水野翠「暑さなんかに負けません!」 (50)
のんびりと書いていきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408368405
【糞スレ注意】
このSSは原作ラノベに準拠しています。
しかし>>1が低脳なため原作とは比べ物にならないほど残念です。
よって糞ssは許せないと言う方は閲覧を控えて下さい。
それでは、次から書いていきたいと思います。
---レッスンルーム---
翠「ふっ、はっ!ここで...ターン!」
翠「...よし」
ガチャッ
P「おっ、いたいた、翠!」
翠「あっ、Pさん...いらしてたんですか?」
P「ああ、レッスンが終わる時間なのに翠が降りて来ないからさ、トレーナーさんに聞いたらまだ自主練してるって言われてな」
翠「もうそんな時間に...すみません、つい夢中になってしまって...」
P「別に怒ってないよ、ほらタオルだ」
翠「ありがとうございます...ふぅ...」
期待
P「最近特に暑いけど、体調崩したりしてないか?」
翠「大丈夫です、心頭滅却すれば火もまた涼し、精神を集中すれば暑さに負けたりはしません」
P「すごいなぁ、俺なんていつも営業に出る時はお日様に向かってコノヤロー!って叫びたくなるのに...」
翠「ふふっ、Pさんったら♪」
P「でも暑さに負けずにレッスンや仕事を頑張ってる翠はすごく偉いと思うし...なんていうか...」
翠「私が?」
P「その...綺麗だな」
翠「綺麗...ですか?」
P「ああ、この猛暑の中でも背筋がピンとしてて、いつもキリっとしてるし...」
P「そういう凛とした佇まいをしてるところを見ると...すごく素敵だなと思うよ」
翠「あっ...///」カアァァァ
P「どうした?」
翠「い、いえ、なんでも!それよりお待たせしてすみません、すぐシャワー浴びてきますから!」
P「別に急がなくてもいいからなー!」
シャアアアアア...
翠「......」
P『すごく素敵だな...』
翠「素敵だな...だって...」
翠「...えへへ♪」
超期待
翠さんスレ期待
---翌日---
翠(今日も強い日差し...)
翠(確か天気予報だと今日の最高気温は36度だったっけ...)
翠(暑いなぁ...)
P『すごく素敵だな...』
翠(...いけないいけない!)ブンブン!
翠(ダラダラしないように気合を入れ直さないと...)
ガチャッ
翠「お疲れ様で...っ!?」
ムワァァァァ....
翠「すごい熱気...これは...」
ちひろ「あっ、翠ちゃん...おかえりなさ~い...」
翠「ちひろさん、どうしたんですか!?」
ちひろ「じ、実はですねぇ...」バタッ
翠「ち、ちひろさん!しっかりしてください!」
期待
-------
翠「エアコンが?」
ちひろ「ゴクゴク...ふぅ...どうやら故障みたいで、さっきから冷房が一切効かなくなってるんですこの事務所」
翠「電気屋さんに連絡とかは...」
ちひろ「もちろんしましたよ、一応修理に来てくれるとは言ってたんですけど...今日は忙しいみたいで..」
翠「そ、そうですか...」
ちひろ「窓を開けたりもしてみたんですけど...外の暑さがモロに入ってきちゃって...」
ちひろ「それで窓を閉めてたら今度は部屋に湿度が溜まって...」
翠「なるほど、確かにサウナみたいでした、電気屋さんが早く来て頂けるといいんですけど...」
ちひろ「来るまでどうにか凌ぐしかないですね、というわけでちょっと上着脱いじゃいます...」ヌギッ
翠「わっ、.ワイシャツが汗でびっしょりです...」
ちひろ「ふぅ...私もクールビズしないといけないでしょうかねぇ」
翠「いいと思います、いつも緑のスーツだと暑いでしょうし」
ちひろ「いっそのこと、水着で勤務とかしちゃいましょうか」
翠「そ、それはどうかと...」
ちひろ「冗談ですよ、でもそうしたいくらい暑いですねぇ」
水飲み鳥さん主役は久々な気がする
ガチャッ
周子「お疲れー」
翠「お疲れさまです周子さん」
周子「翠ちゃんもお疲れ、ってかなにこの事務所?メチャ暑い!」
ちひろ「エアコンの調子が悪くて...」
周子「どひゃー、せっかく事務所で涼めると思ったのになー...」
翠「外とあまり変わらない暑さですね...」
周子「ちひろさーん、冷蔵庫になにか冷たい物とかないの?」
ちひろ「買い置きはちょうど切らしてたと思うんですけど...」
周子「うわっ、ホントになにもないや、こりゃお手上げだね」
翠「私が何か買ってきましょうか?」
ちひろ「いえ、私が行きます!」
翠「ちひろさんが?」
ちひろ「ええ、この暑いのにアイドルに無理させるわけにはいきませんし...」
翠「別に私たちはそんなこと...」
ちひろ「それに、ちょうどコンビニで涼みたいと思ってたところなので♪」
翠「はぁ...」
>>12
その誤字はやめてあげてw
ちひろ「というわけで私はちょっと買い出しに行ってきます、もし電気屋さんが来たらエアコンを見てもらってください」
翠「わかりました、ちひろさんも無理なさらないでください」
周子「冷たいものよろしくー♪」
ちひろ「わかってますよ、それじゃ行ってきます」ガチャッ
翠「ちひろさん、大丈夫でしょうか...」
周子「大丈夫♪ちひろさんってああ見えてスゴイからさ」
翠「それは知ってますけど...」
周子「あーもうダメ、暑い...」ヌギッ
翠「し、周子さん!」
周子「えっ、なに?」
翠「な、なにじゃないですよ!そ、そんな...事務所で下着姿に...」
周子「なーんだ、そんなの気にしてんの?いいじゃん女の子どーしだし♪」
翠「い、いけません!そんなの...破廉恥です!」
●REC
周子「破廉恥って...それを言うなら翠ちゃんだってライブの時は結構肌見せてるじゃん」
翠「あ、あれは衣装で...」
周子「ウチらしかいないし、へーきへーき♪」
翠「そ、そんな...」
周子「翠ちゃんも脱いじゃえば?結構涼しいよ」
翠「ぬ、脱ぎません!」
周子「マジメだなー翠ちゃんは...おっ、いいもの見っけ♪」
翠「いいもの?」
周子「じゃーん!棒アイスだよん♪」
翠「あら、本当ですね」
周子「冷凍庫の奥の方に入ってたみたい、二人で分けよ♪」
翠「ですが...私たちだけというのもなんだか悪い気が...」
周子「ちひろさんが買ってくるって、ほら一本あげる」
翠(冷たくて美味しそう...)ゴクリッ
翠(先程からのどが渇いてるし...)
翠「じ、じゃあお言葉に甘えて...」
周子「ほい、どーぞ♪おっ、チューチューアイスもある、これは後で食べよっと」
翠「いただきます...はむっ」
周子「ん~、おいしーね♪」
翠「あむっ...はい...」
周子「あはは、翠ちゃん夢中になって舐めちゃってる♪」
翠「ちゅぷっ...ぷぁっ...あむぅ...」
翠(美味しい...)
翠(ひんやりとしたアイスが...火照った身体に染みわたって...)
翠(すごく...冷たい...)
周子「いやー、やっぱり夏は冷たいアイスを食べながらダラダラするに限るよね」ペロペロ
翠「ぷはっ...周子さん、ソファーに横になりながらアイスを食べるなんて...」
周子「まあまあいいじゃん♪」ゴロゴロ
翠「よ、よくありません!私たちはアイドルである前に女の子なんですからもっと慎みを...」
周子「あっ、そういえば」ムクリッ
翠「どうしました?」
周子「うん、この間事務所の倉庫で...」スタスタ...
翠「し、周子さん?」
ガサゴソ...
周子「うーんと...ここかな?」
翠「ど、どうしたんですか?」
周子「いやー、確かここでさ...おっ、あったあった♪」
翠「それは...」
周子「ビニールプールだよん、この前たまたまここで見かけたんだ」
翠「それを...どうするのですか?」
周子「どうするって、プールの使い道は一つしかないでしょ」
翠「は、入るつもりですか?」
周子「うん、翠ちゃんもどう?」
翠「え、遠慮します!」
周子「えー、涼しいのに?」
翠「じ、事務所でプールに入るだなんて...」
周子「レッスンの時には泳いだりしてるじゃん」
翠「そ、それとこれとは事情が...それに水着も...」
周子「あー、アタシ前の撮影で使った水着、倉庫に置きっぱなしだったんだよね、翠ちゃんのもあったよ?」
翠「あっ、そういえば...」
周子「それにさ、こんな暑い中じっとしてるのはセーシンエーセー上よくないと思うんだ」
周子「つまりこれはね、プールで暑さをしのいでこの夏を乗り切ろうっていうシューコちゃん流ストレス解消法なワケ♪」
翠「うぅぅ...」
周子「まっ、入りたくないならそれでもいいけどさ、アタシ屋上にいるから気が変わったらいつでも来てねー」スタスタ...
翠「あっ、あの...」
翠「行っちゃった...」
翠「プール...かぁ...」
翠「だ、ダメダメ!だれか来るかもしれないのに水着になるなんて...」ブンブン!
翠「でも...周子さんも言ってたけど...とっても涼しそう...」
翠「ううん!アイドルたるもの、常に誰かに見られてるという意識を持たないと...」
翠「ダラダラしてる私を見たら、きっとPさんもガッカリするはず!」
翠「水野翠、暑さなんかに負けたりしません!」
ムワァァァァ....
翠「暑い...」
翠「でも、きっとちひろさんがそろそろ帰ってくるはずですし...」
翠「心頭滅却すれば火もまた涼し、このくらいなんとも...」
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翠「弓道で培われた精神力をもってすれば...」
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翠「い、いかなる時も毅然と...そして慎みを持って...」
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翠「はぁ...」
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翠「...ちひろさん、遅いなぁ...」
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翠「...暑いよぉ」
翠「ちひろさん、なかなか帰ってこない...」
翠「もうずいぶん待ってるのに...」
翠「周子さんは...今ごろ屋上でプールに...」
翠「...ちょっと様子を見てこようかな」
翠「こ、これはプールに入りたいとかじゃなくて...」
翠「周子さんがもし溺れでもしたら大変だから...」
翠「そう、なにも不思議な事はないはず...」
翠「服がベタベタ...」
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チャプチャプ...
周子「ふぃー、やっぱり夏はプールだよねぇ」
周子「これが流れるプールとかだったらもっとよかったんだけど、まあ贅沢は言ってらんないか」
周子「それにこんなビニールプールでも充分に暑さをしのげるし、意外と...んっ?」
ソロリソロリ...
周子「翠ちゃん?」
翠「っ!!」ビクッ!
周子「なーんだ、やっぱり来たんだ?」
翠「い、いえ...これはその...」
周子「あっ、しかも水着着てるじゃん♪」
翠「ふ、服が汗でベタベタしてたので...着替えようと思って...」
周子「わかったわかった、そういう事にしておくからさ、こっちおいでって」
翠「わ、私はプールに入りに来たわけじゃなくてですね、周子さんの様子を...」
周子「まあまあ、そう言わずにどうぞ♪」グイッ
翠「きゃっ...」
ザブンッ!
周子「どう?冷たくて気持ちいいでしょ?」
翠「は、はい...」
翠(冷たい...)
翠(気持ちいい...)
翠(幸せ...)
翠「ふにゃ~...」
周子「あはは、翠ちゃん溶けちゃった♪」
http://imgur.com/J0odhNZ.jpg
ちょっと中断します 続きはのちほど
おつ
ちょびっとずつ再開します
翠「はっ!い、今のは...」
周子「もー、素直になっちゃいなよ、こうやってプールでダラダラするのは気持ちいいんだから」
翠「で、でも...こんなの...だらしないですし...」
周子「いつも気を張ってちゃ疲れちゃうって、ほらチューチューアイスあげるよ」
翠「い、いりません...」
周子「そう言わないでさ、早く食べないと溶けちゃうし」
翠「ち、ちょっと周子さん...」
周子「ほれほれ、観念してそのカワイイお口を開けなさーい♪」
翠「や、やめ...むぐっ...」
周子「しっかり咥えてから吸ってね、じゃないと出てこないから」
翠「んむっ...ひゃう...じゅるる...」
えろあ
これは悪いおねーさんですわ
翠(口の中に...入ってくる...)
周子「今気付いたけどこのチューチューアイス結構太いね、お得感があるっていうか」
翠「はんっ...ちゅるる...」
周子「ほら、そんなに抵抗すると苦しいだけだって、素直になりなよ」
翠「ひゃめ...んんっ...ちゅぷっ...」
周子「どう、美味しいでしょ?」
翠「んぐぅ...」
翠(事務所の屋上でプールに入りながら...アイスを食べさせられるなんて...)
翠(抵抗しなきゃ...でも...)
翠(どうして...やめられないの...?)
翠(プールの水...とても冷たくて...気持ちいい...)
翠(このアイスも...甘くて美味しい...)
翠(ダメェ...このままじゃ私...私...)
翠「ら...めぇ...むぐぅ...」
周子「おー、なかなかいい吸い付きだね、じゃあこのまま一気に...」
翠「やぁ...やめてぇ...」
P「...なにやってんだお前ら」
翠「ぴ、Pふぁん?」
周子「お疲れー、今帰ったの?」
P「ああ、でもこれは...」
翠「ら、らめぇ...見ないでくらふぁい...こんなの見ないでぇ...」
周子「泣く事ないじゃん...」
-----
翠「...グスッ」
周子「翠ちゃんヘソ曲げちゃったね」
P「どう考えてもお前のせいだろ」ペシッ
周子「ん~、翠ちゃんに涼んで欲しかったんだけどなー?」
P「翠、そんなところに座ってると日焼けするぞ、こっちに来いよ」
周子「そうそう、今日は陽射し強いんだからパラソルの下においでよ」
翠「.......」
周子「ダメ?あらら...」
P「翠...」
翠「......」
翠(あんなにみっともない姿をPさんにお見せしてしまって、きっとガッカリしているはず...)
翠(それにこんな格好で...Pさんの前では凛としていようと心掛けていたのに...)
翠(もう合わせる顔が...)
P「翠」
翠「は、はい!?」
P「おっと、ビックリした」
翠「す、すみません...気付かなくて...」
P「いやいいよ、それよりそのままだと熱中症になるぞ?あっちのパラソルの下に行かないか?」
翠「......」
P「どうした?さっきからずっと黙ってちゃわからないぞ?」
翠「あの...」
P「んっ?」
翠「その...申し訳ありません...」
P「なにがだ?」
翠「いえ...あのようなはしたないところをお見せしてしまって...」
P「はしたないって...まあ、確かに翠があんな姿は初めて見たたけどさ....」
翠「わ、忘れてください...あんな姿...///」カアァァァ
P「さすがに恥ずかしかったのか、まあ無理もないけど」
翠「それもありますが...」
P「が?」
翠「Pさんは...私の凛とした佇まいが綺麗だと仰ってくださいました」
翠「私はそうしている自覚は無かったのですが、褒められたのがとても嬉しくて...」
翠「Pさんに綺麗だと思っていただける女性であろうと気をつけようとしたのに...」
P「翠...」
翠「精神を集中などと大きな事を言っておきながらこの体たらく...」
翠「結局は己の弱い心に勝てずに、あまつさえ理由を付けて水着にまで着替えてしまって...」
翠「申し訳ありませんPさん...私、まだまだ修行が足りませんでした...」ペコリ
P「なーんだ、そんな事で落ち込んでたのか」
翠「そ、そんな事?」
P「いいじゃないか、誰だってこんな暑い日ならダラダラしたくもなるさ」
翠「それはそうかもしれませんが...」
P「翠は普段から真面目すぎるくらい真面目なんだし、たまにはのんびりすればいいんだよ」
翠「ですが、Pさんに無様な姿をお見せするわけには...」
P「のんびりと無様とは違うだろ、ようはリラックスしろってことだ」
翠「リラックス...」
P「そうだよ、ずっと気を張ってばかりだといつかプツンと切れちゃうかもしれないぞ?」
P「頑張る時は頑張る、休む時は思い切り休む、要はメリハリだよ」
翠「メリハリですか...」
P「翠の凛とした所が綺麗だって思ってるのは本当だ」
P「でも、時々ものすごい天然ボケをかます翠も可愛いなとも思ってる」
翠「か、可愛い...?」
P「そうそう、翠にはいろんな一面があるんだからさ、無理にキリっとしてることはない」
P「たまにはリラックスして息抜きをすればいいんだ」
P「のんびりゆったりしてる翠もなかなか可愛いと思うぞ?」ナデナデ
翠「Pさん...」
翠「ありがとうございます...なんだか肩の力が抜けたような感じです...」
P「そうか?」
翠「ええ...Pさんが仰るとおりです...大事なのはメリハリ、ですよね」
P「ああ、そういうことだ、オンオフを切り替えるんだ」
翠「はい、そうですね♪」
P「ほら、今日くらい暑さに負けてもいいからプールに入ってこいよ、きっと気持ちいいぞ?」
翠「ええ...あっ...」
P「どうした?入りたくないのか?」
翠「いえ、そうしたいのはやまやまなのですが...」
翠「その...気を抜きすぎて、Pさんに変な顔を見られてしまうのでは、と...」
P「いいじゃないか、俺も翠のリラックスしたときの顔見てみたいし」
翠「ダメです!きっととっても変な顔してるから、見せられません...」
P「それも可愛いと思うんだがなぁ...ほら行こう」ギュッ
翠「あっ...」
翠「...はい♪」ギュッ
周子「むー...」
P「周子、翠をそのプールに入れてやってくれ」
周子「いいよ、どうぞ翠ちゃん」
翠「ありがとうございます周子さん、失礼します」チャプン
翠「ふぅ...気持ちいい...」
P「だろ、たまには息抜きをしなくっちゃな」
周子「Pさんは入らないの?」
P「俺?俺は別に...」
周子「まあまあそう言わず」グイッ
P「おわぁっ!」ザブンッ!
翠「Pさんっ!?」
P「ぷはっ、なにするんだ!」
周子「Pさんだって息抜きしないとね」
P「だからってこんな...スーツがびしょびしょに...」
周子「ふーんだ、アタシのこと忘れて二人の世界に入っちゃうからだよ」
翠「し、周子さん...///」
P「さすがにこのプールに三人は狭いだろ...俺が出るから...」
周子「いいからいいから、こんな可愛い子二人と密着できる機会なんてそうそうないよ?」ギュッ
P「こ、こら...」
翠(Pさんが...こんなに近くに...)
翠(いえ、これでは近すぎて...どうにかなってしまいそう...)
翠「Pさん...私、やっぱり出ます!」
P「いいんだってば、お前が入ってろよ」
翠「で、でもこんなに近いと...」
周子「あーもう...わかった、じゃあこうしよ!」ザバッー
P「どうするんだ?」
周子「こうなったらアタシが出るよ、そうすれば二人では入れるでしょ?」
P「いいのか?」
翠「そろそろちひろさん帰ってくると思うしね、どうぞふたりでごゆっくり~♪」スタスタ
P「お、おい...」
翠「行ってしまいました...」
P「......」
翠「......」
P(いかん...)
翠(な、なにか話さないと...)
P「え、えっとな翠...」
翠「は、はい!なんでしょう?」
P「その...こ、この前のイベントで使った水着だよな、それ?やっぱりよく似合ってるぞ...」
翠「あ、ありがとうございます...ですが、やっぱりビキニというのはどうも...」
P「いいじゃないか、とっても魅力的だし」
翠「で、でもこんなに肌を出すのは...はしたなくはないでしょうか?」
P「そんなことないよ可愛いし、なにより翠の身体は綺麗だからな」
翠「き、綺麗だと思いますか?」
P「ああ、とってもな」
翠「...ありがとうございます」
P「しかし周子のやつ、こっちはスーツだってのにプールに引きずり込みやがって...」
翠「あっ、そういえば...大丈夫なんですか?」
P「まあ、予備のスーツがロッカーにあるからなんとか大丈夫だ」
翠「そうですか...あっ、でしたら...」
P「なんだ?」
翠「その...ワイシャツだけでも脱いだらいかがでしょう?」
P「そういえばワイシャツ着たままプールに入ってるのも変な感じだな、そうするか」プチプチ ヌギッ
翠「きゃっ...」
P「あっ、すまん...」
翠「い、いえ...こちらこそ、変な声を上げてしまって...」
翠(...Pさんの身体...スーツの上からだとわからなかったけど...)
翠(意外と...たくましい...)
P「...あのさ翠」
翠「えっ?」
P「そんなジロジロ見られるとちょっと恥ずかしいんだけど...」
翠「す、すみません!」
P「いや、怒ってないけどさ...見てておもしろいものでもないだろ?」
翠「そんなことないです...えっと...素敵だと思います、Pさんの身体...」
P「そ、そっか...ありがとう...」
翠「ど、どういたしまして...」
P「......」
翠「......」
翠「あの...Pさん...」
P「なんだ?」
ギュッ
翠「手を...握ってもよろしいでしょうか?」
P「...ああ」ギュッ
翠「んっ...」
P「ゴメン、強く握りすぎたか?」
翠「大丈夫です...」
翠「Pさんの手は...とても大きくて、安心できます」
P「そっか...」
翠「...いいものですね」
P「プールが?」
翠「それもですが、安心できる人といっしょにのんびりできるのは...とても心が落ち着きます」
P「俺といっしょだと安心なのか」
翠「ふふっ、そうでなければこんなことはしません...」ギュッ
P「ああ、そうだな」
翠「今度はビニールではないプールで泳ぎたいですね...」
P「じゃあ今度の休みに行こうか」
翠「...よろしいのですか?」
P「言ったろ?休む時は思い切り、だ」
翠「ええ、そうでしたね...」
P「スケジュールの調整、しておくからな」
翠「...お願いします♪」ギュッ
ガチャッ
ちひろ「ただいま戻りましたー、って周子ちゃん!?」
周子「おかえりちひろさ~ん♪」
ちひろ「ど、どうしたんですか?事務所で水着姿になって...」
周子「だって暑いんだもーん、それよりシューコお腹すいたーん♪」
ちひろ「まあいいですけど、はいアイス」
周子「ほいサンキュー」
ちひろ「翠ちゃんはどこにいるんですか?」
周子「屋上だよ、Pさんといっしょ」
ちひろ「あら、プロデューサーさん戻ってたんですか、じゃあふたりにもアイスを...」
周子「あっ、今はやめた方がいいよ」
ちひろ「どうして?」
周子「熱中症になるかもしれないからね」
ちひろ「?」
周子「それよりここでアタシとおしゃべりしよーよ、シューコちゃん仲間外れにされて寂しいからさ」
ちひろ「それは別にいいですけど...」
ガチャッ
「失礼しまーす、エアコンの修理でーす!遅れてすいま...っ!!」
周子「おっ、やっと来た!ちひろさーん、電気屋さんが...」
ちひろ「し、周子ちゃん着替えてください!」
周子「んっ?気にしない気にしない」
ちひろ「は、早く着替えてー!」
周子「だってさー、暑さにやられちゃったんだもん」
おわり
駄文失礼しました~
お盆が終わって関東に帰ったらあまりの暑さに愕然としました
きっとアイドルたちも暑さに苦労してるんだろうと思います
それとコミケはめちゃくちゃ暑かった...
翠のような大和撫子タイプは書いてて楽しいです
ではまた~
しかし新SRにとときんと雫と沙理奈と美波か...
書きたい子が多すぎて困りますが時間がかかっても全員書くと思いますです
おつ
翠SSとは珍しい
今回登場した娘達のSSも待っとるよ
可愛かった
おつおつ
サンキューシューコ
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