エレン「電流鉄骨渡り?」(10)
キース「そうだ!!貴様らの知っている通り調査兵団は大量の借金を抱えている!そこで、貴様らがとあるゲームをして金を稼いで、調査兵団に差し出すということだ!」
エレン「教官!そのギャンブルって誰が開いたんですか?」
キース「憲兵団だ!!」
キース「憲兵団の中の調査兵団をサポートしたいという気持ちを持った憲兵が集まって開いてくれた!」
ミカサ「教官。何故私達にやらせる必要があるのですか?」
キース「それは…このゲームは命を落とす可能性があるゲームだからである!!」
一同「...!?」
ざわ・・・ざわ・・・
アルミン「教官!詳しく教えてください!」
キース「今から行うゲームは、落ちれば間違いなく死ぬ高さに設置した鉄骨を渡ってもらうゲームである!」
ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
キース「しかもその鉄骨には電流が流れているっ・・・!」
ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
マルコ「教官!何故私達訓練兵がその様なゲームをしなければ…」
キース「大人は質問に答えたりしないっ・・!」
キース「強いて言うとすればっ・・!金は命より重いからだっ・・!」
ソンナ…ムチャクチャダ…ツイニクルッタカ…イヤダ…
キース「それではまずっ・・!ゼッケン1~10の者が渡れっ・・・!」
1 ライナー
2 アニ
3 ジャン
4 マルコ
5 エレン
6 ベルトルト
7 サシャ
8 コニー
9 クリスタ
10 ミカサ
あ
キース「1.2.3.4.5番の者は左側の鉄骨、6.7.8.9.10番の者は右側の鉄骨を渡れっ・・!順番は任せるっ・・!」
エレン「よし!!調査兵団のためだ!!お前ら!!絶対渡り切って調査兵団を支えるぞ!!」
9人「」
立木「しかしっ・・親友アルミン動くっ・・!」
アルミン「よぉし!!!考えても仕方ない!!渡り切るしかない!!!」
立木「あとは雪崩現象っ・・!アルミンとエレンに続く者、続々と現れるっ・・!」
ライナー「俺達訓練兵の力、調査兵団に見せつけてやろうぜ!」
サシャ「絶対渡りましょう!!」
ミカサ「エレンが渡るなら私も」
立木「一致団結っ・・!心が一つにっ・・・!」
立木「しかし、ここで衝撃の現象がっ・・・!!!突風っ・・・!台風っ・・・!とてつもない風っ・・・!まだ鉄骨を渡っていないのに、現れてしまったっ・・・!その突風にっ・・・!飛ばされるベルトルトっ・・・!」
ベルトルト「う……うわああああああ!!!!!」ピューー
一同「ベルトルトーーー!!!」
エレン「ちくしょう!!ベルトルト!!せめて俺のエロ本返してから死ねよ!!」
立木「一同、とりあえずベルトルトの死を悲しむっ・・・・!」
立木「そして9人でゲームが始まろうとしていたっ・・・!しかしっ・・・!秀才マルコ、このゲームのおかしいところに気づくっ・・・!」
マルコ(あ………あれ……?なんで…………
アルミンがいるんだ…?」
立木「そうっ・・・!実は最初にここっ・・・!何故か参加しているアルミンに、最初に気づけば、勝ちうるのだっ・・・!」
マルコ「あ、あのー……教官」
キース「なんだっ・・!」
マルコ「何故、アルレルト訓練兵が参加してるのですか?」
キース「それは………」
キース「幽霊だからだ」
完
乙
乙
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