貴音「行きたくないのです」 (17)
貴音「どうしても行きたくないのです」
あずさ「えぇ でも将来の事を考えたとき」
貴音「それは十分わかっているのです ですが」グスッ
響「ん?どうしたんだ貴音?」
貴音「響…」
貴音「…病院に行きたくないのです」
響「え? どこか悪いのか?」
貴音「いえ、どこも悪くはないのです」
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期待!
響「? 健康診断って事か?」
貴音「えぇ まぁ」
響「ぷふ まさかそんな事で」
貴音「! わ、笑いましたね!?」
響「自分も付いていってあげるから 一緒に行こう」
あずさ「あら、良かったじゃない貴音ちゃん」
響「貴音の苦手な事って珍しいよな」
貴音「…響は受けたことがあるのですか?」
響「あぁ、自分学校で毎年やってもらってるぞ」
貴音「な、何と! い、痛くないのですか?」
響「まぁ血液検査の時の注射はちょっと痛いけど」
響「他に痛いことなんて無いぞ」
響「自分も一緒に受けるから」
貴音「…わかりました 明日がその日なのです」
響「わかったさぁ」
響「と言うわけで健康診断だぞ」
貴音「響、これが終わったら一緒にらぁめんを食べに参りましょう」
響「うん 良いぞ」
響「あ、そういえば千早も今日は病院に来るらしいから誘っておいたぞ」
貴音「な、何ですって!?」
響「え?」
貴音「響、貴女は鬼の子ですか?千早を誘うだなんて」
響「え、ちょ 」
貴音「悪い子にはお仕置きです」ギュウ
響「い、いひぁい!」
貴音「と、とにかく千早が来る前に終わらせましょう」
響「??? ご、こめんなひぁい」
びょーいんこわい
看護師「それではこちらでお待ちください」
貴音「…」ブルブル
響「ハハハハ 大丈夫だぞ貴音」
貴音「響」ギュ
響「もう 大袈裟だなぁ」
ツギノカタドウゾー
貴音「では 行って参ります」ガクガク
デハコチラデ ウワギヲ ヌイデ
響(貴音って高校行ってないから健康診断受けてなかったのか)
響(小学校でも中学校でもやったはずなのに)
響「ん? 何か声が聞こえるぞ」
貴音「ヒィィィィ」
響「ふふ貴音って妙に怖がりだなぁ」
貴音「つ、潰れるぅぅぅ」
響「あ、あはは」
貴音「も、もう無理ですぅ と、止めてぇ~」
響「想像すると可愛いなぁ」
ツギノカタ ドウゾー
響「お、やっと自分の番だ」
響「はーい」
看護師「では上着とブラをとって台に」
響「え?」
響(上半身裸なのか 東京はかわってるなぁ)
看護師「初めてですか?」
響「? 違うぞ」
看護師「ではいつも通りこちらへ」
響「え?」
看護師「じゃあ下げまーす」
響「うぎゃぁぁぁ」
貴音「響 頑張って下さい」
響「ちょ、スト 潰れるぅぅぅ」
響「うヒャぁぁぁ」
乳癌検査かよ...
千早は72も問題が無いな...
響「…」ズーン
貴音「大丈夫でしたか?」サスサス
響「ゴメン 貴音」
貴音「?」
響「自分、勘違いしてたぞ」
貴音「かまいませんよ」
貴音「それよりらぁめんを一緒に食べ、英気を養いましょう」
響「…うん」
男でも稀になるらしいよ
貴音「替え玉 それから餃子定食を」
響「…」チュルッ
貴音「?食べないのですか?」
響「貴音の食べっぷりを見てると何か」
貴音「そうれふか」
貴音「…何か忘れているような」
響「?」
千早「」プルプル
千早「マンモグラフィー…検診…クッ」グググ
終わり
乙
てっきり普段の暴食がたたって血圧とかとんでもない数値たたき出すのかと
思った
検査の状況がよくわからないので画像がほしいなあ(チラッ
HTML依頼出そうな
痛そう……おつ
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