期待

楽しみ

京介「あの……言ってる意味がちょっと…いや、全然わかんないんだけど」

京介「というか何でここに居るの？」

ニャル子「いやぁ、有給消化のバカンスに来たと言いますかなんというか！あはははw」

京介「そうなんだ……」(わからん！！こいつが何を言ってるのかさっぱりわからん！！！とにかく家族に見られる前にお引き取り願うしか…)

ニャル子「高坂京介さんですよね？」

京介「ん？あぁ…そうだけど」

ニャル子「お願いがあるんです」

京介「え？な、何かな？あははは…」(状況も飲み込めねぇのに素性も知れんヤツからのお願いだぁ！？なんなんだ！？俺は追手内洋一か？)

ニャル子「私を貴方の彼女にしてください！！」

京介「………」

京介「………は？」

洋一とかなつかシスwww

まだか

シャイニング・トラペゾヘドロンで放逐不可避

京介「」(何を言ってるんだ？こいつは……人の部屋に勝手に侵入した次は彼女にしてくれだ？こんな展開桐乃に借りたエロゲーにも無かったぞ)

京介「あの～」

ニャル子「何ですか？」

京介「ニャルラトホテプさん…でしたっけ？」

ニャル子「はい！ニャル子と呼んでください！」ニコッ

京介「あぁ、その…ニャル子さんはどうして俺の事知ってんの？」

ニャル子「ふふふwこの前アキバに居ましたよね？」

京介「………はい、居ました」

ニャル子「つまりはそういうことです」

京介「ごめん。俺あんまり頭良くねーから今の説明じゃ半分もわからなかったよ」

ニャル子「まぁ、言ってみれば…一目惚れ…ですね！」

京介「俺の名前と住所を知ってる理由にはまだ説明が足りんぞ」

ニャル子「ふっ…京介さん…」

京介「なんだ？」

ニャル子「世の中知らない方がいいこともあるんですよ」←バレなきゃry

京介「」(なんだ！？コイツに対する危険指数が上がっていく！！あやせより怖ぇぇ！！！)

ニャル子「その…なんというか。いきなりお邪魔してすみませんでした」

京介「へ？…あぁ、まぁ…泥棒じゃなさそうだし…」(常識人なのか！？いや、真夜中に男の部屋に忍び込む美少女が常識に存在するワケがねぇ！！)

ニャル子「せっかく、やっと会えたんですから…お近づきに…その」

京介「なに？」(悪い子ではなさそうだが…)

ニャル子「赤ちゃんを作りましょう！」

京介「」(発想が桐乃より斜め上突っ走ってやがったぁぁぁぁぁ！！！！)

京介「」(しかし落ち着け俺！！取り乱すとヤツの思う壺だ！大丈夫！桐乃の突拍子もない人生相談のおかげでメンタルだけは鍛えられてんだ！！冷静に行動し、家族に見られぬようコイツを追っ払おう！)

京介「って何で脱いでんのぉぉーーー！！！？？？」

ニャル子「へ？でも脱がないと…」←半裸

ニャル子「あ！まさか…着たままですかぁ？京介さんはそういうのが好きなんですかぁ？w」ニヤニヤ

京介「」(助けてパパぁぁ！！コイツ僕のメンタリティのキャパ越えちゃってるよぉぉぉぉ！！！！)

京介「それはどうあれ服は着ようか…家族も居るしこんなの見られちゃ俺が家に居られなくなるしな」着せ着せ

ニャル子「え～」

ガチャ

桐乃「アニ……キ？………」

京介「きりの……」

ニャル子「？」

桐乃「何してんの？…アンタ…」

京介「お人形しゃんごっこぉ……」(オワタ…人生オワタ)

期待