モバP「ヤンデレ倍返し!」 (57)



※ss投稿は初めてです。どうぞお手柔らかに…

※微エロの可能性。苦手&嫌いな方はご注意を。

※更新はあんまり早くないかも。ガンバリマス。

※誤字脱字や違和感のある場所があったら遠慮せずにお願いします。

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モバP「佐久間まゆ」

モバP「我らがプロダクションに所属する、16歳の可憐な美少女である。仙台から上京してきた彼女は、間もなくCDデビューするとあれよあれよという間に人気者となり、今やCGプロの主力と言っても過言では無い存在だ」

モバP「そんな彼女だが、一つだけ少し……いや、結構重大な問題点を抱えているのである」

まゆ「おはようございます、モバPさん。今日も朝からお疲れ様です♪」ガチャッ

モバP「おお、まゆか…今日も早いんだな」

まゆ「モバPさんの顔を少しでも早く見たかったので……ちょっと頑張っちゃいましたっ」

モバP「そ、そうか……うん、嬉しいけど、あんまり無理しすぎても身体に毒だからな。ちゃんと睡眠取れているか?」

まゆ「はいっ。モバPさんがちゃんと余裕のあるスケジュールでお仕事も回してくれていますから……それに、ほら。これを渡したくて…」

モバP「これは……おぉ、もしかしなくてもお弁当か!?」

まゆ「はいっ♪昨日も夜遅くまでお仕事してましたから、きっとあんまりご飯も食べられてないのかなぁって……一応、朝とお昼の分をご用意したんですけど……あの、もしかしてご迷惑じゃ…」

モバP「い、いや!そんなわけないじゃないか!俺のためにここまでしてくれるなんて、凄く嬉しいよ!」

まゆ「本当ですかぁ…?うふふっ…そう言ってもらえると、まゆも嬉しいです♪」



モバP(……………すっごい、ベタ惚れされてます)


モバP「そういうわけで困ってるんですけど、なんとかなりませんかねちひろさん」

ちひろ「いや、私に言われても……そんな、アイドルにあれだけ好かれているなんて、モバPさん嬉しくないんですか?」

モバP「そりゃ嬉しいですけど……でも、仮にもアイドルが一介のプロデューサーにここまで入れ込んでるなんて、週刊誌にでも漏れれば大炎上間違いなしですよ?こっちだって男なのに……はぁー…どうしたモンかなぁ…」

ちひろ「……モバPさんとしては、やっぱりまゆちゃんのことが…?」

モバP「はい、大好きです。今すぐにでも婚姻届を出したいくらい!」ガタッ

ちひろ「うわっ!ちょっ、急に立ち上がらないでくださいよ!びっくりするじゃないですか!」

モバP[でも、問題はそこじゃないんです!俺はこれからもっともっと、アイドルとしての佐久間まゆをプロデュースし続けたい!でも、このままじゃいつか誘惑に負けて、とんでもないことをしでかしてしまいそうで怖いんですよ!」

ちひろ「な、なんでそういうこと同僚の前でアッサリ言えちゃうんですか!?未成年に手出したら犯罪ですよ、犯罪!」

モバP[んなこと分かってんだよコンチクショウッ!アアァァーーーーッ!!まゆとイチャイチャしてええぇぇぇぇーーーーーッ!!!!」

ちひろ(どうしよう、コイツもコイツで手に負えない)


ちひろ「でもまぁ確かに、まゆちゃんは純粋なところが多い分、たまに周りが見えなくなることもありますよね」

ちひろ(モバPさんが絡まなければ、家庭的でお淑やかな良い子なんですけど)

モバP「そこなんです。勿論そんなまゆに惹かれているのもまた事実なんですが、あからさまに他の子達に敵意を見せることも多くて……最近は少し落ち着いてきたんですけどね」スクッ

ちひろ「所謂「ヤンデレ」っていうのですよね」

モバP「や、病んでなんかいませんよ!ただちょっと俺のことが好きすぎるだけで、熱くなっちゃうだけなんです!まゆの悪口はやめてください!」カタカタッ

ちひろ「べっ、別に悪口のつもりじゃ…(よく自分のことが好きすぎるとか臆面もなく言えますねこの人…)」

モバP「とにかく、俺の願いは一つ!上手く周囲にこのことを隠しながら、ヤンデレなまゆとイチャイチャしたいということなんです!」カタカタッ

ちひろ(結局自分でヤンデレだって認めてるし)

モバP「あ、ちひろさん!手が止まってますよ!話しているときでも仕事はしないとダメでしょうがっ!」

ちひろ(あぁーもぉーウザいよぉーー)



モバP「………そうだ。ちひろさん、ちょっと聞いてください」

ちひろ「なんですかぁもぉー……勝手にイチャイチャしていればいいじゃないですかぁー…」

モバP「俺がヤンデレになる、というのはどうでしょうか」

ちひろ「………はぁ?」

モバP「いや、そんな残念な人を見るような目やめてくださいよ……だから、俺自身が、まゆ以上のヤンデレになるんです」

ちひろ「は、はぁ…それで、そうすると何かメリットが?」

モバP「そりゃ大有りですよ!まず、俺がまゆに好き好き大好きオーラ全快で接していけば、まゆのヤンデレっぷりがあまり目立たなくなりますよね?」

ちひろ(そんな単純な話なのだろうか)

モバP「更にですよ。俺が自ら彼女に近付くことで、俺がまゆのことを愛しているということをダイレクトに伝えることが出来るんです」

ちひろ「まぁ、確かに今までのモバPは割と本人の前では自重していたみたいですけど…」

モバP「それにまゆの暴走が無くなれば、他の子へ敵意を見せるようなことも無くなりますし、そのうちすれば「あそこのPさんとまゆちゃんは恋人同士だから、あまり深入りしないようにしよう」とライバル事務所や仕事先へのけん制にもなるんです!」

ちひろ「いや、流石にそこまで上手くいくとは…」

モバP「いいえ、絶対に上手くいきます!というわけで、早速実行に移し…」Prrrrrrrr

モバP「はい、CGプロダクションです!あ、これは○○さんのとこの!先日は大変お世話になりました!え、今度のイベントでうちのまゆを!?勿論です!では詳しい段取りを○日に…」

モバP「アッハッハッ!冗談はやめて下さいよ!そんなこと言われたら、これからもご贔屓にさせて頂くしかないじゃないですかぁ!」カチャカチャカチャ…ターンッ!

ちひろ(これでも仕事は出来るから余計にイライラする)


今日はこの辺で。続きは今日の朝か夜にでも。
会話文だけって難しいよぉー…

おつ
続きたのしみ





モバP「というわけなんだ。まずは何をすればいいと思う?」

凛「何がというわけなの…ていうか、誰もいないからって事務所で良くそんな話できるよね」

凛(こっちの気も知らずに…)

モバP「悪い悪い、でも凛ならそういうの詳しいんじゃないかと思ってな。あ、はいお茶」コトッ

凛「ありがと……いや、私も別に詳しいとか、そういうのじゃないけど。そもそもアンタさ、ヤンデレの意味ちゃんと分かってるの?」

モバP「勿論さ。誰かのことが好き過ぎて、○しそうになったりするんだろ?」

凛(あ、浅い…もの凄く浅い……)ズズゥー

モバP「だから一言に「ヤンデレ」と言っても、俺がまゆ以上になるにはどうすればいいか…」


ガチャッ


まゆ「お疲れ様です……あら?モバPさんと凛ちゃん……二人きり…ですかぁ…?」

((あ、ヤバい))


まゆ「お二人とも、仲が良いんですねぇ……でも、お仕事中にお話しするのは感心しませんよぉ?」

モバP「いや、それはなんと言うか……ほ、ほら!俺が凛に話し掛けてたからさ!そう!別に凛が悪いわけじゃ…!」

凛「あ、ちょ、それはマズ―――」

まゆ「…………へぇー……そう……なんですかぁ……」

モバP&凛「」

まゆ「まゆは別に、モバPさんが誰と仲良くしてもぜーーんぜん構わないんですけどぉ……まゆはとっても寂しがりなので、あんまり他の子に構ってると………ねっ?」ニコーッ

モバP(か、完全に目からハイライトが消えている……っ)ガタガタッ

凛(私のことガン無視でこのアプローチ……逆に尊敬する)

まゆ「では、まゆはレッスンに行ってきます。凛ちゃんも、お仕事頑張ってね?ふふっ……♪」


バターン


凛「………これ以上になるってこと?」

モバP「うん。自信とか全部吹っ飛んだわ」


凛「悪いことは言わないからさ、素直にまゆの好意に甘えてればいいじゃん。それはそれで幸せだって」

モバP「……た、確かにそうだ。でもな凛、もしお前が俺とカップル宜しくご飯でも食べに行って、それをまゆに見られていたとするだろ」

凛「ご、ご飯?デートとかじゃなくて?」

モバP「あぁ。デートなんて以ての外だ。凛どころか俺まで死んでしまうからな」

凛(そういう自覚はあるんだ)

モバP「とにかく、このままじゃお前にも危害が及ぶ可能性だってゼロじゃないんだよ。凛も知ってるだろ。アイツいっつも、俺と話している子のことメッチャ睨んでるんだぞ」

凛「あぁー……うん、知ってる。ていうかモバPも分かってたんだ」

モバP「あんな鋭い視線ぶつけられたら嫌でも気付くだろ……」

モバP「まっ、そんな嫉妬深いところも大好きなんだけどなっ!ハッハッハ!」

モバP「お、そろそろ営業行かないと…取りあえず、まずはまゆの行動を観察して、同じようなことをやってみるよ!相談乗ってくれてありがとなっ!じゃっ、また!」バビューン

凛「あ、ちょ……………本当に大丈夫かな…」


※なんかしっくり来ないので、モバPの呼称はやっぱプロデューサーにします。


(1日目)


モバP「一概に「マネをしてみる」と言っても、なかなか難しいものがあるよなぁ……取りあえず、このあとまゆが事務所に帰ってくるから、この前のことを参考に…」



まゆ『モバPさん、今日もお疲れ様です♪』

モバP『おぉ、お疲れまゆ。今日の撮影も可愛くて最高だったぞ!流石は元読者モデル!』

まゆ『そんなぁ、まゆなんてまだまだですよぉ…でも嬉しいです♪』テレテレ

モバP『はっはっは。おぉ、そうだ。一緒に撮影していた智絵里はどんな様子だった?久しぶりに二人での仕事だったらしいg…』

まゆ『………プロデューサーさぁん?』

モバP『』



まゆ『ダメですよぉ。今はまゆとお話ししているんですから……他の女の子のことは……」

モバP『そ、そそそそそそうだなああぁ!!確かに、ち、ちょっとデリカシーに欠けたな!うん、俺が悪い!気を付ける!アハハッ!』

まゆ『もう…ちゃんとまゆのことだけ考えて下さいよぉ……』

モバP『す、すまんな…いや、でも俺だって何十人ものアイドルを見てるわけだし、幾らなんでもまゆだけってのは…』

まゆ『……………』

モバP『まゆがッ!まゆが一番だから!他の子も大切だけど、まゆはもう別格っ!比べものにもならない!最高!ままゆ最高ッ!!』

まゆ『うふふっ……♪やっぱりプロデューサーさんは、まゆのこと、大事にしてくれますよねぇ……?』

モバP『あ、当たり前だ!さぁ、今日は遅いからもう帰ろう!なっ!?』

まゆ『はぁい……あ、プロデューサーさぁん……今日は雨が凄いらしいですよぉ…?』

モバP『えっ』

まゆ『まゆ、みんなに問い詰められちゃうんです。「そんなに濡れちゃって、どうしたの?」って。だから、こう答えるんですよ?「プロデューサーさんと相合傘で帰ってきたんです」って……うふふっ…♪」

モバP(マジか)



モバP「他の女の子の話題を出す……まさにヤンデレには絶対に言ってはいけない禁句だ。よし、俺もこれを…!」

まゆ「あ、プロデューサーさん♪今日はもうお帰りですかぁ?」ガチャッ

モバP「お疲れまゆ。今日のラジオ、良かったぞ。まさにまゆの独断場って感じだった」

まゆ「そんなことないですよぉ…♪まゆだけの力じゃ、絶対にあそこまで上手くできなかったと思いますし…」

まゆ「それに、スタッフの方が本番前に、まゆのためにアドバイスをくれたんです。もうずっと働いてらっしゃる男性スタッフの方だったんですけど…」

モバP「…………男性……スタッフ?」

まゆ「?プロデューサーさぁん……?」

モバP「………俺以外の男と、へぇ……親しく会話できましたってか…?」

まゆ「!?」


まゆ(プ、プロデューサーさんの目から…光が消えている……ッ!?)

いいとこで切るなぁ
続きが待ち遠しい


ちょっと夜になりそうです。デレラジ聴いてから書きます。


何故かID変ってるけど>>1ですよ。

酉つけたら?


>>18
付けてみました。アドバイスありがとうございます。


モバP「そっかー…まぁ俺なんかよりもずっと有能な人だろうな。あぁ、間違いない。良かったな…」

まゆ「そんなっ……ま、待ってくださいプロデューサーさぁん!誤解なんですよぉ!」

モバP「誤解?じゃあ話してみろよ。そのスタッフとどんな会話をしたんだ?」

まゆ「それは……えっと、「リスナーさんの顔を、誰か仲の良い人に例えて思い浮かべる」…とか、そんなアドバイスを…」

モバP「親しい人……それ……誰のこと…?まさか……」ガタガタッ

まゆ(か、顔が青ざめてまるで乗り物酔いでもしたかのような……)



まゆ(ど、どうしましょう…その時はお友達のこととかって言われたから、思わず響子ちゃんのことを考えていましたけど……)

まゆ(プロデューサーさんですって答えなきゃ…何かとんでもないことが起こりそうな…!)

モバP「……まゆが……他の男のことを……あぁぁぁぁ……ッ!」

まゆ「ぷ、プロデューサーさんのことに決まってるじゃないですかぁ…!もぉ、疑い深いのは、まゆ嫌いですよぉ?」

モバP「…ん?おぉ……そっかそっか。やっぱりそうか。そうだよな、アハハッ……いやぁ、疑って悪かったな」

もばP「何はともあれ、成功して良かったよ!明日も頑張ろうなっ!」ニコーッ

まゆ「は、はい……えっと、じ、じゃあ、まゆはもう帰りますねっ?」

モバP「おぉ。あっ、外は小雨だけど、せっかくだし送っていこうか?」

まゆ「い、いえ…!まだお仕事も残っているみたいですし、遠慮しますぅ!」

モバP「え、いや別にそんなに沢山は」

まゆ「お、お疲れ様でしたぁ!」バターン


モバP(………これは……成功か?)

遠慮しますぅ!ってすごい雪歩みたい


(2日目)


モバP(ひとまず先制パンチと言ってはなんだが、まゆを驚かせることには成功したな)

モバP(よし、この調子で、今までのまゆの行動を踏まえつつ、俺なりに色を付けていこう)

モバP「そう言えば、まゆが事務所に入ってから暫くした頃、あんなことが…」




モバP『お、なんだ幸子。いつの間に帰ってたんだ』

幸子『な、なんだとはなんですか!カワイイボクの登場に全く相応しくないフレーズですねっ!』

モバP『ははっ、悪い悪い。でもいつもならまだレッスン中の時間だろ?』

幸子『ボクもよく分かりませんが、社長がルキトレさんを連れてどこかに行ってしまったので、今日は終わりになりました』

モバP『あぁ、前に言ってたトレーナーさん姉妹のアイドル化計画だな…社長も決めてからは速いし』

幸子『え、えぇぇっ!?ルキトレさん、アイドルになるんですか!?』

モバP『まだ正式には決まってないけどな。というか、発案は俺なんだけど』

幸子『まーた懲りもせずにスカウトですね…今度は職員までアイドルにするんですか?』

モバP『そのうち日本中の女の子がアイドルになるかもなっ』

幸子『自覚あったんですか!?って、いや、それは流石に無理ですね!だってみんな、ボクのあまりの可愛さに絶望して、まず長続きしませんからっ!』フフーン

モバP(今日も素晴らしい角度だ。絶好調だな)


ガチャッ


まゆ『ただいま戻りましたぁ……あっ、プロデューサーさんっ!まゆ、レッスン頑張りましたよぉ…♪』

モバP『お、まゆもお疲れ。今日はこのあと予定もないし、ゆっくりしてていいぞ。まぁ先に帰っても構わないけど…』

まゆ『いえ、プロデューサーさんがまだいらっしゃるなら、まゆもここにいますよぉ』

モバP『ん、そうか。幸子はこのあと……あぁ、バラエティー番組の収録だな』

幸子『しっかり予習はしてきました、抜かりはありません!それよりまゆさん、聞きましたか!ルキトレさんアイドルになるらしいですよっ!まぁボクには絶対に敵わないでしょうけどねっ!』フフーン

まゆ『あら、そうなんですかぁ?』

モバP『あ、ったく……これ、まだ決定じゃないからな、言い触らさないでくれよ』

まゆ『勿論ですよ。でも、どうしてルキトレさんをアイドルにしようと?』

モバP『え?だってあの人、贔屓目なしに見ても凄い美人だろ。ちょっとドジっ子なところも可愛らしいし、細かい気配りが効いて女性としても…』

まゆ『……プロデューサーさぁん……?』ニッコリ

((やってしまった))

なるほど……

俺が代わりに寝てやるから早く続きを書くんだ
期待


まゆ『いけませんよぉ……まゆとお話ししているときに、他の女性のこと褒めたりしちゃ、まゆは嫉妬してしまいます…♪』

((笑ってるけど拳がとんでもなく荒ぶってるーーーッ!))

モバP『そ、そうだよなっ!仮にもまゆの前で、こんなこと言う必要は無かったな!勿論まゆも、気配りが効いてお淑やかで、本当に良くできた子だからなっ!まさに理想の大和撫子って感じだっ!』アセダラーッ

モバP『なぁ幸子っ!お前もそう思うだろ!?』

幸子『うううぇぇっ!?え、あ、えっと、その……ッ』

まゆ『………』

幸子『ま、まぁカワイイボクが認めるほどにはってところですかねっ!勿論ボクの方が…』

まゆ『幸子ちゃんの方が?』

幸子『カワ………』

まい『……かわ…?』

幸子『………………変わり者……です……』

モバP(幸子が折れただとおおぉぉぉぉーーーーっ!?)



モバP「あの日を境に幸子が妙にまゆに対してよそよそしくなったんだよなぁ…今はだいぶ戻ってきたけど」

モバP「しかし、仮にも俺の前であのまゆが、他の男を褒めたりするようなことがあるだろうか」

モバP「いや、それはあり得ない。天に誓ってもいい。となると…」

李衣菜「おはよーございますプロデューサー!今日もロックに頑張りますよっ!」

モバP「よし、コイツを使おう」

李衣菜「はへ?」



(事務所通路)


まゆ「ふんふふんふふーん……♪今日は~プロデューサーさんとお仕事~…♪」


モバP「か、可愛い…!すげえ軽快なステップに零れるような笑み…!まさに天使……圧倒的天使……ッ!」

李衣菜「プロデューサー…こんな影に隠れてないで、直接言ってあげればいいんじゃないですかー?」

モバP「静かにしろっ!今から俺達は、重大に任務を遂行せにゃいかんのだ!」

李衣菜「だからってなんだ私がぁー…」

モバP「よし、もう一度おさらいするぞ。まゆがあの部屋に入ったら、李衣菜はこの本を持って突入。そして適当に雑誌に乗っている男を褒めさせるんだ。分かったな?」

李衣菜「そんなわざわざご機嫌のまゆちゃんをどうこうしなくても…」

モバP「なんだ、ロックなアイドルと言う割にはドッキリも出来ないのか?相変わらずニワカだな李衣菜は…」

李衣菜「なぁーーっ!ニワカはやめてください!そ、そこまで言うならやってみようじゃないですか!」

モバP(ちょろい)

×李衣菜「だからってなんだ私がぁ…」

○李衣菜「だからってなんで私がぁ…」

失礼しました。

私はロックだから誤字程度脳内補完できるし!



李衣菜「お、おはようまゆちゃんっ!私もいていい!?」ガチャッ

まゆ「あら、おはようございます多田さんっ。構いませんよ、今はプロデューサーさんが帰ってくるのを待っていたので…お隣どうぞ♪」ポフポフッ

李衣菜「うん、ありがと…えっと、これからトーク番組の収録なんだよねっ?どんなこと話すの?」

まゆ「なんでも、ゲストが今一番会いたい人と対談する、音楽番組らしいですよ」

李衣菜「えっ、僕らの○楽?!誰と対談するの!?」

まゆ「本当はプロデューサーさんが良かったんですけどぉ…芸能人の方じゃないとだめらしいので、765プロの萩原雪歩さんにお願いしましたぁ」

李衣菜「ウッヒョーーーッ!凄いじゃないですか!あの雪歩ちゃんと対談なんて、まゆちゃん大偉業だよ!」

まゆ「そうですかぁ?どこか似たような雰囲気を感じたので、私も楽しみですっ」

李衣菜「いいなぁ…!私もいつか……そうだな…あ、私はあの人がいい!B○zの因幡さん!」

まゆ「…わぁっ、確かに多田さんにはピッタリかもしれませんね♪」

まゆ(もうすぐ番組が終わるのは黙っておきましょう…)


李衣菜「まさにロックの象徴って感じで、カッコいいよね!あ、そうだ、これ見てよ!さっきプロデューサーさんから貰ったんだけど…」

まゆ「…プロデューサーさん?事務所にいるんですかぁ?」

李衣菜「(あ、ヤバっ…!)あ、あ、え、えっとぉ……そうっ、さっき帰ってきたんだって!だからそろそろこっちにも…」

まゆ「そうだったんですかぁ……それで、その雑誌は?」

李衣菜「あ、うん!えっとね、その因幡さんのインタビューが乗ってるんだ!まゆちゃんも見る?」

まゆ「…いえ、私はあんまり詳しくないので…」

李衣菜「ま、まぁまぁせっかくだし、読んでみなよっ!まゆちゃんのロックな一面が目覚めちゃうかもよ!?」

まゆ「まゆのロックな一面…」

李衣菜「ほ、ほら!プロデューサーもロック大好きらしいよ!」

まゆ「っ!プロデューサーさんが……ロックが好き…?」

李衣菜(よしっ!上手く誘導できた!)


モバP(どちらかというとアニソンの方が好きなんだけどな)トビラベターン

凛(なにやってんだろ……)ヒキーッ


何かが根本的におかしい


こんばんは>>1です。マックのナゲット美味しい。



李衣菜「ほらほら見てみなって!ウッヒョー!ホットパンツだよホットパンツっ!」

まゆ「うわぁ…///す、凄いですね……これをプロデューサーさんが着たら………」ニヤァ

李衣菜(食い入るように因幡さんのホットパンツ姿をみつめている。というか、これは良いんですかプロデューサー)

李衣菜(いや、これじゃダメだ。超大御所じゃまだまだ序の口、ここは若い人で…)

李衣菜「あ、見てこれ!注目の若手ロックバンドだって!ボーカルの人、結構イケてるね!」

まゆ「ほ、ほっとぱんつですかっ!?」

李衣菜「え゛…いや、違うけど…」

モバP(なんか目覚めさせてる)


李衣菜「うーん、英語だからバンド名が分からない……ん?あ、見てこのベースの人、プロデューサーに似てない?」

まゆ「……あら、確かにちょっとだけプロデューサーさんの面影が…」

李衣菜「うんうんっ!この「B」がいいよねっ!プロデューサーの「P」だから、進化版みたいな!」

李衣菜「まっ、プロデューサーは凄いイケメンってわけじゃないからね~、流石にこういうのには敵わないか!」

まゆ「そ、そんなことないですよぉ!プロデューサーさんはこの人よりもずっと…!」

李衣菜「そりゃプロデューサーも中々良い顔してるけどさぁ、贔屓目なしに見たら私はこっちかなー」

まゆ「……それは…」

モバP「……………それは……?」ショルイファサーン

まゆ「ぷ、ぷろでゅーさーッ!?」

李衣菜(この白々しさはある意味ロックかもしれない)



モバ「そりゃそうだよなぁ……俺なんてただの会社員だし」プルプルッ

まゆ「」

モバP「アイドルと会話出来ること自体、奇跡みたいなもんだよなぁ……ハァー……自惚れって怖いよな…」

まゆ「ち、ちょっと待ってくださいプロデューサーさんっ!?」

モバP「あぁ、まゆか。低収入ド平均P顔の俺に何か用か?」チラッ

李衣菜(ひぃ!こっち見てるぅー!顔のことは謝りますごめんなさいなんでもしますからッ!)

まゆ「まゆにとって、プロデューサーは世界でたった一人の大事な人なんですっ!他の方と比べるだなんて、とんでもありませんっ!」

モバP「え、あ、うん。そうだな。俺は世界で一人しかいないよ。でも俺以上はいっぱいいるし」

李衣菜(そして若干マジのトーンになっている)


まゆ「そんなことありません!まゆの…まゆの運命の人は、プロデューサーさんだけなんですっ…!」

モバP「そうか……うん、嬉しいよ。でも流石にBの顔には……なぁ?」

まゆ「まゆには、そんなの些細なことですよぉ……Bより一本足りないからって気にしちゃだめ、ですっ」

モバ「じゃあ、俺の方がカッコいい?」

まゆ「はいっ♪プロデューサーさんは、まゆが知らなかったいろんな世界を見せてくれた、唯一無二の存在なんです。だから……そんな悲しいこと言わないでください…っ」

モバP(どうしよう、罪悪感が)

李衣菜(今更ですか)


(3日目)

モバP「その後、涙目のまゆをなんとか宥めて、共に仕事先に向かった。歩いているとき、ずっとシャツの脇辺りをギュッと掴んでくるまゆはちょっと新鮮で素晴らしかったと報告しておこう」

モバP「だがまだ足りない……今回はちょっと失敗気味だったしな」

モバP「まゆですら度肝を抜かすような、もっとインパクトのあるヤンデレを…」

早苗「あら、おはようPくんじゃない。今日も早いのね、もしかしてあたしが一番乗り?」

モバP「おはようございます早苗さん。あ、そうだ。PaPさんどこにいるか知ってますか?もう来てる筈なんですけど…」

早苗「プロデューサーなら、牛乳零したみりあちゃん見てニヤニヤしてたから〆といたわ」

モバ「そうですか。お疲れ様です(俺の方がマシだな。うんうん)

早苗(とか考えてそうだけど、言うほど大差ないわよ)


モバP「今日も暑いですねぇー、最高気温どんくらい行くんでしょう」

早苗「昼過ぎには35度超えるって、ニュースでやってたわ。温暖化のかしらねぇ…」

モバP「今日はレッスンだけだと思いますけど、水分補給はマメにしてくださいね」

早苗「えぇ、もちろん。Pくんもね。あんまり張り詰めちゃダメよ?その調子だと、昨日から帰ってないんでしょ」

モバP「ええ、まぁ…(まゆへの作戦を考えてたら夜が明けちゃったんだけどねっ。てへ)

早苗「本当にうちのプロデューサーは他人本位の人ばーっかなんだから。気を付けなさいよー?」

モバP「ぜ、善処します……」

早苗「ん、よろしい。さぁーて、じゃあこれを…」

モバP「…?早苗さん、その黒い機械みたいなのなんですか?」

早苗「あぁ、これ?盗聴器よ」

モバP「ファッ!?」



モバP「ちょちょ、ちょっと待ってくださいよ!サラッと言いましたけど、なんでそんなものを!?」

早苗「あろうことか、アイツがみりあちゃんの手助けもしないでその様子を録音してたのっ!牛乳もそのために渡したみたいだし」

モバP「な、なんてことを…!純粋無垢なみりあちゃんをダシに……羨ま……ゲフンゲフン。あ、はい。それで、どうするんですか?」

早苗「あれでも隠したつもなのりかしら…)

早苗「それで、中身の確認をちょっとね。あ、Pくんは聴いちゃダメよ」

モバP「わ、分かってますって…でも、それってもう犯罪の域ですよね」

早苗「本当よっ!元警察の前でよくもしゃあしゃあとやってくれたものだわっ!」

モバP「プライバシーの問題だからなぁ……幾らなんでも酷……」

モバP「………」

モバP(ちょっと待てよ)



モバP『あぁー今日も疲れたなぁーー!シャワーでも浴びてさっさと寝るかっ』

『しっかしこのボロ安アパートも慣れたもんだよな…本当はもっといいマンションがいいけど…』

『いやいやいやっ!そんな生活をしていては、ガチャを回せなくなるじゃないか!ただでさえ今でもギリギリなのに!』

『これにスタドリ&エナドリ代も含めて……あー、家計簿とか見たくねえ』

『まっ、憂いても何も変わらんっと……でもせめて、インテリア類はもうちょっと充実させたいんだよな』

『この前まゆから貰った、中々オシャレな時計がポツン…』

『しかし良いセンスしてるよなぁ。俺の好みを完璧に理解してるっつうか……やっぱりまゆは最高だなっ!ハッハッハ!』



ジィィーーー……



(……………うふっ…♪)



モバP(ある日、内部埋め込まれた超小型録画機器の存在に気付いた俺は、自宅でもまゆに気遣い続けるというよく分からん生活を今も送っている)

(最近家に帰らず事務所に寝泊まりすることが多いのは、そういう事情もあるのだ)

(この前なんか「ちゃんとお家に帰らないとダメですよぉー…」と全く輝いていない目で言われちゃったし、これはもう確定だろう)

早苗「あれ、Pくん?どしたの?」

モバP「い、いえ、なんでも……本当に、とんでもないですねPaPさんは」

早苗「全くよっ!起きたらあとでもっかい説教ね!」

モバP「…………」


(………やってやろうじゃないか)

こやつPヘッドなんか



まゆ「アイドルのお宅拝見…ですかぁ?」

モバP「あぁ、普段アイドルがどんな家で、どんな生活をしているのかを探るっていう企画でな。まぁ在り来たりだけど」

まゆ「それで、まゆのお家を?」

モバP「ほら、まゆって親しみやすい印象の割には、プライベートとかあんまり見えてこないっていうか」

モバP「今や日本中で大人気のまゆがどんな生活してるのか、みんな興味あるんだよ」

まゆ「うーん……まゆの大事なところは、プロデューサーさんだけにしか見せたくないんですけど…」

モバP「そんなに気を張るモンじゃないさ。ホームビデオみたいに、趣味の部分とか簡単に見せりゃ十分だから」

まゆ「まゆの趣味なんて、大したものじゃないですけど…でも、ファンの皆さんが望んでいるんですよね?」

モバP「まぁ、そうは言っても別に無理強いはしな…」

まゆ「やりますっ。プロデューサーさんが持ってきてくれたお仕事なら…どんなことでもっ♪」ニコーッ

モバP(ぃよぉぉぉーしッ!!)



凛「………そんな仕事入ってたっけ?」

ちひろ「いいえっ、プロデューサーさんが勝手に言ってるだけです」カタカタッ

凛「えぇっ!?じ、じゃあ止めないと…!」

ちひろ「そんなこと言っても、もうエナドリ1000本も買って頂きましたし。別に私からはなにも」カタカタッ

凛「…えぇー……」



ガチャッ


まゆ「では、どうぞーっ♪」

智絵里「えと、スタートのボタンってこれでいいのかなっ…お、お邪魔しまーす…」

まゆ「あんまり緊張しなくても大丈夫よぉ。いっつも来てるでしょ?」

智絵里「それもそうだねっ…まさかお仕事でまゆちゃんのお家に来るなんて、変な気分っ」

まゆ「あら、でも智絵里ちゃんだって部屋はこんな感じでしょ?」

智絵里「でも、私の部屋より片付いてて、凄くお洒落っ。ハートがいっぱい…また増えてる?」

まゆ「うふふっ♪みんな褒めてくれるから、つい小物とかもハート形のを買っちゃうの」

智絵里「あははっ…うん、まゆちゃんらしくて良いと思うよ」

まゆ「ありがとう、智絵里ちゃん……あらぁ?そう言えば、プロデューサーさんは?」

智絵里「それが、さっき連絡が来て、急に来れなくなっちゃったって…」


智絵里(そう言えば、プロデューサーさん……あれはなんだったのかな…)


智絵里『分かりました、私が撮影すればいいんですね?』

モバP『そっ。あとで使い方は教えるから、いつも通りお喋りしながらでいいよ』

智絵里『でも、上手くできるかな…プロデューサーさんも来ないんですよね…?』

モバP『ごめんな。志希が懲りもせず失踪したらしくて、探すの手伝わんといけないんだ』

智絵里『そ、そうなんですか…ならしょうがないですね。じゃあ、頑張ってきますっ』

モバP「あぁ、それともう一個』ガサゴソッ

智絵里『…っ?』

モバP『今日行ってやれない代わりと言っちゃなんだけど、まゆに渡してくれないか?』

智絵里『これは………電波時計…ですか?』

モバP『うん、この前まゆにプレゼントしてもらったから、そのお礼に』

モバP『智絵里に任せるのもどうかと思ったんだけど、時間が無くて…頼めるか?』

智絵里『そうなんですね…分かりました、渡しておきます』



志希『ねぇー、あたし今日、失踪どころかレッスンも無いよ?』

凛『シィーッ!今日は志希のこと隠すのが私の仕事なんだからっ、大人しくしてて!』

志希『なんかあったのー?』

凛『ワイシャツが掛かってるのっ!静かにして!』

李衣菜(着々と買収が進んでいる……)

「この書類に実印を押してくれれば幾らでも手伝ってあげるのに…」

>>48
ちひろが言うかアイドルが言うかで、書類の内容が変わるよな、それ


>1です。私用が片付いたので投稿再開します。忘れてたわけじゃないんだから!



智絵里「ふぅー……御馳走様でした。やっぱりまゆちゃんの料理、すっごく美味しいっ」

まゆ「お粗末様でした……ふふっ、そう言ってもらえると私も嬉しいわぁ」

智絵里「お部屋の様子を撮るだけだったのに、結局夜ご飯まで食べちゃったね」

まゆ「撮影している以外は、いつものお茶会と変わらなかったですねぇ…」

智絵里「でも、まゆちゃんの意外な素顔とか、結構いっぱい撮れちゃったかも…♪」

まゆ「もう、からかわないでくださいよぉー…」

智絵里「プロデューサーさんも、きっと褒めてくれるよっ」

まゆ「だと嬉しいけど…」

智絵里「………あ、もうこんな時間。そう言えば、撮影時間もすっかり過ぎちゃったね」

まゆ「あら、本当だわ。じゃあそろそろお終いにしましょうか」

智絵里「じゃあ、最後に締めの挨拶を……えっと、それではまゆちゃんのお宅から、緒方智絵里とっ…」

まゆ「佐久間まゆでしたー………ふふっ♪オンエアが楽しみねっ」

智絵里「うん、私も。じゃあまゆちゃん、おやすみなさい」

まゆ「えぇ、おやすみなさい♪」



まゆ「ふぅー……ちゃんと普段から片付けておいて良かったわぁ」

「プロデューサーさんが来れなかったのは残念だったけど、もし来てたら…ちょっと恥ずかしかったかも」

(……そう言えば、この時計…)

(私が贈ったもののお返しなんでしょうけど…本当に、こういうところは律儀なんですからっ…ふふっ♪)

「どこに置こっかなー…♪防水機能付きだから、お風呂もいいですねーっ…」





モバP「来いッ!!風呂!!風呂に置くんだ!!おし来いッ!!」

森久保(もりくぼです。隠れていたら犯罪者を発見してしまいました…)



シャワーー


まゆ「~~~♪だいすきぃーだよ、ささやいていーてよほぉぺたーがまぁーっかー……♪」

(部屋にはもう時計があるので、こっちに持ってきて正解でしたっ)

(そう言えば、まゆが渡した時計には……)

(もしかしてこれにも……)

(なーんて……プロデューサーさんがそんなことするわけないわよね)

(でも、もしこの姿を見られていたら……)

「まゆのあられもない姿が、プロデューサーさんに……///」ボフーン




モバP「あぁ!もっと右!そうそっち、あ、ちょ、違う!なんで逆側向いちゃんだよまゆっ!それじゃ背中しか見えな…いや、下!下だ!尻が、尻が見えるっ!よし来いさあそのままってあああぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!!なんか曇ってきたぞなんだごりゃああぁァァァーーーーッ!!!!」

森久保(そろそろ帰りたいんですけど…もりくぼはいつまでここにいればいいんでしょうか…)


さりげなく出て来る他のアイドルまで可愛らしいな



(翌日)


まゆ「プロデューサーさん、おはようございますっ」

モバP「おぉ、まゆ。おはよっ、昨日は行けなくて悪かったな」

まゆ「いいんです。プロデューサーさんも色々大変でしょうから」

まゆ「それと、時計。ありがとうございました。すっごく嬉しかったです♪」

モバP「本当か?でもなんか、時計貰って時計返すってのもなんだけど…」

まゆ「そんな、気持ちが籠っているものなら、なんだって嬉しいですよ。それに、プロデューサーさんらしくて、まゆは好きですっ♪

モバP「そっか、喜んでもらえたなら何よりだよ」

モバP(専門サイトで高い金叩いて買った甲斐があったぜ……まゆの無防備な姿が、これから毎日のように…!)

まゆ「…プロデューサーさん?」

モバP「うぇいッ!?あ、いや、な、なんでもないよ!まゆが可愛くて、見惚れてただけだ!」

まゆ「ふぇ……あ、やだ、プロデューサーさんったら…///」

まゆ(ほ、本人の前でそんなこと……やっぱり少しずつまゆのこと、意識し出して…///)

モバP(あぶねえ…上手く行ってても警戒はしないとな…バレたら一貫の終わりだし)


まゆ「うふうふふふふふふふ………♪」

モバP「あはははははははぁーー……」




李衣菜「ずっと思ってたんだけどさ。あれってただの盗撮犯じゃないの?」

凛「別に……好きな人に近付きたいって気持ちは、犯罪者も変わらないんじゃない?」クンクンスーハーレロレロ

李衣菜(もしかすると、この事務所ってロックというより…)


(4日目)


モバP「いやぁ、まさかこんなにアッサリ事が進むとは思わなかったな。流石は俺」

「今となっちゃまゆの入浴シーン見放題という…まぁ罪悪感が無いと言えば嘘になるが、正直欲望の方が勝っちゃうんだよね」

「好きな人の行動や秘密にしたい部分を徹底的に監視……まさにヤンデレの王道だなっ!」

「さて、次はなにをしようかな……」


ガチャッ


響子「プロデューサーさん、お疲れ様です!」

モバP「よお響子、収録お疲れさん」



響子「他に誰も居ないんですね、珍しい…あ、今ってお仕事中でしたか?」

モバP「いや、ひとまず片付いて、今から昼飯だけど」

響子「えっと……実は今日、今日あんまり時間が無いから、お弁当作ってきたんですよ、でも作り過ぎちゃって…良かったら食べてくれませんか?」

モバP「え、マジで!?いいの!?」

響子「あの、でも普通に自分で食べるつもりだったので、見た目も味も普通ですよ?」

モバP「いやいや、貰う側がそんな贅沢なこと言わないって。助かるよ響子、ありがとうなっ!」

響子「そんな、大したことないですっ。あ、見てくださいこれ、重箱なんですよ!」

モバP(すっごいデカいの出てきた…これどう考えても一人分じゃな………あれ、もしかして戦略通り?)


一応保守

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