海未「……どういうつもりですか」
ことり「へ? 何が?」
海未「何が? 私の格好を見て察してくれませんか?」
ことり「さっき試着お願いした衣装だよね? うんっ、とっても可愛い♪」
海未「ほぅ…、衣装? これが…?」
ことり「か、顔が恐いよ……海未ちゃん…」
海未「破廉恥過ぎますっ!!」
ことり「ひぃっ!」
海未「こ、こんな…短い丈のスカート……動いたら下着が見えてしまいそうではないですかっ…」
ことり「か、可愛いかなって…」
海未「それに上半身も…っ、最早下着同然…! とにかく生地が少なすぎますっ!! 全て合わせてもハンカチ一枚分くらいしかありませんよ!!」
ことり「そんなことはないと思うけど…」
海未「物の喩えです!!」
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期待
ことり「でもでも鏡見てみて? すごく可愛いと思うよ」
海未「そ、そんなことは…」
海未(…………ふふ)
ことり「……?」
海未「ありません!!」
ことり「今、笑顔作ろうとしてなかった?」
海未「はい? ことりの目は節穴ですか? 私がそんなことするわけが」
ことり「もう一回鏡の前に立ってみて」
海未「仕方ありませんね…」
海未(…………ばきゅーんッ☆)
ことり「…っ!?」
海未「はぁ……やはりこのような衣装、私には」
ことり「い、今サイレントラブアローしてたよね!?」
海未「はぁ? してませんよ」
ことり「あ、あれ……見間違えかな…」
海未「もういいでしょう? そろそろ私は着替え」
ことり「さ、最後にもう一回だけ! ね?」
海未「……まぁ、構いませんが…」
海未「……」
ことり「……」
ことり「貴女のハート」
海未(貴女のハート)
ことり「射ち抜くぞ」
海未(射ち抜くぞー♪)
ことり「ラブアロー」
海未(シュートーっ☆ たぁたぁたぁたぁーっ!)
海未「…気が済みましたか? ならば私は」
ことり「絶対やってた! 絶対の絶対の絶対っ!」
海未「何もしてませんよ」
ことり「で、でもことり……この目で見たもん…」
海未「これ以上、そんな言い掛かりつけるようなら貴女のハートを射ち抜きますよ?」
ことり「ふぇ?」
海未「……」
ことり「射ち…抜いて……」
海未「ことり……?」
ことり「いいよ…。海未ちゃんになら…」
海未「じょ、冗談に決まっているじゃないですか…」
ことり「冗談…、なんだ……」
海未「い、いやっ…その……」
ことり「その衣装ね、実は海未ちゃんのしか作ってないんだ」
海未「ど、どういう意味……ですか……」
ことり「ことりが海未ちゃんに…、海未ちゃんだけに着てもらいたかったから…」
海未「……い、意地悪です……私だけこんな辱しめを受けて」
ことり「ノリノリだったよね?」
海未「ふふ、何を世迷い言を」
ことり「海未ちゃんの足綺麗だから……すらっと長くて、程よく筋肉も付いてて」
海未「ひゃンっ…!」
ことり「ふわぁ…、すべすべ~」
海未「や、やめっ…」
サイレントラブアローって、先制取れそうな技名だな
ことり「気持ちいぃ~頬擦り頬擦り~」
海未「こ、ことり! いい加減に」
ことり「うん?」
海未「だ、だめっ…! そのまま上を向かないでくださいっ!」
ことり「えへへ…、海未ちゃんのせいだよ? 海未ちゃんがことりのハートを射ち抜いちゃうから」
海未「わ、私はことりには射っては」
ことり「ことりには? なら鏡に向かって射ってたことは認めるんだ?」
海未「うっ……は、はい……しかしっ! あれはただの条件反射というか骨髄反射といいますか…」
ことり「海未ちゃんも立派なアイドルになったんだね。最初の頃は恥ずかしがってばっかりだったけど、責任感? 何事も中途半端にしない強い信念を持ってる海未ちゃんだから当たり前か」
ことり「今の海未ちゃんは他の誰よりもアイドルらしいと思うよ」
海未「……評価してくれるのは素直に有難いですが」
ことり「??」
海未「私の太股に頬っぺたをくっ付けたままで言わないでくださいっ!!」
ことり「バレちゃったか~」
海未「隠す気ないでしょう…」
ことり「だって気持ちいいんだも~んっ! んん~っ!」
海未「んぁ…っ、そんな激しくっ…」
ことり「海未ちゃんの太股スリスリし過ぎてスリスリ摩擦で頬骨削られちゃうよぉ~~!!」
海未「ならやめてくださいっ! その可愛い顔が台無しになったらどうするのですか!?」
ことり「ふぇ…? 可愛い…?」
海未「ぁ……うぅ……っ」
ことり「ねぇ、海未ちゃん…」
海未「な、何でしょう……」
ことり「さっきの…、もう一回言って欲しいな」
海未「さ、さっきの…と言いますと…」
ことり「さっきのはさっきのだよ」
海未「……わ、わかりました」
ことり「……」
海未「そんな言い掛かりつけるようなら貴女のハートを射ち抜きますよ?」
ことり「っ!? それも嬉しいけどちょっと違う! どうしてそんなに遡っちゃったの!?」
海未「うぅ……恥ずかしい……。間違えてしまいました…」
ことり「さっきのだよ? さっきの!」
海未「は、はい……こほんっ…」
ことり「……」
海未「……んあ…っ、そんな激しくっ…」
ことり「喘ぎ声とかホント嬉しいっ! でも、それの後だよ!」
海未「くっ…!」
ことり「頑張って! 海未ちゃん!」
海未「う、海未ちゃんの太股スリスリし過ぎてスリスリ摩擦でことりこ頬骨削られちゃうよぉ~~っ!!」
ことり「似せようとしてたみたいだけど多分似てないよ…? ていうかそれことりの台詞ね! この後、海未ちゃんは何て言ったの!?」
海未「あぅ……言わなくてはいけませんか……?」
ことり「あぁ、最初からわかってたんだ?」
海未「……はい…、恥ずかしくてつい躊躇ってしまい…」
ことり「その代わりにそれ以上に恥ずかしいことばっか言ってたけどね」
海未「ことり」
ことり「は、はいっ」
海未「可愛いですよ、とても」
ええなぁ
ミス?
ことり「……」
海未「こ、ことり…?」
ことり「……」
海未「ことりっ、ことりっ! 恥ずかしいので何か言ってくださいっ!」
ことり「ふぁ…? あ、ごめんっ! 嬉しすぎて意識が羽を生やして何処か他の人に乗り移っちゃってた!」
海未「不思議なことをあるものですね…」
真姫「海未ちゃんの太股スリスリし過ぎて頬骨削られちゃうよぉ~~!!」
にこ「ちょ、ちょっとあんたっ! いきなり人の足に顔擦りつけてきて違う女の名前呼ぶってどういうことよ!?」
真姫「ふぇ…? 可愛い…?」
にこ「んなこと一言も言ってないからっ!!」
真姫「ねぇ、海未ちゃん」
にこ「ニコよっ!!!!」
誤字連発……もうやだぁぁぁぁぁ
大丈夫だから続きはよ
ことり「えへへ、嬉しいなぁ…可愛いって言ってくれて」
海未「じ、事実ですからっ……ことりが可愛いのは…」
ことり「ねぇ、もう一回言って。ことりの目を見て言って…」
海未「うぅ……っ、か……可愛い……」
ことり「はぅぅ~っ」
海未「可愛いですっ、ことりはとても可愛いですっ!」
ことり「ら、らめぇっ…そんなに立て続けに愛の矢を乱射しちゃ…っ」
海未「ことり、私だけのことり……もう我慢しなくてもいいのですね? 求めてもいいのですよね?」
ことり「ンンっ、あぁっ…ふぁぁっ… !!」
海未「今まで散々辱しめを受けさせられた罰です。貴女にもラブアローの雨を」
ことり「今、射ってたよね? ラブアロー……しかも乱射型」
海未「知りません。何の話ですか?」
ことり「……」
海未「……っ」
この真姫ちゃんもアリだな
ことり「……本当に?」
海未「ほ、本当ですっ! 嘘なんかついてませんっ!」
ことり「むぅ……、嘘つき悪い子の海未ちゃんにはお仕置きです!」
海未「お、お仕置き…!? 違うんですっ! ただのラブアロージョークなんですっ!!」
ことり「ン…、ちゅ……っ」
海未「ひゃぁンっっ…!?」
ことり「ぁ…ン、れろっ……ちゅる…」
海未「やっ、やぁぁっ…ンンっ…、オヘソの穴に舌入れるのダメですぅっ…!!」
ことり「んちゅ……、ちょっとしょっぱいかなぁ…」
海未「あぁぅぅ…っ、やめてくらさいぃ…っ!!」
ことり「うふっ…、そのわりにはあんまり抵抗しないんだね?」
海未「へ…?」
ことり「海未ちゃんがその気になれば、ことり一人くらいどうとでもできるのにそうしないんだ?」
海未「そ、それはっ…」
ことり「本当は海未ちゃんも楽しんでるんだよね? ことりに恥ずかしいことされて気持ちよくなっちゃってるのかなぁ?」
海未「ぁ……うぅ……」
ことり「返事が無いのは了承と捉えるけど、いいよね?」
海未「……は、はぃ……」
ことり「じゃあもっともっとエッチで恥ずかしいことしよっか?」
海未「……っ」
ことり「海未ちゃん?」
海未「す、好きにしてくださぃ……」
ことり「うふっ、じゃあ──」
この後めちゃくちゃ射ったり擦ったりした
━━fin━━
おつ
いいことうみだった
やっぱことりはSか
乙
乙~
よかった!
乙乙 ことうみいいね
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