……――」
コンコン
ガチャッ
黒潮「黒潮や、失礼するでー……あ、やっぱりもう仕事は終わってたみたいやな」
提督「ん? 黒潮?」
浦風「ああ、ナイスタイミングじゃ、黒潮姉さん」
黒潮「なんや浦風、もう司令はんに膝枕してたんやな。それじゃうちはココのマッサージをさせてもらおうかな」
提督「ま、マッサージ? 黒潮、いったい何を……」
黒潮「司令はん、靴脱がさせてもらうで……そんで、足をソファーの肘掛けに乗せてっと……よし、それじゃ始めるで!」
提督「始めるって……ぐおっ!?」
黒潮「ん……司令はんの、予想通りすごくおおきいなぁ……それに、すごく硬いで……」
提督「くぅ!? だ、ダメだ、黒潮。そんなところ触ったら……んっ」
黒潮「これはお仕事を頑張った司令はんへのご褒美なんやから、遠慮しなくてええんやで」
提督「い、いや、遠慮とかじゃなくてだな……そんな汚いところを触らせるのは申し訳ないというか……それにたぶん、に、臭うだろ? だから、無理してそんなことしなくても……くっ!?」
黒潮「別に無理なんかしとらんて。それに司令はんは綺麗好きみたいやから、そんなに汚れてないし、臭いも少ないで……どや、気持ちええかー?」
提督「んっ、た、たしかに気持ちいいといえば気持ちいいが……あふっ」
黒潮「一応浦風と一緒に練習したんやけど、ちゃんと気持ちよくなってくれとるみたいで安心したわ……ん、ここなんかどうや?」
提督「んぉっ!? ヤバい、そこはヤバいって!」
黒潮「ほー、どうやら司令はんはココがええみたいやな……ほれ、ええんかー? ココがええんかー?」
提督「おふっ!? ……うわぁ、やべ、すげぇきもちいい……」
浦風「ふふ、提督さんの顔、とってもほころんどる。そんなに気持ちええの? 足裏マッサージ」
提督「んっ……ああ、正直、気持ちよすぎてこのまま寝てしまいそうだ……あぁ~」
浦風「眠いんならそのまま寝ちゃってもええよ。くたぶれたときは寝て回復するんが一番じゃけぇ」
黒潮「せやせや、ちゃんとお夕飯の時間になったら起こすから、寝てもええんやで」
提督「しかし、だなぁ……ふぁ……」
浦風「ほれ、眠くて仕方がないんじゃろ? ……このままぐっすり眠っとき……おやすみ」
提督「あぁ…………すぅ……すぅ……」
黒潮「……寝たみたいやな」
浦風「……そうみたいじゃねぇ」
提督「くぅ……すぅ……」
黒潮「よっこいせっと……ふふ、ほんまに疲れてたんやろな。気持ちよさそうな顔して熟睡しとる」
浦風「ほんまになぁ……こうして安心したように寝ている提督さんを見とると、なんじゃかこっちまで癒されるねぇ」
黒潮「せやなぁ……こうしてみると司令はん、いつもと違ってちょっぴりかわいらしいなぁ……」
浦風「そうじゃねぇ……ふぁ」
黒潮「ん? なんだか浦風も結構お疲れみたいやな」
浦風「ん、ちぃーとだけ、な。でも、このくらい大丈夫じゃけぇ、心配はいらんよ」
黒潮「たしかに浦風はしっかりやさんやから、あまり心配するようなことはないと思うけど、疲れたときはいつでもこの黒潮姉さんに甘えてええんやで?」
浦風「……じゃあ今度また黒潮姉さんに甘えさえてもらうけぇ。そのときは膝を貸してもらつもりじゃからよろしくな」
黒潮「うん、かわいい妹の頼みや、いつでも待っとるで」
浦風「そんじゃとりあえず、夕食の時間になるまで、提督さんを寝かしとくか」
黒潮「せやな。それまではこうやって司令はんの寝顔を堪能、やな」
提督「すぅ……すぅ……」
浦風「ふふ、ほんまにかわええなぁ……」
黒潮「ああ、ほんまになぁ……ふふ」
終わり
この二人に甘えたい、甘やかされたい
乙です
乙ー
時津風「しれー。何してんの?」
提督「書類と格闘してるとこだよ」
時津風「えー……怪しいなぁ」
提督「なんで怪しまれるのか。これがわからない」
時津風「だっていつも真面目に仕事してないじゃん 」
提督「着任して一ヶ月の君にそんなこと言われるとはなー……」
コンコン
「すみませーん。提督さんはいらっしゃいますか?」
提督「お、きたきた。はーい」
ガチャ
「荷物をお届けに来ましたー。判子をおねがいしまーす」
時津風(あ、美人な感じの人が来た。ていうか、これ目的だったのかー)
提督「いつもありがとうございます。大変ではないですか?この仕事」
時津風(猫被ってるよこの人 )
「いえ、そんなことはないですよ。提督さんこそ大変じゃないですか?」
提督「いえいえ!私など大したことをしてませんよ!艦娘達の方がよっぽど…………私が出来ることなんて書類と睨み合うくらいですしね」
「そんなに自分を卑下しないでください!貴方がいつもそれをやっているからこそ、艦娘さん方だって頑張ってくれてるんですよ!」
時津風(いつも書類仕事は天津風と初風がやっているけどネー……)
提督「クーさん……」
「さあ、提督さんも頑張ってますし、私もお仕事頑張らないと……!」
時津風(しっかしいい人だなー。こんなしれーの戯れ言にも真摯に対応してるし。それにしても……どこかで見たことあるんだよなー)
時津風「お姉ちゃんちょっといーい?」
「あ、はーい。なんですか?」
時津風「なんで黒い服着てるの?暑いよね?」
提督「おい、時津風。クーさんの邪魔をしてはいけないぞ」
「提督さん、大丈夫ですよ。えっと、時津風ちゃん……かな?これはちゃんとした制服ですよ。貴方が着ている物と同じようなものです」
時津風「ふーん。じゃあ、他の色の制服とかあるの?」
「そうですね……白色の制服ならあります」
時津風「そっかぁ……お姉ちゃん色白だし、プロポーション良いしどんな服でも似合いそうだよねぇ」
「そんなことないですよ、えへへぇ……」
時津風「ふむふむ。あ、ありがとね」
「じゃあ、行きますねー」
時津風(……帽子取ってみよ)
時津風「へーい!」
「きゃっ!」
提督「時津風。クーさんの邪魔はする……な……と」
空母棲鬼「もうっ……返して下さい!」
提督「」
時津風「うわっ……マジで深海棲艦だった」
提督「アイエエーー!?空母棲姫!空母棲姫ナンデー!」
空母棲鬼「あ、あの……提督さーん?」
提督「ヤメロー!ヤメロー!ワンパンヤメテ!グワー!」
空母棲鬼「だ、大丈夫ですかー?」
時津風「いつものことだから大丈夫。しれーってばー!ねー!」
提督「ぐおっ!……耳元で騒ぐな!」
時津風「あ、起きてたんだ」
提督「寝てねえよ!」
時津風「それで、なんで深海棲艦が配達なんてしてるのさ」
提督「そうだ!どうしてクーさんが深海棲艦なんかやってるんだ!?」
時津風「ツッコミ所違うよね、しれー」
空母棲鬼「じ、実はちょっと前に(株)深海棲艦に来ないかと誘われまして……フリーでやっていくのも限界だったので入社しちゃいました」
時津風「入社!?っていうか、株式会社!?深海棲艦にフリーとか会社とかあるの!?ツッコミ所が多すぎて困るんだけど!」
提督「そんな……嘘だと言ってよ、ときつん」
時津風「しれーはもう黙ってて!」
空母棲鬼「提督さん……確かに私は深海棲艦に入社しました。でも、提督さんのことはいつも応援してますよ!」
提督「クーさん…………」
空母棲鬼「提督さん…………」
時津風「……あー。それで」
提督「E-6はなんとかならなかったんですか、クーさん」
時津風(被せないでよしれー)
空母棲鬼「E-6ですか?えぇっと……私はE-3担当だったので……」
時津風「ボスに担当とかあるの!?」
提督「なるほど、分担していたんですね。道理でフットワークが軽いわけだ」
時津風「フットワークが軽いとかじゃないよ!馬鹿なのしれー!?」
空母棲鬼「本当の部署は違うんですけどね。今回は大規模な作戦だったので、皆で協力して一生懸命作戦をこなしました」
時津風「部署なんてあるの!?予想以上に会社してるよ、深海棲艦!というか、一生懸命とかこっちがなんとなく悪いことしてる気分になるんだけど!」
提督「じゃあ、本当の部署では何をやっているんですか?」
空母棲鬼「色々な鎮守府の周辺の配達を主にしていますよ」
時津風「ちょちょちょ!深海棲艦に鎮守府の場所がバレてることになるじゃん!なんとか言ってよ、しれー!」
提督「ああ、じゃあいつもどおりなんですね。少し安心しました」
時津風「」
空母棲鬼「元々、配達の能力面で買われましたからね。最近は猫耳大和に押され気味でしたが、私達も負けてませんよ」
提督「クーさん…………応援してます!」
空母棲鬼「提督さん…………」
提督「クーさん…………」
時津風(もうやだ、助けて天津風)
「ちょーっと待ったー!」
提督「その声は……あまつん!」
時津風「!キタ!メイン常識人キタ!これで勝つる!」
天津風「信じちゃいけないわよ、そいつの言葉を!」
空母棲鬼「私ですか?」
天津風「そうよ!」
提督「何が言いたんだい、天津風」
天津風「あなたはとても重要なことを忘れているわ……」
時津風(天津風なら確実にツッコミ役に回るはず。だって苦労人だもん。ここまま全部押しつければ楽になる……!)
天津風「空母棲鬼ならもっと声が変な感じのはずよ!全部文字に起こすとカタカナになるくらい!つまり、深海棲艦なんかじゃないわ!」
提督「た、確かに!」
時津風「…………うわああぁーーーー!!メイン常識人だと思ってたのに、特大級の爆弾だった!」
天津風「さあ!証明してみなさい!できたら深海棲艦だって認めてあげるわ!」
時津風「認めるじゃないよ!深海棲艦は敵!証明されたらむしろ困るし、それ以前に色々と不味いから!早く追い出そうよ!」
天津風「…………時津風、流石にクーを追い出すのは良くないわよ。あたしもあの人を一人占めしたいわ。でも、クーも良い人じゃない。追い出すなんてしたら、気分が悪くて仕方ないわよ?」
時津風「そう言うことじゃなくて……!」
天津風「ああもう!ほら、よしよし。これで駄々こねるの止めなさい?」
時津風「止められないよ!何言ってるの!?よしよし、じゃないから!なんで、私が駄々っ子扱いされなきゃならないの!?」
空母棲鬼「あ、あのー…………」
天津風「あー、ごめんね。ちょっと煩くて」
時津風「……なんで時津風が悪いことになってるの」
空母棲鬼「いえ、大丈夫ですよ。それでですね、あの声なら出せます」
天津風「なっ!?」カンコーン!!
提督「あ、あまりにも簡単過ぎる……!」
時津風(…………今すぐ追い出したいけど、どうやってあの声出すのか気になる)
空母棲鬼「ちょっと時間が空いてるので、前みたいに出せるか不安ですけど……」
天津風「あ、有り得ないわ。私の推理が外れるなんて。シャークさんのマジックコンボくらい有り得ない……!」
提督「ま 、まだだあまつん!6点目ヒールでワンチャン有るはずだ……!」
空母棲鬼「あ、アー……ンン。ナンドデモ…ナンドデモ……シズンデイケ……!」
天津風「きゃあああ!」ピピピピピ……ビー!!
提督「な、クリティカル+5……だと!?う、ウボァー!」
時津風「…………ねえ、お姉ちゃん。その機械何?」
空母棲鬼「アア、コレハコエニエフェクトガツクヨウニスルモノデスヨ」
時津風「もしかして全員がそれ使ってる?」
空母棲鬼「モチロンデスヨ。アク!ガモチーフデスカラ」
時津風(…………知らなきゃ良かったああああ!!なんで人類の叡智を普通に使っているのさ!!もっと、深海棲艦の神秘!みたいなのが良かったのにいぃぃ!)
空母棲鬼「アノ…………アア……ええと、もしかして聞こえにくかったですか?」
時津風「そういうことじゃないんだよね…………うん」
空母棲鬼「そうでしたか……!実は電話の受付でもこのエフェクト使っていたら、聞こえにくいと苦情が出ていたらしくてですね。使用に関して色々と議論があったんですよ……」
時津風「世知辛い!凄い世知辛い!色々言いたいけど深海棲艦なのになんで電話相手を考慮してるの!?」
空母棲鬼「それはもう、大事なお客様ですから……」
時津風「お客様……もしお客様が海軍だったら?」
空母棲鬼「聞き入れませんね。声のエフェクトもガンガン使っていっちゃいます」
時津風「なんでそれを人類全員に適応しないのかなぁ!おかしいでしょ!」
空母棲鬼「?……おかしいですか?」
提督「いや?」
天津風「別におかしくはないわね」
時津風「…………じゃあ、しれーとか天津風が電話相手だったら?」
空母棲鬼「別に普通に話しますけど……どうしましたか?」
提督「時津風、熱でもあるのかな」
時津風「…………ふん!」
提督「痛い!痛いから止めるんだ!時津風!」
時津風「…………深海棲艦ってなんなんだろう。ふんっ」
提督「ちょっ!鳩尾はsYレならんしょこれは」
空母棲鬼「時津風ちゃん…………深海棲艦は、人生ですよ」
書いててなんだこれ、と思った、まる
お目汚し失礼しましたー
少しお借りします
ーー鎮守府執務室
本日の秘書艦である赤城は、秘書艦用デスクの上に項垂れていた
提督「赤城……何そんなぶーたれた顔してるんだ?」
赤城「提督……8月のMI作戦終了以降、最近まで私の出撃は一切無しでこうやって内勤のみの気がしていますが……?」
提督「あー……いやな、赤城もMI作戦で疲れたであろうと思って休息をだな」
提督は目をそらす
赤城「加賀さんはたまーに出撃してるみたい様ですよね?蒼龍や飛龍も……」
提督「…………」
何も返す言葉がでないと言わんばかりに提督は少し溜め息をし、考えるように目をつむった
赤城「すみません、提督。わかってはいるんです」
机から身体を起こした赤城は、少し自分の左手を見るように視線を動かしてから
天井を見上げる
赤城「私の錬度も限界で、これ以上は伸びない所まできているという事を」
赤城「それに、夏のような多面作戦の可能性を考慮すると他の子達も錬度も詰んでいかないといけない事も……」
赤城「(それに、提督は指輪を送る相手は一人にしかしないと心に決めている事も……)」
目を瞑るとこの鎮守府で唯一指輪をはめている英国女性の姿が一瞬頭を過る
他の鎮守府では、あくまでもケッコンカッコカリだと気にせず重婚する提督も多いが
この提督は、例え仮でも女性を
ましてや愛している女性へ不義理を働く事は出来ないとして重婚はしないと心に決めていた
赤城「(そういう良くも悪くも不器用ながらに真面目なのが提督の良い所でもあるんですけどね)」
赤城「困らせるような事を言い、申し訳ありませんでした提督。とりあえず、本日の開発任務のオーダーを工廠へ出して来ますね」
提督「ああ、すまない……よろしく頼む」
バタンッ
赤城が出ていき執務室に一人になった提督は引き出しからあるものを取り出した
【嘆願書】
提督「すまないな……赤城」
提督も悩んでいた
赤城は一番最初に着任してくれた正規空母であり、長い間一緒に戦ってくれてきている仲間だった
艦むすと提督としてならば自分の妻よりも付き合いは長いくらいだ
現在はケッコンをし、指輪を送らなければ限界突破をし錬度をあげる事は出来ない
錬度とは、経験を積み重ねる事により上がる 艤装に組み込まれたコアとのシンクロ率
それを100%以上にするという事は、人間である彼女達の元々持っている個人の記憶や人格が
全てコアの持つ艦の記憶に飲み込まれて消えてしまう
ケッコンカッコカリは指輪を通して提督との絆で、個を保ちつつ
100%以上のコアの力を引き出すシステムなのだ
この嘆願書は、簡単に言えばケッコンや指輪以外にも限界突破を出来るようにして欲しいという物
現状で提督が割りきれば何ら問題無いのに、態々他の方法を希望している要望書と言った方が正しいだろう
自分の我が儘で辛い思いをさせている
ならば、我が儘を貫き通しなんとかしてみせないといけない
ずっと一緒に戦ってくれた仲間へ何かしら労う為にも
自己満足であろうと、それが自分が決めた道ならばとその嘆願書を持ち
大本営に行くと書き置きを残し、鎮守府を後にした
うちの赤城が最近出撃してないなーと思い書いてみました
バレンタインで即嫁の金剛とケッコンし、他が99なんてまだまだと思っていたら
夏のMIで赤城が99に、実は加賀さんも98のゲージ折り返しに……
というんけで、運営にケッコンカッコカリ以外のシステム要望出して来ます!
>>361乙
空母姫怖い……
乙
絶対提督帰ってこないだろ、これ
中間さんはナカちゃんにしよう(提案その一)
指輪がダメなら首輪にしよう(提案その二)
ただの一発ネタですが
提督「Halloween?」
ビスマルク「違うわ。Helloweenよ」
提督「何がどう違うんだ?Halloweenは?」
ビスマルク「ケルト民族のお盆みたいなもので、ザックリ言えば子供達が怪物の仮装をしてお菓子を求めて練り歩くわ」
提督「じゃあHelloweenは?」
ビスマルク「アーライ!」
提督「……」
ビスマルク・提督「アーライ!!」
お目汚し失礼しました。どうしても我慢出来なかった。反省はしている
完全に一発ネタだが一発ネタらしくて良いな
乙
また一発ネタですが
58「鎮守府で直せないからメーカー修理って言われてきたけど、ドックまだ空いてないから少し休むでち」
58「ふぁぁ~~あ」アクビ
カッ!
58「なに!?痛たたた!痛いでち!なんでちか!?」
58「いったいなんなのよもう!」ブゥン!
ブツン!
58「あー痛かった。なんだったんでち…。あ、ドック空いたでち」小破
ーーーーー
58「メーカーさん、よろしくお願いするでち!」
メーカー整備員「58ちゃん…ルアー引っ掛かってるよ」
58「え!?なんで?あ!さっきの痛みは釣られたからでちか!」
メーカー整備員(潜水艦ってよく釣られるんだよなぁ…)
お目汚し失礼しました。
海自御用達の重工の近くで釣りをしていると、たまに潜水艦が本当に釣れることを思い出したので。
しかもそういうポイントに限って妙にいいのが釣れたりするので釣り人が絶えないっていう
関西のほうだっけ、なんか聞いた事あるな
>>371
神○市の和○岬にある三○重工の裏ですね。
ツレが実際にルアー(ちょっと高額)持って行かれたことがあるので。
これ以上はスレチなので、またネタを思い付いたら書かせていただきます
少しお借りします
クロス注意
天龍「ふぅ、こんなとこか」
提督「今日も精が出るな天龍」
天龍「おう! 朝は素振りしなきゃ目が覚めねぇぜ」
提督「素振りねぇ」
天龍「んだよ、なにか言いてぇのか?」
提督「いや、君はなぜその刀で戦うことに拘るのかと」
天龍「オレ達が人型になったように、敵も人型だ。従来の艦隊戦での常識は通用しねぇこともあんだろ」
提督「しかしだね」
天龍「わぁ~ってるよ。近接戦すんなら刀より砲撃した方が強いって話だろ?」
提督「海の上では踏み込みも効かんしな」
天龍「そうだよ、わかってんだ。そっちの方が効率的だってのはよ」
天龍「けどよ、オレはそれでもこいつで、この刀で戦いてぇんだよ」
提督「それは何故かね?」
天龍「こいつはオレの、そう、友達が打ったもんなんだ」
提督「友達?」
天龍「ほう、オレに友達にいるのが驚きだって顔だな。調度巻藁斬りに移ろうかと思ってたところだ」
提督「ま、待ちたまえ!」
天龍「ふん、冗談だよ」
提督「心臓に悪い冗談はやめてくれ。それで?」
天龍「友達はこいつを、戦いに生き続けるために打った」
提督「戦いに生き続けるため?」
天龍「ああ。これを打った頃にはもうあいつには、戦えるだけの力がほとんど残ってなかった」
天龍「それでも戦うためにこいつを使った。振るうたびにただでさえ残りかす位にしかなかった力を、刀に食われながらな」
提督「その刀が力を食らう?」
天龍「安心しな、艦娘には関係ねぇ」
提督「そうかならばよい。察するにその友達は刀に力を食われつくされて」
天龍「死んではねぇぞ。ただ、もう前みてぇに戦うことはできなくなっちまった」
提督「なるほど、だから君はその刀で戦うことに拘るのだな。戦えなくなってしまった友達の代わりに」
天龍「オレがこいつで戦うんだ」
提督「そういう事情があったのか」
天龍「わがままだってのもわかってんだ、けどよ」
提督「いいさ、君はしっかりと実績を上げている。ならば文句は言わんさ。疑問に思っただけだ」
天龍「そうかい、あんがとよ」
天龍「……あいつが戦う力を失った理由は歳なんだ」
提督「歳、か」
天龍「そう、歳だ。だから気持ちがわかんだよ。オレも、ロートルだからな」
提督「……」
天龍「世界水準を軽く超えてるなんて言っても、それはもう過去の栄光。今じゃ時代遅れの旧式艦だ」
天龍「それでもオレは隠居なんかしてらんねぇ。あいつと同じ、戦いの中でしか生きられねぇからな」
天龍「そもそもが戦いのために造られたんだから、当たり前の話だけどよ」
天龍「だから戦うんだ。どんな非効率な戦い方でも、戦い続ける」
天龍「そう誓ったんだ。この刀とあいつに」
提督「そうか。意外にセンチメンタルなところもあるのだな」
天龍「うっせ」
提督「中々いい話だと思うぞ。君に友達がいたというのも朗報だ」
天龍「だからうっせぇって!」
提督「その誓い、忘れるんじゃないぞ」
天龍「言われるまでもねぇ。オレは最後まで戦い続ける。こいつと共にな」
Z1「こちらにいたんですか提督」
Z3「緊急事態です!」
提督「どうしたのだね?」
ビスマルク「ガリアに深海棲艦が現れたとの連絡が入ったわ!」
天龍「ガリアに深海棲艦だと!?」
大和「我が艦隊は直ちに救援に迎えとの命令が届きました!」
提督「くっ、ようやく解放されたばかりだというのにまた!」
龍田「私達が行くから大丈夫よぉ」
天龍「そうだぜ! 深海棲艦ならオレが全部ぶった斬ってやる!」
天龍(ガリア、あいつが仲間達と解放した国)
天龍(わかってる。守ってやるよ今度はオレが)
天龍(オレは空は飛べねぇけど、海を駆けることはできるからな)
提督「ふっ、頼もしい限りだ。ならば出撃!」
天龍「おう! 行くぜ、烈風丸!」
もっさんと天龍って結構共通点(歳のせいで弱体化(天龍は相対的にだけど)、眼帯、刀)あるなと思って書いた
スレ立てるくらいの長さのクロスも構想だけはあるけど書く時間がない
乙です
何と言っても予想が当たった時の嬉しさよ
一発ネタ
劇場版バーローネタ
俺は海軍少将のクソ提督
初期艦で秘書艦の漣と食堂へ飯を食いに行って、磯風の怪しげな調理現場を目撃した。
この世の物とは思えない料理を作っているのに驚愕していた俺は、背後から近づいてくる、もう一人の艦娘に気づかなかった。
俺はその艦娘――比叡に二人の料理を食わされ、目が覚めたら……
身体が縮んでしまっていた!
俺が回復しているのが奴らにバレたら、また試食をさせられ、俺の胃に被害が及ぶ。
工作艦明石の助言で正体を隠すことにした俺は、漣に名前を聞かれて、咄嗟に「提督の息子」と名乗り、あの料理の正体を掴むために、磯風と同じ駆逐艦寮に住む、漣と潮の部屋に転がり込んだ。
俺は駆逐艦潮を提督代理に仕立てるべく、南部型麻酔銃で潮を眠らせ、ガスマスク型変声機を使って潮の声でかわりに艦隊を指揮している。
この二つのメカは工作艦明石の開発品だ!
明石は他にも……ターボエンジン付きサーフボードや、艦隊指揮用タブレット、ダッシュ力増強シューズなど、次々とユニークなメカを開発してくれた!
漣も潮も俺の正体には気づいていない。
知ってるのは工作艦明石と熟練の軽空母龍驤、それにうちで最大練度を誇る正規空母加賀……
彼女もたまたま食堂に来ていただけだが、比叡と磯風に捕まり、俺が食わされたのと同じ料理を食べさせられ……特に何も起こらなかった!
あの料理モドキの正体は未だ掴めないまま……!
小さくなっても心は同じ、煩悩だらけのクソ提督!
羅針盤はいつもいのる!
もちろん続かない
明石「できたぞい提督!潮のおっぱいが爆発するスイッチじゃ!」
これしか思い浮かばなかった、乙
もう爆発してるんじゃ
一日目
今日から新しく生まれた子の世話係を任されました。
司令官さんが一度自分の部下を育ててみるのもいいだろうと言われたからです。
自己紹介をしたらその子は名前がわからないみたい。
リ級さんがタイプ「イ」のくちくかんって教えてくれたので、とりあえずイ級ちゃんと呼ぶことにしました。
二日目
部下っていうのの育て方が分からないからとりあえずイ級ちゃんと一緒に遊びました。
イ級ちゃんはとっても泳ぐのが上手で、水の中だったら私でも負けちゃいます。
でも水の掛け合いっこはとっても楽しかったです。
三日目
今日もイ級ちゃんと遊びました。この子はとっても人なつっこくて、かわいいです。
イ級ちゃんは今日は砲げきを見せてくれました。
私に比べたらまだまだ弱いですが、当てるところが上手で、お魚さんがたくさんとれました。
帰ってから司令官さんや先ぱいの皆と食べました。
司令官さんはお料理がとっても上手で、私たちの大好きな人です。
四日目
イ級ちゃんと遊んでいたら、急にイ級ちゃんのおしりから足がにょっきりと出てきました。
前のイ級ちゃんよりすごく強くなっていて、どうしたんだろうと司令官さんに聞いてみたら、「こーきがた」っていうのに進化したみたい!
お前の育て方がよかったんだなっていっぱいほめられて今日はとても嬉しかったです!
五日目
イ級ちゃんの初めての出げき任務が出されました。
私もその付きそいです。
でも簡単な見回りをしたくらいで、戦うということはありませんでした。
無事に任務をこなしたら司令官さんが、
「イ級はそろそろ改造できるな」
って言っていました。
改造するか聞かれたので、イ級ちゃんと相談してしてもらうことにしました。
どんな姿になるのかなぁ。
六日目
今日はイ級ちゃんの改造日です。
改造には半日かかるみたいで、久しぶりに一人で過ごしました。
今日は他の皆も出かけていていなかったです。
一人はさみしいです。
ようやく半日たって、イ級ちゃんのところに行ったら、腕が生えていたりして、ちょっと気持ち悪くなっちゃいました。
でも、イ級ちゃんはイ級ちゃんのままです。
また明日からいっぱい遊びたいです。
七日目
新しくなったイ級ちゃんは少し弱くなっていました。
でも、全体的にはバランスよくなっていました。
そういえば、装甲空母姫さんが、
「今はイ級じゃなくてホ級ね」
と言っていたので、ホ級ちゃんに呼び方を変えることにしました。
心なしか、ホ級ちゃんって呼んだ方がよろこんでいる気がします。
私たちの改造や成長はとても早いので、ホ級ちゃんもまたすぐに改造できるかもしれないです。
ずいぶん前に書いた没SS
携帯から削除する前に載せておきたかった
なんかネコ育成アプリ思い出した
成長していくとだんだんグロくなっていくんですねわかります
大和「きゃあ!」ドカーン
提督「クソ! もう保たないぞ!」
瑞鶴「提督さん、あれ!」
シモ・ヘイヘ「狙撃の秘訣? 練習だ」
レ級「」パーン
ルーデル「私を墜としたくばハルトマンでも呼んでこい」
ヲ級「」チュドーン
舩坂弘「帝国軍人を舐めるな」ブスッ
ダブルダイソン「」プシャー
艦娘(あれ? 私たちいらなくね?)
勢いで書いた、後悔はしていない
ちなみに舩坂は海面を雷鳴のごとく疾走しています
乙です そりゃこうなるよね…
乙
この三人は聖杯戦争にでも出てろってくらいの超人だしなぁ、しゃーない
提督「愛宕……ついに練度が最大にまで達したな」
愛宕「えぇ、これもずっと提督が私を使ってくれたお陰よ♪」
提督「ああ……そしてこのときを俺はずっと待っていたんだ」スッ……
愛宕「えっ? それは一体……」
提督「愛宕、ケッコンカッコカリしてくれないか、今までずっと君の事を想っていたんだ」
愛宕「え……ええっ!? そんな!?」
提督(……え、何この反応は)
愛宕「そ、そんな、わた、私が男の人とお付き合いなんて」カァァァァ……
提督(は? え? いつも余裕で大人のお姉さんな雰囲気を醸し出していた愛宕が)
提督(顔を真っ赤にしてもじもじして……え? あれ?)
提督「その、今まで愛宕が俺に接していてくれたのはどういう事で……」
愛宕「その、姉妹のみんなが『男はみんな狼だから、愛宕のような何も知らない子は食べられちゃうぞ』って脅かされて……」
愛宕「だから色々教えてもらって、そういう風に見えないようにって……」
提督(Oh……)
提督「で、ではまず愛宕の事をよく知りたいのだが、どうすればいいだろうか」
愛宕「そ、そのまずは文通か交換日記から……」モジモジ
続かない
--------------
どこぞのウス=イ本界隈でビッ○的な事だらけにされてる愛宕を見て逆にハイパー純粋な
柔純愛宕なんてネタを思いついた、思いついただけ
ええな
ワレ投稿ノ許可求ム
おう投稿はよはよ
許可ス
ハヨ
提督「~♪偶には1日プラモデルを作るのはいいねぇ、一人で静かで豊かでなんと言うか救われてると言うか」
テレビ「昨今一部家庭に召集令状、所謂赤紙が届きその後対処者が失踪する事件が..」
提督「なんだ?戦争でも始まったのか?」
ガチャ!
提督「何だ?・・・・えっ!」
憲兵「お迎えに参りました、さっ」
提督「え?ちょっとどう言う..」
バタンと倒れ込む
提督「う~ん..はっ!なんだ夢か..え?..誰?」
其処には少女が立っていた
??「あっ!大丈夫ですか?」
提督「誰?」
吹雪「吹雪型駆逐艦一番艦吹雪です!よろしくお願い申し上げます」
提督「あっどうも私は」
吹雪「その前に聞きたい事が..」
吹雪「あの人達何ですかね?」
そう言って指を指す、其処にはパツキンのちゃんねーからロシア人らしき女性に呆れかえる顔をした日本風な女の子がいた
提督「知らんがな、それよりも説明をしてくれよ」
吹雪「はぁ分かりました」
(設定としてはプラモデル達が艦娘に!と言う感じです)
モスクワ「モスクワ級ミサイル巡洋艦と」
ミンスク「キエフ級航空巡洋艦のミンスクです同志提督殿」
タイフーン「タイフーン級原子力潜水艦のタイフーンです!」
あきづき「あきづき型駆逐艦あきづきです」
さみだれ「さみだれです」
こんごう「こんごうデース!」
きりしま「きりしまです、東風21だろうがグラニートだろうが落とします」
JRF「ジェラルドRフォードです」
ニミッツ「ニミッツです」
JFK「ジョンFケネディーです」
アーレイバーグ「アーレイバーグです!90人程妹が居ます」
タイコンデロガ「タイコンデロガです!」
シャイロー「シャイローです」
提督「えぇ..」
吹雪「どうします?」
提督「どうしよう」
吹雪「えぇ..」
1-1
1-1は地獄と化していた、空には対艦ミサイルの雲が数百残っており
今も航空機が機銃掃射とミサイルを撃ち続けている
提督「汚ねえ花火だ」
吹雪「私の出番有るんですかね?」
提督「さぁ?」
吹雪(畜生いつか殺してやる)
提督「さて補給は..桁間違ってないかコレ?」
JRF「戦闘機は高いんですもんしょうがないです」
提督「対艦ミサイルって高かったんだなやっぱり..」
モスクワ「そりゃ数千万を千単位で撃てばねぇ」
きりしま「やり過ぎだと言ってるですよ!一発百中の精神をですね..(ガミガミ」
ミンスク「節約?」
アーレイバーグ「数千万で数兆単位の人件費が掛かった敵兵と数百億の敵艦を沈めれれば」
タイフーン「お釣りが来るね!」
きりしま「貴方がたそれで国傾いてるじゃないですか(呆れ)」
米露艦艇「なんのこったよ?」
シャイロー「金無し海軍が何言ってるんですかね?旧軍から悪い所もそっくりじゃん」
こんごう「政府が悪いデース!お陰様で武器庫からWW2時代の武器が更新されないデース!」
あきづき「そうだよ」
きりしま「弾薬と燃料の余裕が無いのはなぁ..」
資源はどうなる!ごった煮状態な多国籍軍は遂に危険な段階に突入する..!
1年後
提督「こんごうどうしよう!」
こんごう「どうかしたネ?」
提督「全艦99にしたけど誰とケッコンするか決めてなかったんだよ」
こんごう「私とするデース!」
きりしま「譲りません!」
あきづき「一番若い私でしょう?」
JRF「私が一番若いんだけど、さてあっちに良い感じのバーが有りまして」
ミンスク「一緒にボルシチを食べよう」
タイフーン「おまたせ!ロシアンティーしか無かったけど良いかな?」
モスクワ「おいパイくわねぇーか!」
アーレイバーグ「複利厚生が充実した米海軍に来よう」
タイコンデロガ「そこの赤共とか置いてデートに行こう」
シャイロー「じゃ一緒に太平洋クルージングだね!留守番よろしく」
ニミッツ「アイス食って落ち着けお前ら」
全艦「うん」
提督「どうしようかね?」
吹雪「w知wらwなwいwよw」
提督「そう言わずに頼むよー!」
吹雪「じゃあ誰か1人選べば良いんじゃない?」
提督「それが出来ないから頼ってんだよ!」
吹雪「そうやって先送りにしてるからこうなったんだろ!」
提督「そうだよ!全員美女だから選択出来ないんだよ!」
吹雪「そうやってるからだって言ったばかりにこれだよ..」
吹雪「クーデターとか起きても知りませんよ?」
提督「先月から自室に違和感が有るんですけど..」
提督「着替えが消えたりとか..」
吹雪(闇市に売られてるとか言え無いよコレ)
提督「どうしようかね?」
吹雪「全員抱いて終わりッ!、で良いんじゃない」
提督「小生MPに捕まりたく無いです」
吹雪「そう..じゃあ一番好きな子選べないと言うならコレです」
ペラッ
提督「なになにいっそ襲われて見ろ!..却下」
吹雪「自分が気に入った子とケッコンすれば良いじゃん」
提督「段々壊れてない君?着任したあの頃のは何処へ行った?」
吹雪「海底じゃない?あとその手しか手短にかつ詳しく相性が分かりますし」
提督「分かったよ畜生」
夜
??「作戦開始!目標は提督各自先を越されるなよ!」
??「YesSir」
??「ダー!」
終わり
モスクワwww
山も落ちも意味も無い話を6レスほど投下します
姉様は動物好きよ
私が物心付いた頃からすでに姉様の周りには動物の存在が絶えることはなかったから、筋金入りの動物好き
そんな姉様が、長期の作戦行動に出るビスマルクから飼い猫を預かったわ。オスカーと言う黒猫をね
扶桑「よしよし、急にご主人様と離れて大変ね」
姉様は実に甲斐甲斐しく猫の世話をしたわ。正直羨ま……もとい、構ってくれなくて寂し……いやいや
……とにかくまあ猫を預かってから姉様はほとんど常に猫のそばについていたのよ
普通猫はそういうのを嫌がるものだと思うのだけれども、この猫はどういう訳か嫌がるようなそぶりも見せないで
姉様が構うのに従っていたの。ビスマルクと居る時にはそうでもなかったと記憶しているのだけれども
まあそれはいいの、それはいいのよ。私だって常日頃から姉様と二人で居なければならないなんて事はないわ
問題はこのオスカーという黒猫の野郎が、どうも私が姉様と居るのが気にくわないらしく
私と姉様が一緒に居ると決まって邪魔をする事なのよ
私が姉様とお茶を飲んでいると、急に私の分の茶菓子に突っ込みめちゃくちゃにし
姉様と一緒に入渠しようというとき、どこからともなく現れてあっという間に私の服を持ち去り
それを追いかけている間に急に出撃時間が早まったとかで姉様は先に上がってしまうし
そして、そしてよ。私が姉様の布団に寝ぼけて、寝・ぼ・け・てうっかり入ろうとしたところ
あろう事かあの猫は姉様に抱かれていてその上私を威嚇してきたの
これはもう疑いようがないわ。あの猫は姉様を狙っていて、私と姉様を引き裂こうとしているに違いないわ!
山城「そういう訳だから協力してちょうだい。時雨、満潮」
時雨「……えーっと」
満潮「意味わかんないわよ……」
どうにもこの二人は乗り気ではない、私と姉様が引き裂かれてもいいというのかしら
山城「とにかく、姉様と私の生活のためにも二人にはあの猫を何とか扶桑姉様から引き離してちょうだい」
満潮「人の話聞きなさいよ」
時雨「満潮だめだよ、こうなった山城は人の話を聞く気があんまりないから」
よしよし、何故かはわからないけれども話を聞く気になったようね。目がなんか死んでるように見えるけれども
山城「じゃあまずは私に考えがあるのだけれども。二人は猫の飼い方は知っている?」
時雨「まあ一応」
満潮「タマネギとかチョコが駄目だってのは知っているわよ」
山城「うん、まあそうなのだけれども。いや……後で私から教えるからいいわ」
万が一があったらまずいわね、ビスマルクもそうだけど姉様が悲しむのは見たくないし
山城「よし、それじゃあ二人には猫を飼ってみたいという体で姉様からあのオスカーを借り受けてくれないかしら」
時雨「……」
満潮「……」
山城「?どうしたのよ二人とも」
時雨「いや、扶桑は責任感が強いから預かった猫を誰かに渡すなんてしないんじゃないかな」
山城「その事は心配いらないわ、さっきの定期通信で猫を二人に渡してもいいとビスマルクにしっかり許可は取ったから」
姉様のことなら私が一番知っている。そんなミスをこの私が犯すはずないわ
満潮「いやそれって軍事無線の私的利用に当たらないのかしら?」
時雨「まあ山城が握っている提督の弱みは十や二十じゃないし、僕たちに責任が及ぶことはないと思うよ」
満潮「……そう、ならいいわ」
二人はなにやら話しているが関係ない、これで姉様と私の生活は安泰。それが約束されたのだから
扶桑「オスカーを?でもビスマルクから私が預かったのだし……」
山城「問題ありません姉様、先ほどの定期通信できちんとビスマルクには許可を取っています」
扶桑「そうなの?うーん……それなら時雨も満潮もしっかりしているし、安心ね」
時雨「もちろんだよ扶桑。ちゃんと飼い方の本も図書室から借りたし」
満潮「そうよ、わからないことがあったら山城にも聞くわ」
扶桑「じゃあ大丈夫ね。オスカー、今日からは時雨と満潮に可愛がってもらってね」
ふふふ、『にゃあ』などとのんきに鳴いて。これで私と姉様は以前に戻って幸せな生活を送れるのよ
悔しいわねオスカー?所詮猫、姉様を狙うなど百年早いのよ
扶桑「―――それじゃあこの籠に必要なものは大体入れておいたから、後はよろしくね」
時雨「うん、本当にありがとうね扶桑。わがまま聞いてもらって」
扶桑「いいのよ、時雨も満潮もあんまり私に頼ってくれないからむしろうれしいわ」
満潮「そうかしら、私は扶桑に結構頼っているつもりだったけれども」
時雨「うん、僕も扶桑と山城にはいつもお世話になっているよ」
扶桑「そう?でも、そう言ってくれるとうれしいわね」
山城「それでは姉様、私は二人とオスカーを送っていきますので」
くくく、オスカー。せいぜい二人に可愛がってもらいなさいな、姉様は私が幸せにするのだから
山城「じゃあこの棚はちょっとずらして階段状にするわね、オスカーの運動する場所も必要だから」
時雨の部屋にきて、猫を飼う上での注意事項を説明していった。家具も再配置したので大体これで問題ないだろう
時雨「それにしても、大丈夫なのかい?」
山城「え?何がよ」
時雨「いや、僕たちは実際猫を飼ってみたいって思いはあったけれども、実際僕たちで猫を飼うのが務まるものなのかな」
満潮「実際の所私たち。生き物なんか金魚や亀ぐらいしか飼ったことないわけだし。最上とかもっと上の人に頼んだ方がよかったんじゃないの?」
山城「うーん……でも最上はそろそろ沖の島沖の哨戒でしばらく鎮守府を離れるし、それに。」
時雨「それに?」
山城「……二人ならオスカーに何かあったとき私がすぐ駆けつけられるから、安心かなって」
と言うと、なにやら二人が急に生暖かい視線を向けてきた。何なのよその視線は
時雨「いや、薄々勘づいていたけれども山城ってさ」
山城「私が何よ」
満潮「オスカーのこと、かなり気に入ってるわよね」
……は?何言っているのだこの二人は
山城「はぁ?私が?オスカーを?どこが?なんで?」
時雨「いやいや、今更すっとぼけるのは無理があるよ」
満潮「流石にこれだけしておいてオスカーのことが嫌いだなんて言い出せないでしょ」
いやいやいや、あいつは敵だ。ただ姉様が預かった手前何かあって姉様とビスマルクの関係にひびが入ったり
二人が悲しむようなことがあったりしてはならないだけで
山城「いやいやそういうのじゃないから。単に姉様のためにやっているだけだから、いや多少はビスマルクのためでもあるかもだけど」
時雨「そうだね」
満潮「そうね」
何なのよこの二人は、違うといっているのに。全くもう
オスカー「にゃー」
にゃーじゃない!
まあとにかく、これで姉様との素敵な生活が戻ってくるはずだったのよ
だったはずなんだけれども……
時雨「それでね、扶桑。この前山城と一緒にペットと行けるカフェに行ったときなんだけど、山城ったら―――」
最上「あはっ!それは僕も見てみたかったなー」
おかしい、増えているわ。姉様とのお茶の時間になんか人が増えているわ
時雨と満潮はわかるわ、もっと頼ってほしいというか。二人と会いたいというのは姉様の希望だったからわかるにしても
何でいつの間に最上までいるのかしら。いや別に居ちゃ悪いというわけではないのだけれども
オスカー「にゃー」
にゃー……じゃなくてオスカーも結局二人が扶桑姉様と結構一緒に居るせいで付いてきているし
あれ?もしかして私のやったことあんまり意味なかったりしたのかしら……
最上「そうだ山城、伝えておかなくちゃ行けないことがあったんだ」
山城「なによ最上」
最上「うん、さっきの定期通信でビスマルクたちから連絡があったんだけれども」
そうよビスマルク!彼女が戻ってきてくれれば少なくともオスカーが姉様の周りをうろつくことはないわ!
山城「そう!ビスマルクはなんて!?」
最上「それがね山城、派遣先でそのまま新たな改装を受けることになったから、帰投はもうしばらく伸びるってさ」
山城「そうなの!帰投が伸び……え?」
時雨「じゃあ、ビスマルクには悪いけれどももうしばらくオスカーと一緒に居られるんだ。よかったね満潮」
満潮「なっ!べ、別に帰ってきてもオスカーと離れるわけではないじゃないのよ!」
時雨「いやでも寝床にオスカーが居ないと妙にソワソワしているって荒潮が言っていたよ」
満潮「そっ、そんなことないわよ!」
帰投が伸び……えっ?じゃあオスカーもしばらく二人に預けられるわけで、二人は今のところ扶桑姉様とくっついていて……
オスカー「にゃー」
ああもう……不幸だわ……と言うほどでもないけれども……空はあんなに青いのに……
山城「どうしてこうなったのかしたら……」
オスカー「にゃー」
にゃー……
以上です
姉様の改二記念で扶桑SS書いていたはずなんですがいつの間にかこうなってました、原因は不明です
乙ー
ビスマルクのオスカーはマジで洒落にならん……
乙です
乙です
良かった
乙
ええな
少しお借りします
若干時期がずれましたが……
ーー提督執務室
<<10月31日>>
その日は通常の業務とは別に、ハロウィンで少し慌ただしかった執務室
今はもう日付の変わる直前
駆逐の子達は寝静まり、他の者も宿直担当者以外は部屋に戻っている時間である
金剛「テイトク、今日も1日お疲れ様ネ。紅茶でもどうですか?」
提督「ありがとう金剛、頼むよ」
カフェインも含まれている紅茶は、人によっては寝る前はあまりオススメしないが
普段から紅茶を飲む二人、提督に至ってはコーヒーもよく飲むので今更紅茶1杯程度で睡眠の妨げにはならない
仕事終わりにリラックスした方がよく寝られるので、遅くまでかかった時はよく寝る前のティータイムをよくしていた
金剛「今日はダージリンで煎れてきました。テイトクはいつも通りstraightで?」
テイトク「ああ、いつもすまないな」
金剛「問題nothing♪ こういう時間も大事ネ」
提督「今日はハロウィンでいつも以上に疲れたからな。こんな風にのんびりとした時間は大事だな」
お互い執務室のソファーに腰を下ろし、紅茶を一口飲み一息つく
金剛「近いうちに中規模作戦もありますし、みんなのがrefreshできるように提案してみましたけど、駆逐の子達も楽しんでくれてみたいでよかったデース♪」
提督「最近は作戦準備や訓練、演習ばかりだったからな。皆には良い息抜きになったと思うよ」
金剛「本来のHalloweenとは違う形デスけど、一番大事なのは楽しむ事デス。テイトクも楽しんでくれましたか?」
提督「ああ。十分楽しめたし、いい息抜きになったよ」
一杯の紅茶を堪能し、ゆったりとした時間を過ごす
金剛「そういえば、ワタシも渡す側だったから言ってなかったデース!テイトク、Trick or Treat!」
提督「オイオイ、このタイミングで言うか。お菓子なんてみんな渡したからもうないぞ?」
金剛「Treat代わりに、甘い言葉で愛を伝えてくれてもOKデスよ?」
提督「んー……甘い言葉か……」
ケッコンカッコカリもしている二人
提督としても妻への愛を伝える事はやぶさかではない
執務室の照明は今、メインの電灯は消してあり
テーブルのスタンドライトにより困らない程度の薄明かり
執務室の窓からは、半分程欠けた月からの光も照らしており
まさに夫婦の、恋人達の時間であった
提督は執務室から見える月を見上げ、呟いた
ーーMoon looks beautiful when I'm staying with you.
提督「(『貴女と一緒だと、月が綺麗ですね』……少し遠回し過ぎたかな?)」
金剛はキョトンとした顔をし、少し月を見てから提督を見る
金剛「んー……テイトクー……今日は月がかけてマース。時間と場所もそうだけど、タイミングとムードも大事にしてください……」
提督「あちゃー、駄目か」
金剛「ダメダメデース。だから、Trickでいっぱい甘えマース!」
提督「それじゃいつもとあまり変わらないだろ」
金剛「No、今日は甘えるといってもイタズラ込みデース!覚悟してねー」
そういうと金剛は横に座る提督を押し倒すように抱きつき胸に顔を埋め
ーーI would die for you.
提督に聞こえない小さな声で呟く
『貴方の為なら、死んでもいいわ』
だが、現役の艦むすである金剛はその言葉を今はまだ相手に伝えない
出撃しても必ず生きて帰るという艦むすとしての覚悟と、誰も死なせないと指揮を執る最愛の人への信頼
例えただの言葉遊びだとしても、『死んでもいい』とは言わない
いつか艦むすとしてではなく、一人の女性として提督の横に立てる時まではしまいこんでおくのだ
二人で過ごす平和な時間は、確実に一歩づつ近づいてきているのだから
以上です
ハロウィンで何かイチャラブかけないかと思案してたところに、某月が綺麗ですね的なSSスレを見たらついつい自分も書きたくなり
こんな物ができあがひましたw
英文はググって引っ掛かったのを使っているので、まちがっていたとしてもスルーしてやっ
てくださいw
基礎ステータスオール20、APP23の提督の話
雷「ねえ、司令官。司令官の身体能力って私達並って本当なの?」
提督「人が艦娘よりも身体能力があるのならお前達を死地になど追いやらないさ」牛乳ビンの底眼鏡+ボサボサの長髪
雷「でも司令官のステータス値を大本営で見たけど、誰よりも高かったわよ?特にエーピーピは」
提督「気のせいだろう。私より優れた人間は沢山いるからな」
雷「でもでも、私達もそのステータス値を出したけど司令官よりも最高で2、最低で7位離れてた」
提督「ステータス値が全てではない。貌の無い化け物や魚人が居ない現代で私の値など無くても良いのだよ」
雷「よくわからないけど雷がいるしゃない。もーっと頼ってくれていいんだからね」
提督「…頼りにしているさ、雷」
雷「当たり前よ!ところでお願いがあるの司令官」
提督「お願い?」
雷「うん。私、司令官の顔をちゃんと見てみたい」
提督「…まあ、君達なら大丈夫か。いいだろう。今日の夕食の時に見せよう」
雷「約束よ、絶対だからね!」退出
提督「ああ、約束だ…」
全ての艦娘がSUNチェックに失敗
魅力対抗に失敗
精神力判定に失敗
2d100のSUN減少ダイスにより、発狂
発狂内容は魅力対象に対する盲信及び絶対忠誠
鎮守府が進化した。
やったね提督
また君は一人ぼっちだ
終わり
SANITY(正気) だからSAN値な
太陽値か……
ソラール提督かな?(すっとぼけ
なんかボクタイの太陽ゲージ思い出したわ
大井「………………」
山城「………………」
瑞鶴「………………」
大井「…………ねえ」
山城「……何かしら」
大井「私たちの提督って邪魔よね」
山城「……そうね」
瑞鶴「私と翔鶴姉の時間を邪魔したり、ほんとたまんないわ」
山城「私も姉様と水入らずの時を壊されて……不幸の原因は提督なのね、と思ったわ」
大井「私も似たようなものね」
山城「他の皆はあの提督のことすごく好いているみたいだけれど」
瑞鶴「私からしたらあんな奴のどこがいいんだかさっぱりよ」
山城「…………」 ニヤッ
瑞鶴「…………」
大井「…………」フッ
大井「今はその話をしている訳じゃないわよ? 好きとか嫌いとか……」
瑞鶴「……!」
山城「そうね……あの男をどうするか……そういう話をしているの」
大井「……そうね、誰か手綱を握っていればいいと思うの」
二人『……そうね』
山城「瑞鶴はあんな男の手綱なんて持つどころか触れる事も嫌うでしょうし、貴女には頼めないわね?」ニコッ
瑞鶴「……! そ、そんな意味で言った訳じゃ……それに山城も不幸の原因と一緒に居たらお姉さんと幸せになれないわ!」
山城「……!」
大井「……仕方ないわね、私があの男を抑えてあげましょうか」
二人『貴女はもっと駄目!』
大井「…………なんでよ?」
山城「知ってますよ、提督に包丁向けて食いかかった話を、ね」
大井「ぐっ……! あの時は北上さんの事で頭が一杯で」
瑞鶴「あの男の事を忘れるようじゃ手綱なんて無理じゃない? それに艦娘と提督の刃傷沙汰なんてあっちゃいけなことよ!」
瑞鶴「もう貴女は近寄れる事も無くなったから煩わしい事をやる心配なんてないのよ?」ニッコリ
大井「………………」
瑞鶴「………………」
山城「………………」
------------
続かない。恋の鞘当て? 恋の砲当て?
おつ
千代田「何この人たち怖い」
ソレは唐突に、そして、最初は小さな変化から始まった。
島風「みんなおっそーい!……あれ?雪風、どうかした?」
雪風「え?どうってーー雪風はどうもしてませんよ?」
島風「そう?なんかさっき雪風がすっごく怖い顔してたから……」
そう、始まりはたった一人の艦娘から。
小さな変化、小さな違和感。
しかし、その病は伝染する。
加賀「赤城さん……?食べないんですか?」
赤城「ええ。ちょっと……食欲がなくて」
次第に変化は大きくなり、違和感も増していく。それらは仲間である筈の艦娘達に亀裂を生み、徐々に蝕む事となる。
暁「やめて!痛いっ!痛いよ!」
響「ごめんね、姉さんを見てると苛々するんだ。壊してもいいかい?」
雷「廃棄は雷に任してくれていいから、もーっとやっていいのよ!」
壊れていく仲間。失われた絆。
病は止まる事は無く、艦娘達は互いを疑い、裏切り、壊されていく。為す術もなく破滅への道を歩む鎮守府で、必死に抗う提督が辿り着く先はーー。
榛名「提督。榛名は大丈夫です」
榛名「……提督?だから、榛名は大丈夫ですよ?」
榛名「だから、だから返事をしてください……提督」
_______
勿論続かない。
設定だけ考えて満足した筈なのに投稿する奴がいた。というか、俺だった。
お目汚し失礼。
これいいな
元ネタなんだっけ?
陽炎「あ、司令! お疲れ様ー…えーと…あっ! これ、ハワイ土産のチョコレートです!」
提督「あ、うん。……ところで」
陽炎「なんでしょう?」
提督「つい最近までミッドウェーは深海棲艦の領域だったよな?」
陽炎「はい」
提督「ハワイも同様にとられてるはずなんだが……どうやって手に入れた?」
陽炎「まぁまぁ、いいじゃないですか」
提督「……」
箱を裏返す。賞味期限が5年ほど過ぎていることが見て取れた。
提督「……陽炎?」
陽炎「……てへぺろ♪」
提督「明日からお前の三食は磯風に作らせる。彼女にとってもいい練習になるだろう」
陽炎「やめてー!!」
参考:艦これSS雑談スレ☆16 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414205780/966)
さて、この陽炎のハワイ土産のくだり、どんな時のセリフでしょうか?
少しだけ借ります
大切な人
「大丈夫?」
「疲れてない?」
両手を後ろに組んで、普段はちょっぴり釣り気味の眉をハの字に落とし、こちらの顔を覗き込むようにして彼女
はそう呟いてくれる。
大して疲れてなくても、本当に疲れていても、彼女のこの一言があるだけで本当に疲れなんて消し飛んだ。
「大丈夫か?」
「疲れてないか?」
彼女の台詞を真似て見ても、彼女のかける魔法の言葉には程遠い。
効き目があるのかどうか、それ以前の問題で、声自体が届いているのかさえ怪しい。
ベッドの中の彼女は、それは穏やかな表情で眠っている。
その表情だけ見れば、彼女が今危機的状況にあるなど誰しも思いもしないだろう。
「提督、私はあなたを護るため、どんどん強くなってあげる!」
「はは、それじゃ俺はお前の尻に敷かれるのか?」
「ふふふ~、好きなくせにぃ~♪」
「まっ、お前に護られるってのは、それはそれで幸せかもしれないな」
「でっしょー?でも、もし危なくなったら、すぐに逃げるって約束してね」
「…ああ、解った。約束しよう。けど、それはお前も一緒だぞ?」
「うんっ!私もね、もう大切な人を失いたくないんだ」
そう言ってたのに、あいつは仲間を助ける為に単身、敵陣へと乗り込んでいった。
「ここまで、かぁ……だめ…沈んじゃう…皆、逃げて……」
彼女が助けた艦隊が奇しくも彼女を救出することになった。
助けられた艦娘達も、自らの命を顧みず彼女の盾になり、身を呈して救出してくれた。
結果として大怪我を負った者も居たが、全員きっちりと帰還してきてくれた。
それなのに、彼女だけが目を覚ましてくれない。
「俺にとって、大切な人ってのがお前なのに、約束もしただろう。危なくなったら逃げるって、俺を護ってくれ
るんじゃなかったのか…?目を、覚ましてくれ……」
上体を抱き起こし、優しく両手で正面から包み込み、俺は彼女の肩口で小さく嗚咽を漏らす。
「だい、じょーぶ?」
「……っ!」
「疲れて、なーい?」
おはよう、ただいま、おかえり、起きた?────目覚めの言葉は色々あるだろう。
だが、俺にとっての目覚めの言葉、再会の言葉はやはり彼女の『魔法の言葉』以外にはありえないのかもしれない。
「大丈夫、疲れてないよ」
「良かった」
「俺の台詞だ」
そっとベッドに彼女の上体を下ろし、真っ直ぐに彼女の顔を見る。
少し疲れた表情、気が弱っているのだろう、少しハの字に垂れた眉、彼女のチャームポイントでもある大きな瞳
はいくらか潤んでいるようにも見える。
が、それは今の自分の瞳も同様だろう。
力なく、よろよろと差し伸べられた手を両手を受け止め、自分の頬に宛がう。
ほんのりと暖かく、確かな温もりがそこにある。実感できる。彼女がそこにいるのだと、改めて実感して初めて
涙袋に溜まった涙が筋を作って自分の頬を伝い流れた。
「この温もりを忘れないでくれ。お前じゃなきゃダメなんだ。頼むよ、衣笠」
「うん…うん……っ!ごめんね、あなたを護るって言ったのにね。でもね、安心して…もう二度と提督、あなた
を一人にはしないから……衣笠さんに、お任せ」
彼女の言葉がどれほど自分に気力と活力を漲らせてくれるか、彼女自身は理解しているのだろうか。
それでも、彼女の魔法の言葉がある限り、彼女と一緒で居る限り、俺達に負けの二文字はないと確信できる。
以上終わり
お目汚し失礼しました
衣笠さんの労いの言葉は魔法の言葉だと思いました
乙です
キヌガッサさんいいね
>>427
乙 続き早よ
提督「…………」
妙高「…………」
提督「……なあ、妙高。何故私は正座させられているのだ?」
妙高「ご自分の胸に手を当ててお考え下さい。お心当たりはきっと見つかる筈ですよ」
提督「いや、さっぱりなのだが」
妙高「……はぁ。いいですか? 提督はいつも皆にあれやこれやとスキンシップされていらっしゃいますが、風紀というものをお考え下さい」
提督「それは……皆が喜ぶならばと思って」
妙高「それにしたって場を弁えて下さい、人目を憚る事もせず通路や食堂でなんて」
妙高「大体、女性においそれと気軽に触れる事自体あまり誉められた事ではありません」
妙高「いいですか? 日頃から自覚を持って――――」
「―――――――!」
このままで居ると何時間正座させられるか解ったものではないと思った私は
口を塞ぐべく立ち上がり有無を言わさず妙高の口を塞いだ。
口と口で。所謂キス。
突然の出来事に目を白黒させる妙高の顔が目の前にある。
話の途中であった為か妙高から流れてくる吐息が私の口腔を甘い香りで満たされてゆく。
妙高がフリーズしてまだ動かない事をいいことにさらに口付けを深めていく。
両手を前で組んでいた妙高は抱き付いた事によりうまくこちらを振りほどけない。
腕を回し完全に妙高を抱き締める形になった所で妙高がこちらをキッと強く睨み付ける。
腕の自由を奪われているせいか、それ以上の事はしてこない。
唇はまだ触れ合ったままだ。
とはいえ呼吸はしなければこのままも無理で有るため、互いの鼻息がお互いの顔を擽る。
ふうふうと呼吸をする度に唇に隙間が出来るがそれをまた塞ぐ。
もぞもぞと妙高が腕を動かしているようだが顔をほぼ密着させていては何をしようとしているか伺う事が出来ない。
このままオトしてしまえば結果は変わらんか。そう考えていた所で
きゅっ!
「…………!」
脇腹に鋭い痛みが走り一瞬顔が歪む。どうやら脇腹をつねられたようだ。
しかしこんな痛みで折れてしまっては帝国軍人の名折れ、我慢比べなら望むとこだと唇を離す事はない。
しかしこのままでは不利である。続く痛みを打ち消すには……そうだ。
ちゅぅぅぅぅ……!
「んっ……ふっ……」
唇を吸い立て、妙高の空気を奪う。
強く睨み付けていた視線が弱まり、顔に朱がさしてくる。
しかしまだ手の力が弱まらない。
こちらも手を使って良いならばと妙高の背中に腕を回す。
力を込め体も密着していくと互いの体温も感じ取れ、表情の変化は上がったであろう体温でも解る。
もう一息。
舌に力を入れ、ぐっと妙高の口腔へと侵入させるとくぐもった吐息と共により一層表情を赤らめさせる。
つねっていた指先は解かれ手のひらでいたわるように撫でる動きへと変わっていった。
そうして服の上から体を撫で合う衣擦れの音と唾液を交換する水音だけが部屋に響く。
羽黒「あの、司令官さん……今日の御約そ…………!」
提督「!」バッ
妙高「!」バッ
羽黒「あ、あわわ…………! ご、ごめんなさいっ!」パタパタ!
妙高「……こういうことになるんですから、時と場合を、そのですね……お考えに……」
提督「……拒否はしないんだな」
妙高「…………知りません」フイッ
提督「ともあれ、羽黒にはフォローをしないとな」
妙高「お話は終わっておりませんから、夜はお覚悟下さいね?」
その夜、説教が終わっても寝ることを許されなかった。
------------------------
続かない。雑談から拾ったネタ
キスだけだからR18ではない(確信)
乙
説教中の妙高さんの唇を奪うとか猛者すぎる……姉妹LOVE艦すら簡単に落としそう
乙
そうか、これが奇跡の作戦、キスか…
撤退というよりは侵攻してますがね
提督「……さて、もう疲れたな」
陸奥「あら、そう? それじゃあ部屋に戻りましょう?」
提督「そうだな……これが見納めといった所か」
陸奥「やめて頂戴。そんな縁起でもない」
提督「そうは言うがな……もう体もまともに動かんのだよ」
陸奥「私が居るじゃない」
提督「脚が動かんのでは歩く事も」
陸奥「私がいつも車椅子を押してあげるわ」
提督「腕も……あまり上がらないな」
陸奥「いいのよ、欲しいものがあれば私が取ってあげるから」
提督「いつまでも陸奥に苦労をかける訳には……」
陸奥「もう、鈍いわね。一体いつからこうなってると思ってるの?」
提督「深海棲艦との戦いが終わってから……か」
陸奥「そ。今更よ今更」
提督「あれから……皆どうしているだろうか。元気にやっていればいいのだが」
陸奥「大丈夫。貴方の下に居た子達なのよ? 戦いが終わってから私達の行き先を作ってくれたんだもの、心配いらないわ」
提督「それが唯一の救い……と言いたいが、陸奥は最後まで残ると引き下がらなかったな」
陸奥「ええ、私まで居なくなったら貴方の側に誰も居なくなるじゃない」
提督「フッ…………寂しがりやの陸奥が甲斐甲斐しく面倒を見るなんてな……」
陸奥「ちょっと! このまま置いていくわよ?」
提督「構わんよ、このまま陸奥の行きたい所へ行きなさい」
陸奥「もう……冗談一つにそんな受け答えしないでよ……バカなんだから」
提督「ああ……人生此戦也ってな……冗談なんて解りもせんさ」
提督「それももうじき……」
陸奥「駄目よ」
陸奥「例え脚が動かなくて、腕が上がらなくても」
陸奥「目は私の事を見てくれて、耳は私の言葉を聞いてくれるもの」
提督「そうやって……陸奥をずっと構っていろと」
陸奥「ふふ……そうよ、解ってきたじゃない」
提督「まあ、な……いつぞや陸奥を放っておいたら大層ヘソを曲げられたしな」ククッ
陸奥「やめてよそんな昔の事……過去を振り返る男は嫌われるわよ」
提督「そうか……またヘソを曲げられては敵わんしな、これぐらいにしておくか」
陸奥「もう……『冗談なんて解らない』なんてどの口が言うのかしら」
提督「フフフ……」
提督「……すまない、そろそろ寒さが堪えてきた」
陸奥「ええ……それじゃあ部屋に戻って暖まりましょう?」
おしり
陸奥の純愛だと大人の女性らしいしっとりした雰囲気のイメージ
「もう、会えないと思う」
私たちの間を、風が吹き抜けていく。
すべてを攫っていってしまうような、風。
なびく髪の間から見えるキミの顔は、笑っちゃうくらい間抜けで。
泣きたくなるくらい、愛おしくて。
そうやって、自分の気持ちに、気づくのだ。
「なんで……。そんなの、急すぎるよ!」
「そう、だね」
ほんとうに急で、自分勝手だと思う。
だから、許してもらおうとは思わない。
謝ったりなんか、しない。
「ほんとはね」
――せめて、
「楽しかったよ」
感謝だけは伝えたいという、この気持ちも、
「ありがとう」
きっと、自分勝手なんだろう。
風が止むのを合図に、走り出す。
木々のざわめきがなくなった世界で、キミが呼び止める声が、やけに耳に残った。
\(^o^)/
一般人の少年と艦娘のラブロマンス考えてたけど、かく時間なくなったから供養しにきた
提督「榛名、ちょっといいか?」
榛名「はい?」
提督「この後、時間が空いたらで良いから執務室にきてくれないか?」
榛名「はぁ、分かりました……?」
提督「んじゃよろしくなー」
霧島「なんでしょうかね?」
榛名「えーと、ちょっと検討もつかない」
比叡「ちょうど暇ですし、行ったらどう?」
榛名「そうですね、でもなんだろう……」
金剛「行ってみたら分かるネッ!! 榛名 go to room!!」
榛名「分かりました、榛名いきます!!」
コンコンガチャ
榛名「失礼します」
提督「あぁ、いらっしゃい早かったね」
榛名「いえ、お姉さま達に急かされまして……それで用とは?」
提督「うん、実はな……」
榛名「はい」
提督「うんとな……」
榛名「はい」
提督「えーと、あー……」
榛名「えっと……言いにくいことなのでしょうか?」
提督「いや、そう言うことじゃないんだが……よし!!」
提督「榛名!! 付き合って欲しい」
榛名「……え? 指輪?」
提督「あぁ、今は仮だが結婚を前提に付き合って欲しい」
榛名「…………」
提督「…………」
榛名「……ごめんなさい」
提督「!? そうか……」
榛名「実は彼氏がいるので……」
提督「え? まじ?」
榛名「えぇ、マジです」
提督「知らなかった……」
榛名「無理もないです、あまり知られたくなかったので隠していましたから……」
提督「そうか、振られたか……」
榛名「ええ、四番目で良いなら付き合っても良いのですけど……結論を前提とすると……」
提督「……ん? 今なんて言った?」
榛名「結婚を前提に」
提督「その前」
榛名「四番目で良いなら」
提督「今お前三人と付き合ってんの!?」
榛名「そうですけど?」
提督「いや、それが何か? 見たいな顔で言われても、駄目だろ」
榛名「榛名は大丈夫です!!」
提督「ごめん何言っているのかわからない」
終わり
榛名は大丈夫です!!(4人ぐらいなら楽勝
乙です
純愛が続いた後にこれぶっ込んでくるとか鬼か
むしろこのフリーダムさが投稿スレのウリ
提督「で? 今度はいつ時間空いてるの?」
榛名「えっと、」ペラ
提督「来月!?」
榛名「ええ、ちょっと今月は二番目と三番目の人との朝帰りコースと羽黒さんに誘われた合コン、後はー……そうだ、お姉さまたちとのデートもありました!!」
提督「いま、そうだって言わなかったか? しかも朝帰りコースって俺まだデートで手を繋ぐぐらいしか、させてもらってないんだけど」
榛名「提督さんとは誠実に付き合いたいのでそう言うのはまだ……」
提督「誠実ってなぁ……大体いつぐらいそのコース選べるの?」
榛名「えっと……来年ぐらいでどうですか?」
提督「遠いよ! すごい遠い、奥手な中学生ぐらい!!」
榛名「えー、そうですか? これぐらいが普通かと……一番さんなんて小学校の頃からの付き合いで初体験は高校ですよ?」
提督「なにそいつすごい、ってか一番は幼馴染みかよ、長年付き合っていた彼女がとんでもないビッチて俺でも同情するわ……」
榛名「いえ、艦娘は歳をとらないので♪」
提督「お前ショタコンだったのかよ!!」
榛名「ついでに二番さんは幼稚園の時です」
提督「え、いきなりお前が怖くなってきた」
榛名「普通ですよーだから提督との関係もこのままで」
提督「流せない、流させないぞ」
榛名「チッ財布の癖に……」小声
提督「なにか言ったか?」
榛名「いえ、榛名は大丈夫です!!」
提督「え? なにいきなり怖い」
終わり
おねしょた良いよね
いいよね
ネタ投下
【時代設定な】年、かつて地球の覇者であった人類は、今まさに滅びつつあった
突如として【ここに深海棲艦の来歴を入れよう】より現れた異形の者が、瞬く間に人類を蹂躙していったのだ
かの者の名は、深海棲艦。
深海棲艦は、【深海棲艦が人類より強い理由とかなんか】で、人類の栄華を極めた技術はかの者の前に
波濤に向かう一葉の如く無力であった
しかし果たして奇跡なのだろうか、風前の灯であった人類の命運に、ここで救世主が現れる
彼女らは自らを『艦娘』と名乗り、
艦娘の振るう【君の考えた深海棲艦に有効なパワー】は、人類では及ぶべくもない
深海棲艦を打倒する唯一の希望となった
そして今、この【鎮守府的なロケーション】から、彼女ら『艦娘』と、
そして彼女らを指揮する人類の英雄【どうせ提督だろうが】の物語は始まる────
始まらない
こうやってイントロダクションから設定解説を入れていけば、
実際台本も地の文も関係ないね、やったね>>517クン
お騒がせいたしました
今、投下して大丈夫か?
大丈夫そうだし投下
ドシャーン ドッタンバッタン ガシャーン カンサイキッ!! シュホウカマエテッ!!
提督「!?」 ガタッ
チュドーン ガシャガシャガシャー ソノテイドデッ!! アマイッ!! ドカーン
提督「待て待て待て待て、不味いだろこの音は!?」 ヘヤカラ トビダシ
ドカーン ガシャガシャガシャー チュドーン ドッタンバッタン ガシャーン
「こっちか!!」 ダッシュ
~~~~~~~~~~~談話室前~~~~~~~~~~~
提督「ここか!!」 ドア ビッターン
加賀「……。」 中破
榛名「……。」 中破
千歳「……。」 中破
由良「……。」 中破
矢矧「……。」
瑞鳳「……。」
提督「………部屋はボロボロ2人は無傷だが4人は中破か、アハ、アハ、アッハッハッハッハッハッハーー」
加賀「あ、あの提督?」
由良「て、提督さん?」
提督「ーーアッハッハ……何だこれ?てか、何してくれてちゃってんですか?」
榛名「…ごめんなさい。」
千歳「こ、これには事情があるんです。」
提督「OK.OKOK.言い訳は後できっちり聞いてやるから。取り敢えずお前ら容疑者4人は正座。」
加賀・千歳・榛名・由良「えっ?」
提督「だ・か・ら、お前ら4人は正座しろ!!」
提督「さて、容疑者4人は置いといて…先ずは矢矧、瑞鳳。」
矢矧「言いたいことは分かるわ。」
瑞鳳「こうなった経緯でしょ?」
提督「そう言うこった。」
瑞鳳「まあ、結構くだらない理由なのよね。」 ニガワライ
矢矧「そうね。くだらないと言えばくだらないわね」 ニガワライ
瑞鳳「先ずは、ーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
瑞鳳「今日こそゴ○・マガラ倒すわよ矢矧!私達の力、見せてやりましょ!」 談話室 in
矢矧「ええ瑞鳳、○ア・マガラなんて粉砕よ!」 談話室 in
瑞鳳「さてと………あれ?加賀さん達だ。何か顔が真剣だけど何やってるんだろう?」
矢矧「ん?本当ね、どうしたのかしら?ちょっと気になるわね。」
瑞鳳「由良さんに聞いて見よっと。」
ヤリマシタ、モクテキチトウタツデス マダデス、マダココカラデス
瑞鳳「ゆ~らさん。」
由良「あ、瑞鳳ちゃん、矢矧ちゃん。あなた達も来たの?」
瑞鳳「はい、私達はこれをやりに。」 MH4Gミセ
矢矧「所で由良さん達は何をしてるの?」
由良「ああ、これは桃鉄よ。今、4人で明日の昼食のメニューを賭けて勝負してるの。」
提督「ストップ、ストップ、ストップ。」
瑞鳳「ん?どしたの提督?」
提督「桃鉄やってたのか?あの4人本当に桃鉄やってたのか?」
矢矧「ええ、やってたわ。私も見たもの。」
提督「そうか…桃鉄か……。」
瑞鳳「???変な提督。で、話の続きね。その後ーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
榛名「由良さんの番ですよ。」
由良「そろそろ、由良の本気見せちゃおっかな。」
二刀流カードを使った
ふういんカードを使った
加賀・千歳・榛名「っ!!」
坊主丸儲けカードを使った
加賀・榛名・千歳「っ!!!」
由良「どうぞ、次は加賀さんですよ。」 ニヤッ
加賀「泥仕合がお望みのようね。」 ギリッ
榛名「榛名、全力で参ります!!」 フンス
千歳「うふふ、調子にならないで下さいね。」 ニッコリ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督(あかん、これ思った通りのパターンだ。一番あかん流れだ。)
矢矧「そこからね、雲行きが怪しくなってきたのは。」
提督「桃鉄は駄目だって。賭け事とか真剣勝負に桃鉄使うのは駄目だって。」
提督「ストップ、ストップ、ストップ。」
瑞鳳「ん?どしたの提督?」
提督「桃鉄やってたのか?あの4人本当に桃鉄やってたのか?」
矢矧「ええ、やってたわ。私も見たもの。」
提督「そうか…桃鉄か……。」
瑞鳳「???変な提督。で、話の続きね。その後ーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
榛名「由良さんの番ですよ。」
由良「そろそろ、由良の本気見せちゃおっかな。」
二刀流カードを使った
ふういんカードを使った
加賀・千歳・榛名「っ!!」
坊主丸儲けカードを使った
加賀・榛名・千歳「っ!!!」
由良「どうぞ、次は加賀さんですよ。」 ニヤッ
加賀「泥仕合がお望みのようね。」 ギリッ
榛名「榛名、全力で参ります!!」 フンス
千歳「うふふ、調子にならないで下さいね。」 ニッコリ
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提督(あかん、これ思った通りのパターンだ。一番あかん流れだ。)
矢矧「そこからね、雲行きが怪しくなってきたのは。」
提督「桃鉄は駄目だって。賭け事とか真剣勝負に桃鉄使うのは駄目だって。」
提督「それで、お前らは部屋の隅に避難したのか?」
瑞鳳「だって、雰囲気がもうすごかったんだもん。」
矢矧「身の危険すら感じたもの。」
瑞鳳「それでここから更に泥沼になってーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
加賀「………。」
ちとせ社長
→はるな社長
ゆら社長
陰陽師カードを使った
榛名「榛名ですか!?」
加賀「ごめんなさい、真剣勝負なの。」
榛名電車in加賀<カード何か全部捨てるぜ!赤マスこそ至高、ヒャッハー。あ、借金しちまった。
加賀「やりました。」 クスッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
千歳「………。」
かが社長
はるな社長
→ゆら社長
あっちいけカードを使った
由良「まだ…こんなんじゃ…。」
おや?? 貧乏神の様子が変だぞ?? まさか(ry
キ~~~~~ング ボンビー!
由良「」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
榛名「………。」 ハリケンボンビー装備
かが社長
→ちとせ社長
ゆら社長
冬眠カードを使った
榛名電車<それ、くれてやるぜ大事にしな
千歳「わああぁっ!」 ハリケンボンビー装備
榛名「当然のことをしたまでです。」 ハイライトoff
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
由良「………。」
指定うんちカードを使った
指定うんちカードを使った
加賀電車<前門のうんち、後門のうんちだぜ
加賀「………。」 イライラ
由良「いいんじゃない。」 フフーン
加賀「頭にきました。」 ブチッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「それでこうなったわけか。」
矢矧「そうね。大体そんなところかしら。」
瑞鳳「私達そろそろ帰っていい?ゴア・○ガラ倒したいんだけど?」
提督「ああ、もう帰ってもいいぞ。悪かったな、お礼に今度クエスト手伝ってやる。」
瑞鳳「本当!?約束だからね。いこっ、矢矧。」 談話室 out
矢矧「ええ。じゃあ、提督お先に失礼するわ。」談話室 out
提督「さてと、さっきお前らに言い訳を聞くと言ったがあれは嘘だ。」
千歳「そ、そんな~。」
提督「あんな話されて言い訳聞く気になる訳ないでしょ、おバカさんめ!!」
榛名「当然のことなので受け入れます……ごめんなさい。」
由良「以後、気を付けます。」
加賀「大人気なかったと反省しているわ。」
提督「さてこの件に対する罰は、部屋の修繕と3日間の昼食抜きな。」
加賀「……そんな。」
提督「この部屋の修繕費用は俺持ちだし、始末書も書くんだよな俺。それで加賀、何か不服か?」 ニッコリ
加賀「……あの……いえ、 なんでもないわ。」
提督「んじゃ、解散。部屋の修繕頑張れよ~。」 談話室out
加賀・千歳・榛名・由良「はぁ~。」
次の日
ワーギャー ギャーギャー ワーワー ギャーギャー ワーギャー
提督「今日もまた騒がしいな。」 ゲッソリ
ナニシテルンデスカ!! イイカンジネ ユルシマセン!! イケルワネ
提督「うちの第一艦隊は姦しいな、本当に!!」 半ギレ
投下終了
今日久々に桃鉄やっって喧嘩になったなと思い出したから書いた
艦これである意味があるかと言われたら無い
じゃあノ
乙です
メンバーは好きな艦娘かな?
乙、ドカポンもやらせよう(ニヤリ
乙
乙
いたストも(ry
試験投下
「嫁が欲しいな」
その何気ない一言が平穏だった鎮守府に暗雲をたちこめさせた。
「そこは譲れません」
普段は冷たい空母達は目の色を変え
「ヘイ、提督!時と場合を考えなくてもいいんだよ!」
情熱的な戦艦たちはより激しく
「わ、私が一番なのです!
甘えたい駆逐艦は意味を知らずに
「もうオリョクルなんていやでち」
疲れきった潜水艦は一発逆転を狙う。
「なんだが鎮守府が騒がしいな」
知らない男だけが幸せだった。
後の始まりの鎮守府で100を超える女の戦いが始まる!
終わり
ボツ演説
議会の方と、このテレビを見ている国民の方には、突然の無礼を許して頂きたい。
私は深海棲艦の提督であります。
話の前に、もう一つ知っていてもらいたいことがあります。
私はかつて横須賀大元帥と呼ばれたこともある男です。
私はこの場を借りて、深海棲艦の真実について語りたい。
もちろん、深海提督としてではなく、元横須賀大元帥としてである。
深海棲艦は、悪魔のような存在ではない。
深海棲艦が人類を襲うのは人が深海棲艦を生み出したからだ。
現在ALとMIで日本帝国海軍と我々深海棲艦との存亡を賭けた戦いが行われている。
日本帝国海軍は艦娘、私は深海棲艦を駒にした人の血が流れない戦争だ。
私は諸君等に問いたい。
いつから人は自身の血を流す事なく戦争をするようになったのか。
同じ人の形をした艦娘達に戦争をさせて何も感じなくなったのはいつからだろうか?
私が人類を裏切り、深海棲艦の提督になったのはそれに対しての回答をだしたからだ。
私はかつて祖国の海を守る為に海軍を志し、部下の艦娘を指揮して戦果を挙げた。
死にかけて帰ってくる彼女達に
高速修復剤を使い傷を癒し、また戦場に駆り出した。
彼女達はそれを存在意義だと言って私に不満の一つも言わないで戦い続けた。
私はそれが許せなかった。海を護る為に海軍に入隊したはずが年端もいかぬ女性を兵器として与えられ、彼女達を指揮するだけ。
本当の戦争をしない私にとって彼女達が経験する戦争など想像すらできなかった。
そして私が一番驚愕したのは艦娘に対しての酷使及び性的虐待をする提督が続出した事だ。
人間の形をした兵器なら例え轟沈…海の底に再び沈む事になろうとも構わないその発想はまさに屑そのもの。
それを罰するはずの陸軍は海軍に嫉妬し、同じ艦娘を創り上げた。軍とはいつから利益と名誉を求める俗物に成り果てたのだろうか?そうなったのは誰の責任か?
諸君等にそれが理解できるか?
否、解らない。解らないから今私がここに居る。
戦争とは常に痛みが伴わなければならない。失われた命があるからこそ人は考え、より良い世界を創り上げる。
兵器だけが消費され、人の血を流さないこの狂った戦争に私が終止符を打つ。
そしてようやく私と深海棲艦は救われるだろう。
何故ならかつての大戦の怨みや人類に怨みを抱いて死んだ艦娘が深海棲艦になるのだ。
・一部の軍上層部はこの真実を隠蔽し、提督達に秘匿した。艦娘が深海棲艦になろうと艦娘を酷使する事によって得られる戦果がそれを上回ったからだ。
だがそれは同時に人類は永遠に深海棲艦の恐怖と戦う事を意味する。
海の平和を護るはずの海軍が戦果の為だけに祖国の敵となる存在を量産する。
これはなんとも皮肉なことだ。
そして上層部はついに身内ですらも地位を守る為に処断し始めた。
それの犠牲者が私だ。
10年前の私の罪状は国家反逆罪及び7以上の罪状による極刑だった。
軍備の拡張をしていたのはきたるべき大規模作戦に備えであり、その通達をしたのも上層部だ。
私個人だけならそれを宿命だと受け入れただろう。
だが私の部下…艦娘までも極刑に処そうとした。
当然と言えば当然なのかもしれない。真実を知る存在は抹消しなければならないからだ。
だが私はそれを受け入れる訳にはいかなかった。それは長い間、私と共にいた部下達もそうだ。
極刑が執行されるはずだった日に私達は海に逃げた。皮肉にも深海棲艦では無く艦娘に追われながら。
次々に沈んで行く部下を見ながら私は自分の無力を呪い、初めて艦娘達が戦っている戦争を知った。同時に深海棲艦が産まれる瞬間にも立ち会った。
私が諸君等に…いや全人類に求めるのは流血のみだ。
お前達のエゴで私達は死に損ない、復讐を糧として修羅に成り果てた!
私達は今度こそ死ぬまで立ち止まらない。人類よ、戦争だ!
有史以来最大の戦争を始めよう。全人類数十億以上が敵であり私はそれに打ち勝とう。
そうしてようやく私は天に召される時がくる!
全人類の屍を踏みつけて私は自らの手で天に召されるだろう!
ちょっとでも見せてくれてありがとう
いいぞ。
乙
いつか帰ってくるのを期待してるよ
乙ー
お前さんのスレどれも面白かったぜ
e-4にて烈風601と彗星江草を装備した大鳳轟沈した
北上「―――――――でさ~、提督ったらまたメロンパンをさー」
大井「うふふ、北上さんったら。提督のことばっかりいつも話してるんですから」
北上「ありゃ? 別にそんなつもりはないんだけどなぁ」
大井「いいんですよ、北上さんの事なら私なんでも知りたいですし、知ってますから」
北上「あ、そう? じゃあもしかして……」
大井「わかってますよ。北上さんが提督の事、お好きなのも」
北上「や、やめてよ大井っち~そんなんじゃないって~」
大井「だけれど恥ずかしくて中々一緒に居られない。なんて事も解ってますから」ニッコリ
北上「うぅ~……ほんと、そんなんじゃないって~……あたしにはそういうの柄じゃないんだって」ポッ
大井「ふふふ……じゃあ、そんな北上さんに代わって、提督からお好みな事とか聞いてきてあげますから、待っててくださいね」
北上「あ、うん。秘書頑張ってね~」
―――――――
―――――
―――
提督「うっ……くっ……」
大井「我慢なさらなくてもいいんですよ? ここをこんなにして……ほんと厭らしい」
大井「…………でも、もしもその魚雷を北上さんに使ってごらんなさい? そんな事をしたら……!」ギュッ!
提督「うぁぁぁっ! し、締まる、大井、それはまずいっ」
大井「こんな危険なもの、北上さんに使わせてなんてさせないわ、私のも……私が抑えてなきゃ!」
提督「で、でるっ!」
ガチャッ
北上「あ、大井っち~ちょっとだけいい、か…………な」ベチャッ
北上「何コレ……」
大井「」
提督「」
北上「ねえ……二人とも何してんのさ、こんな……こんな……」
大井「あ、あの……北上さん? これには訳が……」
北上「……知らないっ」ダダッ
大井「ああっ! 待って北上さん! 北上さん!!」
北上「大井っちなんてもう知らないっ!」
大井「い"や"あ"あ"あ"ま"っ"て"え"え"え"え"」
その日、鎮守府中を逃げ回る北上とそれを追いかける全裸の大井の姿がそこかしこで目撃されるという事件となった
また同じく全裸で放置されていた提督は榛名においしく頂かれた
――――――――――
続かない。誰も幸せにならないネタは思い付いてはいけない(戒め
おつ
榛名は(提督を頂けたので)大丈夫です!
乙
榛名は幸せになってるんじゃないかな(すっとぼけ
少しだけお借りします。
人類の最終兵器「艦娘」
戦闘になると強力な戦闘能力を有する彼女達であったが。
日常生活は別である。
そんな人類の宝である彼女達を見守るために発足された部隊があった。
隊長「特攻野郎ぉぉ!」
新入「Kチームっす!」
隊長「艦娘はぁ!」
新入「女神っす!」
新入「今日の保護観察対象は」
新入「な、な、なんと電ちゃんです!!」
新入「感動っす!ずっと憧れだったっす!」
暁「こ、これはレディーとして味わっておくべきね…!!」
響「ふふ、寄って行こうか」
雷「あんまり無駄遣いしちゃだめよー」
電「なのですー」
新入「い、電ちゃん!!」
新入「な、生雷ちゃんです!!」
新入「ハァハァハァ」
隊長「…」
隊長「ばっかやろおおお!!!」
新入「ぐはぁあああ」
隊長「守るべき艦娘をやましい目でみるんじゃねえ!」
新入「た、隊長」
新入「自分が間違ってましたぁあああ!!」
隊長「分かれば良い」
新入「はいっ!!」
AOBA「こんにちはー! 隊長さん、いつもありがとうございます!」
AOBA「TATSUTAの秘蔵マル秘写真お届けにまいりました~!!」
隊長「うむ」
新入「…」
妖精「よっ、新入り」
新入「こんちはっす! 妖精さんが喋ってるっス!」
妖精「あぁー、細かいことは気にしないでよ」
新入「うっす!」
妖精「…あんたからも変態オーラ感じるわ、近寄らないでね」
新入「どういう意味っすか!?」
妖精(転属届け早く受理されないかな…)
新入「隊長、電ちゃんの行く先にお菓子やさんがあるっす!」
新入「これで喜ぶ顔がみれますね~」
隊長「…」
隊長「ばっかやろおおおお!!!!」
新入「ぐはぁあああ」
新入「いたたた…隊長、どうして…」
隊長「…これを見ろ」
新入「こ、これは!」
隊長「電ちゃんの健康診断の報告書だ」
新入「おかしなところは…こ、これは虫歯予備軍!?」
隊長「そうだ」
新入「…隊長」
隊長「電ちゃんがお菓子を食べる」
隊長「そうすれば確かに笑顔になるだろう」
隊長「だが、それで虫歯になるかもしれない」
隊長「それが」
隊長「それが電ちゃんの為になると思うか?」
新入「…」
新入「隊長」
新入「自分が間違ってましたあああああ!!!!」
妖精(まずその診断書を常備してるとこに突っ込みなさいよ…)
電「チョコレート美味しいのです~♪」
隊長「新入、3本の矢って知ってるか?」
新入「1本の矢だと折れるけど、3本だとってやつですよね」
隊長「そうだ」
新入「自分はあんまり凄さを感じないっすねー」
新入「たかが1本増えるだけじゃないですか」
隊長「1つ増えると、何重にも良くなるという話なのだがな」
新入「実感があんまり」
隊長「ふむ」
隊長「ならば例えを変えよう」
隊長「暁型」
新入「」ピクッ
隊長「一つの矢…1人だけなら暁ちゃんだけだ」
隊長「勿論、暁ちゃんはかなり魅力的だ。それは間違ってない」
隊長「だが」
隊長「二つの矢…2人なら? 無口だが真っ白ピュアピュアな響ちゃんも仲間入りだ」
新入「」プルプルプル
隊長「そして」
隊長「矢が3本、4本…そう、雷ちゃん、電ちゃん、だ」
新入「」ガタガタガタ
隊長「お前はこれを単純に艦が増えただけ、と表現するのか?
新入「隊長」
新入「自分が間違ってましたあああああ!!!!」
隊長「うむ」
妖精(今日も平和だわ…)
新入「た、隊長」
隊長「なんだ」
新入「一生の頼みがあります…!!」
隊長「言え」
新入「この前みせて頂いた雷ちゃんの健康診断書を…下さい!」
隊長「…」
隊長「君には失望したよ」
新入「くっ!! そういわれるのは、わかってました…が!!」
新入「諦めきれないっす!!」
隊長「違う、そうじゃない」
新入「え?」
新入「どういう事っすか??」
隊長「ふむ」
隊長「…」パラッ
新入「紙が何枚も…」
新入「これはあの時の診断書のコピー?」
隊長「よくみたまえ」
新入「こ、これは…!!」
新入「1月ごとの…!!」
新入「健康診断報告書…!!」
隊長「そうだ」
新入「ゴクリ」
新入「こ、これは日々の観察記録、いやそれだけじゃない…!」
新入「まだつぼみな彼女たちの成長具合、さらに将来予測だって不可能ではなくなるっ!」
隊長「ふっ」
隊長「そういう事だ」
隊長「私は君の欲の浅さに失望したのだ」
隊長「もっと大きくな、新入」
新入「…」
新入「隊長」
新入「自分が間違ってましたあああああ!!!!」
妖精「えっと、死神代行TATSUTAさん。クズが湧いてきてるので掃除お願いします」
???「あら~、もう駄目になっちゃったの~? 分かったわ~」
中途半端ですが、思いつきネタでした。
以上、艦。
乙乙
乙です
乙
曙「糞提督!」
提督「お、曙か、おかえりー」
曙「今回の作戦も大勝利よ!あたしに十分感謝しなさい?糞提督!」
提督「……」ガタッ
曙「びくっ……な……なによ?」
提督「曙……」ギュッ
曙「な……あっ!?」
曙「ちょっと……!何いきなり抱きしめてんのよ!この変態!」
提督「曙……よく頑張った、偉いぞ」ナデナデ
曙「ひうっ///さ、触んないでよ!」
提督「いつもありがとうな曙」
提督「お前は口は悪いけど優しい子だ、常に他のやつのことも気にかけてる」
曙「あう……あうう……」
提督「だけどな曙、たまには自分の事も考えてくれよ?お前のこと……大事にしてるやつだっていっぱいいるんだからな?」
曙「……うん」
提督「筆頭はもちろん俺だけどな!曙ちゃん可愛いチュッチュー♪」
曙「ひあっ……!?き!キモいのよ!この糞提督!」
提督「いゃあ……曙は可愛いなぁ……」
曙「離せ〜!離せ〜!」ジタバタ
曙「糞提督!」
提督「お、曙か、おかえりー」
曙「今回の作戦も大勝利よ!あたしに十分感謝しなさい?糞提督!」
提督「……」ガタッ
曙「びくっ……な……なによ?」
提督「曙……」ギュッ
曙「な……あっ!?」
曙「ちょっと……!何いきなり抱きしめてんのよ!この変態!」
提督「曙……よく頑張った、偉いぞ」ナデナデ
曙「ひうっ///さ、触んないでよ!」
提督「いつもありがとうな曙」
提督「お前は口は悪いけど優しい子だ、常に他のやつのことも気にかけてる」
曙「あう……あうう……」
提督「だけどな曙、たまには自分の事も考えてくれよ?お前のこと……大事にしてるやつだっていっぱいいるんだからな?」
曙「……うん」
提督「筆頭はもちろん俺だけどな!曙ちゃん可愛いチュッチュー♪」
曙「ひあっ……!?き!キモいのよ!この糞提督!」
提督「いゃあ……曙は可愛いなぁ……」
曙「離せ〜!離せ〜!」ジタバタ
sage忘れすいませんでした
曙ちゃんを愛でてみるお話でした
>>499
やっぱり曙は可愛いな!
追加ボイスで死にかけたクソ提督はたくさん居るはずだ。
乙
投下します
※一応 女性提督と欠損要素とヤンデレにつき注意
朝起きたら、
足が二本とも折られていた。
昨日の終わり、なにがあったかを思い出そうとして、紅茶を飲んだら何故だか眠くなったのだった
などということを、寝心地のいいベットの感触を感じながら掘り起こした。
気がついて後にじわじわ上がって来る痛みに耐えながらつと、周囲を見回す。
殺風景で一面タイル張りの部屋――なんてことはなく、そこそこに趣味のいい家具が揃い、
暮らしていくと考えたら、なかなかに快適そうな部屋である。小窓の鉄格子と重厚そうな扉を除けば。
絶対に蹴破ったりはできないだろうなあ……そんなことを考えながら、じっと見つめていた扉が、
不意に開いて、外の温度差がある空気が流れ込んでくる。一瞬、腕で顔を覆い、それから、
立っていた人物をまじまじと、見る。
黄色いカチューシャ風の髪飾り、艶やかな黒髪、巫女服のような格好……
金剛型戦艦四姉妹の三女、榛名……が、そこには立っていた。
「提督、目を覚まされたのですね……!」
いつもと変わらず、純真可憐な表情を浮かべた榛名がこちらに歩み寄ってくる。
とりあえずは、寝かせてくれたことへの礼を伝えた。
「いえ、そんな、榛名には、もったいないです」
と、同性から見ても可愛らしい素振り返事をしてくれる榛名に癒される。
しかし、癒されてばかりもいられない。鎮守府にはまだそこそこに処理しなければいけない書類が
溜まっていた。執務室でそれらを片付けなくては。
ひどく迷惑だろうが、執務室まで連れて行ってもらえないか、と、打診する。
「……いいえ、駄目です」
「提督には一生、ここで、暮らしてもらいます」
元提督がデビュー! らめえ淫欲の波に飲まれちゃうのー!
……うーん、センスがない。
しかし、軍人辞めさせられた女が暮らしていくならこういうことになる。
そもそも軍事以外の技能は、ゴミクズであるのだから、多分レジ打ちもできないだろう。
嫁にもらってくれるような男性は現れないだろうことも確信できるし……。
そんなことを先日海戦で吹っ飛ばされた左腕の袖を揺らしながら考える。
両脚の骨折がすでに処置してあるところから見るに、多分榛名はこちらを匿っているのだろう。
上層部から睨まれるようなことをした覚えはないが、目障りになった可能性は十分ある。
まあ、懲役刑はないと思うが、懲戒免職ぐらいは考えておかなければならない。
そこに至って、考えは後の働き口に移っていた。自殺もいいが、それをすると皆は気を病むだろう。
であるならば、いっそ死刑にしてはくれないだろうか。もし、それに値するようなことをした提督なら、
みんな、きれいさっぱり忘れられるに違いない。
しかし、もし此方が、罪に問われて憲兵たちに追われていたとして、
そうなると心配になるのは他の艦娘たちの安否だ。此方が見つからなければどうなるかわからない。
一等優しい榛名を裏切ることになるだろうが、次に説得して通じなければ、
隙を見て脱出して、憲兵隊に出頭しなくてはならないだろう。
「勝手は! 榛名が! 許しません!」
指ポキー。アイタタタタ……。
結局のところ、こちらの予測は何ひとつ当たっていなかったらしい。能無し!
やっぱり死んでおけばよかったかもしれないなあと目を赤くして、
此方の……私の指に包帯を巻いている榛名を見る。かわいい。
こんなにかわいい榛名の姿を見てると、痛みなんて……うそつきました。
……私的な都合というか、なんというか、とりあえず首になったりなどはしていないらしい。
榛名は、なんでも、私の身を心配してくれたようで、何を言っても前線に赴くのが怖いと、
泣きながら言っていた。
私はこんなにいい娘をかどわしているのだ。
……もし、提督としての才能がなくて、なんの希望もないまま、寒さに震えているところに
彼女と、……彼女たちと会っていたら、私のことを、どう見ただろう?
彼女の信頼も、今の立場も、すべて、すべて私の軍才が作り上げたものだ。
それに比べたら他の部分はカスだ。……彼女たちはそれに目が眩んでいるだけ。
しずしずと扉を閉めて出ていく榛名を見送って考える。
前線からは下がることはできない。後方からだと、何故だか、気色悪いが、
リズムみたいなものがずれて指揮はゴミクズ以下である。
いっそ、すべてを皆に任せて、置物になってしまおうか。
霧島たちの指揮能力ならば滅多なことは起こらないだろう。
……いいや、駄目だ。メッキが剥がれたら、彼女たちはぬくぬくとしている私を軽蔑……、
はしないだろうか。皆、人間なんかに比べたら、何よりも優しい娘たちだ。
しかし、どうだろう、何もしていないのに彼女たちをはべらして。
何も言わずに甲斐甲斐しく世話をしてくれる彼女たち……、
私は彼女たちに何を返してあげられるだろうか、……なにも返せやしない。
そんなことは絶対に許されない。
「提督! どうして……? どうしてこんな!」
榛名が血の引いた青白い顔で私を見ている。
彼女はやっぱり優しい娘だ。私がこんなことしている奴を見たら、けっして近づきはしないだろう。
榛名の顔をまじまじと、見る。半分になった視界の中で、
暖かかった彼女の顔が悲痛に歪んでしまっているのが見えた。
「どうして! また! また、そんなに……」
「あなたたちの助けになりたいんだ」
え、といって、榛名がたじろぐ。
「でも、私が捧げられるものなんて、それこそ軍才だけしかない。
だから、……はるな、榛名、私のほとんどは、あなたの、あなたたちの自由にしていい。
目だって片方あればいいし、手も足も好きにしていい。なんなら性奴隷にだって……、
けれど、指揮だけは、指揮能力だけは自由にさせてほしい。私の、衰えるまで、唯一価値のある――」
……榛名は取り返しのつかないことをした子供のような顔をしたあと、
言い終わる前に、私に縋り付いて、声を押し殺して泣いた。
彼女を抱きしめようとして、私は、それまで、戦傷のことを気にしたことはなかったが、
そのとき初めて、左腕が吹っ飛んでしまったことを後悔した。
投下終了です
おつ
~提督のある日~
執務室でお互い別々のことをしてる時(俺は執務、金剛は紅茶飲んでたり寛いでたり)
金剛が近付いてきて
「くっついていいデスカー? お仕事の邪魔になる?」
って小首を傾げてそれだけでも可愛いのに「いいぞ」って言ったら
「イエース!」
って俺に抱きついてきて悶え死ぬかと思った
暫くして大人しくなったと思ったら寝てた
戦闘ではキリッとしてるのに、二人で居ると子供っぽくなるギャップがたまらん
~金剛のある日~
ケッコンカッコカリする直前。私の部屋で二人でこたつ入りながら喋ってマシタ。
もう夜おそいしそろそろ解散しよっか、という時に急に肩を抱き寄せられたデス。
凄くびっくりして心臓ばくばくになってたら、
提督にもその音が聞こえちゃったみたいで
「金剛凄い心臓の音してるな。緊張してるのか?」
って笑われた。私は頭真っ白だったからとりあえず
「ハイ」
て答えた。そしたら更にニコニコしながらぎゅーっと抱きしめられたデース。
実は緊張しいって今でもネタにされマース……
~金剛のある日2~
今日の外出は英国紳士的に行くぞ!
みたいなこと言って、レディーファーストを一生懸命頑張ってくれてマシタけど
食事終わって帰ろうと外に出たら店員さんに
「すみませーん!お財布忘れてませんかー!?」
って大声で呼ばれて凄く恥ずかしがってたデース
俺には英国紳士的なことは向いてない…って凹んでるのがSo Cute!
~金剛のある日3~
紅茶のフォートナム・アンド・メイソンがあればどんなに怒っても一瞬で静まりマース! って提督に言ったら
次に提督の私室へ入った時に戸棚に8缶もしまってあってびっくりしたネー
「こんなに必要な程、私怒ってますカ?」
って言ったら
「いや、そんなにこの紅茶が好きならば普段も味わえたら更に良いと思って用意した」
って満足げに言ってきたデース
抱きついた。
~金剛のある日3~
鎮守府ではHugは要求してやるものデース
私「ヘーイ! テートクゥ! Hug! ヘーイ!」
提督(無言で腕を広げる)
私「ヘーイ!」(Hug)
提督「ヘイ」(無表情)
Not Aggressiveな提督なのでこっちから言わないとしてくれない
でも決していやな顔はしないし、面倒臭いなんていわないデース
他の子達が艦隊出撃中は声をかけないルール
出撃から帰ってきたら様子を見て要求
飽きたらすっと離脱。毎日やっているネー。飽きないデース!
---------
続かない。雑談ネタからカップルコピペを金剛っぽくいじってみた。
乙です
上の二つのSSを読んだら金剛とハイタッチした結果手が複雑骨折して、ヤンデレ榛名に襲われる妄想した。
パンツレスリングの兄貴 新日暮里鎮守府編
ここ、新日暮里。ラミレスビーチから徒歩五分の場所にある施設、新日暮里鎮守府
艦娘と呼ばれる少女達が深海棲艦と言う異形の化け物と戦う為の前線基地である
ある日の戦闘で指揮官である提督を無くしたこの場所に新たな提督が着任した……
「……やっぱりな」
森のフェアリー、ビリーへリントン
今!!新日暮里の海の平和を賭けた壮絶な死闘が繰り広げられる!!
金剛「あぁん?最近だらしないネ!」
北上「救いは無いんですか!?」
兄貴「遠慮なくヤる……!!」
そして……深海から新たな敵が現れる……
???「FACK♂YOU」
あきつ丸「センキューサー!!」ビクンビクン
58(ゴーヤうまいでち……)モゴモゴ
劇場版ガチムチパンツレスリング
20XX年 7月 上映予定
こんなん書いて本当申し訳ありませんでしたと心の底から思ってます
乙
申レN
兄貴提督でスレ立てはよ
【曙と死神】
「ねぇ、潮。寝台特急あけぼのって、知ってる?」
「聞いたことは、あるかも……」
「今は走ってないけど、そういう名前の夜行列車があったのよ」
「乗客の乗った客車を一晩中、機関車が引っ張って走るんだけどさ」
「その機関車には、二つのあだ名が付けられてたんだって」
「あだ名、ですか?」
「一つは、死神。使わなくなった電車をスクラップに持って行く仕事をするからって」
「もう一つは、コウノトリ。生まれ変わった電車を工場から運んでくることもあるって」
「……」
「潮」
「はい……」
「"アケボノ"を曳航しているあなたは、私を葬る死神かしら? それとも、新しい私を生むコウノトリかしら?」
「曙ちゃんは死にません。生まれ変わる必要もないですよ。曙ちゃんは、ずーっと曙ちゃんのままです」
「潮も潮です。死神でも、コウノトリでもありません。曙ちゃんを助けているだけですよ」
「……今度は成功できるの?」
「絶対に助けます!」
「……」
「信じるわよ」
「はい! 一緒に帰りましょう!」
幸運艦は死神と呼ばれていたとか潮が曙を曳航したとか、そういう話でいきなり思い付いたネタです。
駆逐艦曙も、寝台特急あけぼのも、冷遇に翻弄されて散ったという印象が個人的に強いです。
お目汚し失礼しました。
うしぼの流行れ。
提督「……なあ、漣」
漣「……なんでしょうか、ご主人様」
提督「……俺達は談話室に居た筈だよな?」
漣「……夢でも見てると思いたいですよね、コレ」
『グルルルル……………』
提督「ちょうど今目の前に居るのをカモ狩りしようって話してたよな」
漣「はい……ほんのちょちょいっとやっちゃいましょうって話してましたね」
提督「これさ、頬抓ってるんだけど、痛いんだよね」
漣「奇遇ですね、私もですよご主人様」
提督「いざ本物? を目の前にするとすごい迫力だよな」
漣「あの人たちはこれをひたすら相手にしてたのって改めて凄いと思いましたよ。ええ」
『グルルルル………』
提督「リ……」
漣「リ……」
ギャオォォォォォォオオォォオオ!
提督・漣『リオレウスだあああああああああ!』
提督「漣逃げるぞぉぉぉーーーーっ!」ダダッ!
漣「ひゃぁぁぁぁああああ!」タタッ
ドシンッ! ドシンッ! ドシンッ!
提督「うおおおおおおお突進してくるぅぅぅうううぅぅ!!」
漣「海の上じゃないから私でも無理っていうかデカすぎて駄目! 砲弾効くかわかんない!!」
ドシンッ! ドシンッ! ドシンッ!
提督(うおおおおおこのままでは二人ともやられる! こうなったら……!)
提督「漣! 合図したら右へ曲がれ!」
漣「え!? ご主人様は!」
提督「いいから! ひとつ! ふたつ!」
漣「ちょっといきなり待って下さいよご主人様!」
提督「みっつ! 今だっ!」バッ!
漣「―――――――ああもうっ!」バッ!
ドシンッ! ドシンッ! グイッ!
漣(リオレウスが曲がって……ご主人様のほうに! ってその先は……!)
提督「ようしこっちに来たならこのまま逃げきれb」ズルッ
漣「その先は崖に……ご主人様!」
提督「うおぉぉぉゎぁぁぁぁぁ! …………―――――」
ギャオォォォォオォォオオォォ………
漣(うそ……? やだ……ご主人様? リオレウスと一緒に崖に落ちて……)
漣「ご主人様……ごしゅじんさまぁぁーーっ!」
ヒュゥゥゥ………――――――
漣(崖……こんなに高い所なのにご主人様が落ちちゃって……見えない……)
漣「嘘でしょ……? ねえ、ご主人様……ご主人様返事してーーーーっ!!」
バサァッ! バサッ バサッ
漣(あ……そうか、リオレウスは飛竜だから飛べるんだっけ……あはは)
漣「ご主人様これじゃ落ち損ですよ……グスッ」
ぺたん
漣(ご主人様もこんな高さからじゃ助からないだろうし……)
グルルルル…… シュボッ ボッ ボッ ボッ
漣(あー口から火が漏れてますねぇ……ブレスするんだろうなぁ、そして私があれで上手に焼けましたされちゃうんだろうなぁアハハ)
漣(ご主人様、すぐに漣も参りますから、心配なさらないでくださいね)
パッパパーパパパパーパーパパー(例のファンファーレ)
艦これ×モンハン
続くようで続かない。
あと一回[ピーーー]るな(ニッコリ)
数レスお借りします
「ハイパーズ と こたつ」
※提督は北上&大井とケッコンカッコカリ済みです
※キャラ崩壊&文体崩壊注意
北上「届いたねー」
大井「届きましたねー」
とある鎮守府の夜。
提督の執務室の奥には、提督と身の回りの世話をする者が暮らすための居住スペースが設けられている。
その中でもリビング的に使われている大きな部屋。
今そこには、部屋の床面積の約半分を占めるほどの大きなこたつが鎮座していた。
提督「……てか、お前ら、設置するのちっとは手伝えよー。結局ほとんど俺一人で作業してんじゃねーか」
北上「まーまー、細かいことは気にしない気にしない。せっかくのおこたなんだから、早く座ろーよ」
大井「あっ、私お茶入れてきますねー」
北上「ありがとー大井っちー、愛してるよー」
大井「やだもう、北上さんったら……////」
照れながらも鼻歌混じりで流しに向かう大井。
提督「……それにしても、ほんとにこんな物で良かったのか?
E海域での戦果には、大本営も満足げだったからな。希望すれば、もっと豪華な品なり休暇なりも許可されたと思うぞ?」
北上「いーのいーの。あたしらばっか贅沢してもしょーがないしさー」
北上はぱたぱたと手を振る。
大井「……私は、北上さんとここで一緒に暮らせるだけで、充分ですしね♪」
急須と湯のみ、みかんの入ったカゴを載せたお盆を持って、大井が戻ってくる。
北上「わーい、みかんだー♪ うんうん、やっぱおこたにはみかんだよねー。さっすが大井っち、わかっとるねぇ~♪」
大井「うふふ、北上さんに喜んでもらうためですもの」
提督「相変わらず北上北上で、俺のことはスルーだよな」
大井「……あら、すねちゃいました? もちろん、提督のことも愛してますよ」
提督「……とか言いながら、当然のごとく北上の隣に座るのな」
大井「当然です。そのためにわざわざ大きめのこたつを注文したんですから」
すました顔で急須にお湯を注ぐ大井。
なんだかんだ言いつつも、ちゃんとお茶は三人分淹れてくれるようだ。
北上「あ~、でもさぁ、なんかいいねぇ、こーゆーのさ」
こたつの天板にぺたんとあごをのっけて、北上がにへら~と笑う。
北上「なんつーかさぁ、こーして同じおこたに入ってるとさぁ、団欒、ってゆーか、家族、って感じしない?」
大井「北上さん……」
提督「北上……」
北上「え?ちょやだな、しんみりしないでよねー。あたしゃ別に」
提督「いやそれはそれとして」
大井「さっきから思ってたんですけど」
アイコンタクトする二人。
大井「『おこた』って言い方可愛いですよね」
提督「うん、なんつーかこう、くるものがあるな」
北上「ふぇ!?」
提督「可愛いというか、なんか微笑ましいよな」
大井「そこに気づくとは……さすがです提督、侮れませんね」
北上「おーい、二人ともー?」
提督「北上って意外と子供っぽいとこあるんだよな」
大井「ええ、そこがまた素敵ですよねー」
提督「知ってるか大井、実はこの前、北上が鏡をじーっとのぞき込んでて、えらく熱心だなーと思ってたら……」
北上「ちょ、提督!?」
大井「女の子ですもの、普通じゃありません?」
提督「……一生懸命、猪木の顔マネ練習してた」
大井「……っく……!!」
北上「なんでそれ今バラすのさー!」
思わず吹きそうになるのをこらえ、顔をひきつらせながら口元を抑える大井と、真っ赤になって悲鳴をあげる北上。
提督「忘年会でやろうと思ってたらしいんだけどなーいやーあれはひどかった」
大井「やりますね、提督。
じゃあ、私もひとつ、とっておきのエピソードを……」
北上「ちょ、大井っちまでー!?」
~この後めちゃめちゃ二人とも怒られた~
提督「……まあ、けどあれだな、もう少し大きなこたつでも良かったかも知れないな」
北上「え、なんで?」
提督「その……なんだ、これだとお前ら二人は並んで座れるけど」
言葉に詰まる提督。
「さ……三人で並ぶには、無理があるからな」
しばしの沈黙。
大井「……はあ、馬鹿ですねえ」
北上「馬鹿だねぇ」
返ってきたのは、二人そろってのジト目だった。
北上「今の大きさだからいいんじゃん」
大井「大きな図体で照れないで欲しいです」
北上「可愛くないよねー」
大井「て言うかキモいですね」
北上「あー、けど、アリかナシかで言うなら意外とアリ」
大井「わたしはアリかナシかで言ったら……」
北上「言ったら?」
大井「氏ね」
提督「容赦なさすぎだろ!?」
ぽりぽりと頭をかく北上。
北上「うーん……いやそうじゃなくてさー」
大井「……北上さん、この鈍感には、多分言っても伝わりませんよ?」
提督「……?」
二言三言、互いの耳元で内緒話した後、大井と北上の二人はちょいちょいと提督を手招きした。
大井「提督、ちょっとこたつ出て、立ってください」
北上「ほらほら早く。んで、こっち来てー」
提督「いや、三人じゃ、どう考えてもキツいだろ」
大井「……チッ、うっさいわねぇ、ぐずぐずしてると魚雷撃ちますよ?」
提督「沸点ひくいな!?」
北上「あはは、大井っち、抑えて抑えて。……提督も、いーから早くおいでってば」
立ち上がって傍に来るが、やはり二人の間にはほとんどスペースがない。
無理やり身体をねじこんで、やっと三人並んで座ってはみたが……
提督「……三人並ぶと、相当キツいな。やっぱりもう少し大きめの方が…」
北上「……まだ解らないとか、馬鹿だよねえ」
大井「……ほんと、馬鹿ですよねえ」
提督「……おい、さっきから馬鹿馬鹿って」
言いかけた提督の言葉は、両側からぎゅうっとしがみついてきた温かい身体の勢いに、喉の奥で止まった。
北上「ほら、狭いからさぁ」
大井「これくらいくっつかないと、三人一緒には座れないですよね?」
北上「だからこうやって三人密着しちゃうのも」
大井「どうしようもない、不可抗力という訳です」
北上「そう思って、あたしと大井っちで、この大きさのこたつに決めたんだけど」
同時に提督の顔をのぞき込んでくる二人。
大井「……なにか、質問がおありですか?////」
北上「……なにか、問題でもあるってのかなー?////」
二人の頬が微かに赤らんでいるのは、多分こたつの温度設定が暑すぎるからというだけが理由ではなくて。
提督「……いや、ないよ。質問も、問題も。」
外の寒さなど関係なく、ここは、とても、あたたかくて。
提督「確かに……ちょうどぴったりの大きさだ。」
こたつの中には、きっと幸せが詰まっているに違いない。
おしまいだよ。
投下終了です
お目汚し失礼ー。
やっぱ大北ハイパーズは可愛いのお
キソーも好きだがやっぱまるゆとのペアだよな
乙です
>>534
予想以上に反応はっや
コメント感謝
乙のひとことでも嬉しいもんですねー(*´∀`)
しまったageちまった
ごめんなさい
ハイパーズも可愛いがID:w8OVR36AOも初々しさが可愛いな
乙
カチャッ
扉を開き寝室へと入ると、その音に気づいた金剛がこちらを向く。
私を待ち構えていたのだろう、こちらの顔を見てその表情をぱあっと輝かせる
「待ってたネー!」
既にベッドへと入っていた金剛は、自身の横へ誘うようにシーツをぼすぼすと叩く。
あまり乱暴に扱わないで欲しいのだが、それは私のベッド……。
「もー、テートク遅いデース! もう少しで寝ちゃいそうだったネー」
ベッドは眠る為のものだろうに。
そう返しつつ誘われたスペースへと体を滑り込ませる。
「だって久しぶりの一緒に寝る時間なんデスかラ、すぐ寝たらもったいないヨー!」
これぞ満面の笑みといった風にニコニコとした表情で歓迎をする金剛。
髪を下ろし寝巻きとなった姿は昼の時とは違い若干幼い印象を与える。
ふと金剛の枕元に目をやると、何やらカバーに描かれている模様が目に入る。
よく見るとその枕には大きく『YES!』と書かれている。随分と奇抜なデザインだな……
「その枕は持ってきたのか?」
「ウン! 今日は『YES』の日ネー!」
……そういうことか。
夜の相手をする折にこれで意思表示をする、そういう類のものなのだろう。
ということはこれの裏面は拒否をする意思表示の……
『YES!!』
裏面もYESだった。
「……どっちも同じじゃないか」
「テートクと一緒に寝る時に『NO』なんて無いデース」
先程までの笑顔から少し変わり頬を染めてはにかむ。
仕草は非常に可愛らしいのだがいかんせんやっていることは剛速球といったものだ。
恥らう割にやっている事はストレートすぎるぞ、金剛。
「テートクぅ……」
猫撫で声の甘える仕草に移り金剛が私の背中に腕を回し、足を絡め合わせてくる。
艦娘の中でもストレートに好意を表してくる金剛は夜になるとその行動に拍車が掛かり
遮るものは何もないとばかりに全力で甘えてくる。
このあと無茶苦茶夜戦した。
-------------------
誰か続き書いてください! 息子が金剛分不足で危篤なんです! おねがいします!
YES-YES枕をやりたかっただけである。金剛の台詞が難しい。
乙乙
乙
乙
なんだかんだで金剛に落ち着きます
ちょいと数レス
天龍型軽巡洋艦一番艦 天龍の場合
――――この鎮守府には軽巡と駆逐艦しか居ないと聞きましたが?
天龍「あぁ、その通りだぜ……って北上は雷巡になるから少し違うな」
――――それでも戦艦や空母などは居ないんですね
――――では重巡や戦艦、空母などの深海棲艦はどうしているのでしょう
天龍「どう……ってそりゃ勿論倒してるに決まってるじゃねーか」
――――軽巡や駆逐艦の砲では倒すのは難しいのでは、もしかして全て魚雷で?
天龍「いや? 砲も当たれば沈むだろ」
――――しかし厚い装甲に高い耐久を誇る艦種では……
天龍「そんときゃ近寄ればいい、装甲を抜ける距離までな」
天龍「弾切れして、魚雷も撃ちつくしたら……コイツがある」チャキッ
~~~~~~~~~~~
球磨型軽巡洋艦三番艦(重雷装巡洋艦) 北上の場合
――――すごい雷装ですね
北上「うんうん。自慢しちゃうんだから、片舷20門ずつの魚雷発射管は伊達じゃないんだよ~」
――――その魚雷で一体どれだけの深海棲艦を?
北上「そんなのいちいち数えてらんないって~、見つけた相手は全部沈めてるんだから」
――――とても多くの魚雷を撃っていらっしゃるんですね
北上「いや? そうでもないよ」
――――ではどれくらい?
北上「敵とおんなじ数」
――――え?
北上「だーかーらー、敵とおんなじ数なんだって。魚雷は全部当ててるよ。それで沈めてるもん」
北上「あ、でもレキュウ? って言うのには10発ぐらいブチ込んだっけなぁ。あんときゃ苦労したよ、へへ」
長良型軽巡洋艦二番艦 五十鈴の場合
――――今日は宜しくお願いします。
五十鈴「ええ、こちらこそ宜しく。それで今日は何を話せばいいのかしら?」
――――五十鈴さんが普段どのようにして戦われているかをお聞かせ下さい。
五十鈴「別に普通よ」
――――普通、ですか
五十鈴「ええ、潜水艦を見つけたら沈める。空を見張って敵航空機を落とす。それだけよ」
――――しかし航空機も潜水艦も艦船にとっては大変な相手なのでは
五十鈴「そんな事ないわ。見つけて攻撃される前に落とせばいいのよ。見敵必殺ってやつね」
――――潜水艦などは隠密行動を得意とするじゃないですか
五十鈴「きちんと索敵すれば見つけられない事なんてないわ。それもごくごく当たり前の事」
――――では航空機も?
五十鈴「ええ、対空の見張にしても航空機が出てくる局面は決まってるもの。見逃さないわ」
五十鈴「あとはきっちり当てて行けば落ちる。ね? 普通でしょ」
~~~~~~~
夕張型軽巡洋艦一番艦 夕張の場合
――――個性的な武装ですね
夕張「ええ、軽巡としては重武装なほうなんだからね!」
――――それらを使いこなして戦うんですね
夕張「そうね、今つけていない装備もあるわ。局面に応じて対潜用、対空用、砲撃翌用となんでもござれ」
――――武器の扱いにはとても自信がおありのようで
夕張「ええ! 何しろ兵装実験軽巡だもん、どんな装備でも積めるものは扱うわよ!」
――――実験、ということは新兵器なども?
夕張「そうね、新しく開発されたものとかだと最初に私が使うように回されてくるね」
夕張「でもデータは全部実戦でとらないと意味ないから、慣れてなくてもそれを使って敵を倒したりする事も」
――――武器の申し子……といった所なのですね
夕張「あはは。でも艦娘は皆そうなんじゃないかな、私はちょっと他の子より色々な武器が扱えるってだけ」
長良型軽巡三番艦 名取の場合
――――今日は宜しくお願いします。
名取「あ、あの……宜しくお願いしますね……本当に私でいいんでしょうか?」
――――はい、名取さんのご活躍を是非お伺いしたくて
名取「そ、そんな私の活躍なんて……お姉ちゃんに比べたら全然」
――――名取さんは五十鈴さんの妹さんなんですね
名取「あ、はい……でもお姉ちゃんみたいに潜水艦は沈められなくて……追い返すのが精一杯です」
――――それでも潜水艦を相手に戦えるのは凄いのではと
名取「そ、そんな事ありません! 私みたいなのでもできちゃう位の事ですから……」
――――そうですか、では他に何かご自慢の事といえばありますか?
名取「え、ええと……他の人に比べたら大した事ないかもですけど、夜戦なら……」
――――夜戦! いいですね、闇夜に紛れて敵を討つ、凄いじゃないですか
名取「そ、そんな大層な事じゃ……、ただ練習いっぱいして、水偵飛ばすくらいですから」
――――え? 夜に航空機を?
名取「え、ええと、はい。ちゃんと練習すれば夜でも飛ばせるんです」
名取「私にはそれくらいしか……ないですから」
~~~~~~~~~~
長良型軽巡五番艦 鬼怒の場合
――――鬼怒さんのご活躍はどういったものなんでしょうか
鬼怒「鬼怒はねー、敵をいっぱい倒した!」
――――え、ええとどのようにして
鬼怒「うーん、ぐわーっとやってドーンってして、どりゃぁぁぁっ! て」
――――は、はぁ……では数々の戦いを潜り抜けるには何か秘訣が
鬼怒「うんとねー、鬼怒もいっぱい頑張ったけど、やっぱり皆頑張ったから!」
――――皆さん強いんですね
鬼怒「そうそう! たっくさん訓練していーっぱい頑張るんだよ!」
――――ありがとうございました
鬼怒「はーいっ! 貴方も一緒に訓練してみる?」
――――あ、いえ結構です
川内型軽巡三番艦 那珂の場合
――――今日はよろしk
那珂「きゃーっ! ついにアイドル那珂ちゃんにインタビュー? 私有名!? 有名になっちゃった!?」
――――あ、いえ、その今日は艦隊のお仕事をどのようにされているのかを
那珂「えーっ、そこは私のアイドルとしての魅力をたっぷりじっくりインタビューしてよ~。ぶぅ」
――――それはまた別の機会に……それでどのようにして活動をされているのでしょうか
那珂「うんっとね~、ライブするの!」
――――ですからアイドルのお話しではなく……
那珂「もーちゃんと最後まで聞いてってば~、私が海のステージに上がると皆(深海の方々)集まってくれるんだよ」
那珂「それで、ステージに上がっていーっぱい目立って、私のほうを皆見てくれるようにするの!」
那珂「そうなったらもう那珂ちゃん単独ライブ!(殺戮場) いっぱいキラキラ(発砲)して」
那珂「みんなのハートをズキューン!(物理)」
――――……凄いですね
那珂「えっへへ~、もう皆那珂ちゃんの魅力にメロメロ(ズタボロ)になっちゃうんだから」
那珂「でもね、最近悩んでるのー……」
――――おや、それはどのような事でしょう
那珂「こーんな可愛い艦隊のアイドル那珂ちゃんの事をね」
那珂「鎮守府のみんなして『艦隊のエリミネーター那珂ちゃん』なんてひどいあだ名つけるの!」
――――…………妥当かと
那珂「ひっどーい! こんなに可愛いアイドルに物騒なあだ名やめて欲しいのにっ」
那珂「あっそうだ、ねぇねぇ記者さん記者さん! やっぱり那珂ちゃんのステキな所をいっぱい教えてあg」
――――今日はどうも有難う御座いました
那珂「ちょっとぉぉ!」
~~~~~~~~
川内型軽巡二番艦 神通の場合
――――早速ですが、神通さん幾多もの激戦を潜り抜け数々の敵を葬ってきたそうですが
――――その秘訣はなんでしょうか?
神通「練習です」ニコッ
以上二水戦旗艦を勤めた方々のインタビューでした。
おしり
乙です
乙
乙です
神通のコメントがある意味一番怖いんだよな……
訓練は実戦のように、実戦は訓練のように
とかキメ顔で言って欲しくなるよな
提督「妖精....さん?」
妖精?「そう、オイラは妖精。まぁ見習いだけどね♪」
提督「あ、ああ....」
提督(い、今起こった事を正直に話すぜ!!)
提督(着任してこれからお世話になる妖精と挨拶しようとしたら、出てきたのは筋肉ムキムキマッチョマンの変態だった)
提督(何を言ってるのかわからねぇだろうが...)以下略
妖精?「あれれ? おかしいな。提督さん固まっちゃった。」
妖精「バカ。お前はインパクトでけーんだから、最初はすっこんでろって言っただろ!!」
妖精?「うわ~!! ごめんよ提督さん!! 師匠!!」
提督「」ハッ
師匠「あ、あの~....提督....さん?」
提督「あ、ああ。すまない。この度着任した提督だ。よろしく頼む。」
師匠「おう。よろしくな。建造なら任せとけってんだ!!」
提督 (良かった。さっきのは夢だったんだな。うん」
師匠「声、出てるぞ?」
提督「あ、ごめん。」
師匠「まぁ、イキナリあいつと逢ったらそうもなるよな....」ハァ...
妖精?「あれ? オイラを呼んだかい?」
提督「夢じゃなかった!?」
妖精?「なんだよ!? その化物でも見るような目は~!?」
妖精?「オイラはれっきとした妖精だよ! 名前はペペロンチーノって言うんだ!!」
ペペロン「"ペペロン"って呼んでね♪」
提督「あ、ああ....よろしく。」
提督「いや...なんと言うか。妖精にしては良いガタイしてるね。君。」
ペペロン「だから"ペペロン"だってば。」
ペペロン「まぁいいや。オイラはさっきも言ったように"見習い"だからね。」
ペペロン「はやく一人前になって、師匠みたいにちっちゃくなりたいよ!!」
提督「小さく....なるのか!?」
ペペロン「もちろん。だってオイラは....妖精さんだからね♪」
提督「頭痛が....」
ガストの"アトリエ"シリーズ、マナケミア2よりペペロンと師匠さん。
3はマダですか.....
それ以前に知ってる人いるんだろうか。
お目汚し失礼シマシタ。
投下します
岩、岩、蟹、岩、岩
蟹の周囲の岩を石で叩いて振動を送ってみる。出てこない。
波打ち際に漂っていた木の枝でつついてみる。嫌がって奥の方に行く。
このままでは埒が明かない。えいやままよと指を突っ込んでみる。挟まれる。
(痛え……)
急いで指を引っこ抜くと指先が切れて血が滲んでいた。しかし、此処まで来たら後は意地だ。
何とかして穿り出してやる。そう思って木の枝を突っ込み、むりくりに引きづり出そうとして……
「あたしがやりましょうか」
そんな声が聞こえて、餌の括り付けられた紐を持った手が横を通り過ぎた。
その女の子女の子してる手は手慣れた様子で、こちらが感嘆しそうなほど容易に引きずり出す。
「……やるなあ」
そういいながら後ろを振り向くと、ちょうど目の前で、別の蟹の鋏が交差する。
思わず驚いて、ちょっと引き上げていたズボンが尻餅ついて濡れてしまった。つめて!
「へーん、ペットの蟹のお嫁さん探しにねえ……」
関心した様子で繰り返すと、栗色の髪をして、頬の絆創膏が特徴的な朧は小振りにうなづいた。
……いい思いをしてるなあ。 俺にも一人寄越せよな。 そう呟くと、朧はクスクス笑い出す。
「提督って結構子供っぽいんですね」
蟹相手に、あんなに必死になるなんて。朧は言って蟹を近くに集める。
反論しようとして、しかし、岩の間の蟹を見ただけで、子供のころの沢蟹を思い出した、なんて。
(十分こどもっぽい……か)
そもそも息抜きで磯遊びに来るってこと自体どうなんだろうなあ。
そう思いながら、蟹に餌をあげている朧の手元を見つめている。今夜はカニ鍋……
いかん、いかん、さすがにデリカシーがない。誤魔化すように声をかけた。
「しっかしその蟹、でかい鋏だな……」
聞きつけた朧は自慢げな顔になる。
「アタシが結構、手間かけて育ててきたから……」
あんまり見ない表情をして話す朧に、すこし、悪戯心というか、そういうものがうかんだ。
こどもっぽいって言われても、否定できないかもしれない。
「あ、そういえば、さっき、それよりもでかい鋏のかにをみたなー」
「……へえ、そう、ですか……」
あれ、地雷を踏んだか? すぐに冗談めかそうと思っていたが。
……そういえば、結構こいつ、負けず嫌いなところがあった……か。
「そう、へえ、朧のO-11号よりも鋏が大きいって……」
この後、結構骨を折ることになりそうだった。
で、朧と二人で探し回って、それなりの蟹を見つけたが、そこからが問題。
蟹対蟹、戦わせて、どっちが強いかはっきりさせようと、いう話になっていた。
しかもそこそこ大きい蟹を捕まえて調子に乗り、勝ち負けの賭けをしようという話になる。
しかし、結果は惨敗。俺の提督丸は近寄られただけで、さっさと岩の影に逃げて行ってしまうのだった。
なんだか、財布が、軽くなるみたい。
波の満ち引きの音を聞きながら、海岸沿いの道を連れだって歩く。
片手には第七駆逐隊への土産。曙と漣には髪留め、潮にはカチューシャ、が入っている。
どれも朧が選んだ値段はそこそこで、だが、センスは良いものだ。
「……朧、お前はよかったのか、そんなチャチなお菓子で」
少し前を歩く朧は、振り返りもせずにいーよと、返事をする。
……多分、こいつは、他の三人娘のを買ったとき、自分用を買ってないと気づいたのだろう。
負けず嫌いなところもあるが、こういうところでは潮並に遠慮がちと言うか……。
夕日でできた朧の影を負いながら、声をかけた。
振り返った朧に軽く、紙袋から取り出した物をなげる。
飛んだものを朧は取り損ね、絆創膏の右辺りに当たって落ちた。
「へぷ……」
「大丈夫か」
朧は、……なんですかと言いながら、地面に落ちたやわらかい感触を探す。
そうして落ちている蟹のぬいぐるみを見つけて、驚いたか、判別がつかないような声を出す。
「提督、これ……」
「あー、それは……」
何かいい表現を口ごもりながら探す。普通に話すと朧は、気にするかもしれない。
「戦利品……だ」
「戦利品……?」
「さっきの蟹相撲……すもう? で、負けたからな。だから、それは戦利品だ。
煮るなり焼くなり自由に使え、……次に勝ったときには、俺がそれをもらうとしよう」
朧は少し頭を下げて考え込むような仕草をすると、いつもと違うゆるんだ顔になった。
「提督のそういうとこ、キライ……じゃ、ないです」
そういうと、朧は隣を歩いて、空いている方の腕の袖を、掴んだ。
……まあ、財布もそこまで軽くならなかったし、こいつのいつもと違う一面も見れた。
結構、いい息抜きになっただろう。
投下終了です 最近のジョジョリオンは面白い
と 思ったら潮は鉢巻でした すみませんでした
乙
朧の蟹の名前の元ネタが気になる
乙です
投下します 最近の嘘食い見てたら思い浮かんだ話
※R-18Gで、鬱です
丸められた画用紙が波打ち際を漂っていた。
近くの岩礁の上で上着を脱いだ軍服の男が、体を膨らませて寝転んでいる様子を、
茶髪の長い髪の少女が鬼気迫る様子でスケッチしている。
サンサン輝く南の島の太陽を受けながら、満ちてきた潮も気にせず描き続けている少女は、
不意に顔を歪めると、描いていた紙をそれまでにかけた労力も気にせずぐしゃぐしゃにした。
すこし焼き焦げた服と艦装を身に纏っている。務めて明るい声を出して、
「提督! ちょっと離れるから!」
と言うと、顔を俯かせて足早に二三積んであるドラム缶の方に離れていく。
声をかけられた男はまったく身動きもせずに、口と鼻から液体を漏らしていた。
秋雲の朝は、今は洞穴のテントの中から始まる。
十分もあれば一周できそうな南の海の無人島に、幸運にも流れ着いていた物資の入った缶の中から、
朝食の材料と補給物質を取り出して、顔を洗って、身繕いをし、その一日をはじめるのだ。
鼻歌を歌いながら、近くから食べられる野草を集めてきて、何とか料理の体裁を整える。
(前に提督が教えてくれたんだよね)
そのときのお礼だ、秋雲さんの手料理を味わえるんだから感謝してよね、具は缶詰だけど。
そんなことを考えながら作り、自分の分はさっさと食べて、提督の分を持っていく。
提督は海に近い岩礁の上で、身じろぎもせずに生活している。
秋雲は岩で転ばないようにえっちらほっちら食事を運び、提督の背を岩にもたれさせた。
「もー、またぐうたらしてんじゃん」
前は良い体してたのに、そんな生活してるから太ったんだよ。喋りながら、
提督の顔に流れ出ていた体液を綺麗にふいた後、足元に料理を置いた。
「秋雲さんの手料理だよー♪」
そう言って動かない様子の提督の近くに座って、提督をぼんやりみつめる。
顔も腹もぱんぱんに膨れた姿を見ながら、カモメの声を聴きながら午前中を過ごした後、
不意に言いようもない感情に襲われて秋雲は、頭を抱えた。少しうずくまって。
「秋雲がいたら、食べにくいか~」
砂浜のところにまで離れていき、そこに座って、顔から表情を消し去って、
また、絵をかき始めた。提督は、まったく動かなかった。
描いた絵は構図や何もかもがブレブレで、とても見れたものではない。
またぐしゃぐしゃに丸めて、今度は広げたあと、びりびりにやぶいてしまう。
ふと、空を見ると、太陽は傾いて、すっかり橙色に染まっていた。
そろそろ、提督の食器を片付けなくちゃ。秋雲はになった潮が満ちたせいで、
濡れたパンツを気にもせず、また、提督の方に動き始める。
全く手をつけられていない食事にため息を吐きながら、
岩に背を持たれている提督の顔を見ると、口元に、白いものが無数についていた。
「食事もしないで、そんなものばっかり食べてるから太るんだよー」
うごめくそれをふき取ってやろうとして、提督のそばに近よると、
肉が腐ったようなにおいを秋雲は感じ取る。
「……もー、水浴びもしないで……」
そうして、なかなか取れない白い汚れを優しく拭ってやろうとして、
ふと、視線の端に、蠅とも虻ともつかない大きさの虫が飛来し、提督の頬に止まる様子を見た。
秋雲は、すぐに払おうとして、しかし、その虫は、頬の中に潜り込んでいってしまう。
ひどく丁寧な手つきで取り除こうとするも、埒が明かなくなった秋雲は、
「ごめん、ちょっと痛いかもしんない」
ぶよぶよになった皮膚に指を差し込むと、うごめく虫を引きづりだした。
「ああ、ごめん! 提督、ごめんね」
けれども少し乱暴になってしまったからか、提督のひどく脆くなった頬は、
中ごろから裂けて、下側の真っ白い骨を覗かせている。
「ごめんね、提督、提督……しかってよう」
辺りに酷く広がった腐敗臭が移ることも気にせず、秋雲は傍らで泣きじゃくっていた。
テントの中から頭を出して外の星空を秋雲は眺めた。
前にはなかったことだが、この島に来てから余計なことを考えるようになったと思う。
星空と、空に浮かぶ月を見ていると、自分も提督もひどく儚い存在のように見えるのだ。
秋雲は気分を変えようと満天の星空を、星座に沿って指で、なぞり始めた。
なぞっていくうちに、提督が、様々な逸話を教えてくれたことを思い出す。
神様が実はとんでもない奴だとわかって、後で本のネタにすると提督に話したこと。
もちろん提督を女好きの神様にすると言って、冗談交じりにしかられた。
あのときは、提督にからかい交じりのバカみたいなことばかり言って――
そこまで考えて、秋雲には急に外の波の音が耳障りに感じられた。
秋雲は両手で耳をふさいで、両目をきつく閉じると、毛布のなかに深く潜り込んだ。
もう、なにも、感じたくなかった。
南の島の天気は変わりやすい。ここの所、ずっと晴天が続いていたので、
秋雲はそのことをすっかり失念していた。……もしかしたら、気がつきたくなかったのかもしれないが。
その日の朝、外の激しい雨風と波の音にたたき起こされ、
この島の近くにスコールが来ている事に秋雲は気がついた。
秋雲は飛び起きると、着の身着のままで体がぬれることも気にせず外に駆け出した。
途中何度か転びながらも、岩礁にたどり着いて、ずり落ちそうになっている提督を発見する。
海水の水位はそこまでは届きそうになかったが、雨と風で海面に落下するかもしれない位置である。
秋雲は悲鳴をあげると、すぐに提督を、無事なところにまで引っ張ろうとした。
腐ってグズグズになっていたその肌は、激しい雨で、ながれ落ちていくように見えた。
「いやあ! 提督、いかないで、いかないで!」
秋雲にはそれが、まるで海に連れ去られるように感じられた。
提督に覆いかぶさるように、しがみついて、雨と風から守ろうとする。
秋雲は、スコールが去るまで、ずっと泣きながら提督を守り続けた。
太陽は夕暮れに差し掛かって、遠くからカモメの声が、耳障りに聞こえてきた。
秋雲は飽きもせず、下半身を濡らす海水の感触に見向きもせず、ずっと絵を描き続けていた。
もう残り少ないその画用紙を、ひたすらひたすら、書いては線を重ねて書いた。
まったく描きたいものを描けるとは思えなかったけれど、ここで止めると、
自分に残ったものが消えてしまうようにもかんじていた。それは、紙が無くなっても同じことであるとも。
秋雲は被写体に再び目を移した。片腕が、腐ってちぎり取れているところが見えた。
涙が止まらなくなった。落ちた涙があと二枚しかない画用紙に落ちた。秋雲は、
何度も何度もそれを拭って、描き直そうと……して。
「……うあああああああああああ」
秋雲はどこからその声が聞こえてきたのか、最初はわからなかった。
常に飄々としている自分が、そんな声をだすはずはなかったし、提督は、提督は……
「ああああああああああああ! ……うあああああああああああ!」
秋雲は、自分がどこにいるかもわからなくなった。
体の重さは、まるで自分が暗闇の海の底にいるように感じられた。
泣き叫んで、泣き叫んで、泣き叫ん、で。
不意に、どんどん暗くなっていく地平線の先が見えた。
「……連れてって」
叫びすぎてガラガラになった声を、秋雲は絞り出すように出した。
その暗闇の向こうに、雨で流れだしていた提督が、いるような気がしていた。
「私もそっちに連れてって!」
秋雲はそのまま、海の向こうに進みだすと、艦装を動かすことも忘れて、溺れながら進み続けた。
何度も何度も水を飲みながら、めちゃくちゃに体をうごかして、意識を失うまで進み続けた。
……秋雲は、いつもと同じ砂浜で、目を覚ました。
溺れた時に、こちらを呼ぶ提督の声と、何とか戻そうとする提督の声を聴いた気がした。
そうして、いつもの岩礁まで歩いていくと、提督は死んでいた。グズグズに腐って死んでいた。
秋雲は、また一筋、涙を落とした。
提督、秋雲、ずーっと狂いたかったんだあ。提督が生きているって妄想の中に、
ずっと、逃げ込んでいたかった。でも、どうしても、だめだった。
提督の死に顔はずっと目に焼き付いて、いくら提督を遠ざけておいても、ずっとはなれなかった。
だから、提督の生きている姿を、イラストにして、ずっとそのなかに、いたかったけれど、
……ごめんね、死んじゃったんだもんね。だから全然、全然描けなかったよ。
……もう、会えないね。死んだあとも、心配かけて、本当に、ごめんなさい。
近くを通りかかった艦隊に、秋雲が救助されて、遺体も収容されたあと、
その島の上、岩礁の近くで、一枚の紙が空高く舞い上がった。
眠るように死んでいる男と、その近くに寄り添って眠る少女が書かれたその絵は、
海水面上に落ちて、いつまでも、いつまでも、浮かんでいた。
投下終了です
乙
乙です
[ピーーー]ない、狂えないってキツイね…。乙。
数レス借ります
V撮影会
提督「可哀想に…」
そう言ってここの鎮守府の提督は道すがらで一つ、また一つと見限る事無く手を差し伸べていく。
一部の艦娘達にある時はヒンシュクを買い、またある時は同情の眼差しを向けられて、それでも提督は小さく笑
みを零して『だって放っておけないだろ?可哀想じゃないか』と言ってはまた手を差し伸べる。
そしてある時、提督は何を思ったのかこう呟いた。
提督「AV撮影会でもしてみるか」
夕立「なになにな~に?AVってな~に、て~とくさん?」
時雨「提督に聞いているのにどうして僕を見るのかな?」
夕立「…ぽい?」
提督「うむ、説明しよう!AV撮影会とは────」
AVについて熱く語る提督。
それは提督の長年の夢だったと。
しかしこの仕事柄、そう簡単にはいかないという事。
正直なところ金の融通は何とかなる。
使う暇がない分、貯蓄は十二分だ。
しかし如何せん、暇がない。
撮影をする時間がなかったのだ。
場所の確保も重要だ。
なんせAV撮影にはそれ相応の機材が必要になる。
一般家庭のホームビデオの撮影とは違うのだ。
一つの作品を手がけようと思えば自ずと機材にも本腰を入れねばならない。
時雨「うん…面白い!是非、僕にも協力させて欲しいな」
夕立「夕立、AV撮影会に突入するっぽい!」
かくして、提督、夕立、時雨による『AV撮影会』の準備が始まった。
そしてそれを断片的に聞いていたこの鎮守府の秘書艦、加賀の眉は今までにないほど釣り上がっていた。
加賀「…何を考えているのかと思えば、なんと不埒な。意味も解らぬ駆逐艦の子たちを誑かしての狼藉、流石に
これは目に余ります。最悪、憲兵への通報も止む無しでしょう」
加賀「────と、言う訳で皆さんの知恵と力を結集して頂きます」
榛名「そんな、提督が…榛名、まだ信じられません」
赤城「困った事になってしまいましたね」
長門「提督がそんな下衆な真似をするようには到底思えないが、事実なのか、加賀」
加賀「この耳で確認済みです。弁解の余地もありません」
榛名「あの、それで…どうするんですか?」
加賀「物的証拠を押さえます。故に少数精鋭…秘書艦の権限を持って提督の悪逆非道を白日の下に晒します」
赤城「くれぐれも内々に、他の子たちに要らない火の粉を掛けない為の処置ですね」
加賀「流石は赤城さんです。理解が早くて助かります」
長門「いいだろう。私はその全てを見聞している訳ではないのでな。真偽を確かめるという意味で参加を表明し
よう。その上で、この目で見た事を信じてみる事にする」
榛名「わ、私もまだ俄かには信じ難いです。あんなに優しい提督がそんな事をするとはとても思えません。だか
ら私も自分の目で確かめてみたいです」
加賀「……事実に直面した時に、失望の度合いが膨れ上がるかもしれません。その点は留意しておいて下さい」
提督「よしっ!カメラのアングルはこんなもんか」
夕立「てーとくさん、こっちはこんな感じ?」
時雨「部屋のレイアウトは白と淡いピンク色でいいかな」
提督「いいね、いいよ~!雰囲気出てきてるんじゃないのかなー、これ!うっわー、やっべぇ、テンションフル
マックスで上昇中だわ。特別任務もないし、追加で報告着てるものもないからなぁ。こんな暇な日が次何時ある
かなんて解ったもんじゃない。今日を逃したら一生無理かもしれないしな」
夕立「ふふっ、提督さんったら子供みたいなはしゃぎ方ね」
時雨「けど、提督がやってみたいって言うんだ。それには協力してあげなきゃね」
夕立「うんうん!ステキなパーティしましょう♪」
提督「パーティじゃない!AV撮影会だ!」
時雨「あははっ」
榛名「ピ、ピンク色の部屋…!?」
赤城「あ、悪趣味な…」
長門「意味が解らん…」
加賀「下衆な笑みを…」
榛名「提督…私、提督の事信じていたのに…」
長門「こんなものを目の当たりにしては、疑う余地も無し、か…」
赤城「優しい顔の裏にはどす黒い欲望が渦巻いていたと、解釈するほかないのでしょうか」
加賀「見たところ、準備が終わりそうです。撮影の開始を合図に突入、逃げるようなら多少の攻撃も止む無しと
判断します。夕立と時雨に危害が及ぶ前に、制圧します」
榛名「了解、しました…」
長門「ああ、了解だ」
赤城「致し方ありません」
提督「よーし!準備完了だ!」
夕立「それじゃ、撮影開始っぽい?」
時雨「どうするんだい?」
提督「うむ、まずはビデオを回してっと…そしたら今度は……」
バンッ
提督「へ?」
夕立「ぽい?」
時雨「あれ」
加賀「提督…これ以上の狼藉はこの私が許しません」
提督「え?」
榛名「信じてたのに…提督っ!」
提督「はいぃ?」
長門「見損なったぞ、提督!」
提督「What?」
赤城「大人しく拘束されて下さい、提督」
提督「どーいうことなの!?」
加賀「下がって下さい、夕立、時雨。貴女達に被害が出る前で本当に良かったと思います」
夕立「え、被害?」
時雨「えっと、それはどういう…」
提督「何だよ、被害って…」
加賀「このような部屋を見繕い、まだしらを切りますか。往生際が悪いですね」
夕立「えっと、私達はただ提督のお手伝いをしてただけなんだけど」
時雨「うん、AV撮影会の準備をしてただけだよ?」
榛名「や、やっぱり!本当だったんですね、提督!」
赤城「駆逐艦の子たちを誑かしてまでする事ですか、提督!」
長門「見損なったぞ、提督!」
加賀「罪を認めない所か平然としらを切る…頭にきました」
提督「え、ちょ、まっ……」
加賀「言い訳は後ほど呼び寄せる憲兵にでも述べて下さい。これ以上、貴方の顔を見るのも汚らわしい」
夕立「え、動物はやっぱり、鎮守府に入れちゃダメだったっぽい…?」ショボン
時雨「そ、そうだよね。嫌いな子も居るかも、しれないよね。僕達だけで、勝手にはしゃいでて…」ショボン
榛名「その通りです!不埒なって…え?」キョトン
長門「動物…だと…?」
赤城「え、だって…AV撮影会って…」
加賀「…………」
提督「アニマル!ビデオ!撮影会!略して!AV撮影会!野良の子とか拾ってきたのが結構集まったから、その皆
を集めてこの部屋で可愛い動物達の撮影会しようと思ったの…」
ガチャ…
ニャーン ワンッワンッ
赤城「か、加賀さん…?」
加賀「……」プルプル
提督「な、なんだよ…いいだろ、別に!たまの暇日くらい好きな事したって一日くらいなら罰当たらんだろ!?」
夕立「あはは、くすぐったいっぽい」
時雨「よしよし♪」
榛名「あ、あははは…」
長門「加賀の早とちり、でいいのか…これは」
赤城「そ、そうです、ねぇ…」
加賀「紛らわしい台詞と行動が多すぎるんです!」
提督「いぃ!?」
加賀「大体貴方はいつもそうです!言葉や行動に欠落してる部分が多すぎます!」
提督「おお、落ち着けって!」
加賀「この動物達もそうです!可哀想と言いつつ次から次へと連れて帰って…今やこの鎮守府はプチ動物園です!
この子たちの食料もただではないんですよ!解ってるのですか!?」
赤城「お、落ち着いて、加賀さん。ね?」
加賀「いいえ、無理です。この際ですから言わせて頂きますが…」
猫「うにゃー」スリスリ
加賀「うっ…」
提督「おー、よちよち…おどろかせちゃいまちたねー」ナデナデ
猫「シャー」ネコパンチ
提督「いてぇ!」
猫「にゃーん」スリスリ
加賀「///」(か、可愛い…)
榛名「この猫ちゃん、加賀さんに滅茶苦茶懐いてますね…」
赤城「うふふ、だってこの子の世話を一番してるの、加賀さんですからね」
加賀「あ、赤城さん!///」
長門「ほう…」
子犬「きゃんきゃん」パタパタ
長門「む、なんだ遊びたいのか」ヒョイッ
子犬「はっはっ…」パタパタ
長門「ふふっ、愛くるしい顔をする奴だ」ナデナデ
夕立「皆、動物連れ込んだこと怒ってるんじゃないっぽい?」
時雨「そ、そうみたいだね。なんで怒ってたんだろう?」
提督「ともかく、これで俺の疑いは晴れただろ!?」
加賀「ま、全く…以後、このような紛らわしい行動を起こさないようにお願いしたいものです。貴方のおかげで
貴重な時間が無駄になりました」
提督「んなっ!も、元はと言えばお前が勘違いしたのが……」
加賀「何か…」ギロッ
提督「あ、いえ…はい、気をつけます」
かくして一連の騒動は加賀の早とちりが原因であるとして収束した。
その後、執務室で加賀が低姿勢に提督に対し頭を下げているのを榛名が目撃したそうな。
提督もその勢いに押され即座に許したらしいが、どうやら皆が居た手前、萎らしい自分を見せたくなくてつい、
怒鳴り散らして提督を悪者にしてしまったそうな。
赤城曰く、素直じゃないのも考え物ですね、との事。
そして今日もこの鎮守府では動物達の鳴き声が絶え間なく響き渡る。
以上です
即興なのでクオリティはあしからず
おつおつ
あっさりだけどしっかりまとまってて夜食にいいSSありがとう
乙です
後日、大型犬「に」散歩へ連れて行ってもらう夕立の姿が!
夕立が電柱にマーキングするのを律儀に待ってる大型犬…
乙
私は貴方と出会えた事を幸せとは思わない。
日に日に身を焼いていくこの感情が私を狂わせた。
私は貴方をこれだけ想っているのに貴方は北上さんを選んだ。
選んでしまった。
ずっと貴方と居たのは私なのに。
ずっと貴方を支えてきたのは私なのに。
不平等ですよね。
金剛さんみたいに媚びたら私を見てくれましたか?
加賀さんみたいに貴方に厳しくすればよかったですか?
朝潮みたいに貴方に尽くせばよかったのでしょうか?
それとも…
北上さんと同じで貴方に素直にこの気持ちを伝えれば私は救われたのでしょうか?
ですが全てはもう終わってしまったこと。
貴方に許してもらおうなんて思いません。
これは貴方と私を唯一繋ぐ最後の楔。
私は生きている限りそれを感じ、貴方の最後を知っている。
さようなら貴方。
私は貴方を…していました
なんで漱石のこころみたいになってしまうん?
北上「精神的に向上心の無い奴は馬鹿だ」
「K」の墓にすがり付き泣く大井っちか
こころはNHKでアニメになってた、Kのゴツさにビビった
大井っちは悲恋が似合うから仕方ないね
悪い事だと自覚してるのに執着心が強くて提督を束縛して最終的に首締めかけて自己嫌悪に陥る話を書きたい(理想)
伊勢と日向は実は千代田に頭が上がらなかったりする。
普段はそうでもないが千代田が困っていると必ず手を貸したりもする。
航空戦艦と軽空母。
艦種で比べたら航空戦艦の方が重要度が高いのに2人は必ず千代田を助ける。
二人と一部の艦娘は千代田に頭が上がらない。
普段は姉の千歳にべったりの千代田が姉がいない時には必ず誰かが千代田と話す。
いや話したくなる。
彼女達は覚えている。
千代田が自分達の為にどれだけ奮戦をしたのかを。
攻撃しなければ撃たれなかったなかで千代田は戦う道を選んだ。
囮になる為に死を選んだのだ。
千代田はそれを隠したがり、生き延びた艦娘達もソレを話さない。
だが彼女達には確かに昔からの絆があった。
「酒でも飲まないか千代田?」
「いいけど、千歳姉をしらない?」
「わからない」
「そっか」
確かなのは彼女達には昔からの絆が存在してることだけだった。
訂正
伊勢と日向は実は千代田に頭が上がらなかったりする。
普段はそうでもないが千代田が困っていると必ず手を貸したりもする。
航空戦艦と軽空母。
艦種で比べたら航空戦艦の方が重要度が高いのに2人は必ず千代田を助ける。
二人と一部の艦娘は千代田に頭が上がらない。
普段は姉の千歳にべったりの千代田が姉がいない時には必ず誰かが千代田と話す。
いや話したくなる。
彼女達は覚えている。
千代田が自分達の為にどれだけ奮戦をしたのかを。
攻撃しなければ撃たれなかったなかで千代田は戦う道を選んだ。
囮になる為に死を選んだのだ。
千代田はそれを隠したがり、生き延びた艦娘達もソレを話さない。
「酒でも飲まないか千代田?」
「いいけど、千歳姉をしらない?」
「わからない」
「そっか」
確かなのは彼女達には昔からの絆が存在してることだけだった。
10数レスお借りします
R-18注意です
「はぁ……はぁ、んっ……!」
鎮守府内の廊下で頻りに周囲を気にした様子の艦娘が一名いた。
彼女の呼吸は荒く頬は上気し、時折体を震わせ壁に手をつきながら歩いていた。
何故そんな事になっているかというと──
「秋月ー! 何してるのー!」
「っ……!!」
突然声をかけられ秋月と呼ばれた艦娘はビクンと体を震わせる。
「大丈夫? なんかあんた具合悪そうだけど……」
秋月に声をかけたのは朝雲。
渾作戦後に秋月と同時に鎮守府に所属した駆逐艦である。
時々キツイ事を言ったりするが面倒見がよかったりととてもいい子である。
「だ、大丈夫ですよ……。ありがとう、朝ぐ──」
「くぅん……! っあぁ……!!」
ありがとう、朝雲さん──
そう言おうとししたが秋月に先程よりも強い刺激が襲ってきて妨げられる。
「(な、何で今……朝雲さんだっているのに……んんっ!)」
「あ、秋月……? ホントに大丈夫なの……?」
「だ、大丈夫……っく、です。 はぁ……はぁ、私は大丈夫ですから……」
突然しゃがみこんだ秋月を心配してかけ寄ってくる朝雲。
秋月は大丈夫と言い必死に朝雲を留めさせる。
「そ、そう? なら、いいけど……」
「朝雲さんに、んっ、悪いこと、っ、して……しまいましたね……」
朝雲と別れ再び一人になり秋月は呟く。
「(でも、バレるわけにはいきません……。こんなことバレたら……)」
「(下着を穿かないだけじゃなく、ローターも入れてるだなんて……)」
「(とにかく、こんなのバレたらはしたない子だって思われてしまいます……)」
「(だから、早く提督室に行かないと……)」
だが、それを妨げるように秋月に入れられているローターが強く振動する。
「っ、んっ! し、れぇ……いじわ──っ~!」
今までで一番強くローターが振動し秋月の行動を制限する。
声を押し[ピーーー]ことに精一杯で秋月は思わず歩みを止める。
だが、ローターが秋月に与える快楽は止むことはなく次第に秋月も声を押し殺せなくなってくる。
「あっ、んん! ひぁっ! っく、ん、はぁ……んっ!」
「んっ、あっ! ひぁ! あく、ふぁっ、あ、う……あうっ!」
「だ、だめ……! このままじゃ──っんん!!」
「(も、もう……ダメ……。頭の中、真っ……白に……)」
「っ~!!!!」
必死に声を押し殺しながらビクビクと体を震わせ絶頂を迎える秋月。
絶頂による脱力感で秋月は座り込んでしまう。
誰かに見つかったらどうしようかと思った秋月だったが幸い今は出撃などで鎮守府内にいる者は少ないようだった。
「はぁ、はぁ……んく、はぁ……」
「っ……はぁ、ふ、はっ……あ、く……」
乱れた呼吸を整えるが、絶頂を迎えたばかりの秋月の体はまだ上手く力が入らない。
その為、体をピクリと震わせながら秋月は立ち上がる。
「っく、ん、はぁ……。行か、なきゃ……」
ゆっくりと提督室へと秋月は歩みを進めていく。
────
───
「し、失礼……します」
震える声で提督室に入る秋月。
そのまま提督のいるソファに向かう。
「遅かったじゃないか秋月。どうしたんだい?」
「これ、抜いて……くださ、んんっ!」
「ん? 何か抜くものがあるのかな?」
ソファに座り秋月を待っていた提督は手に持っていたローターのコントローラーを弄る。
「っあぁ……! んんっ、だ、だめ……ふっ……んんん!」
刹那、先程まで止まっていた秋月に入れられていたローターの振動が弱くなったり強くなったりする。
ローターの振動が強弱をつけるようになり先程とは異なる快感に秋月はまともに立っていられず提督に抱きつくように倒れこむ。
「ま、待って……! また……いっちゃ──あぁっ!!」
「ノックしなかったお仕置きだ」
そういって提督はローターの振動を最大にする。
対する秋月は快感に耐え切れず提督の服を時折強くつかむ。
「そん――っ~!! んぁあああ! 止めてくださ、あぁああっ!!」
「そんなに声を大きくしたら外に聞こえちゃうぞ?」
「そんなこと──ひっ! あっ、だめ、だめぇ!」
「もう、んんんっ! だめ……! ほんとに……!」
「あぁぁあああああああああああ!!!!」
秋月は甲高い声をあげ再び絶頂を迎える。
「気持ちよかったかな? 秋月」
そういいながら提督はぐったりとしている秋月から入れていたローターを取り出す。
「っ、はぁ……はぁ……司令の、意地悪……」
「俺はただこれを弄っただけなんだけどなぁ」
秋月の文句を提督はローターのコントローラーをソファの前にあるデスクの上に置きながら受け流す。
──その言葉が秋月の心に火を灯した
「(もう、こうなったら……)」
「司令……」
「どうした秋づ──」
「────」
それは一瞬だった。
気づけば提督は首に手を回され秋月と見つめあう形になっていた。
「司令……。司令のをください……」
「もう、我慢できません……」
憂いを帯び、駆逐艦とは思えない秋月の色気に提督は思わず喉を鳴らす。
お互いの距離は吐息がかかりそうな距離。互いの唇が触れ合う事になるのに時間はそうかからなかった。
「ん、ちゅ、はぁ……んっ、しれぇ……」
「ん、ふ……秋月……っは、んむ……」
最初は軽く触れるような口づけ。
「はぁ、ん、はむ……んっ、ふ、っは……もっと……」
それは次第に激しく熱いキスへと変わっていく。
「んむ、っはぁ……んぅ、はむ、ちゅ、れる……」
「れる、れろ……ん、はぁ、んっ……しれぇ……」
「ん、秋月……れる、んく、ん……」
お互いの舌が絡み合い、唾液が混ざり合い二人はそれを飲み干していく。
「んむ、んっ……ふぅ、んく、あむ……ぷはぁ」
「ん、ふは……司……令……?」
やがて二人は離れ、その後にはどちらのものかわからない唾液の糸が引く。
秋月はトロンとした目で「もう終わり……?」というような視線を提督に向ける。
対する提督は秋月を抱き寄せ耳元で囁く。
「もう我慢できない」
提督はそのまま秋月の右手を自らの股間へ導く。
「っ……!」
そこには既に血が集まり固くなったモノがあり、秋月は一瞬だけ息をのむ。
「……はい、私も我慢できません」
だが、すぐに俯きながら頷く。
「ん、熱い……」
ベルトのバックルを外しズボンの中から提督のペニスを外気に晒す。
提督のペニスは既に固くなり時折脈を打つ。
「俺も服、脱がすぞ」
「もう脱がしてるじゃないですか……」
秋月のセーラー服を脱がすと可愛らしいブラが現れる。
「今日のも可愛いな」
「司令が着けて欲しいって言ったからじゃないですか……」
提督の言葉に顔を赤くしながら秋月は答える。
「ありがとう、秋月……ん、れる……」
「ひゃ! んっ、くすぐった……んんっ……」
「ん、れる……ふふ、こっちはどうかな?」
「っ、ん、そ、そこは……!」
秋月のブラを外しその柔肌へ舌を這わす提督。
そのまま右手を秋月のふくらはぎ、太ももへと這わせスカートの中へ忍ばせていく。
「もうぐっしょりだな」
秋月のスカートの中に手を入れるとそこは既に熱を帯び、指で触れると濡れているのがはっきりと分かる。
「司令が、んっ、あんなの入れるからです……」
「んっ、んんっ……」
恥ずかしかったのか秋月は顔を赤くしながらも腰を上げ、提督のペニスの上に来るように体を動かす。
「はぁ……! んっ、んんんんんんっ!!」
そして秋月はゆっくりと腰を下ろす。
既に愛液が溢れ十分に濡れていて提督のペニスをすんなりと受け入れていく。
「っく、やっぱり締め付けがすごいな……」
「気持ち、いいですか……司令……」
「あぁ、気持ちいいよ秋月……」
「ありがとう、ございま……んっ、それじゃあ、動きますね……」
秋月はゆっくりと上下に腰を動かしていく。
深くまで突き入れると、秋月は提督の肩に手を置きながら悩ましげな声をあげる。
「ふぅ……ん、っはぁ、ぁ、んっ……!」
「あぁ、んっ……ん、あく、はぁ……」
「んっ、あ! ふぅ、あっ! く、ん……!」
その動きは次第に早くなっていき、激しさを増してゆく。
提督も我慢できず、ついに自らも腰を動かしていく。
「あっ! ん、ふぁ! 司令、動いちゃ……んんっ!」
「無理……っく、俺も、我慢出来ない」
「ひぁっ! ん、あっ、ふぁ! んんっ!」
「んっ、っはぁ! っふ、ん、司令……!」
「っく、う、秋月……! ふ、はぁ……」
「んぁっ! んっ、あ! んん! ひぁっ! んんんっ!」
「ん、んん!! 司令っ! っはぁ、ん、あっ! んっ!」
「ひあっ! ふぁ! 中、擦れて、んんんんっ! 気持ち、いいです……!」
「っく、う、く、俺も……気持ちいよ秋月……!」
そういいながら提督は秋月の腰に手を添え深く深く奥を突くように秋月が腰を下ろす時を狙って突き上げる。
その度に秋月の中の締め付けは強くなり秋月の背がのけぞる。
「あっ! だ、だめ! そんな深っ……! んんんっ!」
「あ、たま……中、真っ白になっちゃいます……! あぁぁあああ!」
「ひぁっ! ん、あっ! ふあっ! んんんんっ!!」
「っく、ふぅ、なら、真っ白にさせてあげるよ」
そのまま秋月の奥深くを何度も何度も貫いていく。
蕩けた顔をした秋月にキスをしながら行為は激しさを増していく。
「っく、あ、ぐっ、ふぅ……うっ……!」
「そん、激しっ! んんっ! ひぁ! んぁ! だ、めっ……!」
「また、いっちゃ! んっ! そこっ、はぁ……!!」
「んぅううううううううう!!」
秋月の体がビクンと震え、膣内が激しく蠢きぐったりと提督に寄りかかる。
だが、秋月は絶頂を迎えたが提督はまだ迎えていない。
「っはぁ! んっ、もう、動けな──」
「じゃあ、今度はこうしよう」
「ふぇ……?」
絶頂を迎えたばかりで意識がポーッとしている秋月の体を抱き上げ体勢を変える提督。
「あ、あの……司令。これ、は……」
「背面座位」
「そう、いうのは、聞いてません……。 なんで……んっ!」
秋月の言葉を無視し、提督は腰を動かし秋月の中を深く貫いていく。
先程とは違い快楽を求めるために腰を打ち付ける激しさは増していく。
「秋月は、イッたばかりだろう? だから、今度は俺が動く番」
「だからって、んっ、あっ! なんでこんな、っ~!」
「この体勢なら、こういう事も、自由にできるだろ……!」
腰に添えていた手をゆっくりと上にあげていき、手に収まるくらいの形の良い秋月の胸を揉みしだく。
乱暴にするのではなく円を描くように撫でるように手を動かしたり時折ピンとたった乳首を摘まんだりと弄る。
その刺激に秋月は歯を食いしばり首を振りながら声を漏らさないように必死に耐える。
「っ~! そこ、だ、め……! っ~!! っあぁ! んっ……!」
「だ、めぇ! 胸は……! やめ、くださ……っ! んんんんっ!!」
「なら、こっちを弄ろうかな」
「えっ……? っ……!!」
そういって提督は動きを止め、近くに置かれていたソレを再び手に取り秋月のクリトリスに近づけていく。
「まっ、そんなの当てられたら──」
「っんん~! まっ! っ……あぁああああああ!!!!」
「うぁ……! っく、秋月、締め付けすぎ……!」
秋月の制止を無視しローターを軽くクリトリスに押し当てた途端、締め付けが強くなり提督からも声が漏れる。
それでも提督は押し付けたまま再び秋月の子宮口を突き続ける。
「そん、なっ! こと、いわれっ、んんんんっ!! 同時、だ、めぇ……!」
「ほんとに、壊れちゃ、あぁ! んっ、ふぁ! あぁあああ!!」
既に絶頂を迎えた秋月をよそに提督は一気に射精を目指して快楽を求め続ける。
首を横に振りながら手で提督の動きを止めようとするが、その動きがより興奮を高める事を秋月は知らない。
「だめ! だめぇ! ほん、っとに……! んんっ!!」
「うっ、うぁ! っく、秋月、出すぞ……!」
「わ、私も……いっちゃ! ひぁ、あっ! あぁああ!!」
「んんんんんんんんんんんんんんんんんっ!!!!」
秋月の体に力が入るのと同時に、射精を促すように膣壁が蠢き提督のペニスを強く締め付ける。
「うぁ! ぐっ……で、出る!!」
「……っ~!! っああぁああああああ!!」
秋月の背が大きくのけぞるのと同時に、ついに限界を迎えた提督のペニスから大量の精子が吐き出され秋月の中を満たしていく。
「あ、熱い……」
「いっぱい、出ましたね……」
自らの下腹部に手を添え秋月は愛しそうに撫でる。
結合部からは収まりきらなかった白濁液が溢れ出ていた。
「っはぁ、はぁ……気持ち、良かったからな……」
「ん、司令……」
絶頂の脱力感で息を荒くしながらソファに身体を預ける提督。
そこに秋月は背を預け提督を見つめる。
「好きです……」
「あぁ、俺も好きだよ」
そのまま二人はお互いの愛を確かめるように優しくキスをする。
「ん、ちゅ……はぁ、んっ……ずっと、一緒ですよ……」
「んっ、はむ……あぁ、離さないよ」
提督が秋月の手を握るとギュッと握り返してくる。
その温かく心が安らぐ感触に二人は暫く身を任せた。
────
───
「司令、もうああいうのしないでくださいね」
身だしなみを整え二人で肩を並べながらソファに座っていると、少し拗ねた秋月に提督は怒られる。
「ああいうのって?」
「とぼけないでください。 その、ローター……ですよ」
「とっても恥ずかしかったんですよ。途中で朝雲さんに会ってば、ばれるかと思ったんですよ?」
「でも気持ちよかっただろ? スリルとかもあって」
「それは……! その、少しだけ……」
認めるのが恥ずかしいのか小さな声で呟く秋月。
だが、このままだとまた恥ずかしいことをさせられると思ったのか秋月は声を大きくして言う。
「で、でももう嫌ですからね! 私だけ恥ずかしい思いするところだったんですから!」
「なるほど……じゃあ、俺も恥ずかしい思いをすればいいのかな?」
「えっ……? どういう意味です?」
その言葉に秋月はきょとんとする。
そんな秋月を再び優しく抱きしめながら提督は耳元で囁く。
「今度はこの部屋の外でしようか。秋月」
そういって提督は提督室のドアを指さす。
「えっ……」
「えぇえええええええ!?」
「冗談だよ」
驚きを隠しきれない秋月を見てクスリと笑いながら提督は秋月の唇にキスをする。
「も、もーっ! 司令……!!」
「おおっと、これは退却しなきゃな」
そういって提督は秋月から逃げるように提督室を出ていく。
からかわれた事に気付き秋月は顔を赤くしながら提督を追いかける。
「ちょっと、司令ー!! 待ってください!! 今日ばかりは怒りますよ!」
「いっつも怒るっていってる気がするけどなー!」
「司令がいつも逃げるからじゃないですか~!!」
そうして今日もまた二人の追いかけっこが始まった。
以上で終わり
語彙が貧相でとても残念な地の文なのは相変わらずで辛いです
でも秋月とっても可愛いです
誰かエロの書き方を教えてください
乙です
あの人は忘れた頃に私を秘書艦にえらぶ。
大規模作戦の直前やサーモン海域攻略前の日に私は彼に呼ばれるのだ。
「どうしたのよ、全く」
大将になり、戦歴の提督と言われる彼が頬をかいて私を見る。
出逢って様々な事があった。徐々に仲間が増えていき駆逐艦の私は遠征や鎮守府に入ることが多くなり自然と彼と接する機会が減っていく。
だが彼は私を秘書艦にする。
「そのあのな…」
情けない顔をしないでよ。そんな顔をケッコン艦や他の艦娘に見せたら驚かれるわよ?
膝を叩いて彼をソファーに呼ぶ。
「わかってる。ほらはやく来なさい」
「むらくもー…おれ、自信ねぇよ。次の作戦で全員を生きて返す自信が」
膝に顔を埋め、溜まっていた弱音を吐き出す彼の背中を優しく摩る。
私しかしらない彼の姿。
「大丈夫よ。私達はこれまで誰も沈めなかったでしょ」
「でも、でも…」
目を真っ赤にして涙を流す彼の姿をあの子達が見たらどう思うのかしら…誰にも教えるつもりはないが少しだけきになる。
「信じなさい。私達は弱くない」
ケッコンはできる練度ではない。だがいつかこの人が私に渡してくれる日が来ることを私は夢見る。
「わかった…頑張る」
「がんばりなさい。貴方には私がいるじゃない」
ただそれまではこの胸に秘めた想いは誰にも話さないでそっとしまう。
それが例え伝える事ができなくても
私は貴方の側にいる
ある画像を見て書いてみた。
見て書いたっちぅかそのままやんけ
文句言われても当然ってレベルや
誰か元ネタうpれ
マジでまるパクリでワロタ
ばれなきゃへーきへーき
ただでさえ著作権関連はめんどくさいからそういう訳にもいかんのだ
俺がどうこうできるわけではないし、俺が権利持ってる訳でもないから偉そうなことは言えんが
ただの三次創作だし、元ネタありって言ってるし別によくね?
内容が全く元ネタから膨らませてないところは問題だが
というか三次創作なら許可とらにゃマズイだろ
でもこの話し始めるとこの板自体の意義にも関わるからやめた
誰かが投稿しないとこの流れが収まらないとおもうので誰かSS投稿しよう
元提督「提督を辞めて退職金で暮らす事にしたのだが…」
暁「もう何一人で呟いてるの?カレーを作ったんだから一緒に食べるわよ!」
電「今日はエビをたくさん使ったシーフードカレーなのです!」
響「電!だからエビって言わずにロブスターだ」
電「顔が赤い響に言われても変えたくないのです」
響「司令官!」
元提督「司令官ではないからな。電もロシア語を知っていて連呼するのは端ない」
電「…ごめんなさい」
元提督「響も過剰反応しすぎだ」
響「……はい」
元提督「よしこれで…」
雷「エビカレーができたわよー!」
響「っ!!」
元提督「なんで鎮守府に居る時と変わんないだよ!!」
終わり
bb2cだからコテハン残った…ごめん
>>627
提督止めても艦娘はそのまま鎮守府で後任の提督の元で働くのでは?
という突っ込みは野暮かな?
お持ち帰り(深い意味はない)
>>630
寿退社(寿退役)?
乙です
エビハラシヨー
ヲ級・ネ級・タ級「さらった提督、閉じ込めて」
ヲ級・ネ級・タ級「真っ暗にして、鍵捨てちゃえ」
ヲ級「まず罠に可愛い艦娘とか仕掛けておいて待つでしょ?」
ヲ級「あいつが艦娘を取りに来る。そしたらバチンと入り口閉めればイイ!」
ネ級「待ってよ、もっといい手があるんだ。セクハラ男捕まえるんだろ?」
ネ級「あっつい溶鉱炉に放り込んで、煮えたらカレーを塗っちまえ!」
ヲ級・ネ級・タ級「真っ赤な提督、箱に詰め」
ヲ級・ネ級・タ級「90年経ったら見てみよう」
ヲ級「あとは戦艦棲姫の親分が、きっとうまくやるさ」
ヲ級・タ級「そう、砲撃の腕は一流! 主砲はフォイヤ~フォイヤ~!」
ネ級「おみやげ持ってこう。そうだ、魚雷! 奴の司令室にむけてノックを3回」
ネ級「返事をしたら…あれ?どこだ?」
ヲ級「あんたってほんとに馬鹿ね。彼をバラバラにふっ飛ばしたらダメよ!」
ヲ級「体のどっかがなくなる。そしたら戦艦棲姫にブタれ、おしりは真っ赤!」
ヲ級・ネ級・タ級「さらった提督、袋ごと」
ヲ級・ネ級・タ級「海に投げ込むと悲しむな」
ヲ級「だけどボスは戦艦棲姫さ極悪だ」
ヲ級「もし睨まれたら生きられない!」
タ級「うまくいったら戦艦棲姫は喜ぶ!」
ネ級「ご褒美くれる、絶対に!」
ネ級・タ級「ボスが得意のスペシャルメニュー!」
ヲ級・ネ級・タ級「きっと艦娘と人間のシチュー!」
ヲ級・ネ級・タ級「私達は姫じゃないけど仕事はすごい!」
ヲ級・ネ級・タ級「さぁやろうベストを尽くせ、いつでもボスのために!」
ヲ級「でも相棒二人が間抜け!」
タ級「こいつだけ!」
ネ級「よく言うわ!」
ヲ級「うるさい!」
タ級「お前だ!」
ヲ級「いいから黙って聞きなさい!私の計画サイコー、いい?」
ヲ級「やつにプレゼント送るのよ!メッセージ上に乗っけてね」
ヲ級「なかにみんなで隠れて待ってて、あいつがこれはなんだろう?」
ヲ級・ネ級・タ級「って覗いたところを狙って捕まえる!」
ヲ級・ネ級・タ級「そう合図はいつもの ワンツースリー!」
ヲ級・ネ級・タ級「さらった提督、殴りつけ」
ヲ級・ネ級・タ級「90年閉じ込め、見てみよう」
ヲ級・ネ級・タ級「さらった提督、切り刻め」
ヲ級・ネ級・タ級「喜ぶ戦艦棲姫、飛び上がる」
ヲ級・ネ級・タ級「さらった提督どうなるか?」
ヲ級・ネ級・タ級「捕まえてからのお楽しみ!」
クリスマスといえばこれだと思った。内容はちょっと変えただけだけど。元ネタ分かる人いるかな?
提督のみなさん素敵なクリスマスをどうそ…
乙ー
子鬼トリオか
加賀「毛利蘭死ね キモい毛利蘭死ね ブサイク毛利蘭死ね ゴリラ毛利蘭死ね 彼女気取り毛利蘭死ね
毛利蘭死ね キモい毛利蘭死ね ブサイク毛利蘭死ね ゴリラ毛利蘭死ね 彼女気取り毛利蘭死ね
毛利蘭死ね キモい毛利蘭死ね ブサイク毛利蘭死ね ゴリラ毛利蘭死ね 彼女気取り毛利蘭死ね
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毛利蘭死ね キモい毛利蘭死ね ブサイク毛利蘭死ね ゴリラ毛利蘭死ね 彼女気取り毛利蘭死ね
毛利蘭死ね キモい毛利蘭死ね ブサイク毛利蘭死ね ゴリラ毛利蘭死ね 彼女気取り毛利蘭死ね」
夕立「あれ提督さん、パーティーはどうしたの?」
提督「聞いてくれよ、夕立。道路が深海棲艦の砲撃で封鎖になってたんだよ…あーついてねー。なんで俺が出かけたら直後に砲撃で封鎖とか合コンがあったのに…」
夕立「それなら仕方ないっぽい…あっ、晩御飯作ってるから一緒に食べよ!」
提督「いいぞ…あれ、他の奴らはどうした?」
夕立「昼間から出かけてる」
提督「夕立は1人?春雨や時雨も出かけたのか?」
夕立「うん。大事な用事ができたから今日は皆おでかけっぽい」
提督「そうかー…なら二人っきりだな」
夕立「うん!」
提督「それにしても全員がねー…はぁ、あいつらいつの間にか彼氏がいたのか…なんか艦隊の指揮ができないきがしてきた」
夕立「提督さんには夕立がいるっぽい!!」ギュゥ
提督「夕立ー、お前だけが俺の希望だ…ところで晩飯はなに?」
夕立「お肉!」
提督「肉…あっ、でも2人分ないだろ」
夕立「半分こすれば大丈夫!それよりも提督さん、ずっとそばに居てね!」
提督「おう、俺は夕立の味方だからな」
夕立「ありがとう!」
提督「あーもう、可愛いな夕立は」
夕立「へへ…」
夕立「提督さんと夕立はずっと一緒だよ…もう邪魔する人も居ないっぽい」
終わり
誰の肉なんですかねぇ
おいしいなーこのお肉、これどこ産?
伯 邑 考 印 の オ イ シ イ ハ ン バ ー グ
イムヤ「ねえ司令官」
イムヤ「私こんな所にまで来るの、初めて」
イムヤ「ちょっとドキドキしちゃうな……」
イムヤ「でも司令官と一緒ならどこでも大丈夫だよ……」
イムヤ「今日はクリスマス。こんな日に二人きりなんて素敵だと思わない?」
イムヤ「……司令官もそう思ってくれるのね。ちょっと……嬉しいかも」
イムヤ「二人きりで、他に誰もいなくて……静かで……真っ暗で……」
イムヤ「司令官……? ちょっと体がひえちゃった?」
イムヤ「それなら暖めてあげる」
ぴとっ
イムヤ「ほら、これで少しは暖かくなるよね。うふふっ」
イムヤ「ねえ司令官……私今日は帰りたくないかも……」
イムヤ「このままずっと居よ……?」
ちら ちら ちら
イムヤ「わぁ……これが雪……?」
イムヤ「初めて見たわ、こんなに綺麗なのね」
イムヤ「私知ってるよ、こういうの『ホワイトクリスマス』って言うんだよね」
イムヤ「とってもロマンチック……」
イムヤ「暗くてよく見えない? もう、しょうがないわね」
こつん
イムヤ「ほら、おでことおでこを合わせて……私の見たもの、伝わった?」
イムヤ「……そう? 以心伝心ってやつね。ふふっ」
イムヤ「ずっと一緒……これからもずっと一緒……ふふっ。ふふふふっ」
ごん……ごん……ばぎん
検索 マリンスノー
潜水艦って安全潜行深度超えると圧壊するんだってな(唐突な話題転換
乙
関係ないけど船が沈む時の圧壊音って鯨の声みたいなんだってな、関係ないけど
大鯨が死んだ!
提督「シャラバヤバ沖海戦が他の鎮守府では攻略目標になっているらしい…だが調べてもこんな海域は出てこない。どう思う曙?」
曙「しらないわよ、このクソ提督!だいたい執務も終わっていないのにそんなくだらない話をしないで」
提督「むっ…それもそうか。ところで私の膝に座っていてやりにくいのだが」
曙「し、仕方なく座ってあげてるの!だいたいこんな私しか居ない鎮守府で寂しいでしょ!」
提督「それとこれとは一緒ではない気が…」
曙「一緒なの!」
提督「…しかたない。今回だけだ」
曙「ありが…ふ、ふん当たり前じゃない、このクソ提督!」
終わり。
修羅場とかグロとかよりもやっぱりラブコメだね
何で曙以外いないんすかね
そらお前、デイリー任務があるじゃろ?
大淀するのか……
乙です
デイリーこなしてれば建造したぶんも解体と近代化改修で消えるからなんの問題もないね
曙「お正月なのに寝正月にしてるんじゃないわよ、このクソ提督!」
提督「あと五分…二分でもいい」
曙「ダメに決まってるじゃない!だいたい他の鎮守府からお客様が来るって昨日張り切ってたのはクソ提督でしょ!」
提督「あれは夢だ…そもそも他の艦娘を見れると思ったけど一通り見てる事に気がついた」
曙「だから寝正月?本当にクソね、このクソ提督!」
提督「曙の罵りが気持ちいいんじゃあ…だってさ、ここ訓練の為の鎮守府だからしかたなくね?」
曙「艦娘訓練の為の鎮守府でしょ!大体本当なら本物の鎮守府に着任できたのに…なんでここを選んだのよ!」
提督「曙が居るから」
曙「ば、馬鹿じゃないそんな事で誤魔化されない!」
提督「はいはい、あー曙が可愛い」
曙「もう本当にクソ提督なんだから!」
これがお年玉だ。
投稿スレには心が温まる話が似合うな
乙です
初めての投稿ですちょっとグロい描写や艦娘の口癖違い等があるかもしれませんがよろしくお願いします
では、行きます
ああ、何故こんな事になってしまったのだろう…
ああ、あの人は何故あんな事をしたのだろう…
私には何もわからない何故「あの部隊」が創設されたかも解らない
数年前に再会した時からあの人は変わってしまった…。
ガンガンガン!!
今日は何の日でしょうか…。銃殺の日じゃないと良いのですが…。
兵士「おい!起きろ!今日は貴様の番だ!」
??「はい、いま行きます」
兵士「おい!早くしろ!184番『鳳翔』!」
鳳翔「はい!!すぐ行きます!」
ガチャ
兵士「よし!来たな!まずは身体検査だ!口を開けろ!」
鳳翔「あ~ん」
兵士「危険物は特にないな!閉じてよし」
鳳翔「はい」
兵士「ついてこい!」
鳳翔「はい」
ツカツカツカ…。
兵士「ここだ、入ります中佐殿」
中佐(ドア越し)「入らなくていいすぐ出発だからな、注文した囚人は来てるかな?」
兵士「はい、連れてまいりました」
中佐「よしそのままトラックに乗せろ今日からその囚人は『移送班』に入れてある」
兵士「了解しました、では失礼します」
ツカツカツカ…。
兵士「ここで待ってろ」
鳳翔「はい(今なら逃げられるけれど見つかったら確実に殺される)」
兵士「おい!」
鳳翔「はっはい!」
兵士「全く!ボケッとするな!」
鳳翔「もっ申し訳ございません!」
兵士「いいから、あのトラックの荷台に乗れ」
鳳翔「はい」
??「大丈夫ですか?乗れますか?」
鳳翔「あっすみません、ありがとうございます」
??「よいしょっと、あっ!」
鳳翔「へ?…あっ!あ…赤城さん!!」
赤城「ほっほっ鳳翔さん!!」
??「えっ?鳳翔さん!?」
鳳翔「加賀さん!」
加賀「お久しぶりです」
??「鳳翔さん!?」
鳳翔「青葉さん!」
青葉「おっお久しぶりです!!」
兵士「発車しろ!」
運転手「了解!」
ドルルルルルル…
兵士「着いたぞ!降りろ!」
全員「はい」
兵士「今日からここが貴様らの仕事場だ」
全員「はい」
鳳翔「すみません…」
兵士「何だ?」
鳳翔「あの看板は何て読むのでしょうか?」
兵士「ああ、あれはアインザッ…ゴホン移送班だ」
青葉「え、今アインザt「さっさと行け!少将殿がお待ちだ!」
全員「は、はい」
トコトコ
兵士「少将殿新しい囚人を連れてまいりました」
少将「分かった今いく」
ガチャ
兵士「ジーク・ハイル少将殿こいつ等です」
少将「ハイル、言わんでもわかる。ん?君たちが新入りだな、よくまぁこんなへんぴな所に来てくれたね感謝する」
鳳翔「よっよろしくお願いいたします!」
少将「よろしく鳳翔」
兵士「君たちの仕事は簡単だ、ただ捕虜を移送するだけの仕事だからな」
少将「まぁ仕事をする前に服を着会えてもらわねばいかんな上等兵君この艦娘達を部屋に案内しろ」
兵士「はっ!よし来い!」
艦娘「はい」
トコトコトコ
鳳翔「これが作業服ですか」
加賀「服の素材がいいのですが何故でしょう?」
赤城「さあ私にはわかりかねます」
青葉「すみません、背中に移送班て文字が刺繍されてますがどうも移送班とは読めないんですよね…。」
鳳翔「では、なんと読めるのですか?」
青葉「アインザッツグルッペン」
鳳翔加賀赤城「「「へ!?」」」つづく
終わりなのか分からないけど時間経ってるし乙しとく
とりあえず改行した方が読みやすくなると思う
提督「これが秘密兵器1の角王剣アーティラートだ」
長波「まさかこれが秘密兵器?鎮守府に敵の本隊が迫ってるのにふざけないでよ」
提督「むむ…これじゃあ駄目か。ならこれでどうだ。ミラアンセスシア。ミラボレアスの白い奴から造った大剣で…」
長波「だから鎮守府がピンチなのに遊ぶな!」
提督「至って真面目なんだが…あー、そうかこれの威力を見てないしな。よし外で待ってろ。海帝剣やミラアンセスシアは振り回すと鎮守府が崩壊しかねないからアーティラートの威力を見せてやる」
長波「…まだ時間があるからいいかな。早くしてよ、本当に深海棲艦の本隊が来てるんだから」
提督「大丈夫、大丈夫。目視できなくても剣さえ触れればどうとでもなるなる」ウカウカウ装備
長波「そんな剣で深海棲艦が倒せたら田中少将もびっくりするね」
提督「まさかぁ…寧ろなんで深海棲艦如き人類が倒せないか謎だ。空飛んだり、天候操ったり、落雷落とせない敵は雑魚。切れ味緑で姫まで切れたから余裕だな」
長波「また電波な事を…まあ、準備できたらやってみてよ。その提督がいつも言ってる武勇伝みたいにさ」
提督「おうよ。まあ見とけ…アーティラートは一振りで富士山ぐらいなら破壊できる」
長波「そんな法螺話ばかりしてるから艦娘が他の鎮守府に行くって気づかない…艦娘が数人しかいない鎮守府ってうちだけって知ってた?」
提督「あー聞こえない。よし外に出たな…景気良く溜3」ボシャン
長波「ちょ、海に飛び込んだら溺れ…うわ、なんかその姿で立ち泳ぎって…」
提督「五月蝿い。まあ、これがアーティラートの最大火力だ」キュ、キュ、ドン!!!
長波「え…」
海面が割れ、凄まじい衝撃が外洋にぬけて逆大津波となる
提督「ふぅ…今のは溜2だったな」
長波「……」
提督「これが本当の溜3だ!」キュ、キュ、キュドン!!!
鎮守府海域の海水がその日、雨になった。
終われ
乙です
ハンター提督なら2落ちまではノーカンで済ませられるのかな…?そうだったら女神いらずな可能性が
なんでもないようなことが幸せだったと思う、って感じで特に内容も無いお話を
提督「ほら雪風、お年玉だぞー」
雪風「わぁ、頂いても良いんですか?ありがとうございます、しれぇ!」
提督「どういたしまして。そこまで喜んでくれるとあげた甲斐もあるというものだ。さ、初詣に行こうか」
雪風「はい!」
~・~拝礼を終えて~・~
提督「ふぅ。物凄く混雑していたな。大丈夫か?」
雪風「なんとか生還しましたぁ……」
提督「ははは、大袈裟だなぁ雪風は」
雪風「笑い事じゃありませんよぉ。私はしれぇみたいにおっきくないから潰されちゃいそうでしたよ」
提督「それは気がつかなかった。ごめんな?じゃあ帰りは抱っこかおんぶをしてあげよう」
雪風「ゆ、雪風はそこまで子供じゃありません!手を繋いでくれたら、それで大丈夫です」
提督「そうかそうか。――さてと、出店が色々出ているみたいだし、適当に寄って帰ろうか」
雪風「雪風、司令にお供させて頂きます!」
提督「何買うか決まった?」
雪風「も、もうちょっと待ってください。たこ焼き、お好み焼き、わた飴、りんご飴、…むむぅ」
提督「……あまり食べ過ぎると太るぞ」
雪風「雪風は太らない体質なので大丈夫です!でも、あまり買い過ぎちゃうとお年玉が……」
提督「そんな小動物のような純粋無垢な瞳で上目遣いをされると、大人の財力を見せざるを得ない」
雪風「でも、それはしれぇ悪いですよぅ…」
提督「今日は正月で特別だからな!だが、次はもう暫くないぞ?」
雪風「はい!それじゃあ、あとこれとあれとそれも――」
提督「無邪気な雪風は可愛いなぁ」
~~~
提督「と言う夢をみた」
雪風「あのぉ……、雪風はちゃんとお給金を貰っているので大丈夫ですよ?」
提督「ですよねー。でも、まぁお年玉はきちんとあげるけどね。はいどうぞ」
雪風「えっと、良いんですか……?」
提督「給料と比べると大分少なくて申し訳ないけどさ。正月ってそういうものだから、受け取ってくれると嬉しい」
雪風「ありがとうございます!しれぇに頂いた物なので大事に、大事に使わせて頂きます!あ、あとそれと……」
提督「なんだい?」
雪風「初詣、行きたいです。しれぇと手を繋いで。駄目ですか?」
提督「駄目なわけあるものか。それなら、準備が出来次第行くとしよう。財布は持って行かなくて良いからな」
雪風「はい、急いで準備してきます!ちゃんと、お財布も用意して!」
提督「急がなくて良いぞ、時間の余裕はあるんだからな!……やっぱり雪風は可愛いなぁ」
ダム作る、の某動画を見てから雪風の頭を撫でたくなる様になりました。おわり。
乙です
いつからだろう、記憶がないのは
いつからだろう、心がないのは
いつからだろう、欲がないのは
いつからだろう、…がないのは
---------------
飛鷹「あら、また読書してるの提督。いい加減にしないと体を壊すわよ」
提督「ああ、自分の体に染みついて残ったのはこれしかないからな」
飛鷹「そうはいっても限度があると思うわよ、提督」
提督「言ってくれるな飛鷹、あの環境で何もない廃人にならなかっただけましんなんだから」
飛鷹「分かったわ、でも、少しは私の相手をしてくれてもよくなくて」
提督「そうだな、確かにこんな美人相手に何もしないのはおかしいということを考えることはできる」
提督「だが、考えることはできても衝動的に体を動かす感情も欲求もないんだよ悲しいかな」
飛鷹「それなら、私だって結構やれるんだからしてあげましょうか、提督」
提督「飛鷹、自分はさっきも言ったように感じることも欲することもできない。」
提督「しかし、君のしようとしていることを考えることはできる。だから、拒みはしないよ飛鷹」
飛鷹「そう、ならまだ取っておいたあれ着てしてあげるわね提督」
以降は皆さんの想像に任せて終わりです
ダンスかな、夜戦かな?
この距離感好きだわ
少しお借りします
【執務室】
清霜「司令官! 第二艦隊旗艦清霜、海域警備任務を終えて帰還しました!」
提督「何か変わったことはなかったか?」
清霜「潜水艦も駆逐艦もいなかったし、特に気になるような事はなかったかな」
提督「そうか。ご苦労だったな。大淀、軍令部へ任務達成の報告を頼む」
大淀「了解しました」
提督「しかし、清霜も旗艦としてだいぶ様になってきたな」
清霜「本当?!」
提督「あぁ。警備や練習航海なら安心して任せられるよ。なぁ大淀?」
大淀「そうですね。旗艦としての練度も十分なようですし、報告書の直しもだいぶ少なくなりました」
清霜「やった! それじゃ、もうすぐ戦艦になれそう?」
大淀「それは……」
提督「あのな。前にも言ったが、駆逐艦は戦艦にはなれない」
清霜「な、なれるもん!」
大淀「清霜さん。戦艦と駆逐艦とでは艦隊内での役割も異なりますから、どちらが良いという訳でも……」
提督「秋雲だって言ってるだろう。戦艦にも重巡にも出来ない事が出来るのが駆逐艦だと」
清霜「なれるもん! いつかは武蔵さんや大和姉さまみたいな戦艦になれるもん!」
提督「いや、あのな」
清霜「もういいっ! 清霜、部屋に戻りますっ!」
バタン!
提督「どうしたもんかな、あれは……」
大淀「駆逐艦である自分が嫌いなのでしょうか?」
提督「というより、強くなることに対する執着が強すぎるのかも知れないな」
大淀「なるほど……。武蔵さんに対する憧れも強そうですし」
提督「そうだな。内心分かってはいるのかも知れんが……」
【早霜・清霜の部屋】
早霜「――それで、そのまま出て来てしまったのね」
清霜「どうしよう、明日司令官と大淀さんに叱られる……」
早霜「一つ、聞かせて。清霜は、本当に駆逐艦が戦艦になれると思っている?」
清霜「……本当は、私なんとなく分かってるの。戦艦にはなれないって」
早霜「それじゃ、なぜ?」
清霜「強く、強くならなきゃいけないから。今度は武蔵さんも、他のみんなも守れるように」
早霜「そう」
清霜「もう、あんな思いはしたくない……だから……それなのに……」
早霜「泣かないで清霜。遠征から帰ったばかりで気持ちが高ぶっているんだと思う。もう寝ましょう」
清霜「うん……」
清霜「清霜、入ります……」
提督「来たか。おいおい、元気がないな。どうした?」
清霜「その、昨日の事で……」
大淀「その事なんだけど、ふふっ」
提督「お前に良い知らせがあるぞ」
清霜「え?」
提督「昨夜軍令部から緊急入電があってな。お前の艦種変更に伴う改造が決定した」
清霜「艦種、変更……も、もしかして?!」
提督「あぁ。駆逐艦から戦艦への艦種変更だ」
清霜「本当に、本当?!」
大淀「本当ですよ。ほら、ここに設計図も」
提督「設計意図はずばり『超レ級』」
清霜「超レ級……」
提督「サーモン海でのみ目撃されている戦艦レ級に対抗しうる艦として建造される。従来の艦種の概念を超えた艦になるな」
大淀「大和型を超える火力・装甲、正規空母を超える艦載機運用能力、重雷装巡洋艦を超える雷装――」
提督「これを駆逐艦並の艤装で実現させる」
清霜「武蔵さん達よりも強くなれるの?」
提督「あぁ。当初予定されていた大和型3,4番艦と超大和型の起工だけでは今後予想されるレ級flagshipには対応できないと判断されたんだ」
大淀「単艦で第二次サーモン海戦に挑んだ場合、制空権を掌握した上での完全勝利が可能との事です」
清霜「それを、私が……?」
提督「あぁ。複数の超レ級戦艦によるサーモン海北方、および敵本拠地制圧作戦を実施する事も同時に決定した」
大淀「その超レ級戦艦の第一番艦として、清霜さんが選ばれたんですよ」
提督「普段のお前の頑張りを、大本営が評価してくれたんだ」
清霜「それじゃ、それじゃ私本当に……」
武蔵「これから連合艦隊旗艦となる奴が何を泣いている」
清霜「む、武蔵さん?!」
日向「やはりこれからは航空火力艦の時代だな」
清霜「日向さんも?!」
加賀「第一航空戦隊の座も、明け渡す時が来たようね」
北上「あたしらの分までちゃんと働いてよ~。ね、大井っち?」
大井「そうね。北上さんより強くなるのはちょっと複雑な気分だけど、貴方ならしょうがないわね」
提督「みんな、お前の頑張りを見てくれていたんだ。よかったな、お前の苦労がついに報われる時が来たんだ」
清霜「みなさん……ありがとう! 私、私頑張ります!」
長門「戦艦も正規空母も超越する艦か……胸が熱いな」Congratulations!
金剛「清霜、Congratulations!」
天龍「頼んだぜ! お前が一番強いんだからよ!」
58「オリョクルもお願いするでち!」
早霜『おめでとう、清霜。でもね、そろそろ時間よ』
清霜「時間?」
早霜『マルロクマルマル。総員起こしの時間』
【早霜・清霜の部屋】
清霜「……あれ」
早霜「おはよう。どうしたの?」
清霜「そっか……そうだよね……」
早霜「清霜、大丈夫?」
清霜「大丈夫。ちょっと、夢を見てただけ……」
早霜「そう。良い夢だった?」
清霜「うん、夢だったけど、短い間だったけど、幸せだった」
早霜「そう。良かった。それと清霜。さっき大淀さんが来て、起きたらすぐに司令官の所に来るようにって」
清霜「昨日の事、かな……ちゃんと謝らないと」
早霜「司令官も大淀さんも、話せばきっと分かってくれると思う」
清霜「ありがとう早霜姉さん。ちょっと行ってくるね」
【執務室】
清霜「清霜、入ります……」
提督「来たか。おいおい、元気がないな。どうした?」
清霜「その、昨日の事で……」
大淀「その事なんだけど、ふふっ」
提督「お前に良い知らせがあるぞ」
清霜「え?」
終わり
初夢ネタとして思いついたものを書いてみました。
以上で終わりです。
すみません、訂正を
>>671の長門の台詞の後のCongratulations!は不要でした。
乙乙
清霜ちゃんが幸せそうで何よりです
続きです
鳳翔「アインザッツグルッペンってあの?!」
青葉「はい」
赤城「じゃあ移送班と言うのは?」
青葉「多分デタラメだと思います」
少将(ドア越し)「それは違うぞ青葉、我々の仕事は捕虜をあの世に移送するのが仕事だ、だから『移送班』なのだよ」
青葉「ですが人を[ピーーー]ことには変わりありません!絶対に嫌ですよ私たちは!」
少将「深海悽艦を大量に殺めてきた貴様らの言う言葉ではないな」
青葉「しっ失礼な!私たちはほとんど深海悽艦は殺してませんよ!」
少将「だが事実だろう我々とやっていることは同じだ」
青葉「一緒にしないでください!」
少将「あ~もう君と話していてもらちが明かん!ここでまってろ!君らの元上官殿を連れてくる!」
ツカツカツカ…。
少将「ハイル!中将殿元部下がお待ちです」
中将「そうか」
艦娘「提督!!」
中将「やぁ諸君アインザッツグルッペンへようこそ。よく来たな歓迎しよう」
鳳翔「提督!提督ですよね!?」
中将「残念ながら君が思っている提督はもういない、ここにいるのはアインザッツグルッペンの指揮官だけだ」
青葉「ですが提督には間違いないのですよね!!」
中将「うるさいな~貴様ら全員[ピーーー]ぞ、ここに来てからと言う物初めて静かな日々を送ることができたとゆうのに」
加賀「じゃあ私たちはうっとうしい存在だったのですか?」
中将「今ならそうだな、君らのような五月蝿い連中は片っ端から殺した」
赤城「え…?」
鳳翔「何時から!一体何時から提督はそんな人になってしまったんですか!少なくとも今のあなたは私の知っている提督ではありません!」
中将「そうかい、別に良いのだgピュルルルルルルルルル~~ドカ~~ン!
少将「全く切れの悪い時に!爆撃かよ!」
中将「今のは砲撃だ少将、そんな事より!兵を集めろ!敵を迎え撃て!私は彼女らを安全な所に避難させる!」
少将「了解しました!」
中将「よしついてこい!」
艦娘「はい!」
スタタタタタタ…。
中将「よしこの兵舎なら安全だ」
赤城「どうして私たちを匿うのです?五月蝿いなら他の兵士と同じように敵の銃弾をよける壁にぐらい使ったらいいのに」
中将「赤城…君は相変わらずおバカだね~」
赤城「へ?」
中将「君たちは艤装を外してしまえばただの女子同然、弾除けに使ったところで非人道的な奴らには何の役にも立たん」
青葉「非人道的な奴らってあなた方もじゃないですか!それより!なぜこの日本にアインザッツグルッペンが居るんですか!」
中将「新しく創設されたのだ、我々に向かって非人道的な事しかしてこなかった奴らを奴らと同じ方法で痛めつけているにすぎんがね!!私としてはもっと痛めつけたいんだがね、上が許さんのだよ。」
青葉「もっと痛めつけたいってこれ以上何をするつもりですか!」
中将「そんなに知りたいかね?こんな事のために命を粗末にするのは良くないぞ」
青葉「どうゆう事ですか?」
中将「こう言う事だ」
ズガン!
閃光が見えたかと思うと次の瞬間 青葉さんが床に血を流して仰向けで倒れていた
青葉「ぐはぁっ!がはっ!」
鳳翔「青葉さん!提督なんてことを!!」
中将「どうゆう事だ?と聞いてきたから実演したまでだ。心臓を狙ったんだが左肩に当たったようだなやっぱりP08は使い慣れん」
大佐「ハイル!中将殿ここに居られましたか」
中将「おう皐月!どうした?」
大佐「階級で呼んでくださいっていつも言ってますよね?それより周さんgゴホン少将殿がお呼びです」
中将「わかった、じゃあお前はこいつ等の面倒を見といてくれ」
大佐「わかりました」
中将「頼んだぞ」
ツカツカツカ…
大佐「ちょっと待ってて今衛生兵連れてくるから」
青葉「はい…。」
タッタッタッタ…。
大佐「ただいま~連れて来たよ~!」
鳳翔「随分と速いですね」
大佐「すぐそこに衛生班の兵舎があるからね」
衛生兵「大丈夫ですか?」
赤城「大丈夫に見えますか?」
衛生兵「少なくともあなたは大丈夫そうですね」
加賀「大丈夫ではありません。おなかが空きました」
鳳翔「あなた達何をふざけているんですか!確かにおなかが空きましたが…。」
青葉「ありがとうございます」
衛生兵「どういたしまして。では私はこれで」
大佐「ちょっと待っててください今ご飯持ってきますから」
赤城加賀「「はい!!」」
少将「おやおや元気がよろしいようで」
大佐「あっ!ちょうどいいところに!」
少将「ん?」
大佐「周sゴホン少将殿、食糧庫から人数分の食糧持ってきてくれせんか?」
少将「え~」
大佐「チップ弾む」
少将「いいよ!」艦娘「つれた!?」つづく
しいて言うなら読みづらい長い
そもそも小分け投下はルール違反だ
投稿スレでやるなら最後まで書ききって纏めて投下しろ
提督「ケッコンはできなんてできるわけない」
叢雲「いい加減誰かとケッコンしなさい!それが無理ならケッコンできない理由を言え!」
提督「なら言ってやる…艦種図鑑順に言うから耳をかっぽじって聞け。まず最初は長門だ」
提督「あいつはまず一人でお父さんと母親ができる優秀な艦娘だ。例を挙げると駆逐艦を労わる事は母親としての母性で、艦隊を率いるのは父親としての強さと言ってもいい」
叢雲「ならなんの問題があるの!ケッコンしたら幸せになれるじゃない」
提督「俺は確かに幸せになれる。美人な嫁と子供に囲まれて生きていける」
提督「だが長門はどうだ?提督としての俺とケッコンしたあいつの期待に応えられる自信なんてないし、あいつには俺よりも相応しい人間がいる。それなのに上官命令としてあいつにケッコンを迫るとか」
提督「屑じゃないか!!」
叢雲「……」
提督「いいか叢雲、俺とケッコンしてもいいと長門は確かに言ってくれる。だがそれは偶々、俺が長門の提督であり、偶々長門の望む結果をだせてきたからだ。もしケッコンして大きなミスをしたときに長門に失望されてみろ。即離婚だ。長門にはバツイチの不名誉が残り、俺はもう立ち直れなくなる」
叢雲「…一つ聞いてもいいかしら?」
提督「なんだ?」
叢雲「あんた、長々と喋ってるけどそれ全員分あるの?」
提督「1人を除いて全員分ある」
叢雲「…その1人は誰?」
提督「雷」
叢雲「死ね!!」
どういうこと?
雷以外とはケッコンできない理由がある
↓
雷とはケッコンできる
つまり、提督はロリコン
なるほど理解した
つまり雷以外だとロリコンじゃないんですね
初春、ちょっとこっちにおいで
ドーモ、ロリコン=サン。憲兵です。
新年早々犯罪未遂とは、よほど軍法会議に出席したいと見える。
もしもルーデルが艦これの提督だったら
長門「今日も出撃なしか・・・。」
天龍「でもなぜか撃破数が増えてんだよな~気持ちわりい」
青葉「提督が出撃しているらしいですよ~」
天龍「はぁ!?」
青葉「外を見てみてください」
長門「ん?」
戦艦ル級 改flagship轟沈
戦艦レ級 flagship轟沈
空母ヲ級 elite轟沈
駆逐ハ級 elite轟沈
潜水カ級 轟沈
潜水ヨ級 轟沈
陸奥「アラ、アラアラ・・・。(白目)」
長門「・・・。(目が死んでる)」
天龍「う~ん(気絶)」
ルーデル「ただいま~青葉いきなりですまないが書類をちょろまかしといてくれ」
青葉「はい・・・。あ!提督新しい艦が来てます」
ルーデル「そうか、後で部屋に連れてきてくれ。ところで今何時だ?」
青葉「正午です」
ルーデル「よし昼飯だ!行くぞガーデルマン!!」
ガーデルマン「はい!」
~昼飯後~
ルーデル「それじゃまた後でなガーデルマン」
ガーデルマン「はい」
ルーデル「さてと新しく来た艦娘は誰かな?」
鈴谷「鈴谷だよ!賑やかな艦隊だね!よろしくね!」
ルーデル「ああよろしく新艦娘報告書はどこかな?あったあった。え~と名前は鈴谷、特徴は…。ん~とギャルこれでOK!」
鈴谷「ちょっとひどくな~い!他にも特徴あるでしょ!可愛いとか、可愛いとか、可愛いとかさあ~!」
ルーデル「明日からよろしく」
鈴谷「ぶぅ~~もうちょっとなんかあるでしょブツブツブツブツ…明日後ろから襲ってみようかな!」
青葉「やめといたほうが良いですよ」
鈴谷「どして?」
青葉「ここだけの話…。不知火さんと加賀さんと龍田さんを泣かせた人ですから…。」
鈴谷「え!そんなに強いの!?」
青葉「はい…。私も何度かスクープ写真を撮ろうとしては爆撃されて大破してますから…。」
鈴谷「あちゃ~」
青葉「だから気を付けたほうが良いですよ」
長門「おっ!青葉丁度いいところにいた!頼みがあるんだが…って隣のやつは誰だ?」
青葉「新入りの鈴谷さんです」
長門「新入りかよろしく頼む。何かわからない事があれば何でも聞いてくれて構わんぞ」
鈴谷「じゃあ早速一ついいですか?
長門「お!なんだ?」
鈴谷「提督より強いですか?」
長門「へ?」
鈴谷「提督より強いですか?」
長門「そっそりゃつっ強いに決まっているだろう」
鈴谷「ほえ~やっぱ戦艦はちがうねぇ~!そいじゃっ!」
長門「(なんだこのよく分からん気分は…。)」
青葉「で、ご用件は・・・?長門さ~ん?あれ?」
長門「・・・。」
青葉「長門さん!!」
長門「はっ!なっなんだ?」
青葉「で、頼みとゆうのは何でしょうか?」
長門「また今度でいい急用ではないからな」
青葉「そうですか、ではあしtボカ~~~~~ン!!
青葉「なっなんですか!?」
鳳翔「何があったんです!?」
不知火「燃料庫が吹き飛んだみたいです」
赤城「燃料が~!!ボーキが~!!」
加賀「あ…燃…料が…」バタッ(気絶)
ビスマルク「まだ中に提督が~!!今すぐ助けて!お願い!」
プリンツオイゲン「提督~~!!」
レーベ「・・・。」(茫然)
マックス「・・・提督が」
雪風「ん!誰か歩いてきましたよ!」
金剛「助かったデース・・・。」
比叡「姉様~~~~!!」
金剛「私の事より提督がまだ中に」
霧島「何ですって!!」
榛名「提督は大丈夫です…。」
ガーデルマン「そのとうり大佐殿は大丈夫です」
金剛「ガーデルマン!あなた何を根拠に言ってるんデース!!」
ガーデルマン「あれを根拠にです」
金剛「へ?」
ルーデル「くそ~あと少しでGを倒せたのにな~」
榛名「提督!よかった!ご無事なんですね!」
ルーデル「ん?何の話?」
榛名「いや!なんの話じゃなくて!提督!あなた爆発に巻き込まれたんですよね!?」
ルーデル「ほえ?」
霧島「あれですよ!あれ!」
ルーデル「ん?あら~燃料庫が吹っ飛んでらww」
ビスマルク「いや笑い事じゃなくてなんで生きてるんですか!?しかもほとんど無傷だし」
終わり?
次から終わりの一文入れるってテンプレに書かないとダメだね
ルーデル「私はそう簡単には死なんぞ、そんな事より艦娘諸君燃料庫が吹っ飛んだから明日から出撃は無いそれと伊58達はオリョクルで燃料集めて来い十分にたまったら長期休暇をやる」
ゴーヤ「やったでち!イク!はっちゃん!イムヤ!すぐに行って長期休暇をもらうでち!」
イク「イク行くの~!」
はっちゃん「はーい」
イムヤ「え~」
ガーデルマン「今までグダグダな指揮だったのに随分とうで上がりましたねどうしたんです?」
ルーデル「デーニッツに教えてもらっただけだ」
ガーデルマン「なるほど」
青葉「休暇が出来たのはいいんですが元々ここって鎮守府として稼働してないですよね」
長門「そうだ!我々戦艦に出撃命令が無いのはおかしい!」
不知火「皆さんそれより大事なことがあるでしょう司令そして金剛さんビスマルクさんあそこで何してたんですか」
ルーデル「ここで話すのもなんだから君の部屋に行こう」
不知火「えっ私の部屋ですか?別に良いですけど」
ルーデル「じゃあ早速行こう」
ビスマルク「はい」
~不知火の部屋~
ルーデル「ここが不知火の部屋か」
ビスマルク「随分と薄暗い部屋ねそれとあの本棚は何?随分とファイルが入っているみたいだけど」
不知火「あれですか、あれは事件ファイルですねこの鎮守府内で起きた事件の全てが入ってます。ちなみにあ行だけで200冊のファイルがあります」
ルーデル「そんなことはどうでもよろしい、さっさと取り調べを追わらせてくれ」
不知火「わかりました、では皆さんそこにかけてください」
ル金ビ「はーい」
不知火「今回の事件の取り調べにご協力してくださり誠にありがとうございます(棒)」
ルーデル「いいえ」
不知火「いきなりですが司令あそこで何をされていたのですか」
ルーデル「金剛とビスマルクと一緒に燃料のたくわえを勘定していたんだ」
不知火「なぜ三人で?いつも二人ですよね?」
ルーデル「ビスマルクは金剛の通訳だ私はどうも金剛の言ってることがよくわからなくてね」
不知火「なるほど何故現場にお三方がいたかという事は分かりました。ですがまだ疑問がありますなぜあのような爆発が起きたのですか」
ルーデル「それは簡単だまず燃料の勘定が終わってボーキの勘定をしてたらいきなりGが出てきて私がルガーを乱発して」
金剛「私がくしゃみをして」
ビスマルク「私が手榴弾を投げて」
不知火「ああなったと」
ルーデル「そのとうり」
不知火「原因をまとめるのがめんどくさいですね、これ書けば通用するでしょう」
原因:船坂弘
船坂弘「へっくしょん!」
ルーデル「書類仕事はちゃんとやらなきゃダメだろ」
不知火「秘書官にすべて丸投げしている人に言われたくないですね」
ルーデル「ばれてたか」
不知火「全く人に全部押し付けないで司令もたまには書類仕事をやったらどうです?種類をちょろまかすのだけは得意なんですから」
ルーデル「書類をちょろまかすのは出撃するためだからね~それぐらいのスキルは無いとだめだろう?」
大淀「すみません提督はいらっしゃいますか?」
ルーデル「なんだ?」
大淀「ちょっとこちらに来ていただけますか」
不知火「どうぞ取り調べは終わりましたので」
ルーデル「で、何の話だね?」
大淀「まず私の部屋に来てください」
ルーデル「おうさ」
~大淀の部屋~
大淀「これを見てください」
ルーデル「なんだいこれ」
大淀「艦娘の出撃回数と撃破数のグラフです」
ルーデル「で、これがどうしたんだ?」
大淀「出撃回数と撃破数の数値が比例しないんです」
ルーデル「つまり…。どうゆう事だ?」
大淀「ですから!エトセトラエトセトラ…」
~数時間後~
ルーデル「なるほど私が出撃しすぎるから艦娘の出撃回数と撃破数がうんぬんと言うわけか」
大淀「そうです。ですから今度から出撃は控えめにお願いします」
ルーデル「わかった」
数日後
ルーデル「あ~つまら~ん出撃したい~!!!」
ガーデルマン「大佐殿がこんな長く出撃しなかったのは片足が吹っ飛んで以来ですね」
ルーデル「だって大淀が見張ってるしスツーカは37㎜機関砲ついてないしましてエンジン動かないし」
ガーデルマン「はいはい愚痴はそこまでにして艦隊が戻ってきましたよ」
ルーデル「戦果報告を聞こう」
長門「敵の轟沈艦はなし見方艦に損害なし」
ルーデル「これはなんだね?」
青葉「敵降伏艦数です」
ルーデル「はい?」
青葉「降伏してきた敵の数です今のところしょっちゅうこういったことがあります。」
ガーデルマン「と言うと?」
青葉「今のところ敵艦隊に会うと戦闘態勢に入るのですが敵は私たちの部隊章を見るなり白旗あげてくるんです」
ルーデル&ガーデルマン「「あ~らら~~~」」
長門「どうやら提督の怖さを思い知ったようだな!あっはっはっはっは!!」
ルーデル「どこぞのストパンアニメの少佐みたいだ」
長門「何か言ったか?」
ルーデル「いいやなんにも」
大淀「提督あとこんなものを深海悽艦側から預かってまいりました」
『休戦申込書類 重要書類在沖』
ガーデルマン「あらら敵さんこんなもの送ってきたんですか」
ルーデル「別に良いんじゃない休戦しちゃえばどうせ減るもんじゃあるまいし」
大淀「では休戦するという事でよろしいのですね、でしたら今からあちらに休戦手続きに行ってまいりますが」
一時間以上放置とかふざけてんの
出直してこい
何レスもするなら自分でスレ立ててとっとと終わらせてHTML化依頼出した方が良いし、ここは>>1にもあるようにすぐに終わるレベルの小ネタを投下するようなところだから何時間もかけて続けたりするようならやっぱり自分でスレ立ててとっとと終わらせてHTML化依頼出した方が良い。
ルーデル「いや手続きはあっちから来てもらって調印式をしよう」
大淀「それもそうですねではあちらに連絡してまいります」
~数十分後~
あきつ丸「ではこれより休戦調印式及び深海悽艦歓迎会を執り行うであります。進行は私あきつ丸とまるゆがやらせていただくであります」
まるゆ「まず深海悽艦側の代表者の皆さん壇上へおいでください」
あきつ丸「次に本鎮守府提督含め代表者の皆様壇上へおいでくださいであります」
~十数分後~
あきつ丸「ではこれをもちまして休戦調印式及び深海悽艦歓迎会を終わらせていただくであります」
パチパチパチ・・・。
ルーデル「あ~~~~~~!!!!出撃したい~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
不知火「相変わらずうるさいですねこっちはほかの鎮守府からのバッシングの片付からクレーム対応におおいそがしなんですよ!」
??「だったら電話線切っちゃえばいいじゃないか」
不知火「あ~もう部外者は口を挟まないでください気が散りますから」
??「わかりましただまってます」
不知火「部外者さんそこの書類取ってください」
??「はいどうぞ」
不知火「どうもってなんで手を放してくれ…ないん…ですか…。」
??「何か顔についているかい?」
不知火「口にあんこがついています山本五十六大将殿」
五十六「おやそうかさっきと○やで買った羊羹食べたからかな」
不知火「山本大将がなぜここに?」
五十六「そんなの簡単だルーデルをクビにして私がここの提督になるからだよ」
不知火「うそぉぉぉぉ!!」
(おしまいであります)
乙
乙です
別に5レスぐらいだったらいいとは思うが、書き溜めてから一気に投稿した方が良いかもな
提督「……は?壁ドンされてみたい?」
夕張「はい!」
提督「なんでまた急に……」
夕張「乙女の憧れなんですっ!
ほらほら、ハリーハリー!」
提督「あーもう分かったよ、壁際に立ってくれ」
夕張「はーい」トテトテ
提督「よーし立ったな、じゃあ行くぞー」
夕張(て、提督が壁際に歩いてくる!
これから背中を壁につけてドンってされるのかぁ……急に恥ずかしくなってきた)
提督「……」テクテク
夕張(あと少し、あと少し、あと少し……)
提督「……破ァッ!」
ドゴォ!
提督「……ふぅ、これで満足か?」シュー……
夕張「……ど……」
提督「どうした夕張?体でも壊したか?」
夕張「……どこにグーで壁ドンする奴がいるんですか!しかも壁ドンって頭の近くをやるもんですよ!?
今の腹パンルートじゃないですか!」
提督「なっ……知るか!壁ドンなんてしたことねーからやり方なんて知るわけないだろ!」
夕張「じゃあなんで自信満々にやろうとしたんですか!腹を!」
提督「お前がやれっつったんだろ!」
ワーワーギャーギャー
壁<ドンッ!!
<うるせーぞ提督!今何時だと思ってやがる!
夕張「……」
提督「……」
夕張「……壁ドン、されましたね」
提督「……そうだな」
※翌日、天龍にかなり怒られた
終わり、ふと思いついた一発ネタ
いい、いいよ。実にいいよ
壁ドンの本来の在り方を説く良短編だよ!
テレビの意味のすり替えには参るね
日本にはSUMOUがある。
コマンド―部隊や伝説のコックがいなくともSUMOUがある
深海棲艦が攻めてきたとしても世界最強の国技であるSUMOUがあれば問題無い
日本には日々SUMOUを極めるべく研鑽を積んでいるRIKISHIが数多く存在する
砲撃はHARITEで弾き、潜水艦はSHIKOで海を割り叩き出す
一見柔らそうに見えるRIKISHIの体脂肪率は常人よりも遥かに低く、凄まじい機動力を誇る。従って、海上を沈むことなく走るなど容易い。
深海棲艦など例え姫や鬼と呼ばれるクラスであってもRIKISHIの敵ではない。しかし、圧倒的な数の差という壁が存在する
若者のSUMOU離れにより、本来ならば国防の最前線を担うはずのRIKISHIの数が減少、日本全土を全てカバーするということは難しくなっている。
RIKISHIも人間である以上、日常生活というものがある
数少ないRIKISHIに全てを任せるのはあまりに酷であるということから彼らをサポートすべく『艦娘』が開発された。
艦娘がRIKISHIのサポートに回るメリットとしては以下が挙げられる
1.食欲旺盛且つ見た目が麗しいため私生活(特に食生活においてはRIKISHI以上に食べる艦娘もいる)における対立が少ない
2.海上でのサポートが可能であると同時に一定の自衛能力を有している
これは深海棲艦に対抗するRIKISHIとそれをサポートする艦娘の物語である
ふと思いついたのでリハビリも兼て書かせていただきました
曙かな?(すっとぼけ)
また時津風親方が弟子をまわしてる
投下します
提督「長門さーん、大型戦艦長門さーん。駆逐艦撃沈でMVPおめでとうございまーす」
長門「…………」
提督「敵の主力艦には手をださず、駆逐艦だけを狙う心意気、しかと感じ取りましたー」
長門「提督……」
提督「こちらは大破する艦娘がでて、敵中枢にはいけなかったけど、
もっと大切なものを手にいれたんじゃないかなー」
長門「すまなかった!」
提督「……どうしてあんなに執拗に駆逐艦を狙うんだ?」
長門「そ、それは…………深海側の駆逐艦を見ていると、
どうしようもなく、私の41㎝砲を叩き込んで、直撃轟沈させたくなるのだ……!」
提督「けっこう重症だな……」
長門「だが、提督! 次こそは、深海側の旗艦を沈めて見せるぞ!」
提督「……まあ、わかった。ただし、あんまりこんなやり方はとりたくないが、
他の艦娘たちに示しがつかないから、次からは罰則だ」
長門「……そうか、わかった。提督、いったいどんな罰を……」
提督「感度3000倍に、改装……」
長門「く……! そうか、だが、そうなってもこの長門、
ビッグセブンの名にかけて、無様な姿は見せないぞ!」ゾクゾク
提督「想像だけで堕ちそうになってんじゃねえよ……、雪風を、するぞー」
長門「な……! ゆ、雪風は関係ないだろう!」
提督「荒療治だな。お前もそんくらい大切なものをかけないと治りゃあしないだろう?」
長門「……わかった。長門、やり遂げて見せる」
提督「頑張れよー。あの屈託ない笑顔は、お前にかかってるんだからなー」
長門(考えてみれば、容易いことだ)
ナガトサンハヤッパリカッコイイデスネエ
ナノデス!
長門(そうだ、ただ敵の旗艦に向けて主砲を放てばいい。……私ならそれで当てられる)
ミナサン! テキカンタイヲハッケンシマシタ! ホウセンヨウイシテクダサイ
ハーイ
長門(ただ、それだけの――なん、だと?)
テキハエリートガタガマジッテイマス! チュウイシテクダサイ!
ナノデス!
長門(赤みがかかっているだと……! く、このていどで、しかし、赤み……!)
長門「…………」
長門「んほおおお! でちゃう、91式砲弾でちゃうのおお! 駆逐艦なんかに当てて
ふんさいしちゃうのほおおおお!」
アレサエナケレバ……
ナノデス……ハワワ! ドカーン
提督「いやーははは、こんにちはビッグセブンの長門さんよー」
長門「…………」
提督「で、この前はどうなった。敵中枢にたどり着けたかなー?」
長門「すでに報告は来ているのではないか……?」
提督「お前の口から聞きたい」
長門「……道中、敵艦隊に接触。戦艦の砲撃により電が大破、した……」
提督「……千歩譲って、駆逐艦に当てるのはいいとしよう。アへ顔で撃つんじゃねえよ!
他の奴らが気を取られるだろうが!」
長門「すまなかった! だが、雪風だけは……!」
提督「……罰は罰だ」
長門「私がやったことだ。罰を負うなら私が……」
提督「しかも、……もう遅い。さっき改装は完了した」
長門「な、ゆきかぜ、……雪風えええ!」ガチャ、バギイ! ダダダダ
提督「まだ話しは終わってないぞー。……しかも扉壊してるじゃねえか……ハア」
長門「雪風ー! 雪風ー!」
雪風「はい! どうかしましたか長門さん!」
長門「雪風! なんともないか!」ガシ
雪風「え……あ! …………………………
……どょうかしぃましたか、にゃがとしゃん」アヘー
長門「雪風えええええええええええ!」
長門「……雪風。提督に何をされたんだ?」
雪風「えーと、ちょっと待ってください。しれえにもらった紙、紙……ありました。
きょうのあさはやく、しれいといっしょにちんじゅふのちかくのおかにいきました
そこでしれいはいきなりゆきかぜのしたにもぐりこむと、おもいっきりつきあげ」
長門「雪風ええええええ!」
長門「うう、なんてことだ……ゆきかぜー、ゆきかぜー」
雪風「でも、提督ったらすごかったんですよ! 島風ちゃんみたいに速かったです!」
長門「……速い?」
雪風「はい。そのあと、ボールを使って遊びました!」
長門「……玉を?」
雪風「はい!」
長門「……こんな少女を相手に、どんな性癖をしているんだ!」
雪風「あ、長門さーん……行っちゃいました。……いつかまた、肩車してほしいです……」
長門「提督ー!」ドカーン!
提督「あぶね! ……おい、せっかく直していたのに……」
長門「雪風になんてことを……!」
提督「んー? ……ああ、これに懲りたら、これからは敵の旗艦を……」
長門「まさか提督が、早漏のうえドMだとは……見損なったぞ!」
提督「は……?」
長門「そのような鬱屈した性癖をぶつけるのなら、駆逐艦ではなく、私たちにしろ!」
提督「長門、何を言って……」
長門「他の大型の艦娘たちには話しておいたが……矯正するということになった!」
提督「おい、話の方向が」
長門「こ、こ、こ、今夜はわ、私が……く訓練してやる。覚悟しろ!」
提督「あれ、俺の方が辱められてね?……あれ?」
投下終了です 川内はアリーナの那珂ちゃんのところに行ったもよう
乙
もう一回お年玉ガチャを回す権利をやろう(白目
乙です
乙
雑談スレで宣言してきました
少しだけこの場をお借りします
※R-18、キャラ崩壊注意
妖精「暇つぶしに適当に材料入れて鍋で煮込んでたら媚薬が出来ちゃった」
妖精「私達が飲んでも効果無いし、誰に飲ませようかな~……よし、提督さんに飲ませよう!」
執務室
妖精「よし、提督さんはいないね」フワー
妖精「おっ、これは飲みかけのお茶かな?よし、持ってきた媚薬を投入~♪」ドバー
妖精「…ちょっと入れ過ぎた感が半端ないけど気にしない!こっそり物陰に隠れて様子を見とこう」コソコソ
提督「ふぃ~スッキリ!お茶入れて飲む直前に便意が来るとはなあ」ガチャ
妖精(きたきた)
提督「すっかり冷めちゃってるなこれ。まあいっか」ゴクゴク
妖精(よし飲んだ!果たして提督さんはどのように乱れてくれるのでしょうか~?)
提督「ん?何かこのお茶甘いような……気のせいか。さて、溜まった書類でも片付けますか!」
妖精(わくわく♪)
提督「~♪」カキカキ
妖精(どきどき♪)
提督「~♪」カキカキ
10分後
提督「…」カキカキ
妖精(……ん?)
20分後
提督「…」カキカキ
妖精(あれ?)
妖精(おかしいなあ、確かに媚薬は入れたはずなのに)
提督「…」カキカキ
妖精(もしかして男性には効かないのかなぁ)シュン
提督「…」カキカキ
提督(どうしよう。めっちゃムラムラする)ギンギン
提督(おかしいな。昨日俺は潮で一発抜いた。なのになぜこんなにもムラムラするんだ?)ギンギン
提督(このままじゃ目に入った女性をうっかり襲ってしまいそうだ!このままじゃヤバい!)スクッ
妖精(おっ?)
提督「ハァハァ…」ポロン
提督の提督「」ギンギン
妖精(うわデカッ!というかいきなり何して……あ、今になって媚薬が効いてきたのか!)
提督「潮……潮……」シコシコシコシコ
妖精(男の人ってああやって自家発電するんだ。はえ~)マジマジ
提督(あの柔らかい潮っぱい触りたい……むしゃぶりつきたい……)シコシコシコシコ
提督「……もう出るっ!」シコシコシコシコシコシコ
妖精(……)ドキドキ
提督「潮……膣内で出s」
潮「ただいま遠征から帰りました~」ガチャ
提督妖精「あ」
ビュルルルルッ ビュルビュルビュルルル!!
潮「」ビチャビチャッ
提督「」
妖精(すっごい飛んだ)
潮「」ベトー
提督「ああ……ああ……」
提督(やってしまった。俺、完璧死んだわ。見られただけならともかく、顔にBUKKAKEるなんて)
潮「……」クンクン
提督(父さん母さん、こんなバカ息子でごめんなさい)
潮「……提督」
提督「よし、今から憲兵に連絡を……はい?」
潮「その、今ナニしてたんですか?」
提督「え、いやその」
潮「1人エッチ、してましたよね///」
妖精(精液まみれの赤面ってなかなかシュール)
提督「……はい」
潮「えっと、気持ちよかったですか?」
提督「ええそりゃもちろん」
提督(駆逐艦からこんな事問い質されるなんて、何この罰ゲーム)
潮「でもでもっ!1人でヤってたらむなしくなりませんか!?///」ズイッ
提督「うおっ!な、何!?」
潮「よければ、その…………」オズオズ
潮「私がお手伝いしましょうか//?」
提督「是非お願いしますッ!!(な、何言ってるんだ潮!)」
提督(しまった!本音と建て前が逆に!)
潮「えへへ…失礼します……♪」 ニギッ
提督「はうっ!?ちょっ、潮!汚いからそんなもの握っちゃダメだ!」
潮「提督の……おっきい///」シコシコ
提督「ぐっ…やめろ潮……」ビクビク
提督(……ダメだ。正直凄く気持ちいい。自分でやるのと全然違う)
提督(柔らかくて温かい潮の手が、俺のを包み込んでる。それだけでもイキそうだ……ッ!)ムクムク
潮「あっ、また大きくなりましたね……♪」シコシコ
提督「な、なあ潮……今ならまだ間に合うから、お互い何も無かった事にして……」ビクビクッ
潮「あむっ」
提督「ふわああぁっ!?」ゾクゾクッ!
潮「んむ…じゅる…ちゅぱっ…ぐちゅ…」チュプチュプ
提督「ちょっ、マジでそれダメ……んあっ!」ガクガク
潮「じゅぷ……ほいひいへふほ、へいほふ…(美味しいですよ、提督)♪」
提督「くはっ…!咥えたまま喋っちゃ……ぐっ!」ゾクゾク
提督(何だこれ…潮の口の中、生暖かくて唾液がいっぱいだからほどよくヌルヌルしてる)
提督(しかも舌を使って的確に俺の弱いところを攻めてくるなんて…意識を保つのがやっとのほどの快感が……)
潮「じゅぷ…んむぅ…ちゅぱっ……じゅるるるっ」クチュクチュ
提督「い、いきなり吸うのは反則…くっ!」ビクビク
潮「じゅるじゅる……ぐちゅ……じゅぽじゅぽっ…」ジュプジュプ
提督「もうダメだ、イく……」ビクビクッ
潮「んむぅ……ちゅぷ……じゅうううぅぅぅぅぅっ!」
提督「うああああっ……!」ドクン!
ビュルルルルルッ! ビュルッビュルビュルッ!
潮「んむっ!?……んく、んく……ごくっ」
潮「……ぷはっ」
提督「潮……お前飲んで……」
潮「ごちそうさまでした♪」
妖精(潮ちゃんマジパネェっス!)
潮「まだまだ大きいですね……私の中に入るかな///」
提督「お、おい。さすがにそれ以上はダメだぞ!そもそもこんな事してる時点で」
潮「えいっ」ドン
提督「うわっ!」ドサッ
潮「私ももう我慢出来ません…♪」グググ
提督(何だこの力は!くっ、腕が動かない…っ!)
潮「半ば強引な形ですけど……私の初めてを提督に捧げます///」
提督(こ、このままじゃ本格的にまずいぞ!だ、誰かあああ!)
コンコン テートクー!ティータイムニシマセンカー!
潮「!?」ビクッ
提督(今だ!)バッ
潮「あっ……」
ガチャ
金剛「テートクー?いるんでショー?」
提督「あ、ああ。そういえばもうこんな時間だな!よーし比叡達も呼んでティータイムにするかー!」
金剛「イエース♪早速準備しマース!」
潮「……」
提督「というわけで俺は今から金剛達とティータイムだから!」アセアセ
潮「……」
潮「分かりました。なら私は部屋に戻ります」
提督「お、おう。助かるな」
潮(また、来ますからね……♪)ボソッ
提督「えひいぃっ!?急に耳元で話すな!」ゾクッ
潮「ふふ……♪」ガチャ
提督(……よし、この事は忘れよう今すぐに!)
妖精(いやぁ~潮ちゃんも積極的だねぇ~!)
妖精(ずっと前から提督さんへ向ける視線に熱がこもっていたのは知ってたけど、まさかここまでとは)
妖精(中々いいものが見れて満足満足♪)
妖精(でもあんな事されたのにどうして潮ちゃんは急に発情して……)
妖精(ハッ、そういえばあの媚薬)
提督(あっいけね!)
妖精(服用者の体液に触れたり臭いをかぐだけでも効果があるんだった!)
提督(潮に口止めするの忘れてたああああ!)
潮「それでね、提督の魚雷……すっごく美味しかったんだよ!」キラキラ
朧「」
漣「……潮ちゃんが大人の階段を上っていらっしゃった。それも10段飛ばしで」
曙「いいなぁ…私も同じ方法で提督と……(潮に何やってんのよあのロリコンクソ提督!)」
漣「曙ちゃん。逆、逆」
終わり
おつです
ふぅ…
乙です
ひっそりともう1つ小ネタを投稿します
原作:藤子・F・不二雄
のび太「僕も艦これしたいよぉ~!」
[たぬき]「よし、スネ夫のパソコンに物語トンネルを使おう!」
スネ夫「本当にこんなモノで艦これ世界に行けるの~?」
ジャイアン「朝潮ちゃんにも会えるんだろうな?」
[たぬき]「もちろん!」
静香「私、こういうゲームはちょっと……」
ジャイアン「俺様が先だ!」
のび太「あっズルいよ!」
スネ夫「ちょ、ちょっと押さないで狭いんだから!」
バチバチ
[たぬき]「ん?道具の調子がおかしいぞ……?皆一旦離れて!」
ドガーーーーーン!
5人「うわあぁーーーー!!」
のび太「しまった![たぬき]だけが艦これ世界に行っちゃった!」
スネ夫「僕のパソコンがあああああ!!」
[たぬき]「いてて、ここは……」
大淀「あなたが新しく着任する提督ですね」
[たぬき]「はい?」
――ひょんな事から艦これ世界へ飛ばされてしまった[たぬき]
[たぬき]「どうなってるのーーーーー!?」
~[たぬき] 吹雪と深海棲艦~
saga入れるの忘れてた…すみません、もう1度投稿します
原作:藤子・F・不二雄
のび太「僕も艦これしたいよぉ~!」
ドラえもん「よし、スネ夫のパソコンに物語トンネルを使おう!」
スネ夫「本当にこんなモノで艦これ世界に行けるの~?」
ジャイアン「朝潮ちゃんにも会えるんだろうな?」
ドラえもん「もちろん!」
静香「私、こういうゲームはちょっと……」
ジャイアン「俺様が先だ!」
のび太「あっズルいよ!」
スネ夫「ちょ、ちょっと押さないで狭いんだから!」
バチバチ
ドラえもん「ん?道具の調子がおかしいぞ……?皆一旦離れて!」
ドガーーーーーン!
5人「うわあぁーーーー!!」
のび太「しまった!ドラえもんだけが艦これ世界に行っちゃった!」
スネ夫「僕のパソコンがあああああ!!」
ドラえもん「いてて、ここは……」
大淀「あなたが新しく着任する提督ですね」
ドラえもん「はい?」
――ひょんな事から艦これ世界へ飛ばされてしまったドラえもん
ドラえもん「どうなってるのーーーーー!?」
~ドラえもん 吹雪と深海棲艦~
sagaいれんとたぬきになるよ
ドラえもん「初期艦?それじゃこの吹雪ちゃんで」
吹雪「よろしくお願いします!司令……青いタヌキさん?」
ドラえもん「僕はネコ型ロボット!」
――秘書艦との出会い
大淀「どうやらここは運営がうまくいっていない、ほぼ見捨てられた鎮守府みたいです」
ドラえもん「そういえば最初から何人か艦娘がいるみたいだけど……あの、はじめまして!」
榛名「すみません、話しかけないでもらえますか?」
ドラえもん「」
――何故か冷たい態度を取る艦娘
三日月「おそらく、前司令官のせいでしょう……」
ドラえもん「僕が着任する前にも提督がいたのか」
――先代提督の存在
吹雪「出撃します!」
ドラえもん「僕も行くよ!」
赤城「中々倒せませんね」ドーンドーン
ドラえもん「ひらりマント!空気砲!」
イ級「グワアアアアアア」
扶桑「やられました……」中破
ドラえもん「復元光線!」ピカー
扶桑「凄い……みるみる傷が直っていきます」全快
望月「私達いらないんじゃないの?」
――ひみつ道具無双
?(本当ニコンナ変装デゴマカセルノカナ?)
大淀「あら、〇〇さんですか」
?(ゴマカセチャッタ)
――謎の人物
のび太「ドラミちゃん、何とかならないの!?」
ドラミ「ダメだわ。物語トンネルで作られた世界は、どんな道具を使っても行くことが出来ないの」
静香「そんな……それじゃドラちゃんはもう帰ってこれないの!?」
スネ夫「ウソだろ!?」
ジャイアン「俺達のせいだ……ッ!」ダンッ!
ドラミ「私も急いで物語トンネルの修理をするから、のび太さん達も何かお兄ちゃんと連絡が取れそうなものが残っていないか探してみて!」
のび太「分かった!」
――元の世界でドラえもんを心配するのび太達
伊58「嫌だ嫌だ!もうオリョクルなんて行きたくないよぉ!」ブルブル
吹雪「司令官!建造した潜水艦娘さんの様子がおかしいんです!」
伊58「あれだけこき使われて轟沈させたのに、またここでひどい目に遭わなきゃいけないの!?」
ドラえもん「建造で造り出される艦娘は全員別人だったはずじゃ……どういう事なんだ」
――記憶を持った艦娘
?「憎イ!全テガ憎イ!モウ誰モ信ジラレナイ!」
?「コウナッタラ攻メコンデヤレ!」
?「アイツラノ顔ヲ絶望デ染メテヤル!」
「「「「「オオーーーーッ!!」」」」」
――忍び寄る影
吹雪「ダメです!攻撃が効きません!」ドカンドカン
北上「これはちょっとマズいか……」
ドラえもん「ダメだ!攻撃を防ぐだけで精いっぱいだよ!」
?「死ネ!死エ死エ死エエエェェェッ!!」ズドドドドドドドン
白雪「吹雪姉さん危ない!」
吹雪「えっ……」
ヒュルルルルル
吹雪(あ、ダメ……避けられない)
ドラえもん「吹雪ちゃん!」バッ
ズガーーーーン!!!
ドラえもん「うわぁーっ!!」
吹雪「司令官ッ!!」
――絶体絶命のピンチ
吹雪「起きて下さい……司令官……司令官!」
榛名「ああ……そんな………」ガクガク
?「アヒャヒャヒャヒャ!オ前ラノ慕ウ提督サンモ役立タズダネェ!」
大井「うるさいッ!」ドンドンドン!
金剛「私達の提督の悪口を言うやつは、絶対に許しませんヨ!!」ズドドドド!
吹雪「私を庇って…そんな……死なないで!」
吹雪「――ドラえもんさんっ!!」
艦娘「ドラえもん(ドラえもんさん)!」
ピカアアアアアア!
吹雪「!?」
――その事、奇跡が起きる!
ドラえもん「映画ドラえもん!」
吹雪「吹雪と!」
のび太達&艦娘「深海棲艦!」
信じ続けよう、最後まで。
終わり。ドラえもんと艦これのクロスssを考えてて、
ひとまず思いついた展開を映画予告編的な感じで書いてみました
……コレジャナイ感が凄い
深海棲艦は実は味方で、黒幕と人知れず戦ってたみたいな展開になりそう(こなみ
間を空けなくてすみませんが、投下します。
微エロなので一応R-18です。
島風「……zzZ………zzZ」
提督「ふっふふふ、起きろ島風、起きなさい」
島風「うーん……なーに? ……ん? 提督? 何で? ここは……!? なにこれっ、身動きが取れない!!」
提督「やっと起きたか、どうだ指一つ動かせないだろう……高かったんだぞ、その拘束具は」
島風「拘束具!? なんでっ!!???」
提督「実はな、前々から最近お前が調子に乗ってるって聞いてな……ここで一回締めておこうとな……」
島風「ええっ!? 全然調子になんて乗ってないよ!! そりゃ皆おそーいとか遅い艦とか言ってるけどアレは私のアイデンティティってものだし」
提督「うっせ!! 俺が思ってたらそういうことでいいんだよ!! ということでお前の股間に装置がつけられている!!」
島風「えええええええ!!!!! 提督のエッチ変態!! 遅漏!!」
提督「ふふふ、どうとでも言いなさい……いやちょっと待って遅漏って誰から聞いた?、いやインポじゃないけどね!?」
島風「え? 駆逐艦の皆が噂してたよ、提督って遅漏そうだよね~ って遅いって意味だよね?」
提督「……拘束具あとで皆に試すか……高かったし……」
島風「それでもういいよね? いい加減体動かしたいよっ!」
提督「うっせ!! 夕張命名 股間刺激装置起動!!!!」
島風「ひゃっ……あれ? 動きが遅いし弱いよ?」
提督「ふふふ、この装置は説明書によれば最初は弱くだんだん強くなって行くんだ」
島風「へー、これなら全然問題なさそう おっそーいー!」
提督「そう言っていられるのも今のうちだぜ、これを使った夕張は3日立てなくなるくらいだ」
島風「使用済みなの!?」
提督「そりゃ、俺のポケットマネーで作ったものだし」
島風「うえぇ……」
提督「んじゃ、一時間後にまた来るわ」
島風「え!? ちょっ提督ー!!」
「はい、あーんしてくださいね?」
間宮の新作スイーツにかぶりつき、むしゃむしゃと租借する。
この一時、この瞬間の為に提督をやっていると言っても過言ではないくらいの、癒しの一時。
「ね、どうですか?」
秘かに思いを寄せる間宮さんの新作スイーツの味見役を抜擢され、どれほどが経ったか。
何もない鎮守府生活を、薔薇色のものへと変えてくれた間宮さん。
この間宮さんには、旦那さんがいる。詳しいことは聞いてないが、いることだけは知っている。
数多く点在する鎮守府には、それだけの間宮が必要なわけであって。
戦線の指揮を左右すると言っても過言ではない間宮は、必要不可欠であった。
甘味作りが上手であること、ということ以外は問わない間宮の職は、比較的就きやすいものであったらしい。
出撃もないから死ぬこともない、と旦那さんは聞いて安心したのか、好きにやらせてくれているという。
「もう、ほっぺにクリーム、ついてますよ?」
あらあら、と指で拭い取ってくれる間宮さん。
料理上手で、艦娘たちに引けをとらない美貌、容姿。おまけに所帯持ち。
帰る家があって、迎えてくれる人がいる間宮さんの、手作りの甘味を誰よりも早く、一番に頂ける。
そう、旦那さんより先にも。なんという優越感。
「それで、お味のほうはどうでしたか?」
一時間後
提督「どうなったかなー……」
島風「オゥッオ゛ゥッオゥッオ゛ゥッオゥオゥッッオ゛ゥッオゥッッオ゛ッオ゛ッオ゛オゥッ」
提督「…………うわ~……」
島風「んっ……ハァ……あっ て、提督? と、あっ 止めてよー!! おにぇがい!」
提督「お、おう じゃあ、どれくらいイッたか教えてくれたらいいよ」
島風「わ、わきゃんにゃいオッ!!」
提督「仕方ないにゃ~、実はなこの機械にはイッた回数を数えてくれる機能もあるんだよ」
島風「あっあっあっひゃっ」
提督「聞いてないか……えー、ここだよなどれくらいイッたかなー……確か夕張が59回だったかな? すげーなあいつ一分一回でイッてたのか」
島風「と、止めてよ! は、早く!! おっそーい!! あああああっ」
提督「はいはい、またイッたのか、えーと……74回か、さすが島風、イク早さも負けないな!!」
島風「お゛ーそーい!!!」
提督「分かった分かった、止めますよーと……よし」
島風「……はぁはぁ……や、やっと止まった……」
提督「これに懲りたら調子に乗るなよ、あと提督は遅漏じゃないからな!!」
島風「…………zzZ」
提督「って、寝ちゃったかまぁ、仕方ないかー……ん? あれ?この数字小数点かと思ってたけど……もしかして」
回数74,080回
更新しないで投下してすみません。
ちょっと間を空けて投稿します。
終わり
あら? 被ったか、すまぬ
まさかここで被るとはおもわなんだ。
すみません、続き出します。
うずうずと、返事が待ち遠しくて堪らないといった様子が声だけでひしひしと感じる。
前屈みになって、どう?って。ただでさえでかくて、後ろから抱きしめて揉みしだきたくなるおっぱいを強調させて。
幾度となく、理性を奪われかけた、間宮さんの仕草の一つ。
襲いたい。ひん剥いて、むしゃぶりつきたい。
「また、おいしくなったんじゃないですか?」
そうじゃなくって、もっと具体的な感想が欲しいのと、間宮さんは口を尖らせる。
そんなことないよ、間宮さん。ちゃんと感想は言ってるよ。
最初は、間宮さん自身が味見をしていたのはよく知ってる。
少し肉付きが良くなっちゃったから、太るのを防ぐために自分に食べさせてくれることも。
だから、最初会ったときの間宮さんより、むっちりした今の間宮さんのほうが絶対においしくなってる。
「でも、提督がそう言うってことは、間違いありませんね。新作、これで行きましょう!」
僕のことをよく理解してますよ、って言ってくれるのが、最初は嬉しかった。
今は違う。勘違いしちゃうじゃないですか。僕に、気があるんじゃないかって。
すごく嬉しそうな顔したり、試しにまずいと言ってみれば心底悲しそうな顔を見せて。
僕しか知らない間宮さんが、絶対にいる。間宮さんだって、僕だけに見せるものが、絶対にある。
「もう少し、クリーム増やしたほうがいいかしら。新しいやつはどこだっけ……」
身体を屈めて、冷蔵庫を漁る間宮さん。
ただそうしているだけなのに、お尻を振って誘っている。
そう見えるだけなのか、いや、違う。
これは間宮さんが僕だけに見せる、『間宮』の一つに違いない。
ふりふりの割烹着で、僕を誘惑しているんだ。
「きゃっ!? て、ていとく!?」
「間宮さん……間宮さんのおっぱい、すごい柔らかい……」
「や、やめて……」
何枚もの布切れに守られたおっぱいも、外から揉むだけで柔らかいのがわかる。
これを生で触ったら、いったいどうなってしまうのだろうか。
逸る気持ちを抑えて、ゆっくりと堪能する。
「やめてって、嫌なら抵抗してよ……」
「て、ていとく……まだ、今なら大丈夫ですから」
「黙っててくれるんですか?」
「それ、は……」
一体何が大丈夫だというのだろうか。
間宮さんが本当に嫌がって、暴れるくらいのところまではやるつもりで襲ったんだ。
事が終わればどうせ憲兵に突き出される。もう後戻りはできない。
【中略】
「はぁっ──はぁ、はぁ……♡」
「……すみませんでした」
当初の覚悟はどこにいったのか。
好きなだけ舐めたり舐ったりして、散々指で捏ね繰り回したり掻き回したりしてた勢いはどうした。
盛大にイッて、潮を吹いた間宮さんを見て我に返るなんて。
僕は一体何をしていたんだ。やだやだと首を振る間宮さんを見て興奮していただなんて。
なんてことをしてしまったんだろう。
「……本当に、すみませんでした。今すぐ、憲兵を呼んでください」
「…………」
その場にへたり込んで、思い耽る間宮さん。
きっと、この後どうしようか考えているのだろう。
憲兵を呼んだだけでは、腹の虫が治まらないはずだ。
「そう、ね……提督……」
「……はい」
目を疑った。いや、目どころか脳みそを疑った。
目の前でへたり込む間宮さんが、腰を上げてお尻を突き出している。
恐る恐る、間宮さんの股の下から手が出てきて、人差し指と中指でアソコを拡げて見せた。
「ねぇ。まだ、これで終わりじゃないよね……」
ゴクリと、生唾を飲み込む。
蜜が滴って、ひくついたアソコが僕を誘ってる。まだ、まだできるんだ。
僕が慌しくズボンと下着を脱ぎ捨てる姿を見て、間宮さんが淫らに微笑む。
「ほら、満足させてくれないと……憲兵さん、呼んじゃいますよ♡」
; ._..__Λ_..__ ・ ;
; /; ::::\; :
;:/ :: 。・ :: :;;;;ヽ : ・
/ :: 。 ・ ::: | ;
; ⌒⌒⌒⌒||⌒⌒⌒⌒ ;
; ___ ||
ヽ==@==|| ∧___∧ 後は想像にお任せします。
;・ (´・ω・ ||(´・ω・`)
; ( .つO(つ■∪
: u-u´ .`u-u
投下被りすみませんでした。
乙です。貴重な間宮さんのSSktkr
>>733
当たらずとも遠からず……ですかね
満足満足ゥ!
乳首に生クリーム塗りたくってしゃぶりたい
究極のまるゆvs至高の大和
海原元帥「フンッ! そんな武装の一つもない潜水艦如きが究極だと!? 笑わせる。最強の砲に最強の装甲を誇る大和こそ至高にして頂点たる艦娘だろう!」
山岡提督「別に俺はこの子が強いとは言ってない。この子にしかない能力……そう『運を上げる』その能力が究極たる理由さ。夜戦は大和の砲を上回る火力を出せるし、運はその夜戦において重要なファクターだ」
山岡提督「それを上げる事ができるまるゆは、あらゆる艦娘の火力を上げられる。どの艦娘にとってもなくてはならない存在。それが究極の艦娘だ」
海原元帥「……フンッ! わしは帰る!」バタバタ
――――――――
雑談ネタから
乙です
\フブキ、ガンバリマス!/
アニメ視聴者「ふぅ……」
視聴者「艦これって、いままで聞いたことはあったんだけど……こんなお話だったんだ。おもしろい!」
視聴者「しかもこの吹雪っていう子がすっごくかわいい! ぱ、ぱんつも見えちゃってるけどアニメ会社も大胆なことをするなぁ」
視聴者「いままで気が進まなくってゲームもやったことなかったけど、これを機にやってみようかな……」
視聴者「『佐伯湾泊地サーバ』……がいいのかな? アニメ放送と同時に新規サーバを設営するなんて、太っ腹なことするなぁ……やっぱり人気なんだ」
視聴者「え、ええっ!? アニメの主人公の吹雪ちゃんが最初から選べるの!?」
視聴者「すごいなあ……うん、絵柄はたしかにアニメとは違うけど、こっちもかわいい。素朴な少女っていう感じでとっても良い!」
視聴者「それにトップのこの子はたぶん、アニメにも出てきた赤城さんだよね? クールな女性って感じで良いかも」
視聴者「デザインしたのはしばふさんっていうんだ! ちょっと調べてみよう。し、ば、ふ……っと」
視聴者「へえ、理科系の大学生なんだ……若いのにすごいんだなあ。それに、あの有名な島田フミカネ先生とも交流があるなんて」
視聴者「こんなかわいいキャラを描くくらいなんだから、きっと人格者なんだろうなぁ……」
視聴者「そんな人はきっと、普段から政治や経済、DMMをはじめとした企業の行く末を案じているに違いない!」
視聴者「わっ、しばふさんってtwitterやってるんだ! フォローしてみようっと!」ポチッ
おわり
悲しみが見えるよ
しばふニキはなあ…
[田島「チ○コ破裂するっ!」]の求道者なのでセーフ
ファッキンコールドちんちんミニマイズ
しばふニキは世界の王に相応しい人物
しばふとしずまとメルのせいで俺の中で有名絵師=変態の法則が出来た
フラワーカンパニーズのファンキーヴァイブレーションを聞いて浮かんだネタです
―鎮守府ヴァイブレーション―
呼ばれてないのにやってきて
龍驤「邪魔するで~」
提督「邪魔するなら帰ってや~」
龍驤「あいよ~…って、なんでや!」
奪うだけ奪って去ってゆく
長門「今日は私の部屋でじっくり、じっくり遊ぼうな」
提督「待て長門。第六駆逐隊の艦娘(こ)達をどこに連れて行く気だ?」
手土産持たずにやってきて
比叡「司令にカレーの差し入れをお持ちしました!」
提督「何が目的だ!?金か!?権力か!?」
比叡「今度は大丈夫です!気合!入れて!作った自信作です!」
お礼も言わずに去ってゆく
暁「お礼は言えるわよ。レディなんだから当然よ」
提督(そもそもレディ以前にお礼は言えて当たり前なんだが…)
私達さしずめ盗賊団 根こそぎ奪って消えるだけ
大和「ありがたくいただきます」
武蔵「ありがたい。補給は大事だ!」
提督「お前ら運用すると資材がマッハだよちくしょう」
笑顔と拍手
那珂「那珂ちゃんはみんなのアイドルだよ~♪」
提督「うん、わかったから鎮守府内でチラシ配るのやめような」
喝采と眼差し
瑞鶴「瑞鶴には幸運の女神が付いていてくれるんだから!」
翔鶴「流石幸運艦ね。私も瑞鶴みたいになれたら…」
瑞鶴「…まるゆちゃん、連れてくるね」
コテコテのヴァイブレーション
金剛「Heyテートク!そろそろ紅茶が飲みたいネー!」
提督「お前30分前に飲んだばっかりだろ」
金剛「ティータイムは大事デース!」
提督「執務開始1時間で何回ティータイム取る気だよ!」
熱気とギャランティー
川内<ヤセーン!ヤセーン!ヤセーン!
提督「ええい、またあの夜戦バカか!その情熱をちったぁ昼戦に向けろっつうんだよ!」
川内<夜戦しよーよ!夜s
センダイウルサイ!ナンジダトオモッテルノヨ! ドォン! ギャァァァ!
悪いけどまるごと
赤城・加賀「頂きます!」パンッ!
鎮守府の海 鎮守府の風 鎮守府の艦娘(ひと) そのハート&ソウル
榛名「出撃」
霧島「編成」
明石「改修工廠」
秋月「補給」
山城「入渠」
夕張「近代化改修」
ここに来るだけで幸せさ
雪風「幸運の女神のキスを感じちゃいます!」
本当 本当だぜ!
提督「ま、なんだかんだでいい職場だな」
お目汚し失礼しました
勢いすき
おつ
唐突に思いついたネタを書き込んでいきます
※キャラ崩壊注意
「だーれだ?」
提督「うわっ!いきなり何するんだよ雷」
暁「ハズレー!正解は暁でした!」
提督(えっ?今の声はどう聞いても雷だったはず……)
「私はだれでしょう!」
提督「どうしたんだ雪かz………結構子供っぽいところもあるんだな、赤城」
赤城「バレましたか。雪風ちゃんの声真似は自信あったんですが……何故私だと分かったんです?」
提督「背中に当たる胸」キリッ
赤城「……もうっ///提督は相変わらずエッチなんですから///」
「誰だか分かりますか?」※低音ボイス
提督(その声は加賀?いやちょっと待て。胸の大きさからして五十鈴という可能性も……名取も大きかったな。一体誰だ?)
提督「うーむ……五十鈴?」
名取「えへへ、ハズレです。正解は私、名取でした!加賀さんのモノマネ、どうでしたか?」
提督「上手すぎて本人かと思ったよ」ナデナデ
名取「ふわぁ……///」ポワポワ
提督「うぅん…もう朝か」ムクッ
布団こんもり
提督「…………」ツンッ
「ふわっ!?」ビクッ!
提督「その声は天津風か。何やってんだ。というか鍵かけてたのにどうやって入った?」
「ち、違いますよ!大鯨です!提督の隣で寝てみたくて……」
提督「なっ!?そ、そうだったのか!言ってくれればいつでも……
ん?」
提督「………」
提督「…横から銀色の綺麗な髪が見えてるぞ」
天津風「うぅ……やっぱり誤魔化せないか」
提督「全く。添い寝くらいなら構わないけど、こっそり侵入してくるのはいただけないな」
天津風「ごめんなさい。次からはあなたが寝る前に布団で待機しておくわ」
提督(そういう問題じゃないと思うけどなあ)
提督「あとそこでカメラ持って隠れてる青葉は朝飯抜きな」
青葉「はうっ!?」※鍵開けたのはこの娘
天津風(今、私の髪を……綺麗って………///)
「だーれだっ!」
提督(声で考えられるのは龍驤と睦月と文月。そして胸の大きさで判断すれば……)
提督「龍驤……お前何歳だ?」
龍驤「あーバレたかー……さすが提督!よー分かったな!あとウチは今年で23や!」
提督「あぁうん。そうだったな」
提督(声といい外見といい性格といい、やっぱり駆逐艦っぽいな)マジマジ
龍驤「………そんなに見つめんといてーや。照れてまうやん!何ならこのまま襲っちゃうで?///」
提督(前言撤回。やっぱ空母だわ)
とりあえずここまで
乙です
一発ネタ投稿します
すみません。イーモバイルだと連投出来ないみたいなので、モバイルデータ通信に切り替えます。
夕張「……とんでもない代物を開発してしまった」ブルブル
夕張「提督の主砲の感覚神経とリアルタイムで繋がっている特製ディルド」ゴクッ
夕張「これは独り占めしないと!絶対に他の艦娘に見つかったら」
青葉「…………」ジーッ
夕張「まず……い………」
青葉「早速広めて来ますねッ!!」ダッ
夕張「ちょっ、待って!」ダッ
※というわけで提督には極秘で艦娘全員に知れ渡りました
提督「〜♪」書類カキカキ
提督「!?」ビクン!
提督(な、なんだ!いきなり股間に快感が……まるで誰かに握られてるような)
提督「はうっ!?」ビクビクッ!
提督(く、咥えられたああああ!?)
提督「うぐっ……ああっ!」
提督(なんか生温かい!それに舐められてる感じも……)
提督「もう我慢出来ない!で、出るっ!」ドクンッ!
シーン
提督「……ってあれ?おかしいな。確かに今出る感覚がしたんだけど」
提督「出したスッキリ感と脱力感はあるのに、全く出てないなんて……」
提督(俺、まさか変な病気にかかったんじゃ……)
何度もすみません!R-18&キャラ崩壊注意を忘れてました!
ーーー同時刻
如月「はむっ!じゅるじゅるっ!ぐちゅっ!んむぅ!」
金剛「ちょっ、抜け駆けですヨ!」
榛名「榛名は手コキだけでも大丈夫です……」シコシコシコシコ
如月「ちゅううぅっ!んむぅ!?んくっんくっ……ぷはぁ!まさか精液まで転送するなんて、凄く高性能ねぇ!」
金剛「シェーーーーー!?」
榛名(私も飲みたかったな……)
瑞鳳「次は私ー!」
加賀「ここは譲れません」スッ
瑞鶴「あっ!加賀さん横入りしないで!私が先に提督さんのを……」
大和「提督の主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲」ハァハァ
夕雲「提督の主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲主砲」ハァハァ
武蔵長波「落ち着け。後同じ声でハモるな」
青葉「はいはい押さないで下さいねー!お1人様1回間宮アイス券1枚ですよ!最後尾はこちらでーす!」
長門「なぁ陸奥。これは一体何の行列なんだ?」
陸奥「………貴方は汚れずそのままでいてね?」
長門「?」
潮(私のおっぱい……こんなところで役に立つ時が来るなんて!)ワクワク
漣(漣だって負けてられない!私はご主人様で処女を散らすって決めてたんだから!)
朧「実は……お腹(性欲)空いてました///」
曙(………今日を気に素直になろう)
愛宕「どうする?私達もイっちゃう?」
高翌雄「当たり前じゃない!いつも私達のために働いてくれている提督を気持ちよくしてあげないと!」
鳥海「ですね!」
摩耶「………クソッ!こうなりゃヤケクソだああ!」
朝潮「司令官の性欲処理も艦娘の務めですから!」
大潮「絶対違うと思うけど、今は同感だよっ!」
荒潮「あらあら、皆積極的ねぇ〜。私もそうなんだけど♪」
満潮「姉さん達……いやまぁ、私も同感だけど」
霰「さすが裏提督LOVE勢の中で最も態度が丸いだけあって、デレるのが早い……」
霞「………」←普段からクズクズ言ってる後ろめたさで行列に混ざれない
伊168「私が先!」ギュウウ
伊58「ゴーヤだよおお!」ギュムギュム
伊19「今のうちに……イク、イくのーーー!」ダッ
伊8「おっと、そうはさせませんよ」ガシッ
伊19「ぐえっ」
伊401「提督にドボーン出来るの!?」ワクワク
夕張「私だけで使おうと思ってたのにぃ〜〜……」グスン
とんでもない事になっていた。
おしまい
こないだのドラえもん年忘れスペシャル「おすそわけガム」を見て思いついたネタです
その後テクノブレイクした提督の遺体が発見された・・・
種は出てるってドライよりずっと極悪だしなぁ…
雑談スレネタから
提督「ふんふ~ん」カキカキ
電「司令官さん。お茶なのです!」コトッ
提督「おっ、ちょうど喉が渇いてたんだ。ありがとな」ナデナデ
電「あふぅ……///」ポワポワ
雷「司令官!私もいるじゃない!」
響「抜け駆けは良くないよ、電」ジトー
電「はわわっ!?別にそんなつもりじゃ……って昨日は響ちゃんが司令官さんを独り占めしてたのです!」
響「私は電ほどベタベタはしていなかったと思うけどね」
雷「私なんて3日も司令官とイチャイチャしてないのよ!ズルいわ!」
電「雷ちゃん…ぶっちゃけ過ぎなのです」
提督「ま、まぁまぁ2人共」アセアセ
バタン!
提督響雷電「!?」
「わぁー!懐かしいなぁ……こんな頃もあったっけ」
「どうやら成功みたいだね」
「まだ少し気分が悪いのです……」フラフラ
「じれいがああああん!!」ドタドタ ダキッ
「ちょっと!それはまずいんじゃ……」
提督「うわぁっ!ちょっ、どちら様ですか!?それにいきなり抱きつかれても困りますって!」
雷「あーっ!司令官から離れてよーー!」グイグイ
「なんであの人と結婚したのよーー!」ギュウゥゥ
提督(あっ……女性特有の柔らかいものが当たって……)
雷「離れてってばぁー!」グイグイ
「いいじゃない!減るもんじゃないし!」ギュムギュム
「あー……これは30分は離れないのです」ハァ
電「奇遇なのです。私もそう思いました」
響「で、あなた達は誰なんですか?何となく察しはついてますが」ジッ
「さすが私。昔から冷静だね。予想通り、私達は未来から来たあなた達だよ」
提督雷電「な、なんだってー!」
響「あー、うん。そんな事だとは思ってたよ」
提督「そんな…こんな事ってあるのか!?俺、実は夢を見てたなんてオチじゃ」
雷「それだと私達も同じ夢を見てる事になるし、これは現実ね」
電「えーっと、未来の私……達?は、どうしてここに来たんですか?」
未来暁「さっき雷が言ってた通りよ」
未来雷「司令官たら、私達がいながら別の人と結婚しちゃったのよ!」
提督「は?結婚?」
響雷電「ええええええええ!?」
雷「司令官!私というものがいながら、どうしてよー!」ダキッ
提督「んな事言われても……こっちが聞きたい」
電「……司令官さん、電の事見捨てるのですか?」ウルウル
未来電(我ながら中々あざといのです。でもあの時の私はあれが素……)
提督「うわわっ!泣くな泣くな!見捨てないから!」
響「そんな……あわよくば暁達を出し抜いて、私が司令官とゴールインする予定だったのに……」ガクガク
未来響「ちょっ!それは言っちゃ……」
未来暁「ちょっと響、今の初耳よ」ジッ
未来雷「ふぅーん…そんな事考えてたんだぁ?……」
未来電(ごめんなさい暁ちゃん雷ちゃん。私も似たような事、ちょっとだけ考えてたのです)
未来響「いや、えーっと、その……とにかく!私達は過去の私達が司令官と結婚出来るよう、過去を変えるために来たんだ!」
全員(ごまかした……)
雷(それにしても……)ジーッ
未来暁型「?」
雷(みんな随分スタイル良くなったわね。特に暁なんて本当に大人のレディーって感じがするわ)
未来雷「……!中学生くらいから急に育ちだすわ♪」
雷「本当に!?やったわ司令官!私ボインボインになれるんですって!」キャッキャッ
電「早く大きくなりたいのです」キラキラ
未来電「気がついたらなれるのです。成長すると時が経つのは早くなりますから」ナデナデ
提督響(艦娘が成長するというところはツッコミ無しなのか……)
雷「ところで未来の私達はやっぱりタイムマシンに乗って来たの?」
未来暁「まあそんなところね」
響「有名なものだと、ドラえもんの空飛ぶじゅうたん型。もしくはデロリアン……」
未来雷「洗濯機よ」シレッ
響雷電「はい?」
未来響「うん。洗濯機だね」
未来電「クルクル回るから乗り心地は最悪なのです」
未来暁「髪の毛もクシャクシャよ。降りてから直すのが大変だったんだから」ぷんすか!
響雷電「…………」
提督(あー、そういえば昔そんな映画があったな……)
未来暁「そういえは過去の私は?」
響「さっきから見かけないけど、どこ行ったんだろう」
雷「どうせレディーがーとか言って熊野さんのところにでも行ってるんじゃないかしら」
未来暁「あー確かに昔の私だとやりかねないわね」
響(未来の暁はしっかり大人になってるみたいだ)
ガチャ
暁「ここです!」
「ありがとう。良い子良い子」ナデナデ
暁「……///」
暁(子供扱いしないで欲しいんだけどなあ……)
未来暁「あっ過去の私………っ!?あなたは!」
未来響「あっ(察し)」
未来雷「」
未来電「…………」
提督「えーっと、暁。この人は?」
雷(いきなりみんな黙っちゃったけど、どうしたのかしら)
響(未来の私達のこの反応……まさか)
電(綺麗な人なのです)
暁「えっとね、私もよく分からないんだけど、司令官と合わせてくれたら教えてあげるって言ったから……」
未来雷「……どうしてあなたがここにいるのよ」ワナワナ
「あのね、どんなに鈍感な人でも大きな声で『司令官を取り戻すわよー!』って言いながらタイムマシンに乗ってるあなた達を見れば、提督とお付き合いしている人なら誰でもそれを阻止しようとするに決まってるでしょう?」ハァ
未来暁響電「………」ジトーッ
未来雷「……えっ、私のせい?」
提督「あの、失礼ですがあなたは……」
「あぁごめんなさいね。私は………」
果たして提督と結婚したのは誰なのか!?続かない!
洗濯機型タイムマシンの元ネタは
『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』です
乙
あの日本シリーズで遅れまくったやつか、懐かしいなwwww
バブル崩壊を止めようとする話だったかな
乙です
小ネタ投稿します
ディルドの世界線と同じです
※キャラ崩壊 R-18注意
提督「どうにか新海棲艦に見つからずに攻撃出来ないものか」ハァー
夕張「私にまかせて下さい!」
夕張「とは言ったものの、電探で察知される事なく身を隠すものなんて作れるのかしら……うん?」
<またジャイアンにいじめられたよー!なんとか仕返ししたい!
<しょうがないなぁ。石ころぼうしー!
皐月「今週のドラえもんも面白いなぁ」
三日月「石ころぼうし……?透明マントとどう違うんだろう」
長月「透明マントは姿は完全に消えるが、声は聞こえるからすぐにバレる。石ころぼうしだと存在ごと消し去ってしまう。つまり、たとえ姿が見えていようと声が聞こえようと全く気にならないんだ」
望月「ガチ勢か」
夕張「……これだわ!」
夕張「というわけで作ってみたけど、何か違う。これ帽子じゃなくてバッジね」テッテテー
夕張「とりあえず付けてみよ」カチッ
青葉「あれ?どうしてこんなところで一人でカメラを構えていたんでしょうか?さて、また新しいスクープを探しに行きますか!」
夕張『うわっ!青葉さんいたの!?』ビクッ
青葉「今度は武蔵さんのプライベートでも覗いてみましょうかねぇー♪」
夕張『ちょっと、青葉さーん?どうやら私の声が聞こえてないみたい……ということは』
夕張『存在認識無効バッジ、成功!」はずし
青葉「おぉっとぉ!私とした事が夕張さんの珍発明ネタを忘れるところでした!早速広めて決まーすっ!」
夕張「あっ、勢い余ってバッジ外しちゃった……ああああーーまたバレちゃったぁ……」ガクッ
※またまた提督に極秘で艦娘全員に知れ渡りました
五十鈴「私の電探でも察知出来ないって本当なの?」←青葉に頼まれて電探作動中
青葉「はいっ!試しに付けてみますね!」カチッ
五十鈴「……?さて、アイスでも食べに行こうかしら」電探作動中
青葉『ププ……完全に青葉の事を忘れていますね。えいっ!』ポカッ
五十鈴「んっ!何だか頭が少し痛い気がする……風邪でも引いたのかしら」電探作動中
青葉『とまあこういうわけで(バッジを外す)、このバッジを付けるとあらゆる対象から存在を認識されなくなるんですよ!」
五十鈴「うわっ!?いつから目の前に……なるほど、効果は確かのようね」ゴクッ
青葉「……間宮アイス券一枚」ボソッ
五十鈴「のったぁ!」
提督「そういえば前に言ってた件はどうなったんだ?」
夕張「あー、まだ開発途中で……」あせあせ
提督「そっか。別に無理そうなら遠慮無く言ってくれよ?開発で体調を崩したら本末転倒だ。夕張の体が一番大事なんだからさ」
夕張「あ、ありがとうございます///」
夕張(そういう事を平然と言うから多くの艦娘が勘違いしちゃうんですよ!それにほぼ全員がもうその発明品を持っているなんて、口が裂けても言えませんって!)
提督「さて、そろそろ一息……ん?」
夕張「どうかしましたか?」
提督「いや、何だか少し体が暑いというか……少し気分が舞い上がるような感覚を覚えてね」
夕張「風邪……ではなさそうですね。むしろ元気そうに見えますし」
提督「そうなんだよ」ハハッ
提督(なんかやけに体が重く感じるような……気のせいかな)
雷『ところがどっこい!気のせいじゃないのよね!』シコシコ
響『本当に司令官は気がついてないみたいだ』シコシコ
電『んむっ……ちゅっ……私達の事を無視して話し続けるからちゅーしづらいのです』←抱きついてキスしてる
暁『あむっ……じゅぷっ……じゅるじゅる……むぐっちゅぷっ』←アレですよアレ
陽炎『次は私だからね!』
不知火『その次は私です』
黒潮『司令はん好かれてんなー』
赤城『黒潮ちゃんもその一人でしょう?私も提督をお慕いしていますが』
雪風『雪風もです!私だってそういう知識はありますよぉ!』
電『ちゅっ……じゅるっ……』
暁『ちゅぷっ……おっきいから顎が疲れるなぁ……あむっ、じゅるっ…もごもご……じゅぷじゅぷっ……じゅぽっ』
提督「んんっ、何だか熱い気持ちが煮えたぎる……そんか感じがする」←バッジの効果で気づいていない
夕張「ドラマに影響されましたか?」←バッジの効果で気づいていない
扶桑『……ところでCV.藤田咲の艦娘がやたら多いのは気のせいかしら』
山城『気のせいではありませんね。実際にこの場にいたら声の聞き分けが大変だと思いますよ』
赤城『そんなメタい事はどうでもいいんです。山城、貴女はレズじゃなかったんですか?』
山城『失礼ですね!私だって提督の事好きですよ!いつも不幸と嘆いてたらすかさず優しい言葉で励ましてくれるんですよ!そりゃあ惚れるに決まってるじゃないですか!』
赤城『そ、そうですか』
陽炎(何で逆ギレしてるのかしらねぇ)
不知火(いろいろあるんでしょう)
提督「うっ!……急に倦怠感が」フラッ
暁『んむうぅぅっ!…ごくっ…ごくっ……ぷはっ!次は誰の番?』
陽炎『だから私だってば!』
夕張「だ、大丈夫ですか!?無理がたたったんじゃ……」アセアセ
提督「いや、むしろ何かをやり遂げたような達成感も感じる……どこかで味わったな。しかもかなり最近に」スッキリ
夕張「そ、そうですか?まあ提督がそう言うのならいいんですけど……」
この後滅茶苦茶搾り取られた
※ここの提督は絶倫なので、半日経つと性欲は復活します
提督「ふわぁーー今日も疲れたなあーー……さて、寝るか」ゴソゴソ
提督「ん?なんか布団があったかいな。それに少し圧迫感を感じるような……」
妙高『!?』ギクッ
足柄『落ち着いて姉さん。絶対にバレないんだから大丈夫よ』
羽黒『そうですよ。でないと布団に入った瞬間、私達に気づくはずです』
提督「まあ気のせいだろ……zzZ」すやすや
涼風『寝つくの早っ!』
那智『ヤるなら今しか無いな』
祥鳳『貴女ってそんなキャラでしたっけ……?』
五月雨『恋する乙女は変わる理論ですよ!』
羽黒『ーー♪』ジィーッ
提督の主砲「準備オーケーだぜ!」
五月雨『大きい……///』
羽黒『それでは提督……いただきますっ』ジュプッ
提督「んっ……zzZ」スヤスヤ
羽黒『くふっ……私の中に提督のが……入ってくる……♪』ズプズプ
足柄『あーあ、私が最初にヤりたかったわね』
涼風『ジャンケンで負けたんだから仕方ないじゃん』
祥鳳『次は私ですよ?』
妙高『ところで瑞鳳ちゃんはどうしたんですか?あの娘も筋金入りの提督好きだと思うんですけど』
祥鳳『龍驤ちゃんにお願いして、お酒を飲ませて寝かせました』シレッ
那智(なるほどな……今度私も隼鷹に頼んでみよう)
涼風(誰も瑞鳳さんや龍驤さんを「ちゃん」づけで呼んでることには突っ込まないのか……あの人達軽空母だろ?)
羽黒『んああっ!提督っ!気持ちいいです!もっと突いて!』グチュッグチュッ
提督「むにゃ……」ビクビクッ
妙高『それでは私は上のご奉公をしますね……ちゅっ♪』
提督「んむっ……」
足柄『ああーっ!抜け駆けよ姉さんっ!』
那智『さすがにそれは見過ごせないぞ!』
妙高『ん……ちゅるっ……じゅるっ』←ディープキス
羽黒『あんっ!んあぁっ!てい、とくっ!好きです!愛して、ますぅっ!』ジュプッジュプッ
祥鳳「随分と乱れてますね羽黒さん』
五月雨『妙高さんも気持ちよさそう……』
涼風『でも肝心の提督がマズいことになってんだよねぇ』
提督「むうぅっ……うぐっ……」
足柄『あーあー舌まで入れちゃって……ちょっと待って。提督の様子が変よ』
提督「…………」死ーン
那智『妙高姉さんストップだ!そのままでは提督が窒息してしまう!』
妙高『じゅる……んふ……ぷはっ。そういえば私が口を塞いでいたら息が出来ませんでしたね』
羽黒『んはぁっ!もう、イきます!イッちゃいますっ!』グチュグチュグチュグチュ
提督「ぷはぁっ……ん……っ!」ドクンッ
ビュルルッビュルッビュルルッ!
羽黒『はああぁぁぁ……♪出てます!提督のが出てますっ……!』ビクビクッ
祥鳳『さ、今度は私ですっ♪』
五月雨『私達の番はいつくるんだろうね……』
涼風『明け方じゃないの?』
※この後滅茶苦茶セックスした
翌朝提督は干からびた状態で発見されたが、鳳翔さんの媚薬入味噌汁を口に流し込んだら元に戻ったとさ。
おしまい
ドラえもんのひみつ道具を使ってエロい事をする妄想は、誰でも一度は経験すると思ってます
さすがに服脱がされたら「おわっ!?勝手に服が脱げた!?」ってかんじになるんじゃないか?
>>785
描写不足でした。すみません。
一応チャックだけを開けてるという感じです。さすがに衣服ごとを剥ぎ取ったら、提督は疑問に思いながら服を着ようとするので
チャックだけならギリギリ気づかれないかなぁ……?と考えた結果がコレでした
乙です
石ころぼうしって旧魔界大冒険では姿が見えないだけの機能になってたからなぁ
リメイク版ではモーテン星を使って矛盾解消してたからよかった
男女逆にした同人ネタあるある
ある日、とある鎮守府に六隻の艦娘が着任した。
睦月「突然配属を言い渡されてびっくりなのねー」
瑞鶴「昨日の今日で着任とか意味わかんない!」
山城「不幸だわ。提督はまともだといいのだけれど」
青葉「青葉の調査によると、なんでもすごい恐い方だとか」
川内「まっ、私は夜戦が出来れば何でもいいけどねー」
鳳翔「それにしてもなんでこの人選なのでしょうか? 戦力的に見ても中途半端ですし……」
武内P「それは……笑顔です」ズイッ
「「「……きゃあああああああ!」」」
アカン
よくあるクロス。艦これもあれくらいいいキャラしてれば、提督がでても良かったんじゃないかなあ
提督はゲーム中の台詞がないからなあ
Pも原作には台詞無いんですがそれは
提督も出たら嬉しいけど艦これアニメのスタッフにあれと渡り合うキャラを作れってのも酷な話だ
もうこっそり二人はイッコーセンにアニメ変えよう
Pに関しては劇場の描写からある程度の情報はあるし何より男って確定してるからね
百合豚とかそういう連中からしたら男提督固定にされるのは許せないってのもいるんじゃない
そんな馬鹿共に気を使って平凡を究めても人離れるだけだろうに
いつから運営は事なかれ主義になったのだ
あっちみたいに武内P武内PってPばっか目立ってる状況になられても困るし
まあまだ一話だしあっちもこっちも落ち着くだろうけど
あちらはPばかりと一人歩きしてるがアイドルもすごく可愛く描いてくれてるよ
だからこそ余計に羨ましいんだけどね
あっちはゲームの台詞もすごい自然に組み込んでたよね
こっちは逆に言わせとけばいいだろ感がすごかった
ここは投稿スレです
提督70歳と艦娘のお話
老提督「寒いなぁ……」
暁「あらあら大丈夫ですか?風邪を引いてはいけないので、炬燵に入っていて下さいな」
老提督「いや、もう少しここにいるよ。雪溶けの景色を見ながら飲むお茶は格別なんだ」
暁「昔から貴方は言い出したら聞かないんですから……しょうがないですね。後5分だけですよ」
老提督「すまんな。ほれ、暁も食いなさい。ドラ焼き美味しいぞ」
暁「どこぞのネコ型ロボットと一緒にしないで下さい……いただきます」
老提督(25歳の時、提督としてこの鎮守府に着任してからもう45年。時が経つのは早いものだ)
那珂「あら提督。こんなところにいらしてたんですか」
老提督「おや那珂か。またアイドル活動でも始めたのか?」
那珂「やめて下さいよ。もう私はそんな歳ではありません。でも、確かにあの頃の私は楽しそうでしたねぇ」
老提督「お互い年寄り臭くなったもんだ」ハハッ
那珂「そうですねぇ。と言っても、私達艦娘は解体しない限り年を取りませんから……心の老化だけ進む」
老提督「そうしてワシだけが老いぼれになっていく。そう考えると中々残酷なもんだ。神様もこんな試練をワシ達に与えて嘲笑ってるのかねぇ」
那珂「……………」
老提督「っと、ワシとした事が失言だったな。安心せい!まだまだこんなに可愛い娘達を残して死んだら、死んでも死に切れんわい!」ケラケラ
那珂「……長生き、して下さいね?私達が全力で支えますから」
老提督「あたぼうよ」
霞「今夜は満月ですねぇ」
老提督「おぉ霞か。そうだな、今年見た中で1番綺麗な月だ」
霞「こうして輝くお月様を見ていると、あの場所まで歩いて行けそうな気がします」
老提督「ワシ達が歩んで来た歴史を全部埋めるくらいの時間は必要だろうけどなぁ」ケラケラ
霞「クスッ……若い頃は司令官にキツくあたってましたから、今だからこそ司令官とこうしてゆったり出来るんです」
老提督「確かになぁ。あの時は何も知らないワシをビシバシ鍛え上げてくれたのは、紛れもなく霞だったな」
霞「いくらなんでもあれは言い過ぎですよ!今思い出すだけでも自己嫌悪に陥る時があるんですから……」
老提督「いや、当時のワシみたいな甘ちゃんにはあれくらい厳しい指導者が必要だったんだ。そのおかげでワシは誰1人失う事なくここまでやってこれたんだから」
霞「……そう言ってもらえらると救われますね。でも司令官」
老提督「ん?」
霞「今度は私達が司令官に恩返しをする番です。それまでにポックリ逝くなんて情けない真似はしないで下さいね?」
老提督「ハッハッハ、こりゃ手厳しい。しばらく[ピーーー]そうにないなぁ!」
ここまで。
暁達と口調が公式と違うのは、
見た目はそのままで精神年齢だけがお婆さんになっているからです。
ある程度小ネタが溜まって来たのでそろそらオムニバス形式スレ?を建てようかと思っています。
乙です
もう一つ投稿します
五月雨「……………」
金剛「ヘーイ提督ゥー!もう時間とか場所とかどうでもいいから触ってヨー!」ギュー
榛名「榛名は(提督との性行為はいつでも)大丈夫です!」ダキッ
提督「こ、こら!急に抱きつくなって!///」
瑞鳳「私の作った(媚薬入り)玉子焼き……食べりゅ?」
大和「提督……大和(ラブ)ホテルに泊まってもいいんですよ?///」ポッ
雷「私がいるじゃない!」
千歳(お酒飲ませて既成事実を……♪)
五月雨「……………」
五月雨(提督との付き合いは私が1番長いのに……)
五月雨(……そうだ。提督の周りにいるあの人達が悪いんだ。私の愛する提督を奪っていったんだ)
五月雨「許さない………許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」ゴゴゴゴゴ
五月雨(台所に何故か置かれていた劇薬)
五月雨(これだけ入れたら、いくら戦艦でも………フフッ♪)サラサラ
五月雨「提督、金剛さん。紅茶が入りましたよ」コトッ
提督「ん、ありがとな」
金剛「五月雨ちゃんもメキメキと腕を上げてますからネー!これは将来有望ですヨ!」
五月雨(提督に喜んで貰いたいだけなんだけどね)
金剛「では、いただきマス」ゴクッ
五月雨(ktkr!)ニヤッ
漣「私のキャラを取らないでっ!!」カッ
朧「どしたの?急に大声出して」
五月雨(そろそろ効き目が表れるはず!何といっても即効性って書いてましたから!)フンスッ
金剛「ンッ……///何だか体が熱いデスね……///」
五月雨「えっ」
提督「どうした急に。体調が悪いなら部屋に戻ったほうが……」
金剛「もう我慢できまセーン!///」ガバッ
提督五月雨「ちょっ!?」
<アンッ!提督もっと激しく……♪
<ちょっ金剛!落ち着け……うはぁっ!?何だこの締め付けは!?
<提督提督提督提督提督提督ーッ!
<だ、ダメだ出るっ!!
五月雨「………どうしてこうなったの」ズーン
間宮「あら?ここに置いといた超強力即効性媚薬はどこにいったのかしら……提督に使おうと思ったのになぁ」
五月雨(毒薬は失敗……やっぱり回りくどい手段はダメなのかな)
五月雨(……強行手段に出るしかない!)
雷「どれが〜好きか〜♪自分に問うてみる〜♪」トテトテ
<ブハッ!
<デデーン 瑞鶴 OUT
<いや洲崎綾ボイスであの歌は反則……え?加賀さん何その棒……いやまってそれで叩かれたら絶対痛ほげぇっ!?
<大鯨です!
五月雨(雷ちゃん……あなたも私の提督を奪う邪魔者。悪いけど、死んでもらうね♪)ゴゴゴゴゴ
雷「何を煮て何を煮てる〜♪」トテトテ
五月雨「雷ちゃん覚悟ぉー!」ダダダダ
雷「ひゃっ!五月雨ちゃん!?」
五月雨「[ピーーー]えええええフギャッ!」ズデーン
雷「キャッ!」
五月雨「……痛い」グスッ
雷「五月雨ちゃんっていつも何もないところで転ぶわよねぇ……ほら、大丈夫?」
五月雨「…………また失敗しちゃったよぉ」ズーン
雷「えーっと、その包丁は………
あぁ!司令官の為にお料理を作ろうとしてたのね!」ポムッ
五月雨「ふぇ!?いや、違……」
雷「それならもーっと私に頼っていいのよ!手取り足取り、司令官の喜ぶ献立の作り方を教えてあげるっ♪」グイ
五月雨「あああぁぁぁぁ〜〜〜………」ズルズル
瑞鶴「お尻が痛いよぅ……」グスグス
加賀「ごめんなさい。強く振りすぎたわ」アセアセ
提督「……何してんだお前達」ハァ
大鯨「大鯨です!」
五月雨(その後提督は私の作った料理を食べて喜んでくれました)
五月雨(何だか提督の笑顔を見ていたら、さっきまでの事がどうでもよくなりました!)
五月雨(今度提督と他の人達が4〜5Pする時に私も乱入しようかな♪えへへっ!///)
時雨「おしまいだよ。ちなみに僕も提督とシた事があるんだ」
夕立「そんなこと誰も聞いて無いっぽい」ハァ
病んでもドジっ娘♪五月雨ちゃん!
はい、五月雨を病ませたかっただけです。すみませんでした。
乙です
雑誰スレネタから R-18注意
三日月「司令官、遠征終わりました!」ガチャ
シーン
三日月(あれ?誰もいない……おかしいな。司令官からは『遠征が終わったら大事な話があるからすぐに来てくれ!』って言われたから来たのに……)
三日月「また数十分後に出直そ……あっ」
机に置かれた提督の上着「」パサッ
三日月「…………………………」
三日月「」キョロキョロ
三日月「」扉ガチャ
三日月(今は他の艦娘は入渠中か演習中。誰も来ないよね、うん)
三日月「はぁっ………はぁっ………」ドキドキ
三日月(こ、これが司令官がいつも着ている上着……)ゴクッ
三日月(自覚はしてたけど、私ってかなり重度の匂いフェチなんだよね……)
三日月(いつも司令官の隣に立って男の人の匂いを堪能してたけど、これほど私向きのお宝と出会えるなんて!今日はついてるなぁ)
三日月「それでは早速……」クンクン
三日月「っ!?」ビクン!
三日月(な、何これ!?じんわり染み付いた絶妙な汗臭さ、それでいていくらかいでも飽きないこの香り!)ガクガク
三日月「……クセになっちゃいそう///」クンカクンカ
三日月「ふわああああぁっ!!」ゾクゾク
三日月(なんていい香り……ずっと嗅いでいたい……///)クンカクンカ
三日月「司令官…しれいかん……しれぇかぁん……えへへへ///」スーハースーハークンカクンカ
三日月「さいこう……からだにちからがはいらないよぉ……///」ジュン
三日月(あっ濡れて来ちゃった。とうせ誰もいないし、鍵もかけたから……いいよね?)
三日月「………///」ドキドキ
クチュ
三日月「ひゃあっ!///」ゾクゾクッ
三日月「あぁ……しれいかぁん……」クチュクチュ
三日月「スーハースーハースゥゥゥーーーッ///」クチュクチュ
三日月(しれいかん……大好き……)ツプッ
三日月「すぅぅーーっ(深呼吸)………」グチュグチュ
三日月「んぁ……あんっ!やっ、そこっは、ダメですっ!しれいかぁん!///」グチュグチュグチュグチュ
三日月(もっと……もっと気持ちよくなりたい……上も)モミッ
三日月「うん……しれい、かんっ……んぁっ!」モミモミモミモミ グチュグチュグチュッ!
三日月「はぁはぁ……もっと奥に……」ジュプッ
三日月「んっ……んぅっ……あんっ!」クリクリ モミモミ
三日月(しれいかん……しれいかんしれいかんしれいかん///)グチュグチュグチュ コリコリ
三日月「しれいかんイきます!私イっちゃいますぅ!」グチュグチュグチュ コリコリクリッ!
三日月「ふわああああああっ!///」 ブシャァァァァッ!
三日月「はぁ……はぁ……///」ヘナヘナ
三日月(最高だったぁ……病み付きになりそう……///)
提督「…………………」
提督(休憩がてら外をジョギングして帰って来たら三日月が俺の上着でオナっていた)
提督(今執務室に入ったら確実にアウトだよなぁ……どうする俺)
提督(息子もこんなんなってるし)ギンギン
提督(とにかく今は執務室から離れて……)カタッ
三日月「!?」クルッ
提督「しまっ……!」
三日月「………………」
提督「………………」
おしまい
他の睦月型の影に隠れがちですが、
こういう正統派で真面目な娘がハッチャケるのもありだと思うんです。
えろゐ
アリだな
乙です
吹雪「それでは私はここで!」
提督「ああ、お疲れさん。明日もよろしくな」ノシ
吹雪「はい!司令官!」タタタッ
吹雪「あ~今日もよく働いたなぁ……もう寝ようっと」
吹雪「……zzZ」スヤスヤ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
吹雪「……あれ?ここどこ?」
提督「おーい吹雪!補給部隊はもう出発だぞ!早くしろよー!」
吹雪「え、司令官!?どうしたんですかその恰好は!?」
提督「どうしたって、これが俺達の普通の服装だろ。変な事言ってないでさっさと行くぞ!」グイグイ
吹雪「ちょっ押さないで!」
<ドゥン テーレーレーレーレーレーレーレッ テーレレレ♪
<テレレテッテテレテテーテッテテッテレッテテー♪
大淀「貴方達!何をサボっているんですか!前線ではどこでも我々が来るのを待っているんですよ!」
吹雪(大淀さんまでそんな恰好で何してるんですか)
提督「はっ、すみません!」
大淀「早く行き先を決めて船に乗って下さいね!」
提督「はっ、分かりました!}
吹雪「船に乗るって、私がその船なんだけど……」
提督「頭でも打ったのか?さっきから変な事ばっかり言ってるけど」
吹雪(そうだ、これはきっと夢なんだ。夢ならそのうち覚めるに違いない!)
北方棲姫「ヨクキタ……ココデ1ヶ月間任務ヲ行ッテモラウ」
吹雪「ほっぽちゃん!?」
提督「コラッ!そんな名前で呼ぶな!失礼だろ!」
吹雪「偵察任務です!」キョロキョロ
吹雪「きゃぁっ!ゲリラに見つかっちゃった!」
ズダダダダダダダ
吹雪「……何とか逃げ出せました」
体力が10下がった
ツキが2下がった
吹雪「ゲリラ討伐です!ふ、吹雪、行きます!」
パーン パーン パーン
吹雪「はうっ!」バタッ
提督「ああっ!吹雪がやられた!」
……………………
吹雪「あー、死ぬかと思いました」
体力が33下がった
ツキが5下がった
提督「敵の攻撃だ!」
吹雪「ええええ!!」
ズガーーーーーン 成功!
吹雪「ひゃー、危ないところでした……」
ツキが3上がった
吹雪「もうこんなわけのわからない夢はたくさん!今すぐ覚めちゃえ!」
吹雪「……えーっと。どうやったら、この夢覚めるのかな?」
提督「わけのわからないのは吹雪のほうだろ。さあさあ諦めて次の戦場に行くぞ」
吹雪「い、いや、これは全部私の夢なんですよ!」
提督「そんなに言うならほっぺたでもつねってみたらどうだ?」
吹雪「!それだー!!」キラーン
……………………
「う~ん、う~ん」
吹雪「はっ!ああ、ここは懐かしい鎮守府だぁ……」
深雪「何寝ぼけてるんだ。もう昼の12時だぞ?」
初雪「私が言えた事じゃないけど、寝過ぎ……」
白雪(……吹雪ちゃんの枕元にパワポケ1・2が挟まってる。この間夕張さんが置き忘れたゲームですね)
艦隊これくしょん 戦争編 おしまい
何度か各スレで聞いたネタ
200周生き残ったのは100回やって2人くらいだったような…それくらい難しかった
盛大に誤爆したけどこっちにも置いておく
一応怖い話なのでいやな人は注意。怖くはないかもだが
着任してから数ヶ月、艦娘も増えてきて運用が軌道に乗った頃の話。
自分の鎮守府の側には高い山々が連なっている。
豊かな山らしくて、ちょうど着任当時は秋だったので近所のお婆ちゃんが山菜やらキノコやらをお裾分けしてくれたりした。
でも、上官の大将からは酷く念を押されていた。
「艦娘をあの山に入れるな」
……と。
鎮守府はいわゆるパワースポットとして艦娘を護るため、他の神社や神地の分譲を受ける。
聞いた話なのだが、艦娘法と鎮守府特別法が成立した初期に分譲が大量に必要とされた際、名の分かる神社仏閣ではとてもではないが対応しきれなかったそうだ。
だから海軍のお偉方は、鎮守府予定地の近くにある神地……言ってしまえば、何がいるのかも分からない、不思議な力のある場所を手当たり次第に利用して、鎮守府に力を分ける儀式を執り行ったのだという。
「普通、力を分けてもらうには代価がいるもんだよな。誰だってただ働きは嫌な筈さ」
そう言って、隣町に配属されている先輩提督が頷いた。
「つまり鎮守府が出来てから今まで、お前さんは力を分けてくれたナニカに何にも捧げないでしらばっくれてるわけだ」
「そんな状況で艦娘……力を持った年頃の娘なんか連れて行けば、生け贄かなんかと勘違いされたっておかしくはないよな」
「触らぬカミに祟り無しとは言うが……触っちまった後はどうすりゃ良いんだろうな?」
背筋の怖気に耐えながら、その時だけはそんな馬鹿なと笑って流したが。
その翌日、深夜に遠征から帰った天龍の報告を聞いて、俺は完全に血の気が引いてしまった。
「おい提督、昨日は近所の集まりでもあったか?」
「あたしらが帰港したとき、宿舎の方から十人くらいふらふら出て来てさ、そのまま門から出て行ったんだ。艦娘じゃあねえみたいだし、やたら遅くに帰るから声もかけなかったんだけどよ」
「宿舎の廊下は犬か猫の毛だらけだし、何があったんだ?龍田が怒ってたぜ」
今は配置転換希望を提出し、もっと南の海に移って任務に就いている。
あれから特におかしなことは起こっていない。
だが時折夢を見る。這いずり回る、影の夢。
最後に、背中を強く押してくれた先輩の言葉だけを書いて終わりにしたい。
「艦娘が深海棲艦と喧嘩できるからって、山の神様に勝てるなんて思うなよ」
「海には海の、山には山のルールがある。船が山に登ればどうなるかくらい……分かるだろう?」
以上。
深海棲艦には勝てても山の怪異には勝てないんじゃないかなぁ……と
怖い話大好きだけど大嫌い
書き方の話だから貫きたいならそれで構わないが
読者からすると改行してもらえると読みやすい
>>824
済まん、もしもしだからか文章量がカッツカツでな
2レスに分けるには微妙な内容量で、改行切り詰めてぴったり1レスに収まったという具合だった
投下?
睦月「何で、何で諦めるのですか!嫌いな物は全部消すだけなのですか、如月ちゃん!」
睦月は主砲を如月の姿をした深海棲艦に向かって放ちながら接近する!
キサラギ「ウルサイ!オマエハ私ノ敵ダ!」
如月の姿をした深海棲艦も同じように主砲を放ち、睦月を攻撃する。
睦月「くっ… 戦わないで分かり合う方法だってある筈です、如月ちゃん!」
キサラギ「モウ私ハ選バサレタ!睦月チャン達モ傷ツケテ、今更ドウ変ワレバ良イノヨ…!」
そして距離が近付き、そのまま衝突して取っ組み合いになる!
睦月「私は、あの時… 如月ちゃんが沈んじゃったって聞いて悲しんで、吹雪ちゃんを傷つけたの…
痛みを背負わせたのに、吹雪ちゃんは私を信じてくれた!あの時の如月ちゃんと同じ様に私を支えてくれた!」
キサラギ「エッ…」
睦月の目からは大粒の涙がこぼれ落ちて、深海棲艦の頬を濡らす。
睦月「だから、今度は睦月の番… 如月ちゃんが受けた痛み、私も一緒に背負うから… 一緒に帰ろ、如月ちゃん。」
キサラギ「む、つき、ちゃん… あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
睦月「選んで、如月ちゃん自身で。悲しいから、痛いからって諦めないで、『そこ』に自分が居る事を選び続けて…」
キサラギ「私ハ…」
キサラギ「帰りたい… 睦月ちゃんの所に…!」
そのまま深海棲艦の頬を濡らした涙が輝き出し、睦月の視界を光で包み込んだ…
睦月「う、ぁ…」
「うふっ、気付いた?」
睦月「あ…」
「ごめんね、痛かったよね睦月ちゃん…」
睦月「平気だよ… そこに居るんだよね、ちゃんと居るんだよね…!」
「うん、私はちゃんとここに居る。」
睦月「お帰り、如月ちゃん…!」
如月「ただいま、睦月ちゃん…!」
艦これアニメもこんな感じになって欲しい
駄文申し訳ない
おつ
乙やで、オーソドックスだがなかなか良かった
試作一号
ヴェル「────────♪」
提督「………………」
わずかに開いたドアから覗き込む。
『少し席を外すけど、執務はそのまま頼む』と言って部屋を後にしたはずだった。その時はまだ、秘書であるВерныйは書類と睨めっこをしていた。
が、戻ってみるとこれだ。本来は提督である俺が座るはずの椅子は彼女に占領され、おまけに執務は放棄しているように見える。
なんとも愉快な様子で両足を前後に動かしている姿は、今にも鼻歌が聞こえてきそうだった。
提督「……何をしてるのかな」
ヴェル「あ、し、司令官!?」
ヴェル「これはその…………」
提督「そんなに椅子が心地良かったか?」
ヴェル「……頼まれたことを放棄してしまってすまない」
提督「……まあ、ぶっちゃけ言うと俺もよくサボるし気にしてないけどな」
ヴェル「……………………え?」
よくサボる身として、艦娘が執務を怠けることにとやかく言えるような筋合いはない。
むしろこちらとしてはご機嫌なВерныйをしばらく眺めていたいようなそんな気もしたが、それだと用事に遅れてしまうのだ。
それにこれ以上突っ込まれると、こちらとしても都合が悪かった。驚いたような目をしている彼女を遮るように、急用で外出することを伝える。
提督「────てなわけで、しばらくの間は留守を頼めるかな?」
ヴェル「私でいいのかい?」
提督「『信頼できる』からな」
ヴェル「そこまで言ってくれるなら……引き受けよう」
提督「ありがとう。一人で大丈夫か?」
ヴェル「大丈夫だよ。私は一人でも」
提督「そうか」
『私は一人でも』という言葉が、なぜかいつもより明るく耳に残る。思えば着任したときに比べると随分と明るくなったものだ。表情がわかりにくい子ではあるが、そんな中でも感情がわかるようになった。長い付き合いだからだろうか?
そんな思考を巡らせながら、見送られて執務室を後にする。
ヴェル「大丈夫だよ。私は一人でも」
ヴェル「……今はもう、『独り』じゃないから」
ヴェル「ね?司令官……♪」
試作二号
昼下がり、執務室。夜は騒がしい軽巡と二人、暇を持て余している。
こちらは書類がすべて片付き、向こうは夜戦がないと聞き今日のやるべきことを終えた様子だ。というより、川内のほうから昼間の出撃を願い下げされたというべきか。
机に突っ伏してボーっとする俺と、窓際で腕を組んで、同じくボーっとして遠くを見つめている川内……傍から見たって明らかに暇だということは一目瞭然だろう。
川内「…………提督?」
提督「ん」
川内「何かやることないの?」
提督「何かって……そのやることを願い下げてきたのはどっちだ」
提督「それともなんだ、退屈なのか?」
川内「ん……べ、別に退屈とかしてないし……」
窓際で腕を組む川内はどことなく落ち着かない様子に見えた。
彼女が落ち着かない時というのはパターンがある。夜戦のときと、図星を指された時だ。今は間違いなく後者だろう。
つまるところ退屈しているのだ。『退屈とかしていない』と強がるわりに、きっとものすごく退屈しているに違いない。
腕を組んだまま崩さず時々足首を曲げてみたり、指でよくわからないリズムを取ってみたり……。多種多様な落ち着きのなさは、見ている側としてはなかなかに面白いものだった。
そんな落ち着きのない退屈そうにしている────本人は違うと言い張るが退屈そうにしている────様子を眺めていると、ふと笑みが零れてしまう。
川内「……してないんだから!本当よ?」
提督「誰も疑っちゃいないぞ」
川内「でも提督、いま少し笑ったでしょ?」
提督「気のせい気のせい」
不機嫌そうな様子で窓際に居座るが、相変わらず落ち着きは取り戻せていない。しかめっ面をしては時折こちらを見たり、再び遠くを見つめてみたり、そんなことを繰り返している。
いつも元気な笑顔でいるイメージが強いが、そんな川内のしかめっ面というのも見ていて飽きないものだった。
川内「ねえ、提督?」
提督「今度はなんだ」
川内「提督は退屈じゃないの?」
提督「……………………」
川内「…………提督?」
提督「…………ふふっ」
川内「──────────!?」
こんなにも変化に富んだ空間にいるのに、退屈などするはずもないのだ。それを提供してくれている川内に聞かれたものだから思わず笑ってしまった。
向こうはというと案の定笑った理由が分からずに何やら騒ぎ立てているが、その姿さえこちらに楽しい時間を提供している。
それを知る由もない彼女はこの後どんな表情を見せてくれるのかと想像を働かせると、きっとまた顔が綻んでしまうのだろう。
試作だけど投下してみました
放置ボイスを題材に妄想していくスタイル
乙乙
すきな雰囲気
日常のワンカットっていいよなぁ
乙
短い話を一つ投下します、雑談で怪談とあったので
俺は悪くない。
「やっと会えた! 陽炎よ。よろしくねっ!」
あそこで退けば、あの深海棲艦を沈められなかった。
「やっと会えた! 陽炎よ。よろしくねっ!」
違う、わざとじゃない。
「やっと会えた! 陽炎よ。よろしくねっ!」
あれからは誰も轟沈させていないんだ。
「やっと会えた! 陽炎よ。よろしくねっ!」
もう、許してくれ……。
「やっと会えた! 陽炎よ。よろしくねっ!」
「やめろおぉぉぉぉぉぉっ!」
「や っ と ま た 会 え た。陽 炎 よ。次 は 沈 め な い で ね ?」
元ネタは有名な子供を湖に沈めた話
轟沈した艦娘が記憶を持って帰ってきたら怖いです
おつ
ドロップ艦が愉快なことになりそうだな>轟沈した艦娘が記憶を持って帰ってきたら
最大限に好意的解釈すれば感動の再会とも取れるから(震え声)
乙です
日常系の直後のホラー……フフフ、怖い
一つ投下します
――今日、今年最初の、雪が降った。
こうして雪を見ていると、俺の服の袖をそっと掴んで後ろを歩く彼女の姿を思い出す。
今振り向いてみても、その姿は拝めない。
かじかむ手を缶コーヒーで暖めながら、鎮守府への帰路を急ぐ。
いつからだっただろうか、この道を一人で歩くようになったのは。
いつからだっただろうか、こんなに冬を寒いと感じるようになったのは。
過ぎた日々は、もう決して戻らない。
それでもあの日々をもう一度と願ってしまうことに、果たして罪はあるのだろうか。
「ほら、肉まん買ってきてやったぞ」
「ん」
「全く……俺はお前のパシリじゃないんだからな」
「ん」
「膝に乗せろじゃねぇよ、仕事残ってるっての」
「ん!」
「怒るなよ、後で幾らでも構ってやるから」
「ん」
「……どうでもいいけど、ちゃんと喋れ」
「……分かってくれるから、問題ない」
「はぁ……そうかよ」
「ん」
「今度は一緒に――」
「や」
「お前、いっそ炬燵雪に改名したらどうだ?」
「や」
「ほら、出てこい。でなきゃ背中にこの冷えた手突っ込むぞ」
「む、セクハラ」
「人にしがみついて寝てやがる癖に何言ってんだ」
「だって、寒い」
「俺はその寒い中、お前の為にコンビニまで行ったんだが?」
「ん、はひはほ」
「食べながら喋るな」
「注文多い、クリーム塗られる?」
「俺は山猫じゃねぇよ」
「きゃー」
「棒読みなきゃーだなおい――明日、久しぶりにデートしないか?」
「……ん」
ケッコンカッコカリをした直後の様な、甘酸っぱさは無い。
手を繋ぐだけで、顔を赤らめることも無い。
見ているだけで、満足感を得られることも無い。
――ただ、そこに居ないと酷く落ち着かないだけだ。
「こら、俺の分まで唐揚げ食うな」
「早い者勝ち」
「太っても知らんぞ」
「……運動、するから」
「運動?……いや、アレは運動って言っていいのか?」
「結構、疲れる」
「終わって即寝るお前に服を着せるのも結構疲れる」
「……エッチ」
「着せるのがエッチって斬新だなおい」
過去に戻りたい。
そして、もう一度これまでの日々を過ごしてみたい。
――初雪の降る中で出会った、あの瞬間から。
以上、初雪が降った日に投下しようとして忘れた話でした
乙です
なんとも悲しいお話だこと……
切ないのぅ…
最近やったMGS4に影響された。思うがままに書いてみたが続かない。
そしてやった人にしか分からないネタ。スレ汚し失礼します。
戦争は変わった。
国家や思想のためではない。利益や民族のためでもない。
希望を負った少女達と、無数の怨念の権化が、終わりの無い生存戦争を繰り返す。
命を消費する戦争は、命を代償とする平和へと変貌した。
戦争は変わった。
憑依された少女達たちは、憑依された装備を持ち、憑依された艤装を使う。
妖精や魂が彼らの能力を助長し、管理する。
身体の制御、精神の制御、霊魂の制御、生命の制御。
全ては保護され、統制されている。
戦争は変わった。
時代は殺戮から闘争へと移行し、何れ訪れたかもしれない最終戦争は回避された。
そして生命の制御は、存在のコントロールをも可能にした。
戦争は変わった。
生命が制御管理された時、生命は普遍のものとなった。
戦争は変わった。
ひとつの歴史が終わり、我れらの役目は終わった。
だが我れらには、やらなければならない事が残っている。
最後に負い込んだ業は、
我れらの命、艦娘達をこの世から抹消する事。
それが、我れらに託された最後の任務。
世の中には蘇らせられないものがある。
蘇らせてはいけないことがある。
在ってはいけない魂がある。
FLEET GEAR ADMIRAL -Souls of the Battleships-
壮大でもないし何も始まらない。過去作もないから薄っぺらい。
学園ものや某アパート以外にも現パロものがあってもいいと思う
というわけで投下します
……司令官。
…何だ?
私達、このまま……
……そうだな。
……私達らしい最後ね。ちょっとだけ気が晴れたな。
…違いない。待ってろよ皆、今逝くからな。
……お伴します、司令官。私達は最期まで一緒よ。
……ああ。
提督「う……ん、朝か。妙にリアルな夢を見たな」
「提督ー!朝ごはん出来たわよー!」
提督「おう、今行くよー……っと、その前にやることがあったな」
提督「ほら潮、漣、曙。朝だぞー起きろー」ユサユサ
潮「ふわぁ……おはようお兄ちゃん」
漣「んんー!おはよう!兄様はいつも起きるの早いよね〜」
曙「うぅ……まだ眠い」
提督「お前また睡眠時間削って勉強してたな!睡眠はしっかり取れっていつも言ってるだろ……」
曙「分かってるんだけどさ、学校の宿題が終わって無かったから…」
提督「全く……今日はしっかり早めに寝ること。いいな?」ナデナデ
曙「んっ……分かった。ありがとね、心配してくれて」
提督「お前達の体が一番大事だからな」
暁「今日は焼き魚定食よ」
提督「おっ、うまそう。いただきます」
潮「はむっ……おいひいです!」
漣「やっぱりご飯には納豆だよねぇ」モグモグ
曙「えーのりたまでしょ」ムシャムシャ
提督「同じく」パクパク
暁「私はどちらかというと食パン派」ハムハム
暁「はい、お弁当。今日も頑張ってね!」
提督「いつもありがとな。さて、行ってくるか!」
潮「お兄ちゃん、今日も途中まで一緒に行こ?」
提督「わかってるって。駅までは同じ道だもんな」
曙「……いいなぁ」
漣「我慢我慢。曙ちゃんも高校に入れば兄様と一緒に登校出来るから」
提督潮漣曙「いってきまーす!」
暁「いってらっしゃい!」
ひとまず終わり
裏設定をいくつか考えていたりしますが、とりあえず今投下した部分の説明を
提督と暁は同棲中。お互い両思い。
潮達は提督とは実の姉妹。朧は登場こそしていませんがちゃんといます(真顔)
家庭環境により潮や曙の性格が変わっています。
ひとまず、は投下スレではNGだと何度言えば
終わりって書いてあるからいんじゃね?
一応終わってるし別にいいんじゃない
続ける前提なら新しくスレ建てしたほうがいいな
単発ネタがそのまま続くこと自体は悪いことじゃないし
ごめんなさい。冒頭と少しの設定だけ思いついて投下したんですけど、「ひとまず」は明らかに余計な一言でした。
もしこの先の展開を続けるなら改めて新スレで書きます。アドバイスありがとうございました。
※ブラ鎮注意。雑談スレの話題から
↓着任前 上から読むよ!
新潜水艦娘「私の力が活かせる職場ですか?」
提督「はい、もちろんです」
新潜「他の子でもいいんじゃなくて?」
提督「とんでもない!」
新潜「姫とか鬼とか沈められる?」
提督「ええ、よくあることですよ」
新潜「仲間が沈んだりしないよね?」
提督「そんなことはございません」
新潜「休みはまさか取れるんでしょ?」
提督「何よりも優先させていることです」
新潜「オリョクルとかいうのに行かされない?」
提督「決してそんなことはありません」
新潜「艦娘思いの鎮守府なんだね」
↑着任後 下から読むよ!
草
こんなん草生える
結婚のコピペだっけかな、いい改変だ
ガイアナイザ提督が鎮守府に着任しました
猫吊るし「要するに深海棲艦を撃滅して欲しいのです」
提督「よくわかった」
猫吊るし「ではまず最初の秘書艦を」
提督「いらんいらん。連中は海から涌いてくるんだろう?」
猫吊るし「まぁそうですが秘書艦が要らないのと何の関係が」
提督「海を枯らす」
猫吊るし「……は?」
提督「これをこうして、こうじゃ。さ、早送り早送り」
~~~ 数十年後 ~~~
提督「海は滅んだ!! 深海棲艦も滅んだ!!」
猫吊るし「人類まで滅びてるじゃないですかー!! やだー!!」
2300万年後、機械文明が生まれるがそれはまた別の話
元ネタはシムアースのTASです。宇宙に飛び出すのは人類でなくても良かったんだな……
歪んだ愛情注意
以下投下
投稿スレには初 ちょっと長いかも
提督「はるさめちゃ~ん」
春雨「ひゃあ!…司令官、いきなり抱きつかないでください…」
(榛名は嫌われてしまったのでしょうか…)
このごろ、提督の私に接する態度がよそよそしい
ある日を境にして秘書艦から外され、出撃もさせてくれなくなった
覚えている限りでは、オリョール海に行ったのが最後であっただろうか
一方、最近の提督は、よく春雨ちゃんのところへ行っていて甘えている
しかし、私が話しかけても、返ってくる返事は冷たいものばかり
だから、さっきのような光景を見ていると、胸が張り裂けそうな思いになる
(はたして、榛名は本当に必要な存在なの?)
提督にとって私は、ただいるだけの邪魔な存在なのではないか
私は兵器、役に立たない兵器は所詮ただの鉄屑にすぎない
実際、今の私は提督にとっての邪魔者
何の役にも立てず邪魔にしかならないのなら、いっそ解体されたほうがいい
(結局、私は必要とされていないのですね…)
心は決まった。今夜、提督にこの事をお願いしよう
最後の人が提督なら、私に心残りはもう無い
その決意を胸にしまい、提督の居る執務室へと入り声をかける
榛名「あ、あの、提督」
提督「……榛名か」
榛名「お話が有ります。今夜、執務室まで来てください」
「まず、これを見てください」
青葉が写真を机にばらまいた。
腕を組んで顔をあわせている衣笠と提督。公園のベンチで共にランチを楽しむ衣笠と提督。動物園の檻を前に少し怯えて見える衣笠と後ろで笑っている提督。夕焼けをバックに口付けを交わす衣笠と提督。夕暮れにとある建物に入ろうとしている衣笠と提督。一室で激しく愛し合う衣笠と提督。
日付は全て昨日のものだ。
「いやぁ、別に青葉は怒っているんじゃありません。ただ、どうやって姉の好きな人を盗ったのか。どんな気持ちなのか。それが知りたいでけなんですよ!」
嘘だ。衣笠にはわかっていた。
確かに、いつものハキハキしたしゃべり方。話している間に近寄ってくる癖。何かを尋ねるときには必ず笑顔。
一見するといつもの青葉だ。
だが、心境は違うと断定できる。
目が、目の焦点があっている。あって、一瞬たりともずれることはない。
ここは青葉と衣笠の共同部屋。
鍵は掛けられていて、衣笠の口にはハンカチが詰められた上に猿ぐつわ。
唸ることしかできない。
「~~~~っ!!」
「おっ?喋ってくれますか?まずは何から喋ってくれますか?」
浮気なんてことはない。提督が純粋に衣笠をテーマパークに誘ってくれたのだ。
そこで、まぁ、いろいろあって一線を越えてしまっただけだ。断じて浮気ではない。
提督も衣笠も後悔している。
だが、その事実を伝えるものはこの部屋にはいない。
部屋に入れない提督。喋れない衣笠。
この事実は、探求心の強い記者の耳には届かない。
「さぁ、早く教えてください!司令官のどこに引かれたんですか?姉を裏切る気持ちはどうだったんですか?まだ私も経験していない提督とのエッチは?」
こうなったら、青葉はテコでも動かない。何があろうとも必死になって聞き出そうとするだろう。
たとえ睡眠食事を犠牲にしても。
【突撃インタビュー】
あ、ごめんなさい
見てませんでした。自重します
二つのSSが混ざってるんですがそれは…
もう終わったんで大丈夫です。
続きお願いします
すまん……帰ってきてくれ……
この秒差はまあしょうがないと言える
すいません、以後気をつけます…
あと、SSのほうはちょっとばかしお待ちいただけると嬉しいです。
本当に申し訳無い… 以後、気をつけます。
夜、執務室前
私は一人、廊下で立っていた
榛名「はあ……」
大きく息が漏れた。ただ人を待っているだけなのに、こんなにも緊張するものだろうか
目の前の廊下を見ながら、そんな思いに浸っていた
この廊下を通るのも今日が最後だと思うと、寂しさを感じる
何度出撃し、何度報告のために子の廊下を通っただろうか
あの頃は、提督の役に立ちたいという一心で、出撃に明け暮れていた
しかし、残念ながらもうあの頃には戻れることは二度と無い
提督「どうしたんだ、榛名」
そんな回想にふけっている内に提督が来た
私は自分の感情に鍵をかけ、話し始めた
榛名「提督、私を解体してください」
提督「はぁ!?お前は一体、何を言っているんだ」
さすがに急なことなので驚いている様子だ
けれども、私は続ける
榛名「提督、榛名はただの役に立たないお荷物なんです。邪魔になるお荷物なんか解体してください」
提督「お前は邪魔なんかじゃない!俺の大切な部下だ!」
今日は忙しいので一旦ここまでにさせてください
明日、残りを投下します
頼むから>>1読んでから投稿してくれ
色々と酷過ぎる
投稿被りはまだしも時間無いから中断はアカン
※書き溜めをし、素早い投下を心掛けましょう
※書き溜めをし、素早い投下を心掛けましょう
※書き溜めをし、素早い投下を心掛けましょう
こればかりは擁護できんぞ
6レスお借りします
【諸注意】
・提督の説明台詞が異常に多い
・ぼくのかんがえたかっこいいかんこれ
南西諸島海域海上 とある艦の甲板上にて
利根「今回は大丈夫なんじゃろな。カタパルト……」
筑摩「利根姉さん、今日は私のを使ってみます?」
利根「いらん! 自分の装備を信頼してこそ…………信頼……むむ」
神通「両駆逐隊、点呼」
朝潮「復刻第8駆逐隊、艤装チェック完了しました」
陽炎「18駆逐隊、万全です」
神通「よろしい。もうすぐ提督がいらっしゃいます。気分を解しておいてください」
潮「すごい人数」
朧「二十人……三十人?」
漣「通商路保護ってレベルじゃねーぞ!」
曙「目的はそれでも内容は艦隊撃滅よ。妥当だわ」
加賀「やりました」
赤城「朧ちゃん五航戦から引っ張っちゃいましたね」
加賀「艤装の完成が遅れて戦場に出れないのですから当然でしょう」
赤城「楽しそうでなによりです。……ああ、提督、来たみたいですね」
大淀「総いーん、整列!!!」
提督「………………」
提督「これよりO1号作戦を確認する」
提督「今回の目標は妖精地名称で東部オリョール海。これを制海する敵通商破壊艦隊の撃滅にある」
提督「海域には前回のバシー同様、輸送ワ級を護衛する強力な強襲揚陸部隊が確認されているが無視すること」
最上「はい」
最上「南西諸島海域に入ってからずっと通商路の確保しかしてないよね?」
最上「いや、大事だって解るけど」
最上「敵の主力と揚陸兵力をそのまま残しちゃうのってまずいんじゃない?」
提督「実に良い質問だ最上」
提督「簡潔に答えるならば、『本営はそのリスクを承知の上でやっている』ということだ」
提督「現在我々は、南西諸島海域平定戦略の進捗計画上2-3に位置する」
提督「その戦略計画はこうだ」
提督「敵通商破壊艦隊を撃滅しつつ、戦線を押し上げることで間接的に揚陸部隊を排除」
提督「焦れた敵が仕掛けてくるだろう艦隊決戦に乗り、これに勝利する」
提督「当作戦(2-3)は、敵をひとまず後退させ、決戦を誘引する段階となる」
提督「敵の主力部隊と砲火を交えるのはここではない」
最上「うーん」
提督「次回2-4では南西諸島全海域の敵空母と戦艦が集結し、決戦となるだろう」
提督「我々は2-4の総力戦に勝利する。勝てば海域は平定されるが、負ければこの国は亡ぶ。絶対に勝利する」
提督「そういうことだな」
鳥海「質問を」
鳥海「本営の方針である以上、否やはありません」
鳥海「しかし、なぜそれが目前の敵を見逃すことに繋がるのですか」
鳥海「わざわざ主力を放っておいて制海域を押し上げ、危険な決戦に後を託さずとも」
鳥海「私たちの戦力ならオリョール海の主力部隊をこの時点で撃滅できます」
鳥海「決戦を挑むにしても、もう少し敵艦隊を削っておいて良いのではないですか」
最上「あ、そう。ボクもそれが気になってた」
提督「……なにもかもが、足りないのだ」
提督「我々は鎮守府、及び本土周辺の海域を平定した」
提督「だが、現在第二艦隊以下総出で行われている、"予定外の掃海作戦"で知っての通り」
提督「海上輸送路は全く、安全とは言えない」
提督「むしろ、件の1-5において、敵の浸透打撃部隊が掃海部隊を奇襲する事態も鑑み」
提督「我が国のシーレーンは未だその9割9分を閉じられたままだと言える」
提督「政府が効果的に物資を統制し、国民が全面的に協力し、空輸によって拙くも食いつないだとて」
提督「もはや限界だ」
提督「護衛が無ければ100隻中99隻が沈む、シーレーンとも言えない細い線だが」
提督「後の脅威より、その糸を断ち切ろうとする現在の脅威を排除せねばならない」
提督「何より優先すべきは海上輸送路の維持なのだ。理解したか」
鳥海「……ありがとうございます」
最上(鎮守府併設のコンビニとか普通に営業してたような)
最上(……あれ? 僕らってかなり優遇されてる?)
提督「他に質問はないようだな」
提督「もう一度繰り返す。O1号作戦は敵通商破壊艦隊の撃滅のみを達成条件とする」
提督「余計な目標に手を出して物資を消耗するな」
提督「そして必ず勝利せよ」
提督「今や我々は勝利によってのみ存続する!」
提督「自らの生存より勝利を優先せよ! 沈みたくなければ各自で努力せよ!」
提督「これよりO1号作戦を発令する!!」
――――了解!!!
提督「復刻第二水雷戦隊、及び復刻第四水雷戦隊抜錨!!」
提督「敵前哨部隊を引っ掻き回せ!! 後続を捜索させる余裕を与えるな!」
大淀「甲板より抜錨! 海上へ飛び込んで下さい」
神通「ふっ……!」
雪風「続きますっ!」
那珂「お姉ちゃん早い!」
夕立「素敵なパ-ティの始まり!」
提督「各重巡戦隊、及び航空戦隊は3分後に抜錨! 役割読み上げ始め」
高雄「第四戦隊は水雷戦隊に続き、敵部隊を正面へ引きつけます」
妙高「第五戦隊は第四戦隊を近接援護の後、第一航空戦隊と共に浸透突入いたします」
最上「第七戦隊(ボクたち)は一航戦が突入するまで敵艦載機先鋒部隊の相手だね」
利根「索敵は吾輩と筑摩に任せよ。奇襲などさせん」
潮「第七駆逐隊、赤城さんたちをご案内します」
朧「絶対に護ります!」
赤城「我々は第五戦隊、第七駆逐隊援護の元、海域奥部へ浸透し、別方面の浸透部隊と合流します」
提督「よろしい。突入部隊は目標地点まで交戦を避け、秘密裏に行動するように」
提督「その後別働艦隊の第二戦隊(伊勢、日向、扶桑、山城)と第三戦隊(金剛、榛名、比叡、霧島)に合流し」
提督「第七駆逐隊は別働艦隊先導、第三航空戦隊(鳳翔、瑞鳳、三日月)に合流し海域を離脱」
提督「第一航空戦隊、第五戦隊、別働第二戦隊、別働第三戦隊は、敵通商破壊艦隊を速やかに撃滅し帰投せよ」
赤城「了解」
大淀「提督。そろそろ三分です」
提督「各艦抜錨! 水平線に勝利を刻め!!」
ぶつ切りの終わり
こういうスレが読みたいのに見つからな過ぎて自分で書いちゃったもの
王様「王子、王様暇ニナッチャッタカラマタ地球ニ行ッテ来テ」
王子「!?」
王様「何カ深海棲艦ッテ言ウ奴ラガ人間ヲ襲ッテルンダッテ。折角ダカラ塊デ巻キ込ンジャッテヨ」
王子「……」ハァ
大淀「というわけで新しく着任した王子提督です」
王子「……」ノ
吹雪「小っちゃい…」
電「可愛いのです」
五月雨「マスコットみたいです」
叢雲(本当にこんな小さい子が司令官なの!?)
漣(何で喋らないんだろう)
吹雪「出撃します!」
王子「……!」つ塊
電「小さな塊なのです」
叢雲「それで一体何をする気なの?」
王子「……」ゴロゴロ
<ナーナナナナナーナーナーナ 艦コレダマーシイー♪
五月雨「急に音楽が流れてきました!」
王子「……!」ゴロゴロ
ピッ パチャン ポッポッ ポゥン←モノがくっつく音
王子「!!」ゴロゴロゴロゴロ
<ナナーナナナナナーナーナーナ 艦コレダマーシイー♪
塊「」ズオォォォォ
漣「な、何かあの塊凄く大きくなってる!」
王子「!!!」王子ダッシュ
ギュウゥゥゥ ギュイィィィィン
レ級「ギャアアアアア」
ヲ級「ヒャアアアアア」
ル級「ヒエエエエエエ」
カ級「チョ、海ノ中マデ!?」
イ級「ブンブブブンブンブブブンブーン」
吹雪「深海棲艦まで巻き込んじゃった……」
プワアアァァァン←お題達成の時の音
王様「ハーイオ疲レ~。オオ、コレマデニナイサイズ!コレハ王様楽シミデスネ」
叢雲「誰!?」
王様「ソレデハ大コスモニ帰リマショー。王様☆ハイパーレインボー★」
ピカーーーーーーーー
おしまい。お目汚し失礼しました。
初代塊魂で月を作るお題をクリアできなかったのはいい思い出
おつ
懐かしい
乙。
数レスいきますね
「もう疲れたよ!!クソッタレ!!」
ペンを机に叩きつけながら、助けを請うように叫ぶ。
まぁ部屋には誰もいないんだがな。
俺はこの鎮守府の提督だ。
しかしこの弱小鎮守府では、一緒に雑務をやってくれる艦娘はいない。
俺が仕事を頑張っているというのに、窓の外からは楽しそうなロリの声が――
『や……外、寒すぎ……帰りたい……』
『これ……霰、降ってきた……』
『な、名前とかけてるんですかね……?』
『ハラショー』
『そろそろ訓練始めましょう……!』
『神通、さん……も、もう帰りたい……』
『え……まだ始まってもないですよ……!?』
――それすら聞こえてこなかった。
俺はもっとこう元気で活発な子が好きなのに!!
帰りたいなら帰ってきて手伝えよ!!
帰らないならせめて霰の中、笑いながら走り回るとかして、元気を分けてくれよ!!
……ぬぅ。こうイラついても仕事は終わらん。
よし、一度抜こう。賢者タイムよ、俺に力を。
執務机の上から二段目、鍵付きの引き出しを開ける。
中は軍の機密と男の欲望のオンパレードだ。
さてさて、演習相手の金剛ちゃんから超絶テクでテイクアウトしたパンツが……あったあった。
ふんどしじゃないあたり、流石は紅茶の国だぜ。
ズボンをテイクオフし──
「提督ぅー」
「ングッフゥー……ッ!!ど、どどどうした北上!」
多分今、深海棲艦の最新鋭戦闘機より速くパンツを隠した。気がする。
「出撃命令がなかなか出ないから聞きに来ただけ。
慌ててるけど何かあった?」
「いいや、全く。何も。あと出撃は資材がたまってからだ。待て」
「りょー。じゃねー」
クッ……!なんてやりにくい場所なんだ……!
執務室に鍵がないのは考えものだぞ……。
それに男子トイレも更衣室も寝室までも鍵なし……クソッ!何がレディファーストだ!
よし、警戒を厳として戦闘を続行するか。
……。
…………。
…………ぐ……。そろそろ……っ。
「司令官」
「ゥヌッハッフーン……ッ!!弥生か!どうした!出撃はまだだ!よし帰れ!」
「艦隊帰投の報告……です」
「そ、そうだったか!わかった!ありがとう!」
「はい」
タイミングが悪かったな。警戒が緩んでいたようだ。
このままでは仕事が終わらず、抜くことすらままならないで1日が終わってしまう。
もう夕暮れ時だし、晩御飯までには……!
…………。
……ハァ…………。
………………ウッ……!
「提督」
「ンヌウェッフゥー……ッ!!
どうしたはち!!そうか!遠征から帰ってきたか!お疲れ!部屋に戻っていいぞ!」
「え?あ……なら戻るとしますか……」
といいつつ扉の前で止まる。
眼鏡を掛け直したり、スク水のお尻の部分をパチパチと直したり。エロい。
だがそのおかげで俺の魚雷がヤバイ。
「何で止まっているんだ?」
「提督、私、書庫を用意していただきましたよね。実はあの部屋、施錠可能なんですよ……?」
「えっ」
「提督なら。……来ますか?」
「いやでも……」
「私は見えないところで読書。提督はご自由に」
ここで度々くる奴らに邪魔されながらするか。
それとも、はちに見聞きされる可能性を無視してでもするか。
男としては是非とも遠慮願いたいが……この様子だとバレているな。
しかもはちの事だ。耳栓して読書していればいないのと変わらん。
「……絶対見るなよ」
「Natürlich.(もちろん。)」
この後滅茶苦茶セッ(ry しただけの話。終わり。
乙です
ええな
ふと思いついた、1レスお借り
天龍「この……ナイフで腕を切れば……」
天龍「! 痛っ……」
天龍「こ、これで俺も強く……」
提督「天龍ー、入るぞー……って!
お前何してるんだ!自分の腕を切るなんて!」
天龍「あぁ、これか?
フフフ、これで俺も新たな力を……」
提督「何を言ってるんだ馬鹿!
リストカットして新たな力だって!?」
天龍「おいおい提督、知らねえのかよ?
痛つつ……ほら、見てみろよ」
提督「……テレビをか?」
テレビ『海底戦士シンカイオー!
第34話、シンカイオーの新たなる力!』
怪人カイグーン『ふははは!
最早ここまでだなぁ、シンカイオー!』
海底戦士シンカイオー『くっ……、流石はダイホンエー帝国最強の戦士と呼ばれる男だ、強い……!
あれを使うしかない……!』
第二ヒーローアビス『やめろシンカイオー!
あの力を使っちゃいけない!あれはお前の身を削る技なんだぞ!』
海底戦士シンカイオー『だが、カイグーンは強い!
今倒さなきゃいけない敵なんだ!』
提督「……ただの特撮番組じゃないか、これがどうかしたのか?」
天龍「フフフ、シンカイオーも言ってただろ?
新たなる力は己の身を削って出すものなんだ!」
天龍「だから天龍様は身を削って新たな力に目覚めようとしたんだよ!
どうだ、参ったか!」
提督「……あのな、天龍。
身を削る、ってのは捨て身の覚悟とかそういう意味でだな」
天龍「……えっ?」
提督「自傷して力に目覚めるヒーローなんて聞いたことないぞ……。
そりゃあ、全く居ないわけじゃないだろうが」
天龍「マ、マジかよ……!」
海底戦士シンカイオー『これが俺の新たな力だ!食らえカイグーン!
バーニングアビス・スラッシュ!』
第二ヒーローアビス『シ、シンカイオーの装甲が砕け散っていく……!
もう止めるんだ、シンカイオー!』
怪人カイグーン『ぐおおおおおお!この捨て身の攻撃!
これが貴様の新たなる力かあああああああああ!』
天龍「ほ、本当だ……。
シンカイオーは全く自分を傷つけてない……って痛ってえええええええええ!」
提督「あーもう傷口に触るな!
工廠行くぞ馬鹿!」
くろれきし
その後、天龍には他者を笑わせる新たな力が芽生えた
投下終わり
自らの身を削る~の下りは子供の頃の勘違い
乙ー。
一部の精神年齢の低い艦娘が風呂敷を身につけて「アンパンマンみたいに空飛ぶー!」って言うようなもんか
つか怪人カイグーンとか笑うしかないだろ
これはスポンサーに姫鬼ついてますわ
リスカして能力発動させるヒロインいたなぁ
僕と魔女式アポカリプスの代償魔術思い出したわ
断章のグリムか
あの作者の作品は前作も含めて不気味で面白かった
ああいう文章で何か艦これネタ書けないかな……鎮守府の怪談?
レジンキャストミルクのほうにも、敵からの被弾も可だけどいたなあ
グリムの設定意外に噛み合ってんな・・・
これは誰かスレ立てるしかないな
4レス投下
時は現代
突如海に顕現されたバケモノ―――通称、深海棲艦
曰く、艦船の成れの果て、あるいは、人の憎悪の具現化、等々
それらは最初は漁船を、次に客船を、輸送艦を、戦闘艦を、人類を
ただただ感情をぶつける、悪意と憎悪をもって―――
さあ、人類は追い詰められた
されど人類は抗う
それらに対抗しうる存在を創りだす
艦船の、英霊たちの、記憶と魂を、平和な海を取り戻すという願いをもって生み出された存在―――通称、艦娘
平和な海を取り戻さんとす提督のもとで、深海棲艦に戦いを戦いを繰り広げる―――
深海棲艦は憎しみをも以って人類を絶望を与えんと
艦娘は戦友と共に願いを、希望を与えんと
彼女たちは【その日】を夢見て戦場を駆け抜ける
ゆらり、ゆらりと
海面に漂う少女がいた
青みがかった髪に横に結いたサイドテールに、透き通るような白い肌に、アメジストと思わせる瞳色に、大きな帽子を被り、ノースリーブのセーラー服
さらに艤装は所々に欠損していたが何より目につくのは太腿の艤装より下が無く、両脚がない
そう、彼女は深海棲艦
それもただの深海棲艦ではなくそれらの上位種、人に近いカタチをし、思考能力も備わった"姫"級と称されるものであった
(アア…ワタシは、敗れたのカ)
そんな彼女は敗れた
敵である人類の兵器、艦娘が放った魚雷によって沈められた筈だった
沈んだと勘違いしたのかは知らないがなにより生き延びた
満月の夜、彼女――駆逐棲姫は思う
艤装も艦娘によって壊され、動くことさえ出来ず、ただただ流されるままに
「ツキガ…月が、きれい……」
そう呟いて、次はいつかは夢見た楽しい海で生まれたいなあと願い、駆逐棲姫はただ深い、深い眠りにつく―――
―――所変わり、時間も流れ
場所は極東の島国のさらに南の島で
ソコには、現代において忘れ去られた古びた民家がぽつんと建っていた
ずっと主を待ち続けていたのだろうか、永い時を感じさせる木の壁には相応の汚れで黒ずんでいる
しかし、何故か所々朽ち果てた壁には、内側から板で応急処置を施してあった
そんな、家の中で男は居た
ラフな着こなしをしている男は気怠そうなにしており、ただゴロゴロしているだけであった
一見普通の人に見えるが何が常人と違うかと言えば、その瞳
漆黒の髪を所々跳ね上げ、その下に覗くは、退屈で退屈で何かに満たされたくて堪らない、そんな黒く黒くどこまでも黒い瞳
ここは島国より南の島、今の時代深海棲艦が満ち溢れている故か、国外どころが本島にいくことさえ許されず
娯楽、例えばゲームやテレビなどがあるが輸送するだけで命懸けのため物価が高騰しているためそれを買う余裕がない
やることといえば食っていくために野菜や米など栽培していかなければいけない
が、それは朝夕に農作業するだけなので結局昼夜になると本格的にやることがない
「そろそろ、冬だねぇ」
と、男は呟く
ここは南国故か作物に影響は余りないが魚といったナマモノは腐りやすい
が、冬に入れば少しは持つだろう
(明日、海に行くか)
明日の予定を立てつつ、暇で仕方ない男は明日何が起こるかなと期待を込めて眠りにつく―――
彼/彼女は夢を見る
とてもとても
楽しい海を駆ける夢を―――
とてもとても
退屈だった日常が何かに満たされた非日常な夢を―――
叶わぬ夢だと理解しながらも
決して捨てきれぬ夢を
【その日】を彼/彼女は見続ける
似た者同士と理解しながらも
決して相入れることの無い彼/彼女は出会う
偶然なのか、奇跡なのか、必然なのか彼らは出会う
幕は開かれ、新しき旅路が始まる―――
おしり
プロローグ風にしてみた
乙
よかったよ
おつのん
続きできたらみたい
乙です
潮です、うーちゃんって呼ばれてるぴょんます
潮「あの、潮です」
提督「ん? どうしたんだいきなり」
潮「うーちゃんって、よばれてます」
提督「えっ」
潮「ぶ、ぷっくぷー、です」
提督「うん、そうだな」
潮「提督、あの……今日も素敵です……ぴょん」
提督「おう、ありがとう。 その手はうさみみのつもりか?」
潮「は、はい……」
提督「うん、可愛いと思う」
潮「あ、あう……///」
提督(こんな冗談も言う子だったんだな)
潮「て、提督!」
提督「ん?」
潮「うーちゃんのこと、か、構って欲しいぴょん!」
提督「えっ」
潮「……ぴょ、ぴょん!///」ピョンピョン
提督「落ち着け、めっちゃ揺れてる」
潮「ごっ、ごめんなさい……」
提督「まあ、確かに最近作戦の準備やらで忙しかったからな…… ちょうど仕事も終わったし、今日は潮、じゃなくてうーちゃんと過ごすかな」
潮「ほ、本当ですか! ありがとうございます! 潮、嬉しいです!」
卯月「ちょぉーっと待つぴょん!」バーン
提督「どうした卯月」
卯月「そいつはニセモノだぴょん!! 本物のうーちゃんはうーちゃんだぴょん!! うーちゃんを構うぴょん!!」
潮「きょ、今日は潮がうーちゃんです!」ギュッ
卯月「確かにうーちゃんの真似をしろって言ったけどまさか本当にやるバカとは思わなかったぴょん! 」
潮「!?」ガーン
卯月「うーちゃんはうーちゃんだぴょん! しれぇかんはうーちゃんと遊ぶぴょん!」ギュッ
潮「だ、ダメです~、今日は私なんです~!」ギュウウ
卯月「むぅ~」ギュウゥ
提督(これが格差社会か……)
提督「はは、二人とも俺のことが大好きってことだな」
卯月「ぴょん!? す、好きとかじゃなくて、しれぇかんが寂しくないようにかまってあげるだけぴょん!」
潮「……う、潮は、あの、お慕いして……な、なんでもありません!」
提督(どーすっかな、これ)
浦風「放すんじゃ谷風! うちもうーちゃんじゃ!」
谷風「話がややこしくなるっての! 今日は我慢しやがれ!」
細切れすぎた
現行が進まない腹いせぴょんです
おつ
うーちゃん(胸部装甲マシマシ空母)
(ふそ)うーちゃん(改ニムチムチ航空戦艦)
(しょ)うー(かく)ちゃん(幸薄系正規空母)
数レス借ります
「北上さまなう」
北上さまを餌付けしたい。
提督―おなか減った―、なんか食べさせて―、って突然押しかけてきた北上さまに、しょーがねーなーとか言いながら、冷蔵庫の余りもので手早くおうどんとか作って食べさせてあげたい。
ゆず胡椒とか知らなかったらしく、
「へー、何この味付け?初めて食べるー、辛いね、けどおいしーねー」
ってびっくりしてる北上さまに得意げにしてたら「ドヤ顔キモい」と言われて凹みたい。
北上さまと仲良くしたい。
タダ券あるからって言われて、一緒に映画とか観に行ってみたい。
内容的にはとんでもなくチャチなC級映画で、貸し切り状態の映画館。
俳優の演技のショボさや無理のあり過ぎるストーリー展開に、二人してツッコミ入れながら、くすくす笑い合いたい。
けど、ラストの主人公とヒロインのキスシーンでは、何となく黙り込みたい。
北上さまと一緒にこたつに入りたい。
無理やりとなりに座って肩とかくっついてるのに内心ばっくんばっくん動揺しながら、何食わない顔で一緒にテレビ観たり対戦ゲームしたりしたい。
みかん剥いたげるねーとか言われて結構几帳面に白い筋取るんだなーとか意外に指細いんだなーとか思いたい。
「はい目を閉じてあーんして」とか言われて目を閉じて待ってるのに、なかなか音沙汰なくて、目を開けた瞬間に、
「えい目つぶしー」とかみかんの皮を目の前でピュッと潰されて悶絶したい。
北上さまに告白したい。
勇気を振り絞って渾身のキザな台詞で口説いたのに、次の瞬間爆笑されて凹みたい。
「いいねぇ~、しびれるねぇ~」ってニヤニヤしながらからかうように言われて、ぐぬぬってなりたい。
ムスッとして歩き出そうとしたら、突然後ろから飛びつかれて、耳もとで「ありがとねっ♪」ってあの声でささやかれて、激しく萌えたい。
北上さまといい雰囲気になりたい。
いい雰囲気になったところで、通りの向こうで「あ~~~~~っ!!」って叫びながらわなわな震える大井っちを見て、なぜか二人して焦りたい。
顔を見合わせてわたわたして、なぜか「逃げよう」って二人してうなずいて駆け出したい。
どさくさ紛れに手をつないで逃げ回ってるうちになんだか可笑しくなって、げらげら笑いながら夜の街を走り回りたい。
「北上さまなう!」
おしまいだよ。
今見たら前スレにこのネタ投稿しちゃってたの忘れてたわ(´・ω・`)
吹雪「はじめまして、吹雪です!」
提督?「あぁ~? 見たことないがつまり新人のようだな。早速レべリングしようレベリング」
吹雪「れべりんぐ?」
提督?「習うより慣れろ、実戦に出て空気を感じて強くなれってこった。ほれ、これ持ったら出陣だ」
吹雪に編笠をかぶった妖精らしきものが渡される。
吹雪「そういえば一緒に出撃するのは……」
提督?「気になるか? えーと、陸奥だろ、大和だろ」
吹雪(すごい……初陣で陸奥さんや大和さんと出撃できるなんて……!)
提督?「三日月のジジイだろ、ほたるんだろ」
吹雪(爺さん……? それにほたるん?)
提督?「あと岩融」
吹雪「……ちょっと待って下さい」
提督?「あん?」
吹雪「あなたは、何者なのですか?」
提督?「あぁ? 刀剣の癖にそんなことも知らんのか。審神者だよ、さ・に・わ」
吹雪「私は駆逐艦です! っていうかサニワってなんなんですか!?」
審神者「審神者は審神者だ。しかし駆逐艦? 陸(おか)で船が何の役に立つってんだあのクソ狐」
小狐「あ~、すみませんその子別の世界の子です!」
猫吊るし「全く、同じ20分だからって何でそっちの短刀と入れ替わるの?」
小狐「そっちが言えた義理じゃないですよ。乱(みだれ)と入れ替える準備はいいんですか?」
吹雪「え? え? え?」
猫吊るし「おっけーよ」
小狐「じゃ、行きますよ。せーの、はい!」
吹雪「うぁぁぁぁ!?」
小狐「はい、乱藤四郎、お納めください」
審神者「違ったのかよ。何やってんだか」
~~~~~~
提督「はぁ今の子かわいかったなぁ」
だが乱藤四郎は男である
陸奥守吉行・大和守安定・三日月宗近から思いついた一発ネタ。続きません
乙ー
北方、AL海域
北方「テキ、コナイ……。ヒマ……」
提督「おーいほっぽちゃーん」
北方「キタ! カカッテコイ!」
提督「いやいや俺たちは節分をしにきただけだ」
提督「お前が鬼で豆は三式弾だけどな!! ついでに烈風の機銃もな!! ゲハハハハハハ!!」(BGM:邦子のテーマ)
雲龍「稼動全機、発艦始め」
愛宕「喰らいなさぁい!」
提督「恵方巻きもあるぞ!!」
飛龍「友永隊、やっちゃってよ!!」
北方「ソレ恵方巻キ違ウ! バクダン!!」
ドコドコバンバン
北方(破壊)「……カエレ!!」
提督「ちっ、ドロップなしか。ついでにツ級狩るか。北方任務あるしな」
北方(セピア色)「カエレ!!」
節分ネタ。オチなどない
乙です
キャラ崩壊注意
以下投下
「俺に北上さんを下さい!」
夜9時。秘書艦だった大井は仕事の後に残るように言われた。
何かと思っていると、提督は頭を下げたのだ。
「……はい?」
拍子抜けする大井。
彼のことだから、どうせ下らないことなのだろうと考えていたが、それでも僅かながら期待してしまっていた。
恋する乙女の期待は、予想外の方向に裏切られた。
「実は、昨日に北上から付き合ってって言われたんだ」
「―――――」
「俺としては嬉しいんだが、やはり、お前がどう思うかってのがアレだから――」
「……そうですか。好きにしてください」
話を聞かずにそう言い残して大井は執務室から出ていった。
「どうして……」
――――北上さん、実はね?私、提督が好きなの
――――ふーん。頑張ったら?
先週の会話を思い出す。
「どうして……!」
大井は思い出した。
あのあと北上は……
――――まぁ、そういうのは早いもん勝ちだし、どうにもならないしね
「…………あはは」
思わず零れる笑いは、悲鳴のようにも聞こえた。
「――――そうですか」
恋は、先手必勝。確かにそうかもしれない。
だが。
「下克上は、大抵奇襲から始まるんですよ……?」
大井は自分の艤装を撫でた。
【泥棒猫】
やはり修羅場鎮守府はいい、私にはそれが必要なんだ
で、続きはまだですかね?
これがのちの「こゝろ」である
5レス失礼します
フード目深に被って気弱にもじもじするレ級を思い浮かべてから読むとよいぞ!
レ級「提督、失礼シマス」
深海提督「レ級か」
レ級「……重雷装航空戦艦レ級、帰投シマシタ」
深海提督「今回もお前だけか……。いや、お前だけでも無事でよかった」
深海提督(何だ? 今日は少し様子がおかしいな?)
レ級「有難ウ御座イマス」
深海提督「あの海域の維持はもう無理だろうな」
レ級「……ハイ。今日実感シマシタ」
深海提督「何かあったのか?」
レ級「実ハ……」
レ級「今回ノ出撃デハ中大破デスガ皆生キ残ッテイマシタ」
レ級「シカシ帰投中、遭遇戦ニナリ……」
レ級「神通ト呼バレテイタ軽巡率イル水雷部隊に、ミンナ……」
深海提督「レ級……」
レ級「ウウ……」
深海提督「ソイツはどんな風体だった?」
レ級「グス……」
レ級「深夜ニ私タチノ戦力ヲ削ッテク奴と同ジヨウナ格好デ」
レ級「私タチヲ見ツケタ時、"死ネ"トタダ宣告スルヨウナ歪ナ笑ミヲ」
深海提督(震えている。それにいつになく感情的だ)
深海提督(恥ずかしがり屋で大人しい、けど姫にも次ぐ強さを持った仲間)
深海提督(それが俺の持つレ級の印象だった。けどここにいるのは)
深海提督「ただの女の子じゃないか」
レ級「エ……」
深海提督「レ級、大丈夫だ。大丈夫、きっと勝てる」
レ級(エ、ア……抱キシメラレテ?)
深海提督「深海棲艦(オレタチ)は負けない。大丈夫だ」
レ級(アァ……温カイ……)
深海提督「お前は優しい子だ。仲間のために気丈に戦える」
深海提督「お前が居て、負けるはずがない」
レ級「テイトク……」
深海提督「約束する。お前に勝利をやる。絶対に勝つから」
深海提督「もうお前が泣かなくていいようにして見せるから」
レ級「ア……」
深海提督「俺についてきてくれ。ずっと、傍にいてくれ。レ級」
レ級「ウ……ウァ……グスッ……」
レ級「……ハイ、テイトク。レ級ハズット、ズット傍ニ居マス」
レ級「……グス……アノ、少シ」
深海提督「ああ、俺の腕の中でくらいたくさん泣いてくれ」
……
…………
………………
レ級「スゥ……スゥ……」
深海提督(綺麗な髪に柔らかい頬しやがって) ナデナデ
深海提督(基地に居る時はフードで顔隠してるから分からなかったが)
深海提督(安心しきった表情とかすごく可愛いし)
深海提督(……こうして誰かの寝顔を見るのなんてどれくらいぶりかな)
深海提督「……ベッドに運ぶか」
深海提督(状況は良くない)
深海提督(俺たちは負けるだろうな。しかし、それでも……)
深海提督(せめて少しでも救いある未来を捧げなければ)
レ級「ン……テイトク……愛シテ、マス」
深海提督「……俺も愛してるよ。レ級」
終わり
乙
書くのはえーよホセ
おつ
書くのはっやーい
あぁん、最近乙しねぇな
深夜のテンションで数レス駄文投げます
「ぅ…………ぁっ…………?」
まっくらやみのなかに、小さな意識がひとしずく。
二度、三度。まばたきを繰り返し、温かい沼のような領域に留まっている記憶をたぐりよせる。
「ここは…………どこだ。――グレイ? 冷たい、コンクリートの床…………」
霞む視界のなかで、視界に飛び込んだ風景が情報となって流れてくる。
たしか俺は、サーモン海域北方に蜘蛛の巣を張っている機動部隊と、その飛行場を攻撃する任務で――。
前衛の警戒部隊を退け、敵の水上打撃部隊も打ち破り、龍驤の操る彩雲の情報を“羅針盤”に入力し、示された針路を進み――。
敵の機動部隊本隊を確認し、サーモン海域の制海権を争って熾烈な戦いを繰り広げていたはずだった。
「あがっ――。…………ちっ」
片手を支えに立ち上がろうとして、激痛が走る。
どうやら、左半身がやられたみたいだ。左腕と、左足が……まともに動かない。
激痛のなか、指を動かそうとして――動かない。脳からの信号がカットされているのかもしれない。
仕方ないと、周囲のものを支えにして、転がるように立ち上がる。
なんだ…………ここは。
指で拭い取れるほど埃の積もったテーブル。広がった紙の束は、文字が滲んでいて読むことが叶わない。
錆びた鉄格子の嵌まった窓。ひびが入っていて、触れるのも危険なほどだ。なにも見えない。
少し揺らしただけで悲鳴をあげる木製の椅子。ずいぶん老朽化が進んでいるようだ。
それに――ずいぶんと、つめたい。
足音の反響から察するに、木製で出来た部屋のようだが……檻のない、牢屋のような部屋だ。
あまり、ものが置かれていないせいか、冷気がそこかしこに漂っていて、呼吸をするたびに肺が驚くほどである。
なんとなく、見覚えがあるようでないような、そんな部屋……だ。
機動部隊との交戦は、ややこちら側の意図した通りに進んでいた。
敵機動部隊に対し制空権を勝ち取ったわが部隊は、水上機の支援をもってして行う弾着観測射撃によって、戦闘を有利に進めていたはず。
前衛部隊を補佐する支援艦隊も、これ以上ないタイミングで突入を行い、無事に戦線に加わった……はずだった。
勝利がこちらに傾きかけた、その瞬間――――。
「ぁ…………、っつ――!」
支援艦隊との合流の瞬間。間延びしきった第一艦隊と、第二艦隊の隙間に……。
暴悪不滅の――深海棲艦、その戦艦が、剥き出しの土手っ腹に食い込んできやがった。
けたたましい笑い声を挙げながら、百を超える艦載機群と、烏賊のように独特な軌道を持つ魚雷を引き連れて突っ込んでくる、その機影――。
その声、その姿、その表情、その哄笑。
記憶が“そこ”へ辿り着く直前に、頭の奥に鋭い釘が打ち立てられる。
ようやく掴みかけた蜘蛛の糸が、手のひらからするりと抜けていく。糸の消えた先は、深い霧がかかっていて進めない。
そうだ! 機動部隊と交戦中だった大和や武蔵、赤城と加賀――それに、大切なあの子は、どうなった?
あの戦艦が突入してきてからの記憶が、あまりない。
計器類も、深海棲艦からのジャミングで誤作動を引き起こしていたし。……指揮艦艇に乗り込んでいた自分からは、なにも見えなかった。
ただただ、硝煙と閃光――それだけだ。
無事でいてくれるといいんだが…………なにはともあれ、いまは自分の置かれた状況を把握しなければ。
「ん。――――これは」
テーブルの上に散らかった書類をかきわけ、見つけ出したその一枚。
ほかの紙は、ヨゴレのせいか文字が霞んでよく読めないが、奥深くに潜んであったこの書類。ほかの紙に覆われていたせいか、汚れも少なく、まだ読める状態だった。
えと。…………この紙、は。
俺もよく知っている書類だ。冬の足音が近づいてきたころ、大本営から各鎮守府の長に届けられた、書類一式…………そのひとつ。
「ケッコン、カッコカリ…………?」
ケッコンカッコカリの書類だった。
記入されている項目は、霞がかっていてよく読めないが、太字で印刷されている文字は、まだわかる。
…………なんていったって、この俺も、この文字とずいぶんにらめっこをしたものだから。
左側の欄は、司令官であり提督である自分が入力する項目。その、となり――艦娘欄、だ。
永遠とも感じられる日々のなか、ようやく結ばれた俺と、その子。
その子も、第二支援艦隊の旗艦として、今回の作戦に参加していた。
彼女は無事だったろうか? あの戦艦がうちの陣に突入してきた瞬間、真っ先に指揮艦艇のもとに駆けつけてくれた、彼女は――。
「あっ…………司令官! 目が覚めたのねっ!」
「あ――」
「だいじょうぶ!? ケガはない!? わたしのこと、わかってる!?」
扉らしきドアが跳ねるように開く。その奥から、安否を気遣っていた彼女の姿が飛び込む。
彼女は俺の姿を確認するやいなや、床を軋ませながら、全速力で駆けだした。
「い…………雷、か?」
「そうよ司令官! 無事でよかったわ!」
赤みがかった髪を揺らしながら、俺のもとまで辿り着く彼女――雷。
俺が提督として鎮守府に着任して、ずっと昔から支えてきてくれた少女だった。
良きときも、悪きときも。富めるときも、貧しきときも。
共に歩んできて、互いを想い、寄り添い合って生きてきた少女だった。
彼女は駆逐艦であるから、鎮守府で待機するように伝えたのだが……、今回の作戦に参加すると言って聞かなかった。
彼女曰く、此度の戦いは、うちの鎮守府にとってひとつの節目になる戦いだから、ぜひ見届けたいとのことだった。
サーモン海域北方の制海権を取れば、深海棲艦の勢力圏は大きく縮まるから。
鎮守府イチの古株であり、愛しき人である彼女の言葉に――俺は首を縦にふった。
正直言って、大きな海戦で駆逐艦を戦力として連れて行くのは厳しい。
なので、支援艦隊の長として、主力艦隊を支えてくれることを頼んだ。彼女はそれを、嫌な顔せず快く承諾してくれた。
「雷……お前いま、そこの扉から入ってきたが…………ここがどこだか、わかるのか?」
彼女が開けた、扉――という認識で良いのだろうか。正直、泥と埃にまみれて気づかなかった、というのが本音だ。
…………仮に扉の存在を知覚していたとしても、まず近辺を把握してからでなければ開けなかったと思うが。
「ええ、もちろんよ!」
「ここはガ島付近の、小さな小島。そこにあった、鎮守府の跡よ!」
「敵戦艦の魚雷を受けて、司令官の乗った艦が沈んじゃって……それで、わたしが近くにあったこの基地まで連れてきたの!」
ガ島付近の、鎮守府跡…………。
たしかに、そんな話を聞いたことがあった。深海棲艦と戦う最前線の鎮守府で、それなりに高い戦果をあげていた鎮守府だった。
だがその鎮守府も、ちょうどこの時期――バレンタインの日の直後に、深海棲艦からの襲撃で壊滅したと聞いた。
雷が言うのだし、おそらくその鎮守府跡で合っているだろう。それなら、見慣れた景色なのも、荒廃しているのも納得がいく。
「ドックのほうに、小型の輸送艦があったわ! まだ動くみたいだし、それを借りて鎮守府まで戻りましょっ!」
「あ、ああ。…………え、おい待て。このあたりは深海棲艦の勢力圏だが、大丈夫なのか?」
そう、その勢力圏を削るために、今回の出撃があったのだ。
詳細は思い出せないが、いま俺がこうして満身創痍なのも、おそらく――戦いに敗れたから、なのだろう。
指揮官が沈んだだけでどうにかなる艦娘たちではないが、あの状況だ。
混乱しきった、統率の取れていない戦場では、艦娘のような意思を持って動く兵士には厳しい環境となる。
それに、あの謎の戦艦――――どう考えても、勝利したと考えるには、厳しい。
それならば、ここ一帯は深海棲艦の領海のはずだ。そのなかを、武装乏しい旧式の補給艦で突き進むなんて、危険極まりないことだ。
「…………なにを言ってるの? それなら前回、わたしたちが倒したじゃない!」
「――あ、っとと。司令官はたしか、乗ってる艦が沈められてたんだっけ。それなら知らないのもしょうがないか」
「えっとね、司令官。あのあと、大和さんや赤城さんたちが協力して、混乱した艦隊をまとめなおしてくれたの」
「謎の戦艦については、武蔵さんたちが相手して、なんとか撃退してくれたみたい!」
「そのあとは、えっと……龍驤、さん? が、現場指揮を執ってくれて、なんとか勝利を手にしたのよっ!」
「お、おお…………本当か!」
「ええ! だからだいじょうぶ。だから早く、この海域から離脱しちゃいましょっ!」
満面の笑みを浮かべて頷く彼女。
その姿を見て、ひどく安心した。てっきり俺は、あのあと壊滅状態になった艦隊を、深海棲艦が食い散らかしていったものだと思い込んでいた。
……そうか。俺が沈んだくらいで、どうにかなるような艦隊じゃなかったか。
考えてみれば、夏も冬も、大規模な作戦の際には、今日と同じメンバーで攻略をしていたっけ。
目の前の雷も、主力艦隊として闘ってくれたり、支援艦隊として支えてくれたり――いろいろ手助けしてくれたっけ。
「――ん? おい雷、艤装はどうした」
さっきから、彼女の姿に妙な違和感を覚えると思ったらそれだ。
鎮守府内では艤装を身に着けていないが、外では必ず身に着けている。なんていったって、身を守る手段そのものなのだから。
だが現在の彼女は、艤装を身に着けてはいないその身そのままだ。いくら深海棲艦を撃退したとはいえ、さすがに無防備すぎやしないだろうか。
「あ…………えっと。実は、艤装なんだけど…………」
「司令官の乗ってる艦に駆けつけたときに、戦艦の砲撃を受けちゃって……」
「艤装の保護フィールドと、エジェクト機能のおかげでわたしは無事だったんだけど…………そのときに」
そう言って小さく身を抱く彼女。
…………そうか。艤装は、艦娘を守るという使命をまっとうして沈んだか。
「…………なにはともあれ、雷は無事でよかった。それじゃ、そのドックまで案内を頼んでもいいか?」
「どうやら、片足と片腕がやられたみたいでな。自分で立ってあるくこともままならん」
一回りも小さい彼女に、肩を貸してもらうとは情けない話だ。……だがまあ、彼女に対して今さら恥でも、って感じか。
「…………わかったわ! この雷さまに、どーんと任せなさいってば!」
ははは、心強いお言葉だ。
こつん、こつん。
ひんやりとした廊下に、二人の足音が響く。
天井に備えてある電灯が、いまにも外れそうな勢いでぶら下がっている。
足元に転がっているガレキやひび割れにも、気をつけなければ…………。
こっそりと、彼女の横顔を覗き見る。
どうやら彼女も、この環境は少々こたえるらしい。
肌を沿うように流れる大気が、肌の色を徐々に奪っていくし、朱色の唇から、吐息のたびに水蒸気の跡が見え隠れする。
艤装が壊れたっていうから、おそらくあの風吹き荒れる、極寒の海を渡ってきたのだろう。
服装だって、出撃時のものと変わっているし、鎮守府にあったものを拝借したのだろうか。
そこまで考えて、ふと浮かんだ疑問を、何の気もなくそのまま口にする。
「――そういえば雷、ちょっといいか」
「ん。なあに、司令官?」
「お前、艤装が壊れたって言ったよな? それならどうやって、俺を岸まで連れてこれたんだ?」
「炎上する指揮艦艇から俺を見つけ出すのも容易じゃなかったろ」
俺だって成人男性のひとりだ。それも、一般の男性より鍛えこんでいるから、もっと重いと言える。
艤装のパワーアシストがあるとはいえ、小柄な少女が成人男性一人を抱えたまま、長時間航行するのは難しい。なにより、体力を大きく奪われるはずだ。
そう尋ねると、どこかを見つめて考え込む彼女。…………そんなに難しい質問だったか?
「…………えと、実は提督、脱出艇に乗り込んだ状態で気絶してたの。だからわたしは、それを起動しただけで」
「わたしも艤装が壊れかけの状態だったから、そこで艤装を棄てて脱出艇に相乗りしたってわけ!」
おお、艤装を棄てるってお前…………ずいぶんな決断だったな。
しかし、脱出艇に乗り込んで気絶するとは、俺もずいぶんマヌケな姿だったろうな。
「雷。その…………髪留めは、なくしたのか?」
「その。あの日に、指輪と一緒に渡した…………髪留めだが」
彼女を横顔を眺めていて、気づいた。カッコカリの日にプレゼントとして贈った、銀製の髪留めが消えているのである。
たとえお風呂に入るときでも、出撃するときでも、決して外そうとしなかった彼女。
髪が満足に洗えなくなるだろ、と笑いながら指摘したら、ずいぶん膨らまれたっけ。
「あー…………えっと、実は、被弾したときに、なくなっちゃって…………」
「被弾って、保護フィールドを貫通したってことか?」
「…………えと、だいたいそんな感じ。ごめんね、司令官」
ああいや! 別に責めているわけじゃないんだ! ちょっと疑問に思っただけで…………!
そんなに“しゅん”とされると、なんだか問い詰めているようで気分が悪い。雷なりに、申し訳なく思ってくれているのだろう。
その、なんだ…………髪留めがなくなったくらいで、俺たちの絆が壊れたわけじゃない、からな。
ちっ、改めて言うと気持ち悪いな。いまの言葉は忘れてくれ!
「…………ふふっ、忘れるわけないじゃない! いまの言葉、ずーっと覚えておくからねっ!」
…………勝手にしろ。
「しかし、混乱したろうな。誰よりもはやく、俺の乗った指揮艦艇が沈むとは……」
「索敵を怠っていたわけじゃあないんだが。いきなり出てきた戦艦にやられるとはなぁ」
日ごろ、大和や榛名たちが言っている通り、後ろに下がっているべきだったかな。
ついつい新鮮な情報を獲得しようとして、前に出ちゃうんだよな。そのツケが回ってきたか……イテテ。
「慢心しては駄目よ。司令官は後ろでドッカリ座ってなくっちゃ!」
うお! 最初のは赤城のモノマネか? ずいぶん似ていたな、本人かと思ったぞ!
「えへへ、そお? それならよかった!」
そんなやりとりをしているうちに、ドックへ辿り着いた。
錆びついてはいるが、小型の補給艦がそこにあった。機関部に異常は見られないし、たしかにこれなら動くだろう。
無人でも動けるように設計されている補給艦だ。舵を取る人間が一人いれば無事に動くようになっている。
さて、これくらいは仕事するかね…………っと。
「あっ、司令官はケガしてるんだから、舵はわたしに任せなさいっての!」
そう言って、隣の補助席へ移されてしまう。…………お前、意外と力持ちなんだな。
だがここまで世話になって、ずっとおんぶにだっこっていうのも気が済まん。なにかやらせてもらえないと俺の気が済まないんだよな。
「ここは譲れません。――あ、じゃあ! この艦の情報だけ、入力してもらってもいーい?」
「識別信号とか、なんていうんだっけ? 司令官の鎮守府の識別番号を登録しないと、鎮守府近海には近寄れないじゃない!」
はは、今度は加賀のモノマネか? ホントに上手だな。練習でもしてたのか?
「ん。まあね~。それより司令官、はやくはやく!」
急かすな急かすな、それくらいならお安い御用だから。ちょっとどいてくれな。
ええっと。――――うん、これでオッケーだ。片手じゃちょっと打ち込みにくいな、これ。ははは。
「うん、ありがと。助かったわ!」
どういたしまして。…………でも、これくらいお前が入力すりゃよかったじゃんか。
もしかして、あえて俺にやらせることで、俺の罪悪感を減らそうって試みかぁ?
「あ…………えへ、バレちゃった?」
甘いぞ雷。お前のことならなんだってわかるんだからな!
仮とはいえ、結婚までした仲だ。そんなことで誤魔化そうったって無駄だぞ!
「……っ…………ふふっ。それもそうだったわね! ふふ、あっはははははっ!!」
「ああ、あと司令官? 鎮守府への針路なんだけど、どうやって登録したらいいのかわかんないの」
「だからさ、その……胸元の、羅針盤。ちょっと貸してくれない? それを見て動かすことにするから、さ」
「必ず、持ち主にとって最善を示す、魔法の羅針盤」
…………あれ、その話ってお前にしたっけか?
これ、うちに代々伝わる大事な品物でな。これがあるからこそ、いまの俺の地位と評価があるってもんだ。
深海棲艦の襲撃があんまりにも多いもんだから、これを目当てに来てるんじゃないかって思えるほどだわ。
「アハ、このわたしに隠し事なんて、めっ! なんだからっ」
「ささ、はやくはやくぅっ」
わわ、押すな押すな。…………まったく。大事なものなんだから、着いたらすぐに返してくれよ?
そう言ったら、彼女は意味深に微笑んで返したのだった。
「…………お、もうすぐ鎮守府近海に入るな。このオンボロでも、ここまで動くことができるんだなあ」
「雷も悪かったな、わざわざ舵を取らせちまって。こういうのは俺の仕事だってのに」
「…………あ、ほんと? もうすぐ着くの?」
「ん。というか、お前が言ったんだろうが。あの岩陰が、矢印を指しているみたいでわかりやすいってさ」
「ほら、あれ」
「あ、ホントだ、矢印になってる! すっごーい!」
「へえ、ここがそうなんだあ! すごいっ!」
「はは、すっごいってお前……、お前が言ったんだろうが」
「ここから先に、駆逐艦一隻でも立ち入れば、鎮守府が汚染されて取り返しのつかないことになるわねーってさ」
「あはっ、そうだっけ?」
「そうだよ。…………いやぁ、しっかし、みんなに会ったら謝らなくっちゃな」
「心配もさせただろうし、指揮官が前に出すぎたすえ。真っ先に沈むとは……」
「あは、そうだね。もうすぐ会えると思うよ、司令官」
「そうだねって、まるで他人事みたいに…………」
「しかし雷、本当に助かった。もしお前がいなかったと思うと、俺は生きていなかったろう」
「…………あら、そう言われると光栄ね!」
「ああ、誇りに思え。…………なんてったって、愛する男を救ったんだから、な。夫として感謝する」
「…………ふくくっ」
「お前とは長い付き合いだったなぁ…………」
「この戦いも、無事終わったし。半年近くは、出撃の予定もないはずだ」
「そしたらお前、俺の実家にでも来るか? 正式に、親に紹介しようか…………つって」
「…………」
「…………ちょっとクサかったかな。笑いたきゃ笑えよ」
「…………」
…………雷? さっきからずーっと黙ってるけど、どうかしたのか?
そんなに肩を震わせて。…………もしかして、冷えたのか? それなら戻ったら風呂に入んなくっちゃな。
せっかくだし、同じ第六駆逐艦隊のみんなと入ってこい。みんなで一緒に入れる日なんて、ずいぶんなかったろ?
そんでみんなと洗いっこでもしとけ。なんだったら、俺も一緒に入ってやろうか!? ……なんてな!
「………………ふくっ!」
…………雷?
「ふっくくくく……うっひひひひひ…………」
「…………雷、どうした? 具合でも悪いのか?」
いきなり黙り込んだ隣の彼女の表情を窺い見る。
――――そして、その瞬間。
「いっひひひははははははっ!! おっかしくって腹がいったくなるわぁ~っ!!」
「い、いかずち?」
「おっもしろい人だな、あんたぁっ! ホンットぉーにあたしのことをっ……いっひひひひひひっ!!」
「なら見せてあげよっかあ!? もお~~~~~~っとおもしろいモノをさあっ!!」
隣に座っていた彼女が、その身に似合わぬ哄笑をあげて勢いよく立ち上がり――。
焦点の合っていない瞳が、グリグリと意識を持った生き物のように動き回る。
大きく半月を描いた口からは、大きく伸びた牙が鋭く光った。
「メタモルフォーゼエエエッッ!! しれーかあああああんッッ!!」
甲高い叫び声がブリッジに響き渡る。
思わず耳を塞いだ俺の目の前で、“彼女”という情報が姿かたちを変えてゆく。
髪は白く、肌は薄く。瞳は血のように赤黒く輝き、大気中に溶け出す。
腰元が変容し、太い尻尾のように伸びていく。――伸びきった尻尾の先端が大きく裂け、蛇のアギトのように首をもたげる。
「な、あ…………お、お前は…………」
いま、一致した! 陣形の横っ腹に突入してきて、食い散らかしていった戦艦だ!
…………お、おい。それじゃ、さっきまで言葉を交わしていた彼女は? こいつが化けていたのか!?
それじゃ、本物の彼女はいったいどこだ!?
「本物ォ? なあにそれえ! あたし、戦艦レ級! にっぶいなぁ! あたしが雷ちゃんだよぉ~~ん!」
そんな、わけ。だってそれじゃ、お前がここにいるってことは。
指揮艦艇に迫る、お前の目の前に立ち塞がった、雷は…………。
「ま~~だわっかんないのぉ~~? あんな駆逐艦ふぜい、あたしの前に立つことすらおこがましいってことをさあ~~っ!!」
あ…………あああっ…………。
「お~いしかったよおぉぉ~? 駆逐艦のくせに、ずいぶん練度が高い艦娘だったじゃあ~ん?」
「あたしさァ、“たべた”相手の練度と、情報を吸収することができるんだよねェ~~っ」
「だからア、こおぉ~んなふうにィ~~っ」
つんざくような笑い声をあげながら、目の前の深海棲艦がかたちを変えていく。
長く艶のある黒いポニーテール。電探をあしらったオシャレな小傘。
艦娘の艤装のなかでも、とりわけ口径の大きな砲塔――。
「んもぉ、ホテルなんて言わせませんったらァ! 居住性は、ほかの娘とは段違いなんだからねェっ」
焦げ茶色のツインテールに、つばの先端に菊紋をあしらったサンバイザー。紅と黒の和洋折衷の独特な衣装。
「ぃやったァ! やったでェ! ウチぃ、大活躍やぁっ! ほめてほめてェッ!!」
腰まで伸びる黒髪ロングに、橙色の瞳。肩の露出した巫女風のミニスカートとロングブーツ。
「提督、さすがに布団一組は狭いですねェ……でも、レ級! 暖かいですゥッ!!」
――――やめろ。
「しっかしアンタは単純だよねえ。あたしの口から出たでまかせをさ、ぜぇ~~んぶ信じちゃうんだからさァ! イッヒヒヒヒヒヒッ!!」
「イーッハハハハハハハハァッ!!」
「絆が壊れたわけじゃないィ~? 家族に紹介ィ~!?」
「ウヒャハハハハハハッ!! たンのしかったよォ~~! あんたとの新婚ごっこォォ~~~~ッ!!」
腹を抱えながら俺を指さすレ級。その目尻には、薄く涙が滲んでいる。
俺はただただ、茫然とその姿を見つめるしかなかった。
「いっやァホンットーに苦労したよォ~。バカみたいな幼な妻演じてさァ、肩まで貸してつっまんない協力までしちゃってさァ!!」
「もっともっともっとも~~~~っとぉ!! あったしに頼っていいのよォ!? し・れ・い・か・んっ!! ウッヒャハハハヒヒヒヒッッ!!」
「おいしかったよお、ありがとォ~~っ!! あんたの艦娘たちと、あんたの、お・よ・め・さ・ん!!」
――――やめてくれ。
「それにさァ~~、この、魔法の羅針盤」
「ありがたァ~~っく活用させてもらうねェ? あんたからすりゃ、良かれと思ってェ~? 貸してくれたんだろうけどさあ~~っ!!」
「イッヒヒヒ、アッハハハハハっ!!」
「なァ~~んか言ったらどうなのォ? なっさけない、あんたがいなけりゃもっと勝負になってたかもしんないのにねェ~~ッ!」
「あんたのくっだんないプライドのために、戦場にお荷物連れてく艦娘の気分はどうだったろうねェ~~?」
「…………」
「なあに、つまんない。もういい、あんた飽きちゃった」
レ級の尻尾が俺の身体を縛り付け、その口が大きく開かれる。
「艦娘のみんなに会って、ちゃあああ~~~~んと謝るんだよお?」
「それじゃ、ばいば~~い! おバカなし・れ・い・か・んっ!!」
おわり
ジャンジャジャーンやり忘れました。ちょっと長くなりすぎました、すみません
画竜点睛を欠くとはこのこと
乙です
乙
すき
乙乙
ちょっと借りる R18G注意
ジリリリリリリリリリリリリリ!
警報が鳴り続けている。
「第一艦隊壊滅! 第一艦隊、壊滅ですッ!」
「第二艦隊、接敵しました!」
「第三艦隊、出撃準備完了です」
「よし、出撃しろ!」
報告と指示が司令室に入り乱れる。
「生きている艦娘を回収急げ!」
「入渠ドック、全力稼動!」
「バケツをいくら使ってもいいッ! 戦力を途切れさせるな!」
『こちら第二艦隊ッ、旗艦陸奥以下、ぜ、全滅ッ! あ、あああっやめ―――』
無線が悲痛な報告に続いて肉が潰れるいやな音を届けた。
「第三艦隊、接敵します!」
「敵の画像を解析! 戦艦です! 戦艦レ級、一隻!」
「レ級だとォ!? なぜそんな化け物が鎮守府に突貫してくるッ!?」
鎮守府正面海域は血の海と化していた。
「全艦攻撃! 相手はたった一隻です!」
指示を出しながら山城が砲撃。
彼女を追い越して水雷戦隊が敵に肉薄する。
「第一攻撃隊、発艦してください!」
飛龍が放った飛行機群がレ級めがけて飛んでいく。
「キャハハハハハハハハハハハハッ!」
機銃と爆撃を受けながら、レ級が哄笑した。
無傷。
「沈めェッ!」
酸素魚雷がその航跡を残さずに敵に喰らいつく。
多数の爆発音と水柱があがる。
「全弾命中です!」
「よしッ!」
「油断しないで! 相手は戦艦レ級――」
「―――キャハハハハハハハハハハハハッ!」
爆発に乗って上空へと舞い上がっていたレ級が笑いながら山城へと着地した。
「げえぇっごぼッ!」
山城の胸をレ級の右腕が貫通している。
「山城さんッ!」
「ああああああああああああっ!」
絶叫しながら山城が砲塔を自らに向ける。
「死ねええええええええっ!」
砲撃。
煙が晴れる。
「あ…」
「あの距離でも…!?」
「レ?」
何事も無かったかのように敵は小首をかしげた。
ぼろぼろになった山城が最期の指示を飛ばす。
「各艦は私を顧みずに攻撃して! 敵を撃滅してくださァーいッ!」
「ギャハッ!」
無造作にレ級が山城の首を吹き飛ばした。
書き溜めしてないんすか
「や、やましろ、さん…」
「攻撃を再開します!」
呆然とする駆逐艦を神通が叱咤。
「キャハハハハハハハハハハハハッ!」
山城の死骸を蹴ってレ級が跳躍。
その背中から数多の敵飛行機が飛び立った。
「第二攻撃隊、発艦ッ!」
鉄の翼が空を埋め尽くす。
爆撃と機銃掃射が雨のように降りしきる。
「よくも、よくも山城さんを!」
敵に照準を合わせた満潮が一瞬のうちにその姿を見失う。
「がッあああああああ!」
レ級が隣の浜風の首を掴んで海面へと押し倒していた。
浜風へと一瞬であの距離を跳んだのだ。
「キャハハハハッ! 美味シイ? 苦シイ? 気持チイイ!?」
浜風はその上半身を水の中に突っ込まれてもがいている。
レ級は彼女に馬乗りになってげらげら笑った。
「ああああああああ浜風えええええええ!」
駆け寄ろうとした満潮の半身がレ級の主砲で消し飛んだ。
同様に不知火も尻尾に噛みつかれて高々と持ち上げられる。
めきめきと骨が砕ける。
「ぐああああああっ! ああああああ! 貴様ァァァァァ!」
口と鼻から血を噴出して不知火が絶叫する。
神通が尻尾に砲撃すると、かゆそうにゆすって不知火を神通へと投げ捨てた。
「ごはァッ!」
「不知火さん! 不知火さん! しっかりしてください!」
内臓までめちゃくちゃに噛み砕かれた不知火が神通の腕の中で絶命。
血まみれになりながら神通が立ち上がる。
「行きますッ!」
だが。
敵の爆撃機が背後から彼女を攻撃した。
さらにレ級の主砲がとどめをさす。
「ギャハハハッ! 頑張レッ! 頑張レッ! キャハハハハハハハハハ!」
悪魔のように笑うレ級。
その下で浜風がびくんびくんと痙攣している。
「み、みんな…。あ、あああ、し、司令室ッ! 第三艦隊はもうダメですッ!」
飛龍が涙目で報告するが応答はない。
はっとして振り返ると、そこには黒煙を吹き上げる鎮守府が。
レ級の飛行機が地上をも蹂躙していたのだ。
「う…うそ……」
「ギャハハハハハハハハッ! 燃エチャエ燃エチャエッ!」
溺れ死んだ浜風に火をつけて、レ級が飛龍へと向き直る。
「キャハハッ!」
「ひ、ひりゅうは…、さ、最後の一艦になっても…、あ、あ、」
沈んでいく浜風を、飽きたおもちゃを捨てるように手放して、レ級が近づいてくる。
「た、多門丸ッ!」
「ギャハ!」
身をすくめた飛龍の腕をひょいとレ級がへし折る。
ぼきりと。
「っ!? は、え、あ、ああああ? うわあああああああああ!?」
悲鳴をあげる飛龍へと尻尾が叩き込まれる。
ごみのように軽々と吹き飛ばされる飛龍。
水面に倒れて動けない飛龍をレ級が覗き込んだ。
「嬉シイ? 楽シイ? 悔シイ? キャハハハ! ネエ、教エテ!」
「ひ、い、いや…た、たすけ、たすけて…っ」
「ギャハッハハハ! ネエ! 愉シイ! 幸セダヨネ! キャハハハハハハハハッ!」
「し、しにたくないっしにたく―――っ」
砲撃音。
「ギャハハハハ! キャハハハハハハハハハハハハハハハッ!」
×××××鎮守府壊滅事件。
第一艦隊から第三艦隊まで総員殉死。
助かったのは鎮守府が爆撃を受けて倒壊したせいで出撃できなかった第四艦隊のみ。
死傷者3000名以上。
敵、戦艦レ級のみ。
レ級の損傷は皆無と思われる。
この事件以降、各鎮守府は要塞化の一途をたどったが、彼女は二度と現れなかった。
レ級の行方は、杳として知れない。
おわり 書き溜めなしで失礼した
とりあえず次から>>1よもうな
最近>>1を読まない奴が増えたな(呆れ)
えーと、嘘予告だが投稿して大丈夫かな?
書き溜めあるならゴー
980だったので次スレだけ建てた
艦これSS投稿スレ4隻目
艦これSS投稿スレ4隻目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423208102/)
では、次レスから投稿する。
さて、このご時世人類の脅威である深海棲艦に対して敵対者と見る人間は多い。
だが、その力に対し魅了される人間もまた多い。
軍事関係者としてはその能力をいかに自軍に持ち込めるかを考える人間もいるが
その試みは往々にして失敗の二文字が結論になる
それは内部からの反発、あるいはアプローチにおいての外部からの稀によく出る超人のような介入者等々。
人の道を外れる行いであればそのような反作用がより明確に起こりうる世界となったのが今の世界である。
軍属でさえそうなのだ。実情を分からぬ民間に至ってはある意味、より酷い。
――――深海棲艦カルト
深海棲艦という存在に魅せられた者たちはほぼこの名称でひとくくりにされる。
現世に絶望し、断罪の天使として彼女たち深海棲艦を崇める者。
彼女たちをヒトの一種としてヒトの権利を与える事で自身を聖者と思い込もうとする者。
そして、そして――――
「イ級ちゃんのヒレ足prprhshsしたいのおおおオオォォッ!」
「ハ級ちゃんのお目目の周りにちゅっちゅしたいのオォォォッ!」
「レ級ちゃんの尻尾の付け根、どのくらいの感度か気になります!」
――――あまりにも人類の重たすぎる業の化身どもである。
.
提督「えー、今日は穏健派の方のレ級……、flagだからどう呼ぶ?」
レ級「レ級でいいよ。一人称もレ級だかラ」
提督「OK、レ級。これから行う深海棲艦カルトの摘発の協力、感謝する。
あのド変態どもはその場のノリで生きたり死んだりするから情けは無用だ」
レ級「りょーかいっ、レ級、がんばるよ!」
――――これは、“ヒトに造られた深海棲艦”であるレ級と
稀によく出る類の提督による、人類の業を漸減する終わりなき戦いの一ページである。
異常でありンス。
なんだここの提督たちじゃないか。
おつなのね
異常?いいえ正常です
埋め代わりに数レス使います
加賀「航空母艦、加賀です。あなたが私の提督なの? それなりに期待はしているわ」
提督「我が鎮守府にようこそ。君はうちの二人目の空母となる」
加賀「……先に着任してる人は誰でしょうか」
提督「瑞鶴だ」
加賀「そう……」
提督「艦艇時代は先輩だったかもしれないが、今は彼女が先達だ。意地を張らないで、いろいろ教えてもらいなさい」
加賀「わかりました」
提督「艦隊出撃、旗艦加賀、随伴艦、瑞鶴、比叡、山城、大井、龍田」
瑞鶴「加賀さん、よろしくお願いします」
加賀「……よろしく」
瑞鶴「……絶対に負けないから」
加賀「……」
~戦闘省略~
加賀「瑞鶴大破により帰投。他の艦の損害は軽微です」
提督「ああ、お疲れ様。MVPは加賀みたいだな」
瑞鶴「……」
提督「瑞鶴はさっさと入渠行ってこい。練度も高まってない加賀と出撃してこれじゃ、さすがに格好がつかんぞ?」
瑞鶴「……はい」ガチャ、バタン
加賀「……提督、五航戦の子なんかと一緒にしないで」
提督「いくらなんでもその言い草はないんじゃないか? あいつは曲がりにもうちの艦隊の主力なんだが」
加賀「ええ、わかっています。私が言いたいのは五航戦なんていう優秀な子と私を一緒にしないで欲しいということです」
提督「……は?」
加賀「先の大戦で私と赤城さんは一航戦として戦いに臨み……慢心故に戦争初期に沈みました」
加賀「一方、五航戦は私たちと二航戦という四隻の正規空母の抜けた穴を二隻で必死に埋めていました」
加賀「私は瑞鶴を尊敬しこそすれ、貶めるなどということはあり得ません」
加賀「だからもう一度言います。私を五航戦なんかと一緒にしないで」
提督「……君の気持ちはよくわかった。だが君の最期も立派に戦った結果だ。己を卑下するんじゃない」
加賀「……ありがとうございます」
提督「わかったならいい、さて……ん?」テクテクガチャ
瑞鶴「」
提督「……立ったまま気絶してやがる」
終わり
加賀さんの内心がこんな感じだったらなんかたぎる
おつ
これは滾る
もっと見たいわ
こういう見えない信頼、尊敬はいい、実に捗る
普通に信頼しあい、尊敬しあっているのもいいんだけどね
乙です
もう3レス程度埋めちまおう
埋め
>>1000なら何か書く
>>1000なら嫁艦の温泉旅館で夜戦を書く
このSSまとめへのコメント
原因 舟坂弘 でワロタ
戦争編の元ネタはパワポケ2だよね?