亜美・真美「「手と手つないで」」 (150)


午後/T県某所

亜美「ねぇーりっちゃん…カメラさん達はまだ来ないの〜?」

律子「うーん…おかしいわねぇ」

真美「なーんで真美達の方が先に着いちゃうのさ?」

律子「もしかしたら、道にでも迷ってるのかしらね?」

亜美「ちかたないなー…山の中の学校ってすんごいボロボロだねぇー…」

真美「ハイホーってヤツだね、ギシギシ言いそう…お化けとか出たりして!!」

律子「廃校ね?何言ってるのよ…ちょっと先方に電話してくるわね〜」スタスタ…

亜美・真美「「はぁーい」」


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亜美「…なんか静かだねぇ…」シーン

真美「…そだねぇ、つまんないねぇ…」シーン

キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…

亜美真美「「ひょえっ!?」」

真美「なっ何っ!?何っ!?ここって人居ないんぢゃ!?」キョロキョロ

亜美「お化けっ!?嘘っ!?ヤダヤダっ!!りっちゃん!!」キョロキョロ

『…これより765プロプレゼンツ�とある補習からの脱走�を開始します…』

亜美真美「「…は?」」


このSSは

伊織「明日の私へ」

等の続きになります。

未読の方はこちらをお読みください。

よろしくお願いします。


亜美「この声って…ピヨちゃんじゃない?」

真美「うぇ?ピヨちゃん?」

小鳥『こんにちは、亜美ちゃん真美ちゃん』

真美「ピヨちゃぁん…びっくりさせないでよぉ!」ガーッ

亜美「何かと思ったぢゃ〜ん!!」プンプン

小鳥『ごめんねぇ…これから色々説明するから良く聞いてね?』

真美「説明…?」


小鳥『今回、補習対象者は双海 真美と双海 亜美の二名』

小鳥『ステージはこの学校の中!途中にあるチェックポイントで出される』

小鳥『補習のテストに答えて、ゴールを目指して貰います』

真美「テス…ト?どういう事?」

亜美「ごっ…ゴール?」

小鳥『制限時間は60分!!そしてさらにっ!』


亜美「ぴっピヨちゃん!!ちょっと待って!!」

小鳥『?なぁに?何か質問ある?』

真美「何で真美達がほっ補習?をやんなきゃなんないのさ!!」

小鳥『あぁ…それはね…ポチっとなと』

トカチツクチテ♪トカチツクチテ♪

亜美「え?何コレ…メール?」

小鳥『動画ファイルを開いてね?』カチ…パッ


『亜美真美イタズラ被害者の会!!私達は怒っている!!』ドドーンッ

真美「ひっひがいしゃのかい?」

『Q貴女は一体どんな被害を?』

春香『私が焼いてきたマフィンを二人が全部食べちゃって…』

亜美真美「「うぐっ!!」」

響『ハム蔵を回し車に乗せて電気を作って、ゲーム機の充電させてたんだぞ!!』

真美「うげげっ」


伊織『…寝ている間に額に落書きされたわ…絶対許さない…』ドドドドド

亜美「はわわっ」

美希『…ミキのおにぎり食べたの…どっち?』ゴゴゴゴゴ

貴音『…私のらぁめんを…何処へやったのです?』オォォオン…

亜美「どっどうしよう…みんなバレてる…」

真美「うぅぅ…」

律子「そういう事よ」


亜美「りっりっちゃん!?なっ何?その恰好…」

律子「学校だから…セーラー服ですって…もぅ…///」

真美「い〜ぢゃん似合ってるYO!!」

律子「んじゃこっちが、アンタ達のね…はい」ガサ

亜美「コレ…ブルマってヤツ?」

真美「…えぇ?///」


/体育館

小鳥「という訳で、着替えていただきましたー」●REC

P「いぇーい!!」

亜美「…コレ…兄ちゃんの趣味?」紺ブルマ

P「はははっ!そうだよ!!」キラッ☆

真美「…そっそうなんだ///」赤ブルマ

律子「良い顔で何言ってんだ…」


真美「ねっねぇ…補習ってどゆ事なの?」

律子「アンタ達のイタズラへのお仕置きも含めての補習授業よ」

小鳥「テストも難問を用意したから頑張ってね」

あずさ「ファイトよぉ」ドタプーン

亜美「…あずさお姉ちゃんもセーラー服なんだ…」

P「小鳥さんは白衣で保健室の先生ですか?」

小鳥「憧れだったんですよねぇ〜…セ・ン・セ・イ♪」

律子「…………」


小鳥「律子さん、一緒に写真撮りましょう?ね?ね?」ニコニコ

あずさ「それぞれのチェックポイントに出題者の皆が居るからね」

亜美「む〜…とりあえずやるしかなさそだね…」

真美「あずさお姉ちゃん達も…その…怒ってるの?」

P「…………焼きそばパン」

あずさ「…………ゴージャスセレブプリン」

小鳥「…………私の机の引き出し」

律子「…………日頃の鬱憤」


亜美「味方が…味方が欲しいっッ…」

真美「大丈夫だよ!!亜美!!真美が居るよ!!」

小鳥「校舎を東側と西側に分断し」

小鳥「真美ちゃん亜美ちゃん一人ずつで攻略してもらいまーす。」

真美「協力プレイすら…謝っても許ちてくんないっぽいね…」

小鳥「制限時間が60分…でも、その時間を奪いに来る人達が居るわ…」

亜美「時間を…奪いに…?」ガラガラガラガラッ


真「やっほー亜美、真美」

真美「まこちん!!」

千早「この悪ふざけは何なんです?」

亜美「千早お姉ちゃん!!」

貴音「…らぁめん…」<○><○>クワッ

真美「お姫ちん…」ガタガタ

響「覚悟しろウーマクー…」

亜美「あ、ひびきんやっほー♪」


響「何で自分だけ軽いんだ!!怒ってるんだぞ!!」プンプン

真美「ひびきんが怒っても怖くないもんねー」

響「ぐぬぬ…」

小鳥「くっはぁ…あの四人が黒スーツで決めてるとカッコイイ…///」●REC

律子「小鳥さん、説明続けて下さい」

小鳥「あぁごめんなさい、律子さん…ンッン…」

小鳥「この四人がハンターの役に付くわ」


亜美「ハンター?」

小鳥「制限時間の60分は二人が付けた腕時計でカウントダウンしていくんだけど…」

真美「あぁ、コレね…」カチャ

小鳥「ハンターに捕まると、制限時間から3分引かれその場から動けません。」

亜美「ぎょえっ!?」

小鳥「もちろん…00分になったらGAME・OVER♪」


亜美「…げっゲームオーバーになったら…その…」

真美「何か…えっとぉ…罰ゲーム的なものがあるのかなー?なんて?」

小鳥・律子・あずさ・P「「「「ニヤリ」」」」

真美「あーん!!やっぱりあるんだぁ!!うぇぇーんっ!!」

亜美「うえーん!!ヤダよぉおおっ!!ヤダヤダぁ!!」

千早「あぁ…二人とも泣かないの」

真「そんな、全力で追いかけたりしないよ?ボク達にはお遊びだって」


真美「本当ぅ?」

真・千早「「本とっ」」

小鳥「おっと…ハンターの皆様へのご褒美について説明するのを忘れてました」

亜美「…ごっご褒美…だとぉ?」ドッドッドッドッド…

小鳥「制限時間を00分にした場合…ハンターの皆様へはご褒美が贈られます」

小鳥「…我那覇 響様へのご褒美…」


響「え?自分に?」

小鳥「…ペットも泊まれる、温泉旅館宿泊券一泊分(仕事)プレゼント!」

響「えぇえっ!!いっいいのか!?…あ…でもみんな連れて行くとなるとな…」

小鳥「その際の交通費も全額我々が負担!!(経費)」

響「それなら…家族サービスが出来る…自分頑張るぞ!!」ドキドキ

小鳥「…四条 貴音様へのご褒美…」


貴音「何でしょう…今はらぁめんの事以外…」

小鳥「…ラーメンミュージアムでのロケ!」

貴音「何とっ!!…でっですが…ろけと言う事は…所詮は…」

小鳥「プロデューサーさんのストップは…ありませんっ!!」

貴音「…よろしいのですか…?あなた様…?」

P「チャレンジ系のロケだ…存分に行けぇっ!!」

貴音「はい…今…私に韋駄天の加護が降りましたっ!!」ゴゴゴゴゴッ


真「……………」

千早「……………」

亜美「…はわわっ…」

真美「…まこちんと千早お姉ちゃんは…真美達のみっ味方だよね?ね?」ギュ

小鳥「…菊地 真様へのご褒美…」

真「!!」ビクッ

小鳥「…ファッション雑誌でのお仕事!!」


真「ファッション…雑誌…」ゴクリ

亜美「だっダメだよぉ!!まこちん!!騙されちゃあ!!どうせっスポーツウェアの」

小鳥「企画名…�100日cuteなコーディネート!夏のガーリースタイル!!Allおっけー☆�」

律子「…超フワフワの…激キュンキュンよ…」キラ☆

真「…亜美…真美……ごめんっ!!」ダッ

亜美真美「「まこち〜〜ん!!」」


小鳥「…如月 千早様へのご褒美…」

千早「…わっ私は…別に…そんな…」

亜美「そっそーだよね!?千早お姉ちゃんは亜美達を見捨てたりしないよね!?」

小鳥「…来週開催の高槻家もやし祭りへの参加権!!」

千早「なっなんですってぇえ!!」

真美「うぉおおっ…ガチだよ…この人達…」

小鳥「…こちらのメッセージをどうぞ〜」ピッ>


やよい『え?もやし祭りですか?はい!来週もやりますよぉ!』

小鳥『この間、千早ちゃんが行ってみたいなぁーって言ってたのよぉ』

やよい『千早さんがですかっ!?…うーん…お誘いしたら来てくれるかなぁ?』

小鳥『絶対行くと思うわ〜千早ちゃん大勢でワイワイご飯食べるのきっと好きよ?』

小鳥『面倒見良いし…かすみちゃん達とも仲良くなれそうよね?』

やよい『うっうー!!じゃあ今度誘ってみます!!あ…えへへ///』


小鳥『どうしたの?』

やよい『あの…なんか…お姉ちゃんが出来るみたいで嬉しいなーって…』

やよい『ほっホラ!亜美達とかは千早お姉ちゃんって呼んでますよね?』

小鳥『あら、素敵ね…うふふ…やよいちゃんも今度呼んでみたら?』

やよい『…千早お姉ちゃん…えへへ///』ピピッll

千早「…それで?何回捕まえればいいんですか?…まぁ何度でもいいですけど…」キリッ

亜美真美「「うわあぁあああん裏切りものぉおおっ!!!」」


小鳥「もやし祭りへは、やよいちゃん自ら誘ってくれるだろうから…この」ピッ>

やよい『…千早お姉ちゃん…えへへ///』ピピッll

小鳥「この録音データを千早ちゃんでもすぐ聞けるように準備してお贈りするわ」

千早「ありがとうございますっ音無さん!!」バッ

P「さて…もうわかったか?」

亜美真美「「うぅ…」」

律子「罰ゲーム回避には、自分達で頑張るしかないのよ」ニコニコ


亜美「…やってやる…やーってやるよぉお…」

真美「もー怒ったかんね!!絶対全部クリアして!」

亜美真美「「みーんなにイタズラしてやるうううっ!!」」

小鳥「それでは…765プロプレゼンツ…」

一同「とある補習からの脱走!よーい!スタート!!」ビビーッ

亜美真美「「どぉりゃあああああ!!」」ダダダダダダダダダッ


残り時間59分/昇降口

真美「あっ!亜美!!アレ!ゲートって書いてあるよ!」

亜美「扉だね…ここで、私達は二手に分かれるって…ん?」ピロリン♪

真美「メール…同時にって事は…」カチカチ…

『西側と東側に分かれて攻略せよ。エリアを分けるゲートは通過後に封鎖』

亜美「必ず…逃げ切ろう…罰ゲームが何かわかんないけど…」

真美「ろくなもんじゃ無いよね…よし!亜美…幸運を!」ダッ

亜美「真美もねっ!!」バッ


残り時間59分/体育館

小鳥「さぁ!!ついに始まりました、とある補習からの脱走」

小鳥「実況は私、音無 小鳥がお送りします!!」

あずさ「解説は、私、三浦 あずさと」

P「…え?俺もですか?」

律子「…私は、チェックポイントに向かいますね…」スタスタ…

小鳥「おっと!ここで西側エリアに真美ちゃんが、東側エリアに亜美ちゃんが」

小鳥「それぞれ、突入していきました…それでは…」


真「…ハンター側全員が協力すれば…」ゴゴゴゴゴ…

貴音「ご褒美を皆が手にする事が出来ます…」オォオォン

響「亜美真美には仕返しも出来るしな…」ヒュン…ヒュン…

千早「身体が軽い…まるで羽が生えたみたい…うふふ…」ドッドッドッドッド

小鳥「ハンター!スタートですっ!!」ビビーッ

千早真響貴音「「「「うぉおおおおおおおおっ!!!!」」」」ダダダダダダッ

P「…女の子なんだから雄叫びはやめようよ…」

あずさ「煙が…ケホッケホッ」モクモク

小鳥「…やり過ぎたかなぁ…」


残り時間57分/西側一階・廊下

真美「えーと…チェックポイントを見つけて…そんでその中の問題を解くっと…」タッタッタ

真美「チェックポイントって何処ぉ?…」キョロキョロ

真美「あ、理科室?…人体模型とかあったらキモいけど…」ガラガラ…

/西側一階・理科室

真美「…なんにも無い…」ガラーン

真美「…誰も居ない…」シーン

真美「…寂しい…」ショボーン


真美「…ハッ!!そういう事じゃない!!///今はチェックポイント探さないと!!」ダッ

真美「西階段?…あぁ真ん中の階段と向こうのがあるのか…」

真美「美術…室…ここは…誰か居るー?」ガラガラ…

残り時間55分/西側・一階A教室

春香「真美〜!いらっしゃ〜い♪」

真美「はるるん!!」

春香「それでは、第一チェックポイント…天海 春香からの出題です!」

真美「うぇえっ?いきなり過ぎっしょ!はるるん!?」


春香「あれ?ダラダラ喋ってた方が良かった?…時間喰うだけだよ?」

真美「あうあうあ〜!そっそうだった!!はるるん!早く早くぅ!!」ジタバタ

春香「はいはーい、問題!」(ヴァヴァイ!!)

春香「無愛想にふるまう様子を表す慣用句は」

春香「�木で(ホニャララ)をくくる�と言う、このホニャララの部分を答えなさい。」

真美「………へ?…」○ヮ○


春香「国語の慣用句の問題だねーさぁお答え下さい!!」

真美「まっ待ってよ!はるるん!真美こんなん習った事無いよ!!」

春香「あれ?じゃあ…ヒントね答えは�体の一部�で〜す」

真美「なっだから習って無いんだってば!はるるんひどいよ!!」

春香「……補習だからねぇ〜ホラホラ、早くしないと時間が無くなるよぉ?」のヮの

真美「うぅうう〜…みんなイジワルだよぉ〜」ジタバタ


残り時間55分/東側・一階家庭科室

雪歩「あっ亜美ちゃん」ニコ

亜美「ゆきぴょん!!そっかぁここはゆきぴょんが盤インって事だね〜」

雪歩「…あ、番人の事かな?」

亜美「そうとも言うー」ニコニコ

雪歩「もぅ…あ、亜美ちゃんお茶飲む?」

亜美「わー飲む飲む!」


雪歩「はい、どうぞ…熱いから気を付けてね?」コト

亜美「ありがとねー…ズズズッ…はぁ〜おいしい…」

雪歩「お茶菓子もあるんだぁ、良いお煎餅がね…はい」サッ

亜美「わーい!!嬉しいなー!いっただきまーす!」バリバリ

雪歩「うふふ…」ニコニコ

亜美「おいし〜い…ハッ!!違う違う違う!!問題!!チェックポイント!!」

雪歩「ほえっ?そっそうだったね!ごっごめんね亜美ちゃん」


雪歩「えっと…問題ね…えっと…あれ?どこに…」

亜美「ゆきぴょん!?」

雪歩「えっと?ビーフストロガノフの作り方を説明…あれ?違う…」バタバタ

雪歩「ごっごめんね…うぅ…こんな私なんて…穴掘って埋まってますー!!///」ジャキン

亜美「ゆきぴょぉおおんっ!!お願い落ち着いてよぉ!!」ガシ

亜美「うぅ…ナチョラルに時間を使われてる気がする…」


雪歩「あった!そっそれじゃあ、第二チェックポイント、萩原 雪歩から問題ですぅ!」

雪歩「日本茶の上煎茶を淹れる際に、もっとも適したお湯の温度を答えなさい。」

亜美「おっ…お茶?」

雪歩「家庭科だからね、私が考えたんだぁ」

亜美「うぅ…わかんないよぉ…」

雪歩「ヒントは、さっき飲んだお茶も上煎茶だよ?わかるかな?」

亜美「亜美の舌に温度計付いてないも〜ん!!」


残り時間50分/体育館

真美『うぅうう〜…みんなイジワルだよぉ〜』カメラ8

亜美『亜美の舌に温度計付いてないも〜ん!!』カメラ16

小鳥「うふふ…二人とも苦戦してるみたいですねぇ〜」

P「アイツらの苦手な、知識とかの分野ですから」

あずさ「閃きとかなら…すごく早く解いちゃうんでしょうけどね」

小鳥「10分が過ぎて、ハンターの四人もうまくばらけましたし」


あずさ「ですけど…こんなに…たくさんのカメラ…一体どうやって…」

小鳥「あぁ、伊織ちゃんの家の新堂さんにお願いしました」

P「伊織の家巻き込まないで下さいよ…」

小鳥「TV各局にも応援は頼みましたよ?」

P「本気出したら、敏腕プロデューサーなんじゃないかなこの人…」

あずさ「うふふ…あ、真美ちゃんの方で動きがあったみたいですよ〜」


残り時間49分/西側・一階A教室

真美「木で…首をくくる!!」

春香「ブッブー♪…首括ったら死んじゃうじゃうよ?」

真美「じゃあ…木で鼻をくくる!!」

春香「おぉ〜?」…ニヤニヤ

真美「はるるんっ!!正解!?不正解!?どっち!?」ズイ

春香「木で鼻をくくる…ピンポンピンポーン♪大正解だよ!」


真美「やったぁ!!」

春香「じゃあ、コレ…はい」スッ

真美「何?カード?」パシ

春香「チェックポイントをクリアしたって証明のカードね」

真美「おぉ〜♪はるるんサンキュー!!よぉし次行ってみよう!!」

春香「あ、ここでルールの補則ね」ポン

真美「ほそく?」


春香「チェックポイントの教室はプレイヤーもハンターも知りません」

春香「だけど、チェックポイントがある教室にプレイヤーが入ったら」

春香「テストに答えてる間、ハンターはその教室に入って来られない」

春香「出入口から、およそ5mは離れてないとダメ」

春香「しかし、カードを受け取った瞬間からハンターも教室に入れるから…」ガラガラ…

真「気を付けなよ?」ニコニコ

真美「      」


真美「にゃああああああああああ!!」ガタタッ

真「逃がさないよっ!!」ビュンッ

真美「うわぁあああん!!はるるんのバカぁあああっ」ドタドタ

春香「ごめんねー……でもあのマフィンは自信作だったから」

春香「食べちゃった罰だよ!罰!うふふっ」オォオォン…

真「はい!捕まえたっと!!」ガシ

真美「あうあうあ〜」


小鳥『西側・一階A教室で、真美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

真「へへっやーりぃ!!」

真美「はぁ…後出しルールひどいよぉ…」

小鳥『3分間、真美ちゃんは動けません。…その間…』

春香「うん?」

小鳥『silent little bird SELECTION…双海 真美の恥ずかしいシーンをご覧下さい』

真美「ファッ!?」


春香「よーし、TVの電源点けてーっと」ポチ

真美「ちょっ待って!!///何でっ!?///」ガタ

真「ダメだよ?真美、そこから動いちゃ」

春香「あ、映像来たよ」

真美「うわわっ…けっ消してよぉお!!///」

真・春香「「……………」」ニヤニヤ

真美「うわあああああああああああんっ!!///」


夏/765プロ事務所

P『…真美、もう遅いし…そろそろ帰った方が』

真美『ヤダ』

雪歩『まっ真美ちゃん…』

真美『亜美が帰って来るまで待ってる!!そう決めたの!!』

P『でもな、今日は収録が押してるから…律子が直接家に送るだろうし』

真美『待ってるって約束したもん…』ムスー


P『メールか何かで説明しとけよ、亜美だって解るだろ…』

真美『むっ!兄ちゃんの馬鹿!!そゆことじゃないんだよ→!!』ジタバタ

P『ちょ暴れんなよ事務所内暴力反対!』

真美『とにかく真美は亜美が来るまで帰んない!!』バッ

雪歩『きゃっ!』

真美『ゆきぴょんの膝は真美が乗っ取ったぁ〜』ギュウ

真美『真美はここから動かないぞ〜!!ジュースとお菓子をよーきゅーする!!』


残り時間45分/西側・一階A教室

真美「………………///」プシュゥ

春香「あははっ!かーわいいー!!」

真「笑っちゃ可哀想だよ、春香」

春香「流石は寂しん坊だよね、見事な寂しがり方」

真「プククッ…」プルプル

小鳥『3分経ちましたので、真美ちゃんは動いて大丈夫ですよ〜』

小鳥『ハンターの真ちゃんは、一旦ゲートの位置まで戻って下さい』


真「はーい、了解です」

春香「それじゃあ、私は実況席に行こうかなっと」

真美「うぐぐ…ちかえち…してやるんだかんね///…」

春香「大丈夫?真美?一人で、さみちくないでちゅか?」

真「安心してよ、すぐにボクが追いかけるからさっ!!」キラッ

真美「うわぁあん!!うるさいうるさい!!負けるもんかぁああ!!」ダダダダダダッ


残り時間48分/東側・一階家庭科室

真美『ゆきぴょんの膝は真美が乗っ取ったぁ〜』ギュウ

雪歩「うふふ…可愛かったなぁこの時の真美ちゃん」

亜美「ハンターの恐怖のレヴェルが格段に跳ね上がったんだけど…」

雪歩「それも、魅力だよね…」

亜美「え?」

雪歩「だって、真ちゃんと四条さんと千早ちゃんに響ちゃんが…」

雪歩「黒スーツで追いかけてきて…『逃がさない』とか…最高じゃないっ!!///」


亜美「…ナニイッテルノカ ヨクワカンナイデスネ」

雪歩「それで、真ちゃんが私の手首を掴んで壁に押し付けられて…///」

亜美「…ん?」チラ

雪歩「それを四条さんと千早ちゃんが止めるのそしたら響ちゃんが私を…///」

亜美「…ねぇ、ゆきぴょん」

雪歩「『雪歩はボクのモノだ!!』っはぁあああんっ!!///」

亜美「ゆきぴょん!!!」


雪歩「ほぇっ!?…あぁ…私ったら〜ごっごめんねぇ」

亜美「うん、まぁいいけどさ、さっきの問題の答えって70℃でOK?」

雪歩「わぁ!よくわかったね」ニコニコ

亜美「ゆきぴょん…電気ポッドは隠さないとダメだよ?」ニヤリ

雪歩「え?…あぁ!!」『設定温度70℃』

雪歩「もっもぉ〜カンニングはダメだよぉ」プクー

亜美「へっへーん♪ゆきぴょんがちゃんと隠してないのが悪い〜」


雪歩「…うぅ…そうだよね…じゃあコレ、カードね」スッ

亜美「んっふっふ〜…ハッ!!…」パシ

亜美「…居る……扉の向こうから…気配が…何奴!!」ババッ

貴音「…気取られてしまうとは…私もまだまだですね…」

響「まっ…それでも、自分達相手から逃げられるかな?」

亜美「ぐぬぬ…2対1なんてヒキョーだよぉ!!」


亜美「(二つある出入口はお姫ちんとひびきんに奪われた…)」

亜美「(でも…突破口はあるっ!!)」

響「大人しく、捕まるさー!!」ババッ

貴音「ほんの少し恥ずかしい思いをするだけですよ?」ヒュン

亜美「絶対ヤダもんねー!!」クルッ

響「むっ!自分の方からなら抜けられると思ったか!?舐めるな!!」バッ

亜美「狙いはこっちだよ→」ササッ ガラッ


雪歩「足元の小さい窓…とっ通れるの!?」

響「うがー!!しまったぁ!!」

貴音「逃がしはしませんっ!!」

残り時間43分/東側・二階東階段

亜美「へっへーんだぁ!!捕まんないよぉだ!!」タッタッタ

亜美「とにかく二階へ!チェックポイントの部屋に入れば何とかなる!!」

千早「そうね…入れたら…ね?」スッ ギュ


亜美「     」

響「へっへーんだ、階段の方に逃げるのはわかってたんだぞ?」

貴音「二対一では無く…三対一だったのですよ」

亜美「…うぅ…ひどいよぉ…」

小鳥『二階東階段で亜美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

小鳥『亜美ちゃんは3分間動けません…その間』

小鳥『亜美ちゃんのsilent little bird SELECTIONをご覧下さい。』

亜美「やっぱりあるんだぁ…」


小鳥『今回は、音声のみ、なので…このまま流しますね?』

千早「どんなのかしらね?」

響「楽しみだぞー」

亜美「やーめーてーよぉ」

小鳥『それではよぉーく聞いて下さいね』ポチ

亜美『……スゥ…んぅ…』

響「ん?…寝てるのか?」


あずさ『…もう喋ってくれないかしら〜?』

貴音「…三浦 あずさ?…竜宮小町のめんばぁでしょうか?」

律子『寝てるんだから静かにしてればいいのに…』ブゥウウン…

千早「車内…移動中かしら?」

亜美『もぉ…もいすちゃー…スゥ…スゥ』

伊織『プククゥ…』

響「ふふふっ…何だ今の」

貴音「亜美の寝言…でしょうか?」


千早「今の笑った声は…水瀬さん?」

亜美「なっ何してんのいおりんっ!?///」

亜美『……ふ』

千早・響・貴音「「「ふ?」」」

亜美『…スゥ…ふ…フグ●くぅーん?…』(CV若本)

千早「フフフッ…ククッ…///」プルプル

響「クッフ…これ…サ●エさんのあ、アハハハハハッ!!///」

亜美「何コレ何コレ何なのっ!?///わかんないけどすごい恥ずかしい!!///」

貴音「あら、可愛らしい…うふふ」


小鳥『はい、3分間経ちましたので、亜美ちゃんは動いていいですよ』

亜美「くぅう…精神にくるなぁコレ」ヨロヨロ…

小鳥『それでは、三人はゲートまで戻って下さいね〜』

亜美「なんで三人もこっち来たのさ?」

千早「裏の裏を読んでみたのよ」

貴音「上手く二人ずつに分かれたと考えさせて、もう一人居る」

響「ひっかかっただろ?」

亜美「くぅうう…くやちい…絶対ゴールしてやるぅう!!」ダッ


残り時間42分/西側・二階A教室

亜美『…もいすちゃー…スゥ…スゥ』

真美「コレはこれで恥ずかちいなぁ…」

美希「寝てる時は誰にも邪魔されず…自由で…なんていうか救われてなくちゃなの」

美希「独りで…静かで…豊かで…あふぅ」

真美「はい、ミキミキ寝ないで」

美希「むー邪魔しないでなの」


真美「んもぉー!!問題出してよ!!時間無くなっちゃうよ!」

亜美『…スゥ…ふ…フグ●くぅーん?…』(若本ヴォイス)

真美「うるさいよ!!亜美!!」

美希「じゃあ〜第三チェックポイント星井 美希!あはっ☆問題いっくのー」

美希「…濃度3%の過酸化水素水を二酸化マンガンで反応させるとどうなるの?」

真美「ミキミキ!!そんなのミキミキらしくないよ!!」

美希「ミキが勉強の話したからってそれは無いの」


真美「あーでもなんかテストでやった…気がする」

美希「気がするレベルなの?1年生の時にちゃんとやったはずだよ?」

真美「う〜ん…どうだったかなぁ?」

美希「じゃあ実験のVTRを律子 さんが用意してくれたから一緒に見るの」

真美「…理科ってこういうTV見る自習多いよねー」

美希「…おやすみなさい」コテン

真美「ミキミキ寝るの早いよぅ!!」


残り時間38分/東側・二階B教室

亜美「…やっやっほぅ…りっちゃん…」プルプル

律子「全く…宿題とか真面目にやってればこんな事にならなかったのに」

亜美「だって〜レッスンとか〜忙ちぃし〜…ホラ!鬼軍曹が居たからぁ」

律子「そうね、私のミスだわ」

亜美「へ?」

律子「今度から、勉強の時には鬼教師になってあげるから安心なさい?」ニコォ

亜美「やってもうたぁ…」


律子「それじゃ、第四チェックポイント…秋月 律子から問題です」

律子「次の対話文を成立させなさい」

律子「Makoto:( )is Hibiki running now? Haruka:She is running in the park」

亜美「…まこちんとはるるんとひびきん?」のヮの

律子「そうね、会話してるのが真と春香ね、会話の中に響が出てきてるの」

律子「春香が話してる文の方から、考えなさい」

亜美「はるるんの方?ランニングって走るだよね?」


亜美「んで、パークが公園だから『響ちゃんなら公園走ってるよー』でいいの?」のヮの

律子「合ってるけど…物真似まで入れなくていいのよ?」

亜美「んじゃ、まこちんの方が…方が…ナゥ?今…走ってる」

亜美「あっ!『響って今どこ走ってるの?』だ!!」

律子「そう!じゃあそれを英語にすると!?」

亜美「…えへへ///」ポリポリ

律子「笑ってごまかさない」

律子「そこまでわかったんだから…『どこ』を英語にすると?」


亜美「どこ…?Doko?Do-Dai?ぽぱぴぷぺ…」

律子「思考が散らかるのが早いな」

亜美「なんだっけ…4WD?」

律子「…もしかして、5W1Hの事?」

亜美「それだ!えっと…ウォア?ウェ?ウェアー? Where!!」

律子「はい、ちゃんと出て来たわね…正解。」


亜美「やったぁー!!」

律子「これに懲りたら今後はもっと真面目に勉強すんのよ?わかった?」

亜美「あははー♪はーい、りょーかいだよりっちゃん」

律子「はい、カードね…それと、これもあげるわ」ヒョイ

亜美「何コレ?鍵?どこの?」

律子「The secret of where or key」

亜美「え?また英語?」


律子「まっ私からの追加の宿題ね」

亜美「えぇぇ…りっちゃんひどいよぉ」

律子「ひどくありません!ビシビシ行くから!覚悟しなさいよ!?」

亜美「うぅ…」

律子「…ホラ、早く逃げないと、ハンターが追いかけてくるわよ?」

亜美「そうだった!!ほいじゃ!りっちゃん委員長またね!!」ピューン

律子「誰が委員長よ!」


残り時間分33分/体育館

小鳥「りっちゃん委員長か…」

P「委員長だなぁ」

春香「私も委員長の席狙ってたんですけどねー」

P「春香はあれだろ、文化祭とかで率先して頑張る系女子」

小鳥「あぁ…それで、終わってちょっと泣いちゃう系女子」

春香「なっ泣いたりなんか…その…中三の時だけですよ…///」


あずさ「うふふ、春香ちゃん可愛い」ナデナデ

雪歩「お茶どうぞですぅ〜」トコトコ…

P「おっ雪歩、ありがと」

あずさ「ありがとう、雪歩ちゃん、お盆ココに置いちゃう?」

雪歩「すみません、あずささん」コト

小鳥「さて、残り時間も間もなく半分が終わろうという所ズズズ…」

P「真美の方は実験VTRで完全に足止め喰らってますねズズズ…」


残り時間32分/西側・二階A教室

真美「ミキミキ!起きてよぉ!!答えは酸素!!酸素が発生する!!」ユサユサ

美希「ん〜正解なの…あふぅ…」

真美「VTRの最後まで見たら答え普通に出て来たよ!」

真美「カードちょうだい!早く逃げないと捕まっちゃう!」

美希「えと…じゃあこれカードなの…そうそう」グッガシッ

真美「え?」

美希「…どうしておにぎり食べちゃったの?」ゴゴゴゴゴ…


真美「まっまさか!!眠そうにしてたのは!怒りを隠していたのか!?」

美希「…離さないの…真美が食べたの?ねぇ?…ねぇ?」グググ

真美「ひぃっ!!違うYO!!天むすおにぎりなんて真美知らなっ…ハァッ!!」ガーン

美希「あの天むすは…ハニーのお土産だったの…それを…それを…」ゴゴゴゴゴ…

美希「…ここに真美が居るのぉおおおおおおおお!!!!」ビリビリ…

真美「うわああああんっ離ちてよぉおお!!ミキミキぃ!!」ジタバタ

貴音「天むすと聞いて」ガラガラ…

真美「やーだー!!お姫ちーん!!」


小鳥『二階・A教室で真美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

美希「亜美はあの時事務所に居なかったの…犯人は真美だって、わかってたよ」

真美「ミキミキごめんよぅ…」

貴音「食べ物の恨みは深いものです…」

小鳥『今回のSELECTIONなんです…が…』ポチ

真美「?…ネタ切れ?」

真美『兄ちゃん、だーい好き♪』

真美・美希・貴音「「「!!!???」」」

真美「え?…え?///」


小鳥『水瀬グループの協賛により試験的に開発した765LOID!』

美希「ナムコ…ろいど?」

小鳥『様々な日常的音声からサンプリングして、好きな台詞を喋らせられる!!』

小鳥『まだまだ未完成ですが今回の為に、急遽調整していただきました。』

貴音「?…真美が喋っているのでは無いのですか?」

小鳥『抑揚やスピードに気を付けると本当に真美ちゃんが喋っているみたいでしょ?』


貴音「真美であり真美でないとは…面妖な…」

真美「なっそっそんな勝手な事しちゃダメっしょ!!///」

小鳥『そして…そんな亜美真美LOIDに喋っていただくのは…』

小鳥『プロデューサーさんから聞いた…とある日の話ですどーぞー…』

真美「やめっやめてよぉおお!!///」


夏/765プロ事務所

亜美『ねぇねェ兄ちゃん!今度亜美ね!披露宴のゴンドラに乗りたぁい!』

P『…何言ってるんだ?亜美?』

真美『ドレスも綺麗でさ→披露宴で天井から煙ヴァーってモクモクでね!』

P『落ち着け、何だ結婚したいのか?お前達は』

真美『結婚?』

P『披露宴の…って事は結婚しないと乗れないだろ』

亜美真美『『ちっ違うYO→!!///』』

P『は?』


真美『えっとね、こないだ真美達、仲良しの看護師さんの結婚式に出て来たの』

P『結婚式…あぁお前達を取り上げたとか言う?』

亜美『そー!そんでね亜美は、上からヒューって降りて来たいの!!カッコイイっしょっ!?』

P『スカイダイビングか?』

真美『そんな事するアイドル居ないっしょー!!』

亜美『次のライブであんな風に注目されながら登場したいのっ!!』

P『なんだそういう事か』


真美『んもー…あっでもでも、兄ちゃん』

P『ん?なんだ真美』

真美『兄ちゃんって、いつ結婚すンのー?』

P『………………………………』

真美『兄ちゃんが遠い目してるゥ…』

亜美『やっぱ、聞いちャダメっしょ→カワイソウだよ』

P『可哀想って何だ可哀想って!!』

亜美『やべーご立復路だ!にっげろー!』ピューン


P『まったく…』

真美『兄ちゃん』

P『ん?真美は行かなくていいのか?』

真美『亜美は竜宮のお仕事だけど…真美今日レッスンも無いし…』

P『…そんな顔するな、すぐに真美の仕事もバンバン取って来てやるよ』ナデナデ

真美『…うん///』

P『しかし…結婚…ウェディングドレスの仕事とかって…ちょっと営業…』

真美『…兄ちゃんはさ…どんなお嫁さんがいいの?』


P『お嫁さん?どんなのって…』

真美『理想のヤツ!どんな人がいいのっ?』

P『結婚するかどうかもわかんないのに〜?はははっ』ガサゴソ

真美『結婚…しないの?』

P『ん〜そういうのってタイミングというか…ほらあずささん的に言うなら運命?』

真美『運命とか…タイミング…んじゃさピヨちゃんはっ』

P『やめてあげて』


真美『兄ちゃんの結婚の…タイミングがダメで運命もダメダメだったら…』

P『そう言われると怖いな…』

真美『そしたらさ…真美がお嫁さんになってあげるよ///…』

P『真美がぁ?お前…子供のくせに何を』

真美『すぐだよ…子供が大人になっちゃうなんて…すぐなんだかんね?』

P『すぐって…』

真美『やっやっぱ今のナシ!!なっなんでもないっ!!///』ダッ


残り時間29分/西側・二階A教室

真美「       」

貴音「真美…真美っ!?」ユサユサ

美希「むぅ…」

真美「なんで…ズッこぅいうことすんの…?///」プルプル

美希「真美ってば時々大胆なの…負けないよ?」

真美「ミキミキ、今…本当勘弁して///」


小鳥『じゃあ貴音ちゃんは一旦ゲートまで戻ってね』

貴音「あい、わかりました…では私はこれで…」スタスタ

美希「ミキはハニーにっプロポーズしてくるのぉ〜」タッタッタ…

小鳥『それでは、真美ちゃん動いていいですよ〜』

真美「心のダメージで動けないよ!!」

小鳥『765LOIDの次回作にご期待ください!!』

真美「ピヨちゃんマジ泣かす…」グググッ


残り時間32分/東側・三階廊下

亜美『ねぇねェ兄ちゃん!今度亜美ね!披露宴のゴンドラに乗りたぁい!』

亜美「もらい事故っ!!!///」ダダダダダダッ

真「犬猫の時もそうだったけど無邪気ってのは凄いね」タッタッタ…

響「この辺自分気絶してたから聞いてなかったんだよな」ダッダッダッダッダ

亜美「みんな忘れてぇえええっ!!///」

真美『兄ちゃんって、いつ結婚すンのー?』

亜美「うるさいよ!!真美!!」


真「まーまーそう怒らないで」ヒュバッ

亜美「ひぃいっ」ササッ

響「少し休憩するさー…3分くらい」バッ

亜美「やだぁああっ!!」ダダダダダダッ

亜美「!ここだぁっ!うりゃあっ!!」ガラガラッ

残り時間31分/東側・三階C教室

やよい「あ、亜美、いらっしゃいませー」ガルーン

亜美「…天使キタコレ…」


真「あちゃーチェックポイントの部屋だったか」

響「まっ仕方ないな、続きはもうちょっと後だぞ」ガラガラ…ピシャ

亜美「ハァ…ハァ…体力勝負であの二人相手はキツイよ…」

やよい「亜美…大丈夫?」

亜美「…やよいっち〜みんながイジメるんだよ〜うぇええん!」ギュウ

やよい「あわわっ…もぅ普段からちゃんと宿題とかしないからだよぉ?」ナデナデ

やよい「イタズラの事もみんなにごめんなさいしないとダメだよ?」

亜美「…うん…」

やよい「よしよし」ナデナデ


残り時間29分/体育館

小鳥「…永久保存版やな…」

P「…せやな」

春香「ほんまやよいちゃんは天使やで」

雪歩「なっなんでみんな関西弁なんですか?」

あずさ「なんでやろなぁ?」

小鳥「おっと、それではそろそろ私は…」スタスタ…


残り時間28分/三階・C教室

やよい「うっうー!!第六チェックポイント高槻 やよいからの問題でーすっ!!」ガルーン

亜美「よっしゃ!来ーい!!」

やよい「もやし10袋と卵5パックを買いました。代金の合計は800円でした…」

やよい「卵1パックはもやし1袋より70円高い…です、もやしは1袋いくらでしょーか?」

やよい「…卵5パックも買ったら…買っちゃったら…あわわ…」オロオロ

亜美「やよいっち、問題文だかんね?」


やよい「あ…そっか///」

亜美「(かわいい)」

やよい「そっそれじゃあ計算してね?黒板とか使っていいって」

亜美「あうあうあ〜…こういうお勉強は苦手なのにぃ」

やよい「頑張って!亜美!!」

亜美「えっと?もやしがxだから…10xで…?括弧つけるんだっけ?」

やよい「…あんまり私の好みじゃ無い解き方」

亜美「!?」


亜美「そっそうなんだ…えーと…x+70……」

やよい「…亜美が真面目な顔してるの珍しいね」

亜美「ブフッ///…やよいっち…あのですな…」

やよい「ごっごめんね…静かにしてるね」

亜美「えーと…えーと…」

亜美「10x+5(x+70)=800で…もやし1袋は!30円!!」

やよい「うっうー!正解でーっす!!」


亜美「よっしゃー!普通に解けたぁー!」

やよい「やったね亜美!」

亜美「んっふっふ〜この亜美にかかればちょちょいのちょーい」

やよい「普段からちゃんとすればいいのに…」

亜美「そんなの亜美達らしくないぢゃん?」

やよい「もーう…あっじゃあコレ、カードあげるね」スッ

亜美「ありがと→う!や〜よいっち♪」


残り時間25分/西側・三階廊下

真美「ハァッ…ヒィ…」ダッダッダッダッダ…

千早「…真美…待ちなさい」ススススッ…

真美「怖いっ何かスゴイ怖いっ」ダッダッダッダッダ

千早「大丈夫よ?…怖い事なんて無いわ」ヒュオン…

真美「いちかばっちいかっ!!ここだぁああ!!」ガラガラッ

残り時間25分/西側・三階音楽室

伊織「やっと来たわね真美…にひひっ♪」ニコォ

真美「いおりんマジデビルスマイル」orz


千早「…真美…外で待ってるわね…うふふ…」スゥゥ…

真美「完全に笑顔の挟み撃ちだよ、バランスおかしくない!?」

伊織「まぁ、罰ゲームの酷さもアンタの方がキツイわね」

真美「こんなの絶対おかしいよっ!!フコーHEYだよ!!」

伊織「不公平かどうかは、私の知る所じゃないけどね」

伊織「私はおでこに『グリプス�』って書かれた事を怒ってるのよ…」ゴゴゴゴゴ…

真美「まさか意味が通じるとは思ってなかったんだよ…」

伊織「アホプロデューサーだけが爆笑してたからボッコボコにしといたけど」


伊織「書いたのはアンタなの?真美?」

真美「…真美じゃナイヨー?亜美ダヨー?」のヮの

伊織「…いい度胸ねこの期に及んで私の前で嘘を吐くなんて」

真美「2人で書きましたマジすいません!本当許ちてくだたい!!」ベソベソ

伊織「はぁ〜あ…まっとにかく今は問題を先に出してあげるわ…」

伊織「それじゃあ!第五チェックポイントの水瀬 伊織ちゃんからの出題よ!!にひひっ♪」キラッ

真美「いおりんマジプロのカガミ」


伊織「第1ヴァイオリン・第2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ」

伊織「この四つの楽器から成る演奏形態を何というでしょうか?」

真美「わかんないよぉ→!!いおりん!!助けてぇ!!」

伊織「いきなり頼るんじゃないわよ…んもぅ…仕方ないわねぇ…」

真美「いおりんマジちょr天使!!」

伊織「ちょろいって言おうとしなかった?今?」

真美「…え?…」○ヮ○

伊織「とぼけた顔してんじゃないわよ…」


伊織「二人ならデュオ、三人ならトリオ、四人なら?」

真美「え?カルッテットだよね?いつもレッスンでトレーナーさんとかが言ってるし」

伊織「そう、それからヴァイオリンもヴィオラもチェロもどんな楽器?」

真美「えっと…糸?」

伊織「…ギターの何を張り替えるって言う?」

真美「あっ!弦!!弦だよね!!」

伊織「弦の音楽のカルテット…はい、キチンと日本語に言い直すと?」


真美「…弦楽…しっ四重奏?」

伊織「………………………………」ズズズズズ

真美「えっ間違ってた!?え?」

伊織「ふっ…嘘よ、正解…ほとんど私が答え言っちゃったけどね」

真美「いおりんマジ愛ちてれぅ〜〜!!」ギュウ

伊織「ちょっこっコラッ!!///」

真美「えへへ///」


伊織「まったくもぅ…」

真美「ありがとういおりん…真美そろそろ行くよ…」キリッ

伊織「アレなフラグ建ててんじゃないわよ…はいコレ、カード」スッ

真美「…さて千早お姉ちゃんから逃げないとね…」

伊織「…今度捕まったら、どんな罰かしらね?」ヒラヒラ

真美「にっ逃げ切ってみせる!!」パシ  ダダダダダダッ


残り時間23分/西側・三階廊下

千早「…真美待ってたわよ…」ススス…

真美「ひぃっ!!」ダダダダダダッ

千早「そんな怖がらないで…ね?」シュバ

真美「今度捕まったら何されるかわかんないぢゃん!!」ダダダダダダッ

千早「そうね、でも…そっちは」

真美「んげげっ!!」キキィッ

千早「東西分断の…行き止まりよ」


真美「…うぅ…やだ…やだよぉ…」プルプル

千早「…真美…ごめんね」ズズズ…

真美「あぅあぅあ〜…」ジワッ

ガチャ

千早「え!?」

真美「わわっ」グラ

亜美「お待たせ、真美」グイ

真美「亜美っ!!」

千早「なっ!待ちなさいっ」バッ


亜美「ばいば〜い千早お姉ぇちゃん♪」バタン ガチャリ

千早「くっ」

残り時間22分/東側・三階中央階段

真美「亜美ぃ〜!よくぞ来てくれた!!」ギュウ

亜美「んっふっふ〜!颯爽と姉のピンチに駆けつけるっ」キラッ

真美「いよっ!亜美大統領!!…ん?なんでこの扉、開けられたの?」

亜美「えへへ、りっちゃんにもらった鍵でねー」チャラ


真美「おぉ〜それこそ勝利の鍵ですな!」

亜美「そういう事!!この扉で行ったり来たりすれば!」

真美「ハンターとの追いかけっこも有利になるネ!…んでもさ…」

亜美「うん?どしたの?真美」

真美「…チェックポイントって全部回ったんでない?」

亜美「え?…亜美の方がゆきぴょん、りっちゃん、やよいっち」

真美「うん…真美がはるるん、ミキミキ、いおりんだったから」


亜美「ハンターの千早お姉ちゃん、お姫ちん、まこちんとひびきん…」

真美「兄ちゃんと…ピヨちゃんと多分迷子になるから実況席のあずさお姉ちゃん」

亜美「本当だ…全員…え?じゃあ亜美達…どこ行けばいいんだろ?」

真美「ゴールしないと時間切れで真美達の負けだよ?」

亜美「…どうしよう…ゴールって…どこなの?」

残り時間20分/


残り時間20分/体育館

春香「いよいよ気づきましたね〜」

P「順当にチェックポイントをクリアしていっただけじゃゴール出来ない」

雪歩「補習からの�脱走�ですからね」

律子「ま…自分達で何とかするでしょ」

あずさ「うふふ…」

美希「ハニー!!ミキの事お嫁さんにして欲しいのー!!」ガラガラ

春香雪歩律子あずさ「「「「!!!!????」」」」

P「なんだ?いきなり」


残り時間18分/東側・三階中央階段

亜美「とにかく!何かヒント探さなくちゃ!」

真美「うん!そんじゃあ…このチェックポイントのみんなから貰ったカードは?」

亜美「やっぱ、それだよね〜…んっと?」

真美「真美のが赤とイエローとピンクのカード」

亜美「亜美のは白と緑、そんでオレンジ…!これ表面がシールだ!」ペリペリ

真美「本当だ!!剥がれる!」ペリペリ


亜美「…白が�家�緑の�英�オレンジの�数�…」

真美「赤で�国�黄色の�理�ピンクの�音�…それぞれの教科?」

亜美「…………」

真美「…亜美?…!!」  >オーイソッチイタカー?

真美「亜美、まこちん達来てるよ?移動しよ?…」  >アレーコッチノハズナンダケド?

亜美「……………」

真美「んもぅ!ボーっとし過ぎ!」グイ


残り時間16分/東側・二階中央階段

真美「ほっ!ほっ!ほっ!」ダンダンダン

亜美「………家庭科…数学」ダンダンダン

貴音「見つけましたよ…亜美、真美」

真美「うわわっ!!お姫ちん!!」キュキュッ

亜美「…時間割なんだけど…コレだけじゃ…」ブツブツ

貴音「時間も時間です…大人しくなさい」ヒュオッ

真美「亜美!」グイ

亜美「うーん…と?」ヒョイ


貴音「なっ!?こちらを見もせずに…!?」

真美「コッチ!!」タタタッ

亜美「…色…?」タタタッ

貴音「お待ちなさいっ!くっ」スカッ

真美「カギで向こうに…」ガチャ

貴音「分断されている扉をっ!?」バタン ガチャリ

貴音「亜美!真美!お開けなさい!!」ドンドンドン


響「貴音!二人は!?」

貴音「二人は合流したようです…さらにはこの扉を開く鍵を…」

真「えぇっ!?ココって開くの!?」

響「まずいぞ…追いかけ辛くなったじゃないか…」

真「千早は?西側かな?」

貴音「恐らくそうだと思います…残り時間も僅か…勝利の為には何か一手…」

響「とにかく!自分はこのまま追うぞ!」ダッダッダッダ


残り時間13分/西側・二階A教室

真美「ハァッ…フゥ…亜美もちゃんと前見て走ってよぉ…ヒィ」

亜美「そっか!!」

真美「?何かわかったの?亜美?」

亜美「うん!おかしい点があるんだよ…貰ったカードは色がついてた」

真美「うん…赤白黄色、緑ピンクオレンジの六色…」

亜美「みんなのイメージカラーのはずなのに、一人だけ違ったのさ!!」


真美「え…?あっ!!ミキミキが黄緑じゃない!」

亜美「黄色がイメージカラーなのって真美達だよね?でも?」

真美「後は…ピヨちゃんもひよこ色だ!!」

亜美「そう!!ピヨちゃんを探すんだよ!!行くよっ真美!!」グイ

真美「あっ亜美!?何処にピヨちゃんが居るかわかってるの!?」

残り時間12分/西側・二階廊下

亜美「わかんない!!」タタタッ

真美「えぇっ!?モミクモに走っても捕まっちゃうよぉ!!」

千早「真美?それを言うなら�闇雲に�でしょう?」スッ

真美「あっそっかー…って!うひゃああ!!」ダダダッ


残り時間11分/西側・二階西階段

亜美「ミキミキのチェックポイントの時何か変な事とかなかったの?真美」

真美「えっと…さっきの教室で普通に実験のVTR見て答えただけだよ?」

亜美「さっきの…教室で?」

真美「うん、理科の、えっと酸素を発生させる実験でさ…自習みたい…な…」

亜美「…自習…補習…!わかった…ピヨちゃんの居場所!」

真美「え?どっどこ?」


亜美「スタート地点の体育館の時さ兄ちゃんが…」

P『小鳥さんは白衣で保健室の先生ですか?』

亜美「って聞いてたんだけど�そうです�とは言って無かったんだよ」

真美「え?そうだっけ?じゃあ…ピヨちゃんは保健の先生じゃなくて…」

亜美「そう!理科の先生だから白衣を着てたって訳!!」

真美「それなら…理科室!!西側の一階だよ!!真美最初に見たモン!!」

亜美「よっしゃあ!!急ごう真美!!」

真美「うん!!行こう!!亜美!!」


残り時間10分/体育館

P「…なんか、やっぱり双子揃うと無敵って感じするよな」

律子「そうですね…」

春香「合流してから生き生きしてますもんねぇ」

雪歩「さっきの四条さんを躱してる時もすごかったですぅ」

伊織「本当よね、運動会の時二人三脚は亜美真美にすればよかったのに」

やよい「運動会楽しかったよね〜…あれ?」

春香「あ、伊織、やよいお疲れ様。いよいよ佳境だよっ」

やよい「…あのなんで、美希さんは正座してるんですかー?」  >ナノー!


伊織「放っておきなさい…全く、思いつきでよくもまぁここまで企画したもんよね…」

P「馬鹿な事を全力でするから面白いんじゃないかーHAHAHA」

伊織「その馬鹿な事に巻き込まれたこっちはいい迷惑よ」

あずさ「あら〜?でも伊織ちゃん、二人のプレゼント一緒に買いに」

伊織「黙んなさい!あずさ!!///」

春香「そろそろ私も、ケーキ家庭科室から持ってきますね〜」

雪歩「手伝うよ、春香ちゃん」

春香「ありがとっ…転ぶと危ないからケーキの方持ってくれる?」


残り時間9分/西側・一階廊下

真「居た!!あそこだっ!!」ズザァ

千早「逃がさないわっ!」スターンッ

亜美「やばっ!挟まれたっ!!」

貴音「挟み撃ちですっ!」

響「これでおしまいだぞ!!」バッ

真美「お願い!!ピヨちゃん!!」ガラガラ


残り時間8分/西側・一階理科室

小鳥「…それではこれより、補習授業を…始めます。」

亜美真美「「やったぁ!!」」

千早「くっ…」

真「最後のチェックポイントって事?」

響「これでゴールなのか?じゃあ自分達の負け?」

貴音「…この補習授業が…どういうものかにも依ります…」

小鳥「うふふ…それじゃあ亜美ちゃん真美ちゃん席についてね?」


亜美真美「「はぁ〜い♪」」

小鳥「…残念ながら、ここでゴールという訳ではありません。」

亜美「え゛っ…」

小鳥「ここでの最後のテストは…ゴールの場所を当ててもらいます。」

真美「ゴールの場所を当てる?」

小鳥「では…最終チェックポイント…音無 小鳥からの…出題です。」


小鳥「この補習授業から脱走しなさい…但し校外へ出てはいけません。」


亜美真美「「……はい?」」

真美「ピヨちゃん、マジで何言ってるの?」

小鳥「うふふ…まぁある意味、なぞなぞに近いわね」

小鳥「�学校であって学校じゃない�そんな場所がゴールって事」

小鳥「その場所がわかったのなら、ドアを開けて向かってね?」

亜美「いやもぅ場所は分かったよ?…でもキツイなぁー」

真美「亜美、すっごーい!!…キツイの?」


小鳥「そして、現時点をもって分断されていたゲートは消滅したわ」

亜美「じゃあ…もちろんハンターも…」

小鳥「その瞬間から自由に追いかけて来るわ…残り時間は7分…厳しいかしらね?」

真美「ねぇ?こういうのは?…ゴニョゴニョ…」

亜美「おー♪はははっりっちゃんに見つかったら怒られそうだねぇ…」

真美「だから、一回限り…ね?」ガラガラ


残り時間6分/西側・一階廊下

貴音「…臆せず出てくるとは…中々天晴れですね…」

響「どっちにも行かせないぞ?守りは完璧さー」

真「悪く思わないでよね?」

千早「逃げ道は無いわよ…二人とも」

亜美「んっふっふ〜…逃げ道は」ガタタッ

真美「自分達で建設しちゃうかんね〜!!」パッ グラッ


貴音「なっ戸板をっ?」

響「手を離しちゃ!ウカーサン!!」ガシ

貴音「響っ!支えてくだっくぅっ!」ガシ! ググッ

亜美真美「「おりゃあ!!壁なんか勢いつけたら普通に登り坂!!」」ダンダンダンダンッ

貴音「はやー」グラッ

響「うぎゃああぁあ!!」ドターンッ ムギュウ

真「なっ!?戸板の上を走って!?くっそぉお!!待てぇ!!」タタタッ


亜美「直接触れなきゃオッケーなんしょっ!?」ダダダダダダッ

真美「ごめんねー!!ばいばーい!!」ダダダダダダッ

千早「くっ!こんな荒技をっ」シュタッ

小鳥「うわわっ響ちゃん、貴音ちゃん大丈夫?」

貴音「響?大丈夫で…あぁ…すっすみません///…」

響「…おっお尻が…キュウ…」◎ヮ◎


残り時間4分/二階・中央階段

亜美「ハァッ…ハァッ…」

真美「ハァッ…答えは本当にあってんのっ!?」

亜美「学校であって学校で無い!!…答えは屋上でサボリっしょ→!!」

真美「あはは!だから補習からの脱走かっ!サボっちゃおう!」

千早「そうはさせないわっ!」ダッダッダッダッダ

真「ボク達が勝ぁあつっ!!」ダッダッダッダッダ

亜美「ぐぬぬっ!負っけるもんかぁあ!!」ダダダダダダッ

真美「ラーストスパァアアトォオオ!!」ダダダダダダッ


残り時間3分/三階・中央階段

真美「!屋上の扉!!やったぁ!!真美達の勝ちだぁ!!」タンタンタンッ

千早「まだっ終わってっ」タンタンタンッ

亜美「もらったぁっ…うぇ?…あわわわわっ」ズルッ グラッ

真「亜美っ!!危ないっ!!!」ギュッ

千早「亜美っ!!」サッ ギュッ

亜美「…危な〜…もうちょっとで転げ落ちるトコだったよぉ〜」

千早「…もぅ急ぎ過ぎよ?」ナデナデ

真「危ないなぁ…」ナデナデ

亜美真美「「あははは〜……あぁああああああああああああああ!!!」」orz orz


小鳥『三階・中央階段で亜美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

小鳥『これにより、残り時間が00分になる為…』

小鳥『とある補習からの脱走…失敗です!!』

亜美真美「「あと、ちょっとだったのにぃいいい!!!」」

千早「…何と言うか…その…ごめんね?」

真「亜美から飛び込んできたというか…」

小鳥『さて、それでは…早速罰ゲームに移りたいと思います』

真美「容赦ゼロだね!!」

小鳥『亜美ちゃん、真美ちゃん…そのまま屋上に出てみてね?」

ガチャ


夕方/屋上

亜美「…もぅ夕陽が眩しー…」

真美「そだね…?…あれってプロジェクター?」

亜美「あ、本当だ…って事はァ…」

小鳥『それでは、二人への…罰ゲームは…こちらです』

亜美「うぇええ!ヤダよぉお!!」ギュウ

真美「今度は何!?マジで見たくないよ!!」ギュウ


…パッ

亜美真美「「…赤ちゃん?」」

??『ふふふっ可愛い〜♪』

亜美「…?ママの声?」

??『二人とも状態は良好だな…良かった』

真美「この声…パパだっ!!」

亜美「じゃあこの赤ちゃん達って…」



パパ『二人とも、生まれてきてくれて…ありがとう…』

ママ『いつまでも…元気で仲良くね♪』——プッッ—


亜美「…ハッピーバースデイ…真美」

真美「…ハッピーバースデイ…亜美」


ヒュルルルルルル…

真美「んぇっ!?何っ!?」…ドーンッ パラパラパラ…

亜美「花火だ!!いやっほーう!!」ヒュルルルルル…ドーンッ パラパラ…

真美「あははははっ!!いっぇーい!!」

小鳥『うふふ…喜んでもらえたかしら?』

亜美「あははっん♪最高っおもしろかったよー!」

真美「うん!超楽ちかったよ!…恥ずかしかったのもあるけど///」

小鳥『それじゃあ、次はパーティよ!体育館で準備してるから降りてきてね』

亜美真美「「やったぁ!!パーチィだぁ!!」」クルクル クルクル


千早「……………」グシグシ

真美「千早お姉ちゃん!…どうしたの?泣いてるの?」

亜美「ハッ!まさかさっき亜美を助けてくれた時ケガした!?」

千早「違うわ、大丈夫よ…亜美…真美」

亜美真美「「なぁに?」」

千早「…大人になっても、その手…離さないでいてね?」

真「………………」

真美「そぉんなのっ!!」

亜美「当ったり前だよ→!!」

亜美真美「「ねぇ〜?」」ニコニコ


おわり


/体育館

貴音「響…本当に申し訳ありません…大丈夫ですか?痛みは…」サワサワ

響「だっ大丈夫だぞ!///なーんくるないさっ!ホラご飯食べないのか?」モジモジ

貴音「しかし…響を傷物にしてしまったらと…」ナデナデ

雪歩「ハァッ…ハァッ…イイ…すごくイイよぉ///」フラフラ

春香「雪歩っ!?ケーキ持ってるんだからねっ!?落ち着いてね!?」アタフタ

小鳥「ひびたかのスーツ姿でイチャイチャ…最高だぜぇ…」●REC

伊織「あ、そうだわ小鳥…話があるんだけど?」

おつ


小鳥「あら、なぁに?伊織ちゃん?」

伊織「小鳥が水瀬グループ音響開発部門に依頼して開発した765LOIDの」

伊織「製作費、アンタ宛てに送っといたから、確認しといてね?」

小鳥「…え゛?」

律子「まるで765プロで開発したように見せ掛けて…765プロは払いませんからね!!」

律子「後、当然!!765LOIDの販売許可も出しませんから!!」

小鳥「そっそんなっじゃあ…私…ガチ借金…ピヨッ…ブクブクブクブク…」フラッ バターン

P「なんも言えねぇ…」


ほんとにおわり


ママ『ほら見て、もぅ二人で手をつないでる!可愛い…』

パパ『…願わくば…どんな困難にもこうして二人手を繋いで…』

パパ『笑って、楽しんで…乗り越えて行って欲しいな…』

亜美「…パパ…」

ママ『…大丈夫よ、だって私達の娘なんだから…ね?』

真美「ママ…」

パパ『自分の娘かぁ…何だか世界中の人達全員に感謝したい気持ちだよ…』


亜美&真美お誕生日おめでとう!

十勝尽くしでお祝いしたいと思います。

亜美も真美も合法です!!

…00時前にページが読み込まなくなってしまい

>>130の次に本来>>137が来て、00時の>>131につながるはずでした。

タイトルの要のつもりだったのに…

慌てた私が最高のアホでした。申し訳ありません…

次回は律子の誕生日を視野に入れつつ

今回の765LOIDを活用した話を書きたいと思っています。

読んでいただいた皆様ありがとうございました。

今回もありがとうございました

次回も楽しみにしております

おつおつ

乙でしたー
律誕も期待してます


亜美真美誕生日おめでと→
最強の双子だわ

最高に乙!
最近765勢の誕生日は >>1 のSSが高確率で拝めるので物凄く楽しみだったりするこれからも期待してます。
今後、一発で判る様にトリを付けて欲しいかなーって(←願望)

乙乙毎回素晴らしいSSをありがとう
亜美真美誕生日おめでとうっ!

乙毎回読んでます
ただ、これってどこが続いてるの?
最初の頃よりも相当面白さがなくなってる感じでちと残念
次も期待してます

久々に手帳やお弁当みたいなオールキャラ物も見たいというのは
……贅沢言いすぎか。
ともあれいちおつ!

>>146
続き物と言うか、初期に出てきたエピソードを掘り下げてる感じかな

いいものを読ませてもらった

>>147
説明サンクス。もっかい最初から読んでくる。
あと、亜美真美おめでとう。

乙です

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