響「といっても事務所じゃできないから近くの公園にいくぞ」
貴音「ええ。美希もどうですか」
美希「暇だし、美希も行くの」AFUUUUUUU!
響「えっと…これと…これもいるぞ」
美希「えー? これってあれやるための…」
響「ところがあれとはちょっと違うんだなー」
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公園~~
響「立ち位置はこれでオッケーだぞ」
美希「なんか思ってたのとすこし違うの」
響「これでいいさー」
貴音「響」
響「なんだ?」
貴音「これは…」
美希「ただの野球なの」
貴音「沖縄で流行っていた遊びとはこれですか?」
響「ふふーん、野球とは違うんだなー」
響「美希、さっきなんか違うって言っただろ? どこが違うと思った?」
美希「わかんないの。でもなんか違和感感じるの」
貴音「美希と同感です」
響「じゃあ種明かしするさー」
響「これは守備がいらないんだぞ。ピッチャーとバッター、一対一の対決なんだぞ」
美希「あーそうだったの。守備の人がいないの」
貴音「それでヒットを打てばバッターの勝ち、ですか」
響「そこも違うさー」
美希「? なんで? バッターはヒットを打つのが目的じゃないかな?」
響「バッターは外野までノーバウンドでボールを打つか、フォアボールを選べば勝ちなんだぞ」
貴音「変わったルールですね」
美希「外野フライって…美希てきにはある意味チョー難しいって思うな」
響「まあ…この遊びのコンセプトは複雑なルールを覚えなくていいから、女子でも楽しめるってとこなんだぞ」
貴音「確かにそれは言えますね。すごくしんぷるですし」
確かに面白そうだww
支援!
アウト1で500万
失点1でマイナス5000万
の漫画?
響はワンナウツ契約だった……?
響「ふふーん、自分はこのゲームで一回しか負けたことなんだぞー」
貴音「なんと! 真、素晴らしい」
美希「響、早くやろうなの」
響「よ、よーし…」
響「貴音」
貴音「なんでしょう?」
響「貴音が勝ったら一週間ラーメン奢るぞ」
貴音「…それは真ですか?」キランッ
響「うん。ほんとほんと」
貴音「いいでしょう。その勝負受けてたちます」
貴音「さあ思い切り投げるのです」
響「いくぞーたかねー」ガバァ
ビシュ
パシッ
美希「ストライクー、なの。貴音、今のど真ん中なの」
貴音「初球は見送って球筋を見たのです」
貴音(しかし甘いこぉすにはぁふすぴぃどの直球でした…これは…)
貴音(楽勝ですね)
響「」ガバァ
貴音(もぐら塚四番交差点……)
響「」ビシュ
貴音「喝!」グワァラゴワラガキーーーン!
ヒューン
響「」
美希「ホームランなの」
ヨウトバシタナ アノドブスチビ
オメェヨリウメエカモズラ
響「なんで…なんでさー…」
美希「響しくったね。貴音はラーメンがかかると強くなるの」
響「うぎゃー!そうだったぞー。普通にお金にしとけばよかったぞー」
貴音「それは犯罪ですよ」
美希「次、美希に打たせてもらえないかな」
貴音「ええ、どうぞ」
オッ コンドハキンパツノアノコカ ホシイミキダッタカ
サスガアイドルダナ メッチャビジンヅラ
ドコガヤ、ドブスヤナイカ
美希「さあ、ばっちこーい、なの」
響「それは守備のときにいうセリフだぞ…」
美希「気にしない気にしない、とにかく投げるの」
響「」ガバァ
ビシュ
美希「ていっ」ブォン!
パシッ
貴音「わんすとらいくです」
美希「ちょっと振るの早かったかなー」コンコン
響「ふふーん、二球目いくぞ」
響「」ガバァ
ビシュ
美希「亜風ッ!」ブン
パシッ
貴音「つうすとらいくです。美希、ボールをよく見て」
響「ふふーん、自分のスローボールは簡単に打てないさー。シーサーボールなんて目じゃないぞ」
美希「むー」
貴音「美希」ヒソヒソ
美希「なぁに?」ヒソヒソ
貴音「次、胸元に直球が来ます。思いっきりひっぱたいてください」ヒソヒソ
美希「わかったなの」ヒソヒソ
響「次、決めに行くぞー」
響さん、貴音の胃袋をなめると後悔しますよ…
響「」ガバァ
ビシュ
美希「亜波ッ!」カキィン!
ヒューン
貴音「センターフライ、ですから美希の勝ちです」
響「」
響「うぎゃーー!普通の野球なら自分の勝ちだったのにー」
美希「やったなのー」アハッ
響「おかしいぞ。絶妙のインハイ直球なのになんで反応できたんだ?」
貴音「最初からわかっていればどんなこぉすでも打つことがきますよ」
響「? わかってたのか? インハイに投げるって?」
貴音「推測です。すろぉぼぉるを続けて直球で三振をとる。これは排球の定石です」
響「うう……」
響「言い訳させてもらうぞ…」
貴音「どうぞ」
響「自分、ピッチャーやるのは初めてなんだぞ」
貴音「面妖な」
美希「この勝負で初めてピッチャーやったってこと?」
響「うん」
響「いままでは自分、バッターでやってたんだぞ」
貴音「負け数たったの1というのは…」
響「全部バッターとして勝負したやつだぞ。ピッチャーは一度もやってないさー」
貴音「それでもあのような投球をしたのは真、お見事でした」
貴音「ぜひとも沖縄に行って多くの人と対戦したいものです」
響「そ、それはやめたほうがいいさー」
貴音「どうしてですか?」
もしかして例のあの機械でやったとかじゃ…
響「お金を賭けるんだぞ。負けたら大損だぞ」
美希「そこまで大金かけるの?」
響「もうびっくりするほどの大金さー。自分も結構取られたんだぞー」
貴音「真ですか?」
響「ほんとほんと」
貴音「許せません」
勝ちまくっちゃったせいでレート高くしすぎちゃったのね…
バッターばかりやらせるから…
だが買ったやつは大もうけしたに違いない
ミス買った×勝った〇
貴音「響の仇討ちのためにもいつの日か沖縄に行って対戦したいものです」
響「やめろといたほうがいいさー、あそこには元メジャーリーガーだっているんだぞ」
貴音「響はその方に負けたんですか?」
響「あっ、いや勝ったけどさ」
美希「響の一敗って誰に負けたの? 美希的にはすごく気になるかな」
響「野球未経験のお兄さんだぞ…」
貴音「なんと面妖な!」
響「技術はないけど読み合いが強かったぞ…さっきのスローボールもそのお兄さんに教えてもらったんだぞ」
貴音「ふむ。響の敵、いつか対戦してみたいものです」
響「だからやめろってば」
お わ り
はよ
乙
ドカベン描写は前も見たことある気がする
そしてその時もこうだった気がする(勘違いかもしれない)けど
どうしても最後投げっぱなしに見える…というか落ちてない
終わりって書かなきゃ終わった気がしない
ここで終わってはいけない
俺には最後の三文字が見えないなーまだ続くんだろうなー
ここで終わるとか流石にないよなw
ないよな?
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