アルミン「違う世界軸の僕達」 (11)

祖父から聞いた話だけれど

僕等とよく似た人間が

全く異なった世界で生きている、なんて

信じられないような事だけれど

僕は毎日夢を見る。

祖父から聞いた不思議な噂を元にした
なんとも馬鹿らしい、夢を。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408540783

今日も夜が来た。

消灯の時間ではないけれど、
僕はエレン達より少し早めに眠りにつく。

厳しい訓練を耐えた後は、
早く体を休めたいというもの。

きっと今日も夢を見る、

なんともくだらなくて妄想だらけの、
僕の夢。

じょじょに体がほぐれていく感覚、
強烈な睡魔

扉の向こうで、聞こえる程度の小声で喧嘩をしている
ジャンとエレンの声も、段々と・・・。

・・・・・・

・・・



……

アルミン「ふわぁ~あ・・・」

エレン「よぅアルミン おそよー、だな」

アルミン「・・・・・・エレン」

ふと気がつけば、黄金色の朝の光が差し込む小屋の中

エプロン姿のエレンが意地悪そうな笑みを浮かべていた

僕は既に、いつもの夢の世界の中にいる様だ。

ベッドの隣に設置された小さな机に、
エレンがコトリと音をたててカップを置き、温かい紅茶を注ぐ

エレン「今日はアールグレイが安かったから・・・良質だったしさ、たまにはいいだろ?」

アルミン「うん、いい香りだね」

エレン「だろ?市場で買うのには苦労したぜ ミカサはまだ市場で買い物中だけどな」

アルミン「あぁ・・・ミカサは買い物に拘るからね・・・」

エレン「全くだ・・・ あぁ、いや それよりよ、アルミン」

エレン「?」

エレンがまた意地悪そうな笑みを浮かべる

夢の世界のエレンはなにかと嫌味な笑顔を浮かべる癖がある、
それも愛嬌というべきなのだろうか・・・。

面白かった乙

>>2>>7みたいな奴はなんなんだ?
開かなきゃいいだけなのに馬鹿かよ

エレン「昼飯の、な?食材の節約ということでな… よいしょっと!」

『ドサァ…』

アルミン「・・・釣り?」

エレンが用意していたのは、釣具。

アルミン「・・・・・・また?」

エレン「アルミン、今までは負けっぱなしの俺だったが・・・昨晩お前が寝ている間に練習してよ・・・
    つまり今日の俺は今までの俺じゃないぜ!今なら魚を一匹残らず駆逐できる!!」

アルミン「その言葉と似た様な事を・・・僕はエレンの口から数え切れないほど聞いてきたんだよね
     結局ほとんど僕の勝ちだったけど…。あとエレン、駆逐しちゃだめだよ、逃げられちゃってるからそれ」

エレン「御託はいい!海に行くぞアルミン!」

アルミン「あ・・・っ ちょっとエレン!僕まだパジャマ!!」

思えば夢の世界では海、見放題なんだよね、
まぁ、僕の妄想で夢なんだから、当り前なんだけど・・・。

>>2>>7
消えろ

続きハヨハヨ

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