揺杏「このバカスケベ野郎!!」 (17)
有珠山SS。短い。ほんのかすかにエロい…はず。爽と揺杏のみ登場
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揺杏「んん…はぁっ……」
爽「気持ちいい?」
揺杏「聞くなよ…そ、んなこと…」
爽「だってさ。すげーイイ顔してるから」
揺杏「あっ…!やめ…」
爽「やめていーのか??」
揺杏「…バカやろっ……!!」
揺杏「…や…いで……」
爽「ん?」
揺杏「やめないで…続けて…」
爽「…!」ドキッ
揺杏「気持ちいいから…早くしろよ…」ハァハァ
爽「お前って…」
爽「いーっぱい良くしてやるからな」
揺杏「あんっ…!ばか!そんないきなり……!!」
爽「大丈夫だよ。優しくしてやるから」チュッ
揺杏「あぁっ………!」
◇◇◇◇◇
揺杏「はぁっ……はぁ……!」
爽「うまくイケた?」ナデナデ
揺杏「…ばーか」
爽「久々に素直な揺杏も見られて私も満足だよ」
揺杏「ふん…」
爽「久々だったもんな。痛くなかったか?」
揺杏「別に…」
揺杏「(宣言通り優しい手つきだったな…)」
爽「なぁ、揺杏」
揺杏「なんだよ?」
爽「私の前では無理すんなよ」
揺杏「…どーいう意味?」
続けれ
爽「インハイ準決勝」
揺杏「………!」
爽「泣いてただろ」
揺杏「バレてたか…」
爽「何年一緒にいると思ってんのさ。お前の事はお前より分かってるつもりだよ」
揺杏「うぬぼれ屋?…」
爽「そうだよ。私はお前が大好きだし」
揺杏「……」
爽「お前も私の事が好きだって思ってる。だからついうぬぼれちゃうんだよな?」
揺杏「……アホ」
爽「どうせキャラに合わねーとかいう理由で無理して明るく振る舞おうとしたんだろうけどさ」ナデナデ
揺杏「……」
爽「せめて私の前ではそのままでいてくれよな」ナデナデ
揺杏「……」
爽「お前は言動で勘違いされやすいけどさ、ホントは誰よりも周りに気遣い出来るやつだもんな」
揺杏「……」グス
爽「そんな所も大好きなんだけどなー」
揺杏「…うっせ…」グスン
揺杏「…だから慰めよーとしてくれたわけ?」
爽「ん…ま、一応。私バカだからさ、こういう風にしか慰める方法思い付かなかったし」
揺杏「こっちの方の慰めるかよ……ほんとバカな。あとスケベ」
爽「ホントにな」ハハハ
揺杏「…ま、いーけど」
揺杏「(かなり良かったし……調子のるから言わねーけど…)」
揺杏「……ありがと…」ボソッ
爽「ん?」
揺杏「なんでもねー」
爽「そっか」
爽「取り返せなくてごめんな」
揺杏「………」
爽「お前の悔し涙、キッチリ取り返してやろうと思ったんだけどさ」
爽「力及ばずだった」
揺杏「…ちげーし。爽は強かったよ。大将戦のあのメンツの誰にもひけなんか取らないくらいに。ユキだって」
揺杏「成香だってあの辻垣内のいる宅で必死に踏ん張ってた。チカさんだって銀メダリストがいたのに振り込まなかった」
揺杏「私が、私の失点のせいで」
爽「もういいよ」
爽「そりゃさ、出来れば入賞出来たら嬉しいなって思ったけどな」
揺杏「う…」
爽「けどそれよりももっと嬉しかった事があったんだ」
揺杏「?」
爽「チカ、成香、ユキ。…それに揺杏」
爽「私の何よりも大切な仲間達と最後に東京に来られた。インハイ出られた。これより嬉しいことなんかないさ」
揺杏「爽…」
爽「ありがとうな。一緒に頑張ってくれて。付いてきてくれて」
爽「みんなと、揺杏とここまで来られた。それが私の宝物だ」
揺杏「なぁ爽」
爽「んー?」
揺杏「さっき言ってたこと、一つ訂正」
爽「?」
揺杏「爽のこと、好きじゃないよ」
揺杏「私も「大好き」だから」
爽「揺杏……」
爽「あ?!!お前ってほんっと可愛いなぁ!…よし!もう一回!!」
揺杏「このバカスケベ野郎!!」
終わり。
エロいの書ける人ほんと尊敬するわ…orz
見てくれた人サンキュー
肩揉みか何かかと思ったら普通にえろかった
乙
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