事務所:休憩室
モバP「すまないが、弁当を食べてくれないか?そっその、作り過ぎてしまってだな、腐らせるといけないから……」つ花柄の弁当箱
モバP「その、これも……いや、決して他意なんか無いんだ!ただ食べてくれる人がま佐久間しかいなかったと言うだけで、だけで……うぁぁぁぁ!」ダダダダダダダッ!
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まゆ「見ましたか……?凛ちゃん」
凛「うん、見たよ」ギリッ
まゆ「……どうしましょう、凛ちゃん。まゆは、Pさんに嫌われてしまいました……」グスッ
凛「はい?」
モバP「通学路、定刻通りの朝8時……」カタカタ……カタカタ……ズーン……
まゆ「歌っているのだって、まゆの曲じゃありません……」ズーン……
凛「あの後『「おはよう」ってあなたに向かって言えなくて』と繋がったよね」
まゆ「Pさんは、まゆの事だけ苗字で呼ぶ、んです……皆は名っ、前なのに……」ポロポロポロポロ……
凛「そうだよ。がっつり意識されてるじゃん」
いいですねぇ
まゆ「まゆはPさんにとって、残飯処理機に過ぎないんですよぉ……あぁあぁ……」
凛「Pさんの言ってる事聞いてた?既視感すらあるよ、絶対アプローチだよ」
まゆ「えっ?何か言ってましたか……?」キョトン
凛「アタックは得意だけど、ディフェンスはてんで、なんだ!?」
数分後
事務所:休憩室
凛「落ち着いた?」ヨーシヨシナデナデグルーミン
まゆ「はい……」
凛「まゆは調理経験が私より長いから……食事を人に振る舞うって事の意味は私より、わかるんじゃないかって思うんだ」
まゆ「……」
凛「まゆはこのお弁当を食べてみて、どう思う?」
>>まゆ「まゆはPさんにとって、残飯処理機に過ぎないんですよぉ……あぁあぁ……」
……なんでこの台詞をエロく感じてしまったんだろう……
>>9閃きました
ほほう。そちらも含めて期待
まゆ「いただきます……」パカッ チャッチャッチャッ パクリ……
まゆ「……美味しい、ハンバーグです……」ポロポロポロポロ……
凛「今思った事を、Pさんに伝えてみようよ。私が呼んでおくから」
まゆ「……ありがとうございます。何から何まで、凛ちゃん……」
凛「いいよ、別に」
凛(何でなんだろ。チャンスだっていうのに、余計なことなのにしてるんだ……)
凛(ここで割って入るのは、流石にモラルが痛むから……なの、かな)ズキンッ
数時間後
事務所:屋上
凛(『xx時に、屋上でまゆに会って』と伝えた。Pさんは顔が真っ赤になって何かを言ったかと思えば、仮眠室のベッドに突撃して毛布に包まってきりもみ回転していた)
モバP「……」キョロキョロウロウロキョロキョロウロウロ
凛(……まだ予定の二時間前なのに、今は小包みを抱えて屋上にいる)
モバP「……」パカッ
凛(あ、中身見た)
モバP(新しいリボン……喜んでくれると、いいな)
モバP(あ、でも、趣味に合わなかったり……逆に『既に持ってます』とかだったら、どうしようか……)
モバP(でも、つけてるまゆが見てみたい……なあ)
モバP「……ふふっ」ニパァァァァ
>>10
通報しました
凛「……時間来るまで、離れよう」グスッ
一時間と四十分後
事務所:屋上
凛「……あの店、あんなに味付け辛かったかな……」
当て馬凛ちゃん
モバP「……」シュン……
まゆ「Pさん、お待たせしました」
モバP「い、いや!待ってなんかいない!さっき着いたばかりだ!」
まゆ「……そう、ですか」シュン……
まゆ(待って、くれていなかったんですね……)グスッ
凛(面倒な性格しかいない……)ハァ
まゆ「Pさん……には、大事な大事な話しがあって、来てもらいました」
モバP「はひっ……いや、なんだ」
凛(料理が上手くなって良かったね、今度もまた作ってください♪とか、今度交換しましょう♪とかでいいから!)
まゆ「Pさん、料理お上手なんですねぇ」
モバP「えあ!?ああ、あの程度なら、朝飯前だ!」ホッペポリポリポリポリポリポリポリポリ
凛(手がキズパワーパッドまみれ!?)
まゆ「あの味付け、まゆの好みそのままでしたよ」
モバP「やったぁ!……ごほんっ、珍しい事もあるものだな!美味しく食べてくれてありがとう!」
まゆ「……はい、だから、まゆはPさんに伝えたい事があるんです」
モバP「……ああ」ゴクッ
凛(いけ……)ゴクッ
まゆ「Pさんは……」
まゆ「もう、まゆなんていらないって事なんですかぁ!?」ブワッ
凛 モバP「……えっ?」
まゆ「自分で、料理出来るから、まゆにもう、関わるなって……事、なんですかぁ……あうぁぁ……」ポカポカ
モバP「そっ、そんな、俺はそんな気持ちじゃ……」ジワァ……
凛(美味しいハンバーグで、どうしてそうなる!?)
モバP「……バカぁっ!」タッタッタッタッタッ
モバP(馬鹿なのは俺なんだ!まゆが傷つく事も想定出来ず、自己満足な料理をしてしまったと言うのに、罵ってまでしまう!)
モバP(馬鹿、馬鹿、死んじゃえ俺ー!)タッタッタッタッタッ
モバP(……また、渡せなかった……)
まゆ「ぴっ、Pさぁん、逃げないでぇ……」グスッ……ジワァ……
まゆ「……まゆを一人にし、ないでくだ、さい、Pさぁぁぁぁん!」ウワァァァァァァン!
凛「……もう、意味わかんない」ポロポロポロポロ……グスッ
凛「……うぇぇぇん!」
話を聞かないヤンデレと素直になれないツンデレ、起きるべくして起きた事です。
この後まゆとモバPの血で血を洗うラーメン対決があったとか無かったとかですが、それは話の本筋ではございません。
おわり
>>31
ラーメンはよ
私は……何をしたんだ?
残飯処理機ネタとラーメンを、いつかカタチとしてみせます……オチが弱いので、くぅ疲でも作ってきます……
意味不明な文章や、ご都合な展開が多々あったことを、何卒ご容赦ください。
拙い作品に最後まで付き合っていただき、本当にありがとうございました。
HTML、依頼して来ました。落ちます
お、おう
乙?
残飯処理機ネタ、待ってます
乙
乙。
よくわからんががんがれ
攻められるまゆというのも乙なものだな
おつー
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