女「え?」
男「君に一目惚れした」
女「は?」
男「俺の名前は男。20歳で身長は175。体重は65。ちんちんは16センチ(勃起時)」
女「ちんちん情報いらないわよ」
男「君との出会いは運命だと思っている」
女「えーと」
男「君のその黒髪ロングヘアー、整った顔立ち、素晴らしいナイスボデー」
女「バディーじゃない普通」
男「君は俺と一緒になるために生まれてきたのさ」
女「警備員さんこの人不審者です」
男「待っておくれマイハニー!」
翌日
男「つれないな」
女「正門で何やってんのあなた」
男「ところで名前なに?」
女「言うわけないでしょ、きもい」
男「そっか、そういえばこの横に美味いラーメン屋があるんだ」
女「で?」
男「行くよね!?」
女「あ、お昼もう食べたんで」
男「ところで名前なに?」
女「なにナチュラルに同じ質問してんの」
男「だって名前分からないと呼べないだろ」
女「呼ばなくていい」
男「というか連絡先教えて」
女「いや」
男「そこを何とか!」
女「土下座するな!」
男「お代官さまぁぁぁぁぁ」
女「土下座やめないと教えない」
男「やめた、教えてくれ」
女「はやっ!?」
男「はやく!はやく!」
女「うるさいな、てかなんでそんなに私にしつこいわけ?」
男「君を愛しているからさ!!!!」
あいつすげー
こんな人多いところで
勇気あんなー
恥ずかしくないのかな
ざわざわ ざわざわ
女「きもい!死んで」
翌日
男「昨日は逃げてひどいじゃんか」
女「でたー」
女友「こいつ?」
女「そう」
男「ん?だれ?」
女友「この子の友達だけどさ、キミこの子にとって迷惑になってる自覚ある?」
男「ない」
女友「即答かい!」
女「ね?なんか変人だよね」
女友「うん、あんたに挑んできたどの男とも違うわね」
男「そこ詳しく」
女友「え?うーんと、この子モテるから今まで何十人か告白してるんだけど、そういう話」
男「俺と同じ価値観を持った奴らがそんなに……負けられん!」
女「どいつもこいつも身体目的とかっぽかったしつまんなそうだしで断ったなぁ」
男「俺は身体目的なのは3割ぐらいなので安心してくれ!」
女「出来ないわよバカか!」
女友「まぁ変な奴だけど面白いね」
女「全然面白くないわよ」
男「そうか!まずは外堀を埋める作戦にしよう!きみ!名前は!?」
女友「え?あたし?女友だけど」
男「取り敢えずキミには俺とこの子の仲を埋めるための橋になってもらう」
女友「いやさっきあなたが言ったこと聞いてたから分かるけど」
男「話がはやいな、連絡先教えてくれ」
女友「教えると思う?」
女「教えるわけないでしょ、バカみたい」
男「頼む!」
女友「いいよん、これね」
女「おい!!」
男「よーし、これで活路は開けた」
女「なんで教えてんのよ!」
女友「何か表裏なさそうで面白そうだから」
女「そういう問題じゃないって!」
女友「大丈夫だって。あんたの連絡先教えたりは 男「する」から」
女「口を挟むなそこのバカ」
男「教えてくれたまえ」
女友「まぁ名前ぐらいは教えてあげてもいいんじゃない?」
男「おおお!」
女「なんでよ、いや」
女友「いつまでも正門で待たれるのもいやでしょ?」
女「いいわよそろそろストーカーとして警備員さんに言うし」
男「ふふん、警備員さんとはすでに麻雀を通じてマブダチなのさ」
女「……」
女友「手強そうだよぉ?どうするどうする?」
女「……名前は女だけど呼ぶな」
男「女さん!愛してる!」
女「呼ぶなって言ってるでしょ!」
おもしろい
はよ
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