梓「はぁ…なんでいつもムキになって怒っちゃうんだろ…」唯「ほえ?」 (7)

唯「どったのあずにゃん」ギュッ

梓「あ、いえ…何でもないです」(今日は怒らないようにしよう…あんまり怒ると血管が破れて死んじゃうよ)

唯「なにかくしてんのー水くさいなぁ言っちゃいなよー」ギュッギュッ

梓「な、何でもないですってば」

唯「あずにゃーん」スリスリ

梓「何でもないんですってばー」

唯「言ってくれなきゃキスしちゃうよー」スリスリ

梓「いいから離れてくださーい」

唯「ホントにしちゃうよ?」ギュー

梓「やめてくださいってばー」

唯「……」(なんだか今日のあずにゃんはガードが甘いような気がするや、こんなチャンス滅多にないよね)

ガチレズ唯×ノンケあずにゃんください

唯「……ねえ、あずにゃん」

梓「はぁ…なんですか?暑いんですから早く離れてくださいよ」

唯「かるーくかるーく、先っちょだけ!唇だけでいいからホントにキスしていい?」

梓「や、ダメです」キッパリ

唯「お願いだよーベロは入れないからー」

梓「ダメです。そういう事はお遊びでするもんじゃないですよ」

唯「んまっ!失礼だよ!遊びじゃないもん!本気であずにゃんとキスしたいもん!」プンプン

梓「さっきかるーくって言ったじゃないですか」

唯「さ、最初はほら、かるーくね?あずにゃんだって初めてだろうし」

梓「初めてじゃないです」

唯「え」

梓「私だってキスくらいされた事ありますから」

唯「え、えええええええええええ!!!!?」ガビーン

梓(小さい頃にお父さんにだけど)

唯「そんな…こんなの嘘だよ……嘘?あっそっかこれは夢なんだ……私まだ寝ちゃってるんだ…」ヨロヨロ

梓「大丈夫ですか?」

唯「う、うん…私もう起きるから……じゃあね、夢の中のあずにゃんバイバイ」ヨロヨロ

梓「はぁ…?おつかれさまです」(やったです、なんとか怒らずに唯先輩を撃退できたです)


ガチャっ

律「うーっす」

唯「あ、りっちゃん」

律「ん?どしたーどしたー?唯、もう帰っちゃうの?」

唯「うん、ごめんね……」ヨロヨロ

律「さっきまで元気だったのに……なんかあった?」

梓「いえ、特に何も」

律「ふーん」

紬「はい、りっちゃんのお茶よ~」カチャ

律「ん、サンキュームギ」ゴクッ

紬「澪ちゃんは一緒じゃなかったの?」

律「ん?……おほほほ、秋山さんの事なんていちいち知りません事よ」(#^ω^)ピキピキ

梓(うわ、律先輩の血管凄い浮き上がってる……澪先輩のおっぱいみたい)

紬「もしかして喧嘩でもした?」

律「喧嘩?私は悪くない!澪が全部悪いんだ!」ピキピキ

梓「と、取りあえず落ち着いてくさい」アセアセ

律「けっ!」

紬「りっちゃんには特別にラベンダー入りの紅茶よ、これを飲んだら落ち着くわ」カチャ

律「ふん…」ゴクッ

律「あ……これ美味しい」

紬「うふふ、落ち着いたみたいね」

梓「凄いですね、さすがムギ先輩」

紬「本当はラベンダーなんて入ってないんだけどね、りっちゃんは単純だから」ヒソヒソ

梓「へ?」

紬「むしろラベンダーにそんな効果があるのかすら知らないわ」

梓「そ、そうなんですか?」

紬「大事なのは気持ちだと思います!」フンス

梓(ムギ先輩って…結構適当な所あるです)

ガチャっ

梓「あ、おはようございます澪先輩」ペコリ

澪「おはよう、遅くなってごめん」

紬「いいのよ、まだ全然ゆっくりしてたから~。はい、澪ちゃんのお茶よ~」

澪「ん、ありがと」ゴクッ

澪「あれ?これ、いつもの紅茶と違う」

律「……ら、ラベンダー入りだってさ。ムギが特別に作ってくれた」

澪「え?」

律「その紅茶美味しいよな、心が落ち着くっていうか……だ、だからさ、その紅茶に免じてさっきの事はもう無しって事にしねー?」

紬「り、りっちゃん」

澪「律……」

律「ちょっ、あ、あんまり見るなって///もうそれでいいよな!な!これで私と澪は仲直り!っし!久々に練習するぞー!」

梓「律先輩の口から練習!?」 

澪「律……」

律「ごめん澪、さっきは私も悪かったしお礼とかいらないし」

澪「これただのアップルティーなんだが」

律「は?」

紬「え、えへへ…あの紅茶はりっちゃんだけだったのよ」(本当はなんの紅茶かよくわからないけど)

梓「ぷっw 」クスッ

律「」

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