DIO「俺はプロデューサーをやめるぞ!765ォーーッ!」【最終部】 (96)

DIOM@S

前回
DIO「765の時は動き出す」【第六部】

の続きです

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待ってた 期待

うっwryyyyyy!!

スタンド使いDIOをプロデューサーに雇い、

トップへの道を歩み続ける765PROッ!

そして彼女達は念願の大型ライヴを控えていた!

時はその前日であるッ!

DIO「全員集まったか」

小鳥「えーっと........全員です」

亜美「兄ちゃん、今回は何?」

真美「話があるって........もしかちて告白!?」

真「どぅえぇ!?」

雪歩「えぇ!?」

伊織「誰によ!?」

美希「どーゆーコトなのダニー!」

DIO「まだ何も言っとらんだろーが」ペシィ

真美「痛ァーッ!?」

DIO「大事な話だ」

真美「やっぱ告」

DIO ブンッ!

真美 メメタァ

DIO「...............リーダーだ」

DIO「リーダーを決めようと思う」

やよい「りーだーですか?」

貴音「りぃ......だぁ......?」

響「指揮官とか、代表みたいなもんさー」

貴音「なるほど、横文字とは難しいものですね」

あずさ「でもリーダーなんて、誰が......」

DIO「俺の中ではもう決めてある」

千早「誰なんですか......?」

全員 ゴクリ...

DIO「リーダーは.........」

DIO「タルカス、貴様だ」

春香「えぇ!?私!?ってタルカスMUOOHHHーーー!!!!」

DIO「騒がしい奴め......。わかったか?」

春香「務まるかな......私に......」

DIO「貴様は一見、カスに見えて、人をまとめる力がある」

春香「...............」

それは誉めてるの? ホメー

DIO「リーダーを貴様に決めても、誰も文句を言わんだろう?」

春香「!」

伊織「フン!リーダーならしっかりやりなさいよね!」

律子「そうよ!みんなを引っ張ってあげなくちゃ!」

千早「頑張って、春香」

春香「伊織......律子さん......千早ちゃん.........」

真「頼りにしてるよ!タルカス!」

雪歩「私もだよタルカスちゃん!」

響「タルカスやってやるさー!」

美希「ガンバなの、タルカス」

亜美真美「「U・R・O・O・W?」」

春香「UROOWWWWWWWWWWーーッ!!!」

ヤロォォォォブッコロシテヤァァァァ タルカスキレター! ムォォォォォ!

DIO「............」

DIO「.........もうひとつ、伝える事がある」

全員 ピタッ

真美「(さっきと雰囲気が違う......)」

DIO「....................」

DIO「................俺は」

DIO「....................」

DIO「..........俺はこの大型ライヴが終わったら.......」

DIO「プロデューサーを.................やめる」

全員「「「えぇ!!?」」」

真「ど、どういう事ですか!?プロデューサー!」

DIO「............................」

伊織「何か言いなさいよ!」

亜美「兄ちゃん......ホントなの?」

DIO「......あぁ」

あずさ「え.......」

貴音「............」

響「じ、自分.....嫌だぞ........嫌だぞ!」

美希「嘘......だよね?」

DIO「本当だ」

やよい「ふぇっ......」

律子「わ、私、そんな話......」

雪歩「そんな......」

春香「プロデューサー...さん......」

千早「いきなり......すぎるわ...」

このシリーズ大好きだった…。支援

真美「ど、どーしてなのさ!!」

DIO「..........信じられんだろうが」

DIO「俺は.........このDIOは、この時代の者じゃあない」

小鳥「え......?」

DIO「信じられんだろう?別の時から来た.........異端者なのだ」

美希「............わかんない」

美希「ミキ......全然わかんないの......グスッ...」

亜美「兄ちゃんは別の人で、だからこっちは......わかんないよー!」

やよい「うぅ......グスッ......」

春香「..........」

DIO「異なる時が重なるのは、決して許されん事.........」

DIO「......そうだろ?四条」

貴音「..........はい」

響「!」

響「貴音ッ!」

響「どうしてそんな素っ気ないんさ!!悲しくないのか!?」

貴音「ッ!!」

貴音 バチィ!

響「痛ッ......!な、何するさ!」

貴音「悲しくないと......悲しくないと思いますか!!」

響「た、貴音......」

貴音「わたくしはっ......わたくしは、皆よりも早く気付いてしまったのですっ......!
それが........悲しくないと思いますか!......うぅっ...」

響「ごめん!貴音!自分......」

DIO「(...........)」

DIO「(.......愛されたものだな......このDIOも......)」

真「......昔から不思議な人だとは、思っていましたけど......」

雪歩「........」ポロポロ

DIO「俺は能力で......この時代に来た」

DIO「何故、この時代なのかはわからん」

千早「能力........?」

DIO「あぁ、全てを破壊し、支配する.........力だ」

春香「も、もしかして........あのロードローラー爆破事件は......」

DIO「まぎれもなく、俺は爆破させた」

全員「「「ッ!!」」」

春香「.........」

伊織「............どうして......」

伊織「......グスッ......どうしてよ....」

響「うっ.......うぅぅぅ.....」

あずさ「プロデューサーさん.......」

亜美「ライヴが終わったら、もう会えないの?」

DIO「..........だろうな」

真美「にいちゃっ.....えぐっ.....兄ちゃんっ........」

やよい「うぅぅ.....ヒック.....」

DIO「...........」

春香「..............み、みんなっ!」

春香「な、泣いてる暇なんかないよっ!」

春香「明日はライヴだよ?そ、それに......」

春香「それに................」

全員「「「...............」」」

春香「プロデューサーさんを........笑顔で.....み、見送らなくっ.......ちゃっ.....」

春香「だ、だから......泣いて.......」

春香「......うぅ、うぅぅ.....グスッ.....何で......なんで......ヒック....]

春香「お別れが.....早すぎだよぉ.......えぐっ.......」

ぢおってだれ?

春香「っ!」ダッ!

律子「春香!」

DIO「................」

真「............追いかけないんですか?」

DIO「................」

真「追いかけないんですか!プロデューサー!」

DIO「........チッ!」ダッ!!

全員「「「.............」」」

真「...........せっかく、せっかく仲良くなれたのに...........」

雪歩「.....グスッ.......グスッ......」

真美「....兄ちゃ.......」

やよい「真美...........」

響「貴音ぇ.......」ダキ

貴音「..............」

あずさ「どうしたら......いいのかしら.........」

小鳥「プロデューサーさん........」ホロリ

律子「どうして.......」

美希「......ダニー.........」

どうしてもダニーで笑ってしまうw

......................................

...........................

..................

.........

.....

DIO「......ここにいたか」

春香「ッ!.............」

DIO「帰るぞ」

春香「..........プロデューサーさん」

DIO「何だ」

春香「私.........わからないんです........何もかも....」

DIO「......そうだろうな」

DIO「もはや別次元の話と言っても過言ではないだろう」

DIO「.............話そう、このDIOの事を.........」

DIOは己の生い立ちを全て話した

自分が吸血鬼になった事、ジョースター家との因縁が続いている事

そしてスタンド........

包み隠さず、話したのである

春香「...........信じられないです」

DIO「..............」

DIO「.....しかし『別れ』はわかるだろう」

DIO「『別れ』は決められていたのだ。最初からな........」

春香「............嫌です」

DIO「ワガママな奴だ」

春香「プロデューサーさんは.......今、そのスタンド......?を
使ってて、体が痛くなったりしてるんですか?」

DIO「いや、ない」

春香「だったら!帰る必要なんてないと思います!」

DIO「..........だがな」

春香「“感じ”がするんですよね!?帰らなくちゃって!
“感じ”なんて、ど、どうでもいいと思います!」

DIO「...............」

春香「........こんな....こんな気持ちでライヴなんて.......」

DIO「..............LESSON4だ」

春香「...........え?」

DIO「まず、最初に言っておく」

DIO「貴様はこれから、『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい」

春香「...............?」

春香「....LESSONって前に話してた......でも、もう関係ないですよ.....」

春香「こんな気持ちで.......ライヴなんて『できるわけがない』です.......」

DIO「...........今言ったか?『できるわけがない』.......と?」

春香「そうですよ!たとえライヴをやっても、プロデューサーさんがいなかったら......」

春香「私、思いっきり『できるわけがない』です.........」

DIO「.......................」

春香「プロデューサーさんだって、本当は嫌なんじゃないですか......?」

DIO「............何がだ」

春香「ここを.......離れることです」

DIO「.......いや、むしろせいせいした。一刻も早く貴様らのような
面倒極まりない猿共とは関わりたくなかったのだ」

春香「そんなの嘘ですっ!」

DIO「ッ」

春香「本当に嫌だったらっ.......こんなに長く一緒にいられませんよ!
それに......こんな生意気な小娘のために.......必死で働いてくれて.........」

春香「嫌だったら........こんなこと.....『できるわけがない』ですよ!!」

DIO「ッ!!」

DIO「........................フン」

最後にVOODOOkingdomをだなぁ・・・

DIO「辛くないと言えば.....嘘になるが.......」

春香「................」

DIO「貴様はリーダーだ。自分でも言っていただろう、
泣いている暇はないと」

春香「言いましたけどっ、でも...でも!」

春香「今まで一緒にいた人が......いなくなるなんて.......辛くて........っ」

DIO「.................」

DIO「............このDIOには夢がある」

春香「........夢」

DIO「ジョースター家の血族を途絶えさせること.......」

DIO「そして..........貴様らをトップにすることだ」

春香「っ......」

DIO「俺はここへ来て“人間”というものを改めて学んだ」

DIO「吸血鬼となった俺は、人の心など、とうに忘れていた」

DIO「......ま、最初からなかったのかもしれんがな」

春香「...............」

DIO「ホルホースに出会い、貴様らに迎えられ
共に歩み、戦い、分かち合った..........」

DIO「俺はここに来て良かったと思っている」

DIO「...........変わるものだな、このDIOも...........」

春香「プロデューサーさん........」

DIO「自分で言うのもなんだが、俺は貴様らに尽くした」

DIO「『使命』や『義務』などではない」

DIO「俺自身の『想い』だ」

春香「..........はい」

DIO「貴様らの成長を見るだけで、俺は満たされる」

DIO「もうトップまで遠くはない」

DIO「この大型ライヴで、トップは確実になる」

DIO「..............................やってくれるか?」

春香「.....................」

春香「.............もう」

春香「プロデューサーさんに言われたら......」

春香「『夢』だなんて言われたら.........」

春香「断るなんて.........」







春香「『できるわけがない』じゃないですかっ......グスッ...」







DIO「礼を言う........リーダー」

春香「はいっ」

DIO「そうと決まれば涙を拭え」

春香「えへへ......」クイ

春香「私、みんなと話してきます!」

DIO「あぁ..........」

春香 タッタッタ......

DIO「.................」

DIO「LESSON4.........『このDIOに敬意を払え』」

@765PRO

春香「みんな!」バン!

律子「春香!?」

雪歩「春香ちゃん!」

春香「ほら、みんな!泣いてる暇じゃないよ!
リハーサルしよう!」

美希「春香........なんか元気なの........」

春香「げ、元気なわけじゃないけど......」

響「でも......」

春香「あのね、プロデューサーさんと話をしたの」

あずさ「...........」

春香「プロデューサーさん、あぁ見えて......私達に会えたことに
感謝してるんだって」

真「っ!......」

春香「一緒に過ごしてきて、何よりの楽しみが
私達の成長を見届けること......なん....だって......っ」ジワッ

美希「.............うぅ...」ジワァ

伊織「アイツ..............グスッ.....」

春香「だ、だからっ!トップ........アイドルになって!...........
プロデューサーさんを............プロデューサーさんを笑顔で.........見送ろうっ...!」

春香「別れるのは......っ、もう会えないのは辛いけどっ.....グスッ....
みんな..........っ!頑張ろう!」

全員「「「.................」」」

千早「..............そうね。プロデューサーが応援してるなら、答えるしかないわね」

春香「千早ちゃん.........」

美希「ヤだ...けど、苦しいけど、ヒック...寂しいけど...グスッ...
ダニーが喜ぶなら...何でもするのっ!」

春香「美希っ......」

響「落ち込んでても、何も始まらないさー!」

亜美「ひびきんのいうとーり!ほら、真美も!」

真美「..........うん」

貴音「わたくし達の、ある意味最後の舞台ですね。
DIO殿をっ...快く見送りましょう」

雪歩「うぅ......私、頑張る........頑張るよ!」

真「一緒にガンバろ、雪歩!」

伊織「アイツがそう言うなら..........」

あずさ「ほら伊織ちゃん、もう泣かないの」

伊織「な、泣いてないわよっ!」

やよい「寂しいですけど、頑張りますーっ!」

律子「しっかりサポートするわ!」

小鳥「私も!」」

春香「みんな............っ!」

春香「......よしっ、プロデューサーさんを笑顔で見送ろう!」

全員「「「オーー!!」」」

DIOとの別れを前に、また一歩進んだ765PRO!

明日は待ちに待った大型ライヴ!

夢へ......踏み入れるのだったッ!

@当日 舞台袖

響「わぁー......本当に人がびっしりだぞ......」

雪歩「き、緊張してきた......」

DIO「大丈夫だ」


【 まもなく765PRO ALLSTAR LIVEが開演いたします 】


ワァァァァァァァァァァァァァァ!!


美希「は、始まるの!」

やよい「いよいよですー!WッWRYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!」

あずさ「やよいちゃんも遂に完成形ねぇ~」

千早「ちゃんと歌えるかしら.......」

貴音「大丈夫ですよ」

亜美「シミュレーションはバッチリだよね!真美!」

真美「う、うん!」

春香 カチコチ

DIO「貴様ら」

全員「「「!」」」

DIO「やるだけの事はやってきた。何も心配することはない。
思う存分やれ」

全員「「「ハイ!」」」

DIO「..............掛け声が必要なのではないか?」

真「!」

真「よ、よし!いっくよー!」

真「震えるぞー!」

全員「「「ハート!」」」

美希「燃え尽きるほどー!」

全員「「「ヒート!!」」」

春香「刻もう!765のー!」

全員「「「ビートォ!!!」」」

DIO「行ってこい」

タッタッタ......

DIO「春香」

春香「!?」

DIO「リーダーは、リーダーらしく、引っ張って行け。
今も、そして.......これからもな」

春香「......うぅぅっ...えぐっ...」

DIO「オ、オイ!何故泣く!?」

春香「だって......だって.......」

春香「初めて.................名前で.........」

DIO「..............もう泣くな」クイ

春香「えへへ......」

春香「......ハイ、リーダーらしくっ、みんなを引っ張ります!」

DIO「あぁ.......頼んだぞ......」

タッタッタ.....ワァァァァァァァァ!!ハルカー!ハルカチャーン!ワァァァァ!!

春香「みんなー!今日は楽しんでいってねー!」

ワァァァァァァァァァァァ!!!

美希「それじゃ、一曲目行くの!」

全員「「「 THE WORLD is all one!!」」」

キタァァァァァァァァ!!ワァァァァァァァ!!!!!

全員「矢を見上げ 弓を引こう♪」

全員「スタンドが引き出される♪」

全員「少し痛い 血が出る」

全員「THE WORLD is all oneッ!」

全員「弓と矢!」

@袖

DIO「思えばこれが始まりの歌だったか......」

フッフー!

やよい「なぁ 知ってたかプッチ♪」

美希「なぁ パリのルーヴル♪」

伊織「どれだけの人が見に来るの?」

亜美「いちにち4万人♪」

雪歩「もう どうでもいいね♪」

あずさ「あの天国へ行く方法 知りたい?」

春香「カブトムシとカブトムシ♪」

真「螺旋階段 カブトムシ♪」

伊織「カブトムシ カマキリ♪」

響「もひとつオマケにカブトムシそしてコガネムシ♪」

貴音「時止める ザ・ワールド♪」

真美「メチャクチャ強いスタンド♪」

春香「憎きジョースター家♪」

雪歩「許さん THE SUN」

美希「時止める 承太郎♪」

真「そんなの聞いてませんよ♪」

伊織「ズルい セコい 敗北♪」

全員「THE WORLD is all oneッ!」 

全員「弓と矢!」       

リアルタイムで発見、ンドゥールごっごしとくか

テテーン!

ワァァァァァァァァァァァァ!!!!アミー!ユキホー!!アズサー!

伊織「次の曲は盛り上がるんじゃない?」

真美「なんせっ!」

亜美「あの曲だもんげ!」

やよい「この曲ですー!」

全員「「「吉良メ吉良リ!!!」」」

やよい「フレー!フレー!ガンヴァレさぁ行こう!フレー!フレー!頑張れ最高!」

ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!

千早「どんな物でも爆破するんです♪」マールマルドッカンカン

春香「邪魔する奴を爆破するんです♪」ハーナマルストレイキャァット

ワー ワー ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!

DIO「杜王町を皮切りに、爆発的に売れたな。爆弾だけに」

雪歩「お金も爆弾に変えるんです♪」マータマタドッカンカン

貴音「女の爆発は快感です♪」ハーナマルストレイキャァット

美希「雨が降って~ 漫画家の爆発予言♪」

亜美「心も夢も全部消し飛べ~♪」

響「吉良くるどこくる どこにもいない」

やよい「お前の瞳だッ!バイ!ツァ!ダスト!」

全員「吉良メ吉良リ ドカンボカンと♪」

真美「手首を見たとき○ッキ♪」

全員「吉良メ吉良リ ハートアタック♪」

伊織「ホントはわたし 川尻♪」

全員「吉良メ吉良リ 東方の♪」

あずさ「追尾弾が直撃♪」

全員「吉良メ吉良リ 追い詰められ♪」

真「いいや 限界だッ!押・す・ねッ!」

やよい「フレー!フレー!ガンヴァレさぁ行こう!フレー!フレー!頑張れ最高!」

ジャーン

オォォォォォ!ヤヨイー!カワイイィィィィ!ヤヨイー!ウッウリィィィィ!

美希「みんなー!楽しんでるー?」

イェェェェェェェェェェェ!!

亜美「うお!盛り上がってますな~!」

真美「でも、まだまだ盛上がりが足りませんぞ~!」

ウォォォォォォォワァァァァ!!!!

響「次の曲、いっくぞー!!」

全員「『I』」

春香「新しい服着替えて出掛けよう~♪」

千早「靴も鞄も買いたて下したて♪」

~♪

DIO「(..................)」

DIO「(長かったな.......コイツらとの季節は)」

貴音「いつも忘れてた♪」

伊織「他事に気を取られ~♪」

DIO「(..........成長したな)」

真美「みんな楽しく笑顔で舞台に立とう♪」

あずさ「歌やダンスで自分を伝えよう♪」

亜美「言葉だけでは言えない熱い気持ちを♪」

真「少しだけでも届けられたならば~幸せ♪」

DIO「(最後に言う事もなかったが......)」

DIO「(.........フン)」

~♪

~♪




DIO「(........色々あった...)」



DIO「(菊地.......貴様は誰よりも“女”だった。常に女としての魅力を追求し、励んだ。
今の貴様は輝いている)」




DIO「(高槻は臆病者だがしっかりしていた。確か姉だったな。
物の整理もそうだが、貴様は周りの心の整理まで知らず知らず
施していた。助かったぞ)」





DIO「(亜美。何を考えているかわからん奴よ。俺が右と言えば左を向く天邪鬼な奴よ。
だが、それがいいのかもしれんな。周りを困らせるなよ)」



DIO「(真美、貴様は一見、空っぽに見えてそうじゃあない。中々考えている。
だから二人の見分けは簡単だ。亜美を......妹を引っ張ってやれ)」



DIO「(愛犬を蹴って悪かったな、我那覇。犬が嫌いなのでな。
......貴様は完璧と言いながら抜けている部分がある。
だがしかし、そこを埋めようと努力する姿は、素晴らしいものだ。
貴様は、完璧だ)」





DIO「(世話の焼けると言えば貴様だ、三浦。
少し目を離すとすぐ消える。スタンドか、それは。
毎度迎えに行くこのDIOに感謝しろ。過保護?違うな。
いなくなると困るだけだ)」



DIO「(悔しい、見返してやりたい、という感情は自身を大きく
成長させる。貴様に出来ないことはないだろう。
突き進め、水瀬)」



DIO「(正直......貴様には手こずった......。このDIOの最初の悩みを
作った奴だ。萩原。しかし中々、強い精神を持っている。
それに己自身が気付けば、敵はなしだ)」





DIO「(千早、貴様は今、楽しんでいるか?絶望の淵を経験した
貴様は今、楽しんでいるか?......いるだろうな。
その顔はそうだ。貴様のおかげでこのDIOの能力、謎を解明できた。
感謝するぞ)」



DIO「(四条.........一体何者なのだ?このDIOを明し、力までも.........。
不気味な奴よ。だが、おかげで戻る決心がついた。礼を言っておこう。
貴様と食べたラーメンとやらの味、忘れはせんぞ)」



DIO「(寝ているだけで無気力と思いきや、そうでない奴......美希よ。
俺が戻ると告げた後、何も言わず抱きついてくるとは.......。
あの時、泣いていたのだな。しかしそれは貴様がまた一歩進むための涙だ。
もう流してはならんぞ)」





DIO「(そして........春香。いや、リーダー。
最後の最後に全員をまとめてくれたな。感謝している。
貴様はリーダーの資格は十分にある。
後はこのまま、全員を......導いてやれ)」


全員「みんな楽しく笑顔で舞台に立とう

歌やダンスで自分を伝えよう

言葉だけでは言えない熱い気持ちを

少しだけでも届けられたならば幸せ」

ワァァ!!ミキー!マコトー!オォォォォォ!!

DIO「(.................)」

DIO「(この客、全員、貴様らが集めたのだぞ。信じられんだろう)」

DIO「(......俺も、信じられん)」

千早「目と目が逢う~、瞬間好きだと気付いた~」

.............................

真美「子供扱いしないで~♪」

.............................

美希「ねぇ消えてしまっても探してくれます~か~」

.............................

響「Catch up!見つけましょ!瞳の中に映る♪」

.............................

あずさ「お気に入りのリボン♪うまく結べなくて♪」

.............................

伊織「私が一番!でもあなたもそこそこかも♪」

.............................

..................

..........

.....

..

美希「この歌はねっ、今のミキ達にソックリな歌なの!曲名は、えーっと......」

美希「何だっけ?」

ワハハハハハ ミキー カワイイゾー

千早「もう、忘れちゃダメよ」クスッ

真「自分?」

美希「あっ!『自分REST@RT』なの!」

テッテッテーレ テッテッテテーレ テーッテッテッテテレーレーレ

テッテッテーレ テッテッテテーレ テーテッテッテテレーレ

美希「昨日までの生き方を否定するだけじゃなくて♪」

真「これから進む道が見えてきた♪」

雪歩「弱いだけの女より我慢とか背伸びしても♪」

春香「カッコつけた自分が好きだから♪」

真美「今すぐ心のドアちょっと開いて♪」

亜美「旅に出てみたい気分♪」

あずさ「ぼやぼやしてると大切なチャンス♪」

伊織「逃してしまいそう♪」

全員「輝いたステージに立てば最高の気分を味わえる

すべてが報われる瞬間いつまでも続け

夢なら覚めないでいて

大空を飛ぶ鳥のように翼を広げて羽ばたきたい

どんなに遠くても行こう 憧れの世界

夢だけでは終わらせたくない」

ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!

やよい「(わっ)」ツル

DIO「!」

雪歩 ガシ

やよい「(雪歩さん!)」

雪歩「(がんばろ、やよいちゃん!)」

DIO「(転びそうになった高槻を掴んだか)」

DIO「(緊急事態にも対応できる身体、だな)」

@客席

?「一瞬ヒヤッとしたわ」

?「それにしてもあの娘達、成長したわね」

?「............本当に私がいなくても大丈夫なのね」

?「.........少し寂しいわ」クスッ

?「それにしても......」

?「隣にいる摩訶不思議な生き物は一体何?」

カッカー!ダッゾ!クッ アラー ナノ! ポエー ヤー ウッウー モ! シジョ トカ!チー!メッ!ピィ

?「......何者なのかは知らないけど......」

?「応援しているのは、わかるわ」

限りなく広いアリーナで歌声が高く遠く響く



心の傷ついた人も笑顔取り戻す



パワーを与えてみせる



海原を休むこともなく泳ぎ続ける魚みたいに



どこまで旅しても平気 疲れも知らない



止まるよりも進むのが好き



ワァァァァァァァァァ!

春香「みんなー!!今日はありがとー!!」

ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!

やよい「次で最後の曲です~!」

エェェェ!!!

美希「みんな!心して聴くの!」

オォォォォォォォ!!

春香「聴いてください!」










全員「「「さよならをありがとう」」」








DIO「(...........)」

DIO「(..........最後に相応しい曲だ...)」


『 あなたがいる そんな風景が 』


『 あたりまえだと思っていたの 』


『 だけど少し変わり始めた日々 』


『 最初は忙しいことも嬉しいよねって 』


『 気持ち隠してメールすれば 』


『 切ない心は凍えていくの 』


『 いつもありがとう、がんばって 胸が詰まって言えない 』


『 いつでも応援してるよと伝えたいのに 』


『 私も頑張ろう 頼ってばかりダメだね 』


『 また会うその日は笑顔を見て欲しいから 』


『 泣いちゃおう 今は 』

響「会いたいなぁ、落ち込んだとき 駆けつけてくれる」



響『お仕事うまく出来なかったぞ.........』

DIO『いや、十分だ。少なくとも俺にとってはな』



雪歩「心配ばかりかけてたね、そう言ったら笑ってた」



雪歩『私、ダメな娘ですから......』

DIO『心配はかけるが、ダメではない。大丈夫だ』

雪歩『あ、ありがとうございますぅ......』

千早「みんな不安抱えながら進み続けるの」



DIO『最近、困ったことはないか?』

千早『はい、特には......どうしたんですか?』

DIO『いや、理由はない。だが悩みがあったら構わず言え』

千早『......わかりました』



伊織「夢を語った日々が今 宝物だね ずっとずっと」



伊織『いつかお兄様より優れてやるんだから!』

DIO『貴様なら出来るだろう』

伊織『この伊織ちゃんが出来ないわけないじゃない!』

DIO『...........面倒な奴だ』

美希「いつもありがとう 大好きよ 照れた顔が浮かんだ」



美希『ダニー!』ダキッ

DIO『離れろ!そしてダニーはやめろッ!』



真「涙で目の前が霞んでいく でも幸せ」



DIO『男らしい女など腐るほどいる。それも個性だ』

真『個性、ですか.........』

DIO『あぁ、その個性を武器にすればいい』

貴音「さよなら そう言ってそっと優しく手を振る」



貴音『DIO殿、やはり.......行かれてしまうのですか?』

DIO『あぁ。やり残したことはない。貴様らの頂への道ももうすぐそこだ』

貴音『..........そうですか』



あずさ「なぜかな あなたを想うと満たされるから」



あずさ『私が道に迷っても、探してくれますか?』

DIO『当たり前だ』

あずさ『......うふふ』



やよい「頑張ろう 今を」



やよい『プロデューサーのおかげで家族を養えますー!』

DIO『そうか、だがまだ稼いでもらうぞ』

やよい『はいー!うっWRYYYY!!!!』

亜美「同じ歌を歌えば 未来はつながる」



亜美『兄ちゃんは何でプロデューサーなの?』

DIO『高木に誘われ、そこで何かを感じた』

亜美『ふ~ん、ティンと!ってこと?』

DIO『.......そうだ』



真美「メロディーが紡いでいくの 重なり合うハーモニー」



真美『兄ちゃんは何してる時が一番好き?』

DIO『仕事を探している時だ。貴様らのな』

DIO「................行くか」

DIO スタスタ

律子「プ、プロデューサー............」

DIO「.......律子」

律子「..............ハイ...グスッ...」

DIO「後は..........頼んだぞ..........」ポン

律子「.......はい..........うぅ......ひぐっ.....」

DIO「ではな........」スタスタ

高木「どうしても行ってしまうのかね?」

DIO「高木.......」

小鳥「寂しいですよぉ.....ヒック...........うぅぅぅ....」

DIO「............仕方ないのだ」

DIO「今まで世話になったな」

高木「.................DIO君.......」

DIO「また逢えたら.................またな」

小鳥「うぅ......グスッ....」

春香「いつもありがとう、がんばって 胸が詰まって言えない
いつでも応援してるよと伝えたいのに」



春香『プロデューサーさん......休んだ方がいいんじゃないですか?』

DIO『いや、休んでいる暇などない。休む時間に仕事が2つ取れる』

春香『あまり、無理しないでくださいね....... 』



全員「私は大丈夫そっとハミングしよう



なぜかな あなたを想うと満たされるから



頑張ろう 今を..................」

ワァァァァァァァァァ......!!

春香「みんなー!これからも!」

雪歩「765を!」

全員「「「宜しくお願いします!!」」」

アッタリマエダー!ワァァァァァ!ナムコォォー!!

ワァァァァァァ......................

ワァァァ...............

..........

......

...

タッタッ....

タッタッタ..........

春香「プ、プロデューサーさんは!!」

美希「どこなの!」

律子「行ってしまったわ..........」

真「そんな.......」

雪歩「さよならも..........言えなかった.......」

律子「..............」

響「うぅぅぅ......」

貴音「...............DIO殿」

亜美「やだよぉ......」


伊織「行かないでよ.....グスッ....」




春香「行かないで........行かないでっ.....!」







全員「「「行かないで!!!」」」






------------------------------------------------


DIO「戻るぞ............世界」

世界「..................」

DIO「THE WORLD BITE THE DUST...........」

DIO「戻れ」

ギューン!!

DIO「......................」

DIO「絶対に忘れん...」

DIO「..................」

DIO「これが“寂しい”という感情か.....」

DIO「............そうか」

DIO「不思議なものだな、世界よ」

DIO「このDIOが............」

『 ! 』

DIO「..............何だ?」


『.........ないで.......』



『い...ないで...!』




『行かないで!』



DIO「!!!」


DIO「...............ッ」


DIO「貴様らの.......声が.....」


DIO「ここまで...........響くとは.........」


DIO「....................戻るか、世界よ」


DIO「貴様らと、別れることなど.......」





DIO「『できるわけがない』」




パッ!

美希「もう......いないんだね.........」

あずさ「くぅ.........うっ...............」

千早「.........」ホロ

春香「ぷろでゅーさー.....さん..........グスッ.....」

DIO「泣くなと言っただろうが」

全員「「「!!!!」」」

春香「ぷ、プロデューサーさん!?」

DIO「あぁ」

美希「ダニィィィィィィ!!!」ダキッ

DIO「離れろ」グィ

真「どうして........」

DIO「やり残したことがないか、確認しに来ただけだ」

響「じゃ、じゃあ......」

DIO「あぁ........またしばらく........」

DIO「ここにいる」

全員「「「プロデューサー(さん兄ちゃんダニィィ!!!」」」ダキッ!!

DIO「は、離れろッ!!!」

高木「よく戻って来てくれたね」

小鳥「うぅぅ.....ぐぅ.....」

律子「ヒック......グスッ........」

DIO「だが、『しばらく』だ。時が経てばまた、帰るだろう」

美希「もう行っちゃヤなの!」

DIO「.............」

伊織「うぇぇぇぇぇ!!」

DIO「貴様は泣くな」

DIO「とりあえず貴様ら、ライヴ、よくやったな」

全員「「「...ハイッ!!」」」

DIO「今は確実にトップだ」

DIO「だがしかし、必ず“落ち”が来る」

春香「わかってます!」

DIO「.......そうか」

やよい「“落ち”ないように!また面倒見てくださいね!」

DIO「......................あぁ」

全員「「「やったー!!!」」」

ワー!ダニィィィ モウ ミキッタラ ハナレロ!ウリィィィィィィ

高木「..........音無君」

小鳥「は、はい.....」グイ

高木「人生というものは、面白いものだね」

小鳥「はいっ、そうですね」

高木「これだから人生はやめられない!」

小鳥「もう!社長ったら....」クス

高木「彼には.......礼を言わなくてはね」

小鳥「はい!弱小...いいえ、貧弱プロダクションがここまで.......あなどれませんね!」

高木「うむ!誰も怒らせることもしなかったしねぇ......」

高木「正直、ここまで彼女達が輝くとは思ってもいなかったよ」

小鳥「私は輝くって思ってましたよ?ふふっ」

高木「こりゃ失礼なことを言ったかな?はっはっは!」

高木「時は.........まだ動いているんだね」

小鳥「はい........まだ、まだです!」

DIO「離れろ貴様ら!は、離れろぉぉぉーーーッ!!!」

ついにトップに導いた邪悪の化身DIOッ!

DIOは“愛”を知ることが出来たのだッ!

そしてDIOの残したLESSON5!

それは

『遠回りこそが近道だった』という答えだった!

765は........DIOは......共に成長していったのだ!

ご愛読ありがとうッ!本当にありがとうッ!

それし言葉が見つからないッ!

最後でミスりおって…乙

乙!

終わっちゃったか
またなんか書いてくれ

>それし言葉が見つからないッ!
最後の最後で締まらんなwww

おつでした、1スレ目から全部リアルタイムで見てたが最高だったよ
残りのレスで小ネタとかやってくれるとありがたいな―って

>それし言葉が見つからないッ!

な、何をしてるさーっ?! しまらんっっ!!

というわけで日常パート番外編あくしろよ

.................................................


...............................


......................


.............


.........


....


..


承太郎「.........................ハッ!」バッ

承太郎「.............ここは.....日本か..........?」

承太郎「.............何が......何が起きてる.........」

承太郎「........DIOにトドメをさしたハズだが.......」

?「..........?あそこでうずくまってる人は......」

?「ティンときました!」

?「そこのあなた!」

承太郎「!」

承太郎「...........誰だ、テメェは」

?「(わっ、怖そうな人......)」

?「私、CGプロの千川ちひろって言います!」

承太郎「CG...........プロ.........?」

承太郎「(何だ.............新しく何かが始まりそうな予感がするぜ........)」

承太郎「とびっきり面倒なのがな.......................」

ちょwwww

終わったと思ってたら始まってた


続きはよ

読んでくれてありがとうございますね

次回も付き合ってくださいね

あとスレタイ無視と最後の誤字ごめんね

お前は次に
>>1乙!次回作楽しみにしてる
と言う!

>>1乙!次回作楽しみにしてる

ハッ!?


確かみてみろ!

乙!
正座待機で次回作待ってる

乙である。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月21日 (月) 00:03:17   ID: f1lv_FvE

CGきた!!!期待!

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