しまじろう「おーい！みみり～ん！」

みみりん「あら、しまじろうにとりっぴい。私に何か用？」

しまじろう「いやちょっと…大事な話が…」

とりっぴい「あっ！みみりんの耳にゴミが！」

みみりん「えっ！？どこ？！」

しまじろう「ここだよ！」

グイッ（みみりんの耳を引っ張るしまじろう）

みみりん「きゃっ！何すんのよしまじろう！！」

しまじろう「ごめんね。その耳がゴミと勘違いしたんだ…」

みみりん「ふざけるのもいい加減にしなさいよ！！」

とりっぴい「ごめ～ん。その耳自体がゴミと思っちゃった！」

しまじろう「バカッ！お前！！」

みみりん「うぅっ…しまじろうもとりっぴいも酷いわ…グスン…うわああああああん！！」

しまじろう「大バカ野郎！！怒らせるどころか泣かせてしまったじゃないか！」

とりっぴい「いや、あの、とりっぴい、そういうわけで言ったんじゃ…」

にゃっきい「ちょっと何の騒ぎ！？」

しまじろう・とりっぴい「やべ…にゃっきいだ…」

にゃっきい「何やってんのよあんたたち！！」

しまじろう「いや、これは、その、だな…」

にゃっきい「なにみみりんを泣かしてるのよ！！」

とりっぴい「怒らせたくない奴を怒らせてしまったようだね…」

しまじろう「お前のせいだぞ…」

にゃっきい「ちょっと！あたしの話、聞いてるの！？」

しまじろう「いや、その… あっ！！後ろに宝田明がいるよ！！」

にゃっきい「ええっ！？」

しまじろう「今だ！」

とりっぴい「逃げろ～！」

ダッ！（猛ダッシュで逃げるしまじろうととりっぴい）

にゃっきい「あっ！コラ！！待ちなさい！！」

しまじろう「ひとまずどこかに隠れよう…」

とりっぴい「どこにさ？」

しまじろう「あそこの木の陰に隠れよう！」

うまく逃げ切れたしまじろうととりっぴい、しまじろうたちを見失うにゃっきい

にゃっきい「逃げられたわ… もう！あの二人、覚えてなさいよ！！」

木の陰

しまじろう「どうしてくれるんだ…にゃっきいを敵に回しちゃったぞ…」

とりっぴい「こりゃまた失礼いたしましたっ！！」

しまじろう「ふざけてる場合か、あいつのことだから絶対先生にチクるぞ。それで父さんと母さんにも連絡されて… 僕らは雷を落とされるんだぞ！！」

とりっぴい「でもみみりんを怒らそうって言ったのはしまじろう、お前じゃないか」

しまじろう「それもそうだけどさ…ただ僕はふざけて言っただけなんだよ」

とりっぴい「今さら何言ってんのこいつは」

しまじろう「だから、もうみみりんを怒らせるのはやめて、にゃっきいから逃げよう」

とりっぴい「約束の古賀メロのＣＤはくれるんだよな？」

しまじろう「もちろんさ、明日からにゃっきいには近づかないでおこう。だけどみみりんには…」

にゃっきい「みつけたわよ！」

しまじろう・とりっぴい「にゃ…にゃっきい！！」

にゃっきい「さぁ、観念してこっちに来なさい！」

とりっぴい「やだぁ～！！」

しまじろう「あっ！！後ろに宝田明が…」

にゃっきい「もうその手にはのらないわよ！」

しまじろう「こうなったら… えい！」

ドスッ！（にゃっきいを押し倒すしまじろう）

にゃっきい「うわあ！」

しまじろう「今だ逃げろ～！！」

タッタッタ…（逃亡するしまじろうととりっぴい）

にゃっきい「コラァ～！！待ちなさい！！」

公園まで逃げてきたしまじろうととりっぴい

とりっぴい「うぎゃあ！」

ドスッ（つまずいて転ぶとりっぴい）

しまじろう「あ！とりっぴい、何やってんだよ！！」

にゃっきい「追い詰めたわよ！！さぁ、覚悟なさい！！」

しまじろう「こうなりゃ… 女の子にこんなことするのは最低だけど仕方がない…」

しまじろう「えいっ！」

バシッ！（にゃっきいをグーで殴るしまじろう）

にゃっきい「いた…！ やったわね！！」

バキッ！（しまじろうを蹴り飛ばすにゃっきい）

しまじろう「うわああ！ やったな！！」

いつの間にか殴り合いの大喧嘩になる

とりっぴい「おい二人とも、もう止めろよ！」

しまじろう・にゃっきい「うるさい！！」

ドスッ（二人に突き飛ばされるとりっぴい）

とりっぴい「…せっかく止めてあげようとしてるのに…この野郎！！」

ついにとりっぴいまでブチぎれる

みみりん「あら、何かしら？ …！！」

みみりんの見る目の前には殴り合い、取っ組み合いの大喧嘩している三人が

みみりん「ちょ…ちょっと！ 何してるのよ！！」

しまじろう「あ！！気にしなくていいよみみりん、単なる喧嘩だよ！」

みみりん「ダメよ！そんなことしちゃ！」

にゃっきい「うるさいわね！引っ込んでなさいよ！」

ドスッ！（みみりんをおもいっきり押し倒すにゃっきい）

みみりん「ちょっと！私がせっかく止めてあげようとしてるのに！！もう怒ったんだから！！」

ついにしまじろう念願のみみりんが怒った！

一方その頃…


らむりん「ちゃれんじ島に帰ってくるの久しぶりねぇ。みんな元気かしら、しまじろうはちゃんと友達と仲良くしてるかしら？」

なんとらむりんが家族とともに夏休みの旅行としてちゃれんじ島に里帰りしていた

戻って公園では…

しまじろう「にゃっきい！！元はといえば、お前が来たからこうなったんだぞ！！」

バシッ！

にゃっきい「いや、みみりんを泣かしたあんたたちが悪いんでしょうが！！」

ドスッ！

とりっぴい「この出っ歯うさぎめ！こうしてやる！！」

グイ グイ グイ（みみりんの耳を引っ張るとりっぴい）

みみりん「痛い痛い！何よとりっぴい！あんたなんか！！」

パチン！（とりっぴいにおもいっきりビンタするみみりん）

とりっぴい「痛い！！蝶野のビンタと同じくらい痛いぞ！！お返しだ！！」

ツンツン！（くちばしでみみりんを突っつくとりっぴい）

ぽん太郎「おい君たち！もう喧嘩するのはやめろよ！」

偶然公園にいたぽん太郎くんが四人に向かって叫んでいる。しかし無視して乱闘を続ける四人

らむりん「懐かしいわねこの公園、フランスの公園とは大違いね。よくここでしまじろうたちと… えっ…！？」

そこへらむりんが公園へやってくる

ぽん太郎「ら、らむりんさん！？」

らむりんの見た目の前には喧嘩でボロボロになっている三人と見知らぬ猫の女の子の姿が

しまじろう「ら…」

しまじろう・みみりん・とりっぴい「らむりん！？」

にゃっきい「らむりん？」

しまじろう「あっ、にゃっきい紹介するよ。らむりんだよ、にゃっきいが引っ越してくる前に僕らと友達だったんだ！今はフランスに住んでるんだ！」

にゃっきい「そうなの？」

しまじろう「いや～、久しぶりだね！僕らはずっとみんなと仲良しだよ！」

みみりん「でもらむりんは何でここに？」

らむりん「夏休みだから旅行として帰ってきたのよ、ところでこれはどういうことなの…、あたしがここを去る前に「これからも仲良くしていく」って誓ったでしょ…？」

とりっぴい「いや、その、喧嘩するほど仲が良いっていうことで…」

らむりん「あらそうなの…なるほどねぇ… バカッ！！」

大声で怒鳴るらむりん

らむりん「これのどこが仲良しなのよ！！この原因を作ったのは誰？」

しまじろう以外全員しまじろうを指さす

しまじろう「ち、違うんだらむりん…！これは…」

らむりん「あんたやっぱり懲りてないようね、あたしがちゃれんじ島に帰ってきて正解だったわ…」

らむりん「しまじろう、ちょっと来なさい」

しまじろう「え…？」


ちゃれんじ遊園地

観覧車のてっぺんに吊るされるしまじろう

しまじろう「うわああああああ！！やめてよ、らむり～ん！！ごめんよ～！！これからも友達とは仲良くしていくからよぉ～！！」

らむりんが観覧車の下から叫ぶ

らむりん「あたしがフランスに帰るまではずっとそうしてなさ～い！！そしてその腐った頭をきれいにするのよ～！！」

みみりん・にゃっきい・とりっぴい・ぽん太郎「…」（観覧車のてっぺんに吊るされているしまじろうを見て苦笑いする）

しまじろう「うわあああああああ！！人を怒らせるのはもうこりごりだぁぁぁぁぁ～！！」

お わ り

なんだこれw
乙

……人？

今はじめてラムリンがいなくなったこと知った

しまじろう→わかる
とりっぴぃ→わかる
みもりん→まぁかろうじてわかる
ニャッキ他→誰

らむりんとにゃっきい、夢の共演！ あとオチが面白すぎ！ 乙！

しまじろう何年も見てないけどドットカラクサペイズリーがいないのに話作れるのかよ

あの猫の3兄弟の別れのエピソードは無かったけど、らむりんの別れのエピソードがあっただけでもうれしかった。

僕はらむりんが好きです(告白)

観覧車のてっぺんに吊るされるってこち亀オチかよｗｗｗｗｗｗ

デデーン

え、らむりんいないの？ まじ？