しらたまさん「白♪　それはしらたまの色♪」

しらたまさん「……おや？　こんなところにアダルトビデオが捨ててある」

しらたまさん「折角だから見てみよう」

ブロック王子『中に……出すぞ!?』

オリガ姫『いいわ……来て!?　ブロック王子!!』ﾊｧﾊｧ

しらたまさん「こ……これは!?」

しらたまさん「性行為をしながらでもお芝居を続けられるなんて……」

しらたまさん「これこそがお芝居の真骨頂なのか!?」

しらたまさん「これは私もAVを作るしかない！」

しらたまさん「そうと決まれば役者を探しに行こう！」

――バイキン城

ドキンちゃん「しらたま様がAV作成ですって!?」ﾎﾟﾜｰﾝ

【BGM:ドキンちゃんが妄想してる時に流れるアレ】

しらたま王子『ドキン姫……ここが気持ちいいのですか？』ｸﾁｭｸﾁｭ

ドキン姫『あっ……そこは……』ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

しょくぱん王子『私も忘れないで下さいね』ﾁｭｯ

ドキン姫『しょくぱん王子……もっとキスして……』

「はい……チュー」

ドキンちゃん「チュー」

ホラーマン「ん……ドキンちゃん……」ﾁｭｰ

ドキンちゃん「……って！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ホラーマン「ホラ？」

ドキンちゃん「おバカー!!!」ﾄﾞｶｰﾝ

――

しょくぱんまん「アダルトビデオ……ですか？」

しらたまさん「そうなんだ！是非しょくぱんまんにも強力して頂きたい」

カレーパンマン「そういうことなら俺に任せな！　俺の巨チンでたっぷり犯してやるぜ！」

しらたまさん「君には聞いてない」

しょくぱんまん「でも難しいですよ。私はアダルトビデオに出演した経験は無いので勝手が分かりません」

カレーパンマン「いや、普通は無いだろ」

しらたまさん「アンパンマンは出演経験無いのか？」

カレーパンマン「あるわけ無いだろ」

しらたまさん「だから君には聞いてない」

アンパンマン「ありませんよ。そもそも僕にはできませんよ……しらたまさんが求めているようなことなんて」ｱｾｱｾ

しらたまさん「そんなことは分かっている！ハナからアンパンマンになんて期待していない！経験があるか聞いただけだろ！」

アンパンマン「すみません……」ｱﾊﾊ…

しょくぱんまん「しらたまさんはお芝居ではいつも男役をやってましたけど、アダルトビデオでも男役を？」

しらたまさん「確かにそうだな……だったらまずは女の子の協力者を探すべきなのか……」

しらたまさん「この前お芝居に協力してもらったフラワー姫なんてどうだろう」

カレーパンマン「お姫様を誘うのはやめてやれよ」


？？「なら……私を仲間に入れてください」

しらたまさん「……君は？」

ドキ子「ドキ子でーす。よろしくお願いしまーす」

しらたまさん「では、三人で最高のアダルトビデオを作ろう！」

しょくぱんまん「私も参加するんですか……？」

しらたま・ドキ子「もちろん!!」

しょくぱんまん「しかし、アダルトビデオと言っても、どのような内容のものを作るのですか？」

しらたまさん「そうだな……王子が姫を悪者から助け出して……」

カレーパンマン「それじゃいつものお芝居と変わらねーじゃん」

ドキ子「あんたまだ居たの？」

カレーパンマン「俺のアダルトビデオコレクション貸してやろうか？　参考になるかもよ？」

しょくぱんまん「そんなものをコレクションにしてるのですか？」

ドキ子「うわキモ」

しらたまさん「でも確かに私たちはアダルトビデオについて知らなすぎる。貸してもらおう」

カレーパンマン「付いてこい！取っておきのものを見せてやるぜ！」

しらたまさん「わざわざ済まないな。アンパンマンも来るか？」

アンパンマン「ぼ、僕はパトロールがあるので……さよなら！」ﾋｭｰ

ドキ子「あ、逃げた」

カレーパンマン「これが俺のアダルトビデオコレクションだぜ!!」ｼﾞｬｰﾝ

ドキ子「いっぱいあるのね……」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ

しらたまさん「では、さっそく見てみよう！」

男優『こんにちは！お名前は？』

メロ子『メロ子です！』

男優『こういうビデオに出るのは初めてだよね？　どうしてこういったお仕事をしようと思ったの？』

メロ子『パン工場でバイトしてたんですけど、時給が良くないので高時給なこのお仕事に飛びついちゃいました』ｴﾍﾍ


しょくぱんまん「これ……メロンパンナちゃんですよね？」

ドキ子「ロールパンナが見たら泣くわね」

しらたまさん「ていうかメロンパンナってバイトだったのか？」

しょくぱんまん「いえ……そんなはずは……ていうかこの世界にお金無いですよね!?」

ドキ子「でも私のキャラソンに『お金はたくさんある方がいい』ってフレーズあるし」

しらたまさん「キャラソン？ドキ子ちゃんにキャラソンなんてあるのか？」

ドキ子「ごめんなさい何でもないです……」

男優『SEXした経験はあるの？』

メロ子『セフレなら何人かいますね。でもみんなSEX下手くそなんですよー！一番下手くそな人はイッた時に口からカレー出すんですよ！キモすぎですよねぇ』ｱﾊﾊ


しょくぱんまん「メロンパンナちゃんってこんなにビッチだったのですか……」

しらたまさん「いや……こういったキャラの演技なのかもしれない！素晴らしいじゃないか！」

ドキ子「仮に演技だったとしてもAVに出てる時点でね」

カレーパンマン「おーい！せめてツッコんでくれよ！スルーされるのが一番辛いぜ……」

ドキ子「あんたまだ居たの？」

カレーパンマン「ここ俺の家だよ!?」

ドキ子「視界に入るな、目障り」

カレーパンマン「俺の扱いひどくね？」

メロ子『あっ……あっ……気持ちいい///』


しょくぱんまん「なんか楽しそうですね」

ドキ子（次にメロンパンナに会った時はどんな顔で接すれば良いのだろう）

しらたまさん「では、そろそろ他のアダルトビデオを見てみようか！」

オクラちゃん『トマトさんがオマンコにぃ……///キュウリさんがアナルに入ってくるよぉ……///野菜に犯されるなんて、私一番の幸せ者ね///』ｱﾝｱﾝ

しらたまさん「凄い！野菜を使ってオナニーしているだけなのにあんなに激しく動けるなんて！」

しょくぱんまん「初めて見たのに何故かデジャブを感じます」

ドキ子（ばいきんまんが見たら泣くわね）

いくらどんちゃん『ぷるぷるつやつや輝くいくら♪真っ白ご飯にたっぷり乗せて♪』


しょくぱんまん「次はいくらどんちゃんですか……」

ドキ子「何でさっきから純粋そうだった子がみんなアダルトビデオに出演してるのよ」

しらたまさん「普段純粋そうなのは演技だったなら凄いお芝居の才能だ！みんなお芝居仲間にスカウトしてみようか」

しょくぱんまん「何かもうみんなが信じられなくなってきました」

ドキ子（ていうかいくらどんちゃんの頭って脳みそみたいだよなぁ……）

いくらどんちゃん『あっ！らめぇ！頭のいくらが犯されるのぉ!!!』ｱﾝｱﾝ



ドキ子「本当に脳姦だったよ!!」

しょくぱんまん「まぁ頭のいくら丼を取り替えれば元通りですからね。本人に取っては意外とありなのかもしれません」

時の老人『この秘密の砂時計で時間を止めて……』

時の老人『みんなにイタズラしまくるぞ！』



ドキ子「ちょっとまって時の老人って本当に時間止められる人だよね？」

しょくぱんまん「まさかあんなことに使われていたなんて……」

しらたまさん「時間を止められるなんて凄いじゃないか！今度お芝居の仲間に招待してみようか」

ドキ子「あんな変態嫌なんですけど……」




時の老人『手始めにおむすびまんのチンポをペロペロしてみよう』

ドキ子「しかもホモかよ！」

ピクルス『ヒヒーン』ﾊﾟｺﾊﾟｺ

ハンバーガーキッド『あっ！そこっ！もっと激しく突いて!!』ｱｯｰ!



ドキ子「ホモな上に獣姦かよ！」

しょくぱんまん「うわぁ……うわぁ……」

ドキ子「ていうか何でカレーパンマンがこんなアダルトビデオ持ってるのよキモい」

カレーパンマン「決まってるだろ！お前たちがよりよいお芝居をしてもらうために、事前に用意しておいたんだよ！」　

しらたまさん「本当なのか!?　カレーパンマン！なんていい人なんだ！わざわざありがとう！」

カレーパンマン「へへっ！良いってことよ！」

ドキ子（誤魔化しやがった）

しょくぱんまん（これから極力カレーパンマンに近寄るのよそう……）

その後も3人は数々のアダルトビデオを見た。

いろいろな者の裏の顔が明らかになっていきドキ子としょくぱんまんがどんどん複雑な気持ちになっていく中、しらたまさんはオリジナルのアダルトビデオの内容を考え、台本を完成させた。

カレーパンマン「んで、どういった内容なんだ？」

しらたまさん「レイプ魔に襲われていたドキ子ちゃんを私としょくぱんまんで助ける。助けられたドキ子ちゃんは二人に恋をし、3人でエッチをするって内容だ！」

カレーパンマン（内容が18禁になっただけで、やってることはいつものお芝居とあまり変わらねーじゃん！）

カレーパンマン「俺のアダルトビデオは参考にしたのか？」

しらたまさん「ぶっちゃけマニアックすぎて参考にならなかった」

ドキ子（ていうかどういう思考してたらあれが役に立つと思うのよ）

しらたまさん「と、言うわけでカレーパンマンはドキ子ちゃんをレイプしようとするレイプ魔の役を頼む」

カレーパンマン「実際にレイプは出来ないのか？」

ドキ子「ダメに決まってんでしょ!!」

しらたまさん「あと一人くらいレイプ魔が欲しいな……そうだ！」

しらたまさん「助けて！アンパンマーーン!!!!!!」





アンパンマン「誰かが助けを呼んでいる！行かなきゃ！」





しらたまさん「よく来てくれたなアンパンマン！君にはレイプ魔Bをやってもらおう」

アンパンマン「」

カレーパンマン「今のはちょっと同情するぜ……アンパンマンはいいのか？」

アンパンマン「まぁ今困ってる人は居ないみたいだし……」

カレーパンマン「アンパンマンも大変だな。今日のパトロールはどうだった？」

アンパンマン「子どもたちがばいきんまんにお菓子を取られてたけど、無事取り返せたよ」

カレーパンマン「頑張ってるな。ご苦労様」


しらたまさん「ではそろそろアダルトビデオの撮影を始めよう！」

しらたまさん「まずはレイプ魔2人にドキ子ちゃんが犯されそうになるシーンだ」



カレーパンマン「へいねーちゃんひとりかい？」

アンパンマン「ボボ……ボクトイッショニタタノシイコトシナイカイ？」

ドキ子「嫌!!　やめて下さい!!　離して!!」



しらたまさん「ストーーップ!!」

しらたまさん「カレーパンマンの演技も大したこと無いのはこの際置いておく。アンパンマン！君の演技は酷すぎる！」

アンパンマン「す……すみません」

カレーパンマン（無理矢理呼びつけておいて説教とはアンパンマンも可愛そうだな）

しらたまさん「アンパンマン！前にも言ったかもしれんが、君には悪役の才能が欠片も無い！ばいきんまんを見習え！彼ほど悪役の才能がある人を私は見たことがない！」

カレーパンマン（当り前だろ）

しらたまさん「カレーパンマン！君もだぞ！」

カレーパンマン「へいへーい」

しらたまさん「私も最初はアダルトビデオなのだし、演技力よりもその後のエッチなシーンを重要視すれば良いのだと考えていた」

しらたまさん「でもダメなんだ！他の演技がダメダメだと、視聴者も見る気が失せてしまうかもしれない！」

しらたまさん「アダルトビデオであっても決して演技で手を抜いてはいけないんだ！」

カレーパンマン（かっこいい事言ってるように見えるけど、内容はアダルトビデオの演技なんだよなぁ……）

しらたまさん「だからこれからは」

ばいきんまん「ハヒフヘホー！見つけたぞアンパンマン！さっきはよくもやってくれたな!?」

アンパンマン「ばいきんまん！」

しらたまさん「ばいきんまんもお芝居を手伝いに来てくれたのか!?」

ばいきんまん「げっ！しらたまさん！居たのか……」

カレーパンマン（ていうか今お芝居って）

ばいきんまん「まぁいい！みんなまとめてペシャンコにしてやるー!!」

しらたまさん「やっぱり悪役はこうでなくちゃ！よし私も戦うぞ！」


しらたまさん「この世に悪がある限り！私は戦い続ける！くらえ！」ｷｰｯｸ!

ばいきんまん「うわぁぁ!!」

アン・食・カレー「トリプルパンチ！」

ばいきんまん「バイバイキーン！」ｷﾗｰﾝ



しらたまさん「歌おう！踊ろう！心の底から、演じよう！」

ドキ子「しょくぱんまん様！しらたま様！素敵!!!」

カレーパンマン「結局こうなるのか」

アンパンマン「でもしらたまさんはお芝居をしている姿が一番輝いていますよ」

しらたまさん「そうだな……やはり私にはお芝居しかない！」

しょくぱんまん「そうですよ。しらたまさんのお芝居を楽しみにしている人も多いですし」

ドキ子（エッチ出来なかったのは残念だったけど、まぁいっか）

メロンパンナ「おーい!!」

アンパンマン「あ！メロンパンナちゃんだ！」

しょくぱんまん（メロンパンナちゃん……あんなビデオに出ていたなんて……）

ドキ子（乱交パーティの帰りかしら……）

ハンバーガーキッド「これから西部の街でパーティがあるんだ！是非みんなも来てくれ」

ピクルス「ヒヒーン」

しょくぱんまん（あの2人があんなことを……）

ドキ子（何か思い出しただけで気持ち悪くなってきた……）

メロンパンナ「いくらどんちゃんが美味しいいくら丼をご馳走してくれるそうよ！　オクラちゃんが野菜を持ってきてくれたから美味しいサラダもあるのよ！」

しょくぱんまん（なんでさっきのビデオのオールスターが勢揃いしてるのでしょうか）

ドキ子（まさかオナニーに使った野菜を用意している訳じゃないでしょうね）

しょくぱんまん「うっ！」ﾋﾞｸｯ!

ドキ子「どうかしましたか？」

しょくぱんまん「いや何か寒気が……」

ドキ子「しょくぱんまん様……何か白くてネチョッとした液体がマントに付いてる……」

しょくぱんまん「いつの間に……まさか時の老人が……!?」ｶﾞｸｶﾞｸ

ドキ子「……私のしょくぱんまん様が……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ




食パン・ドキ子「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

終わり

お詫び

>>12に

ドキ子「でも私のキャラソンに『お金はたくさんある方がいい』ってフレーズあるし」

と書かれてますが、ドキンちゃんのキャラソンの正しい歌詞は『お金はたくさんあるのがいい』です
書き込んでから間違いに気づきました
間違えてしまってすみませんでした