ゲンドウ「…プレゼントをやってはどうだろう」

レイ「プレゼント…具体的にどんなものをあげたらいいでしょうか」

ゲンドウ「自分がもらって嬉しいものだ。」

レイ「嬉しい…」

翌日


シンジ「はい、綾波、今日のお弁当。」

レイ「碇君」

シンジ「なに？」

レイ「これ、あげるわ」

シンジ「え？いま僕があげたお弁当じゃないか！」

レイ「ええ」

シンジ「僕のお弁当…いらないの？」

レイ「いいえ」

レイ「私はこれをもらって、嬉しかった」

レイ「だから碇君にあげるわ」

シンジ「え…？？？？」

シンジ（綾波…僕のつくったお弁当がおいしくなかったのかな？？？？）

レイ「どういうことですか」

ゲンドウ「何がだ」

レイ「碇君にお弁当をもらって嬉しかったので、それを碇君にあげたんです」

ゲンドウ「」

レイ「そうしたら嬉しそうな顔どころか、困惑されました」

ゲンドウ「」

ゲンドウ「…レイ、それはまずい」

レイ「なぜですか」

ゲンドウ「…『自分がもらって嬉しいもの』と言ったが、それは仮定であって、本当に自分がもらったものをあげるのはよくない。」

レイ「仮定…」ﾒﾓﾒﾓ

レイ「もらったら喜ぶであろうもの…」

～～～～～～～～～～

シンジ「うわぁ、スイカ割りキットだ！！綾波ありがとう！！結婚しよう！！」

レイ「ええ///」

～～～～～～～～～～

レイ「スイカ割りキットに決めたわ」

レイ「碇君にプレゼント」

シンジ「え？何？」

レイ「スイカ割りキット」

シンジ「え…？？？あ、ありがとう…？」

レイ（？？？）

レイ「どういうことですか」

ゲンドウ「またか。どうした」

レイ「私は今スイカ割りキットが欲しかったので、それを買って碇君にあげました」

レイ「でもあまり喜びません」

ゲンドウ「…」

ゲンドウ「そうだな、ではいっそのこと好きなもの、欲しいものを聞いてみてはどうだ」

レイ「そうですか」

ゲンドウ「それから、ラブレターを添えるのだ。」

レイ「それは具体的にどのようなことを書くのですか」

ゲンドウ「えっ」

ゲンドウ（まいったぞ）

ゲンドウ（ラブレターなんて書いたことがない）

ゲンドウ（しかしレイの恋は応援してやりたい）

ゲンドウ（だがわからん）

ゲンドウ（どうやって書くのだ）

ゲンドウ（ラブレターなんてもらったこともなければ書いたこともない）

～～～～～～～～

女子「ゲンドウくん、あの、これ///」

ゲンドウ（中学生）「…ああ、問題ない」ｸｲｯ

～～～～～～～～

ゲンドウ（私の中の可能性。今の私が私そのものではない。いろんな私自身がありえるのだ。）

ゲンドウ（私がラブレターをもらっていた世界）

ゲンドウ（そうだ、マダオではない私もありえるんだ。）

ゲンドウ（現実世界は悪くないかもしれない。だが、自分は嫌いだ。）

ゲンドウ「だが…、皆は私が嫌いではないのか？」

アスカ「あんたバカ？あんたが一人でそう思い込んでいるだけじゃないの！」

ゲンドウ「だが、私は私が嫌いなのだ。」

レイ「自分が嫌いな人は、他人を好きに、信頼するようになれないわ。」

ゲンドウ「私は卑怯で、臆病で、ずるくて、弱虫で、マダオで。」

ミサト「自分が分かれば、優しくできるでしょう？」

ゲンドウ「私は私が嫌いだ。」

ゲンドウ「だが、好きになれるかもしれない。」

ゲンドウ「私はここにいてもいいのかもしれない。」 ﾆﾔﾘ

ゲンドウ「そうだ、私は私でしかない。」

ゲンドウ「私は私だ。私でいたい…」

ゲンドウ「私はここにいたい」

ゲンドウ「私はここにいてもいいんだ！」

一同「ワァー！ブラボーッ！」

ミサト「おめでとう！」

アスカ「おめでとう！」

レイ「おめでとう」

リツコ「おめでとう！」

加持「おめでとう！」

ヒカリ「おめでとう！」

ケンスケ「めでたいなぁ！」

トウジ「おめでとさん！」

ペンペン「ｸﾞｴｸﾞｴｪｪ！」

日向「おめでとう！」

青なんとか「おめでとう！」

マヤ「おめでとう！」

冬月「おめでとう」

シンジ「おめでとう」

ゲンドウ「ああ、問題ない」ｸｲｯ

ゲンドウ「父に、ありがとう。母に―――」

レイ「碇司令。いきなり補完しないでください」

ゲンドウ「えっ」

ゲンドウ「あっ」

ゲンドウ「おっ」

ゲンドウ「オホン」

ゲンドウ「ラブレターの話だったな」

レイ「はい。」

ゲンドウ「自分が相手にどう思っているか、どうしたいのか。それを書けばいい」

ゲンドウ（…はず）

レイ「どう思っているか、どうしたいのか…ありがとうございます。」ﾒﾓﾒﾓ

翌日

レイ「碇君、これ」

シンジ「え？手紙？」

レイ「今すぐ読んで」

シンジ「？言いたいことがあるなら話せばいいじゃないか。」

レイ「だめ。読んで」

シンジ「？？変な綾波。」ｶﾞｻｶﾞｻｯ

その手紙にはこう書いてあった。

『ラブレター

碇君へ

ｓｅｘしたいです

綾波レイ』

シンジ「……！！！？？？はやなみ？？？」

レイ「読んだ？」

シンジ「読んだけど、なに、これ？？」

レイ「私の気持ち。碇君と一つになりたい」

シンジ「え…」

アスカ「バカシンジ、何話してんのよ？あら、何よその手紙。」

シンジ「あ、それは、ああ！」

アスカ「よこしなさい！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

シンジ「やめてよ！」

アスカ「ゲット！！な、ナニコレ！！！」

レイ「ラブレター」

アスカ「なっ…ら、らぶ…！？」

レイ「ええ」

シンジ「あああああ」

アスカ「このエロシンジ！！さてはアンタの入れ知恵でしょ！！」

シンジ「そんな！誤解だよアスカ！！」

レイ（チッ…ライバルが現れちまった…）

レイ（排除する）

レイ「碇君、弐号機の人、くさい」

アスカ「な！！アンタね、『ｓｅｘしたいです』の次は人にむかって『くさい』！？どういう神経してんのよ！！」

シンジ「うわっ、本当だ」ｸﾝｸﾝ

アスカ「」

アスカ「ふざけんじゃないわよ！」

アスカ「いい匂いじゃない！」

シンジ「まあ…いい匂い…と言えば。いい匂い…なのかな？」

アスカ「」

レイ「くっさー」

アスカ「」

シンジ「あれ、アスカ？」

シンジ「脈がない！死んでる！」

レイ「行きましょ」

シンジ「えっ、でもアスカが…」

レイ「行きましょう」ｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲ

シンジ「ええ…」

>>24
訂正

シンジ「あれ、アスカ？」

アスカ「」

シンジ「脈がない！死んでる！」

レイ「碇君、行きましょ」

シンジ「えっ、でもアスカが…」

レイ「行きましょう」ｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲ

シンジ「ええっ…」

レイ「碇君、改めて手紙のことだけど」

レイ「ｓｅｘしましょう」

シンジ「は、はやなみ…！」

シンジ（逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ）

シンジ「ヤります！」

ゲンドウ「レイ、ここで何をしている」

シンジ「父さん！！」

ゲンドウ「シンジ！！一つ聞こう、なぜお前は下半身が裸なのだ？？？」

シンジ「あっ」ﾌﾙﾎﾞｯｷ

レイ「碇司令、これから碇君とｓｅｘするところです」

ゲンドウ「」

シンジ「はやなみぃぃ！！」

レイ「碇君、続きをヤりましょう」

シンジ「うう、綾波…、僕のロンギヌスの槍を見てくれ…こいつをどう思う？」

レイ「凄く…大きいわ」

ゲンドウ「」

ｱﾔﾅﾐ､ｱﾔﾅﾐ､ｱﾔﾅﾐｨｨｨ

カヲル「おや、この声はシンジ君…」

カヲル「酷く苦しんでいるようだね…」

カヲル「どうしたのかな」

レイ←シンジ←カヲル

な感じで挿入ですねわかります

カヲル「なっ…」

シンジ「綾波！綾波！！もう出すよ！」ﾊｧﾊｧ

レイ「そう」

カヲル「」

ゲンドウ「」

カヲル（シンジ君が女に興味があったなんて！！）

カヲル（僕には信じられない…！あんなのシンジ君じゃない！）

カヲル（きっとファーストにそそのかされたんだね、かわいそうなシンジ君）ｳﾙｳﾙ

カヲル（だが待てよ、奪われたのなら取り返せばいい）

カヲル（悪いね、ファースト）

カヲル（シンジ君は、僕のものだよ）ﾆｺｯ

カヲル「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！」

シンジ「わっカヲル君！！！」ﾋﾞｸｩ

レイ「なに、フィフス」

カヲル「ファースト、前から気になっていたことがあるんだ。」

レイ「なに」

カヲル「僕のことは、『フィフス』じゃなくて、『fifth』と――つまり、さいごの『ス』は舌先を軽く噛んで発音してほしいんだ。」

レイ「わかったわ、fifθ」

カヲル「」ｽﾞｶﾞｰｰｰｰﾝ!!!!

カヲル（なんて完璧な発音なんだ！！！）

カヲル（こんなの僕には到底まねできない！！）

カヲル（落ち着け…落ち着くんだ。まだまだ難癖をつけて、シンジ君の気をファーストから僕に…）

～～～～～

レイ「ごめんなさい…」

シンジ「綾波はだめだなぁ…僕はカヲル君のほうが好きだ」

カヲル「ウホッ」

～～～～～

カヲル（シンジ君は僕のものさ）

カヲル「ファースト」

レイ「私からも要求があるわ」

レイ「『ファースト』ではなく、『f???st』と―――つまり、『ファー』の長音は、下を丸めるように発音してほしいわ」

カヲル「！！？？」

>>36
文字化けしてますが、『f???st』の部分は『first』に相当する発音記号が入りますので、補完しといてください。

カヲル「『ふぁーすと』…これでいいかい？」

レイ「ダメ。やり直し。『first』」

カヲル「『ふぁあすと』」

レイ「『first』」

カヲル「『フォァスト』」

シンジ「ダメだなぁ、カヲル君」

カヲル「」

カヲル「」

ゲンドウ「」

葛城ミサトの場合

ミサト「あら～？あっちからシンちゃんの声が聞こえるわね～？」

ミサト「レイの名前を叫んでるみたいね♪何してるのかしらん♪」

シンジ「綾波！綾波！！もう出すよ！」ﾊｧﾊｧ

レイ「そう」

ミサト「なっ…あんたたち！！！」

シンジ「うわぁミサトさんごめんなさい！！！」

ミサト「あんたたち、避妊はしっかりしたの！？」

シンジ「あ、」

ミサト「ダメでしょ！！まだ中学生なんだから、避妊をして、それから、思う存分ヤりなさい！」

シンジ「ごめんなさい！！」

レイ「申し訳ありません」

ゲンドウ（怒るところそこ！？）

次はだれの場合にするか安価で決めよう

直下

青葉

ワロタｗｗｗ

青葉ってギター引いてるやつ？

>>45はい

青葉シゲルの場合

青葉「ﾌﾝﾌﾝﾌﾝｼﾞｬｰﾝ！！！」

青葉「おや、シンジ君の声が聞こえるぞ？」

青葉「行ってみるか。」